tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2024年春アニメ1話視聴感想~その2

放送も本格的に始まった感のある2024年春アニメ。1話視聴感想記事です。

その1を書き終わって気が付きました。

『このままのペースだと、多分、その6くらいまで行っちゃう』

 

てなことで今日からは少しペースアップしたいと思います!

 

ではでは、本日はこちらの作品からです。どうぞ。

 

・『花野井くんと恋の病』

・・・『勇気爆発バーンブレイバーン』の時間帯で放送されます。『おうおう、これはまぁ何とも。ブレイバーンの濃さを浄化してくれそうな、実に対照的な、定番胸キュン作品っぽいなぁ』と楽しみにしていた私なのですが。

 

花野井くんの愛の重さ、ブレイバーン並みじゃね?(遠い目)

 

いや、まぁ、うん、はい。あの、あらすじで花野井くんが重い、愛が重い男の子だと言うのは知っていた。知っていたけど、その重さが想像以上でした。

ぶっちゃけると、うっすら怖い。1話、視聴しながら多分、3回は『怖い』と呟いた。ってか花野井くんのCVに小林千晃さんにしたの、これ、天才か。小林さんの低音の、内山昂輝さんを彷彿とさせるような低音トーン。そして花野井くんの一切、混じり気も迷いも無い、それが故に重い愛を表現されている演技力も相まって、もはや怖い。

ってかこれ、ボイコミの時はCV、まさしく内山さんだったのか!

 

とにもかくにもそんな具合で『あれ?私、今、ホラー見てる?』とすら思ってしまったのをお許し下さい。

ただ一方で、ほたるちゃんが喋る度に、CVの花澤香菜さんの可愛らしいお声。瑞々しい演技の力で、途端に『あぁ、やっぱりこれは胸キュン作品じゃん!』と甘酸っぱい感情に胸をきゅん、とさせられる部分も確かにあって。

 

だから1話だけの感想で言うと『よくわかんない!』でした。よくわかんない!面白かったのは確かだけど、その面白さがうまく言葉にできない。すごく不思議な感覚のするお話でした。

花野井くんの愛の重さは怖い。ほたるちゃんは可愛い。花野井くんの愛の重さ、あるいはほたるちゃんの自己肯定の低さ、その辺りに何か理由はあるのか。今後、2人の関係がどう変わっていくのか。また脇カプも充実していそうなので、もう少し、続けて視聴して見ようかなぁ。

 

・『WIND BREAKER』

・・・凄まじい満足感を味わわせてくれた1話でございました。PVから期待していた通り、CloverWorks制作と言うことで、とにもかくにも作画が綺麗!綺麗なんだけれど、ちゃんとこの作品らしい熱量、泥臭さも伝わってく作画であるのが素晴らしい!

そしてとにかく動く、動く。桜が複数人相手に立ち回るシーン、本編15分くらいから始まるシーンですかね。あそこなんてもう、見ててひたすらにやにやしっぱなしでしたよ!まるでその喧嘩を間近で見ているような。手に汗握って『桜、頑張れ!』と応援しているかのような臨場感すら味わえて最高でした。

いやぁ~・・・やっぱりアニメは、こうであって欲しい。それがそのまま形になったようなクオリティで、ひたすら満足でございます。

 

そしてお話もめちゃくちゃ面白かった!桜、可愛いぞ、桜。自分を守るためにツンツンするしかなくて、でも根っこの優しさ、熱さが隠しきれてなくて、すぐにボロが出ちゃう。そしてそれを指摘されると、途端に顔を赤くしちゃう。可愛いぞ!

『これは個人的には久しぶりにCV内田雄馬さんらしい、実にらしいCV内田雄馬さんだぞ』って感じがして、やはりにやにやが止まりませんでした。

同じこと2回、言ってるぞ!

橘ことは役の長谷川育美さんの演技も、まぁ、素敵。うまい。柊登馬役のす!も、またこれ、めちゃくちゃかっこよかった。最高。

 

認められてこなかった。拒まれてきた。だから認められることを拒んで、1人でいることを選んだ。1人で、何もかも背負い込むことを選んだ。でも本当は、心の底では、誰かに認められることを、そして誰かを認めることも望んでいる。

自分を守るために、自分の立場を築き上げるため、他者を寄せ付けないため。そのために喧嘩を続けてきた遥が、自分のためだけではない。誰かのために、誰かの大切な何かを守るために喧嘩をする防風鈴の面々と出会い、変わっていく。

古き良き、定番のヤンキーものとしての熱量。それに現代を舞台にした作品らしい、繊細さ、爽やかさ。それが融合した、まさに『暑苦しいのに暑苦しすぎない』作品。

そんな桜の姿、物語が、そして防風鈴の少年たちの姿、物語が、このクオリティで、勢いも実力もある声優陣の熱演で、アニメとして視聴できるのかと思うと、もうただただ興奮が高まるばかりです。

 

・『アストロノオト』

・・・アジフライの作画は、もう少しこんがり揚げた感じが欲しかったです!でも美味しそうでした。料理の作画が美味しそうなのは大事。

 

『令和だよな、今は令和だよな・・・』と思わずにはいられなかった、昭和のノリてんこ盛りのギャグラブコメ。作品、調べてみて、監督と脚本家さんのお名前確認して『あぁ、どうりで』と納得しました。ってかこの辺り、春アニメ紹介記事でも触れていたはずだぞ!

総監督は高松信司さん。シリーズ構成はうえのきみこさんです。提供バックでネタバレがされるのも、高松監督作品ならではです。そしてキャラクターデザインは、原案が窪之内英策さん。またこの窪之内さん原案のキャラデザが、実に昭和の香りを醸し出しているのも良きかな良きかな。やはり『昭和』を強く意識したことを感じさせるOP、EDも完璧です。

 

古き良きラブコメ・・・である一方、1話の序盤でも描かれていた通り、宇宙規模の戦い、後継者争いのようなものも絡んでいるのがポイント。CV内田真礼さんのミラさんは、おそらくはその後継者争い?かな逃げて、この地球にたどり着いたっぽい。

人畜無害を絵に描いたようなCV斉藤壮馬さんの主人公。ミラさんに惚れてしまった彼の恋心、人生が、にぎやかな物語の中でどんなふうに転がっていくのか。

ナオスケ・・・おまえ、その見た目でCV諏訪部順一さんなの、強すぎるだろ(笑)

自称、ミラさんのフィアンセであるキャラをCV福山潤さんが演じられているので、その登場も今から楽しみです。既に楽しい予感しかしない(笑)

 

どこかで見たような。だからこそ、今の時代には新しい感じもするラブコメ。とにかくキャラクターたちの、そして物語の個性が強く、それらがかみ合った物語は、私は見ていて楽しかったです。新生活が始まる春アニメらしいアニメと言うのも素敵。もう少し継続視聴で様子を見てみよう。

 

・『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』

・・・『気の済むまで愛でればいいと思うよ』と何度、ツッコんだことか。ただしお約束ですね。主人公の魔王の俺様、愛で方がわからないんだよ!一目ぼれの勢いそのままに、奴隷エルフちゃんを嫁に迎えたけれど、愛で方がわからないんだよおぉぉぉぉ!

愛い。CV小林裕介さんのコミュ力壊滅的なツンツン純情魔王の俺様も、そしてCV市ノ瀬加那さんの奴隷だったエルフちゃんも、ひたすら可愛い。

2人の不器用なやり取り、ボケとツッコミのような、だけど当人たち、そんなつもりは全くないやり取りも、もう見ていてひたすら可愛い。

愛い×愛い=にやにやが止まらん。

 

はい。そんなこんなでタイトル通りの、あらすじから予想していた通りのお話でした。良く言えばお約束。悪く言えば、それ故に目新しさは薄い感じはするのですが、まだ1話だからその辺りはわからない。そして目新しさは薄いからこそ、この手の作品、この手のお話が大好物と言う私のような方は、安心して視聴できる、きゅんきゅん、むずむず、にやにやできる作品です。

ってか、やっぱこの手の作品っていいですよね。何と言うか、人間関係、これくらい不器用で、これくらい相手との距離感に悩みながら、手探りでやっていく方が良い気がする。そんなことを思わされると言うか。

 

作品概要を見ていくと今後は、様々なキャラクターも登場。ザガンとネフィのラブコメ、その関係の変化を主軸にしながら、その様々なキャラクターの問題も描かれていく。そしてそれを、俺様魔王であるザガンが解決していくと言うことで。

そうなってくるとやっぱり『お約束』だけではない、この作品だからこその個性も見えてくるのかもしれない。そんな期待も高まる第1話でした。

とりあえず愛い2人よるむずきゅん、にやにやが見たい方は1話、見た方が良い。その欲求、とくと満たしてもらえるぞ!

 

・『ハイスピードエトワール』

・・・1話、ほぼほぼレースのみと言う構成で。制作サイドの『この作品はこれを見せたいんだ!』と言う気迫を感じました。

ただ・・・個人的には、それならばもう少し実況による盛り上げがあっても良かったんじゃなかろうか。そんな気がめちゃくちゃします。レースシーンを阻害しない、そんな目的で、あえてあんな調子の、抑えた、説明調子の実況だったのかもしれませんが。

熱量に欠けたような、説明してくれるのはありがたいのですが、ひたすら一本調子のそれがどうしても、私は『もっと・・・もっとレースを盛り上げるような実況をしてくれ!』と思えてしまったのです。

実況+レースが『実況』と『レース』になっちゃってた感があって、レースへの引き込まれ具合が薄くなっていたような気が。勿体ないぞ。

いや、勿論、これはあくまで私の感想ですが。

 

サイバーフォーミュラ』との比較が、放送翌朝のツイッターではにぎわっていたような気がします。『サイバーフォーミュラ』、私は視聴していなかった人間なので何とも言いようがないのですが、レースシーンそのものは、めちゃくちゃ綺麗だったし、スピード感、吹き抜ける風のようなものも凄く感じられました。

レースを盛り上げるためのプリマステラの存在とかも、ものすごく『今の』レースアニメって感じがして新鮮でした。『マクロス』とかツッコまれてのには笑いましたが。

ってかそうか。プリマステラの存在によってレースは盛り上げられる。だから実況は抑え気味、と言うのが、この作品での実況の在り方なのかな?

 

個性豊かなキャラクターもたくさん登場する本作品。1話では各キャラクターの描写がほとんどなく、その辺りも、まぁ、レースシーンとのバランスを考えると致し方ない気はするのですが・・・やっぱり勿体ないなぁ、と言う気はしないことはない。

難しいな。難しい。

2話以降、本格的に描かれるであろう各キャラクターの在り方。ドラマ。それがレースと絡んでいくことで展開されていく熱き物語に期待したい作品です。

 

・『アイドルマスター シャイニーカラーズ

・・・最速で見ることを優先した結果、数年ぶりにニコニコ生放送タイムシフト機能を利用するに至りました。研ぎ澄まされたコメントの数々があまりにも懐かしすぎて、楽しすぎて、序盤、正直、作品に集中できなかったと言う(笑)

とりあえず『EX-ARMを見ていたので、CCの完成度の高さに驚いている』と言うコメントを流された方。このご時世に、どんな経緯があって、もはや伝説と化している感すらある『EX-ARM』のアニメを視聴するに至ったのか。私、気になります!

 

CGに関しては、詳しいことはわかりません。ただ『ミリオンライブ!』のCGと比較すると、やっぱりCGらしいのっぺり感であったり、いかにもな感じのする滑らかすぎる動きは気になったと言えば気になりましたが、別にそんなのはどうってことないレベル。

とにかくお話、お話と言うか、作り。全体的な作りが『ザ・シャニマス!』と言う感じに満ち満ちていたのがめちゃくちゃ印象に残っています。

 

『ミリオンライブ!』のアニメが、アイドルたちの感情、その一切合切を台詞で、表情で描く。そのことで物語にどんどん起伏を生み出していく。そんな作りだったなぁ、と言う印象であるのに対して。

シャニマス』の今回のアニメ。と言うか、もう『シャニマス』と言うブランド自体が、とても行間を読むこと。説明がなされていない部分、明確に描写されていない部分を読み取ること、想像すること。全体に漂う隠微な部分。それを掬い取って解釈して、そこから自分の中で各アイドルたち、ユニットの物語を理解すること。そう言うのをめちゃくちゃ求めてくるブランドだと、私は思っています。

ものすごく文学的な香りのするブランドと言うか。はい。

 

だからこのアニメも、それを煮詰めたような作りになっていた。想像すればわかる。でも想像するにもヒントは圧倒的に少ない。だから、特にこの作品から『アイドルマスター シャイニーカラーズ』と言うブランドに触れた方にとっては『なんだこの説明不足感』と言うのは拭えないのではないかなぁ。そんな気もしました。

目に見える、劇的な起伏がない。ないと言うかあるんだけれど、それすらも、何か含みを持たせるような感じで描かれている。だからいまいち、全体的には平坦な感じがしてしまったと言うか。

ただ仮にもライブであったり『シャニソン』であったりで、『シャニマス』の世界に触れている1人のファンとしてはやっぱり『こう言うのが『シャニマス』であり、この至る所に感情の爆弾、あるいは劇薬が仕掛けられていて、それがいつ、爆発をしても、こちらの胸を蝕んでもおかしくないような緊迫感こそ、シャニちゃんの魅力なんだよなぁ』とも思いました。

見るアニメと言うよりも、読むアニメ。そんな感じがした。

 

ちなみに。アニメで描けなかった物語をゲームで描くのは、どうなんだろうな。

 

とか何とか偉そうなことを書いてまいりましたが。ぶっちゃけ、もう、そんなことはとどうでもいいんです。ええ。いや、どうでもよくはないんですけど。

 

可愛い。皆がとにかく可愛い。可愛い。CGらしすぎる、つるっとした感じの表情だったり、人間味の無い動きだったりは気にならないこともないけど、でももう、とにかくどのアイドルも可愛い。可愛い。もう可愛さのあまり変な声が出たくらいです。

それだけで私は大満足です。眼福。私も君たちの輪の中に入れてくれ。

そして私の王子様、白瀬咲耶が実に可愛く、かっこよく、まさしく王子様として描かれて存在していたのも、ただただ感謝感激雨あられです。

咲耶が着用しているネックレスになりたいです。

 

あと夏目Pも良かった。真乃ちゃんをスカウトするシーンは、あれ、どうあがいても不審者による声掛け事案でしかないのに、夏目響平さんの爽やかイケボのお陰で事案になっていない不思議よ・・・!

今のところ夏目Pは、若いけどやり手、そんなイメージがするのですが。はてさてこの先、アイドルたちと共に夏目Pの成長がどんなふうに描かれていくのかも、個人的には楽しみにしたいところです。

 

正直『ミリオンライブ!』のアニメみたいに、もう少し、ご新規さんを意識したつくりであった方が。そんな気もしないことはないのですが、でも『シャニマス』の尖った部分。それを存分に発揮しているこのアニメもまた『実に『シャニマス』らしいよね』と言う感があって、私は好きです。そして何より、何度も言うようですがアイドルたちが可愛い。それだけでもう視聴決定です。

 

てなことで今回はこの辺りにしておきましょうか。

まだまだ春アニメ1話視聴感想、続きます。

よろしければ引き続き、お付き合いください。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。