tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年冬アニメ、大体1話視聴感想~その3

前野智昭さん、小松未可子さんご夫妻に第一子が誕生と言うことで。

尊い

おめでとうございます!

 

てなことでまだまだ続くよ!

2023年冬アニメ、大体1話視聴感想です。

 

『大体1話』と書いていますが、予定に大幅な狂いが生じていなければ、多分、初回放送から1週間遅れでこの記事をお送りしているはずです。

なので放送は2話までされている作品がほとんどだとは思いますが、すいません。現状、私が見ているのは1話のみなので、感想も1話のみのそれとなっています。

 

大体、先週にだだだっ、と初回が放送され終わった感じなのかな?

なので今週は、その感想記事をお送りつつ、その中から視聴する作品を絞り込んでいきたいなぁ、と思っております。

うーん、ほんと今期、作品の絞り込みが難しいわ。迷うわ。

 

そんな具合で大体1話視聴感想。本日はこちらの作品からどうぞ。

 

・『UniteUp!』

・・・気にはなっていたけれど視聴するつもりはなかった。が、直前に制作がCloverWorksだと知って『1話だけでも見ておくか~』的な軽い気持ちで録画ておきました。

まずい。『見たい!』と言うほど強い気持ちがあるわけではないけれど、すごい気になる。ってかこれ、ED、多分、毎週、絵も曲も変わるパターンでしょ?まずい。それはまずい。それは私に『見ろ!』と言っているようなものだ。

 

はい。そんなこんなで、いや何がってまずはやっぱり絵が綺麗なのよ。『さすがはCloverWorks!』と言いたくなるような、線の細さと陰影が醸し出す美麗な作画。それが自分に自信を持てないこと、将来への不安、そう言った思いを抱えながら、日々を何となく、だけど少しの焦燥を抱えながら生きている少年を映し出しているようで、本当に見入ってしまいました。

いや、やっぱりアニメは作画が占める部分が大きいなぁ。それが全てと言うつもりはないけれど、ほんと、この部分はアニメにおいては基本にして土台なんだよなぁ、と改めて思い知らされたような、です。

で、お話も良かった。幼馴染くん、どんだけ主人公くんのこと好きなのよ(感涙)。いや、でも主人公くんがアイドルを目指す流れとか動機とか、めっちゃベタなのよ。ベタなんだけど、2人がそのことについて語るシーンの作画の美しさや演出もあってか、ものすごく、ぐっ、と来ました。ベタだけど、そして作品としてはアイドルものだけど、でも同時、青春ものとしての瑞々しさもたっぷりあって。その辺り、今後もこう言う雰囲気でいくのかなぁ、と思うと、ますます見たくなった(でーん)

 

で、本作品。中島ヨシキさんと斉藤壮馬さん81プロデュース組が演じる伝説のアイドルユニットが、ソニー系列事務所に所属されている演者さんが演じられるアイドルたちを迎え撃つような作品なんですけれど(違)。

その中島さんと斉藤さんの声、演技の存在感もめちゃくちゃキャラとしての説得力があった。そして主人公くんを演じていた戸谷菊之助さん。当たり前なんですけど『チェンソーマン』のデンジの時とはまったく違う質感の演技、お声で『ほぅ!』と、新たな驚きを感じました。主人公くんの感情表現、その等身大の感じがめちゃくちゃ好感。あとキャラソンも最高。

声優さんを主とされていない演者さんも参加されているので、この辺りの演技の質の違いとか、それぞれの演技の個性の違いなんかも楽しめそうな作品だよなぁ~。

てなことで。これはどうしようか。まいったな。気にはなっていたけれど、ここまでクオリティが高くて面白かったとは。どうしよう!

 

・『NieR:Automata Ver1.1a』

・・・いや、もう劇場版クオリティでしょ。なんだこれ(驚愕)。絵が綺麗。動く、動く。予算も人手も制限なしにかけてるA-1 Picturesの本気を、これ以上ないと言うほどに見せつけられたわ。

ってかただ単に絵が綺麗、動いていると言うだけじゃなくて。『命』と言う『命』が死滅しているかのような無機質な世界。そこでずっとずっと繰り広げられている無機質な、しかし残酷な、無慈悲な争い。陰鬱で、悲痛な世界。その緊張感に満ち満ちた、息が詰まるような空気が描かれていて、魅入られっぱなしでした。

そしてOPはAimerさん、EDはamazarashiさんと言うことで・・・いや、これ、もう音楽面でも、何と言うか、既にこの並び、そして楽曲で『NieR:Automata Ver1.1a』と言う作品を物語っているでしょう。強い。

 

てなことでこららも楽しみにしていた作品のひとつです。ゲームへの評価がめちゃくちゃ高い。ストーリーが泣ける。そしてゲームとしての面白さも素晴らしい。そんな評判しか聞いた記憶がないので、とにかくなんとかしてでも、その一端を味わうことができないものか、と私にしては珍しく、ネタバレを踏むことなく(笑)我慢し続けた果ての、ありがとう!アニメ化!

ただ『ゲーム、ほとんどストーリーとかシステム知らんけど、大丈夫かいな』と言う不安もあったのですが、少なくとも1話に関しては大丈夫でした。

 

しかし・・・1話のラストからして、既にもう胸が詰まると言うか、引き裂かれるような終わり方で・・・。これは・・・これは、もう、何と言うか。ある意味、期待に違わぬストーリーで。重いし・・・苦しいし、悲しい。いや、なんかもう、そんな言葉すら陳腐に感じられるほど、そんな言葉すら間に合わないと感じられるほど、なんかもう、とにかく重く、悲しかったです。

なのに、何故だろう。プラックスボックスを寄せ合い、身を寄せ合うようにして散っていった2Bと9Sの姿が、あまりにも美しく見えたのは。

石川由依さんの、儚さを孕んだ強さ。それを表現される声と演技。そして花江夏樹さんの、悲劇的なまでに感情表現が豊かな、柔らかな声、演技。その声、演技で紡がれた25分の物語は、あまりにも美しく、そして悲しく、重かったです。

・・・でもこう言うの、嫌いじゃない・・・。

 

そしてこの先も、たくさんのキャラクターが出てくるようで。でもどうあがいても『わーい!皆、笑顔でハッピーになりましたよ!』と言う感じにはならなさそうで、ただただ悲しみの予感しかしないのが・・・でも・・・そう言うの、嫌いじゃない(震え声)。

そんな本編の何もかもを振り払うかのような、テンション突っ切った人形劇には大笑いでした。でもあれも、ゲームをプレイされている方には、単なる『面白い人形劇』ではない、何かしらの意味を持つものなのかしら?

てなことで、いや、もう期待以上のクオリティ。そして重厚なストーリーに、1話にして打ちのめされたような気分です!

 

・『東京リベンジャーズ』

・・・『すごい終わり方してたんだな』と改めて思った始まり方でした(笑)。そうでしたね。1期の終わり方、本当にすごい終わり方でしたものね。懐かしい。

 

そんなこんなで待望の続編です。いや、1期の時、個人的には周囲から聞こえてくる声程、作画が酷い、とは思わなかったんですけど。

2期、めちゃくちゃ作画、クオリティアップしていましたよね!?びっくりしちゃった!1話だけかもしれんけど!いや、でもライデンフィルム、今まで見てきた作品を振り返ってみても、私としてはそーんなに作画が酷いと言うイメージはないんだよなぁ。うん。何はともあれ、2期、この作画のクオリティのまま突っ走って欲しいわ!はい。

 

そんなこんなで衝撃の1期の終わり、からの、やはり衝撃に次ぐ衝撃であった2期の第1話。自暴自棄になって、全てを投げ捨てそうになった武道でしたが、過去に皆が紡いできた、つないできた細い、細い糸の果てに、今の状況がある。ならば再び、と直人と握手をするその姿は、いやしかし、見てて辛いものがあったなぁ。

『やり直せる』は希望でもある。でも同時『諦めさせてもらえない』と言う苦しみ、何なら絶望でもあるわけで。何と言うか、何度も、何度も、何度もやり直す武道の、たとえ自暴自棄の気持ちがあったとしても、過去に立ち向かう。その気持ちの強さみたいなものは、いや、正直、私にはもうまったく理解できない。私なら潔く諦める(遠い目)

・・・いや、でも、日向、可愛いもんな。あのボウリングの投げ方、反則やろ。なのにあざとさを感じさせないのが、CV和氣あず未さんの凄さだよ、ほんとに。

 

そして、その武道を演じていらっしゃる新祐樹さんの演技。1期の時は、回を重ねるごとに、どんどん、どんどんうまくなられているなぁ、と偉そうに感じたのですが。2期はもう、最初からめちゃくちゃ武道だった。ぐいっ、と武道を引き寄せて、引き寄せて演じられているのが感じられて、胸熱でした。

さぁ、と言うことで、武道のタイムリープも7回目?ですか?おなじみのメンバーをはじめ、1期のラストにちょこっとだけ出てきていたココ、イヌピーと言った人気キャラクターもこの先、本格的に登場が予定されていますし。

あと個人的には、なにひとつ違和感がなかった福西勝也さんのドラケンも、早く聞きたいです!

ってかこれもう原作も完結したことだし、最後までアニメ化されるだろうなぁ~。

 

・『お兄ちゃんはおしまい!』

・・・気になっていた作品でしたが録画被りだったので配信での視聴。制作はスタジオバインド。そうです。『無職転生異世界行ったら本気だす』のアニメ化にあたって制作された会社です。いわばこの作品を制作するためだけに制作された制作会社と言っても過言ではないのです。

無職転生異世界行ったら本気だす』は続編も決定しておりますが・・・その合間に手掛けた作品がこちらの作品とは、いやいや意外過ぎる(笑)

 

はい。てなことで制作会社が制作会社なので、作画はめちゃくちゃ綺麗・・・綺麗と言うか、とても味のある作画となっています。当たり前ですが『無職転生異世界行ったら本気だす』とはずいぶんと違う、でも確かにクオリティの高い絵です。そして淡い色使いが、何故か妙な生々しさを醸し出していて、何とも言えない雰囲気が全体的に漂っています。なんだろ。昔の、昭和のアニメを私は思い出したよ・・・何故かはわからないけれど。

そして何より、その絵がぬるぬる動く。特にOPとED。なんだろ。OPとEDに関して言えば、今期の中でも現状トップクラスの中毒性があるかもしれません。『いいぞ!これぞアニソン!これぞアニメのOP、EDだ!』と喝采を送りたくなるような出来です。

とりあえずこのOPとEDだけでも、皆さん見て下さい(でーん)。一見の価値はあります!

 

てなことでお話もこれ、何とも言えない味わいがあると言うか。なんだろ。自宅警備員のお兄ちゃんが、天才妹の策略にはめられて、可愛い女の子になっちゃった!と言うお話で、ともすればげらげら笑えるだけのお話になりそうなんだけれど。勿論、そう言う部分もあるんだけど、なんかそれだけに留まらない味わいがありました。

性的な要素もあるんだけど、エロくはない。エロくはないんだけど、なんかこれも妙にどきっ、とさせられるような。初めて性教育受けた時に抱いた感じみたいな。いや、もう遠い昔なのでさほど覚えてないんですけど(笑)。なんかそう言う、むずむず、どきどき、いや、でもこれは誰かと話しちゃいけないことなんじゃないのと言うような感覚もあって。

 

何だコレ(どーん)。あれか。高野麻里佳さんの声と演技の力か。あるいは、妙に線の細い絵で描かれる元おにいちゃん、現在女の子のまひろから漂う、何とも言えない倒錯的な魅力故か。ってか、そんなことを感じてしまっているあたり、性癖にぶっ刺さる人にはぶっ刺さる、そんな作品になっていると思います。少なくとも私の性癖にはぶっ刺さりました!

まいった。めちゃくちゃ面白かったと言うわけではないけれど、このまま続きを見たくなるような、不思議な魅力、雰囲気がある作品でした。さぁ、どうしたものか。

 

・『TRIGUN STAMPEDE』

・・・こちらは放送エリアから見事にはじかれたので、配信での視聴です。久しぶりにニコニコ生放送タイムシフトでの視聴だったのですが、いや、なんかもう開始早々のコメントのカオスっぷり。『スペース☆ダンディ』とか『DYNAMIC CHORD』と言った昔懐かしい作品に出てくる台詞やら、その作品名やらが出ていて『これよ!このカオスっぷりこそニコ生よ!』と思いました。このノリ、苦手な方は苦手でしょうが、私は大好きです(笑)

 

はい。てなことで本題。私は旧アニメは、遠い昔。母が入院していた時に、病院のテレビでアニマックスを視聴していた時に見た、と言う程度です。ほとんど記憶は残っていませんが、それでもあの強い色使い、そしてヴァッシュとウルフウッドの顔と言うのは、何故かぼんやりと頭の中に残っています。

で、やはりと言うべきか。まぁ、今回の再アニメ化にあたってビジュアルが発表された時から思っていたことですが。今回のアニメを見て、やっぱり、あの淡い色使いとかキャラデザには違和感が拭えませんでした。はい。

キャラデザに関しては『海外受けを意識した感じ』と言うコメントがあって『成程~』と思わされた次第。確かに、そう言われてみると、何と言うかディ○ニーっぽさがある感じはしなくもなかったです。あとキャラクターの動きも、そんな感じを強く抱いた言うか。うん。

ただなぁ・・・全体的にやっぱり、こー、キャラクターの造詣が可愛らしすぎる。優しすぎる。あと綺麗すぎる。なんかもっとこー、溢れんばかりの生命力、ざらついたような感触、それが欲しい(ただの欲望)

 

ただこのキャラデザに合わせた、と言う部分もあるんだろうなぁ。ヴァッシュ役の松岡禎丞さんをはじめとする、今回、新たにキャスティングされた声優さんの演技は、個人的には違和感なかった、と言うか、今回の絵でと言う点から言えばぴったりだと感じました。

ヴァッシュとナイヴスの幼少期を演じられていた、黒沢ともよさん花守ゆみりさんの演技も、もう最高。

1クール?ですよね?だとしたら原作が、かなり再構築されているのは言うまでもない。となると、やはり物足りなさは否めないだろうなぁ、と。ただそれでも、これはこれで新しい作品として見てみたい、たとえ再構築されていたにしても面白いことは確かだろう、と言う気持ちもあり。うーん・・・どうしたものか。迷う。

 

はい。てなことで本日は5作品ですか、1話視聴感想お送りいたしました。

どうしよう。

1話以降も見るか否かを決められない作品が多すぎる(ちーん)

まいった。2023年冬アニメ、本当にまいった。

どうしよう・・・。

そして迷っている場合じゃない、まだまだ1話視聴感想、続きます。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

しかしまいった。

どうしよう・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!