tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

あなたの○○はどこから?~長縄まりあさん

とうとうDLsiteでも、ビザ・マスターのクレジットカード、使えなくなっちゃったか。

『これを機に勢いでBL漫画を買う習慣から抜け出せそうだよ』となるか。それとも『読みたい時に読みたいBL漫画を読めないストレスに発狂する』となるか。

後者だな(即答)

DMMでも使えなくて『刀剣乱舞』に課金する時、地味に面倒くさいことになってるから、いよいよブランドの切り替え時なのかもしれないなぁ。

 

特定の声優さんについて、私がその方を声優として意識するようになったのはどの作品、どのキャラクターだったか。そんなことを振り返っていく記事です。

 

今回、お送りするのはこの方、どんっ!

長縄まりあさんでございます!

 

長縄さんは、2月から放送がスタートしました『わんだふるぷりきゅあ!』にて史上初、プリキュアに変身する主人公、パピヨンの犬飼こむぎを演じていらっしゃいます。

先代わんこがパピヨンだったこともあって、私、軽い気持ちで本作品を視聴し始めたのですが・・・まぁ、長縄さんのわんこ演技、最高なんですわ。

 

わんこ、犬の魅力は何かと聞かれれば、それは勿論、答える方によって変わってくると思います。そしてやはり勿論、わんちゃん、その性格は個体差がありますから、一概に言えない部分もあるのは当然です。

そう前置きしたうえで、私は『愛すべきおばかちゃん』『人生を全力でエンジョイしている』『本能の赴くがまま生きているくせに、ちゃっかり人間の顔色もうかがってくれる』『自分のことを人間だと思い込んでいる』と言うあたりが、わんちゃんの魅力だと思っています。

単純。故に全力。そして単純だからこそ、一緒に生活している人間の機微にはものすごく敏感。

異論は勿論、認めます。

多分、今、一緒に生活しているわんこも、そして今まで一緒に生活してきたわんこも、多少の差はあったものの、こう言う性格、こんな魅力に溢れたわんこだったと言うのが大きいかと思います。

 

で。

 

『わんだふるぷりきゅあ!』における長縄さんの演技。こむぎとしての演技の何が凄いって、その演技には、私が思うわんこの魅力。先ほど、書いたその魅力。そのすべてが余すことなくつまっている、感じられるところなのです。

わんちゃんの奔放さ、全力全身、全身全霊で生きているところ。ちょっとおばかなところ。そのおばかなところも愛らしいところ。それでいて、ちゃんと周囲の人間の顔色を察することも忘れないと言う健気さ。そして自分を人間だと信じて疑ってないような・・・と言うか、いや、まぁ、本作品に関してはこむぎ、人間の姿になるんですけど。

そうした私が思うわんこの魅力が、長縄さんの演技からは本当に感じられる。

そこがもう、毎週、本作品を見ていて可愛くて、可愛くて。そして一周回って、わんこと言う生きものの健気さ、可愛さ、尊さのあまり、胸が切ないような思いに駆られて涙ぐむこともないと言う、よくわからない状況に駆られているのです(笑)

 

なんだろ。今のわんこ、はるはとにかく気が強いのでアレなのですが。

こむぎがパピヨンであること。そしてその大らかで、誰に対してもフレンドリーに接する性格で、お散歩大好きで、と言う部分は、同じくパピヨンであった先代わんこを思わせます。だからなおのこと、長縄さんの演技、お声には、微笑ましいような思いにも、切ないような思いにもなるんですよねぇ~。

 

虹の橋を渡った先代わんこ~!聞こえているかーい!

君のCVは長縄さんに決定したよ~!

 

ではでは。前置きが長くなりましたが、ここからは長縄さんのこれまでのキャリアを、ウィキペディアで見ていきながら語ってまいりましょう。

 

声優を目指すことになったきっかけエピソードが面白い。そりゃ、こんな可愛らしいお声で禁煙を呼びかけられたら、街行く人もざわめいちゃうわよ。

そして寿司屋でアルバイトされていた時のエピソードも、やっぱり面白い。職人さんたちが黙々とお寿司を握っている中。やはりこんな可愛らしいお声が店内に響き渡ると言う状況・・・大丈夫?職人さん達、可愛さのあまり寿司を握る手、止まったりしてなかった?あのお声での『へいらっしゃい』は破壊力でかすぎると思うの。

 

思うの。

 

ウィキを見る限りだと、アニメ出演は2014年から。なので今年でキャリアとしては10年目に入られているのか。

その2014年から2016年にかけて出演されていた作品でも、既にいくつかの作品ではメインキャラクターも演じていらっしゃった。でも残念ながら、それらの作品と私が視聴していた作品が見事にかぶっていないと言う。おっふ。

 

ですが。

 

そうですね。個人的には『やっぱりこの作品のこの役だよな』と言う納得感しかありませんでした。私以外の方でも『長縄さんと言えば、この作品のこの役!』と言う方、多いんじゃないかなぁ、と思うのですが。

2017年に第1期が、そして2021年に第2期が放送されました。京都アニメーション制作の『小林さんちのメイドラゴン』のカンナちゃんでございます。

小林さんちのメイドラゴン』はクール教信者さんによる漫画が原作です。SEとして働く小林さんが助けたのは、ドラゴンのトールだった。自らを助けてくれた小林さんに多大な恩義を感じたトールは、理由があって故郷に帰れないこともあり、人間の姿になり、メイドとして小林さんの自宅に住み込みを始めることに。そんな2人を中心にして繰り広げられる日常を描いた作品です。

小林さんは田村睦心さんが、トールは桑原由気さんが演じていらっしゃいます。

 

そして長縄さんが演じられているカンナちゃんも、やっぱりドラゴンです。本来の名はカンナカムイ。強い子に育って欲しいと言うご両親の願いからこの名を授けられたドラゴンなのですが、そのご両親の願いも空しく人間界へと追放されてしまうと言う憂き目に遭うことに。まぁ、自業自得なのですが(苦笑)

そこで死んだと思っていたトール、そしてそのトールが心底、慕う小林さんと出会い、結果として彼女たちの同棲生活に加わることになる女の子です。

 

めっちゃ可愛い。めっちゃ可愛い。めっちゃ可愛い。大事なことなので3回、言ったけど、それでも足りないくらいにめっちゃ可愛い。

口数はそれほど多くはないのです。でも感情表現がとても豊かで、心の底から驚いたり、楽しかったり、心を動かされた時に彼女が発する『おー』の一言。短いからこそ、そこに、彼女が人間界に来て出会ったこと、出会った人、出会ったもの。そうしたものに抱いた感情のすべてが込められているように感じられる、その長縄さんの演技が、まぁ、お見事だったし可愛いの。可愛いの。

勿論『おー』以外の言葉も口にするのですが、その口調の幼さ。でもどこか、ドラゴンとしての達観しているような物の見方。それが滲んでいるような物の言い方のバランスもお見事で、そして可愛いの。可愛いの。

 

何よりカンナちゃんと言えば『マジやばくね』ですよ。カンナちゃんが『マジやばくね』と口にするたび、私も才川(小学校に入学したカンナちゃんのクラスメイトで、カンナちゃんの可愛らしさに人生狂わされる女の子です)と同じように『ぼへえぇぇぇ』となっていたのであります。

ってかこの『マジやばくね』はアニオリだったんですね・・・!

アニメスタッフ、なんて罪深いことを・・・グッジョブ!

 

可愛いのは勿論なのですが、でもそれだけじゃない。人間界に来て、小林さんに出会って。小林さんのことを好きになったからこそ、小さな彼女なりにいろいろ成長し、我慢して、変わっていこうとする。その幼いドラゴン、幼い女の子としての健気さ。でもやっぱり、なかなかそう順調には行かないわけで、そうした時に見せる未熟さ。

そうしたカンナちゃんの感情、一面もしっかりと演技で表現されていて、ものすごく心を惹きつけられた。だからこそ『カンナちゃん可愛い・・・!演じていらっしゃるのは、長縄まりあさんって言うんだな。よし、覚えた』となったのであります。

 

で、その翌年には、個人的にはカンナちゃんと同じくらいに、CV長縄さんを語るうえでは欠かせないと思う作品が放送されています。

それが今年の春クールでの再放送も予定されている『はたらく細胞』の血小板ちゃんですね。

はたらく細胞』はタイトル通り、人間の生命、健康を維持させるために、日夜問わず、体内で活動してくれている細胞を擬人化。数々の細胞が、生命、健康を脅かす事態に協力し合いながら立ち向かっていく姿が描かれている作品です。

昨今では『受験生が読むべき作品』『勉強になる作品』としても評価されている漫画ですね。確かに。楽しく、細胞の働きが学習できるもんなぁ。

主人公は赤血球役の花澤香菜さん。その他、前野智昭さんや櫻井孝宏さん、早見沙織さんなどが様々な細胞を演じていらっしゃいました。

 

そして長縄さんが演じられていたのは血小板。簡単に言うと傷ついた血管壁に集合し血栓を作り傷口を塞ぐ、そんな働きをしてくれている細胞です。

実際の血小板は、細胞としての大きさが赤血球や白血球に比べると小さいんですって。なのでアニメでも、血小板は幼い女の子の姿で描かれており、更には何人もの女の子が集団で活動していると言う具合に描かれていました。

なので血小板ちゃんのCVは長縄さんをはじめとする、今や売れっ子になられた若手女性声優さんが担当していらっしゃったのですが。その中で長縄さんは、集団の中のリーダー的存在である、その名もずばりリーダーちゃんを演じていらっしゃいました。

リーダーちゃんが吹くホイッスル。それを合図にたくさんの血小板ちゃんたちは細胞としての働きを開始します。

 

そしてこのリーダーちゃんの口癖が『あのねあのね』なんです。

めちゃくちゃ可愛い。めちゃくちゃ可愛い。めちゃくちゃ可愛い。大事なことなので3回、同じこと言いましたけど、それでも足りないくらいにめちゃくちゃ可愛い。

血小板ちゃん、みんな可愛いんです。可愛いんですけど、その中でもやっぱりリーダーちゃんの可愛らしさの破壊力と言ったら・・・CV長縄さんボイス、そしてリーダーちゃんとして皆をまめようと健気に、一生懸命頑張る、その演技。

本当に可愛い。もう可愛い。可愛いとしか言えない。

『あぁ・・・私の体の中の血小板も、どうかこんな可愛い子たちであって欲しい』と心の底から願ったのは私だけではないはずです。

 

なんだろうなぁ。やっぱりCV長縄さんの演じられるキャラクターって、健気、一生懸命が似合うんだよなぁ。そしてだからこそ、その姿を見ていると、もう『頑張れ!頑張ってると思うけど頑張れ!』とめちゃくちゃ応援したくなるし、見ている内に、そのひたむきさ、一生懸命さに泣けてくるんですよね。

んはぁ~。

 

でも2020年の『BNA ビー・エヌ・エー』での日渡なずな。こちらは私が思うCV長縄さんに抱くイメージとは少し違った印象がある役です。

2020年に放送された本作は、人間と獣人を巡る歴史、そして陰謀を描いたオリジナルアニメでございます。

主人公で元、人間でタヌキ獣人になってしまった少女を諸星すみれさんが、彼女と出会うことになる獣人を細谷佳正さんが演じていらっしゃいました。

長縄さんが演じていらっしゃったなずなは、主人公の友人。1年前に突如、獣人と化し、主人公の前でさらわれてしまいます。しかしその後、物語のカギを握るキャラクターとして主人公と再会すると言う役どころです。

 

さらわれた彼女の身に何があったのか。そして主人公と再会した彼女はどんな姿に、どんな存在になっていたのか。そこはぜひ、作品を見てね、と言うところなのですが。

その結果、なずなと主人公の間には価値観の違いが生まれてしまい、その関係はかつてのそれからは程遠いものになってしまっています。

 

ただしなずなの心の中にもまっすぐな思いがあるのも事実であり、その葛藤。なずななりの葛藤。そこを、可愛らしいお声はそのままに。そこに、なずな本人の中でも埋まらない感情の落差。そこに苦しみ、怒り、戸惑っているようなその感情の切なさ。どうしようもなさ。そうしたものを暗さを帯びた演技を入れ込んで、見事に表現していらっしゃったのが、めちゃくちゃ印象に残っています。

『長縄さん、こんな演技もされるのか!』と驚かされたなぁ~。

 

そして。

 

去年の秋クールとして放送され、続編制作も決定している『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の好本静ちゃんも挙げないわけにはいきませんよね!

100人の運命の彼女、その1人1人に対して純愛を注ぐことを決心した主人公と、その運命の彼女である個性豊かな魅力に満ちた少女たちの恋愛を描いた、前代未聞の純愛ラブコメである本作。

いやぁ~、めちゃくちゃ面白かった。端的に言えば一夫多妻恋愛なのに、それとは思えないほどに、本当にまっすぐで一途な恋愛作品で、めちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃ胸をきゅんきゅんさせられたのです。

 

長縄さんが演じられている静ちゃんは、本が大好きな物静かな女の子。喋るのがとても苦手であるため、主人公から提案された案、音声読み上げアプリを利用して他人と会話をしています。

自分に自信がなく孤立した学生生活を送っていたのですが、主人公、そして他の運命の彼女たちと出会ったことで、じょじょに明るさを取り戻していくと言う役です。

 

可愛い(何回目)

感情の割に仰々しい口調、あるいは『~でやんす』と言った語尾が頻繁に登場するのもひたすら可愛いし、それが長縄さんの、静ちゃんボイス。ちょっと囁き気味のお声で再生されるのも、ひたすら可愛い。

とにかく真面目で、真面目ゆえにツッコミ役で、でもそのツッコミも時折、妙な方向になっていって突っ走ってしまったりしているのも可愛いし、他の運命の彼女たち同様、主人公のことが大好きで、最初は積極的になれなかったけれど、少しずつ、積極的になっていく様子もただただ可愛い。

 

最終回でしたっけ?

『キリンさんが好きです。でもゾウさんの方がもっと好きです』の静ちゃんの台詞には大笑いでしたよ。

今の若い子に、この台詞の元ネタ、わかるんかいな(笑)

 

小動物のような愛くるしい外見。そして真面目で、心優しい性格の静ちゃん。その一生懸命さには胸を打たれつつ、だけど作品の性質上、一生懸命だからこそ、くすり、と来る部分もある。

他の運命の女の子たちに出会ったことで、静ちゃんもめちゃくちゃ救われた思いがしていることだろうけれど、他の運命の女の子たちも、この静ちゃんのまっすぐさ、優しさには心洗われるような思いをしていることだろうなぁ。

そんな静ちゃんの魅力は、長縄さんが演じられていることでより一層、輝きを放っているように思うのです。

 

てなことで、つらつら、個人的に印象深いCV長縄さんキャラについて語ってまいりましたが・・・可愛い。

もう歴代のCV長縄さんのキャラ、そのお声、演技を思い出すだけでも『可愛い~』とにやにやが止まらないのです。

可愛いうえに、可愛いからこそ、その一生懸命さ、健気さが胸を打つ。尊さすら感じさせてくる。思わず応援したくなっちゃう。

お声は勿論のこと、その役の生真面目さ、健気さ、懸命さ。まっすぐな胸の内。それらを真摯に表現されている長縄さんの演技力も本当に素敵ですよね。

 

てなことで、本日の記事のまとめといたしましては。

私が長縄さんの声優さんとして知ったのも、そして意識したのも『小林さんちのメイドラゴン』のカンナちゃんでした!

マジやばくね。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。