tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2024年春アニメ1話視聴感想~その1

今日から5勤だよ~。乗り切れそうな気がしないよ~。

あと今日の作業割り当て、予定ではクソだったけど、今の私よ、どうだーい?

 

そんなこんなで2024年春アニメ、その1話視聴の感想です。

今日からどんどんお送りしていきたいと思います!

 

毎回、書いていますが、毎クール、新アニメが一気に始まる時期ってのは心がわくわくしますね。ふふ。

ただ春クール、本当に見たい作品が多すぎるので・・・絞り込むのが苦労しそうだ。

 

ちなみに。今回の記事では『クソアニメ』と言う単語が登場しています。

この単語に敏感な方は読まれない方が良いかと思いますので、ご注意いただければ。

 

ではでは。2024年春アニメ感想、トップバッターはこの作品です。どうぞ!

 

・『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』

・・・想像していた以上に面白かったし、想像していた以上にクオリティが高くて、良い意味で驚かされました。今のところダークホース候補作品のひとつ。この、バカみたいな作品ラッシュの春クールじゃなかったら間違いなく『視聴決定!』となっていた1話でございました。

入浴シーンで謎の光が存在していない!どういうことなの!(驚くとこそこなの!?)

謎の光がないと言うことは、円盤もそのままと言うことです。謎の光商法に訴えないその精神、良いぞ!

 

制作はつむぎ秋田アニメLab、その名の通り秋田に拠点を置く制作会社で、冬に放送されていた『明治撃剣-1874-』を制作していた会社でございます。

めちゃくちゃ作画、綺麗だった。キャラクターたちの表情も実にイキイキと描かれていたし、背景も綺麗だった。そしてアクションシーンも、アクション監督さんがいらっしゃるのも頷ける、めちゃくちゃ細かく、またダイナミックに動いていてものすごく見応えがあった。

『明治撃剣-1874-』がどうだったのかは未視聴なのでわからないのですが、このクオリティでぜひとも、全話、突っ走っていただきたいです!

 

お話もわかりやすかったし、キャラクターも良い意味でわかりやすかったです。主人公のロイドの可愛いこと。そして明らかに制作陣の強いこだわりを感じる、あのむちむち太もも、たまりませんね、ええ、たまりませんね。

可愛く、魔法バカで。でも魔術のためなら、嬉々として自分の体を痛めつける。そして自身の魔力、知識に裏付けされた自信。そこから来る、ちょっとサディスティックな一面。そうしたロイドの一筋縄ではいかない性格も、実に丁寧な作画で、そしてCVを務めていらっしゃる小市眞琴さんの、実に緩急のきいた演技で表現されていて、見ていてとにかく楽しかったです。

むちむち太ももの、魔術最強、魔術バカの生意気可愛い天使のような顔した悪魔の一面も持ったショタ。CV小市眞琴さん。最高じゃんか!

あとマスコット役のファイルーズあいさんの演技も、めちゃくちゃ笑った。可愛い。

 

いやぁ。これはダークホースだぞ。こんな面白いとは思っていなかったから、完全に嬉しい誤算だ。どうしようなぁ!

 

・『終末トレインどこへいく?』

・・・めちゃくちゃ面白かったし、もう見終わった後『これはとんでもない作品になりそうだぞ!』と言う昂揚で胸がどきどきしていました。最初から期待していた作品だったし、制作陣的にも『絶対、面白いやろ』と言う期待はしていたのですが、1話、その期待を軽々と飛び越える面白さでした。

いやぁ、オリジナルアニメってやっぱりいいですよねぇ。いや、勿論、原作がある作品のアニメもいいんですけど。やっぱオリジナルアニメは、この『1話からぶっ飛ばしてる感。ぶっ飛ばしていながらも、当たり前だけれどまだまだ手札を隠し持っている感』がたまらないですよね。

 

1話。すごい情報量が多かったんですけれど、でも実にテンポのいい、登場人物たちの会話劇。それですいすいと情報が理解できたのもありがたかったし、ものすごくアニメとして情報を見せること、登場人物たちの会話と絵で見せること、理解してもらうこととに意識されている作りだなぁ、と感じました。

7G事件。それによって世界に起きた異変。それに巻き込まれた幼馴染。21歳3か月を超えると動物になってしまう村の人。そんな中、21歳3か月を超えても人間の体を保持していて、『何か』をきっかけに老若を行き来するらしい善治郎さん(笑)。荷物を運んできてくれたトラックにべったりとついていた、血の掌や足裏の跡。

いやぁ、これは1話から既に考察が捗るぞ・・・!吾野以外の世界では、一体、何が起きているんだろうか。人の姿は、どう変化してしまっているんだろうか。

熊になってしまった人が、肉への欲求に一瞬、人間性を喪失してしまった。あるいは静流の語り『なんだかいつか本当に動物になってしまいそうな気がする』と言う台詞には、中路敦の『山月記』を呼び起こされたなぁ。

 

そんな何もかもが謎だらけの世界。その中の小さな吾野と言う村で生きる少女4人。彼女たちの、戸惑いながらも、明るく、毎日、元気に生きている姿。そこも見応えがあったし、各キャラクターを演じていらっしゃる声優さんの演技も楽しかったです。

『こんな世界』であっても、彼女たちは『いつも通りの日常』をいつも通りに、だけど必死になって生きている感じがあったのも切なかったなぁ。

安済知佳さんの演技は、もう第一声から『生きてる!』って躍動感が全力でぶつかって来て、やっぱり笑っちゃいました。大好きだ。

 

『終末トレインどこにいく?』のタイトル通り、走り出した電車の行先は、まったく見えないまま。そしてそれはこの物語に関しても同じことです。

7G事件では一体、何が起きたのか。外の世界はどうなっているのか。そして静留と葉香の過去には何があったのか。4人の少女たちの冒険はどんな展開を見せるのか。

EDもめちゃくちゃ意味深だし、いやぁ、これは本当に続きが楽しみな作品です!

・・・が、1話放送終了後、監督が呟かれていましたね。まだ4話ができていないとのこと。・・・だ、大丈夫なのでしょうか(汗)

 

・『神は遊戯に飢えている。』

・・・関東の方だとこのアニメが月曜アニメアワートップバッターを飾って、で、後に感想を書く予定の作品が締めに来ている。その間に『狼と香辛料』や『転生したら第七王子だったので』が放送されているらしいですね。

なので『クソアニメサンドイッチ』などと言う、実に辛辣な命名がされていたのにはさすがに笑ってしまいましたが・・・。

 

アップの時はそうでもないのですが、引きになると途端、不安定さが露呈する作画、特にキャラクターの顔の描写のそれとか。小説で、文字として読む分には、想像力が膨らんで面白いのだろうなぁ。なのにアニメになって絵が付いて、キャラクターが喋り出したら、こんなにももったりとした感じがするのは何故なのでしょうか。

テンポか。テンポの問題か。それともやっぱり、不安定さが拭えない作画のせいか。見るたびにこちらの気持ちまで不安にさせるような不安定さだったぞ。それとも動きに乏しいゲーム描写のせいか。いまいちゲームの魅力、その奥深さ、緊迫感が伝わってこなかったせいか。伝わってきていなかったのは何故なのか。私の理解不足か。

そうだろうな。きっとそうだ。

 

EDの絵がなかったのは演出なのか、それともまだ絵ができていないのか。前者ならいいんですが、後者なら1話にして早くも万策尽きかけている感がして不安になるよ。

とにもかくにもここからの盛り上がり、巻き返しを期待したいところです。

 

・『狼と香辛料

・・・アニメ第1期から実に16年の時を経て、完全新作アニメとして復活です。凄いなぁ。メインキャストも福山潤さん、小清水亜美さんなどが続投です。これも凄いし素晴らしい。

公式サイトのキャストコメントで福山さんは16年ぶりの新作アニメと言うことに驚かれていらっしゃいました。そして小清水さんは当時だからできなかったこと、逆に当時だからできたこと、その塩梅を模索しながら新たなホロを生み出されたら、とコメントされていました。

私は初代のアニメを見ていないので比較しようもないのですが、それでも『16年』と言う月日の重みを思いながら、おふたりの演技。役を通じての演技のやり取りには、なんだか胸が熱くなるような思いがしました。

16年を経て、新作アニメとして、1から、またキャラクターを演じられる。役者冥利に尽きることだろうなぁ。

 

制作はパッショーネ。冬アニメだと『異修羅』を制作していた会社ですね。『異種族レビュアーズ』以降、個人的には名前を聞くことが多くなった、そしてその作画の安定さが魅力的な会社と言うイメージがあります。

てなことで本作品もまた、めちゃくちゃ作画が綺麗だった。やさしく抑えた色彩が作品の世界観にぴったりで、ちゃんと絵を通して、この作品の世界。そこに流れている風であったり、そこに満ちている温度であったり。そう言うのが感じられたのが素晴らしい。あと『異修羅』の時にも印象的だったのですが、明と暗、光と陰、そのコントラストの使い方も、やはり本作品ではとてもうまいなぁ、と感じました。

美しいだけじゃない。美しいうえで、キャラクターの感情。それがちゃんと表現されている作画。キャラクターが生き生きとしているのが、作画を通して感じられる。声優さんの演技としっかり手を組んでいるのも・・・いや、ってか、本来アニメはそうでなくてはならないと思うのですが(汗)

 

ロレンスとホロのやり取りもひたすら楽しかったし、見ていて胸がきゅんきゅんする感じがしました。あれ、これもしかして、最終的にこの2人、くっついたりする?

この2人の旅路、その中で縮まっていくのであろう2人の関係性。それをゆったりとした気分で見守っていきたいし、経済、商業の歴史を描いた作品としても評価が高い本作の、その魅力も味わいたい。そんな気持ちもあるのですが・・・さて、どうしようか。

 

・『刀剣乱舞 廻-虚伝 燃ゆる本能寺-』

・・・開始3分56秒くらいです。加州清光が喋っている時に襲いかかってきた敵。その敵を撃破した蛍丸の姿。後ろ姿で描かれていたそれが最高でした。後ろ姿だから、その、蛍丸の半ズボンから伸びた足だったり、お尻だったりがアップで描かれていて、本当に最高でした変態でごめんなさい(土下座)

私、蛍丸には本当にお世話になった審神者なのです。ただ蛍丸って、アニメとかでは描かれている機会が、それほど多くはないように思うのですよ。いや、もっと描かれていない刀剣男士もいることを思えば、蛍丸はまだ描かれている方なんですけれど。

でも、私としてはもっと描かれて欲しいのです。あの半ズボンから伸びた生足。ソックスガーターのえっちさ。マスカット色の瞳。小柄な天使みたいな見た目してるのに、大太刀使いで攻撃力特化と言うそのギャップ。井口祐一さんの、あのふわふわボイスのハマり具合を、もっと多くの人に知って欲しいのです。

『魔法少年マジカル☆蛍丸』みたいなアニメ、制作して下さい!

 

いかん。完全に作品の感想ではなく蛍丸への熱い思いを語る内容になってしまっているではないか。

蛍丸は良いぞ~(もうわかった)

 

てなことで、えー。我が本丸の刀剣男士くんたち。元気にしていますか?

かれこれもう、1か月半はログインすらしていない有様なのでアレなのですが。最近、公開された予定表を見たら『新刀剣男士』の文字が2回も登場していたので、その頃にったらまた、本丸に帰るかと思います。

 

アニメ。アニメの感想。アニメの感想。えーっと・・・白衣に半ズボン、清楚な色気満々の山下誠一郎さんボイスの薬研藤四郎も最高でした。

薬研もソックスガーター、装着すればいいのに(妄想)

ただ、うーん。PV見た時から気になっていたけど、やっぱりちょっと作画のクセ?みたいなものが気になったのがひとつ。

あと色使い。ここもめちゃくちゃ気になったのは私だけでしょうか。『明るい色っ!』と『暗い色』のコントラストがあまりにもはっきりしすぎていて、それらが共存しているシーン、逆に『明るい色っ!』だけのシーンでは、目がちかちかしたと言うか。

意図的なのかしら?それともやはり、私のテレビだけでしょうか?

きっとそうでしょうね。

 

お話は間違いなく面白そうだし、やっぱり薬研をはじめとした、織田信長にゆかりのある刀剣男士たち。そしてまんばちゃんの成長なども気になるのは気になる。

何とか。余裕が見出せれば継続視聴したいところです。

 

・『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追い出されたので好き勝手に生きることにした』

・・・『クソアニメサンドイッチ』と言う辛辣な名称の一端を担っているらしい作品です。『俺は人生の貴重な時間を、このアニメを視聴することに費やすのを決心したぞ!』と言う決意表明の呟きも、私は見かけました(笑)

 

個人的には『神は遊戯に飢えている。』よりはずっと面白かったです。バトルシーン、めっちゃ動いているようで、その動きが実にダイナミックではなく大雑把だったところ。敵がちっとも強そうに見えなかったところ。なんだ、ドラゴンの、あのおばちゃん感(笑)。やはり敵さんの動きも『どーん』『えーい』って感じの平坦でもっさい動きだったところ。主人公の剣も見るからにぺらっぺっぽかったところ。声優さんの熱演がなければ『ねぇ!その顔は一体、どんな気持ちから来てる表情なの!?』と問いたくなるようなキャラクターの顔。すなわち作画が不安定だったところ。

そう言うの、一切合切全部含めて、実に懐かしい感じすらしたくらい。いちいちツッコミながら視聴できたと言う点においては、めちゃくちゃ面白かったです。

どうかこの道を爆走してくれ。そう願ったくらいです。

 

『クソアニメ』と言う言葉が時代の流れと共に、そこにはポジティブな意味合いも含まれるようになってきた。それはわかっているつもりでも、やっぱり『クソ』と言う辛辣な、侮蔑の意味合いが極めて強い言葉が含まれている言葉なので、私としては、やっぱりそこにポジティブな意味を見出すのは難しい、故にあんまり好きじゃない言葉ではあるのですが。

そう前置き、言い訳したうえで、それでも言うならばこの作品。間違いなく『クソアニメ』だと思います。

愛すべき『クソアニメ』、愛される『クソアニメ』、古き良き香しさ漂う『クソアニメ』。ニコ生で、皆で、コメント投稿しながら視聴したら、絶対に楽しい『クソアニメ』です。

 

はい。てなことで今回の感想はここまでにしておきましょう。

 

小説家になろう』発のアニメ作品、今期も6作品あるんですね。

『転生したら第七王子だったので』と『出来損ないと呼ばれた元英雄』の2作品でクオリティの差を見せつけられた身として、残りの4作品がどうなっているのか。そこも今後、楽しみにしたいところであります。

 

ではでは。今回の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。