tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

気になっていたあの作品の続きの話~『EX-ARM』と『回復術士のやり直し』

誰も興味はないと思いますが(笑)

まぁ、あの、タイトル通りのお話ですので、よろしければお付き合い下さい。

 

『視聴するつもりはない!しかしどうにもこうにも、ネット上で評判(良い評判とは言ってない(汗))を耳目にした結果、めっちゃ気になったのでとりあえず1話見てみた』と言うのが、タイトルにも挙げた2作品『EX-ARM』と『回復術士のやり直し』です。

 

で、1話を見てみた感想と言うのは、それぞれ最近のブログに挙げてます。

気になった方は、ぜひそちらを読んでいただければ嬉しいのですが、まぁ、簡単に結論から言いますと『『EX-ARM』は視聴している内に不安定な気持ちになってきたので1話切り。『回復術士のやり直し』は1話だけでは、主人公くんの恍惚顔とヒールの万能性しか頭に残ってないので何ともわからん』と言う内容です。

 

我ながら酷いな(遠い目)

 

でもまぁ、今期はとにかく個人的に視聴する作品が多いので、この2作品に関しては見送り、良い思い出として胸にしまっておこう、と思ったのです。

ところがどっこい。

そんな私をからかうように、嘲笑うように(笑)、各作品が放送された翌日には、ネット上にその感想が飛び交うわけです。

それらを目にしている内にですね、どうにもこうにも、『良い思い出にしておこう』と胸にしまったはずの2作品に対する邪な興味が、もはや怖いもの見たさと言ってもいい思いがふつふつと再燃してきまして。

 

やけぼっくいに火が付いた、と言うやつです(絶対に違うし)

 

はい。と言うわけで何の因果か(ほんとだよ)1話以降もちょこちょこと視聴した感想を、ここからは挙げていきます。

 

・『EX-ARM』

・・・あ、相変わらずの、あ、安定のクオリティでしたよ(震え声)

2話から4話まで見ましたけど。

ってか1話でも思ったんですけど、チャーハン作る時のシーンの、動きのダイナミックさ、何とかならんのやろか・・・改めて見返してみても、笑いが止まらない(笑)

いきなり宙を舞うチャーハンのアップから始まる演出も笑えるし、チャーハンの作画だけはやたらとこだわりが垣間見えるのも笑えるし、鍋はでかすぎるし、でもそれを軽々と持ち振っているキャラクターの料理の腕前は、もはや熟練中華シェフのそれだよね。

てか今気づいたけど、これ、チャーハン作るシーン、使いまわしだよね?(どーん)

制作会社的に、やはりチャーハンの作り方にはこだわりがあるのかしら・・・。

 

ダイナミック☆チャーハン!

 

バトルシーンも・・・もう何だろ、あれ?地球って重力あったよね?重さってどこ行ったんだろう?と言いたくなるくらいの、滑らかすぎて重量感ゼロで、だけど音だけは迫真、『俺、全力で仕事やってるっす!』と言わんばかりの迫力だから、もうどうしていいのかわからない・・・おかしい。おかしい。

 

そしてやっぱり、感情が一切、伝わってこないキャラクターの顔よ・・・。てかそうか、これも結局、CGでこー、マウスでちょいちょーいと動かしているような(いや、私はこういう分野にはとんと疎いですから、本当のところは知りませんけど)表情の作り方だから、とにかくのっぺらしているんだな。表情筋と言うものの存在を一切無視した、それこそ本当に、ただただ作られただけの表情なんだよなぁ・・・。

 

なのに瞳孔はかっ開いたままだから(汗)なおのこと、不自然さがぬぐえないんだよ・・・せめてこれで、もう少し瞳孔と言うか、瞳そのものにも動きがあれば、たとえば怒りの時には眇めるとか、それこそ驚いた時には大きく開くとか、そう言う動きがあれば、また印象は変わってくると思うんですが・・・うーむ。

瞳の動きと言えば、キャラクターたち、まばたきをほとんどしないんですよねぇ~。プログラミング的な動き、タイミングでしかまばたきが出てこないと言うか。そんなだから、一度、キャラクターと同じだけ目を開いていようと思ったら、ドライアイ疲れ目の私には、もはや試練以外の何物でもありませんでしたよ。

 

お口は閉じてね!瞼も適宜、閉じていいんだよ!

 

瞳孔、開きっぱなしでしょ?だから台詞の内容問わず、眼力が凄いの。

眼力っ!なかなかアニメの感想で、出てこない単語じゃね?

 

そしてCGと手描き絵の差異と言うか、おんなじ作品内で、おんなじ画面内に映されているはずなのに、まるで別次元のように感じられる、次元の歪みすら生み出す浮きっぷりも、もう笑える・・・。

いやだって、緊迫感溢れるシーンで、4話か。逃げ惑う人々の表情は手描きだから、それこそもう、緊張や恐怖に支配され切っている迫真の表情なんですよ。なのにそんな人々を助けに来たはずの、たとえば恐怖の表情を浮かべているお姉さんの手を引いて走るCV小松未可子さんのキャラクターの顔は『ねぇ・・・一体、どんな気持ちで今、お姉さんの手を引いて走っているの?』と聞きたくなるような表情なわけで・・・なんかもう、ほんと、別次元(遠い目)

 

はい。あー・・・しかしほんと、何が辛いって、1話視聴時にも書きましたが、声優さんの演技は本当に熱演なんですよ。

主人公役の斉藤壮馬さんの熱い感情を表に出した演技とか、鬼頭明里さんの可愛らしい低音はアンドロイドと言う役柄にも本当にマッチしているし。

小松未可子さんの正義感溢れる、元気いっぱいな演技もほんと、私としてはめちゃめちゃ好きな演技だし。3話から登場したエルミラ役の和氣あず未さんの演技も、可憐さとセクシーさ、ミステリアスさ、そしてある種の悲しみみたいなものが混じりあっていて良いのになぁ・・・。

 

どうしてこうなった!

 

これ、『作画崩壊!』と言われても、むしろ全編、手描きにした方がまだ良かったような気すらしてきました・・・はい。

いや、現状でも『作画崩壊!』とか言う感想も見かけますが・・・もはやこの作品に関しては、そう言うレベルではないような気が。

だって『作画』してなくないですか?

3Dキャラクター作りました。で、データとしてのそれを動かしてますよ。逆を言えばそれだけですよ、と言う感じがもう、ありありと見て取れて、ほんと、それ故、声優さんの熱演が浮きまくりなのが見てて辛いし、なんか悲しくなってきます。はい。

 

前にも書きましたが、ほんと、どうしてこうなったのか・・・。

コロナの影響で延期になった、とは言え、もともとの放送時期直前になっても、ホームページすらまともにできていなかった、PVひとつも公開されていなかった。そう言うことを考えると・・・うーん・・・うーん・・・うーん。

 

お次はこちらの作品。

・『回復術士のやり直し』

・・・倫理観的にも、そして設定的にもとにかく酷い作品なんですが(ド直球な感想)、それ故、面白いと言うか、声優さんの迫真の演技に、ちゃんと作画が追い付いているだけでも、もうほっとする自分がいる(ちーん)

ってかこれ、演じる声優さんとしては精神的に大変な部分はあるだろうし、何と言うか、いろいろ話題になっている作品だから思うところはあるだろうなぁ、と勝手な推測をしてしまうのですが。でも同時、演者として、こんな作品で、こんな感情を演じることができる、と言うのも、ある意味では演者冥利に尽きるのでは、とも思うんですが。まぁ、これもあくまで私の勝手な推測ですが。はい。

 

先にも書きましたが、倫理的には相当ひどい話だと思います。はい。あと設定も、もう『主人公最強!』、そのためだけに何もかもが都合よくなっているので、もはや苦笑しちゃいます。はい。

 

ただニコ生の、コメントの力は偉大ですねぇ~。私はニコ生のタイムシフトで視聴しているのですが、コメントありで見ると、もう壮大なギャグアニメにすら見えてくるから不思議です(笑)

ってか、コメントのツッコミが秀逸なのだよ・・・ほんと。センスすら感じるわ。あと、主人公のクズっぷりに触発されて、自らの性癖を赤裸々に暴露してしまう人なんかも出てきて笑っちゃう(笑)

 

いや、こう言う見方、いわゆる作品をネタとして面白がる、と言うのはどうなのかな、とは自分でも思うところはあります。が、やっぱり楽しいものは楽しいし、何と言うか、こー、見知らぬ者同士がわいわいと盛り上がれる、と言うのもコメント付きで作品を視聴する、ひとつの魅力だと思うので、まぁ、あの、大目に見て下れば、はい。

  

1話でがっつり、どれだけ主人公が残虐なことをされてきたか、それが描かれていないのが残念だった、みたいなことを前の感想で書いたのですが、3話ではそれががっつりと書かれていましたね。

 

うーん、パーティーメンバー、全員、変☆態!

 

はい。お姫様、ドSどころじゃないやん。淫乱やん。好き者やん。

クレイジーイスコレ〇のお姉さん、キスしてゲロ吐いて、忙しいな!

そして少年趣味のお兄さん・・・稲田徹さんの演技が、ほんと、私がイメージするDV男そのまんまで、背中がぞくぞくした。怖さの中に、でも耽美さもあって、ほんと、すげぇ演技だった。

 

いや、だからこの作品、ほんと、声優さんの熱演が、物語が物語なだけに、ちょっと異質と言うか、なかなか他の作品では見ることができないような熱演を見ることができるんですよ・・・ええ。

ただ、だからと言って、皆さん、見てね、とは簡単には薦められない内容なんですけど・・・ええ・・・ほんと(遠い目)

 

3話のさ、主人公に対する一連のシーンさ。

アレ結局、回り回って、勇者パーティー、みんな、間接キッスしてるよね?(どーん)

 

あと4話で本格登場となったセツナちゃん。彼女を演じている石上静香さんの熱演も、ほんと、良いんだよなぁ。加えて石上さんの、あの可愛らしいお声と言うのも、本当に魅力的。

 

ただ作品が作品、内容が内容なだけに、ニコ生では『そのためのずっち(石上さんの愛称)』コメントが大量に流れてくるのが・・・何とも切ない・・・。

 

はい。

後なんでしょ。結局、主人公、復讐、復讐と言いながら、自分が気に入った女の子とは、えっちなことしてるだけだから(言い方)これ、もはや復讐でもなんでもなくて、ただ単に、万能の力を得た少年が自分の欲求をやりたいように満たしている、そんな物語だな、と思いました。

 

羨ましいな、おい!

私もヒール、使いたいわ!

ヒール使って、自分の欲求、やりたいように満たしたいわ!

 

まぁ、でも、そうだね・・・。繰り返しですが、そうか、こう言う作品もアニメ化されるのか、と言う感想が頭の中を過る、過る。

あとこちらの作品。2話放送以降、3月発売予定の円盤の予約数が伸びているとのことで・・・そうか・・・そうですか・・・そうですか・・・。

 

はい。と言うわけで2作品の感想を改めて、書いてまいりましたが。

『EX-ARM』の方は、もはやネタとして笑うに笑えないレベル、だんだん悲しくなってきたので、もう見ることはないと思います。

 

すごいな。

内容云々じゃなくて、作画や演出でこんなに悲しい、寂しい気持ちにさせてくるアニメなんて、多分、早々ないような気がするぜ!

逆にすごいわ。

 

そしてアニメファン、声優さんファンとしては、今後、こう言う作品が生まれてこないことを願うばかりです・・・いや、ほんと。

 

『回復術士のやり直し』に関しては、今期ネタ枠として、ギャグアニメと割り切って、結局ニコ生で見ています。

いや、内容的にほんと、そんなふうに割り切っていい作品ではないようにも思うのですが・・・まぁ、いいや。もう、ぐだぐだ考えるのはやめだ、やめ(思考放棄)

あと共に賢プロ所属、いろんな意味で難しい作品で難しい役どころを迫真の演技で演じていらっしゃる保住有哉さんと渋谷彩乃さんを応援したい気持ちも、回を追うごとにふつふつと高まっていっていると言うか。

 

頑張っていらっしゃるけど、ほんと、頑張れ!応援してるぞ!

 

はい。

 

と言うわけで今回の記事はここまででございます。

ではでは。読んで下さりありがとうございました!