tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

秋アニメ、初メインの方を見ていこう~女性声優さん編

毎クール恒例の記事です。

秋クールアニメ、初メインを務める声優さんをご紹介していきます。

今回は女性声優さん編です。

 

何をもって初メインとするのか。その基準はなかなか曖昧です。今まで演じられてきた役、今回、演じられる役がメインなのかどうか云々と言う点も含めて、一応はウィキペディアの出演歴、事務所HPの出演歴などを見て確認はしています。

確認はしていますが、たとえばアイドルものに多い全員主役的な作品だとなかなかに迷います。

 

なのでその辺りはその時々によって変わる。そんな感じです。すいません。

ちなみに僧侶枠作品に関してはノータッチです。

アニメ映画、ゲームなどでメインを務めていらっしゃる場合ですが、そちらに関してもノータッチでいます。あくまでアニメ、テレビ、配信アニメでのメインに軸を置いています。

 

ではではまいりましょう。秋アニメで初メインを務められる女性声優さん。

この方からスタートです!

 

・飯田ヒカルさん

・・・『君は冥土様。』にて主人公の妹、横谷李恋を演じられます。岡本信彦さんが代表を務められているラクーンドッグの預かり所属でいらっしゃいます。

 

飯田さんと言えば、そうです。『学園アイドルマスター』で藤田ことねを演じていらっしゃいます。声優さん発表の配信番組、視聴していましたが、飯田さんが登場された際に感じた『ダイヤの原石や』と言う気持ち、はっきりと覚えています。『事務所も事務所だし、絶対にこの子は売れっ子になる!』と謎の確信を抱いたものです。

いや、でも『学園アイドルマスター』、本当に評判良いようだし。飯田さん演じていらっしゃることねちゃん、めちゃくちゃ人気あるようだし。これからますます飯田さんの活躍の場は増えていくんじゃないかなぁ。

 

飯田さんが演じられる李恋ちゃんは11歳。兄である主人公とは別居しているものの仲はとてもよく、頻繁に訪問している。その一方で姉に対して強い憧れを抱いており、一時は兄を姉だと思い込んでいた時期もあったほど。おいおい大丈夫か(笑)

そして美人、強い人に目がない。で、この作品のもう1人の主人公であるメイドは、美人で、元々はやり手の殺し屋。

てなことでメイドさんと顔を合わせるや否やぞっこんラブ(古)。以降は彼女を姉のように慕い、それがメイドさんにとっても助けになっている、そんなキャラクターです。

 

李恋ちゃんのお声が収録されたPV、見ました。めっちゃ可愛い。笑っちゃうくらいの可愛らしさ。そして元気の良さ。あとことねちゃんの時にも感じたのですが、飯田さんの、何て言うんだろ。母音が『い』音の発声の、独特の活舌の甘さみたいなの、めちゃくちゃ好き。マニアック!

 

・野村麻衣子さん

・・・『妻、小学生になる。』で新島麻衣を演じられます。代永翼さんや阿部敦さんなどが所属されている賢プロに所属されています。

 

Tokyo 7th シスターズ、通称『ナナシス』で越前ムラサキを演じていらっしゃるので、その役を通じて知っているよ、と言う方もいらっしゃるかもしれませんね。

で、その『ナナシス』のステージパフォーマンスに感動したプロデューサーの誘いでバンドも結成。そちらの活動でも活躍されているようです。

2歳から7歳までニューヨークで過ごされ、ブロードウェイでミュージカルを見たのが、お芝居、歌の道に目覚められたと言う。かっこいいなぁ!

 

野村さんが演じられるのは主人公夫婦の一人娘。母親の死で時間が止まってしまっていたものの、子どもの姿となって現れた母親との再会で、再び、自分の人生を歩み出すことを決心すると言う役です。

難しいと言うか。ものすごく繊細さ、そして感情の機微を表現する演技力が求められる役だよなぁ。勝手ながらそう思いました。ある意味、彼女の感情は想像はできる。でもそうして得た感情を演技として、絵に吹き込まなければならないわけで。

 

現状、公開されているPVでは野村さんのお声、演技を聞くことはできず。ただとにかく麻衣の両親役の平川大輔さん、悠木碧さんのハマり具合、演技が素晴らしすぎて、PVなのに涙がぶわっ、でした。実力派のおふたりに囲まれて、野村さんもきっと素晴らしい、そして温かい演技を披露されているんだろうなぁ。こちらも作品を通してそれに触れるのが、今から楽しみです。

 

・岡崎加奈さん

・・・で、その『妻、小学生になる。』からもうおひとり、ご紹介させていただくのが岡崎加奈さんです。妻に先立たれた主人公の会社での部下にあたる守谷好美を演じられます。懸樋プロダクションのご所属です。

 

声優さんは勿論のこと、舞台で活躍されている方なども所属されている事務所のようです。所属されている女性タレントさんの中で、唯一、岡崎さんだけウィキの個別ページが作成されていないことを考えると、まだ所属されて間がないのかな?

事務所HPの岡崎さんのページを見てみると、やはり岡崎さんも舞台を中心に活動をされてきた方のよう。『文学座らしい新劇女優と言われる一方、聴き手をはっとさせるようなリアルな芝居も放つ』と言う紹介文に、いわゆる生っぽいお芝居大好きな私は、早くもわくわくしてしまうのでした!

 

演じられる守谷は、主人公と共にお弁当を食べると言う間柄。ただし彼女には、それをきっかけに親密な関係を築こうと言う思惑もあると言うのがポイント。これだけ書くと『もしや傷心に付け込んで・・・』と妄想も暴走しそうなのですが・・・。

岡崎さんのコメントから察するに、彼女の主人公を思う気持ち。その強さみたいなものも作中では鍵になっているとのことで。彼女は彼女なりに主人公のことを思っている。その気持ちの純粋さを、岡崎さんがどう演技で表現されているのか。楽しみだわ。

 

PVでは一言ですが守谷の台詞も聞くことができますね。成程。確かにめちゃくちゃ演技の質感がナチュラル。ものすごく『日常感』を感じさせる、そんな演技。そしお声がとても優しい。これは守谷さん、絶対に良い人。ってかさっきまで呼び捨てだったのに、今やナチュラルに『さん』付だし(笑)

 

・田中有紀さん

・・・『トリリオンゲーム』にて高橋凜々を演じられます。ヒラタオフィスに所属されています。グループ会社も含めて俳優、タレントさんも多数、所属している同事務所ですが、声優さんだと小松未可子さん、近藤玲奈さんなどが所属されています。

 

田中さんと言えば、やはり『『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のストレイライト、芹沢あさひ!』と言う方も多いのではないでしょうか。私もその1人です。あさひを通じて初めて田中さんのことを知り、そして田中さんの、あさひとしてのライブパフォーマンスにはいつも、いつも度肝抜かれ、心を奪われているのです。

いや、ほんと。パフォーマンスに入った瞬間の、あの純粋無垢と凶暴さすら感じさせるような熱量の体現よ。凄くない?

 

『トリリオンゲーム』は実写化もされ映画も公開予定の人気作。田中さんが演じられる役は、実写では福本莉子さんが演じられていました。

主人公の2人が立ち上げた会社に初めて内定した大学生。在学中でインターンの立場であるにもかかわらず『代表取締役社長』の座に座らされてしまいます。堅物と呼ばれるほどしっかりした性格。それが災いして就活もうまくいっていなかったのですが、細かいところまで調査できる緻密さを評価されてのことだったのですが、いずれにしても物語を通じて何かと振り回される、そんな役のようです。

 

キャラ紹介PVを見たのですが・・・わぁ!当たり前だけどあさひとは全然違う、すん、とした、ちょっとお姉さんボイス、めっちゃ素敵。そして耳に優しい!それでいて凜々のクソが付くほど真面目なところ。初めての内定、そこから始まる社会人生活に胸を膨らませる感情、そう言うのがめちゃくちゃ感じられて、ものすごく応援したくなっちゃった。そしてPVの最初、自己紹介、知らぬ間に代表取締役社長になっていた、その戸惑い、困惑の演技も最高!作中で振り回される様が、今から容易に想像できちゃうぞ!

 

・日菜さん

・・・『きのこいぬ』で上原あんずを演じられます。斉藤壮馬さん、高橋李依さんなどが所属されている81プロデュースに所属されています。

 

日菜と書いて『ひなの』と読むそうです。検索すると割と高い確率で立花日菜さん、木野日菜さんが出てきます。おふたりのような売れっ子さんになってね!

81が開催した演技、歌、ダンス、この3つの要素を兼ね備えた声優ガールズユニット発掘を目的としたオーディション。応募総数は約3300名。その合格者さんのお一人でいらっしゃいます。で、同じくオーディションに合格された7名の方と一緒に『IBERIs&』と言うユニットしても活動されている。そして『きのこいぬ』では、このユニットが初のアニメEDを担当するとのことです。

オーディション自体が2年前だから、声優デビューとしても、まだ1~2年くらいなのか。それでメインは凄いぞ。

 

片耳がきのこになっているきのこいぬ。そのきのこいぬと関わることになる人々との日々を描いた作品の中、日菜さんが演じられるあんずは主人公の近所に住む中学生。あんずは母親と2人暮らしなのですが、この上原家には作中に登場するもう1匹のきのこいぬ、プラムも出現します。

PVではあんずの声も少しですが収録されていました。めちゃくちゃ可愛らしい、自然な可愛らしさのある、中学生の女の子らしく、少し幼さも感じさせる日菜さんのお声、めちゃくちゃ役にぴったりだったように思います。

同作品には同じ事務所所属の小林大紀さん、永瀬アンナさんも出演されています。このおふたりから、そして他の出演陣の方からもどんどん、いろんなことを吸収して大きな役者さんになって下さいね。

 

・綾坂晴名さん

・・・『妖怪学校の先生はじめました』で歌川国子を演じられます。所属事務所はアンドステア。津田健次郎さん、七海ひろきさんなどが所属されている事務所です。

 

『などが所属されています』と書きましたが、綾坂さん以外に所属されている方はあとおふたり。で、その内、おひとりは歌舞伎役者さんで、もうおひとりは綾坂さんと同じく、この作品で初メインを演じられる男性の方です。事務所のプロフィールを見たら『2023年春より新人声優として活動』と紹介されているので、本当に新人も新人さん。事務所に所属されて間もない方のようです。

なんだろ。事務所的にも『少数精鋭』って感じがして、その中に所属されていると言うことは事務所的にも『この子は売れる!』と言う予感があったんだろうなぁ。2005年生まれの19歳・・・19歳!(驚愕)。あとご実家はラーメン屋さんだそうです!

 

綾坂さんが演じられる歌川国子は、クラスのマドンナ的存在でおっとりした性格の持ち主で、クラス委員もやっているがしゃどくろ。もう一度、言いますね、がしゃどくろです。がしゃどくろ!普段は人間の恰好をしているけれど、驚いた時、感情が昂った時などにはがしゃどくろ、大きな骸骨の姿、本来の姿になってしまうと言う。

あぁ、ビジュアルのがしゃどくろが、この子なのか(笑)

PVでは少しだけ、本当に少しだけではありますが国子ちゃんとして綾坂さんのお声、演技、聞くことができました。あぁ~、いいぞ~。実に新人さんらしい、隠しきれない初々しさ、緊張感が滲んだお声、演技。でも国子ちゃんの可愛らしさが存分に感じられる、可愛らしいお声は役にぴったり。

個性豊かなキャラクターを演じられる数多くの声優さん。その方たちの演技に触れられると言うのは、新人である綾坂さんにとっては本当に大きな経験になるだろうなぁ。ここからどんどん羽ばたいていってくださいね。

 

はい。そんなこんなで女性声優さんは以上かな。

情報更新が私の中で追いついていなかったり、調べに漏れがあったりした場合は、ただただ『申し訳ない』の一言です。すいません。私の軽い頭ならいくらでも下げます。

アイマス関係で既に知っている方がいらっしゃる一方、本当に個人的には『はじめまして』の方もいらっしゃるのが、毎回のことながら嬉しい。

そしてアイマス関係で知っている方でも、当たり前ですがアイマスで演じていらっしゃるアイドルとはまた別のお声、演技を見せて下さっているのも、やっぱりとても嬉しいのです。

 

てなことで明日は男性声優さん編です。

よろしければ引き続き、お付き合いください。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

 

追記・・・この記事を書いたしばらく後に『チ。-地球の運動について-』に出演される追加キャストさんが発表されました。

そちらで発表された仁見紗綾さんも本作で初メインだったので、追記です。

仁見さんはブラックシップのご所属。福山潤さん、立花慎之介さんが共同で代表を務めていらっしゃる事務所ですね。

2022年からの所属で、ウィキを見る限りだと、アニメへの出演は2023年から。なのでやはりフレッシュ過ぎる新人さんでいらっしゃるようです。凄い!

 

少しネタバレにはなってしまうのですが。『チ。-地球の運動について-』は全3章+最終章から成る作品です。そして章ごとに一部の人物を除いて、登場人物が変わる。

そんなわけで今回、追加で発表されたキャストさんは2章の登場人物を演じられます。そして仁見さんが演じられるのはヨレンタと言う少女です。

 

天文学の研究所に所属する研究者である彼女は、とにかく頭脳が優秀。そして知的好奇心が旺盛な人物。しかし『女性であること』、ただそれだけを理由に様々な面において軽んじられ、軽蔑されている人物でもあります。

また彼女を語るうえで欠かせないのが、彼女の父親の存在です。

この作品に登場する多くのキャラクターと同様、彼女もまた理不尽な暴力、そして時代の流れに翻弄され、時に打ちのめされながらも、自分が掴み、知った真実。自分の思い。抗いがたい知への欲求。それを守り通すために生き抜いていきます。

 

ボイス入りPVを視聴しましたが『この世は最低と言うには魅力的すぎる』と言うヨレンタの台詞。囁くような、けれど聞いているこちらを奮い立たせるような力強さも感じさせる口調。そして透明感があり、同時に柔らかな芯のようなものも感じさせるお声には心を惹きつけられました。

ただ『女性』と言うだけで、自分の知的好奇心を、その頭脳を認められなかったヨレンタ。それでも、そこに絶望しながらなお、この台詞通り。『この世』を諦めなかった、そこで『知ること』を諦めなかった彼女の生き様を、仁見さんがどんな演技で見せて下さるのか。いやいや、めちゃくちゃ楽しみです。

休み~生っぽい×生っぽい

何故か、どこのアニメ情報サイトさんでも情報が掲載されていないんですけど。

なんで。

www.kaishani-sukinahito.com

主演が山下誠一郎さんです!

社内恋愛作品の主役で山下さんの演技を見られる、聞けるなんてね!

最高だね!嬉しいぞい!

 

で、そのCV山下さんと共に秘密の社内恋愛を繰り広げるお相手役は宮本侑芽さんが演じられます。

 

そうです。宮本さんと言えば、某作品で共演された小林裕介さんがラジオ番組内で『ナチュラル芝居の申し子』と評されていたほどにナチュラル、いわゆる生っぽいお芝居が魅力的の声優さんです。

 

うっへ、めっちゃ楽しみじゃん。

こんな生っぽいお芝居×生っぽいお芝居の社内恋愛作品とか最高じゃん。

 

放送は来年1月、冬クールですね。

キャストさんのコメント見る限りだと、既に収録は終了している様子。

絵の方が完成しているのかどうか。その辺り気になるところではありますが、何はともあれ放送が楽しみですね。

 

てなことで気が付いたら今年も残り3か月だもんね!

どうりで来年冬クールのアニメ作品の情報が続々、解禁されているわけだよ。

早。

 

はい。そんなこんなです。こんにちわ。休みです。

暑いですね、昨日と一昨日の暑さとか尋常じゃなかった気がするんですけど。

 

てなことで引き続き、気になった話題をどうぞ。

www.animatetimes.com

年も年なので子どもがいたら『よーし、ママと一緒に『プリキュア』の映画、見に行こうか』とかうまいこと口実作って、見に行けるんでしょうけど。

とか言いつつ、仮に結婚のご縁があったとしても、私がこんな母親になれているとは、どう頑張っても想像すらできないのでアレなんですけど。

 

とにもかくにも大福です。CV中村悠一さんです。強すぎやしないか。

『わんだふるぷりきゅあ!』は人間と動物が共に生きることがひとつのテーマになっています。

だからいろはちゃん、まゆちゃんと言う少女の家族と一緒に生活しているわんちゃん、猫ちゃんが、いろはちゃん、まゆちゃんと共にプリキュアに変身する。

 

大福と言うのは兎山悟くん、寺島拓篤さんが演じていらっしゃる少年で、いろはちゃんたちの同級生である彼と一緒に生活をしている兎ちゃんです。悟くんのことを『マブダチ』と認識している兎。

ちなみに悟くんはいろはちゃんに淡い思いを寄せていて、でもいろはちゃんにはまったくそれを気づかれていないと言う、この作品のヒロインなのです!可愛い!

 

テレビ本編では、他のプリキュアに変身する動物ちゃんたちとは異なり、人間の言葉は発していない大福なのですが。

視聴者さんの間では『悟くんと大福も変身するのでは?』『大福のCVは誰だ』と毎週のように囁かれていました。私もめちゃくちゃ気になっていた。

 

で、公開になった劇場版にて、ついに大福が人間の姿になり、人語を喋った。更には悟くんと大福が『共に戦う仲間』として変身したとのことで・・・。

めっちゃ見たい!

人生でこんなにも『プリキュア』の映画を見たいと思う日がやって来るなんてね!しかもこの年になってさ!ははは!

 

ちなみに本日放送回、その最後には劇場版の予告も流れました。その中で大福の声も聞くことができて、こちらも大きな話題になりましたね。

うん。めっちゃ爽やかイケボでした。とても短い台詞であったにもかかわらず、それだけで『この兎くん、絶対に頼りになるっ!』と確信させるCV中村さんの凄さよ。

はよ本編でも、がっつりとその声、聞かせておくれ!

 

はい。変身後のビジュアルも公開されていますね。

大福のこの、溢れ出る『悟は俺がいないとダメなんだからな!』感、好き。

あと短パンとブーツの間に見える膝小僧、ありがとう。

そして悟くん・・・眼鏡、どこ行ったの・・・。

でもいつもとはまた違う、ちょっと大人な感じの悟くんって感じがして良き。

何より2人の身長差・・・萌。

 

しかしそうか。プリキュアに変身したと言うわけではないのかな?

ちょっとよくわかんないけど。

 

次はこちら。

aniplex-online-fest.com

明日ですね。

12時から16時までYouTubeアニプレックス公式チャンネルにて放送予定。

いいなぁ、リアタイ視聴できる方が羨ましいぞ。

 

登場作品のラインナップ、及び出演予定の声優さん、アーティストさんも解禁されています。ただしまだ発表されていない新作もいくつか情報解禁されるようなので、そちらも楽しみでしかない。

 

個人的には『るろうに剣心』の情報解禁で、十本刀のキャラ、誰か1人だけでもいいからCVが解禁されないかなぁ、と期待しております。わくわく。

鎌足は、勿論、旧アニメの竹内順子さんのように少年ボイスの女性声優さんでも、それはそれでぴったりだと思うのですが。

でも、どうでしょう。ここはやはり、新アニメだからこそ男性声優さんに演じていただきたい。そう思っているのは私だけではないと思うのですが。

 

何はともあれ楽しみだ。

 

はい。そんなこんなです。

いい加減、病院に行きたいです。

ただ総合病院にいきなり行くと初診料?とかで7千円、必要になるらしいです。

かかりつけ医からの紹介だとそれは不要らしい。

そうか。

なんかほんと、明らかに女性ホルモンに体調もメンタルも良いように振り回されてるの、さすがにちょっと腹が立ってきた(笑)

病院に行ったからどうなるわけでもないんだろうけど。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

『Astro Dive』ボイスドラマ Episode.0~視聴した感想

8月に発表されたコンテンツ『Astro Dive』(以下『アスダイ』)については少し前に記事でご紹介いたしました。

それからほどなくして最近、ボイスドラマが3日間連続で公開されたので、今回はそちらを視聴した感想をお送りします。

 

『アスダイ』の詳細はこちら。公式サイトさんをどうぞ。

astrodive.jp

成程。『音楽』×『ボイスドラマ』のトランスメディアコンテンツなんだな。

今のところ、私の推しは、見た目で言うなら鳴海慧。黒髪眼鏡最高。

あとは百千万億一生。治安の悪い自信家銀髪最高。

ユニットで言うならアトモスレインのエモさがたまりません。

でもどうあがいてもこの先、雷電ひかるに沼りそうな予感しかありません。

タスケテ。

 

今回、公開されたボイスドラマは『Episode.0』とされています。

アトモスレインの3人が、登場キャラクターたちが配信を行い、また共同生活を送るスタジオ『ミケスタ』に所属することなった経緯。それが描かれています。

 

ってかキャラクターたち、共同生活してるの!?

紹介記事書いておいてなんだけど、今、初めて知ったよ!

 

ではでは。早速、感想に参りましょう。

 

・『Episode.0 #1 -First stage Separation-』

・・・アトモスレインの1人、雨谷漣が『ミケスタ』を運営するトワイライトの3人に出会うお話が描かれています。

 

何かがあったために、大切な友人たちの前から姿を消したと思しき漣。そんな彼の姿。諦めたようで、でも諦めきれない思いがあって。それが苦しくて。どうしていいのか、自分でもわかっているようでわかっていないような。とにもかくにもその結果、自分のいちばん大切な感情に勝手に蓋をしてしまっているその姿が、とても切なかったです。

 

そしてそんな漣のように、恐らくは過去に色々とあったのだろう。もしかしたら今も、色々とあるのかもしれない。そんなことを推測させるトワイライトの3人の、それぞれの言葉や漣に対する態度。その深みみたいなもの。それがとても印象に残りました。何と言うか、思っていた以上にトワイライト、大人だったと言うか。

 

個別に見ていくととりあえずセイラさん、めっちゃおかん。ただのおかん。ずけずけと容赦ないこと言うし、その口調には隠し切れない自分や自分の発言に対する自信と言うものも強く感じるんですけど、同時に、確かに相手のことを慮っている優しさもはっきりと滲んでいると言うのが、もう最高オブ最高でした。顔と声のいいおかんです。

那緒さんは、想像以上に口調がふわふわしててひたすらに癒されました。でも優しく、柔らかく、的確に漣の感情の核心、それを突くような言葉を口にする。口にしながらも、でも絶対に押しつけがましくなっていないと言う、そのアンバランスさがマジで天才25歳児。

慧はとにかく溢れ出るスパダリ感が『ずるい』の一言。セイラと那緒に振り回されて苦労しているところもいいぞ~。公式から『腹黒』『本心が見えにくい』と紹介されているからこそ、彼が口にしている言葉。それを額面通りに受け取っていいのかどうかと言う緊迫感も、個人的にはたまりませんでした。

 

17歳。思春期真っただ中にある漣と。

その時間が既に過去になっているトワイライトの3人。

思春期と言う時間が過去になっているからこそ。そしてもしかしたら漣と同じように、その過去の時間に『何かがあって、自分の大切な思いに蓋をしてしまった』と言う経験をしてきたからこそ。その痛みであったり苦しさであったり。あるいは少年特有のまっすぐさであったり。そう言うのを経験してきた彼らだからこその、漣に対しての、あの温かく、優しく、背中を押すような態度であり言葉なのかなぁ、とも感じました。

個人的には、特にセイラの言葉に強くそれを感じたなぁ。なんか多分、この人は、本当に、本当に血を吐くような思いで努力を重ねてきた人だと言うのを、その言葉から、口調からものすごく感じた。

 

とは言え。トワイライトの3人、漣に優しすぎやしないか?行き倒れていたとは言え、自分たちの、『ミケスタ』の秘密を知ってしまった初対面の男子高校生に対して、あんまりにも優しすぎやしないか?

何かこれは裏があるのでは!?

天邪鬼な私は#1を視聴してそんなことを思ってしまったのですが。慧あたりは、もしかしたら『利用する』と言う考えがないこともないのでは。そんな気もするぞ~。

とにもかくにも『早く続きを公開しておくれ!』と、その時は3日連続で公開されることを知らなかった私は、切に思ったのでした。

 

・『Episode.0 #2 -Second stage Separation-』

・・・アトモスレインの残りのメンバー、逢沢湊と朝日颯が『ミケスタ』に到着し漣と再会を果たします。アトモスレイン、トワイライトのメンバーが勢揃いしたところに、更にルムルムの3人も登場と言うお話です。

 

湊の『雨谷漣強火担』具合が凄い。多分この子、漣が死んだら『こんな世界、意味ないよ』って笑顔でその後を追う子だと思う(とんだ決めつけ)。ただ『だからこそ』、終盤で彼が漣に、と言うより、漣の中の『あるもの』に見せた強い怒りの感情、表情、言葉にも、ものすごく胸を打たれました。

でもそれに対しての漣の反応。自分の中の『あるもの』に対しての葛藤。それもめちゃくちゃ理解できるもんだから、すごい切なかったです。

間違いなく曇ってない時の湊は、アトモスレインの太陽。ただただからこそ、この子は曇らせちゃダメ。絶対ダメ。曇らせたら危険。絶対に曇らせるな(いいぞ曇らせろ!)

 

一方の颯は、そんな2人のお兄さん的ポジションの雰囲気が最高オブ最高。でも本人はそんな自分のポジションに、凄さに全く気付いていない雰囲気が、またこれ萌える。たださらりと『漣がいないと意味ないから』と言い切っちゃう辺り、この子も相当、漣の強火担だぞ。

 

そして新たに登場したルムルムです。百々汰のわがまま腹黒っぷり、透空のふわふわと百々汰の怒りの火に油を注いでいく感じ。そしてその2人の好き勝手極まりない言動に、いちいち律儀に、真面目に取り合っては振り回されて傷つけられる大刀くんの真面目さ、不憫さが可愛すぎてたまりませんでした。笑った笑った。

そりゃ、これは声優さん達も収録、盛り上がるはずだわ。

 

アトモスレインは互いが互いを強く、強すぎるくらいに思っている。強く、強く互いを信じていて、でも、だからこそ、その強い絆が、思いが、ここにきて不協和音、溝を生み出す原因にもなってしまっている。今回は漣の『湊も颯も大切だ。だからこそ自分のことで迷惑をかけちゃいけない』と言う頑なな思いが、3人の強すぎる絆を揺るがしている。

一方のルムルムは『信頼』の『し』の字も見当たらないようなユニットなんです。でもだからこその、その関係性の緩さによって『解散』と言う言葉が日常茶飯事でありながらも、今なお、ユニットは存在し続けている。3人はユニットで活動し続けている。

 

この2つのユニットの雰囲気であったり、メンバーが口にする言葉であったり。そして皮肉にも、それとは真逆な状態である『今』のユニットの在り方、雰囲気。

その対比がとても鮮やかで、アトモスレインには胸をきゅっ、とさせられ。そしてルムルムには、その過激さ、自由奔放さには笑いっぱなしでした。そしてそれこそが、それぞれのユニットの魅力であり個性なんだろうな、と言うのも感じました。

 

#1では漣とトワイライトを描くことでトワイライトの関係性を見せた。#2では漣に湊、颯が合流したことでアトモスレインと言うユニットと、ある種、アトモスレインとは正反対の色を帯びているルムルムを絡ませることで、両方のユニットの関係性を見せてくれた。そんな感じです。

 

そんな2ユニット、6人のメンバーの一連のやり取りを見て、最後に『ねぇ。思ってることがあるなら、話してみない?』と言う、那緒さんが漣にかけた言葉。その声色も言葉の意味も、また年長組ユニットのメンバーだからこその優しさみたいなものがめちゃくちゃ染みたラストだったのですが。

 

『待て。初日トワイライト、2日目ルムルムと来たら、これ、最終3日目は我楽多キング、来ちゃうよね。ねぇ!来ちゃうよね!一生、大暴れしちゃうよね!超絶ポジティブわんこ、ひかる、来ちゃうよね!』と気が付いた私、狂喜乱舞。

 

・『Episode.0 #3 -Third stage Separation-』

・・・漣に何があったのか。何故、配信活動再開にためらっているのか。その理由となった出来事が明かされます。そして乱入、我楽多キング。

 

何があったのか。その果てに何を思ったのか。今、何を思っているのか。

漣の言葉に真剣に耳を傾ける湊と颯。そしてトワイライトとルムルムの6人。

百々汰が漣に対して同情の言葉をかけたのが意外過ぎてびっくりだったのですが(笑)、にもかくにも皆が皆、漣のことを、あるいはアトモスレインの3人を思ってくれていると言うのがめちゃくちゃ感じられて、もうエモさマックスでした。

相変わらずセイラと那緒さんの言葉が、本当に良いんだわ。

かくして漣は、自分の本心と向き合い気持ちを固めます。そしてそれを口にしようとした、実にいい流れのところで。

 

やってきました!我楽多キングの乱入だよ!ド派手にガレージのシャッターに車ぶつけての登場だよ!

 

笑っちゃった。一生の『事故ぉ↑』の言い方が、マジ一生さんで(意味不明)、もう第一声から惚れちゃった。ダメだ。この人はダメだ。好きだ。本能の赴くがままに好き勝手に生きているエネルギーの迸りがたまんない。暴れん坊最年長、最高すぎる。好き。ビジュアルを一切、裏切らない暴れっぷり、良き。地球最後のビッグバン、好き!

そしてひかるよ。底抜けの明るさなんだけど、その根底に私は、仄かに精神、情緒の不安定さみたいなものを感じたんですけど。そしてそれがたまんないんですけど。大丈夫?ヤバい。この子もやばい。ますます好きになった。

あと全然、触れてなかったけど千尋の振り回され加減。不幸体質っぷり。他人の厚意もなかなか素直に受け入れられないところも、一周回って可愛すぎる。

 

いい話でまとまりそうだったのに、我楽多キングが全部、かっさらっていきました!やっぱり我楽多キング、そう言う役割じゃん!好き!

 

とまぁ、最後は実に騒々しい雰囲気の中。改めて那緒と慧に自分の気持ちを、自分の答えを聞かれた漣は、自分の今の素直な思いを口にしたところで締めくくりの#3は終了でございます。

 

このコンテンツ、最初に知った時は『宇宙に行くために配信活動に邁進していくぜ!ひゃっはー!』的なキャラクターたちの姿が描かれていくコンテンツなのかな、と勝手にイメージしていたのですが。

 

想像していた以上にめちゃくちゃ物語にドラマ性があるし、キャラクターの造形も深いし。その個性のぶつかり合い、各キャラクター同士の関係性みたいなものもしっかりと描かれていて、良い意味で予想を裏切られました。

キャラクター同士の関係性は、公式サイトにも掲載されているのですが。結構、複雑なんですよね。これも面白い。

湊とひかるなんかは『ハイテンションコンビ』として結ばれているんです。それは確かにそうなんですけど。でもその実、どっちもハイテンションの面被った、中にどろっどろの闇を抱えている子ですからね。曇らせたが最後、とんでもないことになるからね。だから絶対に曇らせちゃダメだからね(いいぞ、曇ったところが見たいぞ!)

 

ボイスドラマ3話、聞いただけでも個人的にではありますが『再生』『やり直し』と言う言葉。メッセージ、それを強く感じられたのも、コンテンツとしては素晴らしいと思います。

特にトワイライトの3人が口にする言葉からそうしたメッセージは強く感じたのですが。やっぱりこの3人は過去に何かあって、そこから『再生』『やり直し』をどうにか果たした末の今がある、と言う感じなのかなぁ。

 

また今回は漣のお話が主軸だったからなのかもしれないのですが。

お話が全体的にとてもやさしい。温かい。人と人が出会って、そのことで誰かの背中が優しく押される。気持ちに決心がつく。そうした素晴らしさが描かれていたと言うのも、個人的には非常に印象的です。

何と言うか、この辺りはもしかしたら、キャラクター全員、『理不尽なランク付けで滅びゆく地球に置き去りにされる者同士』と言う共通項がある。それが関係しているのかなぁ、とも思ったのですが。

いずれにしてもここから更に、どう物語が展開されていくのか。その中できっと明かされていくのであろう各キャラクターの過去。そこも本当に、ますます楽しみです。

 

ちなみに。

漣、湊、颯が結成しているアトモスレインと言うユニット。私、その綴りをちゃんと確認していなかったもんだから単純『ATOMOSU』は英単語の『Atomosphere』から。そして後の『レイン』は『Rain』だと思い込んでいたんですよ。

でもよく見たら『ATOMOSUREINN』で、『レイン』に関しては『Rain』ですらなかった。それで調べてみたら、合っているかどうかはわかんないですよ。

 

わかんないんですけど『ATOMOSU』は『Atom』の語源であるギリシャ語で『これ以上、分割できない』と言う意味がある。そして『アトモス』と言う響きで言えば、英語では『地球の大気圏』と言う意味もある。『Reinn』に関してはスコットランドゲール語で『歌う』と言う意味があるらしいです。

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

エモい!アトモスレイン、めっちゃエモい!

君たちはその青春のエモさとまっすぐさと葛藤で、私を殺す気か!?

いつかユニットで『天体観測』をカバーしてくれ!頼む!

 

アトモスレインに関しては初期の頃より更にエモさとか。あと3人の関係性のその強さ。互いが互いに『君しかいない』と言う、何かしらの切迫感にも近いような感情を抱いているようなユニットなんだなぁ、とか。そうした印象を抱きました。

トワイライトは想像していた以上に『大人』と言う印象。どうしようもない『何か』を飲み込み、あるいは引きずりながら、時には諦念に打ちのめされながらも、どうにかこうにかここまで歩み続けてきた人。そう言う人だけが出せるような、見せられるような深み。そう言う雰囲気、空気に満ちたユニットだなぁ、と。

ただ腹黒ハイスペお兄さんの慧だけは、油断は禁物だと思うの!

 

ルムルムはその過激さ、自由奔放さ、仲の悪さはイメージ通り。だったんですけど、結局『喧嘩するほど何とやら』を地でいくような一面が見えたのも、実に可愛らしく、また意外でした。

我楽多キングは想像した通りの立ち位置、存在感で、それを想像以上の暴れっぷりで見せつけてくれたので、もう大満足です。どうかそのままの君たちでいてくれ。頼む。

 

そんなこんなで本日は『アスダイ』のボイスドラマ視聴の感想をお送りいたしました。

本当は各声優さんの演技の感想なんかも書こうと思ったのですが文字数。

 

なんとか・・・なんとかマイペースでも良いから追いかけていきたいです。

頑張る。

なので皆さんもよろしければ、是非、是非『アスダイ』に触れてみて下さい!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうこざいました。

記憶力に挑戦だ!~2023年秋アニメを思い出そう

昨日、紹介した配信番組、見た。見てた。開始早々、内田雄馬さん、日高里菜さんの自己紹介をナチュラルですっ飛ばす。それを日高さんは勿論のこと、日笠陽子さん、小市眞琴さん、視聴者さんに盛大にツッコまれ、コメントは『開始イチャイチャ』の嵐。

最高でございました。ってかこれが本当にナチュラルなミスなら、内田さん、ご自身でおっしゃっていた通り、相当に緊張されていたんだな。

最後まで見られてないんですけど。アーカイブ、あるかな。

 

さ、やってまいりました。毎クール恒例の記事です。

もうすぐ放送が始まる2024年の秋アニメ。その前に、去年、2023年秋アニメですね、そちらを思い出そうと言う内容です。

記憶力に挑戦です。

毎回、書いていますが、思い出せるに越したことはない。それはそうだ。

だがしかし、たとえ思い出せなくても『思い出そうとすること』、これだけでも脳にとっては十分な刺激になるそうです。また思い出せなかったとしても、その後に答えを見て『あぁ~!』となる、悔しい思いをするのも、またこれ脳にとっては良いのこと。

 

なので最初から諦めるのはダメなんです。私は最初から諦める人間だけど。

あがくだけあがいてみましょう。

 

てなことで思い出せるかな、去年放送されていた秋アニメ。

文字数2千文字くらいまで、粘って記憶力を刺激してみましょう!

 

えー。最近、今年の秋アニメ放送予定作品、紹介しましたね。

で、その中で確か『去年の秋アニメの続編です』と言う言葉をいくつかの作品に書いたような気がするのですよ。

アレ。『カミエラビ』だ。これは間違いない。『カミエラビ』は去年の秋放送で、今年の秋に続編が放送される。

それから・・・『鴨乃橋ロンの禁断推理』もそうじゃないかな。あと『るろうに剣心』もそのはず。こちらは2クールの後半クールだから、まぁ、厳密に言うと秋クールだけではないんだろうけれど。

良いじゃないか、秋クールにも放送されていたのは間違いないんだから。

 

あとそれで言えば『呪術廻戦』も後半クール、渋谷事変か、これが秋クールの放送だったはず。で、個人的に『裏がこの作品じゃなかったら、もう少し話題になっていただろうに!』と散々、書いたような気がする『柚木さんちの四兄弟。』も同クール放送だから、去年の秋クールか。ふむ。

 

『葬送のフリーレン』も秋じゃなかったっけ?秋だったはず。なんか『あぁ、秋の夜長に視聴するにぴったりな作品だなぁ』と思った記憶があるから。

今年の作品紹介でも散々、書いたけど、毎年、秋クールはラインナップがおかしいんだよ。だからこの辺りの時期に放送されていそうで、話題になって、続編が決定している作品を挙げていったらひとつくらいは当たるはず。

『下手な鉄砲も数を打てば当たる』戦法。

 

薬屋のひとりごと』も秋っぽいな。あれ、今年の冬クールだったっけ?いや、でも2クール放送だったのは間違いない。だから夏から秋、秋から冬、どっちにしても秋クールは入ってるからいいや、挙げとけ、挙げとけ!

あと、えーっと・・・続編・・・続編が制作した話題作・・・あー・・・『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』も違いますかね。若干、これも今年の冬クールっぽい気がしないこともないのですが・・・いや、でも秋か。去年か。

 

声優さんで思い出せないか・・・あー・・・『オーバーテイク!』だ!古屋亜南さんだ!そして芋づる式で思い出してきたぞ。多分、古屋さんと共に『秋アニメ、初メインを務められますよ』記事でご紹介した方が出演されていた作品の『ビックリメン』と『川越ボーイズシング』も去年の秋アニメ。

そうだ!『ビックリメン』は『葬送のフリーレン』と録画日時が被ったのを覚えているから間違いない(自信)

 

『ミリオンライブ!』のアニメも秋クール?だったような気がしてきた。先行上映があって、しばらくしてからテレビ放送されて。で、年明け2月のツアーファイナルだから、時期的にも秋クールがしっくりきますね。だから秋クールだったはず!

 

もはや消去法でもなんでもない。本当に『下手な鉄砲も数を打てば当たる』である(笑)

 

最近、実写映画化が発表されて、真っ先に『また山﨑賢人さんか』と思ってしまったんですけど。『アンダーザニンジャ』、タイトル、微妙に自信ないんですけど。これも去年の秋クールだったような気がする。

実写化決定の話題に触れたから思い出せた。そうじゃなかったら多分、思い出せなかったぞ。

 

あ。なんか急に閃いてきた。『東京リベンジャーズ』だ。そうだ。鶴蝶とイサナの関係性に『もはや愛だよ、愛』と喚いた記憶が、今、鮮明に思い出された!それと多分『Dr.STONE』もやってた気がしてきた。自信はないけどもういいやなんか書いとけ!

 

あとは・・・女の子。女の子が出てる作品。百合作品。1クールに1作品は必ず百合に悶えている記憶もあるから、去年の秋クールも絶対に百合作品、あったはず。

『星屑テレパス』とか、秋クールだったような気がしないこともないけど。どうかな。

おでこぱしー!おでこぱしー!おでこぱしー!

 

2千文字まであと少しですが、ダメです。

思い出せないあまり『おでこぱしー』を連呼したところで集中力が切れました。

おでこぱしー!

dic.pixiv.net

尊い

 

てなことで答え合わせに参りましょう。

正解はこちらのサイト様をどうぞ!

www.animatetimes.com

まず思い出せた作品ですが・・・『ミリオンライブ!』のアニメ、ありましたね。10周年ツアー、その千秋楽ライブは配信で視聴していましたが、本当に素晴らしかった!そしてこのアニメも、ご新規さんでもわかりやすい、親しみやすい、ミリオンらしい熱量に満ちた作品でした。続編、制作されて欲しいなぁ。

 

『アンダーニンジャ』でした。『ザ』はいらない。『オーバーテイク!』も秋アニメでしたね。

主演を務められた古屋さん。今もちょくちょく、モブ役ではありますがお名前をお見かけするので、このままどんどん経験積んで、大きな役者さんになって下さい!

『カミエラビ』『鴨乃橋ロンの禁断推理』の今年の秋アニメ続編組も当たっていますね。良かった良かった。

『柚木さんちの四兄弟。』や『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』、そして続編制作が決定している『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』も去年の秋アニメでした。こちらも続編、本当に楽しみだなぁ~。

『川越ボーイズ・シング』も秋アニメでしたか。こちらはほんと、何と言うか。もう少しキャラクター数絞って、主役くんと幼馴染くんの関係性に的を絞った物語展開だったら。そんな気がしてくる、非常に、個人的には惜しい作品だったなぁ、と。

 

おでこぱしー!

『星屑テレパス』も当たりでしたね。良かった良かった。

 

ふむ。今回、割と思い出せた方なんじゃないだろうか。

 

そう、自分で自分を褒めたいような気持ちになりかけたんですけど。

 

全然、思い出せてないから!

毎回、この正解リスト見て思うんですけど!

ほんと、全然、思い出せてないから!

『1話だけとは言え、一体、あんた、何を見てたの!?』

そうツッコまずにはいられないよ!

 

はい。ほんとにね。

まぁ、昨日の晩御飯すら思い出せないような記憶力ですからね。怖。

 

てなことでここからは『1話だけも含めて、視聴していたのに思い出せなかった作品』を一部ではありますが見ていきましょうか。

ほんと、作品さん、ごめんなさい。

 

まずは『新しい上司はど天然』です。梅原裕一郎さんがど天然の上司を、その部下を西山宏太朗さんが演じていらっしゃった作品です。うめこたファン、歓喜

1話と2話、視聴したよなぁ。多分、録画が他の作品と日時、被ってたから、配信で視聴したんだ。それで『配信だけど継続視聴できたら』と、記事に書いたような気がするのですが・・・やっぱり配信視聴はなかなか続かないんだよなぁ。

 

あと主演が梅原さんと言えば『ゴブリンスレイヤー』の続編も放送されていました。こちらも1話は見た気がする。

制作会社が変更になったんですよね、2期から。その影響が個人的には拭えず、そしてやはりこの作品も録画が日時被りしていた。で、配信もアベマ限定だったんじゃなかったかなぁ。そんなわけで視聴できなかった。そんな記憶は思い出せるのに、何故、作品自体は思い出せないのか(土下座)

並びで言えばその下にある『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』も1~3話辺りまでは視聴していたように思うぞ。

 

あぁ~。

『とあるおっさんのVRMMO活動記』と『はめつまおうこく』、石川界人さん主演のこの2作品も1~2話は視聴したな。

『とあるおっさんのVRMMO活動記』はほんと、何と言うか1話、視聴して『水みたい。何この平坦な演出』と思った記憶があります。

 

『ひきこまり吸血姫の悶々』は、最終回まで視聴していたはずだぞ!

あとな!

『ミギとダリ』ですよ!

この作品も最終回まで見てたのに!そして最終回、それはおんおんと泣いたのに。涙がぶわあぁぁぁぁだったのに。最後のカットに描かれてあった、制作陣からの作者、佐野菜見さんに対するメッセージに声に出して泣いたのに。

泣いたのに!

 

あの涙は何だったんだ!

 

泣く。

 

いや、でも『ミギとダリ』、原作は私、読んでいないのですが。

それでもシュールなあの世界観が見事にアニメで表現されていたように感じます。

素晴らしいアニメ化だったなぁ。

 

あと百合作品でいえば『私の推しは悪役令嬢。』も見てたのにね。

これもほんと素敵な、熱い作品でしたよね。

個人的には芹澤優さんの新たな一面。声優さんとしての新たな一面、魅力を感じられた、そんな作品でもあります。

 

はい。ほんとにね。私は去年の秋、何を見ていたのでしょうか。

幻?

怖。

 

その他には・・・この秋に続編が、と言うことで言えば『シャングリラ・フロンティア』も放送されていたのか。『MFゴースト』もそうですね。両作品とも主演は内田雄馬さんです。

ヒプノシスマイク』の続編も放送されていたのか・・・放送されていたな。これも1話、視聴したはずだぞ。

 

ってか大体、1話は視聴してるんだよ。凄い数、見てるはずなんだよ。

なのにその大半が思い出せないって、ほんと、どういうこと?

 

どういうことなんでしょうね(呆然)

 

てなことで皆さんはいかがでしたでしょうか。

思い出せた方、おめでとうございます!羨ましいぞ。

思い出せなかった方、私と一緒です!これからも頑張って生きていきましょうね!

大げさ。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

休み~暑い

去年の今頃、阪神タイガースは優勝に向けて破竹の11連勝真っ只中でした。

最終的に9月14日に甲子園で宿敵、巨人相手にセリーグ制覇を成し遂げたのですが。

まだ、まだ最後まで何があるかはわからないので、諦めるには早い。

そう思いたい気持ちもあるのですが・・・ぐぬぬぬぬぬ。

そんな私は去年のセリーグ制覇、及び日本シリーズの試合ダイジェストを見ては『去年に戻ろう。うん。戻ろう』と切ない思いに駆られているのでした。

 

残り14試合か。全部、勝てばいいじゃないか!あはははは!

勝ったところで他球団の勝敗との兼ね合いもあるので何ともなんですが。

勝てばいいじゃないか!

 

そんなこんなです。

9月ももう半ばに差し掛かろうかと言う季節なのにな。暑い。なにこれ。

夏場の暑さとは違って、なんかムシムシした暑さなのがまたこれしんどい。

 

お元気ですか。皆さんがお元気なら何よりです。

 

声優の篠原恵美さんの訃報が伝えられましたね。

篠原さんと言えば、やはり個人的には『セーラームーン』シリーズでの木野まことセーラージュピター役が印象深いです。

ボーイッシュで力持ち。とても優しく、乙女チック、家庭的な一面も持ち合わせているまこちゃんが、私はセーラー戦士の中ではいちばんに好きでした。

考えてみると『ボーイッシュでかっこいいんだけど、それと同じくらいに可愛い。少女らしい可愛さがある』女の子キャラで、初めて意識したキャラクターかもしれないです。

雷を守護に持つと言うことで、戦闘面でもとっても頼りになる。彼女の必殺技『シュープリーム・サンダー』を『シュークリーム3ダース!』と覚えたのは、きっと私だけではないはずだ。

 

リメイク版では小清水亜美さんが演じられていて、小清水さんのまこちゃんも、それはそれは素晴らしい、かっこよさと不器用さとキュートさのバランスが最高なのは言うまでもありません。

そして同じく、当たり前ですが、遠い記憶の中。確かに私の心をきゅんきゅんさせてくれた篠原さんのまこちゃん。少し柔らかさのあるお声、まこちゃんの強さと繊細さを凛と演じ表現されていたまこちゃんも、やっぱり私の中では『大好き!』なのです。

 

寂しいなぁ。なー。病気療養中でいらっしゃったとのことですが・・・61歳。

早すぎるよなぁ。なぁ。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

 

そんなこんなでそんなこんなです。

ここからは通常通りのテンションでお送りいたします。

こんにちわ。休みです。

 

突然なんですが、本日、20時よりこんな番組が配信される予定です。

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作品を視聴していないので、この情報も何気なく見て『そうかそうか。秋からは続編も始まるしな』とか思ってたんですけど。

それからしばらくして気づいた。

左端と右端の方、夫婦じゃん!夫婦じゃん!夫婦じゃん!

日笠陽子さんと小市眞琴さん、夫婦に挟まれてるじゃん!

 

いや、アフレコでは当然、共演されているので、今更、共演がどうのこうのと騒ぐのはナンセンスと言うか。『そんなことで騒ぐな、オタク!』と思われる方のお気持ちもじゅうぶんにわかるのですが。

ごめん。私はわくわくが止まりません。

そして多分、わくわくが止まらないの、私だけじゃないはず。

 

私を含めた視聴者さんのそわそわ、わくわくを察した日笠さんがぶっこんで下さらないかなぁ、と。

無責任な期待をしています。すいません。

 

で。

 

日笠さんと言えば、この度、個人事務所設立を発表されましたね。

事務所の名前が『i.nari』と言うことで。

最初、『I』『Nari』で『私』『なる』みたいな感じのイメージでつけられたお名前なのかなぁ、とか勝手に思ったのですが。

読み方は『いなり』で、社名にされた理由は、実に素敵なエピソードからと言うことで。

今でもめちゃくちゃ活躍されていらっしゃいますが、更に、更に事務所と共に飛躍されていくことを楽しみにしています!

どうなんだろう。ゆくゆくは他の声優さんも所属されたりするのかなぁ。

個人事務所含めて、声優さんが事務所を立ち上げられるのも、もはや珍しいことでもない流れになってきていますよね。

 

で。

 

その日笠さんがボイスコミックで出演されていた作品の話題です。

2025年1月から放送予定の『花は咲く、修羅の如く』の追加キャストさんが発表されました。

W主演である本作品。こちらはボイスコミックからは変更で、既に藤寺美徳さん、島袋美由利さんが演じられることが発表されていたのですが。

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こちらの作品、高校の放送部が舞台。そして『朗読』が主軸になっている作品らしいのです。私は原作読んでいないので見聞きした情報のみで申し訳ないのですが。

 

今回、発表された追加キャストの皆さんのコメント。

その中でも男性声優さんお三方のコメントが、何と言うかもう、この『朗読』とか、あるいは声だけで表現することの難しさとか楽しさとかについて、熱く語っていらっしゃるのが、個人的には読んでいてとても胸熱でした。

 

ちなみに主役の1人を演じられる藤寺さんは17歳。現役の高校生さんでいらっしゃいます。

この面々に囲まれての主演と言うのは、それはもう藤寺さんにとってはめちゃくちゃ大きな経験になることだろうなぁ。

 

うーん。放送が今から待ち遠しいぞ!

 

はい。そんなこんなです。

 

暑いですね。何はともあれ皆さん、体調にはくれぐれもお気を付けください。

なんだろ。この流れだと過ごしやすい秋すっ飛ばして『暑い、暑い、暑い!』とわめく日々から急に『寒い!』とわめく日々がやってきそう。

怖い。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

1が付く日の読書感想文~『インドラネット』

本日、感想をお送りするのは桐野夏生さんの『インドラネット』です。

2021年に単行本として刊行された本作品。この後、すぐにご紹介いたしますが、あらすじからして『こんなのBLじゃん!』と言う予感しかなかった私は、文庫化されるのをそれはそれは楽しみに待ちわびていたのであります。

 

ではでは、早速あらすじを。

本作の主人公は八目晃。何ひとつ取り柄がない自身に対して強いコンプレックスを抱いて生きてきた晃は、現在、安月給の非正規労働者として冴えない毎日を送っています。そんな晃の唯一の自慢にして誇りは、高校時代、他者を圧倒するような美貌とカリスマ性を持ち合わせていた野々宮空知、そしてその美貌の姉妹たちと親しく付き合っていたと言うことです。

しかしその縁も高校卒業と同時に遠くなっていき、ついには空知からのメールも途絶えてしまいます。それ以降、空知の行方はわからないままと言う状態でした。

空知たちと過ごした思い出、輝かしい時間を未だ忘れることができない晃は、空知がカンボジアで行方不明になったらしいと言う情報を知ります。そして野々宮家の関係者から空知の姉妹の行方を捜索して欲しいと依頼された晃は、単身、カンボジアに渡るのですが・・・と言うお話です。

 

BLです。違うけどBLです。

圧倒的美貌とカリスマ性を持った野々宮空知×冴えない自分に強いコンプレックスを抱き続けている八目晃のBLです。

違うけど。

 

はい。てなことで感想へと参りましょうか。

 

いやぁ、面白かったです。晃が空知を、そしてその姉である橙子と妹である藍、その行方を捜すために奮闘すると言う物語なのですが。

この晃と言う人物が、まぁ、なんだろ。私にはとても他人とは思えなくてですね。

自分に自信がない、それ故の強いコンプレックスだったり。労働をはじめとして、労力を必要とすること、その一切に対する著しい責任、やる気のなさだったり。日々の生活すら自堕落であったりするところが、本当に私は『あ、これ私じゃん』状態で。

空知たちと親交があった高校時代。晃の人生の中、今のところ最も輝かしい時代に未だ縋りつき、そこから逃れられずにいる。今なお、その輝きの残滓に幻影を見続けている。そう言う過去に対しての執着と言うところも、私には共感しかなかった。そしてその気持ちも、私には痛いほど理解ができた。

だから最初の内は『あぁ、こいつはダメだ』『でも私もこんな感じだけどな』とひきつり笑いで読み進めていたんです。

 

ところが物語が進むにつれ、異国の地で空知たちの捜索にあたる晃は成長していくんです。逞しくなっていく。肉体的にも、精神的にも。

それだけ晃は様々な出来事にもまれていくんです。時には命の危機を感じるような出来事すら起きる。あるいはそもそも、何のあてもなく異国に飛んだ晃には、衣食住の保障すらないわけですからね。

でもそれを、たまたま知り合った人からの助けで得ることができた。そう言う人との出会いと言う面においても、晃はもみにもまれていくんです。

その中で当然、思いは揺らぎそうになる。ところどころ『もうこれでいいや』的な感情が吐露するのが『あぁ、でもこいつ、やっぱり変わってないなぁ』と笑うしかないんですけど。

それでも最終的には橙子、藍は勿論なのですが、誰よりも何よりも空知を思う。

彼に会いたい。どうにかして彼の今を知りたい。そう言う気持ちを強くするんです。

 

あぁ、と思いましたね。

やっぱり人間、慣れた地に留まって、慣れたことだけやって、慣れた時間だけを繰り返していたらダメなんだなぁ、と。

『ダメ』と言う言葉は適切でないかもしれない。『それでいいよ』と言う方なら、それでいいのだし、そもそも生き方に『ダメ』も『良い』もないだろうから。

ただなんだろう。

『変わりたい』『このままじゃ嫌だ』『何かしたい』と思い続けていて、でも何にも行動を起こしていない。結局は『慣れ』のぬるま湯、安全地帯から最初の一歩すら出していない私には、この晃の姿には様々なものを突き付けられたような気がしました。

空知のために。ただその思いだけで、紆余曲折ありながらも一歩を踏み出せた晃が、そんなふうに思わせてくれた人と出会えていた晃が、途方もなく羨ましい。

 

なのでこの作品。異国の地で奮闘する日本のダメダメ青年の奮闘記。また現地の雰囲気が濃厚に感じられる旅行記。そんな味わいも楽しめる作品です。

 

そしてその中でもしっかり、晃が空知たちの今に近づいていく様子も描かれています。

晃の奮闘、それが時に『おいおい』と苦笑いするように描写であることも多いのに対して、空知たちの今。そこに潜んでいる『何か』、それらの描写は非常にスリリングで、しかも予想がつかない。

読者は晃と同様、その『見えてきそうでなかなか見えてこない何か』に振り回されるしかないんです。でも『見えてきそうでなかなか見えてこない』から、いつ、どこで、どんな形で振り回されていた、振り回されているのかもわからない。

その気色悪さ、闇深さと言ったらですよ。

 

少しネタバレにはなってしまいますが。

物語中、晃はどうにかこうにか橙子と藍と再会を果たすことが叶います。

そしてその果てに、晃は空知に現状について衝撃的な事実を知ることに。

更に自分が異国に到着してからの出来事。そこに張り巡らされていた数々の事実も突き付けられるのです。

その事実に打ちのめされた晃は、ある思いを胸にとある地へと向かいます。

 

ここからの展開。そしてラストの展開が・・・もう、言葉を失うそれだったと言うか。

 

やっぱりネタバレになっちゃうので、なかなか詳細まで書くのは難しいのですが。

なー・・・なんかね、ほんと甘美さすら感じさせる流れであり。また『救い』とは何か。そんなことを感じさせる流れでもあり。

めちゃくちゃ胸が締め付けられてからの、このラスト。

『容赦ないなぁ、桐野さん』ともはや呆然。

でも、どうなんだろう。どうなんでしょう。読まれた方はどう思われますか?

容赦はない。でも晃にとってはあのラストは、幕切れは、それこそある種の『救い』のように思えたのは私だけでしょうか。

 

タイトルの『インドラネット』とは橙子、空知、藍の父親が遺した言葉に登場する言葉です。

インドラ神、すなわち帝釈天の網のことを意味しているとのこと。もう少し解釈を広げると、世界そのものを覆う網であり、その網でつながっている宝石は、無関係に見えても関係性がそこには生まれている。

 

自分たちの子どもは、どこに行っても繋がって光るインドラの網に絡まる宝石だ。

インドラの網にある宝石は、そのひとつひとつが、他の宝石を映し出す宇宙だ。

3人の父親もそんな言葉を遺しており、その言葉を知った晃は『宝石になれない自分は、せめて宝石を繋ぐ網になりたい』と痛切に願うんです。

『宝石になれない自分』と言う言葉が、思いが、本当に晃らしい。辛い。

 

でも、現実はそんな生易しいものじゃなかったんです。

世界を覆うインドラの網。それで繋ぎ止められた宝石は、意識しようがしまいが、互いが互いを映し出す鏡になっている。すなわちそこには『縁』『関係』が発生している。

『縁』や『関係』がやさしく輝きに満ちたものだけであれば素敵ですよね。

でも決してそうでないことは、私たちは日々の生活の中で、あるいは耳目にするニュースを通して嫌と言うほどに知っているはずです。

 

本作で言えば、インドラの網は宝石たちを、その運命を無慈悲に縛め、がんじがらめにしていた。

宝石たちは知らず知らずの内に、インドラの網に絡めとられていた。

 

曲がりなりにもそれなりの成長を遂げた晃。

『宝石になれないなら、せめてインドラの網になりたい』と願った晃。

その晃の成長を嘲笑うかのような、そしてその願いをある意味では叶えたかのような皮肉的なラスト。

 

そこにあるのは『インドラネット』が意味する、どうしようもない現実。あるいは闇深さ。底知れぬ闇深さ。怖さだと、私は思い知らされました。

タイトルが『インドラネット』だからこの言葉を用いましたけど。

晃たちを繋ぎ、そして飲み込んでいったのは、作中ではもっと具体的なものとして描かれています。

 

具体的なんです。

でも同時『じゃあ、それを言葉にすると?』と聞かれると迷っちゃう。

ただもう、手垢のついた言葉で申し訳ないのですが『闇』であり『欲』であるとしか言いようがないと言うか。

目に見えている。でも目に見えない闇であり、欲であり。

そして『個人』の思いなど、尊厳など、簡単に踏みにじるものであり。

『個人の人間的成長?何それ、美味しいの?』的な。

 

だからこそ、なんですよね。

あまりに衝撃的なラストを読み終えてなお、私の胸に募ってきたのは、晃と空知が確かに過ごした輝かしい時間、高校時代。

その輝きであり、あるいは、空知への思い一新で異国に飛んだ晃の成長であり、その中でより一層、強くなっていった空知に対する思いであったり。

それらを思えば思うほど切なさに胸が締め付けられ、でも同時『結局、一個人の人生なんて、どうしようもなくなるようにしかならないんだな』と言う、強い無力感、空しさにも駆られたと言うか。

 

なー・・・なんかほんと。

晃にとって空知はただ1人の存在だった。

でもある存在、ある力、ある闇でありある欲にとっては、空知は空知じゃなくても良かった。

宝石の代わりはいくらでもいる。光り輝いていない石ころでも、それを『宝石』と名付け、呼び、そう認識すればそれは宝石になるのだから。

誰でも良かったってわけです。

 

なー。なんかほんと。それを突き付けられた結果。

『世界』の中で『私』が生きる意味。日々、曲がりなりにも奮闘していること。

そこに空しさを感じずにいられないのは、私だけでしょうか。

 

生きることにますます消極的になりそう。

いかん、いかんぞ!

 

何でしょうね。晃がもっと最初から人間的に成熟した、洞察力も推察力も持ち合わせている、思慮も配慮もできる人間だったら、結末は変わっていたのかなぁ。

晃が今の晃になった理由みたいなもの。それって何なんでしょうかね。

それを考えると変な話、晃は生まれた、この世に生を受けた瞬間から『こうなること』が決まっていた。そんな気すらするんですけど。

それこそインドラの網の力と言うか、無慈悲さと言うか。

 

そんなこんなで本日は桐野夏生さんの『インドラネット』の感想をお送りいたしました。

極上の青春小説にして旅行記としての味わいもある。そして緊迫感あるミステリー、国際小説的な魅力にも溢れた作品。

桐野さんらしい容赦のなさが暗く光る、まさに宝石のような作品です。

『高校時代の男が忘れられずに、今なお、それに人生、引っ張られてる』と言うダメ男が登場するBL好きな方は、特に楽しく読んでいただけるかと思います。

どんな薦め方!

いや、それを抜きにしても、ほんと個人的にはいろいろ考えさせられ、考えさせられたからこそ絶望にも近い投げつけられた、そんな1冊でしたので、ぜひぜひ読まれてみて下さい。

面白いのは確かだよ!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。

2024年秋アニメを見ていこう~その3

10月から放送スタートの秋アニメ、全作品を紹介していく記事。

本日がラストです。ラストにします。

www.animatetimes.com

こちらのサイト様に掲載されている五十音順で紹介しています。

前回のその2では『ぷにるんず ぷに2』までご紹介いたしました。

なので本日はその続き、こちらの作品からスタートです!

ってか今回、紹介する作品の並び、マジで強者たちの殴り合いです。

 

・『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』

・・・はいはい来ました来ました!続編も激熱な秋クール、そのひとつとして挙げられる作品であることはと間違いないでしょう。んはー!楽しみが過ぎる!ようやく、ようやく石田雨竜の本格的出番がやって来るぞ。その他のキャラクターの活躍も、そして展開も熱すぎる続編。ただただ『楽しみ!』の一言です。

bleach-anime.com

 

・『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』

・・・こちらも秋クールなのか!劇場版の大ヒットも記憶に新しい大人気作の続編です。いやぁ、こちらも、私は視聴を途中で断念してしまったのですが、本当に話題になった、ヒットした、そんな印象があります。なので続編も、新キャラクターも続々、登場することもあって、また盛り上がるだろうなぁ。

 

・『放課後少年花子くん(続編)』

・・・1話から3話までが去年の秋に放送されていたらしい。で、その続きとなる4話からこの秋クールに放送されるとのこと。そしてこの作品の本家・・・言い方は少しおかしいですが、とにもかくにもご本家である『地縛少年花子くん』の2期が来年の冬クールに放送予定。ファンの方、連続して楽しめるの、最高ですね。

 

・『星降る王国のニナ』

・・・登場する王子を梅原裕一郎さんと内山昂輝さんが演じられると言う時点で、既に優勝。あと東山奈央さんも、ショタっ子の王子を演じられるのか。可愛いな。

戦いと恋が描かれる王道ファンタジーとのことで、胸キュンさせられつつも、各国の思惑。それに翻弄されるキャラクターたちにハラハラさせられそうな大作の予感です。

 

・『魔王2099』

・・・アニメ化発表の時から気になっていた作品です。あらすじ読むにシリアスっぽい。でもその予感を信じていいのか。鵜呑みにしていいのか。良い意味でそれを裏切ってくれそうな作品っぽい感じもする。大体ビジュアルの魔王、自分で『魔王』と書かれたシャツを着てる時点でいろいろ怪しいぞ(笑)

 

・『魔王様、リトライ!R』

・・・まさかのタイトル『魔王』つながり。約5年ぶりの第2期です。制作会社が変更になりましたが、変更になっても不安であることに変わりはありませんね。怖い。あと1期と2期で、だいぶ声優さんの顔ぶれが変更になっているのもこれ、一体、どういうことなのか。なかなかに珍しい気がします。ただし主演が、今や俳優としても活躍されている津田健次郎さんなのは変わらず。ですよね。ここは変えちゃいけませんよね。

 

・『魔法使いになれなかった女の子の話』

・・・原案公募プロジェクトから生まれたオリジナルアニメとのこと。『魔法少女』じゃなくて『魔法使い』と言うのが、なんだかとても新鮮です。PV見たけれど淡い色使いが印象的で、本当にファンタジックな作品世界観が存分に表現されているな、と感じました。百合ものとしての魅力も仄かに味わえそうだぞ~。

 

・『村井の恋』

・・・これも楽しみにしている作品です。絶対に面白い。日笠陽子さんがこの手の役を演じられる作品は大抵、面白い。日笠さんの演技が既に面白い。そんなCV日笠さんの役を振り回す主人公は『七星のスバル』以来の主演となる高梨謙吾さんが演じられます。PV見たけど、日笠さん、高梨さん、そして春夏秋冬役の島﨑信長さんの演技が、ただただ面白かったです。作画の妙な崩れも、むしろ最高!ただ放送枠の少なさ、配信が限定なのが残念だなぁ。

murainokoi-anime.com

 

・『メカウデ』

・・・オリジナルアニメです。これも気になっている作品のひとつ。人に結合することで活躍できるウデ型機械生命体、メカウデと、それを結合させる人間の冒険と戦いの日々を描いた作品とのことです。メカニックデザインがめちゃくちゃかっこいい!

海外からの人気も高い作品のようですね。うーん、いろいろ調べてみたら、ますます気になりだした、そんな作品です。

 

・『やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中』

・・・内田秀さん演じる主人公が波乱万丈の人生を処刑で終えた、と思っていたら王子と結婚する直前の自分に生まれ変わっていた。王子との結婚から逃れるため、たまたま手を取った男に一目惚れしたと嘘をつき、と言うお話。この男は戸谷菊之助さんが演じられます。2人の変わりゆく関係にキュンキュンできそうな作品だなぁ。

あと名誉人外声優の井澤詩織さんも、勿論、人以外の役で出演されています!

 

・『妖怪学校の先生はじめました!』

・・・これも楽しみにしている作品のひとつです。PV見たけど、もうありあまるドタバタ感、賑やかさがひしひしと感じられました。個性豊かな、たくさんのキャラクターが登場する本作品。そのキャラクターたちを演じられる声優さんの演技も楽しみだし、その中、主演を務められる逢坂良太さんの振り回され&振り回し演技も楽しみだぞ!

 

・『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 season2』

・・・原作は日本生まれだけどアニメは中国が最初だったんですね。知らなかった。去年の冬クールに放送された作品の続編です。原作は既に完結しているので、アニメも完結まで放送されるのかな。でも中国では第1期分しか制作されていないのか。

 

・『来世は他人がいい』

・・・気になっている作品です。主要CVが作品PVからの続投と言うのも大きな話題になりましたね。そんな中、主役を演じられるのは上田瞳さん。PV見たけど、原作は私、読んでいないんですけど、それでも『ぴったり!』と思いました。輪郭の太い、少し低めのお声でのまくしたて、最高じゃん!あと京都のご出身なので関西弁が完璧なのも嬉しい。これはますます楽しみになったぞ。

raisewataningaii.com

 

・『ラブライブ!スーパースター!!第3期』

・・・第2期の終わり方、割ととんでもなかったように記憶しています(笑)。それを受けての第3期、果たしてどうなるのやら。そして『ラブライブ!』の他のシリーズも様々な変化を迎えているので、この『スーパースター!!』あるいはLiella!の活動にも、何か大きな変化が、と言う色んな意味でのドキドキ感もあります。うわぁ、どうなるんだろう。どうなっていくんだろう。

 

・『らんま1/2

・・・1989年から実に35年の時を経ての完全新作アニメ、放送です。かっはー!凄いな。そして主要キャスト陣もほぼ変更なしと言うのも、またこれ凄いな。かっはー!今の時代にはなかなか厳しい描写もあるのかもしれませんが、そこも勢いで乗り切ってくれることを期待したい!また令和のこの時代に、この作品を知らない方がこの作品をどう受け止められるのかも、個人的には興味があります。

 

・『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』

・・・やってまいりました、第3期。んはぁ、もう楽しみしかないぞ!ちょろっと原作小説のネタバレを踏んだんですけど(踏んだんかい)、今回ももう、絶望に次ぐ絶望しかないじゃないですか!スバル、頑張れ!(鬼か)。長きにわたりキャラクターを演じていらっしゃる声優さんの熱演は勿論のこと、新たに登場するキャラクターを演じられる声優さんの演技も、本当に楽しみ。特に安済知佳さんよ。あぁ、もうほんとに楽しみっ!

re-zero-anime.jp

 

・『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 京都動乱』

・・・『リゼロ』の次にこの作品が来る秋クール、強すぎるよ。てなことでこちらもただだた楽しみしかありません。京都動乱編、いよいよアニメ化です。京都動乱編と言えば、剣心たちに対峙する志々雄一派のキャラクター、十本刀も本当に魅力的なんですよね。彼ら、彼女らの活躍が生まれ変わったアニメでまた見られる・・・!あぁ、本当に楽しみだ。わくわくするぞ!

 

・『歴史に残る悪女になるぞ』

・・・おいおいMAHO FILM、1クールに2本制作、大丈夫なのか。1本は土曜夕方アニメだぞ。大丈夫なのか。はい。今や一大ジャンルにもなった感がある悪役令嬢に転生しちゃった作品です。ただこの主人公、タイトル通り、『歴史に名を残す悪役令嬢になるぞ!』と頑張っているのが珍しい気がします。

 

はい。てなことで以上で秋アニメ放送予定の作品紹介、終了です。

最初の方、頑張って巻きすぎたのに、今回は割とどの作品もがっつり語った気が。

バランスよ・・・。

 

いやぁ、しかし秋アニメ。どうですか。

本当にラインナップが凄すぎやしませんか?

なんで毎年、秋クールはこんな感じなのか。謎だ。謎ですが、嬉しい反面、既に今から『どうしよう。見たい作品ばっかりだけど、当然、全部は見られないよ。どうしよう』と言う気持ちでいっぱいです。

大体、続編作品だけで見たいの、何作品あることよ・・・。

 

秋アニメ放送まであと少し。

それまで思う存分、視聴作品について迷おうと思います。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。