tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

第18回声優アワード、受賞された方を見ていこう~男性声優さん編

昨日の『わんだふるぷりきゅあ!』一緒に生活している大福(うさぎちゃん)が自分のことを『マブダチ』だと思っていることを知った悟くんの表情が尊すぎて消滅しそうでした。あと大塚剛央さんも、どうやら悪役っぽい役で登場されていて『おお』となりました。でもとにもかくにも、私の中では長縄まりあさんのこむぎちゃんが可愛すぎて、健気すぎて、先代わんこを思い出させて、見てるだけで涙が出てきます。

 

本題でーす。

 

3月9日に受賞者さんの発表、そして授賞式が開催された第18回声優アワード。その受賞者さんに関して、好き放題、語るだけの記事です。

昨日は女性声優さん編をお送りしました。今日は男性声優さん編をお送りいたします。

新人賞、助演賞、主演賞のみではありますが、よろしければ一緒に盛り上がっていただけると幸いです。

 

ではでは。早速まいりましょう。

まずは新人賞を受賞された方からです。

 

・榊原優希さん

・・・あの大舞台で『Readyyy!』の作品名が読み上げられた時の感慨よ・・・!

いやすいません。もしかしたら去年、新人賞を受賞された梅田修一朗さんの時にも読み上げられていたのかもしれないけど。いずれにしても本当に感慨深かったよ!

 

はい。そんなこんなで新人賞、おひとりめは中性的なお声を武器に、数多くの作品に出演。主人公からサブまで、様々な役を演じていらっしゃる榊原さんでございました。

予想記事ではお名前、挙げていなかったはずです。お名前が読み上げられた瞬間『榊原さんじゃん!』とひとりで叫んでいました。『Readyyy!』以降、特に『ヒプノシスマイク』への出演を皮切りに、順調にキャリアを重ねられてのこの受賞。嬉しいなぁ。

 

2クール通して主人公を演じられた『デッドマウント・デスプレイ』やブラコン姉さんに溺愛される主人公を演じられていた『異世界ワンターンキル姉さん』が授賞式では読み上げられていましたが。

個人的にはCV榊原さんキャラと言えば、やはり、やはり!少し小生意気なひねくれたツンデレショタが最高である!そう、私は声を大にして言いたいのです!

『ビックリメン』のピーターは最高の一言でした。ありがとう。

 

ただその中性的なお声からは想像もつかないような熱い役。また内に秘めた感情を爆発させるような役を演じられてもうまい。声だけに頼らない、確かな演技力のある若手のおひとりだと思います。音響監督さんとのご縁で、いくつかの作品でオーディションではなく指名で役を演じていらっしゃるのが、その何よりの証ではないでしょうか。

春クールからの『ヴァンパイア男子寮』では少し難しそうな役を演じられるのですが、こちらも含めて、今後のご活躍、楽しみにしております!

 

・戸谷菊之助さん

・・・『チェンソーマン』が2022年の秋アニメじゃなかったら、確実に去年の新人賞でお名前、呼ばれていたと思います。とは言え『チェンソーマン』以降も、様々な作品に出演されていらっしゃるのも事実。着実にキャリアを積まれておられ、既に『チェンソーマン』がスタート地点の感すらあるのが個人的には嬉しいです。

 

チェンソーマン』のアニメに関しては『やはりそう思っていたのは私だけでなかったか』と言う感想を見かけることも多く、声優さんたちの演技に対してもそう言う意見が寄せられているのを、私はネット上で見ました。

が、当たり前ですが声優さんたちはあくまで監督の意向に基づいた方向性の演技を実践されていらっしゃるまでのこと。そのうえで、新人声優の戸谷さんが、あの生々しい演技、デンジとしての荒々しく、熱い感情をぶちまけながらも、生っぽいお芝居に徹されていたのは、新人離れした演技力の一言に尽きます。

演技の方向性云々と言う話は別にしても、戸谷さんが演じられていたデンジは、しっかりデンジだった。自信家で単純で、孤独で、それ故に悲しいくらいに素直な少年、そんなデンジだったと感じられたのが、何よりも戸谷さんの芝居の凄さなのです。

ただ個人的には某ゲームと『チェンソーマン』がコラボした際の、デンジ。アニメはまた違った『ザ・アニメ!』と言う感じの演技でのデンジも実に素敵でした。ってか私は『こっちのデンジがアニメでも見たかった』と思っちゃったよね、はは!監督!

 

個人的には『柚木さんちの四兄弟。』での次男、ブラコンの尊役が、もう最高に最高でした。デンジとは全然違う、クールで落ち着いていて、少しおっとりとした雰囲気すら感じさせるようなお声、お芝居にはめちゃくちゃ驚かされたし、同時に『なんていいお声』とドキドキさせられたくらいです。『UniteUp!』の清瀬明良も、正統派の主人公!と言う感じの、クセのないお声。そして彼のアイドルとしての成長を、生き生きと表現されていた演技も良かったなぁ。

全話、見ているわけではないけど、休日、テレビつけた時にやっていることが多い『七つの大罪 黙示録の四騎士』のドニーみたいな、ちょっとクセのある役を演じられてもハマってる。

 

『逃げ上手の若君』などへの出演も決まっている戸谷さん。本作品で演じられる吹雪は、逃若党の軍師。そのクールな役を、PVを視聴した限りではありますが、これまた新たな一面で演じられており驚かされました。これからも幅広い役を演じられるであろう、活躍が楽しみな声優さんです。

 

お次は助演賞。受賞されたのはこの方です!

 

阿座上洋平さん

・・・ウィキで見る限りだとアニメ初出演は2011年。初主演である『クロムクロ』の放送が2016年ですか。個人的には『あんさんぶるスターズ!!』での天城燐音役。こちらがひとつのポイントになるのではないかな、と言う印象もあるのですが。主演を果たされるまで、そしてブレイクを果たされるまでもBLCDやゲームなどで着実にキャリアを積まれてきた苦労人さんが、大輪の花を咲かされましたよ~。

正直、声優アワード、一度も見向きもしない声優さんには本当に見向きもしないから(言い方)『阿座上さんも受賞されることはないんかなぁ』と勝手に諦めかけていただけに、この受賞は嬉しい!

 

2023年は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のグエルが代表的なキャラクターになるのでしょうね。この作品自体、本当に視聴者さんからの温かな愛に満ちていた作品、そんな印象があるのですが、その中でもやはりグエルに対しての愛は別格だったような気がします。でも、うん。愛されるのもわかるわ。初回放送時に登場した彼は一体、何者だったんだ!(笑)。もはや別人と言ってもいいほどの変貌、成長を見せたグエルの姿には、時には胸を締め付けられ、時には『頑張れ!』と応援したい気持ちに駆られ、と毎週、毎週、本当に良い意味で振り回されていたもんなぁ~。

 

阿座上さんの演技、本当に良かったですよね。『良かったですよね』なんて単純な言葉でしか表現できない己が憎いくらいなのですが(ほんとにね!)、でも本当に良かった。

何と言うか、ものすごく人間臭かったんですよ。綺麗じゃなかった。グエルと言う少年の、その人間としての、人生の存在感。それがまざまざと感じられるような、本当に温度の感じられる演技で目が離せなかった。阿座上さんの演技があったから、様々な出来事を通して『人間としてどうしたいのか』『人間としてどうあるべきなのか』と言う問いを突き付けられながらも、着実に変化、成長していったグエルの姿がまざまざと感じられた。そしてだからこそ、視聴者の多くは彼を応援し、愛したのだと思うのです。

 

あと良いお声なんだけど、こー、大人びすぎてない感があると言うか。勿論、演技力のある方なので『頼りがいのある大人っ!』を演じられても最高なのですが、青年らしい青臭い若さを感じさせる、未熟さからくる温かみ、人間味のあるお声をされているの素敵だなぁ、と思います。

個人的には『ツルネ』の大田黒兼有や『白い砂のアクアトープ』の屋嘉間志空也のような脇を彩る役、だからこそのお芝居、声の幅広さが味わえるような役も印象深いです。

 

今後も『忘却バッテリー』や『青のミブロ』などへの出演も発表されている阿座上さん。配信番組などで見せられる、真面目なんだけど妙にそれが空回りしちゃう『ザ・好青年!』な面白いお人柄も含めて、これからのご活躍、楽しみにしております!

 

ラストは主演賞。こちらを受賞されたのはこの方です!

 

・浦和希さん

・・・ポジティブな意味で、新人賞を受賞されて欲しかったです。何故か。まだまだ先のある方だから。勿論、今回の受賞理由になったひとつ『ブルーロック』での潔与一の演技も素晴らしかったし、それ以外の作品での演技も素晴らしかった。

でも、まだまだ、それ以上の活躍が期待できる、可能な声優さんでいらっしゃるのは間違いないことでしょう。だから何と言うか『『ブルーロック』での活躍、素晴らしかった!でもそれをスタート地点にして、君ならもっと羽ばたける!だから数年後、その証拠として主演賞をかっさらいに来てくれ!』と言う感じで新人賞を受賞されて欲しかったな、と言うのが正直な思いです。

 

思いなんですが、でも主演賞の受賞もじゅうぶんに頷けます。なのでいつか再び主演賞をかっさらいに来てください!何一つ決まってないけど『桃源暗鬼』がアニメ化された際には、浦さんが主演だと思っているので、その辺で再度、主演賞を受賞して下さい!

 

今回の受賞に際しても、そして『刀剣乱舞』で火車切のCVとして発表された際も思ったのですが。ツイッターでの呼びかけの多くが『浦くん』と言う呼称だったのが、個人的には印象に残っています。『浦さん』じゃない。『浦くん』がめちゃくちゃ多い。

そこに滲んでいる親しみやすさ。そこに浦さんと同世代、もしくはそこよりも若い女性ファンさんから圧倒的な支持を得ている。そんな感じを勝手に受けています。『ひょろっと男子たち』の影響もあるのかしら?だからどうした。はい、すいません。

 

とにかくいいお声。すっ、とした理知的で聡明さすら感じさせるようなお声。ただそのいいお声、クールとすら感じさせるお声でありながら、泥臭い役を演じられてもめちゃくちゃハマる、うまい。良いお声が、良い意味でそうとは感じられなくなるほどに、泥臭い、熱い感情の演技がハマる。確かな演技力のある若手さんです。

潔与一もそうだし、『カミエラビ』の主人公、ゴローもそう。ゴローの苦悩、葛藤、不器用な優しさ。理不尽な戦いに巻き込まれていきながらも、そうしたものを失わないゴローを表現する演技には胸を熱くさせられました。

 

それでいてやっぱりいいお声なのよ(わかった)。だからクールな役、クールでぶっきらぼうな役を演じられても、まぁ、素敵なの。某BLボイコミでは、そう言う感じの攻めを演じられていたのですが、まぁ、素敵なの(語彙力)。声が本当に良いから、もう聞いていてドキドキしちゃったの。

 

授賞式でのご挨拶では『世界一の声優になります』と宣言されていた浦さん。その端正なお声、そして役の心情をそこに乗せ、声の印象すらがらり、と変えてしまう演技力を武器に、今後も様々な役を演じられることでしょう。

『世界一の声優』、その第一歩として数年後、再び主演賞を受賞されるのを楽しみにしています。

 

そんなこんなで以上、新人賞、助演賞、そして主演賞を受賞された方に関して、つらつらと語ってまいりました。

 

ちなみに予想記事でもお名前を挙げさせていただいていた仲村宗悟さんは『THE FIRST SLAM DUNK』がシナジー賞を受賞したのに際して登壇されましたね。

良かった良かった。そしてご挨拶の言葉がめちゃくちゃ素敵だった。

 

第18回声優アワード、総じて振り返ってみると。

シグマセブン声優アワードの歴史が動いた!(もういい)

・アイム勢が1人もいない

・81は相変わらず声優アワードでは強い

ラクーンドッグの女性声優さんの強さ

この辺が個人的には印象に残っています。

 

アイム勢は去年も受賞者なしだったはず。

受賞が期待できる若手声優さんたちのことを考えると、来年の授賞式が楽しみだぞ!

 

そのほか、まぁ、いろいろと声優アワードと事務所との関係云々、推測、邪推をし始めれば語りたいことはたくさんあるのですが。ふふ。

いずれにしてもおめでたい賞、受賞された方にとっては栄えある賞であるのは確かですから、そんなことを語るのは野暮の一言に尽きます。

今回、受賞された皆さん、本当におめでとうございます!

 

そして受賞とは、今回は縁がなかった声優さんも。

本当にいつも、いつもありがとうございます!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

第18回声優アワード、受賞された方を見ていこう~女性声優さん編

ブレイバーンさん、アニサマ2024への出演、おめでとうこざいます!

そして私は今日から4連勤です!おめでとうございます!吐きそうです!

吐いたら正々堂々、早退できるし休めるだろうから、吐いてきます!(やめなさい)

 

3月9日に受賞者さんの発表、そして授賞式が開催された『第18回声優アワード』、そちらを振り返っていくだけの記事です。

今回は女性声優さん。明日は男性声優さん編をお送りいたします。

なお毎度のことですが、記事内でとりあげさせていただくのは新人賞と助演賞、そして主演賞の受賞者さんのみでございます。あしからず。

 

ではでは早速、新人賞から見てまいりましょう!

・伊駒ゆりえさん

・・・今までの新人賞受賞者さんの流れを考えて、私は『受賞は来年じゃないかなぁ』とか予想記事では書いていたのですが、今年、受賞されましたね。

メイン1役務めて即、受賞された方って新人賞では前例がないような気が。穿った見方で申し訳ないのですが『【推しの子】』が去年の春クール放送だったのも大きかったように思います。声優アワード、本当に作品の放送時期の影響、大きいですから。

なので正直『おおっ、伊駒さん、来たか!』と驚きましたが、でも勿論『納得』の受賞であるのも事実です。

 

『【推しの子】』のルビー役に大抜擢された伊駒さんですが、微塵のプレッシャーも感じさせない、その堂々たる演技は『凄い!』の一言でしたよね。それでいて新人としてのフレッシュさが、いい具合に演技にも影響をもたらしていた。ルビーちゃんのひたむきさやまっすぐさ、アクアとは違ってすれていない感じ、その内面に合っていたのも、もはや運命的な気すらしたくらいです。

 

あと授賞式でのご挨拶を聞いていて改めて思ったのですが。伊駒さんのお声ってぱっ、とその場の雰囲気を明るく、華やかにさせるような。それでいて親しみやすさもあるようなお声ですよね。こー、耳を惹きつける、そして声に対して使うのはおかしいかもしれませんが、目を惹きつけるようなお声。『おっ?』とその声に対して、思わず視線が動いてしまうような、そんな引力のあるお声だと思いました。

『【推しの子】』2期が楽しみなのは勿論なのですが。伊駒さんのこの明るい、華やかで、親しみのあるお声。そのイメージを覆すような役を演じられているのも見てみたいなぁ、と個人的には思います。今後の活躍がひたすらに楽しみな、大型新人さんです。いつか『個人的には伊駒さんと言えば、ルビーちゃんも勿論なんだけど。迷うなぁ』と私を悩ませてください!しかし、81プロデュースに所属されてまた3年経ってないとか・・・嘘でしょ・・・。

 

原菜乃華さん

・・・『すずめの戸締り』で主人公を演じていらっしゃいました。声優は初挑戦でいらっしゃったのか。俳優としての活動がメインの方で、おおっ!いろいろ話題になっている『【推しの子】』の実写版では有馬かなを演じられるのですね。

 

てなことで『すずめの戸締り』を私は見ていません。なので授賞式でのご挨拶、またこの記事を書くにあたってPVなどを見ての感想になってしまいますが。

授賞式でのご挨拶、そのお声の、まぁ、涼やかなこと!涼やかなんだけど柔らかな響きもあって。『楚々』と言う言葉がそのまま具現化したようなお声だなぁ、と思いました。

私は新海誠監督作品、1つも見たことがないのですが(おっふ)、それでも新海監督の作品の、あの美しい世界観。澄んだ空気。そうしたものにぴったりな、とても親和性の高いお声ですよね。

一方『すずめの戸締り』のPVを視聴しての感想は、俳優さんが声優をされた時の、その生っぽいお芝居。それでいてアニメーションから浮いていないお芝居、そのバランスがとても絶妙。そんな印象を受けました。

今後もジブリ映画とかに出演されそうな、そんな俳優さんだなぁ。

 

・羊宮妃那さん

・・・授賞式翌日の記事にも書きました。私はガチで、何の疑いもなく、羊宮さんは去年、新人賞を受賞されたと思い込んでいました。ありもしないはずの記憶すら存在していたくらいです。・・・ほんと、この記憶はどこから出てきたものなのでしょうか(怖)

羊宮さんも青二に所属されてからまだ4年。そして去年、準所属になられたばかり。年数の問題もあるのでしょうが、未だ正所属ではないと言う・・・うーん、やっぱり大手事務所は厳しいなぁ!

 

とは言え、今や事務所を代表する若手女性声優のおひとりと言っても過言ではない。そんな活躍を見せていらっしゃる羊宮さん。

柔らかな響きのある唯一無二のお声。そしてキャラクターの心情を瑞々しく、繊細に、丁寧に、寄り添うように演じられるその演技力には、いくつもの作品で心を惹きつけられております。とにかくお声に癒されるのだよ・・・。

 

特に、と言う言い方もおかしいですが。やはり羊宮さんの出世作のひとつでもある『僕の心のヤバイやつ』の山田杏奈役は『原作から山田杏奈が飛び出してきたぞ~!』の一言。もはやご本人降臨レベル。

柔らかな響きのあるお声だからこその、山田ちゃんのひたむきさ。市川に対しての思いのひたむきさ。そう言うものが羊宮さんの演技力も相まって、より色濃く伝わってきていてひたすら胸を締め付けられるばかりなのです。

 

また大人気コンテンツ『バンドリ』から誕生した『MyGo!!!!!』ではボーカル、高松燈も演じていらっしゃいます。そしてライブでは役として歌唱もされています。初めてその歌声を聞いた時には、いい意味で羊宮さんのイメージを覆されるような。とてもアグレッシブでエモーショルながらも力強い歌声。感情のすべてを絞り出すような歌い方は衝撃的ですらありました。かっこいい!

同バンドはアニサマへの出演も決定しています。あの大舞台で、羊宮さんが役としてどんなパフォーマンスを見せられるのか。楽しみだなぁ。

 

今後、放送予定の『戦隊大失格』や『小市民シリーズ』『真夜中ぱんチ』などにも出演が決定している羊宮さん。その柔らかなお声、そして役の心情を丁寧に表現される演技力を武器に、ますます躍進されることでしょう!

 

お次は助演賞を受賞された方々です。

石見舞菜香さん

・・・2019年に新人賞を受賞されている石見さん。そうか、もうキャリアとしては7年目になられるのか。高校卒業と同時に業界に入られて、厳しい世界の中でも着実にキャリアを積まれ、実績を残されてきた。凄いなぁ。心の底から尊敬する。

 

耳を優しくくすぐるようなウィスパーボイスが特徴の石見さん。そのお声を武器に様々な役を演じられてきました。去年も大活躍、ウィキの出演作品本数見たらとんでもないことになっていたのですが・・・その中でもやはり、と言うべきか。

『【推しの子】』の黒川あかねは凄かったですよね。アイを憑依させたあの演技。あれは本当に、何て言うんだろ。息遣い、それまでもが高橋李依さんが演じられていたアイのそれ、そのまんまだったのが、もはや怖いくらいでした。

憑依。まさしく憑依。黒川あかねが星野アイと言う人物を完全に憑依させた。それ以外の表現が当てはまらないぐらいに、ただただ凄かった。

『凄っ』ってなった(語彙力)

 

石見さんご自身もおっしゃっていましたが。努力家な少女を演じられることが多い印象のある石見さん。

黒川あかねも人知れず努力を重ねてきた、そして苦悩を味わってきた少女です。容赦ない誹謗中傷にさらされ、しかしそこからアクアの存在もあり、再起していく姿は、これまで石見さんが演じられてきたキャラクターを彷彿とさせつつ、新たな一面が加わっているかのような。それによって石見さんの新境地とも呼べるような演技を見せてくれた、そんな役だったように、個人的には感じます。

人間のダークな側面を描いた本作にあって、黒川あかねを演じる石見さんの、その透明感あふれるウィスパーボイス。そして透明なまま、しかし同時に力強い黒さも纏っていくような演技は、本当に圧巻の一言なのです。

 

ちなみに、個人的に石見さんが演じてこられた役で印象深いのは『多田くんは恋をしない』のテレサ。それから『フルーツバスケット』の本田透も挙げたいです。

どちらもそれぞれの役のひたむきな感情を、本当にまっすぐに演じていらっしゃって。『フルーツバスケット』の最後の方は、ほんとに泣かされたよなぁ。

あとお声が本当に可愛らしいから『鬼滅の刃』のチュン太郎みたいな、言葉を話さない役を演じられても、その破壊力たるや、なのです。

 

石見さんもまた、今後、放送予定の作品への出演がいくつか発表されています。『【推しの子】』2期での黒川あかねの演技共々、そちらの方もただただ楽しみです。

 

能登麻美子さん

・・・ウィキペディアを見てみたら、アニメの初出演が1998年になっていました。なのでもう25年近く、第一線で活躍され続けていらっしゃるのか。凄いな。

あとアニメオタクになって10年ちょいが経過しているわけなのですが、どの作品で触れても、能登さんのお声って濁りがない。プロなんだから当たり前なのですが、そのお声の変わらなさにもただただ驚かされるばかりなのです。

透明感と柔らかさに溢れたお声。だからこそ、その澄み切った水に、演じられている役の感情が滲んでいく、そしてそれを染めていくような演技には、時にぞわぞわする感覚すら味わうくらいです。

 

そんな能登さんやはり2023年で言えば『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のプロスペラママ役が・・・強烈ですらありましたよね。ストーリーの進行上、その正体がミスリードされていたのもあって、初期の頃から『プロスペラママは本当に良きママなのか』『何かあるぞ、絶対あるぞ』と視聴者さんの間でもそわそわした感じがあったように思います。

蓋を開けたみたら個人的には『やっぱり!』と言う思いと、『怖いよ!怖いよ、プロスペラママ!』と言う思いで、毎週、プロスペラさんが登場するたびに『ひぃっ!』となっていました。私だけではあるまい。

ただ当然ですが、そこにあったプロスペラとしての思い。そしてエルノラとしての思い。復讐心に駆られ娘を利用しながら、それでも最後の最後、人しても親としても非常に徹しきれなかった、その情の深さ。そうしたものが、そのプロスペラでありエルノラである1人の女性が見せた葛藤。それが見え隠れする演技には、心揺さぶられました。

個人的、このプロスペラさんの結末にも『水星の魔女』がガンダムを冠していながらも、優しさを感じさせる作品であると感じます。

 

個人的には能登さん言えば『有頂天家族』の弁天の演技が印象深いなぁ。色気。奔放さ、大胆さ、不遜さがありつつも、人間であり天狗でもある、その己に対しての、それ故に決して正常な形では報われることがない矢三郎に対しての、一抹の寂寞、苛立ちを感じさせる演技が忘れられません。

あと『宇宙よりも遠い場所』の藤堂吟さんも好き。この人が抱え続けてきていたもの。背負い続けてきていたもの。それらを、決して多くはない台詞で表現されていた能登さんの、その演技力よ。

 

今後も様々な役で能登さんのお声、演技に触れられることを楽しみにしております!そうです!『はたらく細胞』のナレーションも最高です!

 

そしてラストは主演賞です。主演賞を受賞されたのはこの方!

 

市ノ瀬加那さん

・・・シグマセブン声優アワードの歴史が動いたぞ!

はい。いや、まぁ、あの、うん。あくまで憶測ですからね。これ以上の言及は止めておきましょう。でも叫ばずにはいられなかったのです。

てなことで主演賞お一人目は市ノ瀬加那さんでございました!おめでとうございます!市ノ瀬さんに関しては2020年に新人賞を受賞されています。それから3年の月日が流れての主演賞受賞。受賞が発表された際『ダリフラのイチゴちゃんから応援してきたオタクとしては感慨深い』と言う呟きも見かけましたが、私もその1人ですよ!(古参アピ)

ダリフラ』こと『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が2018年の作品ですから、それから6年ですか。今や数多くの作品に出演される、人気実力派声優さんですものね。

大きくなって(感涙)

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、シリーズ初である女性パイロット、スレッタを演じられていました。様々なプレッシャーもあったことだろうと勝手に推測するのですが、それを感じさせない演技。様々なことに翻弄されながらも、自分を見失いながらも、1歩ずつ、1人の人間として大切なことを学んでいく。そして変化していく。そんなスレッタの姿を、まさしく彼女として生きているかの如く、それを感じさせる演技で表現されていましたよね。

 

ひたむきなスレッタの姿は作品を通して多くの人に愛されていた、そんな印象がありますが、間違いなくそこには市ノ瀬さんの演技によるところ。市ノ瀬さんがスレッタのひたむきさ、幼さ、純粋さ。そこからくる未熟さ、残虐さ。そこに気づかされ、悩む真面目さ。そうしたものを丁寧に、繊細に演じていらっしゃった、その演技によるところも大きいと思います。

また市ノ瀬さんのふわふわっとしている、それでいて凛とした響きのあるお声も、スレッタにぴったりでしたよね。ミオリネさんに振り回されて『はわはわ』しちゃってる時の演技とかお声も、もうめちゃくちゃ可愛かった。

 

あと受賞の際にも作品名だけは紹介されていました。2022年の秋アニメだったので必然、2023年扱いになったのでしょう。『Do It Yourself!!』のぷりんちゃんも、個人的には印象深いなぁ。

主人公の幼馴染ちゃん、彼女の広がりを見せていく世界に対して、どうしても素直になれずにツンツンしちゃうところ。その不器用な部分の演技が、もう毎週、視聴しながらにやにやさせられっぱなしでした。

CV市ノ瀬さんのツンデレ、最高だぞ。

あと初主演『Fairy gone』のマーリヤや『キャロル&チューズデイ』のチューズデイも挙げたい。全体的に少女の、等身大の様々な感情。そこに対しての市ノ瀬さんの演技がめちゃくちゃ印象に残ってるなぁ~。

 

春アニメは勿論、それ以降、放送される予定の作品に関しても出演が決定している市ノ瀬さん。今後もますます、その演技を目に、耳にする機会は増えていくことでしょう。これからのご活躍もただただ楽しみでございます!

 

てなことでまずは女性声優さんの受賞者さんに関して、つらつら語ってまいりました。

 

ちなみに石見さんは主演賞を受賞されれば、そして市ノ瀬さんは助演賞を受賞されれば3冠達成なのも、授賞式後、話題になっていたような気がします。

どちらもその可能性が実現のものになりそうなのが、ファンとしてはただただ楽しみですよね。ふひひ。

 

あとやはり放送時期的に去年の作品扱いだったのだろうな。

それをしみじみと感じさせられた『結束バンド』の歌唱賞受賞。

『これ、ワンチャン、メンバーのどなたか1人、個別の賞での受賞もあり得るんちゃうん!?(特に長谷川育美さん、鈴代紗弓さん)』とか期待していたのですが、それもなくて少し残念ではありましたが・・・。

それでも、とりあえず、2022年『リコリス・リコイル』と共に、その年のアニメ界を代表するくらいに大ヒットを見せた『ぼっち・ざ・ろっく!』にも、声優アワード、ちゃんと目を向けていたことがわかったので良かったし嬉しかったです。

『結束バンド』の皆さん、受賞、おめでとうございます!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

休み~10年ちょいアニメを見続けてきたけど

武士のような口調で喋るCV杉田智和さんのヒロインキャラなんて初めて見たよ!

スペルビア、ヒロインじゃん!

ヒ!ロ!イ!ン!

初めて、もらわれちゃったじゃん!

 

そんなこんなで『勇気爆発バーンブレイバーン』の最新話。

なんだろ。もう『ものすごく熱くて素敵な作品を見てる!』と言う気持ちの、その合間、合間に『私は何を見せられているんだろう』と言うおなじみの感情にとらわれて『緩急がききすぎてるんだよ、緩急が』とただただ笑うしかありませんでした。

 

ルルちゃん!イサミ、死んじゃう!出撃前に死んじゃう!ルルちゃんが体験した未来の運命より早くに死んじゃう!

助かった。良かったね・・・なんで裸で拘束されてるの!?

しかも・・・勘違いされてるじゃん。床・・・いや、これ以上の明言は避けるけど、どう考えても勘違いされてるじゃん。

 

イサミ、かわいそう。かわいそう、イサミ。

いいぞ、それでこそ『勇気爆発バーンブレイバーン』だ!

 

無事、スペルビアとのOMIAIが成功となったルルちゃん。

『勇気爆発☆魔法少女マジカルルルとスペルビア!』って感じでしたね、あのバンク。

 

もはや何から何までごちゃまぜ感が凄まじいのに、ちゃんとロボットアニメとしての熱量が感じられて、胸が熱くさせられる。

 

何だこれ!

 

あとルル役の会沢紗弥さん、凄いな。

凄かったな。

 

はい。てなことで、どうやら、このペースで行くと1クールで終了って感じなのかな?

ただし、まだ、まだわかんないよ!

最終バトルの相手、そのバトルの展開によっては、まだ何が起こるかわかんないよ。

この作品だもん、最後の最後まで何をしでかしてくるかわかんないじゃん!

じゃん!

わくわく。

 

そんなこんなです。こんにちわ。休みです。明日から4連勤です。

相変わらず仕事中の動悸とめまいが凄いです。グレイトです。

もう何が何だかわからないので、とりあえず昨日、漢方を買って飲みました。

当たり前ですが、効いたかどうかなんてさっぱりわかりません(笑)

4日分の商品購入して、1日分の1回分だけ飲みました。

なので4連勤中、用法を守って飲み続けてみたいと思います。

 

ただまぁ、こうやってアニメやらいろんな話題を楽しめているので、とりあえずどん底からは回復したんだと思います。

月曜日と火曜日は、本当に『もうアニメもいらん』『声優さんの話題も知らん』状態だったからなぁ。

 

てなことで昨日は3月15日と言うことで『アイドルマスターSideM』の日でしたね。

おめでとう。

配信番組を視聴しましたが『10周年に向けて今年の7月から来年の7月までの1年、お祭り騒ぎするぞ!』と言うことだけはわかりました。

逆を言えばそれしかわかんない(笑)

 

でも1年通じて、お祝いできるんだって。少なくとも1年間はSideM、いろんな形での盛り上がりが用意されてるんだって。

それがどう言う形になるのかはわかりませんが、何と言うかSideMのコンテンツ的な立ち位置の危うさみたいなものを考えると(ネガティブでごめんね!)、単純に『あ、良かった。ちゃんと『アイマス』内の1ブランドとしての存在、認められてる』と思ったのは、きっと私だけじゃないはず。

 

どうなのかなぁ?

9thの情報、発表されましたけど。

・・・あれ?これ、もしかして以前から発表されていたのかしら?

私、まったく知らなかったわ、おほほほほ。

ってか出演者さん、あくまで現段階で確定している出演者さん発表されたけど、とうとうS.E.M、ユニット自体消えちゃったじゃん!

じゃん!

大塚剛央さん、よくスケジュール抑えられたなぁ(率直な感想)

 

いや・・・しかし、まだ、まだここからだ・・・。

『『and more』の文字がない!』と嘆いてらした方もいらっしゃいましたが。

いや・・・多分、公式が忘れただけ。公式、そういうとこあるから。

私が公式さんの何を知っていると言うのでしょう。すいません。

とにもかくにも、ここから増えていくのがSideMのお家芸だ・・・。

そう信じてる・・・信じてる・・・。

 

まぁ、声優さん主体のライブは今年1回、そして来年1回。今まで通りだろうなぁ。仕方ない。皆さん、売れっ子になられてお忙しいことだろうし。

ストーリーがものすごく展開されているのも、勿論、ゲームがないからと言う部分もあるのかもしれないけど、声優さんの負担を減らしつつ、声優としてアイドルを演じてもらうことでアイドルたちの活動を見せる。そう言うのを、めちゃくちゃ個人的には感じます。

それはそれで嬉しい。ってか、本来はこうだもんな。声優さんだもん。

 

でもやはり・・・声優さん全員揃ったライブが・・・そろっと見たい・・・。

死ぬまでにもう一度だけでもいい・・・見たい・・・。

9thが無理なら・・・どうにか10thで・・・頼む・・・。

 

声優さんの忙しさもあってのことなので、バーチャルライブが、もしかしたら増えるのかな、とか思ったり。

あとは、朗読劇イベント、そこにプラスでかつてのファンミみたいなイベントが、もしかしたらあったりなかったりするのかもしれない。

 

知らんけど(でしょうね)

 

今年の7月からお祝い期間、始まるのか~。

誕生月だ。嬉しいなぁ。

その時まで、今の仕事、続けてるかなぁ~(遠い目)

 

てなことでここまでSideMの話題を語っておいてなんなのですが。

そのSideMより後に誕生したブランドながら、多分、単独のライブ回数だけ見てみたら、SideMよりも多くライブをやっている『アイドルマスターシャイニーカラーズ』、そのソロライブ『我儘なまま』のブルーレイダイジェストが公開されました。

www.youtube.com

こちら配信で2日目、視聴したのですが、本当に素晴らしいライブだったんです。

 

『ソロライブ』であることの意味、意義、魅力。そして『ソロライブ』でありながらも、ライブタイトルに『283プロダクション』と、シャニのアイドルちゃんたちが所属している事務所名が冠されている、その意味。

それがしっかりと感じられる、本当にコンセプトから演出から、何から何まで素晴らしいライブだったのです。

ブルーレイ、欲しいっ!(欲望)

 

語り出せばきりがないので、ここで私が言いたいのはただひとつ。

頼むからダイジェスト、4分52秒あたりからの映像だけでも見て下さい。

いや、本音を言えば全編、見ていただきたいのですが。

私の王子様、白瀬咲耶が堂々とソロ曲を披露しています。

あぁ、かっこいい。

カメラの左アングルからおさめられた横顔が美しすぎるんだよ。

 

シャニちゃん、去年からほぼ3か月ごとにライブやってるもんなぁ。

ファンとしてはありがたいけど、これはこれで声優さんへの負担が心配にはなる。

 

はい。そんなこんなです。

明日から4勤かぁ・・・くはぁ~・・・乗り越えられそうな気がしない。

 

頑張れ、漢方!(笑)

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

記憶力のトレーニングだよ!~去年の春アニメを思い出そう!

とりあえず今日行ったら明日は休み・・・明日は休み・・・明日は休み・・・。

明日は休みだけど日曜日から4連勤・・・無理・・・。

ただ今日は3月15日、315の日と言うことでSideMの日でもあります。おめでとうありがう。夜には特番も放送されるので、それを心の支えに、まずは今日を乗り切ろう。

 

早いもので3月も中旬です。もう数日もすれば始まりの季節、4月になります。

そして4月になれば2024年春アニメが始まります。

てなことでここからしばらくは春アニメ話題の記事が続くかと思うのですが。

その先陣を切る形で本日、お送りするのは毎クール恒例の記事です。

 

『去年のその時期に放送されていたアニメ、思い出せるかな!?』です。

 

タイトルにも書いていますね。記憶力のトレーニングです。

『どうせ放送予定ラインナップとか確認しながら書いてるんでしょ?』『思い出しているふりの自作自演なんでしょ?』と思われたそこのあなた!

ガチだよ(真顔)

ガチで、何も見ないで、うんうん言いながら、必死に脳を働かせながら、毎回、この記事は書いているよ。

 

はい。てなことでこの記事に関しては、毎回、書いていますが。

記憶って、まぁ、思い出せたに越したことはないんですけど、勿論。

思い出せなくても落ち込む必要はなく『思い出そう!』と頭を、脳を働かせることも意味がある、とても良いことなんですって。

なので皆さんも、私と一緒に去年放送されていた春アニメ、思い出しましょう!

 

ではでは。毎回、だいたい2千文字を一つの区切りにしているので、今回も2千文字まではうんうん、悩んでみるか。

 

去年の春アニメは、個人的には『春の、新生活の始まりのこの季節に、実に相応しい作品ばっかりだなぁ!』『特に学園もの、少年少女たちの瑞々しい学生生活を描いた作品がエモかったなぁ』と言う感想を抱いていたような気がする。

さすがにここから間違っていたら、私、泣く。

 

なのでその辺りの作品を思い出していけばいいんだよ。

はい!最近、話題にした『スキップとローファー』です!

それからただいま続編絶賛放送中の『僕の心のヤバイやつ』も放送されていたはず!

それから・・・結局視聴はできなかったけど『放課後インソムニア』もそうだ。

 

そしてそうだよ!

『放課後インソムニア』と言えば佐藤元さんが主人公を演じられていて。

確かこの春クール、佐藤さん、めっちゃ出演されていたような気がするのだよ。

なので『なーんとなく春クールじゃなかったかなぁ~?』的勢いで、佐藤さんが主演を務めていらっしゃった作品も挙げておこう。

『天国大魔境』だ。タイトル、合ってますか?

それから『六道の悪女たち』も放送されていたはず。

うん。この2作品、夏クールと言う印象はないから去年の春アニメだったはず。

 

あと少年少女の出会いを描いた作品でエモかったと言えば、これ、正確なタイトルが思い出せないのが情けないかつ申し訳ないのですが(土下座)

『転校生がグイグイ来る』やつです(震え声)

CV小原好美さんの少女がクラスメイトから『死神』と呼ばれていて。CV石上静香さんの転校生の少年が、その『死神』と言うあだ名を『かっこいい!』と受け取って、2人の間に淡い感情が芽生えていくと言う作品です。

そうです。今、あなたが思い出した、その作品名の作品です。

『転校生がグイグイ来る』やつです!

 

あと・・・『江戸前エルフ』も去年の春アニメじゃなかったかな?

夏アニメと言う印象があまりないし、この作品も少年少女ではないものの、人と人との出会い、そこから生まれるエモさがたまらない作品だったので、去年の春アニメだとしてもおかしくはない気がするぞ。

そうだよ。あのOPが、めちゃくちゃ春にぴったりなような気がしたから間違いない。

 

あと『【推しの子】』か。これも去年放送なのは間違いない。で、夏アニメで放送されていたような気はしないから、消去法で春アニメかな、と。

 

それから、そうだ。『同時期にブラコンとシスコン演じるって、なかなか凄いな』と言うコメントを某掲示板で見かけたのを思い出した。

シスコンは『【推しの子】』のアクアです。そしてブラコンは、と言うと。

機動戦士ガンダム 水星の魔女』のラウダです。

どちらもCVは大塚剛央さん。

てなことで『水星の魔女』も、この掲示板の記憶を信じるのであれば、後半クールが去年の春に放送されていたはず。

 

おおっ!今回は思いのほか順調だぞ!

もう少し、この勢いに乗って・・・あー、あのー、あれ。

『U149』も春アニメじゃなかったかな?この作品もやっぱり『始まりの春!』にぴったりの、瑞々しい作品だったから、そう。去年の春アニメで間違いないはず。

あとは・・・ノイタミナ枠とか何、放送していたんだろう・・・『うる星やつら』かな?連続2クールの後半が放送されていたのかな?

 

急ブレーキかかった感が凄まじい(笑)

ここまで、この記事にはして『初めてだよ!』と言うくらいに順調に、勢いに乗って思い出せていただけに。

出尽くした感があるぞ。すっからかんだ。

 

・・・うん。いいや。思い出せない。

そして珍しく『思い出せた!』と言う満足感があるので、2千文字には少し足りませんが、ここまでにしておこう。

 

はーい。いかがですか?

皆さんは思い出せましたか?

 

それではここからは答え合わせですよ~。

はい、答え合わせはこちらを見てね!

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一覧を見て『おお~』と『あぁっ!』の声が交互に漏れ出ております(笑)

 

まずは思い出せた作品について。『おお~』の声が漏れ出た作品についてですが。

これ、全部正解じゃないですか!?

いや、正確に言えばちょいちょいタイトル、間違ってますけど(汗)

『放課後インソムニア』って何だ、『放課後インソムニア』って。

『何』は『放課後インソムニア』なんだよ!?

『君』は『放課後インソムニア』だよ!

てなことでこちら、正しいタイトルは『君は放課後インソムニア』でしたね。おっふ。

 

それから『転校生がグイグイ来る』です。

何故、『転校生がグイグイ来る』のでしょうか。

そうです。『事情を知らない』からです。

正確なタイトルは『事情を知らない転校生がグイグイくる。』でした。おっふ。

素敵な作品でしたよね。本当に見ていて胸がきゅっ、と締め付けられるような。それと同時に微笑ましくなるような作品だったなぁ。

 

ま、まぁ、でも、思い出そうとしていた作品に間違いはないので、大甘ですが正解と言うことにしておきましょう。

うむ。

 

『U149』もやっぱり春クールだったかぁ。改めてティザービジュアル見てみても、可愛いなぁ。『異次元フェス』で全員揃ったOPパフォーマンスが見られたのは、本当に嬉しかったなぁ。んはぁ。

江戸前エルフ』は個人的には春クール、ダークホースだったなぁ。『ま、とりあえず1話だけでも』と軽い気持ちで視聴したけど、本当に面白かった。日常の些細な幸せ、それが丁寧に、やさしい目線で描かれていて、だけどコミカルな作品で。2期、ないのかなぁ?

 

それから去年のアニメを代表する1作と言っても過言ではないでしょう。続編の制作も決定している『【推しの子】』も春アニメでした。

実写化も決定、ビジュアルも公開されましたが・・・ま、うん。

うん。

そして『【推しの子】』ではシスコンを演じていらっしゃった大塚さんがブラコンを演じていらっしゃった(言い方)『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の後半クールも、去年の春アニメでした。

1クール目のOP、YOASOBIさんの『祝福』が、もう、本当に胸に染みこんでくるかのようなラスト。素敵でしたよね。何と言うか個人的には『『かつて少年、少女だった大人たち』からの『今、少年、少女であるすべての人に対しての』激励』のような。そんなメッセージ性を感じるような締めくくりだったなぁ。

 

はい。

 

ではここからは『あぁっ!』の方、すなわち1話のみの視聴も含めて、視聴していたにもかかわらず思い出せなかった作品を挙げていきましょうか。

 

『青のオーケストラ』『Opus.COLORs』は、確か1話、2話あたりは視聴したはず。

この2作品もまた、少年少女たちの(『Opus.COLORs』は登場人物、少年オンリーですが)学生生活を描いた作品だったので、その流れでどうして思い出せなかった私よ。

おっふ。

 

また『おとなりに銀河』『神無き世界のカミサマ活動』も去年の春クール放送でした。

特に『神無き世界のカミサマ活動』は全話視聴したし、途中の『万策尽きた!』感が、しかし不思議と作風にマッチしていて、かつもうとんでもないカオスな展開があったりと、今、こうして作品名を目にした瞬間。色んな記憶がよみがえってくるのが悔しすぎる・・・最初から思い出したかったよ!

 

あと全話視聴した、それもめちゃくちゃ楽しく視聴していた作品なのに思い出せなかったと言う点で言えば『カワイスギクライシス』と『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』です。

全然、露ほども思い出せなかった。

泣く。

 

『カワイスギクライシス』はとにかく毎週、毎週、でれでれしながら見ていた記憶があります。愛しく可愛いもふもふ、もふもふだけではない生きものちゃんたちと生活を共にしている方であればこの作品、本当にたまらない、そして『わかる!』『あるある!』が詰まった作品ですよね。

『我が家の可愛い子自慢!』みたいな、視聴者さんから募った写真てんこもりのEDも、楽曲含めて最高でした。本作品も秘かに2期を期待しているのですが・・・。

 

一方の『鬼滅の刃』は去年春は『刀鍛冶の里編』が放送されていたのですが、今年の春は『柱稽古編』が放送される予定ですね。

『柱稽古編』は原作で言えばそれほど長くはなかったように記憶しています。だから5月からの放送なのか。でも少しくらいはアニオリが挟まれたりするのかなぁ?

それと同時『この『柱稽古編』が終わったらいよいよ・・・』と言う思いを持たれているのは、私だけではないはずでしょう。

うひゃ~、いよいよ、そこまでやって来たかぁ!

 

豪華出演陣が話題になった『THE MARGINAL SERVICE』や、今年の春クール放送予定の『怪獣8号』にも出演される注目の若手、加藤渉さんの初主演作『勇者が死んだ!』、佐々木蔵之介さん主演で実写化もされた『マイホームヒーロー』、今年の夏に2期の放送が予定されている『女神のカフェテラス』なども去年の春アニメでした。

 

それからこの作品も視聴していたのにちっとも、その気配すら、微塵も思い出せませんでした。おっふ。

『地獄楽』も去年の春クールでの放送。そうだったかぁ~(頭を抱える)

こちらも2期の制作が決定していますね。

2期こそは『おお!これでこそMAPPAだぜ!』と心の底から思わせてくれるような、そんな作品であることを期待しています。

いや、1期もじゅうぶんハイクオリティだったんですけど・・・やっぱりね、MAPPAだもの。期待値は高くなっちゃうじゃないですか。はい。

 

あと『Dr.STONE』の3期も放送されていたのか・・・分割2クールだったのか。

それすらも思い出せなかったってか覚えていなかったけど(汗)、相も変わらずめちゃくちゃ面白かった、そして熱かったことはしっかり覚えています。

本作品も続編となる第4期の制作が決定していますね。うーん、楽しみ!

 

ちなみにノイタミナ枠は『王様ランキング』だったのかな?

 

はい。てなことで去年の春アニメを振り返ってまいりました。

思い出せなかった作品も多かったですが、今回はいつもに比べると思い出せた作品も多かったのが、個人的には大満足です。良かった良かった。

 

ではでは、来るべき今年の春アニメを楽しみしつつ。

本日の記事はここまでです。読んで下さりありがとうございました!

休み~すごく個人的で大変な話ってかただの愚痴

フジテレビアニメラインナップ発表会でいろいろと新情報が解禁されましたね。

てなことでその中からいくつかの作品について語っていきましょう。

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おめでとうありがとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

公開されたビジュアルに主人公が登場していないのがなんとも(笑)

1期は2022年の夏アニメでの放送でしたか。『ノイタミナ』の枠での放送ですが、多分、今年のラインナップ放送枠は既に埋まっています。なので早くても放送は来年の冬クール、それ以降と言うことになるのか。

先の長さに気が遠くなりそうですが(笑)

1期、本当に面白かった。主人公コウ演じる佐藤元さんの、思春期の真っ只中の少年、その何もかもを煮詰めたような演技も最高だったし、ナズナちゃん役の雨宮天さんの、下ネタ好きのおっさんみたいな一面と自分の恋愛のことになるとしどろもどろになっちゃう純情少女のような一面、それが入り混じった演技も最高だった。

何より『夜』を舞台に色鮮やかに繰り広げられる人間模様には、本当に心惹きつけられたので、アニメ続編はただただ嬉しい限りです。

EDは勿論、1期のあの楽曲のままで。そしてOPも1期からCreepy Nuts続投がいいです!

 

お次はこちら。

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この作品もツイッターで見かけたことがあって読んだけど、本当に好き。めちゃくちゃ絵が可愛いのよ。猫もおじさんも、本当に可愛いのよ。そしてお話も可愛いのよ。

猫とおじさん、その両生命体の可愛い部分が凝縮されている、ひたすら平和な作品なのです。

てなことでアニメ化決定だそうです。おめでとうありがとう。

フジテレビ系列で放送されている番組内での放送か。確か同じように放送されていた作品が、期間限定でYouTubeで無料配信されていた記憶があるので、本作も同様の措置が取られることを期待したいです。

ラインナップ発表会に登場したぷんちゃん、どちゃくそ可愛かった。

でもこんな可愛いハチワレちゃんの中身、おっさんなんだぜ・・・可愛すぎ。

 

それからこちら。

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えー。原作は韓国の漫画らしいです。韓国ドラマとしても制作された。で、それが中国でもアニメ化されていて、今回、そのアニメが日本に輸入され、日本の声優さん吹き替えで放送されますよ、と言うお話です。

ビジュアル見た瞬間『古き良きラブコメの香りがする・・・!』と感じたのですが、どうやらそんなお話のようです。

主人公、元アイドルでいろいろ性格に難があるらしい澪を坂本真綾さんが演じられます。そしてその澪に、澪だけでなく個性豊かなヒロインたちに振り回されるらしい杉浦陽を演じられるのが河本啓佑さんです。

河本さんは、韓国ドラマの吹き替えでも同役に該当する人物の吹き替えを担当されていたのことで。

河本さんも個人的には、もう少し、アニメなどでお名前をお見掛けしても、と思っている声優さんのおひとりなのですが・・・洋画や韓ドラの吹き替えに多く出演されていらっしゃるんですよね。

なのでそのキャリア、ご縁があっての、このアニメへの出演。楽しみですね。

 

あと、こちら。

個人的、長井龍雪さん×岡田磨里さんコンビと言うと『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の方が印象としては強いのですが。

とにもかくにもそのコンビが幾度目かのタッグを組まれた、本作品。

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PVを何度、見ても『BL』と言う単語しか頭に浮かんでこない私を許してください。

 

あと先のイベントとは何も関係ない作品なのですが。

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とりあえず『鹿』と言うことだけはわかりました(笑)

個人的にはこの作品をWIT STUDIOが制作するに至った経緯が知りたいよ!

 

はい。そんなこんなでこんにちわ。

大変な話をしましょうか。

 

えー、仕事が嫌だ、辞めたい、辞めたいとわめいていましたね。はい。

それからまぁ、月曜日、渋々、出勤したんですわ。

そしたらですね、もう仕事してる最中に涙が止まらなくなりまして。

その日もまぁ、もう作業割り当てがぐちゃぐちゃで、朝、それを確認した瞬間から『あのクソ店長、マジで頭使ってシフト作れや』とイライラしてたんですけど。

あらヤダ、口が悪い本性が出ちゃったわ、おほほほほ。いけないいけない。

 

なんかもうそのイライラとよくわからない感情とがごちゃまぜになった結果、動悸はしてくるわ、涙はぼろっぼろ出てくるわで『もうやってられっか!』と自暴自棄になり、結果として早退したんです。『体調悪いんで』と。

 

『土日と連休で、散髪までしてるのに体調悪いってどう言うこと?』と店長も思ったことでしょう。

9割がた、あんたのせいだよ!

 

で、帰宅してからももうなーんにも。本当になーんにもやる気がわいてこず、何もかもが面倒くさい。とにかく何も考えたくない。

『そのうちカーズは考えるのをやめた』状態ですよ。

ジョジョの奇妙な冒険』第2部のラストの名言です。

 

そんな具合で布団に潜って、もうとにかく寝たんです。

母も心配して声をかけてくるんですけど、それに答えを返すりも面倒くさい。何をするのも面倒くさい。ご飯もいらない。水もいらない。風呂も行かない。トイレも行かない。誰の顔も見たくないし、言葉も聞きたくない。アニメを見るなんてとんでもないよ、と。

とにかく横になってたい。現実見たくない。現実滅せよ。

そんな状態、ひたすら寝続ける状態で火曜日を迎えまして。

仕事は当然、行ける状態じゃない。休んだ。

 

凄いですね、人間、本当に現実逃避したい時って言うのは、どこまででも寝られるんですね。過眠だ、過眠。

 

で、火曜日も正午過ぎまで寝てたんです。

そしたら母が部屋に来まして。

『何があったの』と月曜日の職場の私よろしく、ぼろぼろと涙を流し始めまして。

『あんたはそうやって何もかも1人で抱え込むんだから!』と。

 

いや、そんなふうになったのはあなたの教育の賜物や。

まぁ、私と母の間にはいろいろあるんでね。

母もそれはわかっているので『そんなふうに育てたお母さんが悪いだけど』と涙ながらに続いたのは、さすがに『さようですか』の一言だったんですが。

 

『そんなに寝込むくらいに仕事が嫌なら、仕事なんて辞めたらいいじゃないの』と。

『このまま心がまいっちゃって、生活そのものがどうにもならなくなったら、仕事どころじゃないでしょ』と。

 

あの母親が!

 

あの母親が言ったんですよ!

 

あの母親が!

 

あの母親が(しつこい)この言葉を口にしたその威力、凄いですね。

急に私、心が軽くなったような気がしまして。

 

かくして火曜の昼過ぎ、ようやくよろよろと復活しまして。

およそ1日ぶりの水分、食事摂取をして、お風呂もちゃんと行って。 

『うん。本当に嫌になったら辞める。辞めるか時間短くする』と母親に告げました。

 

そんな具合で昨日、また出勤してきたんですけど。

 

ダメでしたわ。油断したら涙は出てくるし、とにかく動悸が凄いし頭は痛くなってくるし。めまいもするし。

相変わらずの作業割り当てでイライラは止まらないし。

おまけに新しいシフト見たら、5勤があるし。でも土日の連休に挟まれた5勤だから、まだ救いがあるっちゃ救いはあるんですけど、ぶっちゃけ、今のこの状態で5日連続であの職場で働ける気がしない。

多分、発狂する。きぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

怖い怖い。

 

ちなみに昨日、休憩が一緒だったパートさんは新シフトを確認した瞬間『5勤が連続して2回もある・・・なんでこんな酷いシフト作るかなぁ』と嘆いておられました。

5勤を入れないよう調節していた前の店長、マジで神やったんやな・・・。

ってか調節しようと思えばできるはずなんだよ。

 

てなことで。

『これはもはや診てもらうべきところで診てもらった方が良いのではないか』

そんな気がするのですが。

 

どこに行けばいいんでしょう。心療内科

でも個人的にはこれ、もうめちゃくちゃ女性ホルモン、更年期云々の影響が大きいような気がする。だとしたら婦人科の方が良いのかしら?

『今の職場』『今の仕事』だからの部分も大きいと思うし、でも間違いなく、女性ホルモン、更年期云々の影響もあるわけです。断言してもいい。

明らかに私、おかしい(おかしい)

だとしたら、とりあえずそっちの方、根本の原因を何とかしないことには、運よく新しい仕事が見つかったとしても同じだぞ、と。

そんな気がしてならないのです。

 

どうしましょう。

 

とりあえず仕事は、可能なところまでは続けようと思っています。

ダメなら短時間パートに切り替えようかなぁ、とも。

今の仕事、職場は嫌なんです。ばっさり切り捨ててやりたい一心なんです。

ただとにかく、個人的には夕方までの勤務で社会保険完備、これがどうしても捨てきれないのです・・・ぐすん。

短時間パートでも、社保入れてくれるパート形態があるので、収入は減りますが、その希望はどうにか守り通せるわけでして。

お金も欲しいし、お金ないと自分の楽しみたいことも楽しめないし。

なので、はい、もう少しだけ様子を見つつ、はい。

 

以上、すごく個人的で大変な話ってかただの愚痴でした。

つまらない話に付き合ってくださった方、ありがとう。

ぺこぺこ。

 

てなことでラストくらいは楽しい話をしましょう。

はい、こちら、どんっ!

numan.tokyo

このアンケートのテーマがもう笑っちゃったんですけど。

笑えるから私、まだ大丈夫だ!

 

10位に推しの細谷佳正さんが入ってるじゃないか!今気づいたわ!嬉しい!

皆さんの投票理由が最高に面白いです。

石田彰さんに投票された方の『途中で辟易として欲しい』とか、わかりみが深すぎる。

櫻井孝宏さんへの投票理由『そういう拷問みたいな感じでこちら側の気が狂うまで唱え続けて欲しい』も業が深すぎる(笑)

ってかこれ、もはや『聞いている人VS櫻井孝宏』みたいな様相になってきてやしない?

 

何だろ。全体的に青属性っぽいお声の方がランクインされているなぁ。

やっぱり円周率だし、こー、知的なイメージの漂う、クールなお声の方がランクインされているのかなぁ、とか思って、はたと気づきました。

 

『私の中で圧倒的青属性のお声のあの声優さんが入ってない!』

 

さて、その声優さんはどなたでしょうか!?

答えは、うふふ、あなたのご想像にお任せします!

 

あと同サイトさんでは、こんな素敵な企画も開催されていました。

読んでいて涙が止まらなかったよ・・・!

numan.tokyo

声優さんに元気を、活力を、いろんなポジティブな感情をもらっていらっしゃる方って、当たり前だけどたくさんいらっしゃるんだよなぁ。

そこに、今の私はとても勇気をもらったのでした。

 

はい。そんなこんなでそんなこんなです。

本当に個人的なくだらない話をだらだらしてしまいましたが、皆さんも、あんまりしんどいことは無理なられぬよう。

適当にやりましょう。適当に。

人生、生かされ、生きてるだけでえらいんだ。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

買ったBL、紹介していくよ!~『神様なんか信じない僕らのエデン』

某BLCD大賞にBLCDとしてノミネートされていた作品、及びブログで読ませていただいた感想が素晴らしかったので気になった作品のコミックを買いました。

その内の2作品の感想を昨日、お送りしました。

で、本日は残る1作品の感想をお送りいたします。

 

それが一ノ瀬ゆまさんの『神様なんか信じない僕らのエデン』です。

www.dlsite.com

えー、ここからしばらくする話は、実にどうでもいいお話です。実にどうでもいいお話なのですが、この作品に対しての感想を書くには、このどうでもいいお話は絶対に避けて通れない。そう思ったので、恥を承知で書いていきます。

 

正確な年数と言うのは覚えていません。ただ高校生の頃からBL漫画を読んできていた私には、一時、それらを避けていた。それらを意識的に手に取らないように、読まないように、何なら目にすらしないようにしていた時期がありました。

『大好きだけど大嫌い』『読みたいけど読みたくない』そんな時期です。

 

なんでそんな複雑なことになっていたのかと言うと、理由は簡単です。

素晴らしいBL漫画に対して嫉妬心を抱いていたからです。『自分にはこんな作品を描くことは絶対にできない』『こんな作品を生み出せる作者さんが、ただただ羨ましくて、そして悔しい』と言うような感情を抱くようになっていたからです。

かつての私は小説を書いていました。主にはオリジナルのBL小説です。そして私には絵心と言うものが本当にありません。それこそ産まれる前に母親のお腹の中に置き忘れてきたのではないか、と真剣に思いたくなるくらいに絵心がありません。

父はめちゃくちゃ絵心あって上手だし、母も人並み程度には絵が描けるのに。

『〇〇さん、ふざけてないで真面目に描きなさい』は、小学1年生の頃。授業で林檎の絵を描く課題があり、一生懸命、それを描いたつもりの私に対して当時の先生が言い放った言葉です。

それくらいに絵心がない。とにかく描けない。本当に絵が描けないのです。

声優の小林ゆうさんくらいに突き抜けた破壊力のある絵心だったら、まだ救いがあったものの。それすらない。本当に描けない。頭の中に浮かんできたそれを、絵として表現することが全くできないんです。

 

小林ゆう画伯の絵は、あれはもはや芸術だと思うの。

 

そんな私にとって、そもそもとして『絵が描けて、それで物語を紡いでいける人』『絵が描けて、そこに登場人物の心情を込められる人』である漫画家さんは『羨ましい』『凄い』存在であり、だからこそ身勝手な嫉妬の対象でもある、そんな存在なのです。

絵が描けない、絵心が壊滅的に無い私は、小説で、文字で、物語を紡いでいって、登場人物たちの心情を表すしか術がなかった。でもそれでも、今から思うとそもそもとして比較すること自体がナンセンスなのですが、『私の書くBL小説は、絶対的にBL漫画には敵わない!』『絵表現と文字表現であれば、圧倒的に絵表現の方が有利じゃん!』とひとりで勝手に決めつけて落ち込んでいた。

 

その結果として『もうヤダ・・・BL漫画、読むのしんどい。全然、読んでいても楽しくない。ただただ悔しいし、自分の絵心のなさ突きつけられようでしんどい』と思うようになってしまい、意識的に避けるようにしていたんです。

これがね、BL小説だと、何と言うか。これまた振り返ると『おまえ、その自信はどこから来てるんだ』と突っ込みたくなるのですが(苦笑)

『同じ文字表現だもの!土俵は同じだもの!だから私も、頑張ればこんな素晴らしい小説が書けるかもしれないじゃん!』と妙なポジティブさ故に、それほど嫉妬心は抱かなかったのです。

ミステリー小説に関しては『私は頭悪いからね!こんなトリックは、そもそもとして思いつけないもの!そもそも勝負すら挑んでいないわ!』とそもそも白旗を挙げていたので読み続けられていた。

 

はい。てなことでそんな時期もあったのですが、それから月日は流れ。当時、オリジナル小説をやり取りしていた文通友達さん(文通!あぁ、なんて懐かしい響き!)とも『さようなら』をした結果、私はすっかり小説を書かなくなりました。

書かなくなってからも、そして今も『あ~、小説、書きたいなぁ~』と心がさわさわすることが全くないとは言い切れないのですが、それでも書かなくなったし書いてない。

そしてそうなってからしばらくして、またBL漫画を読むようになってからは、実に心穏やかに(笑)『はぁ~、今はこんなにたくさんの魅力的なBL漫画があるのかぁ。BL漫画を描かれる方もたくさんいらつしゃるんだなぁ』と楽しめるようになった。

 

めでたしめでたし、です。

 

はい。そんな具合で『神様なんか信じない僕らのエデン』です。

BLCD初心者の私からすると『CV熊谷健太郎さん×CV小野友樹さんと言う組み合わせが、なんだかとても珍しいと言うか、新鮮な気がした』と言う、実に安易な理由だけで原作に手を伸ばしたのですが。

 

さっき長々と書いた話、その当時の私。あるいはそう言う時期を経て、それでもなお小説を書き続けていた私が読んでいたら。

多分、嫉妬通り越して圧倒的な衝撃を前になすすべなく、ただただズタボロになりながら、えぐえぐ嗚咽漏らしながらお家に帰っていたと思います。そして多分『もう、あたい、小説書くのやめる』と勝手に断筆宣言していたと思います。

『あたい』って一人称、何気に好き(どうでもいい)

 

漫画が小説に対して持っている優位性。それがそこかしこに感じられる作品。だからこそ、曲がりなりにも小説を書いていた人間にとっては『小説は漫画に勝てない』を残酷なまでに突きつけてくる作品。そして私のような『絵を描くこと』『絵を描けること』に対して異常なまでのコンプレックスと羨望と嫉妬を抱いている人間にとっては、もうとどめを刺してくるような、そんな作品、否『漫画』だと、苦しくなるくらいに感じさせられました。

 

喬くんのモノローグから始まる物語の始まり方、その描写にしてもそうだし、喬くんとと西央くんの手が触れてからのコマ割り、2人の目の表情、動きに描写が集中してからの匂いの描写とか。

何より『オメガバース』と言う設定に振り回される2人の表情の描写が、これもう、どうあがいても勝てない。文字だけの表現では、絶対に勝てない。

いや、別に勝たなくてもいいし、そもそも『勝ち』『負け』と言う言葉を使うのがおかしいんですけど。

でも心底、私はそう思ったんです。そう思ったからどうしようもなく惹きつけられたし心を奪われたし、ひたすら『作者さん天才か』と言う、なんかもう畏怖に近いような感情しかわいてこなかったのです。

 

あ、いや、てか、どうなんだろ。一ノ瀬さんの他の作品を読んだことがないので、もしかしたらこの作品だからこその感想なのかもしれないのですが。

この作品に関しては本当に1ページ、1ページ、1コマ1コマの絵が『絵画』のようにすら感じられたくらいです。

 

そしてお話もめちゃくちゃ衝撃的でした。『人類初のαとΩ』って、これもう、どうしたらそんな物語としての設定を思いつくのか。オメガバースものがBL作品においてもジャンルとして確立されている中、このアプローチを思いつかれた一ノ瀬さんの作家としての発想力が怖い。凄い。

 

だから非常に壮大なお話ではあるんです。だって人類初のαとΩ、その誕生を描いているんだもの。

ただ非常に壮大なお話ではあるのですが、そこにちゃんと、しっかりと、人類初のαである喬くんと、人類初のΩである西央くん。2人の少年の感情が、意味を持って存在している、壮大な物語の中にあって役割を果たしているのが、またこれ凄い。

そしてまた喬くんと西央くん。2人の少年の、その等身大の不器用さであったり青臭さであったり。未熟さ故に、走るしかない。一生懸命しかない。逃げるしかない。隠すしかない。ぶつけるしかない。

そう言うのがもう本当に瑞々しく描かれているからこそ、壮大な物語でありながらも、同時にそれに振り回されていない、その設定に振り回されていないだけの恋愛物語としての読み応え、魅力も有り余るほどに感じられる。

そのバランスのとり方、描き方ってのが、もう完璧の一言。

 

『西央くんは世界でたった1人の俺の異性です』

喬くんが物語の終盤、西央くんに口にする言葉ですが。

ってかここのシーンも、これもう『天才か』と思いました。

 

『性』と言う漢字の部首である『りっしんべん』には『感情や思考と言った、心の動きを表す』意味があるのです。『性』って聞くと、どうしても『男性か女性か』的な、機能的、生まれつきの性別を意味する色合いが強い。そうした場面で使われることが多い漢字ではあるのですが。

『りっしんべん』にはそう言う意味があり、その隣に『生』と言う字があって成り立っていると知ってからは、私自身は『性』と言う漢字は『心の生き様』を意味する漢字だと思っています。

機能的、役割的に分類される男とか女とか関係なしに、その人の心。それが生きる様子、それそのものが『性』なのだと。

 

漢語辞典、面白いよ!いろんな漢字の成り立ちが知れて面白いよ!

 

自分たちの体に、心に何が起きているのか。わからないまま、ただひたすらそれに振り回されていく2人。だけど振り回されていきながらも、やがて2人の間には、互いに対しての明確な気持ちが生まれていきます。

ただひたすらに相手を思う、恋しく思う、大切に思う、独占したいと思うその気持ちに2人は戸惑い、特に、自らの感情を言葉に出せない、出すことが許されていなかった、だからそうしてこなかった西央くんは、最後の最後まで、その自分の気持ちに戸惑い、秘かに振り回されます。

 

その流れを経ての、喬くんのこの言葉です。

天才か。

 

作中、喬くんが『普通』に対して西央くんに語るシーン。

あそこで喬くんが話している内容も含めて、この喬くんの台詞。西央くんに対しての真摯な気持ちを伝えた台詞には、それこそやはり、とてつもなく壮大な、私は感じずにはいられなかったのです。

なんだろうなぁ。

1人1人の『性』、そのすべては、ただそのままで愛されるべきものなのであると言うような。そんな力強く壮大なメッセージすら感じたと言うか。

すんごい広くて深い愛情、それを感じたのであります。

またその愛情は、あくまで個人的な意見なのですが。オメガバース作品の中ではどうしても、αに『救われた』感の強いΩと言う立ち位置。

そこに対しての愛情と言うか。『αに救われたΩであると同時、αを救ったΩであり、そこに立場としての違いなんてない』と言うメッセージをも、私は感じました。

尤もそれが描けるのは、やはりこの作品が『人類初のαとΩ』を描いているからだとは思うのですが。

 

ってかこの言葉、こんな言葉を口にできるあたりが、もう喬くんの喬くんたる所以なんだろうなぁ。

海よりも深く、山よりも高い愛情・・・!

 

てなことであまりにも作品に打ちのめされたので、YouTubeでドラマCDの視聴動画なんかも視聴してみました。

西央くんが小野さんと言うのは、作品を読んでいる内『もうぴったりすぎるやん!』と言う思いがこみあげてきて仕方なかったのですが、その通りでした。

ぴったりすぎでした。美人だけど決して女々しくない。だけど脆さと弱さ、不器用さ。そこからくる喬くんに対しての溢れんばかりの感情。そう言うのが視聴動画の短さの中ですらちゃんと感じられて最高オブ最高でした。

 

そして喬くんは熊谷さん。こちらに関しては漫画を読みながら違和感はなかったものの『どんな感じなのかなぁ?』となかなか想像だけでは補えない部分もあったのですが。

こちらも最高だったよ・・・!熊谷さんの、あの清潔感と温かみのあるお声が、不器用だけどまっすぐな喬くんにぴったりだったし。とにかく真面目で、だけどとても柔らかな人でもある喬くんの、その部分をしっかりと感じさせる演技も最高でした。

嫉妬しちゃうシーンの台詞回しとかも、普段の温厚さ、優しさがあるからこその凶暴さみたいなのが感じられて、もうめちゃくちゃ萌えました。

 

あー・・・これまたナイスキャスティングだわ。

 

はい。てなことで漫画は第1シーズンとして上下巻。そして第2シーズンの1巻、合わせて3冊発売されているのですが。

『3冊目を読んじゃったら続き、当分待たなきゃいけないじゃん!そんなの地獄じゃん!』と頭を抱えた結果、3冊目はいまだ購入できておりません(笑)

なので早く、早く、続きの続きを出して下さい!

 

そんなこんなでこの記事を書くにあたって、本作品のBLCDの販促動画を検索しまくった結果。

YouTubeが大量のBLCD販促動画、視聴をトップページでおすすめしてきて、ありがたい悲鳴をあげております。

漫画じゃないけど『春になるまで待っててね』とか、どうあがいても私の好みストレートど真ん中、CDも熊谷さんと天崎滉平さん出演とか、もう頭を抱えるしかありません。

やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!BLCD初心者の私を惑わすんじゃない!

やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

嘘です。やめないで。るんるん

 

あと前々から読みたかった作品を見つけたので、コミックシーモアを久しぶりに利用しようと思ったのですが。

誰か、ログインパスワード、覚えてませんか?

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んでくださりありがとうございました!

買ったBL、紹介していくよ!~『凪がれ星』&『裏切り者のラブソング』

ひょんなことから知った、こちら。

第15回 BLアワード2024 | 腐女子のBLサイトちるちる

こちらのBLCD部門にノミネートされていた作品で気になった作品。更にいつも読ませていただいているブログさんに書かれていた感想があまりにも素晴らしかったので気になった作品。加えて好きな作家さんのBLを、2月の頭に買いました。

その感想をお送りする記事です。

ありがたいことに今回は、全部、見事にぶっ刺さりでした。

 

本日は2作品の感想をお送りします。まずはこちら。

 

ミギノヤギさん『凪がれ星』です。

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CDにおいては大塚剛央さんが初受けを演じられている。そして先にも書いた通り、読ませていただいたブログでの感想文があまりにも素晴らしかったので『原作!原作!』と速攻で購入した次第です。

2作品の感想を挙げるので、今回、あらすじは割愛です。

 

最初にあらすじを読んだ時には『成程。で、その槇人さんを連れ戻しに来た昔のモデル仲間が実は元カレで、別れ話のもつれから危険な液体ぶっかけられて槇人さんは火傷を負ってしまったと。てなことでここから天惺と元カレとの、槇人さんを巡る壮絶な争いが繰り広げられるんだな』と真剣に思い込んでいた私は、明らかにミステリーの読みすぎです。さすがに反省しました。

 

しかしそんな思い込みがあったからでしょう。あるいはそんな思い込みがなくても、もしかしたらそう思っていたかもしれませんが。

読み終えてすぐに抱いたのは『とても繊細で、静謐で、幸せに満ちた優しいお話だったな』と言う率直な気持ちでした。だから良い意味で、読む前の予想、印象を裏切ってくれた、そんな作品でもあったなぁ。

 

タイトルにある『凪』が意味するところ。風力0であること。海面が静かであること。

槇人さんにとっても、そして天惺にとっても。あの街で過ごしている時間と言うのは、まさしくそんな凪のような時間であった。

それがものすごく絵柄であったり、2人の表情であったり。そう言うのが伝わってきて『凪』なんだけど、でも、2人の間にやさしく柔らかく吹く心地いい風、と言うか流れ。それがページをめくるたびに感じられて。

その、何て言うんでしょ。空間とか、雰囲気の描き方。そう言うのがとても魅力的な作品であり、また作家さんだなぁ、と思いました。

槇人さんが『天惺はうまく言えないけど、ずっと心地よくて』と話すシーンがありますが、私にとってはこの作品に流れている雰囲気がまさしくそれでした。

うまくは言えないんだけど、とにかく心地いい。絵で描かれているところからは勿論のこと、そうじゃない部分からも、目に見えない心地いい流れ、空気の流れのようなものが感じられて、それがとても心地よかった。

 

で、その『凪』の中に、槇人さんを連れ戻すためにモデル仲間たちがやって来た。

『凪』は一瞬で『凪』ではなくなったわけです。そうなんですけど、ただその『凪』の破壊すら、この作品ではめちゃくちゃ優しいし、穏やかなんですよね。

そこにものすごく、胸がきゅっ、と締め付けられるような思いがしたのです。

勿論、槇人さんも天惺もめちゃくちゃ、そのことで心は乱されます。乱されるけど、でもそのことで自分たちの『凪』がどれだけかけがえなくて、愛おしいものであったかを改めて思っている。

特に槇人さんにとっては顔の火傷のこと。それがなければこの『凪』は築き上げられなかった、出会わなかったことなわけです。

過去のどうしようもない出来事は、どうあがいても変えようがない。槇人さんの顔の火傷も、おそらくはどうしようもないものなのでしょう。

そこに打ちのめされ、逃げられないそこから逃げるようにして今の街にたどり着いた槇人さん。そこであのおばあちゃんと出会って、そして天惺と出会って『凪』が生まれた。そのことで槇人さんは『顔に火傷を負ってしまってモデルとしては価値がないであろう』、そのままの自分でも、もしかしたら良いのかもしれない。

そんな、許されたような気持ちを抱けるようになっていた。

 

そうして今度はその『凪』が揺るがされたことで『自分はこうしたい』と言う気持ちを改めて受け止めて、その気持ちでいられる『凪』を守るために、ちゃんと自分の言葉で相手にそれを伝えている。

そこがすごく、何て言うんだろ。登場人物たちのまっすぐさ。まっすぐに、ちゃんと相手と向き合う、そう言う姿勢が感じられて。

そしてそのことで槇人さんの過去の出来事は変わらない。変わらないけど、槇人さんの中では、その受け止め方、あるいはその意味合いみたいなものが、また少し変わったんだろうな、と感じられて。

そう言うのが、『強くなる』とかそう言う、端的で極端で単純で押しつけがましいものじゃなくて。とことんやさしく繊細に紡がれていたのが、ひたすら素敵。

私としてはただただ『尊い・・・そして眩しい・・・!』状態でした。

 

なんでしょうね。BL問わず、こう言う『誰かが誰かと出会って、変わらないはずの過去の意味合いが、少しだけやさしく変わる』と言う作品が私は大好物です。

 

そして多分、これに関しては羊介と瀬田さんも同じだったんだろうなぁ、と私は勝手に思っているのです。

またこの2人も良い人ですよねぇ~(にやにや)

 

ここからは私の妄想が暴走した考えでしかないんですけど。羊介くんの『羊』と言う字は『美』と言う感じの一部にもなっている漢字でもあります。

諸説ありますが『『美』と言う文字は、神に捧げられる大きい(『大』)羊から『大』と『羊』が組み合わさってできており、『うまい』や『美しい』を意味する』と言う一文。高校時代、漢語辞典で知って衝撃を覚えた一文を、羊介くんの名前を見た時に、ものすごく鮮明に思い出しまして。はい。

人名に『羊』が使われているのが珍しいなぁ、と思ったからなんですけど。

 

槇人さんが失った美しさと、それでも失わなかった、失われなかった美しさ。人としての美しさ。それを知っていて、そこに心底、心惹かれていて、そこを信じていて。信じているからこそ、瀬田さんの言葉から察するに、ずっと耐えて待っていた、そしてここから先も待っている。何より槇人さんの幸せを願っている。『もしかしたら』を淡く期待しながら、でも、それが実現しないことを何よりも祈っている。

そんな羊介くん、あるいはその思いは、もしかしたら作中でいちばん、純粋に『美しい人』であり『美しい思い』なのかもしれないなぁ、と思ったのです。

報われなくてもいい。

ただただ思うことの、その大きな美しさを表現している人と言うか。

 

で、CDに関しては、私は聞いていません。

が。

初受け作品がこの作品、とても繊細で、言葉にできないような雰囲気が魅力の作品で。おまけに槇人さんのように、本当に声を漏らすように。息を漏らすように。あえかに(本来は若い女性の様態を意味する言葉ですが)、儚く、揺蕩うように喘ぐ役を演じられて。

簡単に言っちゃえば『演じるの、難しそうだよなぁ~』と言う作品、受けを初めて演じられた結果、少なくとも私が目にした評価に関しては『ちょっと!大塚さん!大塚さん!』と言うような評価が(語彙力)相次いでいる辺り『やっぱり大塚さん、お芝居がうまいんだよなぁ』と。

そんなことを改めて思いました。

 

今期のアニメで触れている大塚さんのお芝居に対して感じている『弱さ』や『脆さ』の表現。その飾り気のなさと、だからこその痛みが伝わってくる演技の素晴らしさ。

それはきっと、槇人さんを通してでも伝わってくるんだろうなぁ~。

なんだろ。大塚さんの演技って、生々しさとはまた違って意味で、全然『計算』と言うものを感じさせないんですよね。でもものすごく、緻密に組み立てられた計算式、そこから導き出された美しい解答みたいなものを感じさせると言うか。

あくまでアニメを見ていての印象ですが。

 

天惺役の古川慎さんも絶対にハマっていることだろうし、瀬田さん役の高坂篤志さんも、それはそれは素敵な、瀬田さんとしてのそこはかとないSボイスなことでしょう。

そして羊介くんが八代拓さんだと知った時点で、私も瀬田さん同じく『羊介くん!何が食べたい!?たくさん誉めてあげるよ!』と五体投地でした。

 

てなことでお次はこちら。

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外岡もったすさんの『裏切り者のラブソング』です。あらすじは割愛でーす。

 

外岡さんの作品に関しては少し前の記事で『俺の生徒はかわいくない』の感想もご紹介しました。

『俺の生徒はかわいくない』に続編含めてハマり、そして今作品は待望の新作と言うことで購入した次第です。

 

『俺の生徒はかわいくない』は悪魔のような秀才大学生×強気なクールビューティー准教授のお話。で、今回の作品は明らかに光属性のマフィア幹部×強気なクールビューティーマフィア幹部のお話です。

 

『両作品とも受けがクールビューティやないかい』と突っ込まれそうですが、その通りなのです。そして両作品とも攻めは、属性で言えば光。ただし『俺の生徒は』の方は一見すると闇属性。『裏切り者の』の方は光の中に闇属性を抱えているような感じなのですが。

勿論、こんなふうにまとめてしまうのはちょっと違うような気も、我ながらしています。それぞれ、こんな言葉、まとめ方では伝えきれない魅力に満ちたキャラクターなのですが。

 

でも、この、外岡さんの作品における『天上天下唯我独尊天衣無縫を絵に描いたような受けを溺愛している攻め』と『気が強くてツンツンしていてクールビューティーなんだけど攻めに振り回されてすぐに涙目になっちゃうちょろい受け』と組み合わせが、私はもう、めちゃくちゃ好き。

単純にカップリングとして好きと言うのは勿論なんですけど、ここに外岡さんの絵と言うか画力と言うか。

外岡さんが描かれる『天上天下唯我独尊天衣無縫を絵に描いたような受けを溺愛している攻め』も『気が強くてツンツンしていてクールビューティーなんだけど攻めに振り回されてすぐに涙目になっちゃうちょろい受け』も、本当に見ているだけで『あぁ、こいつら、めっちゃ人生楽しく生きてそう』って思うくらいのエネルギー、生命力に満ちていて。

そこがすごく好きなのです。

 

何と言うか、もう攻めも受けも、画面を飛び出してきそうなくらいの。コマと言うコマをぶち壊してこちらの世界に出現してきそうなほどの躍動感があって。

全身で生きているからこそ、ありとあらゆる感情が込められた表情の豊かさも、もう本当に見ていて楽しいし、わくわくするし、好き。

BLなんだけど、読んでいる時に感じるわくわくは、割と少年漫画を読んでいる時に感じるそれに近いような気すらします。

 

お話は勿論、面白いです。キャラクターの個性が際立っているからこそ、受けが攻めに心惹かれていく様子と言うのもめちゃくちゃ納得できるし、BLとしての萌えは勿論、ひとつの作品、お話としての読みごたえもある。

あとキャラクターがこんな感じ(誉め言葉)なので、お話のトーンも勢いがあって、どこまでも明るい。どれだけのシリアスが待ち受けていようとも、それが『運命』だとしても『このキャラクターたちなら、そんなもん蹴飛ばして、笑ってその先へと突っ走っていきそうだよなぁ~』と言う安心感が伝わってくるのも凄い(笑)

 

そしてどのBL作品を生み出されてる漫画家さんの絵も、それぞれの魅力があって素敵だし好きなのですが。

『いちばん生命力、躍動感を抱くBL漫画家さんは?』と聞かれたら、私は迷うことなく外岡さんのお名前を挙げますね。

 

てなことで本作品、非常に気になる終わり方をして完結編である2巻に続く、とアナウンスされているのですが。

これだけシリアスな終わり方をしていながら、それでも『いや、どうあがいてもこの2人にはハッピーエンドしか似合わないでしょ!『俺の生徒』は同様、2人が結婚式迎えている絵しか見えてこんわ』としか思えないのが、もはや安心安全の外岡さん作品なのであります。

 

ちなみにナニのシーンもやっぱり明るい。ロマンチックで情熱的なムードが漂う、そう言うシーンもあるのですが。

個人的には『体力お化けの攻めに散々、苛められた挙句、気持ちいいししんどいしでも気持ちいいしもうよくわかんないって感じで、涙目で攻めへの気持ちを口にさせられる、無駄な抵抗の言葉を口にする受け』の絵が、最高に萌えます。そして微笑ましい気持ちにさせられます。

 

幸せって、きっとこう言うこと(違)

 

そんな具合で本日はBLコミック2作品の感想をお送りしてまいりました。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んでくださりありがとうございました!