tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

第18回声優アワード、受賞された方を見ていこう~男性声優さん編

昨日の『わんだふるぷりきゅあ!』一緒に生活している大福(うさぎちゃん)が自分のことを『マブダチ』だと思っていることを知った悟くんの表情が尊すぎて消滅しそうでした。あと大塚剛央さんも、どうやら悪役っぽい役で登場されていて『おお』となりました。でもとにもかくにも、私の中では長縄まりあさんのこむぎちゃんが可愛すぎて、健気すぎて、先代わんこを思い出させて、見てるだけで涙が出てきます。

 

本題でーす。

 

3月9日に受賞者さんの発表、そして授賞式が開催された第18回声優アワード。その受賞者さんに関して、好き放題、語るだけの記事です。

昨日は女性声優さん編をお送りしました。今日は男性声優さん編をお送りいたします。

新人賞、助演賞、主演賞のみではありますが、よろしければ一緒に盛り上がっていただけると幸いです。

 

ではでは。早速まいりましょう。

まずは新人賞を受賞された方からです。

 

・榊原優希さん

・・・あの大舞台で『Readyyy!』の作品名が読み上げられた時の感慨よ・・・!

いやすいません。もしかしたら去年、新人賞を受賞された梅田修一朗さんの時にも読み上げられていたのかもしれないけど。いずれにしても本当に感慨深かったよ!

 

はい。そんなこんなで新人賞、おひとりめは中性的なお声を武器に、数多くの作品に出演。主人公からサブまで、様々な役を演じていらっしゃる榊原さんでございました。

予想記事ではお名前、挙げていなかったはずです。お名前が読み上げられた瞬間『榊原さんじゃん!』とひとりで叫んでいました。『Readyyy!』以降、特に『ヒプノシスマイク』への出演を皮切りに、順調にキャリアを重ねられてのこの受賞。嬉しいなぁ。

 

2クール通して主人公を演じられた『デッドマウント・デスプレイ』やブラコン姉さんに溺愛される主人公を演じられていた『異世界ワンターンキル姉さん』が授賞式では読み上げられていましたが。

個人的にはCV榊原さんキャラと言えば、やはり、やはり!少し小生意気なひねくれたツンデレショタが最高である!そう、私は声を大にして言いたいのです!

『ビックリメン』のピーターは最高の一言でした。ありがとう。

 

ただその中性的なお声からは想像もつかないような熱い役。また内に秘めた感情を爆発させるような役を演じられてもうまい。声だけに頼らない、確かな演技力のある若手のおひとりだと思います。音響監督さんとのご縁で、いくつかの作品でオーディションではなく指名で役を演じていらっしゃるのが、その何よりの証ではないでしょうか。

春クールからの『ヴァンパイア男子寮』では少し難しそうな役を演じられるのですが、こちらも含めて、今後のご活躍、楽しみにしております!

 

・戸谷菊之助さん

・・・『チェンソーマン』が2022年の秋アニメじゃなかったら、確実に去年の新人賞でお名前、呼ばれていたと思います。とは言え『チェンソーマン』以降も、様々な作品に出演されていらっしゃるのも事実。着実にキャリアを積まれておられ、既に『チェンソーマン』がスタート地点の感すらあるのが個人的には嬉しいです。

 

チェンソーマン』のアニメに関しては『やはりそう思っていたのは私だけでなかったか』と言う感想を見かけることも多く、声優さんたちの演技に対してもそう言う意見が寄せられているのを、私はネット上で見ました。

が、当たり前ですが声優さんたちはあくまで監督の意向に基づいた方向性の演技を実践されていらっしゃるまでのこと。そのうえで、新人声優の戸谷さんが、あの生々しい演技、デンジとしての荒々しく、熱い感情をぶちまけながらも、生っぽいお芝居に徹されていたのは、新人離れした演技力の一言に尽きます。

演技の方向性云々と言う話は別にしても、戸谷さんが演じられていたデンジは、しっかりデンジだった。自信家で単純で、孤独で、それ故に悲しいくらいに素直な少年、そんなデンジだったと感じられたのが、何よりも戸谷さんの芝居の凄さなのです。

ただ個人的には某ゲームと『チェンソーマン』がコラボした際の、デンジ。アニメはまた違った『ザ・アニメ!』と言う感じの演技でのデンジも実に素敵でした。ってか私は『こっちのデンジがアニメでも見たかった』と思っちゃったよね、はは!監督!

 

個人的には『柚木さんちの四兄弟。』での次男、ブラコンの尊役が、もう最高に最高でした。デンジとは全然違う、クールで落ち着いていて、少しおっとりとした雰囲気すら感じさせるようなお声、お芝居にはめちゃくちゃ驚かされたし、同時に『なんていいお声』とドキドキさせられたくらいです。『UniteUp!』の清瀬明良も、正統派の主人公!と言う感じの、クセのないお声。そして彼のアイドルとしての成長を、生き生きと表現されていた演技も良かったなぁ。

全話、見ているわけではないけど、休日、テレビつけた時にやっていることが多い『七つの大罪 黙示録の四騎士』のドニーみたいな、ちょっとクセのある役を演じられてもハマってる。

 

『逃げ上手の若君』などへの出演も決まっている戸谷さん。本作品で演じられる吹雪は、逃若党の軍師。そのクールな役を、PVを視聴した限りではありますが、これまた新たな一面で演じられており驚かされました。これからも幅広い役を演じられるであろう、活躍が楽しみな声優さんです。

 

お次は助演賞。受賞されたのはこの方です!

 

阿座上洋平さん

・・・ウィキで見る限りだとアニメ初出演は2011年。初主演である『クロムクロ』の放送が2016年ですか。個人的には『あんさんぶるスターズ!!』での天城燐音役。こちらがひとつのポイントになるのではないかな、と言う印象もあるのですが。主演を果たされるまで、そしてブレイクを果たされるまでもBLCDやゲームなどで着実にキャリアを積まれてきた苦労人さんが、大輪の花を咲かされましたよ~。

正直、声優アワード、一度も見向きもしない声優さんには本当に見向きもしないから(言い方)『阿座上さんも受賞されることはないんかなぁ』と勝手に諦めかけていただけに、この受賞は嬉しい!

 

2023年は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のグエルが代表的なキャラクターになるのでしょうね。この作品自体、本当に視聴者さんからの温かな愛に満ちていた作品、そんな印象があるのですが、その中でもやはりグエルに対しての愛は別格だったような気がします。でも、うん。愛されるのもわかるわ。初回放送時に登場した彼は一体、何者だったんだ!(笑)。もはや別人と言ってもいいほどの変貌、成長を見せたグエルの姿には、時には胸を締め付けられ、時には『頑張れ!』と応援したい気持ちに駆られ、と毎週、毎週、本当に良い意味で振り回されていたもんなぁ~。

 

阿座上さんの演技、本当に良かったですよね。『良かったですよね』なんて単純な言葉でしか表現できない己が憎いくらいなのですが(ほんとにね!)、でも本当に良かった。

何と言うか、ものすごく人間臭かったんですよ。綺麗じゃなかった。グエルと言う少年の、その人間としての、人生の存在感。それがまざまざと感じられるような、本当に温度の感じられる演技で目が離せなかった。阿座上さんの演技があったから、様々な出来事を通して『人間としてどうしたいのか』『人間としてどうあるべきなのか』と言う問いを突き付けられながらも、着実に変化、成長していったグエルの姿がまざまざと感じられた。そしてだからこそ、視聴者の多くは彼を応援し、愛したのだと思うのです。

 

あと良いお声なんだけど、こー、大人びすぎてない感があると言うか。勿論、演技力のある方なので『頼りがいのある大人っ!』を演じられても最高なのですが、青年らしい青臭い若さを感じさせる、未熟さからくる温かみ、人間味のあるお声をされているの素敵だなぁ、と思います。

個人的には『ツルネ』の大田黒兼有や『白い砂のアクアトープ』の屋嘉間志空也のような脇を彩る役、だからこそのお芝居、声の幅広さが味わえるような役も印象深いです。

 

今後も『忘却バッテリー』や『青のミブロ』などへの出演も発表されている阿座上さん。配信番組などで見せられる、真面目なんだけど妙にそれが空回りしちゃう『ザ・好青年!』な面白いお人柄も含めて、これからのご活躍、楽しみにしております!

 

ラストは主演賞。こちらを受賞されたのはこの方です!

 

・浦和希さん

・・・ポジティブな意味で、新人賞を受賞されて欲しかったです。何故か。まだまだ先のある方だから。勿論、今回の受賞理由になったひとつ『ブルーロック』での潔与一の演技も素晴らしかったし、それ以外の作品での演技も素晴らしかった。

でも、まだまだ、それ以上の活躍が期待できる、可能な声優さんでいらっしゃるのは間違いないことでしょう。だから何と言うか『『ブルーロック』での活躍、素晴らしかった!でもそれをスタート地点にして、君ならもっと羽ばたける!だから数年後、その証拠として主演賞をかっさらいに来てくれ!』と言う感じで新人賞を受賞されて欲しかったな、と言うのが正直な思いです。

 

思いなんですが、でも主演賞の受賞もじゅうぶんに頷けます。なのでいつか再び主演賞をかっさらいに来てください!何一つ決まってないけど『桃源暗鬼』がアニメ化された際には、浦さんが主演だと思っているので、その辺で再度、主演賞を受賞して下さい!

 

今回の受賞に際しても、そして『刀剣乱舞』で火車切のCVとして発表された際も思ったのですが。ツイッターでの呼びかけの多くが『浦くん』と言う呼称だったのが、個人的には印象に残っています。『浦さん』じゃない。『浦くん』がめちゃくちゃ多い。

そこに滲んでいる親しみやすさ。そこに浦さんと同世代、もしくはそこよりも若い女性ファンさんから圧倒的な支持を得ている。そんな感じを勝手に受けています。『ひょろっと男子たち』の影響もあるのかしら?だからどうした。はい、すいません。

 

とにかくいいお声。すっ、とした理知的で聡明さすら感じさせるようなお声。ただそのいいお声、クールとすら感じさせるお声でありながら、泥臭い役を演じられてもめちゃくちゃハマる、うまい。良いお声が、良い意味でそうとは感じられなくなるほどに、泥臭い、熱い感情の演技がハマる。確かな演技力のある若手さんです。

潔与一もそうだし、『カミエラビ』の主人公、ゴローもそう。ゴローの苦悩、葛藤、不器用な優しさ。理不尽な戦いに巻き込まれていきながらも、そうしたものを失わないゴローを表現する演技には胸を熱くさせられました。

 

それでいてやっぱりいいお声なのよ(わかった)。だからクールな役、クールでぶっきらぼうな役を演じられても、まぁ、素敵なの。某BLボイコミでは、そう言う感じの攻めを演じられていたのですが、まぁ、素敵なの(語彙力)。声が本当に良いから、もう聞いていてドキドキしちゃったの。

 

授賞式でのご挨拶では『世界一の声優になります』と宣言されていた浦さん。その端正なお声、そして役の心情をそこに乗せ、声の印象すらがらり、と変えてしまう演技力を武器に、今後も様々な役を演じられることでしょう。

『世界一の声優』、その第一歩として数年後、再び主演賞を受賞されるのを楽しみにしています。

 

そんなこんなで以上、新人賞、助演賞、そして主演賞を受賞された方に関して、つらつらと語ってまいりました。

 

ちなみに予想記事でもお名前を挙げさせていただいていた仲村宗悟さんは『THE FIRST SLAM DUNK』がシナジー賞を受賞したのに際して登壇されましたね。

良かった良かった。そしてご挨拶の言葉がめちゃくちゃ素敵だった。

 

第18回声優アワード、総じて振り返ってみると。

シグマセブン声優アワードの歴史が動いた!(もういい)

・アイム勢が1人もいない

・81は相変わらず声優アワードでは強い

ラクーンドッグの女性声優さんの強さ

この辺が個人的には印象に残っています。

 

アイム勢は去年も受賞者なしだったはず。

受賞が期待できる若手声優さんたちのことを考えると、来年の授賞式が楽しみだぞ!

 

そのほか、まぁ、いろいろと声優アワードと事務所との関係云々、推測、邪推をし始めれば語りたいことはたくさんあるのですが。ふふ。

いずれにしてもおめでたい賞、受賞された方にとっては栄えある賞であるのは確かですから、そんなことを語るのは野暮の一言に尽きます。

今回、受賞された皆さん、本当におめでとうございます!

 

そして受賞とは、今回は縁がなかった声優さんも。

本当にいつも、いつもありがとうございます!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!