今回でなんとか終わらせたいのですが・・・果たしてどうなることやら。
そんな具合で秋アニメ、1話視聴感想記事、その5です。
既に30本オーバー、1話を視聴していると知って、苦笑いです。
まぁ、楽しいから良いんですけど。
視聴決定作品に関しては『薬屋のひとりごと』の感想と共にお送りできれば、と思っています。本作品の放送は来週からか。一気に3話放送でしたよね。
ではでは。本日はこちらの作品から、どうぞ。
・『帰還者の魔法は特別です』
・・・『どうして殺す前に気付かなかったのだ』とはCV緑川光さんが演じられていた役の言葉ですが。この言葉に激しく首肯したのは、きっと私だけではないはず。
ドラゴン爆発の謎。その謎に思い至ったキャラクター、先の台詞を投げかけられていたキャラのCVが速水奨さんだからでしょうか。『もしかしておまえ・・・何もかも知ってた上で黙ってたんじゃ・・・裏切者なんじゃ・・・』と思ったのも、やはり私だけではないはず。
数多の犠牲を払いながらも、やっとのことで倒したドラゴン。ところがどっこい、そのドラゴンが大爆発!死を覚悟した主人公が目を覚ますと、13年前にタイムスリップしていた、と言うお話です。
そんな具合で私としては、とにもかくにもCV速水さんの役。魔術士みたいなあの人が、何かを握っているのではないか。裏切者なのではないか。そんな気がしてならなくて、ずっとそのことを考えている内に1話、終わっていた感があります。すいません。
どうなんだろ。・・・どうなんだろ。怪しくないですか!
ちなみに1話ではEDとして流れていましたがOPはFLOWです。OPとしてどんな絵が付いて流れるのか。そこは少し気になるぞ。
・・・主人公のパーシバルとバルギスが生活している世界。あの世界の描写がとても丁寧で、流れている空気の温度とか質感みたいなものも感じられるくらいで、見ていてめちゃくちゃわくわくしました。昔、夢中になって遊んでいたRPGの世界を思い出したと言うか。『うわぁ~、正統派のファンタジーだ!冒険だ、冒険が始まるぞ!』と言う感じで。
主人公を演じるのは、本作品で初主演、そして初レギュラーの小村将さん。いや、もうなんだろ。ほんと、この作品、この役に対する熱い気持ち。それがぶつけられてくるかのような演技で、それがパーシバルと言う役にぴたりと合致していたように感じられたのも最高でした。
感情が高ぶった時の台詞で声が裏返るのが、最高にエモい。エモの極致。
1話、『この展開はフラグじゃん、フラグじゃん』とドキドキしていたら、まさに予想通りの展開になり胸が痛かったです・・・大塚明夫さんの豪快さと繊細さが混じり合った深い愛。それをパーシバルに与えるバルギスの演技も良かったなぁ・・・泣く。
望まぬ形で、あまりにも残酷な形で。それでも自らの思いに向けて、一歩、踏み出したパーシバルの、あの小さな姿が、だけどとても逞しく、頼もしく見えたように感じられたような。
これから始まる壮大な物語。その幕開けを飾る、悲しく、切なくも、少年の強い心。それに鼓舞されるような、そんな思いがした1話でした。
うーん。この秋クールじゃなかったら、間違いなく視聴継続なんだけどなぁ。ぐぬぬ。
・『ひきこまり吸血姫の悶々』
・・・百合じゃん・・・百合じゃん・・・。なんかもう色々ツッコミどころが多いお話なんですけど。どこからツッコめばいいのかもちょっとわかんないんですけど。
なんかもう主人公、魔法が使えない、運動ダメ、背が小さい、吸血鬼だけど栄養源である血がダメ。ダメ尽くしで無為な日々を送っていたテラコマリが可愛すぎる。テラコマリって名前も、もうこれ天才か・・・そしてCV楠木ともりさんの演技が可愛すぎる。
そしてそんなテラコマリ溺愛のメイドさん、鈴代紗弓さんなんかい。やっぱりわからなかったよ・・・さりげなくお尻のあたり撫で撫でしてるの、メイドの鑑(ではない)
1話最後の鈴代さんのお芝居、最高やったな。
ってか他のキャラクターが『本作のヒロイン』って、テラコマリ、女の子が主人公なのに『ヒロイン』って説明されてる時点で百合じゃん・・・歓喜。
でも男性キャラも出てきます。テラコマリがハッタリで率いることになった部隊の面々が男性キャラです。CVがとても豪華です。CV畠中祐さんキャラはラッパーです。CV水中雅章さんのキャラはもふもふです。あと花江夏樹さん、小林裕介さんも出演されています。乙女ゲームが1本、作れそうなCV陣ですが、残念!この方たちが演じていらっしゃるキャラクターは、攻略対象外です。だって百合だもん!
なんかもうよくわかんない。よくわかんないノリで話が進んでいくんですけど、なんかもうほんと、テラコマリが可愛い。そして百合。
これでいいのか。これでいいのだ!
・『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』
・・・めちゃくちゃ面白かった。ノリと勢いで突っ走ったような1話だったんだけれど、ちゃんとその中でも主人公、そしてその『100人いる運命の人』の内の2人であるヒロインちゃん、それぞれの性格がしっかりと伝わってきたのも最高でした。
主演は今年、大きく飛躍された加藤渉さん。『勇者が死んだ!』で初主演を果たされたのですが、私が加藤さんの演技にちゃんと触れるのは、本作品が初。いや、もうめちゃくちゃ良い演技。一歩、間違ったらこの作品自体の魅力が損なわれてしまう、それが主人公、恋太郎に求められる演技だと思うんだけど。もうほんと、最高だった。2人のヒロインちゃんに告白するシーンなんて『この男前っ!』と、割と真剣に感動している私がいた。
そしてヒロイン2人を演じられていた本渡楓さん、富田美憂さんも、それぞれの声、その魅力が存分に生かされるような配役で、とにかく可愛かった。『こんな可愛い子・・・どちらかを選ぶなんて、できるはずがないでしょうがぁぁぁぁぁ!』って、やはり真剣に思っている私がいた。
『運命の人は100人いる』と言うとんでもない設定ながら、何より主人公が1人、1人に誠実に向き合おうとする姿勢が最高。そしてだからこそ、とんでもない事態が巻き起こされてしまうのだろうと言う予感がひしひしと感じられる。だからこそ今後への期待がますます高まる、そんな1話でした。このノリで、全話、突っ走って欲しいぞ!
・『川越ボーイズ・シング』
・・・川越を舞台にしたアニメと言えば千葉翔也さん、小原好美さんの出世作にしてオリジナル恋愛アニメの最高峰だと私は思っている『月がきれい』があります。
この作品、本当に素晴らしい作品なので、絶対に見て下さい(なんの宣伝)
1話は掴みです。掴み。視聴する人が多いと思われる1話において、どれだけ作品の、キャラクターの魅力を視聴者に訴えることができるか。どれだけ『この作品、面白そうじゃん』と継続視聴する人を掴むことができるか。そこは制作側も、とても苦心され、工夫されているのだと、これだけ1話視聴していたら、私ですら感じます(笑)
で、この作品においては、とにかく、とにかく響春男のキャラクターが最高でした。指揮者としての腕は最高。しかしコミュニケーション能力、協調性は皆無。三十路手前のくせにして、誰よりも中身は子ども。
そんなこのキャラクターに対しての好き嫌いは、見る人によってはっきり分かれると思います。だからこそ、掴みとしての役割を最高に果たしてくれたキャラクターだと言ってもいいでしょう。
私はもう、この男の言動。三十路手前なのにただコネまくりの赤子のような言動がただただおかしくて、この男の行く末、変化が見たいと言う気持ちで『視聴決定!』と思わされていました。元々、気にはなっていた作品なのですが。
CVは興津和幸さん。最高の演技です。最高です。
あと声優さんで言えば、えいちゃん。矢沢ひろし。あまりにも良い低音ボイスで『どなたが演じていらっしゃるんだろう。この作品、俳優さんや歌手の方が出演されている作品でもあるから、もしかしてその方のどなたかな?』と思って調べてみたら、まさかの土田玲央さんで驚かされました。
個性豊かな男子高校生たち。誰よりも子どもな大人。彼らが『クワイア』を通してどう変わっていくのか。変わらないでいるのか。にぎやかで胸熱な物語が繰り広げられそうで、わくわくが止まりません!
ただひとつ、やはり作画の不安定さは少し気になりました。何とか耐えて欲しい!
・・・ふたつの気持ちから泣きそうになった。ひとつは迷いながらも、それでもひたむきに『夢』を語る未来と静香の姿が、あまりにもあまりにも熱くて、きらきらしていて、まっすぐだったから。『『夢』を語る人の姿は、どうしてこうも美しいんだろう』と本当に泣きそうになった。
ってかもうみらしず。尊い。静香、座席番号を間違ってくれていてありがサンキュー。
それからもうひとつは、すまんな。ただただ『羨ましいっ!』と言う気持ちからです。
『アイドルマスターシンデレラガールズU149』のアニメしかり。そしてこのミリオンのアニメしかり。実に、実に素晴らしいクオリティで制作されています。
だからもう私としては『・・・頼むからSideMのアニメを・・・アニメを・・・他ブランドが羨ましすぎるよ』と言う気持ちが抑えきれなかった次第です。
まぁ・・・うん。仕方ないんだろうけど。
あとチーフプロデューサになった赤羽根Pが、ただただ私の好みどストライクでした。ありがとう。中村Pの、あの等身大で、そして日々、悩み、日々、精進していることが既に伝わってくるのも最高でした。
そして翼。可愛いよ、翼。Machicoさんの、あのあざと可愛いお声も演技も最高。
どのシーンも本当に素晴らしかった。でも個人的には765のライブで披露された『ToP!!!!!!!!!!!!!』で春香が『ガンバレ♪』を全身全霊で叫んで、それを聞いた未来の表情が描かれていたシーン。あそこがもう鳥肌ものでした。
『頑張れ』です。この作品でもまた『頑張れ』が出てきましたね。そこでもう私は『はい、視聴決定』とひれ伏したくなるような気持ちになったのでした。
この言葉は、私は『アイドルマスター』における『アイドル』の存在意義。そのひとつの答えなのではないかな、とも思っているのですが。
何はともあれ、もう尊かったです。そして羨ましかったです!
・『星屑テレパス』
・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!尊い!ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
1話からもう尊さマックス。おでこぱしーの破壊力!おでこぱしー!おでこぱしー!
おでこぱしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
1話から尊さ全開。既にできてる。ユウうみ。合ってる?わかんないけど、私の中ではもうユウうみ。幸せになってくれ。いや、もう幸せオーラしかないわ。
はい。そんな作品です(なにひとつ伝わってないと思うよ!)。なんかもう、ひたすら尊かったです。尊さと清らかさのあまり、真剣に汚れたこの身が浄化されていきそうな気すらしました。
極度のあがり症で『ここではないどこかで』を願っていた主人公。その願いにこたえるように現れたのは、自称・宇宙人の少女。
『ここではないどこか』ではなく『今、私がいるここで』、1人ではなく、自分の気持ちをやさしく受け止めてくれる人と出会うことができた主人公。そのやさしい奇跡が、とにかく胸に染みた、染みた・・・尊いな、尊い。
なんだろ。極度のあがり症で、それでも『頑張ろう』と健気な思いを胸にして。だけどやっぱりうまくいかない主人公の姿を見ていると『普通にできて当たり前』と言う無意識の思い込みが、どれだけの色々な可能性を、思いを狭めているのだろう、否定しているのだろう。そんなことを考えさせられました。
みんな違って当たり前。みんな違って、それでいい。それがいい。
てなことでとにかく尊いです。おでこぱしー万歳!今期、百合アニメがたくさんあって、私は大満足です。
うむ。無理して詰め込めば詰め込める気もしないこともないけれど。
あと3、4作品。
無理か。詰め込むには・・・無理だな。
ストックないし、いいや!
『その6』に続けちゃうぞ~!
はい。そんな具合で恐ろしいことにまだ続きます。
秋アニメ1話視聴感想記事、まだ、続きます。
『よろしければお付き合い下さい』なんて、もう恐ろしくて言えません。
付き合わなくていいです(断言)
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!