tsuzuketainekosanの日記

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今年度、飛躍が期待される若手声優さん~男性声優さん編

『今年』と書こうとして『さすがにもう新年あけて4か月以上が経過したのに『今年』はまずいよな』と気が付いた挙句の『今年度』と言う言葉の存在です。

日本語って便利!

 

そんな具合でタイトル通りの内容です。アニメを主食としている私から見て、今年度、その飛躍が期待できるのではないか、と注目している若手声優さんを男女別にご紹介していくだけの記事です。

まぁ、あの、既にじゅうぶん飛躍されている方もいらっしゃいますが、その辺りは生暖かい目で見守って下さい。

今日は男性声優さん、明日は女性声優さんをお送りします。

 

ちなみに先程も書きましたが、あくまで主にアニメで声優さんを知る私が書く記事ですので『いや!吹き替えの現場では今、この若手が来てるから!』と言ったクレームに関しては『すまぬ。そちらは管轄外なのだよ』と軽い頭を下げようしかないので、その辺りはご了承ください。

 

ではでは、早速スタートです。

・新祐樹さん、梅田修一朗さん、中村源太さん

・・・ここ数年、若手声優さんを語るうえでとにもかくにもアイムエンタープライズが強い、強いってか、とにかく売り出し方がうまい。そんな印象が強かったのですが。

このお三方のお名前がばっ、と浮かんできた時に『おおっ!ここにきて賢プロ所属の若手さんが、一気に3名も来たか!』とちょっとわくわくしたのであります。

楽しみ方がもはやマニアックだよ、私!

 

まず新さんです。新さんと言えば『東京リベンジャーズ』の花垣武道役で一躍、そのお名前が広く知れ渡った声優さんだと思います。

誠に、誠に上から目線で申し訳ないのですが、最初、武道としての新さんの演技を聞いた時には『いいぞ!これぞ新人さんって感じだ!』と言う拙さみたいなものを、私は感じました。

ただ、ですね。その拙さをカバーせんばかりの熱量。それが武道と言う役に、これ以上ないと言うほどにマッチしていた。若手だからこその技術の拙さ、熱量の分厚さ。それが役とマッチしていた、そんな役を掴めたと言う点においては、私は『輪るピングドラム』で高倉冠葉を演じられた木村昴さんの存在を思い出したのです。

なのでその時点で『役者として、相当に強運な人だぞ』と。そして以降、回を重ねるごとに新さんの演技力は磨きに磨かれて行って、それもまた武道の精神力が鍛えられていく様と見事に重なっていっている。いや、これは強い。

 

そして武道役での、がさっ、とした感情むき出しの声の印象が強いからこそ、そうではないお声での演技の時には『!?』と言う驚きを感じさせてくれるのも、新さんの強みだと思います。

BLボイコミの『親愛なるオメガへ』の雁野とか『僕のヒーローアカデミア』の轟夏雄とか。今期だと『天国大魔境』のタカの演技を見てると、ちょっとトーンが高くなったり、落ち着いた声音を出されると、実に独特の色気が出てくる方だなぁ、と思ったりします。

で、夏には『うちの会社の小さな先輩の話』にて主演を務められます。こちらは両片思いのラブコメとのことで、もう私としては楽しみしかないぞ。

 

お次は梅田さん。梅田さんに関しては不遇のコンテンツ『Readyyy!』に参加されていた役者さんの一人と言うことで、私はもう、それだけでも今のブレイクっぷりが嬉しい!

ただ梅田さんが出演されているアニメ、どれも完全に見たことがない私としては『とりあえず『可愛いだけじゃない式守さん』の1話を見た時には『天崎滉平さんを彷彿とさせるような、可愛らしい系のお声だなぁ』と思った』と言う感想しか書けないような状態だったのですが・・・すまぬ。

 

7月から放送予定の『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと』のPVを見た時にはまた違った印象を感じて『成程。当たり前だけど声のバリエーションも、演技の幅も広い方なんだなぁ』と思った次第です。それと芝居が、賢プロっぽくない。あくまで個人的意見ですが。

良い意味でも、もしかしたらそうでない意味でも、声にそれほどの強い個性がない。でもだからこそ、オーソドックスな『ザ・主人公!』を演じられる、そんな立ち位置にいらっしゃるのかなぁ、と思ったり。2010年代前半の逢坂良太さん的な立ち位置に近い部分があるのかな、と思ったり。

配信番組などを見る限りの印象ですが、何てか、ご本人の愛され感と言うか、皆が可愛がりたくなる弟感みたいなのが凄い。『だからどうした!』って厳しい方には怒られそうですが。愛されるに越したことはないよ!(どーん)

 

ラストは中村さん。『アイドルマスター ミリオンライブ!』のアニメにてP役を演じられることが決定した声優さんです。それだけで既に、ある程度の知名度、人気、特に同性からの支持を得られると言うのが強い。しかもご本人も、相当なアイマス好き、Pとしてかなりの熱い思いをお持ち。アイマスに対しての造詣も深いと言うこともあり、同僚の皆さんから『もはや俺たち』と呼ばれているのも、既に強い。

加えて野球好き、横浜ベイスターズファンと言うことで、そこもまた、アイマスに参戦される声優さんとしては『完璧』としか言いようがない。

 

でも中村さん、それだけじゃないんですよね。夏アニメ『ライアー・ライアー』で主人公を演じられることも決定している。イカサマを駆使してランクトップを目指す少年を演じられるとのことで、ボイス入りPVを見てみたのですが。

成程。『本音』の部分と『嘘、イカサマ』の部分。その演じ分けが難しそうでもあり、楽しそうでもあり、大変そうな役どころだなぁ、と言った印象を受けて、だからこそ、これまた役者としてはめちゃくちゃ面白い役を演じられるのではないかな、と。

アイマスPを演じると言う、その風速を武器に、同じくアイマスアニメ作品でPを演じられブレイクされた赤羽根健治さんのような、脇もメインも変幻自在に演じられる演者さんになってくれ!

 

・加藤渉さん

・・・春アニメ『勇者が死んだ!』でそのお名前を見かけたと思ったら、先々に放送される予定の作品でもちょいちょいとそのお名前を見かけて事務所調べてみたらアイムエンタープライズで『成程。アイムの次の売り出しは、彼か』と思った次第です。ただ芸歴を調べてみたら、今年で8年目と言うことで・・・ようやくのブレイクが来た、と言う感じなのがまた嬉しいじゃないですか!

アイムと言えば今年は、とにかく佐藤元さんと大塚剛央さんの主役率が凄い。アイムと言う事務所の強さ、そしてこのおふたりの演技力。更にはこのおふたりが得意とされる、多く演じていらっしゃるキャラクターがうまいこと分かれていることを考えても、当分、このおふたりが強い状況は続くのだとは思います。

 

で、加藤さん。『勇者が死んだ!』の1話を見て感じたのは、そんなに声に強い個性がある方ではないなぁ、と言う印象でした。ただムッチリ女性大好きでスケベでゲスいトウカと言う青年を、それはそれはもう笑っちゃうくらいにスケベでゲスく演じていらっしゃったのには、いや、これうまいなぁ、と。

あとその後には土岐隼一さんの1人のキャラクターを2人で演じる、と言うことも披露されているのですが、そこでも演技のうまさ・・・うまさと言うより、キャラに合わせることの器用さみたいなのが感じられて。『おおっ、これは今年、大ブレイクされるんじゃないかな』と思った次第です。

 

今年は現状、2作品への出演が決定している加藤さん。特に『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』では、タイトル通り、100人の運命の人から思いを寄せられる主人公を演じられます。誠実さの塊であり100人の運命の人、全員に対して平等に愛情を注ぐ少年と言うことで、作品への注目度の高さも相まって、この作品で一気に知名度が上がるのでは、と今からわくわくしております。

なんだろ。ほぼ一定期間で、こう言う若手男性声優さんを輩出してくるあたり、やっぱりアイムだなぁ、と感じさせられるのであります。

ちなみに加藤さん。現在、髪を金髪に染めていらっしゃり、宣材写真とイメージがずいぶん違っているのも個人的には面白いです。ある作品のインタビュー見たらマニキュアもされていたから、おしゃれが好きな方なんだろうなぁ。

 

・古屋亜南さん、小村将さん、榊原優希さん

・・・今年度初主演を務められると言う共通点でこちらのお三方を紹介です。まずは古屋さん。モータースポーツ×人間ドラマのオリジナルアニメ『オーバーテイク!』にて初主演を務められます。所属はクレイジーボックス。大塚芳忠さんやナレーションでおなじみ、奥田民義さんが所属されている事務所です。

オーバーテイク!』放送時期は未定なのですが、PVの時点でクオリティが高く、レースシーンの迫力、音響がしっかりしているなぁ、と印象で楽しみにしています。その中、主人公を演じられる古屋さんのお声も聞けるのですが、第一印象は『凛とした響きが、主人公の意思の強さを感じさせる、とても良い声』でした。それでいてしっかり、少年声なのも良い。既に注目度も高い作品なだけに、一気にお名前が知れ渡りそうな予感もしております。

 

それから小村将さん。アーツビジョンのご所属です。

小村さんは大ヒット作『七つの大罪』の続編である『七つの大罪 黙示録の四騎士』にて初主演を務められます。『七つの大罪』以降の、新たな世代の物語と言うこともあって、小村さんをはじめとしたキャスト陣、内山昂輝さんを除いては非常にフレッシュな面々で固められているのが印象的なのですが。

早速、各キャラクターのボイスがおさめられたPV、見てみたのですが・・・小村さんのお声、実に個性的。誰にも似ていないお声。地声なのか、それとも主人公、パーシバルに合わせての、このお声なのか。いずれにしても、いや、このお声はなかなか面白い、良い意味で面白いぞ、と思ったのでお名前、挙げさせていただきました。

 

ラストは榊原さん。榊原さんに関しては、まぁ、既に『ヒプノシスマイク』で特に女性を中心に知名度はあると言っても良い方だと思うのですが。春アニメでは2作品で主演を務められることで、男性から認知度も上がるのではないかなぁ。

『『リコリス・リコイル』でロボ太を演じていらっしゃった方ですよ!』と言えば、多くの方にも伝わるかもしれない。ちなみにそのロボ太役は、オーディションではなくオファーだったと言うことを今、知りました。そうだったのか!

異世界ワンターンキル姉さん』ではCV白石晴香さんの姉に溺愛される主人公を。そして『デッドマウント・デスプレイ』では現代社会に転生したお人よしの少年を演じられます。

とにかく声の音域の幅が広い!それでいてそこにしっかり、キャラクターの心情を乗せることができる役者さんだと思います。この2役で名前が知られた後に、ぶっちぎりの高音が生かせるような役を演じて多くの人の度肝を抜いて欲しいです!

 

・橘龍丸さん

・・・『ヴィンランド・サガ』でギョロを演じていらっしゃって『面白い声の、面白い演技だなぁ。CVは誰だろう』と思って、橘さんだと知った時の驚きよ。だけど『あぁ、橘さんなら』と言う納得の思いがあったのも確かで。

なんだろ。橘さんがご出演されている作品、全てを見ていると言うわけではないのですが、それでも見てきた作品を振り返るだけでも、とにかく演じられている役の幅が広い。正統派のイケメンも、ダークアイドルも、ギョロみたいなとぼけた味わいのキャラも、クセもアクも強い悪役も、巧みに演じ分けられている。そこが面白い。

気が付いたら『お、これも橘さんか』『えっ、あのキャラも橘さん!?』となっていてもおかしくないような、そんなカメレオン声優的な立ち位置も目指せる、そんな若手さんなのではないかなぁ。

夏放送予定の『Fate/strange Fake』ではまたこれ、様子のおかしい(笑)キャラクターを演じられるようで。ご自身も『Fate』シリーズに出演されるのはひとつの夢だったと言うここで、いやこれは楽しみだし、本作品での怪演で一気に知名度、爆発して欲しい!

 

・藤澤奨さん

・・・春アニメ『神無き世界のカミサマ活動』にてロイを演じられています。まだウィキペディアのページもないくらいの新人声優さんっぽいです。

『神無き世界のカミサマ活動』、めちゃくちゃぶっ飛んだ作品なんです。藤澤さんが演じていらっしゃるロイと言う青年も『ちょ、おまえ!どうした!1話ではそんなことなかったのに、1話と2話の間で何があった!?』と突っ込みたくなるくらいにぶっ飛んだ、しかし根はとても正義感の強い良い奴と言うキャラクターです。

だから1話では正直、その演技にさほど印象は抱かなかった。ですが2話でロイの本性が暴露されて、そのぶっ飛び具合を見事に演じていらっしゃる藤澤さんの演技を見た時、私は『Dr.STONE』で初めてクロムが喋った時のことを思い出したのでした。

 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの佐藤さん。その佐藤さんの名を世に知らしめたキャラクターの1人が『Dr.STONE』のクロムだと言っても過言ではないでしょう。

『佐藤さん!?初めてお名前知ったけど、何?新人さん!?めっちゃ演技うまいし、何よりクロムと言うキャラクターにぴったりじゃんか!』と。本当に驚かされたし、うっすら感動すらした記憶すらあります。

 

藤澤さんの2話でのロイの演技を見た時にも、そんなことを感じたのです。サブキャラだけど、スポットライトが当たった時には確実に主役を食らうばかりの個性の強さ、アクの強さを見せつける。そんなサブキャラだからこその面白さ、魅力を新人声優でありながらここまで演じていらっしゃる藤澤さん。いや、これは個人的には注目したい新人さんだなぁ、と言うことでお名前、挙げさせていただきました。

 

はい。と言うことでつらつらと書いてまいりましたが。

 

あくまで主役、主演と言う点から見ていくと、今年度は先程も書きました通り、佐藤さんと大塚さん、そして着実にキャリアを重ねられている川島零士さんと勢い衰えぬ小林千晃さんのお名前が多いなぁ、と言う印象です。

この世代の勢いも凄まじいところなのですが、ただ言うて、このひとつ上の世代。2010年代前半から後半にかけてデビュー、主演を務められた方々も相変わらず強いのが、またこれ面白い。

その中で今年、公開されている情報に限って見てみると主演率が高いのは石川界人さん。まぁ、石川さんの演技力も凄いもんな。そりゃ強いわよ。

 

ただし別に主演が良い、主役であれば良いなどと言うつもりは毛頭なく、その点で言えば主役は勿論、二番手、三番手の役で圧倒的な存在感を見せている八代拓さんの立ち位置は、アニメでは見ていて本当に面白いのです。

で、個人的には最後にお名前を挙げた橘さんが、非常にこの八代さんに近い印象がある役者さんだなぁ、と思う次第でして。はい。

逆にあくまでPVに収録されているお声からの印象で言うと、古屋さんは正統派主人公ボイスだなぁ、とも思いました。

 

とは言え、どんな作品からどんなキャラクターが生まれて、そしてどんな声優さんがブレイクされるかは、まったく予想できないのがこの世界の厳しさでもあり面白さでもあり。

ここにお名前を挙げさせていただいた方は勿論のこと、この記事を挙げてから登場された方の楽しみも、オタクとしてはただただ応援したい限りなのでございます。

『私は、この方には注目していたのよ!』と言う古参アピールをするためにも(笑・嘘です。単なる完全趣味です)こう言う記事は定期的に挙げたいなぁ。

 

てなことで次回は女性声優さん編でございます。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!