tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

祝!お誕生日記念~諏訪部順一さん

春アニメ以外の話題、久しぶりだね!

 

アニメ情報サイト『アニメ!アニメ!』さんでは任意の声優さんを対象に、その方が演じられてきたキャラクターの人気投票を実施。その方のお誕生日同日、またはその数日後にその結果を発表すると言う企画を行われています。

そのアンケート結果について、やんややんやと語るだけの記事です。

 

いつもは複数人の方をまとめてとりあげているのですが。

私がアニメ、声優沼にハマるきっかけ+新人声優さんのキャリアを追いかける、その楽しみを教えて下さった杉田智和さん、諏訪部順一さん、細谷佳正さん、逢坂良太さんに関しては、その方のみで記事を書いております。

 

てなことで今回、とりあげさせて頂くのは3月29日にお誕生日を迎えられた諏訪部順一さんでございます!はい、拍手!遅くなっちゃったね~(汗)

 

2月にお誕生日を迎えられた細谷さんの回に関しては『えーい!ここ2~3年、アンケート結果が全く変わってなくて面白くない!』と勝手にキレた結果(笑)、ただひたすら、私が思う細谷さんキャラ、その演技の良さを暑苦しく語るだけの記事。しかもそれを2回に分けてお送りすると言う、本人も予想していなかった事態になったのですが。

はてさて。果たして今年の諏訪部さんのアンケート結果はどうだったのでしょうか。

 

わくわく半分、どきどき半分。

『いや、細谷さんの時のように語り尽くす記事でも何の問題はないんだけど。むしろ書きたいくらいなんだけど。ただすいません。5勤を目前に控えている今、とにかくできるだけストックを作りたいので、できれば面白いアンケート結果になっているとありがたい』と、実に勝手なことを願いながら(ほんとにね!)確認した今年のアンケート結果はこちらでございます。

はいっ、どんっ!

animeanime.jp

『おおっ!』と結果を確認して思わず声を上げてしまいました。

これは実に面白い結果になっていますし、去年からかなり順位の変動も大きい。そして何より新旧キャラが入り乱れた結果になっているのが、個人的にはめちゃくちゃ良い!

 

てなことで、今回は無事、このアンケート結果をもとに語り尽くせそうです!

ではでは早速、まずはベスト3の結果を詳細に見てまいりましょう。

 

まずは3位です。3位は去年5位から2ランクアップでベスト3入りを果たしました。大人気作品『文豪ストレイドッグス』の織田作之助でございます。

 

実在した文豪の名を持つキャラクターが異能で戦いを繰り広げるこの作品。その中、織田はマフィアの最下級構成員として登場します。犯罪組織に身を置きながら、決して人を殺さないことを信条とし、抗争に巻き込まれた孤児たちを養っていたと言う、とても心優しき、真面目な男性です。

確かな実力者、そして彼の異能である『天衣無縫』の存在もあり活躍を見せていた彼の出番は、しかし作中においてはそれほど多くはありません。察して。

ただしその存在、彼の物語はある人物に確実な影響を与えており、そのことがその人物の人生、運命を変えたと言うのも事実。つまりそれほど、作中では重要な位置づけにある人物とも言えるわけです。

 

この織田の物語。そこに焦点があてられたお話はアニメでも私、見たのですが。めちゃくちゃ良かった。なんだろ。すごいハードボイルドだった(意味不明)

『強くなくては生きてはいけない。優しくなければ生きる資格がない』と言う、レイモンド=チャンドラーの小説に登場する一説を強く思い出させるような織田の生き様。マフィアに身を置く人間にしては、あまりにも純粋で優しく、甘っちょろすぎたその生き様。そして、その結末。

それがもう、めちゃくちゃ感じられて、ただただ涙だったのです。

諏訪部さんの色気がありつつも、どこか達観したような。それでも自分の信念を貫き通そうとする、その芯の強さを感じさせるお声、そして演技も最高でした。

出番は少なく、語られる物語も少なかった。だけどそれを感じさせないほどの、確かな存在感。濃密な、彼の生きた時間、感情、その重みを感じさせる演技だったなぁ、と。

アニメでは確か、EDでの出演者クレジット、その最初に織田を演じられた諏訪部さんのお名前が来ていたんじゃなかったっけか?

その演出も、リアタイ視聴していた当時、胸が熱くなった覚えがあります。

 

続いて2位です。2位にランクインしたのは『うたの☆プリンスさまっ♪』の神宮司レンでございます。去年ベスト3にランクインしたキャラクターの中で、唯一、今年もベストと2に入ったのは彼のみでございます。うーん、強い!

 

作中に登場するアイドルグループ『ST☆RISH』のメンバーの1人で、神宮司財閥の三男でもあります。趣味はダーツ、サックスの演奏を得意とし、常に取り巻きの女子に囲まれているものの、その子たちが争うのを嫌うため、1人1人に平等に接していると言う、もはや『溢れんばかりの設定!』とツッコみたくなること必至なのですが。

明るく、気さくで親しみやすい一面を持つ一方、冷静沈着、自分にも、そして自分が信用している相手に対してもとても厳しい、そんな一面がある人物でもあります。

 

で、個人的に言えば、このレンの『自分にも、自分が信用している相手に対してもとても厳しい』と言う一面。初めてゲームをプレイして、レンルートで遊んだ時、この部分をめちゃくちゃ感じて『レン様、怖いよぅ。他のアイドルたちみたいに、優しく励ましたり、一緒に頑張ろうって言ってくれないの、めっちゃ怖いよぅ』と思った記憶があります。

この時の諏訪部さんのお声、演技も、めちゃくちゃ説得力があって。『でも、レン様にこんなふうに言われてしまったら、やるしかないよね!』とやる気が出てくる、その演技、お声たるや、もはや魔法か何かなのでは・・・。

ただしだからこそ、頑張ってレンからの信頼に応えた時。あるいはレンを良い意味で驚かせるような結果を出せた時。結果には結びつかなかったけれど、確かに全力を果たしたと認められた時。そう言う時のお褒めの言葉、距離の詰め方、その破壊力がまぁ、凄まじかったこと、凄まじかったこと。

そしてそのお声、演技が諏訪部さんの、色気出力マックスのそれですからね。

『ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!えっち!』と。それはそれはドキドキしながらプレイしていたのは、懐かしい思い出です。

 

2010年に初めてゲームが登場してから、もう14年にもなるのかぁ。

その時から演じ続けられている役が、いまもこうして熱い支持を受けているのって。そしてその作品、キャラクターが今もなお、動き続けているって、本当に凄いよなぁ。

いや、まぁ、それで言ったら『テニスの王子様』の跡部圭吾なんて、もっと歴史があるわけなんでけすれど。

 

ではでは、本年度、CV諏訪部さんキャラクターの中で最も支持を受けたキャラクターの発表でございます。

先ほども書きましたが、去年ベスト3にランクインしたキャラクターは神宮司レンを除いてすべてランク外。去年5位だった織田作之助がベスト3に食い込むなど波乱の展開(いいぞ、やっぱりこうじゃなくっちゃね!)を見せた今年度のランキング。

それを勝ち抜いて堂々1位に輝いたのは・・・はい、どんっ!

 

『呪術廻戦』の両面宿儺でございました!なんと去年の6位からの1位奪取。何と言うか、実に両面宿儺に相応しい力業ではありませんか!

 

アニメの続編も決定している『呪術廻戦』、その主人公である虎杖悠仁の肉体に受肉した特級呪術が両面宿儺です。

一言で言えば史上最強の呪術師。それ故に史上最悪の呪術師。

己が愉しいか、愉しくないか。快であるかそうでないかだけを基準に生きているその性格は、圧倒的な力に裏付けされた天上天下唯我独尊それそのもの。しかもそれでいて弱肉強食主義、強い者には興味を抱き、弱い者は自らの悦楽のために徹底的に痛めつけると言うからタチが悪い(笑)

『呪術廻戦 渋谷事変』での大大大活躍っぷり(おっふ)は、皆さんの記憶にも新しいところかと思います。

・・・ひ、久しぶりの出番だったから、めちゃくちゃ張り切っちゃったんだろうなぁ。

もう、可愛いんだから!(違)

 

いやぁ・・・でも、うん。両面宿儺、これまでのアンケート結果でもランクインはしていたわけですが、ここに来ての1位と言うのはやはり、去年放送されたアニメ。そこでの悪辣非道っぷり、ただただひたすら愉しそうに渋谷の街を破壊して、弱者の命を奪っていく両面宿儺の姿。それがあったからだろうなぁ。

そして演じられていた諏訪部さんの演技が素晴らしかったからだろうなぁ。

 

とんでもないキャラクター。倫理観を踏み外しまくったキャラクターで、共感できそうなころなんて何ひとつ見出せそうにないのに。いや、だからこそ、もうどうしようもなく惹きつけられてしまうキャラクターですよね。

そしてまさしく『極悪』の魅力、カリスマ性、そうしたものも強く漂わせているキャラクターで。

何より、個人的にはこの両面宿儺。やってること、その根底にある価値基準、考え方は『品性下劣っ!』とののしってやりたいくらいのそれなのに、どうしようもなく気品と言うか。

『極悪』としても、そして『最強』としても、どうしようもなく気品を漂わせているのが、もうめちゃくちゃずるいよなぁ、と思うのです。

 

で、諏訪部さんのお声、演技にもまさしく、この気品がひしひしと感じられて。

下品で下劣なのに、気品が、品格があるんですよ。

残虐で身勝手で奔放で最悪で最低なのに、どうしようもなく気品がある。

真っ黒に汚れた池の中、凛と咲く蓮の花を思わせるような気品が感じられるのが、もうこれ最高だしずるい。

威厳、色気、本音、狡猾さ、暴力性、知性。そうしたものが入り混じった、また場面に応じて入れ替わる演技、声の変化も、最高の一言なのです。

 

はい。そんな具合でベスト3の結果を振り返ってまいりましたが。

ここからはベスト3以降の結果についてもつらつら、語っていきたいと思います。

 

いいですねぇ。

相澤先生、アバッキオ跡部様、アーチャー、青峰と、もはや『毎年、君たちの顔は見ているぞ!』と言う面々が、今年もしっかり名を連ねているのが嬉しい。

ちなみにアーチャーは、別サイトで実施されていた『50歳以上の男性が選ぶCV諏訪部さんキャラ』のアンケートでは堂々1位でしたね。

やっぱりアーチャーは、男性が惚れる男なんだよなぁ。わかる。めちゃくちゃわかる。

nlab.itmedia.co.jp

こちらの結果、この『アニメ!アニメ!』さんでの結果とはがらりと違っていて、これはこれでめちゃくちゃ面白いし興味深かったです。

 

そんな中、同率ではあるものの『スペース☆ダンディ』のダンディが9位にランクインしているのが、私としては熱い!

これは間違いなく、再放送の影響だろうなぁ。

諏訪部さんの、力の抜けたおじさんボイス。ダンディのいい加減さと、人としての優しさ、熱さ、情の深さ。その演技も本当に良いんですよぉ~。

 

一方で『マッシュル-MASHLE-』のライオ・グランツや『爆上戦隊ブンブンジャー』のデコトラーデ、『葬送のフリーレン』のリュグナーと言った、最近、放送された作品で演じられていたキャラクターがランクインしているのも嬉しい。

『葬送のフリーレン』のリュグナーに関しては、アンケート結果に貼り付けられていた動画を見たのですが・・・諏訪部さんの、こう言うトーンのお声。そして演技も、もう聞いていて背筋がぞわぞわするのです。そこはかとない色気と穏やかさ。そして冷酷さ。それがこうも絶妙なバランスで声として発せられるのか、と言う驚きしかないわ。

 

また『あんさんぶるスターズ!』の乱凪砂、『Paladox Live』の辰宮晴臣(修羅)などのキャラクター。諏訪部さんのキャラソンでの表現、その魅力が堪能できるようなキャラクターがランクインしているのも良きかな、良きかな、でございます。

諏訪部さんが演じられているキャラ。そのキャラの歌声って、やっぱり低いパートであることが多いんですよ。いや、勿論、キャラによりますよ。

ただいずれにしてもキャラの歌声、キャラの歌唱として一切のブレがないからこそ、めちゃくちゃ他のキャラクター、そのCVを担当されている方の声、歌声、表現を引き立たせる歌声であり、だからこそ、逆に、他のキャラクター、CVを担当されている方の声、歌声によっても引き立たされる歌声だよなぁ。そんなふうに感じています。

 

とりあえず私としては『あんさんぶるスターズ!』にて、諏訪部さん演じられる凪砂とユニットを組む七種茨役に逢坂良太さんをキャスティングされた方に、心底、袖の下を渡したい所存です。

ガチでキャラソンの相性が良すぎるんですよ、このおふたりのキャラ歌唱の組み合わせ。もはや天才の所業。

そしてそこに更に、内田雄馬さんと花江夏樹さんと言う『硬VS柔』を絵に描いたような正反対のお声のおふたりが演じられているキャラクター、ユニットを持ってきて、4人組のグループとしても活動させちゃおう。

そう考えた方、マジで天才。グッジョブ、ありがとう!(五体投地)

www.youtube.com

ってか逢坂良太さんのキャラソンも、本当に罪深いのよ。ええ、それはそれは。

 

はい。そんな具合で最後の方は興奮のあまり、若干、話がそれ始めていましたが。

とにもかくにも今年のランキングは、私としては本当に面白かったです。

 

以前、東京のみで放送されているのかな?そのニュース番組内で放送されているコーナーに出演され、アナウンサーの方と対談されていたのが、公式さんからYoutubeで公開されていたので見たのですが。

 

そのアナウンサーさん、ガチのアニメオタクだそうで、諏訪部さんを前にしてひたすら恐縮しつつ、喜びを隠しきれない様子だったのがめちゃくちゃ微笑ましかったし、ほかりみしかなかったのがひとつ(笑)

 

そして対談で諏訪部さんが、これからの業界全体のこと。そこに言及され、真摯な言葉を口にされていた、そこのパートにはめちゃくちゃ諏訪部さんのお人柄、あるいは職業人としての思い。それが感じられて『素敵だよなぁ。こう言う大人になりたいよなぁ』と心底、思った私(42歳)なのでした。おっふ。

 

いや、『お前が諏訪部さんの人柄の何を知ってるんだ』とツッコまれそうで、まさにその通りなのですが。

それでも配信番組とかツイッターとか。インタビュー記事とか、今回の対談とか。そう言うのを通して垣間見える諏訪部さんのお人柄。ユーモア、ウィットありつつ、真面目に物事をとらえて、しっかりとした、真摯な言葉を発信される、そのお人柄には、本当に毎回、毎回『素敵だよなぁ』と思うばかりなのです。

なんだろ。だから、と言うわけでもないのですが。

諏訪部さんが先生役とか、若い人たちを導く、任せられる役を多く演じられているのも、めちゃくちゃ納得しかないんだよなぁ。

 

諏訪部さんと私は、約10歳の年の差。

こんな素敵な50代になりたいもんだ!

 

遅くなってはしまいましたが諏訪部さん、お誕生日おめでとうございます!

これからのご活躍も楽しみにしております!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。