tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

冬アニメ、印象的な声優さん~女性声優

誰か私のやる気スイッチ、知りませんか?

どこを探しても見当たらないよ・・・だからやる気が、まったく出てこないよ・・・。

えらいこっちゃ・・・。

 

毎クール恒例の記事でございます。

そのクールに放送されているアニメ作品。その中で私が視聴している作品に限ってですが、個人的に印象的な声優さんについて好き勝手に語る、と言う記事です。

毎回、書いておりますが、別にこの記事に挙げなかったからと言って『ちっとも印象に残らなかったわ』だの『そんな良い演技じゃなかったよねぇ』などと言うつもりは、毛頭もありません。

ただのアニメ、声優さん好きオタクが、好きなことを好きなように語っていると、生温かい目で見守って頂けると幸いです。

 

ではでは。本日は女性声優さんでございます。

この冬クール、まさに八面六臂の活躍を見せていらっしゃると思う、こちらの方からスタートです!

高橋李依さん

・・・今期は『シュガーアップル・フェアリーテイル』『トモちゃんは女の子!』『大雪海のカイナ』などに出演されている高橋さん。今期も凄いけど、来期、春クールもエライことになってるじゃないですか。

いや、でももう、それも頷ける。納得しかない。なんだろ。なんかもう、演技がうまいと言うか、高橋さんの演技に『うまい』と言う言葉を使うことすら失礼なのでは、と思わされるくらいに、何て言うかなぁ。高橋さんの、キャラクターや作品に対しての愛が、もうひしひしと伝わってくるんですよね、演技を通じて。個人的に。

それが役者として良いことなのか、悪いことなのかと言うのは、人によって判断の分かれるところだとは思います。それにおそらく、役者と呼ばれる方は皆さん、ご自身の演じられる役や作品に対して、様々な形の『愛』を持たれていることでしょう。

 

そうなんですけれど。様々なキャラクターを、本当に生き生きと、縦横無尽に演じ分けられるその演技、その力の源に関しては、間違いなく高橋さんご自身の役、作品に対する愛。それが存在しているからこそのものなんだろうなぁ、と心底、思わされる。そこから発せられるパワーがあるからこその、あの演技、演技力、キャラクターの存在感、生き様なんだろうなぁ、としか私は思えないんですよ。うん。

ってか今、ウィキペディアを見て知ったけれど。役を演じるにあたっての方法みたいなものも、これ、もうほんと愛ですよね。愛。そしてその愛があるからこそ、感覚のお芝居であっても、キャラクターがそこに成立している。でっかい愛と言う土台があるからこその、高橋さんの、感覚のお芝居は縦横無尽なんだよ、と改めて思わされました。

そう。演技がうまい。うまいんだけど、こー、そのうまさが技術的なそればっかりじゃないと言うか。技術的なそれは勿論なんだけれど、それ以上に、気持ちの、思いの熱さ、強さから来る、こちらの感情を打ってくる、小手先ではないうまさがあると言うか。いや、偉そうなことを言って、本当に申し訳ないのですが(土下座)

 

『シュガーアップル・フェアリーテイル』では、勝ち気で口も悪い、だけど本当はとても優しくまっすぐな心を持った妖精、ミスリルを。『トモちゃんは女の子!』では、ボーイッシュな外見、腕っぷしも頼もしい、だけれど恋愛面に関してはピュアピュアな少女、相沢智を。そして『大雪海のカイナ』では、小国の王女ながらその座に甘んじない行動力、広い視野を持ち合わせているリリハを演じていらっしゃいます。

まぁ~、本当に、もうどのキャラクターも生き生き、なのです。生き生き。作品の中で、生きて、生きて、生きている。確かに、存在して、生きている。

当たり前だけどキャラクターとしては全く別人で、でもお声を聞けば高橋さんだとわかる。だけどやっぱり当たり前だけれど、1人、1人のキャラクターを演じていらっしゃる高橋さんは別人なのでは、と思わされるくらいに、そのお声から受ける印象は全く違っている。ただただキャラクターが、そこにいる。

そこがもう、今期のみならず毎クール、強く印象付けられているのでとりあげさせていただきました!

何だろ。オタクとして、こんな信頼できる役者さんもそうそういらっしゃらないように思う。自分の好きな作品がアニメ化されるとなった時、その中でも特に自分の好きなキャラクターがCV高橋さんだったら、もうそれに勝る安心感はないわ。今後のご活躍が、楽しみでしかないわ!

 

貫井柚佳さん

・・・貫井さんはデビューが2016年?と言うことでいいのかしら。デビューから7年目を迎えた今年は、現状4作品でメインキャラクターを演じられる予定となっています。その内の1つが、今期、放送されている『シュガーアップル・フェアリーテイル』で、作品で貫井さんは、主人公の少女、アンを演じていらっしゃいます。

 

『シュガーアップル・フェアリーテイル』、素敵な作品ですよね。まず作画が綺麗。制作側がちゃんと、この作品の魅力である『キャラクターの造詣、その美しさ』を維持することに神経を使っているのが、めちゃくちゃ感じられてとても嬉しい。見てて眼福。

そしてストーリーも面白い。ベタな(誉め言葉です)少女漫画的なドキドキ、胸キュンするような恋愛要素ありつつ、だけど冒険ファンタジー的な熱さもある。あるいは様々なキャラクターの思いが交差する、人間ドラマとしての魅力も描かれている。いろんな要素が、だけどばらけることなくちゃんと絡み合いながら作品を成立させている、そんな作品だと思います。

自分勝手で嫌な奴(ジョナス!(笑))も出てくるし、主人公がしんどい思いをすることもある。だけれど不思議と、私は見ていてさほど嫌な思いにはならない。それどころか、ファンジー作品であるのに、どこか妙なリアルさ、お仕事アニメを見ている時に感じる親近感すら抱くのであります。

 

で、その要因として大きいのは主人公、アンの存在だろうなぁ、と。とにかく真面目で、お人よし。銀砂糖師になると言う、とても強い意志を持っていて、そのためにはどんなにへこたれて、どんなに諦めそうになっても、絶対にへこたれないし諦めない。自分が請け負った仕事は、必ず完遂させようとする、あの責任感、ひとりの銀砂糖師としてのプライドの強さみたいなものは、良い意味で鳥肌立ちまくりでした。『そうだ!お仕事って、その中であることを任せられるって、こう言うことだったよね!』と横っ面叩かれたような気分にすらなりましたもの。

だから私はもう、この作品を見ていてただただアンに対しては尊敬と、そして応援の気持ちしかないのです。

 

そしてこのアンと言う、真面目で情に厚くて、自分の考えをしっかり持っていて、そのためにめちゃくちゃ努力もする女の子を、貫井さんが、本当に感情豊かに、可愛らしく、熱く、健気に一途に演じていらっしゃるんですよ。

この作品、原作は小説。文字としてアンの言葉であったり、その人となりを示すような情報を見る、読むのと、実際に声がついて、その声がアンの言葉を発する、情報を発するのとでは、受け取る側への影響も変わってくるじゃないですか。

それでも、私は原作の小説を読んでいないから何とも言えないのですが、貫井さんの演技によってアニメの中で生きているアンは、原作小説に登場するアン、そのままなんだろうな、と勝手に思っています。

 

何よりこれだけ『頑張る!』『へこたれても、諦めかけても、へこたれないし諦めない!』『私は、妖精を使役するなんてまっぴらごめんなの!』と言うような、こー、まっすぐなキャラクターって、匙加減を間違えるとどうても暑苦しすぎたり、嫌みが出てきてしまったり。そう言う恐れもあると思うんです。

でも貫井さんの演技、全然、そんな部分を感じさせない。どこまでもまっすぐて、ただただ頑張り屋で、健気で、可愛いアンがそこにいる。貫井さんの演技によって、そこにいる。そこがもう、私としてはめちゃくちゃ印象的だし、お見事!の一言なのです。

 

花澤香菜さん

・・・花澤さんも、もうすぐ声優としてのキャリアは20年目に突入しようかと言う経歴なのですね。花澤さんの声優としての魅力と言えば、やっぱりあのお声。本当に唯一無二の、透明感溢れるスイートボイスを挙げられる方は多いかと思います。可愛い。とにかく可愛い。『こんな可愛らしいお声がこの世にあるのか!あるじゃないか!それが花澤さんのお声だ!』と天に宣言したくなるくらいに、とにかく可愛いお声、透明感のある、可愛いお声。

 

で、私がアニメ沼、声優沼にハマり始めた頃と言うのは、あくまで私の感触ですが。正統派ヒロインや、ちょっとおとなしい感じの女の子。引っ込み思案で自分の気持ちを素直に表に出せない女の子。そう言う女の子を演じられていることが多かったように思います。こー、語弊ある言い方かもしれませんが、透明感ある可愛らしいお声、それが前面に押し出させれる、生かされるような役と言うか。うん。

でもキャリアを重ねられていく中で、じょじょにそれが変わっていった。透明感ある可愛らしいお声とそれを変化させていく演技力を武器に、いろーんなキャラクターを演じられるようになっていった。何と言うか、これはもしかしたら制作サイドの花澤さんに対するニーズみたいなものの変化もあるのかもしれませんが。

 

ちょっと精神的に闇落ちしそうな少女。色気たっぷりのお姉さんキャラ。母性溢れる女の子などなどが挙げられると思うんですが、私としてはやっぱり花澤さんと言えば、本人はいたって真面目で、一生懸命で。それ故、言動がやや大きめで、だからこそ見ているこちらとしてはそのオーバーリアクションがたまらなく愛おしいし、たまらなく面白いと言うキャラクターの演技が、めちゃくちゃはまりまくっていると思うんです。

今期で言えば『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』の小林さんの演技。最高じゃないですか?

 

ただ今期は贅沢ですねぇ~。小林さんで花澤さんのコメディエンヌとしての演技力、表現力を堪能できる一方で、花澤さんの、もはやお家芸と言っても良いでしょう。正統派ヒロイン、やや意地悪で小悪魔的な面もあるけれど、それすらも実は正統派ヒロインの証であるとしか思えないような女の子の演技も堪能できちゃうんですもの。

てなことでそちらが『久保さんは僕を許さない』の久保さんです。こちらは春クールから仕切り直しの放送が予定されています。冬クールでは、7話まで放送されました。

 

いや、もう・・・破壊力よ。花澤さんの透明感ある甘々ボイス。可愛らしいお声。そこから発せられる、久保さんの言葉の数々の破壊力よ・・・。あんなん、もう白石くんじゃなくても『惚れてまうやろー!!!』と絶叫したくなるような、何かをこらえなければどうにかなりそうなほどの破壊力しかないわけですよ。ええ。

有罪。無罪だけど有罪。

時折、ウィスパー気味に言葉が発せられるのも、もう最高。胸がキュンキュンしっぱなし。可愛い。だけどやっぱり、そこにあるのは久保さんの『無自覚な白石くんへの恋心』であるのも、もう最高。だからこそ、見ていて、聞いていて、ただただキュンキュンするしかないんですよねぇ。その辺りの演技の匙加減も、素晴らしいの一言。

もう耳も、心も、ただただ幸せ。

 

はい。と言うことでつらつらと書いてまいりましたが。以上3名の方以外にも語りたい方はたくさんいらっしゃるので、一部の方ではありますが、ちょろっと追記しておきたいと思います。

まずは『もののがたり』でヒロイン、長月ぼたんを演じていらっしゃる高田憂希さん。何だろ。高田さんのお声って、こー、独特の湿り、弦楽器の音色を思わせるような湿りがあって。それがぼたんちゃんの、色々な感情。表に出せる感情、出せない感情、そうしたものの存在や表現とうまくマッチしていて、高田さんの演技に胸が締め付けられるシーンもあります。それでいて、鈴が転がるような可愛らしいお声でもあるから、ぼたんちゃんの魅力が一層、伝わってくるんですよねぇ~。

 

それから『HIGH×CARD』でウェンディを演じていらっしゃる白石晴香さん。いやぁ、やっぱり白石さんの、この助演っぷり。いろんな作品で2番手、3番手の、いろーんなキャラクターを演じ分けられる存在感と言うのは、同世代の若手女性声優さんの中でもトップクラスだと私は思うのです。ウェンディに関して言えば、出番は決して多くない。多くはないんですけれど、もうこの彼女の秘密自体が、もはや白石さんの演技力を堪能できるそれであると言っても過言ではないほどで。もう少し、出番が増えて欲しい・・・そしてまた、あのとにかく楽しそうで楽しそうで仕方ない白石さんのウェンディとしての演技が見たいわ。

 

また『REVENGER』で両性具有の鳰を演じていらっしゃる金元寿子さんの演技も、とても印象的。それこそ金元さんもいろいろなキャラクターを演じられている声優さんですが、鳰に関しては、私としてはCV金元さんのキャラクターとしてはとても新鮮だと感じた、そんな演技だったので挙げました。

少年ではあるけれど、両性具有。そしてそのことから、見世物小屋にとらわれていたと言う過去がある。だからこそ、なのか、それとも鳰の本質的な部分でしかないのか。いずれにしても、常任のそれからはかけ離れた倫理観を持っていて、時には嬉々として人の命を奪うと言う鳰を、それはミステリアスに、金元さん、演じていらっしゃるんですよねぇ。そしてその演技は、時に、ぞわっ、とするくらいの仄暗さを感じさせてきて。何と言うか利便事屋のメンバーの中にあって、最年少なのに劇薬、スパイス的な存在感であるのが、また凄いよなぁ、と。

 

もうお一方!『トモちゃんは女の子!』でキャロルを演じていらっしゃる天城サリーさんも挙げたい!ってか初めてキャロルの声を聞いた時の『!』と言うような衝撃ったら、今もはっきり覚えていますことよ!

可愛い!とにかく可愛い!だけど可愛いだけじゃない。キャロルの、いろーんな一面。笑顔はペルソナでしかない一面。自分がどんなふうに見られているのか。どう振舞うのが良いのか。そう言う部分も察してしまう、実行してしまう寂しさみたいなもの。そう言うキャロルのいろーんな一面の表現が、実にお見事で、でもナチュラルでものすごく惹きつけられるのです。いや、なんかもっといろんな作品で、天城さんの演技、見たい、聞きたい。

 

はい。と言うことで、以上、女性声優さん編でございました。

毎度、毎度のことですが、数々の作品でこちらの感情を揺さぶる演技を見せて、聞かせて下さる声優さんの方々には、ただただ感謝しかありません。

私の感情が、衰えてはいるけれど確かに生きているのは、そのエネルギーのひとつは、間違いなくあなた方の職人技のお陰なのです・・・感謝感謝。

 

てなことで明日は男性声優さん編です。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!