秋アニメ、えらいことになりそう。
去年の今頃も同じようなこと言ってた気がするけど。
そんな具合でもう少しすれば一斉に放送が始まる秋アニメ。
そちらで初メインを演じられる声優さんと言う観点で見ていく記事です。本日は女性声優さん編です。
初メインと言うことを抜きにして、秋アニメ。作品ラインナップを見た中でお名前が多いな、と感じたのは種﨑敦美さん、楠木ともりさん、和氣あず未さん。それから鬼頭明里さんに古賀葵さん、早見沙織さんと言ったところかな、と。
まぁ、あの、男性声優さんもそうなんですけれどこの方々のご活躍、別に秋アニメに限った話ではないのですが。
ではでは早速。秋アニメで初メインを演じられる女性声優さんを見てまいりましょう。
・島田愛野さん
・・・『七つの大罪 黙示録の四騎士』でナシエンスを演じられます。所属事務所はRush style、速水奨さんが代表を務めていらっしゃる事務所ですね。
『七つの大罪 黙示録の四騎士』、こちらの作品、タイトルからもお分かり頂けるかと思いますが、アニメも長きにわたり制作されてきた『七つの大罪』の続編作品です。
『七つの大罪』は梶裕貴さんが主演、その主人公の仲間になるキャラクターも人気声優さんが演じていらっしゃった印象があるのですが、『七つの大罪 黙示録の四騎士』に関しては、島田さんをはじめとして非常にフレッシュな面々がメインキャラを演じられるのが、個人的には楽しみにしているところです。
で、島田さんが演じられるナシエンスと言うのは薬師の少年。そう、少年なのです。で、初めてボイス入りPVを見た時、私は『！？』となりまして。ええ。
そもそもとしてまず、ナシエンスの性別を知らなかった。『俺』が一人称だけれど、女性に見えないこともない。そして島田さんのお名前に関しても『愛野』と言うそのお名前の読み方が『あいや』とも読めないことから『このキャラクターは男性なの？女性なの？え？ってかこの島田愛野さんは女性？男性？良い声過ぎない？』と混乱状態に陥り、調べてみたら『島田さんは女性！『ウマ娘』のビターグラッセの人！ナシエンスは少年！つまり島田さん、イケボ枠！』と言うことを知り、今度は興奮したと言う(笑)
いや、ボイス入りPV視聴されてみて下さい。ナシエンスとしての島田さんのお声、演技、聞かれてみて下さい。めっちゃイケボ。それこそ朴璐美さんとか田村睦心さんの青年ボイス、イケボを彷彿とさせるくらいのイケボ。何度聞いても聞き惚れちゃう。
ちなみにそんな島田さんが声優を目指したきっかけは、まさしく朴さんが少年役として主演を果たされていた『鋼の錬金術師』にて、女性声優が少年を演じていることに驚くと共に魅了されたから、とのこと。
なのでご本人も、初メインが少年役と言うのは、さぞかし嬉しいことだろうなぁ。
短いPVを見た限りですが、少なくともナシエンスとしての違和感みたいなものは、私は感じませんでした。だから演技力も期待できる方だと思います。
女性声優さんのイケボ枠もまたこれ競争は激しいですが、その中、彗星のごとく登場した若手声優さんとして今後のご活躍に注目したいところです。勿論、その中でイケボだけではない演技、声の幅も見せていただきたいなぁ！
・永牟田萌さん
・・・『ながむた』とパソコンで打ち込んだら一発でこちらの漢字に変換されました。ちょっと驚きました(笑)。宮崎や鹿児島に多い苗字とのこと。ちなみに永牟田さんは福岡のご出身です。所属事務所はアクロスエンタテインメント。花江夏樹さんや山寺宏一さんなどが所属されている事務所です。
秋アニメの『まんがタイムきらら』枠にして、百合枠(ありがとう！)でもある『星屑テレパス』にて宝木遥乃を演じられます。永牟田さんに関しては、ウィキペディアのページもまだできていないので、この作品での演技を機に大ブレイクも期待したいところ！あと『星屑テレパス』では『きららジャンプ』の復活も、私としては期待したい！
てなことでボイス入りのPVを見たんですけど・・・永牟田さんのお声、演技に触れる前に・・・え・・・この作品、あかん。PV見た時点で、あまりにも尊すぎるのが伝わってきて、私、泣きそうなんですけど。
そうかぁ。これは全くノーマークだったけど視聴したいわ。この尊さは見なきゃダメなレベルだわ。百合だし。『まんがタイムきらら』発の秋アニメと言うことで、これは去年の『ぼっち・ざ・ろっく！』のようなブレイクが期待できるんじゃないかなぁ。
・・・監督『ゆゆ式』の人か。あぁ、もう、神作決定したようなもんじゃないか！
で、永牟田さんが演じていらっしゃるのは、先程もご紹介いたしましたが宝木遥乃と言う役で主人公のクラスメイト。クラスの副学級委員長も務める女の子です。おっとりした性格で真面目。他者への思いやりも深く、極度のあがり症で人と話すこともままならない主人公に対しても、あるいは自らを宇宙人と名乗る少女にも優しく接すると言う・・・神か・・・君は神か(感涙)
PVでも少しだけですが永牟田さんの宝木ちゃんとしてのお声、演技を聞くことができます。当たり前ですが宝木ちゃんとしての温かさ、柔らかさ。あと懐の深さみたいなもの。それを感じさせるお声。第一声を聞いた瞬間から、何かほっ、とするような。そしてその懐の深さであったり、人としてのおおらかさを感じさせる演技も最高です。
主人公と宇宙人の女の子。で、宝木ちゃんともう1人、こちらは青木志貴さんが演じられる少女がメインキャラなのですが。
青木さんが演じられる少女と宝木ちゃんのこの作品における役割みたいなもの。それがPV見ただけでも『きっと正反対なんだろうなぁ』と感じさせるそれで、永牟田さんと青木さんのおふたりの声、演技からもそれが伝わってきているのも、とても魅力的です。
『まんがタイムきらら』初のアニメからブレイクされた若手女性声優さん、たくさんいらっしゃるイメージがあるので、永牟田さんもその流れに乗って頂きたいなぁ！
・櫻井みゆきさん
・・・両親を亡くした四兄弟の日常をハートフルに描いた作品『柚木さんちの四兄弟。』にて三男の柚木湊を演じられます。
櫻井さんもまたウィキペディアが未作成。で、事務所は島田さんと同じくRusy Styleに所属されています。おおっ、Rusy Styleの若手女性声優さん、秋クール、大活躍。デビュー時期などは不明なのですが、事務所HPで紹介されている経歴などから察するに、多分、まだデビューされて間もない気がする。
こちらの作品。アニメ化が発表された時から13歳の次男、12歳の三男、そして6歳の末っ子を誰が演じるのか。ショタボイスが得意な女性声優さんが演じられるのか。それともちょっと幼い声を得意とされる男性声優さんが演じるのか。その話題でツイッターが盛り上がっていた記憶があります。
で、その中で色んな方のお名前が挙がってきていたのですが・・・蓋を開けてみたら、次男は戸谷菊之助さん。そして三男と末っ子は(多分)新人の女性声優さんが演じられる、と言うことで。勿論、いわゆる『いつもの人たち』が出演されていたとしても、私は楽しみにしていたことでしょう。でも新人声優さんが抜擢、と言うのも声優さん好きにとっては非常に嬉しく、楽しみなことなのです！
てなことで早速、ボイス入りPVを視聴してみました。親切なことに、こちらの作品。四兄弟、1人1人の紹介PVがあると言う・・・ありがたや。
三男の湊は中学一年生。元気いっぱいな兄弟思いの男の子で、まっすぐに人と向き合える素直な性格。でも時折、空回りしてしまうこともあるよ、と言う・・・あぁ、なんて可愛らしいの(涙)
で、その湊としての櫻井さんのお声。これがもう、まさしく湊の、溢れんばかりの元気さ。そしてまっすぐさ。それが詰まりに詰まっているお声なんですよ。耳にしたと同時に『あぁ、可愛い』とにっこりしてしまうくらい。なんだろ、ほんと『元気いっぱいでまっすぐな少年』を絵に描いたようなお声、そして演技と言うか。
ごめん、ちょっと自分でも何言ってるかよくわかんないのですが。
あと少年ボイスとして全く、無理している感じや違和感がないのも最高。ナチュラルに少年ボイスと言うか。声変わり前のちょっと高さも残る、でも頑張り屋の男の子の元気いっぱいな声。それが本と、自然な感じなのも素敵。とにかく可愛い。
Rusy Style若手女性声優さんだと、正統派ヒロイン枠の中村カンナさんが思い浮かんでくるのですが・・・そう言う意味では島田さん、そしてこちらの櫻井さんと、うまいこと事務所内でも住み分けができているのが強いなぁ。
元気いっぱいの湊の演技で、櫻井さんのブレイクも期待したいところです！
・寺澤百花さん
で、同じく『柚月さんちの四兄弟。』にて末っ子、6歳の柚木岳を演じられるのが寺澤さんです。寺澤さんに関してもウィキペディアは未作成。ただスマホゲームでいくつかのキャラクターのCVを務めていらっしゃいますね。所属事務所はシグマ・セブンの子会社であるシグマ・セブンeでございます。
シグマ・セブンと言うと、近年、退所される方が多い印象の事務所ですが(おっふ)、安元洋貴さんや市ノ瀬加那さんなどが所属されている事務所。シグマ・セブンeに限って言うと、かつては千葉翔也さんや瀬戸麻沙美さんなどが所属されていました。
ちなみに事務所の紹介ページを見てみたら。寺澤さんの特技は『赤ちゃんの声マネ』とのこと。『その特技の片鱗、果たして6歳の役である岳のお声や演技に垣間見ることはできるのかしら』と、わくわくしながら早速、岳の紹介PVを視聴してみました。
・・・可愛い(崩れ落ちる)・・・可愛すぎる・・・っ！そうなのか。いや、この岳と言う男の子、柚木家の末っ子くん。6歳だけど兄弟の中ではいちばんのしっかり者さんで落ち着いている。時代劇と将棋を好み、好きなお菓子は『いりこ』と言う『君、年齢ごまかしてるやろ！それとも人生、3周目くらいやろ！？』とツッコみたくなるような末っ子くんなんですけど。
もうね、その辺りのまったりした感じと言うか。ちょっとオーバーにはなっちゃうかもしれないけれど老成した感じ。その辺りの演技と、寺澤さんの岳としてのお声。その可愛らしさの混じり具合が半端なくて、本当に可愛い。
あどけなさはしっかりあるんだけど、でも岳のしっかり屋さんな部分。PVの中でも『岳老師』と呼ばれているけれど、ほんと、なんか徳の高さすら感じさせるような部分が絶妙のバランスで共存しているお声、演技で。
岳のキャラクターを事前に把握していなかった私は『きっと6歳の男の子の、元気いっぱい可愛らしいお声が聞けるんだろうなぁ』と思い込んでいただけに。
いやいや、これは良い意味で予想を裏切られました。予想していた以上に、深い可愛らしさがここにはあったぞ！当たり前だけれど、湊役の櫻井さんの、湊としてのお声、演技から感じた可愛らしさとはまた違った可愛らしさと言うのもうまい。
『柚木さんちの四兄弟。』は気になっていた作品だったけれど。うーん。櫻井さんと寺澤さんのお声、演技、可愛らしすぎるなぁ。これは見たい。そして寺澤さんもこれを機にブレイクされること、期待していますよ！
ちなみに『柚木さんちの四兄弟。』に関して言うと。メインキャラではないのですが、唯野あかりさんと國府咲月さんも名前ありのキャラクターで出演されます。
唯野さんは鈴村健一さんが代表を務めていらっしゃるインテンションの所属。國府さんは浪川大輔さんが代表を務めていらっしゃるステイラックの所属です。
おふたりともアニメに限った話ですが、今まで名前のある役を演じられたのは1～2作品くらい、と言う方なので『これを機に！』と言う思いを込めてご紹介いたしました。
・阿部夏摘子さん
・・・で、そのインテンションからもうおひとり。『カミエラビ』にて初メイン、能島千歌を演じられるのが阿部さんです。
『カミエラビ』は男性声優でもお一方、インテンション所属の声優さんが初メインで出演されます。おおっ、インテンションもまた来てるな、これ。
てなことで早速、ボイス入りのPVを見てみましたが。この作品はオリジナル。でもって、めちゃくちゃとがったと言うか、クリエイター陣の個性が炸裂しているような。PV見ただけでも一筋縄ではいかない作品であること。多分『好き！』『嫌い！』がはっきりとわかれるような作品だろうなぁ、と言う予感がひしひしとしており、非常に楽しみなのですが。
阿部さんが演じられる千歌ちゃんは、白衣にツインテと言う実に可愛らしい見た目。なんですけど、明らかにその口調からはただならぬ感と言うか、PVでもマッドサイエンティストって紹介されてるし・・・。『ただの好奇心さ』と言うセリフから漂う、あまりにもあまりにも過ぎるマッドサイエンティスト感(笑)
ってか一瞬だけ映った映像では、なんか千歌ちゃん。後ろに引き連れていませんでしたか？何あれ、研究の成果？
『あぁ、この子、可愛い見た目に反して多分、やばい子や。相当、やばい子や』と言うのがPVだけでもひしひしと伝わってきました。
で、その千歌ちゃんを演じられている阿部さんのお声、その第一印象は『可愛い！』でした。なんだろ。本作品に出演されている佐倉綾音さんの、クセあるキャラを演じられている時のお声を彷彿とさせる、怪しげな、そしてちょっと幼げな可愛らしさに満ち満ちたお声と言うか。
でも、可愛らしいんだけれどちゃんと怪しい。千歌ちゃんとしての怪しさ。何を考えているのか、まったくつかめない怪しさ。マッドサイエンティストとしての『実に怪しいぞ！』とツッコみたくなるくらいの正統派の怪しさとでも言うんでしょうか。それもまたしっかりと感じられて『あぁ、キャラクターにピッタリじゃん。このお声も、そして演技も』と私はにまにましてしまいました。
可愛らしさと怪しさのマリアージュ。そのバランスが、既に完璧なのが素晴らしい！
作品としての個性も、そしてその中に登場するキャラクターの個性も実に強すぎる感があるこの作品。その中でマッドサイエンティスト少女、千歌ちゃんを阿部さんがどのように演じられるのか。その暴れっぷりが物語においてどんなふうに描かれるのかと言う点含めて、楽しみです。
阿部さんのブレイクにも、勿論、期待していますよ！
てなことで本日は5名、プラスお名前のみのご紹介ではありますがおふたりの声優さんを紹介してまいりました。
うーん、ここから皆さん、ブレイクされて欲しいなぁ。
別にアニメに出るだけが、メインを演じるだけが声優としてのすべてではないですが、それでもやはり、メインとなると出番も多い。そして出番が多いとそれだけお声や演技を披露する機会も多くなるわけですしね。一概には言い切れないけど。
てなことで明日は初メインの男性声優さんをご紹介してまいります。
よろしければ引き続き、お付き合い下さい。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました！
