tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

シャニマスソロライブMSPの感想~これまでとこれからと

息を吸うようにチケットを購入していました。

『SideM11thの感想もまだなのに?』と言う気持ちも私自身あるのですが。

SideM11th、てんこもりすぎるんじゃよ。

 

と言うわけで9月26日と27日に開催されたアイドルマスターシャイニーカラーズのソロライブ、正式名称『283 PRODUCTION Solo Live Collection -Master ShowPiece-』、2日目の感想です。

息を吸うようにチケットを購入したのは良いのですが、購入した直後に5勤。更には秋アニメのスタートラッシュやら、阪神タイガースの優勝でビールかけやらなにやらの動画を見たいと言うことになった結果、あんまりライブ、見られませんでした。

3回くらいしか見られませんでした。

 

3回。十分じゃなかろうか。

十分じゃないよ!

でも正直、3時間、ライブパフォーマンスのみで言ったら2時間くらいでおさまっていたので、忙しくても3回、どうにか視聴できました。

SideMのライブみたいに4時間コースだったら、どうあがいても苦しかったぞ!(笑)

 

なので本当はひとりずつの感想を2回に分けて、とか思っていたのですが。

すまない。今回、1回のみの感想となります。

 

と言うことで今回のライブはソロライブです。

でしょうね。『ソロライブ』と銘打たれていますからね。

 

シャニマスのソロライブと言えば2023年には『我儘なまま』が開催されています。

こちら、私は2日目を配信で視聴したのですが。とにかく『私が見てきたアイマス全ブランドのライブの中でも、トップ5に入る、それくらいに素晴らしいライブだった!』と言う思いが今でもあります。

 

283プロのアイドルたちが役を演じながら、ソロ曲を披露する。そのセトリも、その楽曲が持つ意味と、舞台上で進行している物語においてその曲が披露される意味。その両方を考えた上で組まれていて、本当に『うまいなぁ』と唸らされ、そしてまためちゃくちゃ心揺さぶられたものです。

アイドル、ソロ曲。共にそれぞれの本来の魅力、意味は勿論のこと。舞台上の物語があるからこそ、また別の魅力、意味が生まれていたように思えて。

 

と言うわけで単純な私は『今回もあんな感じの演出がとられているのかな?と言うことは、ビジュアル的に白瀬咲耶、緋田美琴、そして郁田はるき、風野灯織。この4人が主役的な物語が繰り広げられるのかな』と楽しみにしていたのですが。

 

ソロライブと言えども、シャニのライブが、過去と同じ演出、構成をとりいれるわけがない!

ですよね~(笑)

 

そう言う意味では『だよね~』と言う思いはあったと共に、それでも『そうか。ちょっと残念だな』と言う思いも正直、してしまったのですが。

でもそれはそれです。

それはそれで、今回のライブもやっぱりめちゃくちゃ素晴らしかったです。

 

メインステージにはこれまで283プロのアイドルたちが着用してきた衣装。それがずらりと飾り付けられていて。

そのメインステージから伸びるランウェイを歩みながら、各アイドルが登場。今回のソロライブでは、全アイドルがコンセプトの異なる4グループに分けられていましたから、そのグループメンバーごとの登場。そしてソロ曲を披露していくと言う、語弊を恐れずに言えば至極シンブルな構成、演出でした。

 

『こう言うので良いんだよ、こう言うので!』『やればできるじゃねぇか!』と言う感想が見受けられたのは、さすがシャニマスのライブです(笑)

 

メインステージのみでパフォーマンスするアイドルもいれば、ランウェイ、そのセンターステージでパフォーマンスするアイドルもいて。

縦に長いランウェイの特性を生かしたパフォーマンスも、めちゃくちゃ見応えがありましたよね。にちかのソロ曲とか。

 

とにもかくにも本当に褒め言葉として捻りなし。シンプルに、283プロのアイドルが登場し、ソロ曲を披露する。

そしていつもは『P』な観客の皆さんも、今回は、このソロライブと言う名のショーへの招待状を受けたゲストさんとして、アイドルたちの晴れ舞台を楽しむ。応援する。そんなライブでした。

 

それでも、とにかく私としては283プロのアイドルたち。そのひとりひとりの『これまで』と『これから』をしみじみと感じさせられたのであります。

 

そもそもとして、これまでアイドルたちが着用してきた衣装。様々な衣装。それがメインステージに飾られている。

まるでパフォーマンスするアイドルたちの背中を押すように。あるいはその姿を見守るように。包み込むようにして飾られていると言う、その時点で非常に胸熱でした。

 

シャニマスで言えば、2018年の始動だったわけです。その僅か2年後には、つまりナンバリングライブで言えば2ndライブくらいですか?

その時点でコロナ禍の影響を、ダメージを喰らうわけです。その悔しさ、そして何より出演声優さんたちの不安たるや、他ブランドもそうですが、やはりサービスが始まった直後だったと言うこともあって、相当だったことでしょう。

 

そう言う歴史も思い起こされて、アイドルと共に。ひいてはアイドルを演じられている声優さんと共に、ここに至るまでを駆け抜けてきた衣装が飾られている。

それがまず神。

 

それからやはり、各アイドルのソロ曲。ここにも本当に『これまで』と『これから』を強く感じて『素敵だなぁ』『面白いなぁ』と胸がいっぱいになったのでした。

 

ソロ曲に限らずユニット曲もそうですが。

やっぱり最初の曲って、めちゃくちゃ濃いじゃないですか。何と言うか『名刺代わり、挨拶代わりの1曲です!』と言わんばかりの個性が凝縮されている。

それを受けての2曲目のソロ曲は『これまでを経ての今のアイドル。そしてこれからへと向かっていく今のアイドル』が凝縮されている、表現されていると思うんです。

それは単純に言えば成長であったり変化であったり。でも一方で、絶対的に変わらない、そのアイドルの魅力、個性、そのもの。そうしたものも、もしかしたら1曲目以上に濃厚に反映されているかもしれなくて。

 

とにもかくにも次々と放たれる2曲目のソロ曲。283プロのアイドルたちの、大切な、大切な持ち歌。自分だけの歌。自分のためだけに制作された歌。

そしてその曲を、アイドルとして、そのアイドルとしての全力でパフォーマンスされる声優さんたちの姿を視聴していたら、またこれ、涙が出てきそうになりました。

そこには確かに、アイドルたちの、そしてアイドルたちを演じられてきた、演じられている声優さんたちの『これまで』と『これから』が存在していたので。

 

特に2日間にわけて、全アイドルが初ソロ曲と2曲目のソロ曲を披露したわけですが。

このセトリ、構成も、だから『これまで』と『これから』をより強く感じさせる。そんなことを狙っての構成だったんだろうな、と思いました。

 

ソロ曲。結構、1曲目と2曲目でがらり、と曲調も内容も違う曲が多いですよね。

三峰とか甜花ちゃんとか。あと咲耶のソロ曲もそんな感じがします。そうだ。黛冬優子のソロ曲も忘れてはならない!そのふり幅、それを表現される声優さんたちの表現力、演技力も本当に素晴らしかった。

咲耶のソロ曲は、1曲目が『みんなの望む私』が色濃かったのに対して、2曲目は『それを経て、私が望む今の私。そしてみんなと共に歩んでいく、これからの私』みたいなメッセージが感じられて『う゛う゛っ』でした。ってか、あの衣装を生身の体で着こなせる八巻アンナさんよ。

幸村恵理さんの『SOS』では『ふゆ』として。そして『ガガリズム』での『冬優子』での歌い分け(があったと私は思う)も最高だった。

あと何回見ても『『SOS』を歌うふゆになら、人生、狂わされても悔いはない』と思う私がいます。何を言ってるんだ。

甜花ちゃん役の前川涼子さんの、2曲目ソロ曲での魂の叫びも、涙がぶわっ、でした。

 

浅倉透。浅倉透。浅倉透。

ってかあの演出、知らなかったから初見で『透!?どっか行ったぞ、透!』と叫んでしまいました。かっこよかったなぁ。

 

一方でわかりやすい変化はなかったかもしれない。それでも確かなアイドルの成長、変化、変わらない魅力、個性。それを感じさせるソロ曲においての声優さんのパフォーマンスも、やっぱり凄かった。

『純過性ブリーチ』『パラボラ』はもうこれ、世界を救う西城樹里ソロ曲以外の何ものでもないんだよ・・・こんなもん泣くでしょ。永井真里子さんのパワフルで、エネルギーに溢れていて、そしてとても温かい歌声、パフォーマンスももう、泣いた。

 

『我儘なまま』の時もそうでしたが。

アイドルマスターシャイニーカラーズのライブではある。

そうではあるけれど、ライブのタイトルには『アイドルマスター』の文字も、そして『シャイニーカラーズ』の文字も登場していない。

そこに『今回のライブは283プロの、そしてそこに所属しているアイドルのライブなんです!』と言うこだわり、矜持のようなものを感じ。

そしてそれをまざまざと見せつけられたような、本当に素晴らしい、素敵なライブでございました。

 

あと、これはもう毎回のことなのですが。

シャニマスの声優さんたち。本当にもう、割と演じられているアイドル、まんまなのよ。ビジュの強さは勿論のこと、雰囲気とか、表情のひとつひとつとか。

役者さんだからその辺りは意識されていてのことだと思うし、ヘアメイクの力と言うのもあることでしょうが。

 

それでもほんと。もうランウェイを闊歩される、そしてパフォーマンスされる声優さんたちの姿。その美しさ、あでやかさ、可愛らしさ。力強さ、繊細さ、儚さ、一途さ。健気さ、熱さ、一生懸命さ、クールさ、妖艶さ。そうしたものに、私は魅了されっぱなし。何だったら興奮のあまり、鼻息を荒くしていた次第です。

気持ち悪くてごめんね!

衣装も細部まで凝っていて、見ているだけでも楽しかったなぁ。そしてその衣装が完璧に似合っている声優さんたちのビジュの強さよ・・・。

 

鈴木羽那のソロ曲とかさ!鏡に映る自分を目の当たりにしながらの歌唱とかさ!

もう私だったら地獄以外の何ものでもないじゃん!

三川華月さんのビジュの強さがあるからこそ許される、そして成立する演出だよね!

興奮。

 

いや、彼女のこのソロ曲も、本当に面白いよね。 

YOASOBIの『アイドル』を彷彿とさせるような曲で。なんかめちゃくちゃ考察しがいがある曲だな、と思いました。

 

ソロライブだから、何と言うか、披露する曲数的に負担は少なかったかもしれない。

でもランウェイを闊歩する。アイドルらしさ、そしてグループとしてのコンセプトを表現しながら歩く。その部分では、本当に皆さん、大変だっただろうなぁ。

 

本当に素敵な、素晴らしいショーを見せて頂きました!

ありがとうございます!

 

ダメだ。語り始めたらやっぱりおひとりずつ、感想を語りたくなってきました。

 

それはそうとして、最後に。

『既に発表されていた情報とは言え、SideMとの対バンライブに対しての反応が、SideMのライブの時のそれとはあまりにも違い過ぎじゃなかったですかね?』と言う不安を抱いたのは私だけでしょうか!

ま、既に発表されていたからね!

そうだよね!そうに違いない!

そう言うことにしておくよ!

 

と言うわけでシャニマスで言うと、次のライブは越境ユニットのライブですかね。

これもなー。見たいなー。全ユニット、メンバー、揃うんですよねー。

見たいなー。見たいなー。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

2026年秋アニメ、1話視聴感想~その1+2026年夏アニメの感想

うーん。やっぱり今期も週末放送の作品が多いなぁ。

 

てなことで10月開始と共に一斉に放送が始まりました。2026年秋アニメ。

各作品の1話を視聴した感想を書き殴っていく記事です。

本日以降、挙げていくこの記事共通ですが。記事を挙げた段階で2話以降が放送されていた場合でも、感想は1話のみのそれです。

できるだけそうならないように頑張るつもりではいます。はい。

 

この記事、割とこれまで『可能な限り、1話だけでも見てやる瀬、ひゃっはー!』みたいなテンションで頑張っていたんですけど。

すいません。やっぱりそれはそれでなかなかにしんどいことに気づきました。遅。

なので2026年秋アニメからは、少し落ち着いて。『全く見る気がない作品なら1話も見ない』と言う冷徹な心で(笑)、はたまた『これは気になるけど、あっちの作品に比べたらあっちの作品の方が気になるから、あっち優先で!』と言う気持ちでお送りしていきたいと思います。

『いや、そうは言っても面白いかどうかは見てみないとわからないじゃん!』と言う気持ちもあるんですけどね。おっふ。

 

ではでは参りましょう。2026年秋アニメ、1話視聴感想、こちらの作品からどうぞ!

 

・『FX戦士くるみちゃん』

・・・もはやホラーじゃん!演出がホラーのそれだったじゃん!はい。ねー。いや、なんか『投資貧乏』なんて言葉も誕生している昨今において、非常に放送される意義がありそうな作品だなぁ、とか思ったり思わなかったり。興味本位にFXに手を出しそうな人が出てきそうな気もするし、その逆もあり得そうだし。

ただ、FXについての知識がそんなにあるわけではない私の意見なんですけど。FXって言うと、やっぱNISAとかiDeCoなんかと比べると『投資』ってより『ゲーム』って色合いと言うか感覚が強いような気がします。だからその辺りのスリリングさ、緊張感が1話にして既に色濃く描かれていたのは『FX戦士』とタイトルにある作品だからこそだと思ったし、それ故にめちゃくちゃ魅力的でもありました。見ててドキドキしちゃった。

主演は鈴木愛奈さん。いやー、テンションが振り切れた時のキレキレっの演技、最高ですね。そしてOP、EDもキャラソンとして歌唱されているのですが、特にOPが『大正解!』と唸りたくなるほどでにまにまが止まりませんでした。

 

・『東京リベンジャーズ』

・・・いや、あの、はい。皆さん同様、OPが髭男じゃないと知った時。JO1だと知った時は『・・・なんかイメージができんのだが』と勝手に思い、勝手に不安になったのですが。

本当にごめんなさいでした!疾走感あふれるロックチューンであり、かつ熱量あるエモーショナルな歌声がめちゃくちゃかっこよかったし。それを彩る絵も、めちゃくちゃ気合が入っていて、超絶かっこよかったです。始まった瞬間から見入っちゃったし、心を鷲掴みにされました。これ、JO1のパフォーマンス、キレッキレのダンスパフォーマンス付きで聞いたら、見たら、また別のかっこよさがこみあげてくるんだろうなぁ。

第4期ですか。いやー、ここまできましたね。お話的にはどうなんだろう。これがラストになりそうなんでしょうか。OPでも、それを匂わせるような絵が数々、登場していましたしね。まぁもう、ここまで来たら最後まで見ないと。その気持ちしかありません!

以前も書いたように思うのですが、主演の新祐樹さんは本作が出世作と言っても過言ではない声優さんでいらっしゃいます。1期の時と比較すると、めちゃくちゃ洗練された、でも武道としての熱量、まっすぐさ、優しさと荒々しさ。それが失われていない演技には、改めて『あぁ、やっぱりキャリアを経た新人さんの、演技の変遷を目の当たりにできると言うのは素敵なことだなぁ』と思うオタクなのでした。ありがとう!

 

・『#ゾンビさがしてます』

・・・主人公たちが置かれている状況と言うか立場、設定が面白いな、と改めて思いました。最近のことで振り返ればコロナ禍。このコロナ禍だって40代でそれを経験した私と、10代でそれを経験した人。一桁の年齢でそれを経験した人との間では受け止め方も、そして振り返り方も全然、違ってきますよね。

本作の主人公も、崩壊した世界が当たり前になっている。崩壊前の世界の記憶がない。だから絶望感も危機感も、多分、崩壊前の世界を知っている世代と比べると薄い。薄いと言うか、それもまた多分、当たり前になっているんだろうな。だから、危機感、緊張感がありながらも、明るい。ポップ。元気。知らなかった世界、その広さを知る、その楽しさ、わくわくに溢れている。その辺りの感覚と言うか描写、主人公たちの造形が、なんだかとても新鮮でした。人違いならぬゾンビ違い。笑った。

そしてそれを体現しているようなアキ役の根本京里さんの元気いっぱいなお声と演技よ。良いなぁ~。

原作は既に完結しているのですね。単行本にして3巻。と言うことは今後は、もしかしたらアニオリも盛り込まれたりするのかな。そしてゾンビ作品ですからね。そうは言ってもやはり、絶望的な展開も期待したいところです(鬼か)

アキがお父さんであるゾンビと再会した時のお話とか。今から想像するだけでわくわくするなぁ。

 

・ 『生徒会にも穴はある!』

・・・『荒ぶる季節の乙女どもよ。』で河野ひよりさんの、あののびのびとした演技に魅了されたオタクとしては、本作で再び、その演技に触れられるのが最高でたまりません。尾鳥たんのオスガキっぷり、最高!少年少女、性癖を狂わされるが良いさ!

河野さん以外の声優さんのハマりっぷりも半端なくて、もう見ていて楽しくて仕方ありませんでした!

面白かったです。と言うかめちゃくちゃ作画が綺麗だし細かい。あとこの作品、原作を少しだけ読んだ私でもそうと感じられたくらいに。過激な下ネタ描写に目を奪われがちですが、ラブコメ合間に挟まれる、青春ものとしてのシリアスなお話。それも、すごく読みごたえがあり、かつ鋭い痛みを胸にもたらしてくれるような。そしてだからこそ、この生徒会の面々の関係性に尊さを感じるような。そんな作品でもあるんですよね。

だからそれを考えた時に、特に登場人物たちの目の描写。一瞬、一瞬の感情に揺らぐ、あるいはそれを押し隠そうとするような、そんな瞳の描写の丁寧さ、繊細さにも魅せられ、とても嬉しくなりました。あと全体的な淡い色使いも素敵だったなぁ。ものすごくお話の内容とのバランスが考えられているのが感じられて。

とにかく登場人物たちがイキイキとしていたし、原作の4コマ漫画らしいテンポの良さもアニメで見事に表現されていたし。いや、これはもう今後も楽しみでしかないぞ!

 

・『薬屋のひとりごと』

・・・第3期ですか。第3期だけど1期、2期共に24話放送だったから、それ以上に見てきた感覚があります。そんな感覚があるはずなのに、これまでの内容をあんまり覚えていない己の記憶力には笑うしかない。

と言うわけでここまでくると、なんかもう顔なじみの感すら抱く、そんな3期の1話でございました。『あ、どうも』みたいな(笑)

3期の1話と言うことで、今後、更なる物語の展開に向けてのタメと言うか。その始まりを予感させるような内容ではありましたが。ただこの作品らしく、バッタとイナゴと農作の関係云々と言うお話には『昔の人もきっと、幾代にもわたり知識や経験を受け継いでいくことで、こうしたことに気づいていった。そして対策を立てていったんだろうなぁ』と感じさせられ。知識欲もかきたてられる、そんな本作の魅力を改めて感じた次第です。

この後には映画も公開されるんですよね。と言うことはやはりこの3期、まただいぶお話としては動くんだろうなぁ。あと実写映画で壬氏を誰が演じられるのかも、めちゃくちゃ気になります!

 

・『マロニエ王国の七人の騎士』

・・・可愛い・・・そして何と言うか、この七兄弟が紡ぎ出す雰囲気の温かさ、ほわほわした感じがたまりません。きっと作品を視聴していた私の頬は緩みっぱなしだったことでしょう。終始、癒されっぱなしの25分でした。

ってか七人の騎士、七兄弟。それぞれの個性を物語っているような、声優さんたちの声の違い、個性、魅力。そこももう、見ていてとても楽しかったです。最初の登場シーンでの、あのバラバラの方向からバラバラの声が聞こえてきたところとかね。もう『あぁ』と耳が喜んでおりました。いいなぁ。

あとやっぱり、このお話。七兄弟が出会う様々な人との関係。それが主となる感じなんですかね。1話で描かれていた寒がりやとブリュンヒルデ姫、ブルーノとの関係にも、もう尊さのあまり胸の悶えが止まりませんでした・・・尊い。あとブリュンヒルデ姫とブルーノを演じられていた藤原夏海さんの声よ、演技よ・・・。

いいな。ここから広がる、七兄弟それぞれの物語。温かな雰囲気で描かれるそれに癒され、そして胸をきゅんきゅんさせられそうな。そんな予感を抱いた1話でした。とにかく七兄弟の個性が可愛い・・・可愛い・・・。

 

そしてここからは2026年夏アニメの感想で間に合わなかった、こちらの2作品の感想です。どうぞ。

 

・『逃げ上手の若君』

・・とんでもないところで終わりましたね。これで『いや、続きは特に予定してませんけど』と言うのは絶対にないでしょう(笑)。3期制作決定の発表、楽しみです。

 

いやー。なんかほんと。1期にも増してポップだったし自由だった、そんな2期だったな、と言う印象です。原作を読んでいないからわからないのですが。でも恐らく、原作の表現。漫画での表現も、限りなくポップで自由で、松井優征さんの想像力×創造力が炸裂しているような感じだったんでしょうね。アニメになったことで、それが一層、のびのびと、いい意味でやりたい放題に表現されていた。そんな気がします。

そしてそう言う表現は、とにかく見ていて驚かされたし、楽しかったです。

逃若党の皆は相変わらず可愛かったし、なんかでも『言うてこの子たち、本当にまだまだ子どもなんだよなぁ・・・。なんか年相応に、のびのびと、戦い以外の場で、楽しく生きて欲しいなぁ』と言う思いもこみ上げてきたり。

あと相変わらず新たな登場人物が濃い(笑)。楠木正成、笑っちゃった。笑っちゃったけど、でも皆それぞれ、その濃ゆさの裏側に、時を経て今なお、語り継がれている人物としての凄さのようなもの。それがしっかりあるのも、非常に魅力的でした。

 

2期の終わり。その続きのお話と言うのは、物語としてはひとつ、大きな転換期を迎える内容っぽいですね。うーん、これはやはりアニメで見たい!

そして本作もやはり、主演である結川あさきさんのお芝居に、新さんと同様の感慨を抱いた私なのでした。大きくなったねぇ!(誰目線)

 

・『正反対な君と僕』

・・・『このまま谷くんの回想で終わるのかな』と思っていたら。1期OPの使い方、神か。あまりにエモ過ぎる演出に、涙がぶわっ、でした。原作の内容的にも、こんな感じなのかな?漫画で読んでも十分に胸に来る展開が、音があるアニメだからこその演出で、より一層、胸に染みるようなものになっていたと思います。神か。神だね。

 

いやー。なんかほんと。良かったなぁ。青春だなぁ。恋愛、友情、将来への不安や葛藤。見失いそうになる自分。それでもしっかり、そうしたものに向き合い、不器用にまっすぐに、自分なりの答えを出していった登場人物たちの姿が、その瑞々しい姿が、とにかく愛おしく。そして自分にも確かに、そんな年代があったはずなのに。そうしたことから逃げて回ってきた故に、眩しくて仕方ありませんでした。

ねー。面倒くさいじゃないですか。恋愛にしても友情にしても、人間関係の一切合切にまつわる全てって。将来に対しても、私なんか何にも考えてなかったし、考えることすら面倒くさかったし。

なのに彼ら、彼女らは、しっかりとそこに向き合ってきた。その姿、もはや尊敬しかないわ。

 

そしてそんなふうに向き合ってきた、向き合えてきたのも、出会いがあったから。人と人とが出会って、確かに変わる。変われる。その尊さも改めて教えてもらえた、そんな作品だったと思います。

野暮なことを言いますが。現実は、こんなにうまくはいかないし、こんなにキラキラもしてないと思うの。だけどそれでも、たとえうまくいかなくとも、キラキラしていなくとも。出会い、出会て良かった、楽しかったと思えること。それ自体、どれだけ尊く、素晴らしいことか。だから特に若い人たちには、本当に人との出会いと言うものを大切にして欲しいなぁ、と思いましたと言うこの感想、一体、誰目線!?

 

いやいや。何はともあれ、本当に素敵な、青春の全てが詰まりに詰まった愛おしい作品でした。ね。なんかほんと、こう言う作品を視聴する度にロクでもなかった、不登校ギリギリだった高校時代の思い出すら、愛おしく、懐かしく思えてくるから不思議です。

私があの年代のような時間を過ごすことは、もう二度とないんだよなぁ。

あとタイラズマ。ありがとう。本当にありがとう。

 

はい。と言うことで今回はここまで。

2026年秋アニメ1話視聴感想の記事はまだまだ続きますので、よろしければ引き続き、お付き合いください。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

休み~お仕事は大変なのである

連日、阪神の話題で申し訳ないんですけど。

去年、2025年のシーズンは、とにかく何もかもがうまくいきすぎていた。何だったらもう、それこそ『神がかり的』と言う表現がしっくりくるくらいだった。

対して今年は、とにかく噛み合いそうで噛み合わない。噛み合ってもそれが長く続かない。そんな試合も多くて。

 

試合中にカメラに映し出される藤川球児監督の表情。

それがもう、時に言葉を失うくらいの表情だったことも少なくはなく。ポジティブな場面での、ポジティブな表情は良いんですよ。そうじゃない時の何と言うか、悔しさとか苛立ちとか失望とか。そう言う感情の一切がどうにかこうにか抑えられた結果、一周回って形容しがたい、色を失った表情と言うか。どんな言葉で表現しても足りない、違和感しかないような表情と言うか。

そう言うのが、個人的には本当に印象に残っていて。

 

それでもって今回の優勝。そして連覇に際して藤川監督が語った言葉の数々。インタビューでの受け答えを読んで、聞いて、改めて『『魂を削る』と言う言葉、これはもう、そのまんまなんだろうな』と思った次第です。

『監督を辞めたら付き合ってくれる人、いるだろうか』と言う言葉から滲み出る、監督と言う立場の、絶対なる孤独よ。

一度、口を開いて本音を漏らしてしまったが最後、それはもう、留めることが叶わないんだろうな。だからこそ、あえて、あえてそうしないと言う道を選んでこられた。

うーん。その重責。

 

もうそりゃ毎日、特に9月に入ってからの毎日、毎試合と言うのは、とんでもないプレッシャーとの戦いだっただろうなぁ。

単純に応援して、そして無責任に、監督や選手の采配やプレイに対して愚痴こぼしていればいいだけの私ですら『どうしよう。これ、優勝無理なんじゃない?』『マジック一桁で優勝逃したら、別の意味で末代まで語り継がれるで』と言う、謎の緊張感を抱いていたしなぁ(笑)

 

それが監督の仕事、役割とは言え。

本当に、本当に、その心中たるや、です。

ご家族のこともお話されていましたが、ねー。ご家族の方も、本当に、いろんな意味で大変だったことだろうなぁ。

 

だからこそ、本当に、本当に、改めてではありますが、優勝できて良かった!

連覇と言う、リーグ制覇を成し遂げた、その翌年にしか実現することができない大きな目標が現実のものになって、本当に良かった!

心の底からそう思うのでありました。

 

そんなこんなです。

こんにちわ。休みです。明日からまた仕事です。

どう言うこったい!

 

はい。

なんか占いで獅子座の10月の運勢見たら『転職活動中の方は、仕事が見つかる』『ただし今のところと比べていい仕事、いい職場かと言えば『うーん』と言う感じ』『要は選り好みしなければ見つかる』って言ってる占い師さんがいたんですけど。

 

まぁ、そうだろうな。そうでしょうね。

選り好みしなければ、こんな私だってとっくの昔に別の仕事に就いていたと思いますよ。わっはっは。

 

まぁ、はい。

10月後半からは、多分、職場において大きな変化が私に押し寄せる。

それは確実であり、それが確実であることがわかっているにもかかわらず、何にもしていない自分に『一体、お前、何考えてるんだ』と言う一言なんですけど。

 

どうしましょうかね。

そして怖いですね。

怖いね。

どうしましょうかね。

 

なるようにしかなるまい。

 

選り好みなぁ。なー。難しいよなぁ。

『何でもいいです!』『仕事なら、なんだってやります!』とは口が裂けても言えないしなぁ。

 

我ながら贅沢な話だぜ、全く!

すいません。

 

はい。そんなこんなです。

何だかつまらないことをぐだぐだ語ってしまいましたが、要は明日からまた仕事で、それが嫌だと言うことを言いたかっただけです。

ついでに言えば4勤もあるしね。

どう言うことだってばよ、ほんとによ!

毎月、毎週のように5勤だの4勤だの入れやがってよ!

 

電撃文庫のイベントが、一昨日と昨日、開催されていたのですね。

と言うわけで数々の作品のアニメ化企画が進行していることも発表されました。

レーベルとしての衰えない勢いと言うのも感じるなぁ。

各作品、今後の情報が楽しみです。やっぱりね、出演声優さんが気になるところ。

 

そんなこんなです。

何はともあれ、お仕事は大変なんです。

大して真面目に働いていない私ですらそんなことを思う、2026年の秋なのでございました。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

休み~お久しぶりです!

勝って決めて欲しかったけどな!

な!ほんとにな!

でも球団初の連覇!

そして2リーグ制になって77年目にして初の阪神1位、巨人2位!

1リーグ制時代を入れると82年ぶりだそうです!凄いな。

ちなみにこの逆は過去に17回、あったそうです。おっふ。

 

語りたいことは山ほどありますが。

連覇、果たしました!果たしてくれました!

この目で、新たに生まれた歴史を目にすることができました!

本当におめでとうございます!そしてありがとうございます!嬉しい!

 

てなことでお久しぶりです。

先週の月曜日ぶりです。ほぼ1週間ぶりです。

無事、5勤が終わりました。

疲れました。

 

ってか何?

9月の最終日、めちゃくちゃ混雑したんですよ。10月からまた値上がりするって騒がれてたから、その影響だったんでしょうね。

それはそれで仕方なくて、まぁ、そんなもんだろうと思っていて。

ただ『しめしめ。と言うことはこれ、10月になった途端、反動でぱったり客足、途絶えるんじゃないの?超絶、暇になるんじゃないの。くふふふふ』と心中、ほくそ笑んでたんですけど。

 

なに?

10月になってからもめちゃくちゃ忙しいんだけど。

昼からのお客さんの数が半端ないんだけど。

なに?

 

なに?

 

なに?

 

あんまりにも謎だから3回も『なに?』って書いちゃった。

はい。

昼からって、土日は別ですけど、平日はそーんなに忙しくないんですよ。だけどほんと、5勤中、ずっと昼からも忙しくて。お客さんがわんさかとやってきて。

これはこれでありがたいことなんだろうけど『なに?なんなの?』と少しイライラしていた私でした。

あはははは~。

 

何はともあれ5勤は終わりました。

私は休みです。ですが今日も今日とて超絶、店が忙しければいいな。

そう、心の底から願うばかりです。

うふふふふ。

 

そんなこんなです。

 

私が5勤の間に、なんかいろいろありましたね。

いろいろあるのが世の中ですよ。

いろいろない日なんて1日たりともありませんよ。

ですね。

 

と言うわけでそれらを振り返ろうかとも思うのですが、いかんせん、ほぼ記憶がありません。昨日の記事にも書きましたが、そもそも『今日が何曜日か』と言う記憶すら、本当に毎日、いい加減なものです。

 

どうなんでしょう。土日休みのお仕事だと、この辺りの曜日感覚と言うのは割としっかりとしているものなのでしょうか。

イメージだけどしっかりしてそうだなぁ。

『今日はまだ火曜日・・・土曜までまだ4日もある』とか。『今日は木曜。今日と明日、働いたら休みだ~』とか。そう言う感じっぽいなぁ。

 

高校時代のバイト含めて、30年以上、もうずーっと小売業しか経験していない。すなわち土日なんて関係ない仕事しか経験していないので、なんかそう言う感覚は非常に新鮮です。

私が、土日休みの仕事に就く日はやって来るのでしょうか。

 

そんなこんなです。

 

アニメ関係の話題も、なんかいろいろ発表された気がするのですが。

正直、続々、放送が始まっている秋アニメを追いかけるのが精一杯です。おっふ。

 

いかんな。やっぱ5勤だと、なんかこー、せかせかするなぁ。

普段、せかせかしない人間だから、なおのことせかせかするなぁ。

 

はい。てなことで今日と明日は休みです。

そして2日行ったら、今度は4勤があります。

 

何、このシフト。

ほんとに何?

 

とりあえずこの連休中に、ぼろぼろになってなお履き潰していた靴を買いたいです。

『買いに行くの・・・選ぶの・・・面倒くさい』と見てみぬふりをしていましたが、もう限界の様子です。

ありがとう、靴よ!

あとはガソリンを入れに行きたい。本も欲しい。

 

そんな感じです。

いつもと同じじゃん!

 

なんでしょうね。

こう言う休みに『おっしゃ!ちょっと出かけてくるわ!』とプチ旅行を楽しめるような人間でありたい。

 

ギブミー行動力。

 

まぁ、いいや。

秋アニメも見たいし。4勤に備えてブログのストックも作りたいし。

ぼちぼち休みを堪能するよ。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

2026年夏アニメの感想~その2

秋アニメも放送が始まっておりますが。

2026年夏アニメの感想記事、2回目です。今回がラストです。今回の記事で間に合わなかった作品の感想については、また機会を見て後日に。『正反対な君と僕』の最終回は明日だし。『BLEACH』の最終回とか、多分、10月の半ばくらいだったはずだし。

 

ではでは。早速、まいりましょう。こちらの作品の感想からです。どうぞ!

 

・『ワールドイズダンシング』

・・・いやぁ、最終回の舞の描写。見入っちゃったなぁ。なんだろう。本当に時の流れも、世界の広大さも、その全てを超越して、流れ込んでくるように伝わってくる『踊る』と言うことの全て。それを通してたくさんの人が見てきた、感じてきたものの全てが、目の前にぱーっと広がっているような。そんな感覚すら抱きました。

そして『ワールドイズダンシング』と言うタイトルに、改めて感じ入った次第です。舞踊であり舞であり、でも確かにそこには『ダンシング』と言う言葉から感じる躍動感。生命そのものの躍動感。それに満ち満ちた世界の躍動感、それを感じさせる、実に素晴らしいタイトルですよね。

 

面白かったです。個人的にはもっと舞踊を極めていく。それのみが描かれていくお話なのかな、と思っていたので良い意味でそれを裏切ってくれた作品だったなぁ、と。青年になるまで鬼夜叉が、舞うことを通して見た、世界の、人間の、ありとあらゆるものとこと。その色の多彩さ、ひいては世界の色の鮮やかさ。そしてそれに揺らめく鬼夜叉の柔らかで未熟な感性、人間性。それが、私には非常に眩しく思えたし、だからこそ少し羨ましくもありました。

なんでしょうね。幼い頃に経験したこと、感じたことって、本当に良くも悪くもその後の人生を左右する。場合によっては決定づけることもあるではないですか。それを改めて強く感じさせられたし。それでも『善い』を探し続けて、それをついには『舞を残すこと』にまで昇華させた鬼夜叉の強さには感嘆するばかりです。勿論、出自故に『そうするしかなかった』と言う面もあるのだと思います。それでもやはりそこには『そうしたい』と願った彼の気持ちの強さも存在していたことでしょう。

 

勿論、そこにあるのは素敵なことばかりではなかった。だからこそ、時を経て、彼岸の世界でコガネと、幼い頃の鬼夜叉が再会を果たしたシーンでは涙がぶわっ、でした。陳腐な言い方だけど。だけどそれでも、鬼夜叉の中には、その舞の中には、コガネが生きているんだよなぁ。

どんな芸事であれ、そこには確かに『人』の姿があり、物語がある。そんなことを改めて感じさせてくれた秀作でした!

 

・『無職転生~異世界行ったら本気だす~』

・・・エリスよ・・・。日記に書かれていたもうひとつの未来。そこでの彼女の最期を目の当たりにした身としては、最終回でのエリスの姿。『私が憧れ、そして好きになったルーデウスは、なにひとつ変わっていない』と言う確信を得て飛び出していった彼女の姿には、ただただ涙がぶわっ、なのでした。あと恩義があり彼女の師匠であるとは言え、やはり未来でも、彼女に付き従っていたであろうギレーヌさんもかっこよすぎる・・・。

 

はい。いや、あの、早めに2クール目、お願いできませんかね。ネタバレ踏んでるんで、この先の話、知っていると言えば知ってはいるんですけど。映像で見たいっ!

 

人生は本質的にはやり直しはできない。老デウスが発した言葉が全てなんだと思います。起きてしまったことはなかったことにはできないし、亡くなった人が蘇ることもない。流れてしまった時間を、過ぎ去ったそれを取り戻すことは絶対に不可能である。

だからこそ『前世の自分を内部に宿したまま、新たな人物として、新たな世界に転生する』と言う作品は、多くの人に支持されるんだろうなぁ。そんな当たり前のことを、改めて強く感じたのがひとつ。

それでもって前世の自分がどうなるわけではない。前世は前世のままである。だけどその過去を、時間を、可能な限り書き換えることはできる。やり直しに近いようなことは叶うわけですからね。

 

ただだからと言って、簡単にそれが叶うような、実現してしまうような作品は、多分、逆に視聴者からは好かれないんでしょうね。『うまくいきすぎて面白くない』、もっと言えばもしかしたらそこには『いや、現実の自分はさ、めちゃくちゃしんどい思いしてるのにさ。何だ、この作品』みたいな反感もあるのかもしれませんが。

やり直しに近いようなことが叶う。その舞台は整った。さぁ、でも、そこから本当にそれを叶えたいのであれば、前世で逃げてきた、避けた来たことに、苦しくしんどいことに今一度、対峙しなければならないよ、と。その対価を払わなければならないよ、と。

そう言う作品こそ、視聴者から共感を得て、そして人気を得られるんだろうなぁ、とか思ったりで。

 

老デウスに託された日記、思い。それを目の当たりにして、現世のルーデウスは悩み、悩んだうえで今後、自分がどうするかを決めたじゃないですか。『決断』と言うひとつの行為も、また前世の男にとっては、避けてきたことのひとつだと思うんです。そしてそれが正しいのかどうかもわからない以上、ルーデウスにとってもそれは恐れを含んだものだったとも思うのです。

彼は決断した。そうしてまた、彼のやり直しに近い物語は大きく舵を変えたわけで。その『代償』とも言えるような行為に、だけど私は、やはり『決断』が苦手で常に逃げ回っている私は、尊敬に近いような感情を抱きました。そしてどうか、どうか彼のこの決断が、良き方向につながっていますように、と願ったと言うお話でした。

長々と語った割に中身がないさ過ぎるの、申し訳ない。いやしかし、もう『面白かった』の一言です。

そしてやっぱり、しんどいし対価を求められるとは言え、ある程度の舞台は整っている状況でやり直しに近いようなことができるルーデウスが、心底、羨ましいなぁ、と思いました。泣く。

 

・『Re:ゼロから始める異世界生活』

・・・泣いた。最終回、わんわん泣いた。シャウラよ・・・ねー。彼女にとって400年、本当にどんな思いだったんだろうか。いや『待ってる間も』なんて彼女は言っていたけど。でもそれは、こうしてスバルに出会うことができたからで。実際は、ほんともう想像するだけで胸が詰まるような。そんな400年じゃなかったんだろうか、と。お師様への愛情と、でも押し潰されそうな孤独と。それでも必死に『明日こそ、明日こそは』と自分自身に言い聞かせるような、そんな瞬間の積み重ねじゃなかったんだろうか。それを想像したら、そしてファイルーズあいさんの、本当に可愛らしくてまっすぐな声と演技で、もう涙腺崩壊です。あれは泣く。切ない。

そして意識を取り戻したレムとの会話もさぁ・・・あの回想もさぁ・・・。もうずるくない?何度も、何度も何度も心臓あたりを拳で叩くスバルの姿に、またこれ私は涙腺崩壊でした。

 

はい。と言うわけで、いや、もう相変わらずめちゃくちゃ面白かったです。これまでスバルが積み重ねてきたもの。そしてスバル自身の中にも積み重ねられてきたもの。それが随所で、誰あろう彼自身を助ける。そんなお話だったなぁ、と。それでも同時、やっぱり人間らしく、弱さに飲み込まれそうになり自暴自棄になるスバルの姿にも親近感しかなかったです。

やっぱりこの作品、スバルがピンチに陥って、死に戻りを唯一の武器として繰り返していくほどに面白くなるね。鬼か。

その上で、特にユリウスとメイリィ、このふたりとの関係に大きな変化が訪れた。ひいてはこのふたりにとっても大きな変化が訪れた。その物語もめちゃくちゃ胸熱でした。ユリウス、かっこよかったけど真の意味で、ますますかっこよくなった。メイリィ、可愛い。

 

なんかほんと、語りたいことが多すぎて。一周回って言葉が追い付かない。何をどう語れば、と言う感じなのですが。とにかくスバルの成長が胸熱の一言。そしてひとりひとりの登場人物の物語にも胸を揺さぶられ。死に戻りのエグさに幾度なくひきつり笑いをしつつ、それを武器に数多の困難を仲間と共に乗り越えていく姿がやっぱり胸熱。

声優陣の熱演も凄かった!小林裕介さんは、もう前世、スバルだったんだろうね!

自分を信じる。そして自分が信じる、自分を信じてくれる人を信じる。そんな、言葉にしてしまうと陳腐さすら漂うようなものを見せつけられたような第4期でございました。

『5期制作決定!』の発表、早よ!

 

はい。

 

ここまで書いて『さぁ、あとは『逃げ上手の若君』だな』と思ったんですけど。

『逃げ上手の若君』2期の最終回、今日の夜だったわ。

てなことで本作の感想も後日ですね。

 

なんかね、ほんとね、もうね。

土日関係ない仕事で5勤だと、マジで曜日感覚、無くなるの(笑)

曜日で仕事内容が変わるような仕事でもないから、ほんとに『今日、何曜日?』って毎朝、思うの。

 

大丈夫?

 

どうでしたかね、2026年夏アニメ。

個人的にはオリジナル作品である『さよならララ』に期待していたところも大きかったのですが・・・完走した今となっては『もう少し、弾けて欲しかったなぁ』と言う気がしないこともなく。

そう言う感じだったので振り返ると続編作品が強かったなぁ。やっぱり強かったなぁ。そんな印象が残ったクールでございました。

 

明日と明後日は休みなのですが、そこからの記事はどんどん2026年秋アニメ、1話感想記事をお送りしていきます。

よろしければ引き続きお付き合いください。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

『STRANGE EDEN』の動画を見まくりました~その感想書き殴り

書きたいことがあまりにも多いから早速、本題に入るけど。

このコンテンツ。主従、異形、マフィア、更には友人、激重共依存(物理的)と言う関係性にピンと来る方は絶対に沼ると思います。あと女子高生押しかけ女房とか。どんなジャンル?その上でその辺りのBL好きな方ならなおさらです。

私が生き証人だよ!

『そう言う薦めかたはしないで!』『BLじゃない!』と言うお叱りの声も聞こえてきそうですが。わかりやすくかつ、刺さる人には刺さると言うことで、こんなおススメの仕方になってしまいました。すいません。

 

てなことで『STRANGE EDEN』の動画を見まくった感想です。

テーマソングMV、全キャラソンMVと全ボイスドラマ。休日に2時間30分かけて制覇いたしました!

ビバ!

 


www.youtube.com

まずはこちら。テーマソングMVです。これだけでももう、白米茶碗3杯は余裕で行ける私です!いつもだけど!あはは!

ってか扉は7つ。でも登場しているペアは、今のところ5組。と言うことはこれ・・・!そうか。調べたらまだ、キャラが登場していない区が2つ、残ってるんだね。

とりあえず何が最高って、エコーの異形の姿と人間のペア。その描かれ方が、それぞれのペアの物語、関係性を表現しているのが、もう最高に萌え。悶絶・・・!

あとエコーのデザインもめちゃくちゃ凝っててかっこいい。異形BL(ではない)最高。

 

ではでは。それぞれのペアのボイスドラマとキャラソンの感想をどうぞ!

 

・由良野千里と橘孝星

・・・可愛い・・・ってかもう仲が良すぎてにまにまが止まりませんでした。青々とした雰囲気もありつつ、お互いにツンツンして言い争ったり、漫才みたいなやり取りしたりする姿がもはや熟年夫婦のそれ。エモい、尊い。変わらないふたりの、変わらないままでいられたはずの日常が、あの瞬間に変わった。だけど人間側の方は、相手がエコーであることには気づいていない。知らない。片方だけが秘密を抱えたままで終わったふたりの関係が、さぁ、どんなふうに転がっていくのか。と言うかこのふたり。あれか。片方がエコーであると言うことだけじゃない秘密を、お互いがたくさん、抱えて隠し通している感じなのかな。

あとそれぞれのキャラを演じられている吉川さんと佐藤さん。おふたりのキャラとしての声の対比も、キャラの性格を表現されていて最高でした。

 

・『Fly!』

・・・千里のキャラソンです。吉川さんのクセの無い歌声最高。改めて千里にとっては『孝星と一緒にいることが全て』なんだと思わせる、まっすぐでさわやかで、だからこそ聞いていて切なさがこみあげてくる歌です。なのにMV、ふたりの視線が一切、交わっていないのが辛い・・・。ボイスドラマでは今はまだ見ることができない千里の複雑であろう感情。それをも垣間見えるMVであり、楽曲です。妄想が膨らむ・・・!

・『電池切れ、叱責』

・・・孝星のキャラソンです。佐藤さんも歌、めちゃくちゃうまいな。千里のMVとは違って、どこまでも孝星ひとり。そしてその表情もどこか歪であると言うのが、またこれいろいろ考えさせるではないですか!ってかこのタイトルよ。千里の『ふたり』に対しての、この曲の『ひとり』と言う構図から、彼が抱え込んでいる葛藤、過去。そうしたものからうまく笑えない今。そんなものが表現されている楽曲のように感じました。聞いていて、ものすごく痛々しかったです。

 

・慈樹修一郎と瑠何

・・・『これまで十数年、真面目に生きてきた教員が、些細な親切心から、家庭環境が悪そうで孤独な生徒のギャルと関わった結果、家にまで押しかけられて同居するハメになった』と言う話です!違うけど!どこまでも楽しそうに、修一郎さんを時に惑わし、時に茶化す瑠何が、めちゃくちゃ可愛いです!生きてて楽しそう!良いなぁ!でも修一郎さんに囁くシーンでの色気は凄かったぞ!そしてそんな瑠何に振り回される一方の修一郎さんが、ただただ可愛いです!振り回される聖職者、あぁ、なんて素敵な響きなんでしょう!全体的にコミカルな雰囲気でめちゃくちゃ楽しかったです。

ただ性格が正反対なふたりだからこそ。互いが互いに『気づかされる』、そして自分の感情に『気づく』、そんな一面も含んでいて、その辺りのお話の緩急も面白かったです。

 

・『Boy meets xxx』

・・・瑠何のキャラソンです。やっぱりキャラソンも楽しそう。そして何より、彼にとってはいろいろ抱えている思いはあれど『楽しいかどうか』『好奇心をそそられるかどうか』が全てなんだな、と。そんなことも改めて感じさせてくれる1曲です。とにかくポップだしMVも鮮やか。どこまでも見てて、聞いていて楽しい。CV小松さんの表現力や歌唱力の幅広さ、それもしみじみと感じました。

・『カカエゴト』

・・・修一郎のキャラソンです。声がえっち。ずるいよ。『本当に救いたいのは誰で、何の思いなのか』、そんなことを自問自答しているような歌詞に、私は『がんじがらめ』『自縄自縛』と言う言葉を思いました。最高。瑠何のMVとは異なり、モノクロ、落ち着いたトーンで描かれたMVが、まるで彼自身の心理状態を表現しているようで。瑠何と出会ったことで、さぁ、そこにどんな色が宿るのか。楽しみにもなりました。

 

・卯月雛太と桜仁

・・・支え、支えられ。そんな言葉が浮かんできました。雛太も桜仁の存在に支えられているし、マイペースが過ぎる桜仁も、雛太に支えられている。どっちもおかん属性で(笑)故に穏やかで、また他のペアとは違った関係性がこのふたりにはあるんだろうな、と。抱え込んでいるものの重さ。それに沈みかけている雛太を、そっと受け止め、掬い上げたのが桜仁で。だから雛太も、桜仁にだけは気を許している。優しい物語も相まって、そんな感想を抱いたのですが。

最後の最後、雛太の本当の願い、それを口にした口調の暗さに『あ』でした。冷や水、ぶっかけられたよ!あの言い方よ。堀江さんと前野さんの声と演技が、何よりそれぞれ演じられている役を雄弁に物語っているのも最高です。

 

・『ばいでいらい』

・・・雛太のキャラソンです。ボイスドラマの締めを受けての、このキャラソン。『あぁ、桜仁の思いも、この子には通用しないかもしれない。だめかもしれない』と心底、思わされました。まぁ、こう言うキャラのこう言う感情を表現されたら、堀江さん、敵なしだもんなぁ。なんだろう。頼むから桜仁さん、彼を救ってくれ。間違いなく、闇の深さで言えばNo.1だと思う。MVも、なんかめちゃくちゃしんどかったです。

・『泡沫の光』

・・・桜仁のキャラソン。柔らかく優しく、どこかもの悲しさも感じさせつつ。けれど彼の『自分の責務であろう』と言う思い。弱きものへの思い、眼差し、その切実な温かさが胸に染みてくるような1曲です。雛太のMVとは正反対の、日本画を思わせるような、優しい光に溢れた、心が洗われるようなMVも眼福。どうなんでしょうね。この人の思いは、雛太に通じるんですかね。今んとこ、まったくダメな気しかしないんですけどね。おっふ。

 

・荊緋嵐と咬

・・・タダをこねてそれを咬になだめられて、またキレてる緋嵐が大変に可愛かったです。ってかもうほんとごめんなさい。ごめんなさいだけど、ここはもう、どうあがいてもマフィアBL、飼い主と飼い犬BLです。見たいもの全部が見られました。ありがとう。

ふたりの出会い、そして契約を結ぶまでの物語が描かれています。高圧的で傲慢で美しい緋嵐が最高だし、そんな彼の『美しさ』にしか今のところ興味がない咬の、どこか朴念仁っぽい感じも最高。小笠原さんの演技も、そして義村さんの深みと色気のある声も演技も、もう耳が幸せ。

主人が手綱を握っているようで、その実、飼い犬が主人を操っている。どちらが先に、その喉元に噛みつくか。そんな緊張感と色気に満ち満ちた関係性が、とにかくたまりませんでした。ありがとう・・・!

 

・『SWEET BLOOD』

・・・緋嵐のキャラソンです。小笠原さんはほんと、どんなキャラソンも自分の持ち歌みたいな歌唱されるよなぁ。読ませる気のない歌詞表示、目まぐるしく変わる絵。全体的に激しさ、派手な色使いが印象的な部分含めて、とてもスリリングな歌、MV。実に緋嵐らしい楽曲です。気だるげな歌声、挑発的な表情もほんと、緋嵐だからこそだよなぁ。狂い欲に塗れすべてを威圧して。その愉悦に塗れた歌の最後に映し出されるのが咬って言うのが、もうさ・・・ほんとさ・・・BLじゃん(違)

・『8ites』

・・・咬のキャラソンです。BLじゃん!(クソデカボイス)。ラブレターです。緋嵐に向けた、もう紙が持てないくらいに湿度を帯びた、湿度高めすぎるラブレターソングです。緋嵐に向けられたその視線、瞳の湿度の高さもたまらんよ・・・あぁ・・・。いいな。たまんないな、このふたりの関係性。互いが互いに、いつでも相手に噛みつける。ただ咬はエコーであるから、純粋な力と言う点においては優位である。それを改めて感じさせ、そんな彼が『美しいから』と言う理由だけで緋嵐に仕えている。その状況にめまいがするような思いすら抱きました。萌え。

 

・由良野道貴と鱗

・・・このふたりの関係性を表すメッセージは『心臓が、この掌で透き通る』なんですよ。で、最初、このメッセージを見た時には『・・・?』だったんですけど。

このふたりのストーリー、視聴し終えた後の今ならわかりみしかないわ・・・。ガチじゃん。物理的に心臓、握っちゃってるじゃん。どう言うことだってばよ!そう言うことだってばよ!

はい。いや、でも大変、良かったです。萌えました。鱗、あれだけのポンコツなのに許されるのは、きっと美形かつ声帯が土岐さんだから。そして長岡さんのお兄ちゃんボイスも、ところどころで『お兄ちゃんっ!?』って狂気が滲んでいて最高でした。

いや、なんだ。もう『ザ・ふたりだけの世界』です。好き。

 

・『懐中時計』

・・・鱗のキャラソンです。チルい、ゆるーい感じの曲で、囁くような歌声にも癒されるのですが。歌詞に注目して下さい。やはり物理です。まぁ、でも、そうなんだろうな。長きに渡り生きてきた鱗にとったら、道貴の存在は、もういろーんな意味で愛おしいんだろうな。いろーんな意味で(意味深)。鱗にとっては彼が世界の全て。まぁ、事実そうなんですけど。その愛おしさ、健気さに、だけどどこか不穏なものも感じさせる、絶妙なバランスの曲ではないでしょうか。

・『ブルーリンク』

・・・爽やか夏アニメのOPの面を被った激重ラブソングです。そしてやっぱりこちらも物理。いや、何。最終的にこのふたり、心中してもおかしくない気すらしてきた。MVの中で道貴、鱗に手を引っ張られて水中に沈んでいっているし。『食べる 食べる 未来の結晶』と言う歌詞も、もう不穏過ぎるのよ。なのに幸せすぎるのよ。ってかほんと、君たち、どんだけ相手のこと好きなの?一周回って怖い。長岡さんの、この少し不器用さすら感じさせるまっすぐな歌声、歌い方も最高です。

 

・真夜

・・・で、全てのストーリーに登場しているのが真夜です。なんだろう・・・この子、めっちゃ良い子じゃない・・・?もっとトリッキーな役回りのキャラクターなのかと思ったら、非常に倫理観のしっかりした、常識人っぽいキャラクターで。そこに驚かされたのですが、まぁ、各キャラクターが、その関係性が濃いからなぁ。だからこその、真夜の存在感なのかもしれませんね。そしてだからこそ、非常に彼がいることの安心感みたいなものも感じさせてくれるキャラクターだったとも思います。

・『xNYAx』

・・・真夜のキャラソンです。重松千晴さんも、本当に声の幅、表現の幅が広い声優さんでいらっしゃるなぁ。可愛くて常識人っぽいけど、でもこの子。立場的には、登場キャラクターを監視するような存在なんですよね。そこから来る底知れなさ、それを武器にこちらを翻弄するような、もしかしたら彼がまだ見せていない本性のようなもの。それも垣間見える歌。ってかもはや小悪魔ソングです。恐ろしい子っ!

 

はい。

と言うことで以上『STRANGE EDEN』の動画、そしてキャラソンを視聴しまくった感想を書き殴ってまいりました。

 

いや、正直ほんと。

期待していた以上にめちゃくちゃ面白かったし、私のツボに刺さりまくりのコンテンツで、ずぶずぶ沼にハマっていく己を自覚しております・・・。

新たなストーリーの更新はまだですか・・・?

 

てなことで皆さんもよろしければ『STRANGE EDEN』の世界に触れてみて下さい。

正直、もう少し盛り上がっても良いと思うコンテンツだと思うんだ!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

読書感想文をお送りします~『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-』

9月21日に読書感想文をお送りできませんでした。

なのでその代わりに本日、10月1日に読書感想文をお送りいたします。

 

読む本を漁ってアマゾンを検索してたんですけど。

10月にも、主にはミステリーを書かれている作家さんの怒涛の新刊ラッシュがありますね。楽しみだ。楽しみだけどほんとに本も値段が上がりましたね(泣)

仕方ないんですけどね。仕方ないんですけど、もはや2千円越え、普通じゃん!

 

ではでは。本日、感想をお送りするのは白井智之さんの『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-』です。単行本で発売されたのが2022年の9月。その年の年末主要ミステリランキングにも上位にランクインした作品です。

そちらの文庫が7月に発売されたので、楽しみにしていた私は購入。

 

ちなみに。白井さんの作品で言えば似たようなタイトルで『名探偵のはらわた』があります。『タイトルが似てるってことは、シリーズか何かなの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ってか、私もそう思った。

結論から言うと姉妹作です。なのでリンクしている部分、つながりがある部分もあります。が、本編の内容や、その面白さに支障をきたすほどではないと、個人的には思いますので、その辺りはご安心をば。

ただし個人的に『このつながりは熱い・・・っ!』と感動しました。ふひひ。

 

それでは、まずは本作の簡単なあらすじを。

病気もケガも存在しない。ただ、そこにあるのは奇蹟のみ。絶対的な教祖と、彼に篤い信仰心を捧げる信者たち。そんな組織の調査に赴いた有能な助手の身を案じて、探偵の大塒は彼らが住まう『ジョーデンタウン』へと赴く。

思いもよらぬ出来事に見舞われた大塒だったが、それをきっかけに助手との再会を果たす。しかし安堵も束の間、大塒と助手は次々と不可解な死に遭遇する、と言うお話。

 

ではでは、早速、感想です。

 

いやー。もうめちゃくちゃ面白かったです。

冒頭でも書きましたが本作品は主要ミステリランキングでも軒並みランクインを果たし、非常に高い評価を得た作品でもあります。また文庫の帯にも書かれているのですが、本格ミステリ大賞も受賞。2000年代クォータリー本格ベストランキングでも1位に輝くなど、まさに文庫の帯の惹句を借りるならば『令和を代表する本格ミステリ』に位置づけられる、そんな1冊なのであります。

で、読み終えた今なら、ただただ一言。

『それ、わかる!』

 

数多くのミステリ作品を発表されている白井さんですが、その作品の特徴と言えばエロ、グロてんこもり。そして倫理観や道徳観がどうかしている登場人物たちが繰り広げる、目を覆いたくなるほどなのに、どこかユーモアかつ人をくったような、バカにしたようなやり取り・・・と言うのは、あくまで私個人の意見ですが。

まぁ、多くのファンの方もそう思っていらっしゃることでしょう(笑)

 

ただそうでありながら、本格ミステリとしての完成度はめちゃくちゃ高い。その作品世界だからこそのロジックが繰り広げられ、一見すれば『そんなもん、むちゃくちゃやないか!』とツッコミを入れたくなるのに、しっかり筋が通っている。エロ、グロ、下ネタに塗れた世界の中で、同じようにそれらに塗れたロジックは、しかしキラキラと輝いているようにも、個人的には思うのです。

だからこそ面白いし、ミステリとしての読みごたえも抜群なんですよね。

 

ただそんな中にあって『名探偵のはらわた』は、エロとグロ、下ネタ。更には人を食ったような作風は控えめ。その代わりに『名探偵』、その存在。また『名探偵が事件を解決していく』と言うことに対しての、白井さんなりの思い。熱い、熱い思い。

それがストレートに描かれていた。そう言う印象を受けたのです。だから『名探偵のはらわた』は、白井作品の中では極めて異色作だと、私は思うのですが。

 

それで言うとこの『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-』も同様です!そしてそこがまず、個人的には『たまらんっ!』の一言でした。

もうその辺りが描かれている場面では、読んでいて『これは熱いっ!』とにまにましてしまうほどで。『本当にこれがあの、あの!『エロ!グロ!てんこ盛りっ!』な白井作品なのかっ!?』と我が目を疑うほどで(笑)

またミステリとしての面白さ、謎解きの凄さは勿論なのですが。

その『名探偵』を巡る、大塒や助手、有森りり子の思い。それが物語、事件そのものにも深く関与していると言うのも、構成として実に憎いんですよ!

そしてそして、巡り巡ったそれらが最後に円を描いたかの如く、ひとりの人物にある決心をさせる、と言うのが、もう激熱にしてエモのエモ。

ミステリだけではない、人間ドラマがきっちりと繰り広げられており、その内容もまた素晴らしいのが凄い!

 

そして肝心のミステリとしての面白さも、もう『脱帽』の一言でした。

奇蹟の楽園ジョーデンタウン。そこで起きる『奇蹟』の存在無くしては論理的に解き明かすことは不可能。そんなふうにすら思えるほどに不可解な殺人事件。

しかし勿論、そこに『奇蹟』などは存在していません。していないのですが。

 

近年、特殊設定ミステリが一大ジャンルになっていますよね。現実とは異なるルールが存在している設定が取り入れられているミステリなのですが。

それで言うと本作も、それに近い感じはあるかもしれません。

成程。調べてみたら本作の担当編集者さん曰く、本作は『特殊条件ミステリ』だそうです。成程。わかる。

 

『奇蹟』は存在していない。しかしジョーデンタウンで生活をしている教祖、そして信者たちにとっては『奇蹟』は確かに存在しているものである。

大塒たちとジョーデンタウンの人間たちの間には『奇蹟』に対しての認識の差。更に言うと発生して事件に対しての認識の差が存在してます。

なので大塒の前に立ちはだかるのは、単に事件の謎だけではない。その認識の差、それも立ちはだかっているわけなのですね。

 

さぁ、じゃあ、どうするんだい、と言うところでの推理パート。作品の中盤から終盤にかけての大部分は、この推理パートに費やされているのですが。

これがもう『圧巻』の一言でして。とにかく、とにかく目まぐるしいのです。

単に事件の謎を解くだけではダメ。両者の間に存在する認識の差。それもまた乗り越えていかなければならない。

だから早い話がこの推理パート、多重解決で、次から次へと推理が展開される。大塒が口にした推理は、しかし次の場面では、大塒によって否定されている。

 

『奇蹟』などは存在しない。そう言う認識である大塒たち。そして『奇蹟』は存在する。そう言う認識であるジョーデンタウンの人間たち。

その、それぞれの立場に立った、それぞれの立場から見た推理が展開されていく、その流れがもう、あまりにも美しくて、そして面白くて、何と言うかロジックの激流に翻弄されていくような。眩暈すら感じるほどで。

『すげぇな、これ』と言う言葉しか出てこないのでした。

ごめん。本当にこんな語彙力のない感想でごめん(土下座)

 

そしてめくるめく推理が繰り広げられた挙句に、導き出された犯人の正体。

それを利用して、大塒がある人物に迫った選択。

これももう、あまりにも、あまりにも、もう、何と言うか選択として、それを突き付けられた側の心中を察したら『くぅぅうぅぅぅぅ~!』と歯噛みするしかないような。そんな選択であるのも、あまりにもうますぎる!

 

だが物語は、ここで終わりませんっ!

大塒が迫った選択の結果。あまりにも衝撃的な光景が繰り広げられます。

しかしその衝撃的な光景、出来事にもまた仕掛けがあり・・・。

これ以上は言えない。言えないけど。

 

『名探偵のいけにえ』と言う本作のタイトル。

これがもう、ほーんとに骨身に染みてくるんです。

ただただ『あぁ』と。

その熱さと切なさに、感嘆するしかないんですよね。

 

名探偵の、いけにえ、なんです。

 

あぁ、たまらん。

 

あと、そうです。伏線の張り方も相変わらず凄かったです。

一見するとどうでもいい・・・と言う言い方は語弊があるかもしれませんが。『これは本筋とは関係ないだろう』と、私なんかはさらりと流し読みで終わって、記憶の片隅にも残らないような部分が、あとでめちゃくちゃ意味を持っていたりして。

『えー。マジか?アレがここでこう繋がるか!?』と何回も驚かされました。

 

さて。最後になりますが。

本作で描かれていた宗教組織による集団自殺と言うのは、1978年に実際に、南米ガイアナで起きた出来事だそうです。

『人民寺院』と呼ばれていた新宗教の信者たち、約900人が亡くなったカルト事件とのことで、恥ずかしながらこの事件のこと自体、知らなかった私は大変、衝撃を受けました。

本作は確かに、めちゃくちゃ面白いミステリであり、また激熱な人間模様が描かれた傑作小説です。

 

そしてそれと同時、個人的には『ひとつの対象も、見る人によっては全く見えてくるものが違ってくる』と言う当たり前のこと。それを改めて突きつけられ、そして考えさせられた、そんな作品でもあったな、と感じます。

見えてるものをそのまま見ている人もいれば、見えているものを見ていない人もいる。あるいは見えているものを見ないようにしている人もいる。そもそも見えるはずなのに見えていない人もいるし、まったく見えていない人もいる。最初から見ようとしない人もいる。

そしてそれぞれが、それぞれに、その程度の差こそあれど『自分は正しい』と言う思いを抱いているのは確かである。

だからこそ、時に人間同士と言うのは、どうしようもなく対立し、争い、命を奪い合うような事態も起きてしまうんだろうなぁ、とか思ったりで。

 

なんだか、人間のやるせなさ。難しさ。奇妙さ。

でも、私にも間違いなく当てはまる、そうしたことにも思いを馳せずにはいられないのでありました。

 

と言うわけで令和を代表する(いや、まぁ、言うて令和、まだ始まって8年しか経っていないんですけど)特殊条件ミステリ、多重解決ミステリの傑作。

エロだけじゃない!グロだけじゃない!白井智之さんが描く『奇蹟』VS『論理』の熱く激しい闘い、皆さんも是非とも読まれてみて下さい!

Amazon.co.jp: 名探偵のいけにえ:人民教会殺人事件 (新潮文庫 し 92-2) : 白井 智之: 本

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。