tsuzuketainekosanの日記

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声優アワードに思う~個人的な謎を列挙してみた

アレです。

受賞された方に対して、その受賞に対して文句があるとか、あるいは受賞された方を貶める意図があるとか、そんなつもりは一切、ありません。

それだけはあらかじめ、書いておきます。

 

そのうえで、です。

5日に第16回の声優アワード、その結果が発表されたわけですが。

常々、声優アワード対して私が勝手に感じていた疑問を、勝手に列挙して、勝手にいろいろ推測してみようと言うのが、本日の記事の内容です。

 

もう一度言いますが、本年度は勿論のこと、これまで受賞された方の受賞に対して疑問を持っているとか、そのことを貶めるつもりなどまったく、毛頭、これっぽっちもございませんので、その点だけはどうぞ、ご了解下さい。

 

アレです。

ただのオタクが、いつものように自分の好きなことを、好きなようにぶちまけて、好きなように解釈しているだけの記事です。

生ぬるい目で見守ってやって下さい。

はい。

 

ではでは早速、私が思う声優アワードへの疑問、はじまりはじまり~。

 

・そもそもどうやって受賞候補者を選定されているのか。

・・・声優アワードの各賞の選考基準は主演賞の場合は『対象期間中に発表された作品の中で主演として活躍された声優』で、助演の場合は『主演』の部分が『助演』になります。また新人賞は『原則としてデビュー5年以内』『対象期間中に『新人賞』をとるにふさわしい、特に目立った活躍をされた声優』と言うのが基準となっています。

 

ふむ。非常にわかりやすいと言えばわかりやすい選考基準ではあります。

が。

これに該当する声優さん、そもそもとしてめちゃくちゃ多くない?(どーん)

声優と言う職業、その人口が右肩上がり、過去最多を更新し続けていることは多くの方がご存じかと思います。とは言えその中で華々しく活躍されている方、純粋に声優、または演者として生活していけている方と言うのはごく一部であるのは、言うまでもないことです。

 

ですが。そうとは言っても、です。

『対象期間中』に発表された作品数って、相当ですよね?主演はともかく、そこで助演として演技をされた方、また新人賞の基準である『目立った活躍』をされた方と言うのも、それほど少なくはないように、私としては思うのです。

そんな中から、選考委員の方は、一体、どうやって受賞候補者を選び出して、決めていらっしゃるのか。受賞者を決めるに至るまでの、その前段階の候補者を、一体どうやって選び、決めているのか。

それが第一の疑問です。はい。

 

で、これに対して私が勝手に推測したのは、多分、声優アワードに好意的、協力的な事務所に関しては『うちの事務所からはこの方をお願いします』と言うような推薦みたいなのがあるんじゃないかなぁ、と思ったりしたんですがね。

そしてなかなか難しい事務所に関しては、選考委員側が『ちょっとこの方、どうにかして受賞されて頂けませんかね~』的なお願いをしに行く(笑)。この場合、事務所側の意向であったり言いぶんと言うのが、最大限、その年の声優アワードの結果に反映されるような気がします。

だってそうでもしないとほんと、そもそものところ、受賞者を絞り込む作業にすら入れないような気がするんですもの。うん。

 

ま、何度も言うようにこれは私の勝手な推測なので、真偽のほどはわかりません。

が、声優アワードと声優事務所をまつわる噂については、声優アワードに興味がある方であれば、一度は耳に、目にされたことがあると思います。

そう言うことを考えると、やっぱり受賞候補者の段階で、事務所と声優アワードの関係性と言うのは色濃く、関係しているんだろうなぁ、と。

 

知らんけど(知らんのかい)

 

・新人賞受賞のタイミング。

・・・『原則デビューして5年以内』『対象期間中に『新人賞』をとるにふさわしい、特に目立った活躍をされた方』が新人賞の受賞基準です。

これも一見すると、とてもわかりやすいように思えるんですけど・・・よくよく考えてみると、どうにもわかりにくい。

 

と言うのもですね、同じ賞の受賞者さんなのに、明らかにキャリアに差があったりすることも少なくないからです。

キャリアに差があること、それを悪いと言っているのではありません。あしからず。

 

ただですね、対象期間中に初主演を果たしたり、初レギュラーとして作品に出演したりした方と、対象期間中にも作品に出演されていたけれど、それ以前に初主演を果たされていたり、初レギュラーを獲得されていた。そしてそれ以降も、コンスタントにアニメなどで活躍されていた方が、同じ『新人賞』での受賞になるのが、なんかいまいち、よくわからないな、と個人的には思うのです。

 

てか個人的に『新人賞』って、変な言い方になるかもしれませんが、対象年度に瞬間最大風速を吹かせた演者さんが受賞するのがふさわしい賞だと思うんです。

対象年度中に初主演、初レギュラーを務められた。そしてそこで一気に声優としての認知度を広められた、そう言う方が、その年に鮮烈な瞬間最大風速を吹かせた演者さんが受賞する賞だと、私は思うんです。

 

今年度、新人賞を受賞された方の中には、私としては『この方、もっと早くに新人賞を受賞されていても、全然おかしくないよなぁ~』『対象期間中も活躍されていたけど、でもそれ以前にも活躍されていたよ』と思う方がいらっしゃったので、このような疑問がわいてきた次第です。

 

『対象期間中に~特に目立った活躍』ってあるけど、この『特に目立った活躍』って、一体、どういう活躍のことを言うんでしょうか・・・『初主演獲得!』『初レギュラー獲得!』『ひとつの作品で、ひとつの役で、声優として皆さんに広く顔と名前を知ってもらうことができました!』と言うこと以上の『目立った活躍』って、何なんでしょうかね・・・。

瞬間最大風速を重視するのか。それともデビューして、初主演などを務めて、それ以降も声優として活躍されていることを重視するのか。

いまいち、わかりにくいんだよなぁ。年度によってもこのあたり、ばらけてる気がするしなぁ~。

 

ま、これも事務所との関係があるのかもしれませんね。

知らんけど(知らんのかい)

 

・作品の比重はどれくらいの大きさなのか。

・・・『声優アワードは、その年度に「最も印象に残る」声優や作品を対象に、その業績をたたえる本格的な「声優」を対象とするアワードとして』2006年に創設されたとのことなんですけど。

 

なんかこれも、わかるようでわかりにくいですよね。

と言うか個人的にはこの文章を読むと『作品の印象度=声優の演技の印象度』みたいなふうなとらえ方をしているふうにも感じられるなぁ、と思ったりもしたのですが、まぁ、穿った解釈であるのは認めます(汗)

 

ここ数年、声優アワードにおいては作品の力、その存在感がめちゃくちゃ大きいように感じます。まぁ、確かに、アニメファン以外の方、普段アニメを見ないような方をも取り込んだ、社会的な大ヒットを生み出した作品が、喜ばしいことにたくさん出ているので、声優アワードとしてもそれは無視できないのでしょう。

それはわかる。

 

ただ、何と言うか。

 

声優の演技、と言うものに対して、作品の比重は、受賞者を選定されるにあたって、どれくらいなんだろうなぁ、と言う疑問を感じないことはなかったので書いてみました。

『作品の印象度=声優の演技の印象度』みたいな感じで、もしかしたら選考されているのかなぁ、と思うと、それはわかると首肯できる半面、うーんなんだかな、と言う気がしないこともないのですが。

 

まぁ、そもそもとして『作品の印象度』って結局は、目に見える部分でしか評価できないところはありますわな、うん。

人によってどんな作品に、どんな感情を抱くかは様々なわけだし、『いちばん印象に残った作品は?』と言う問いかけに対しての答えも、千差万別だろうし。

そうなってくると結局、わかりやすく、具体的な、目に見える部分での結果なり動きが大きかった作品が『最も印象に残る』作品になるわけですわな。うん。

 

ただそれなら、です。

主演賞にしろ助演賞にしろ、受賞の最たる理由になった作品とキャラクター名が最初に紹介された後に『その他にも』と言うアナウンスで、期間中に、その方が出演された、演じられた他の作品やキャラクターも紹介されるではないですか。

なんかその扱いが、個人的にはおまけ的な扱いをされているみたいで、なんか納得いかないんですよね。うん。

『受賞のいちばんの理由はこの作品のこのキャラクターです。いや、ほんと、この作品はめちゃくちゃ印象に残りましたからね。で、他にもこちらの作品に出演され、こんなキャラクターも演じられていましたよ』的な感じがして。

なんか、それらの作品やキャラクターを演じたことは、受賞理由のほんの一部にしかなってませんよ、と言う感じがして、なんか納得いかん(笑)

 

ま、これも私の穿った見方ですけどね、ははははは。

はい。

 

はい。と言うことでざっと個人的に思う声優アワードの謎を書いてきましたが。

 

アレだな。

結局、対象年度中の作品と声優の演技にナンバー1をつける、と言う、結構、と言うか、土台、無理なことをやっている賞なのだな、と今更ながらに思いました。

しかもその選考基準は、わかりやすい、明瞭であるように見えて、なかなかわかりにくい、不明瞭な部分も多いと言う・・・声優アワードに対して協力的でない事務所がある、と言う噂も、頷けるわ・・・。

 

知らんけど、あくまで噂なので知らんけど(知らんのかい)

 

まぁ、とは言え。

やっぱり各賞を受賞された声優さんには、素直に『おめでとうございます!そして本当に素晴らしい、素敵な演技、ありがとうございます!』と言いたいし、声優ファンとしても毎年、楽しみにしているイベントではあるしなぁ。

なのでこれからも、あんまりあれこれといらぬことを考えず、素直に楽しめたらな、と思います。

 

はい。

何はともあれ本年度受賞された方、本当におめでとうございます!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!