tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年夏アニメ~初主演の男性声優さんが割と多い印象!

少し前に2023年夏アニメ、放送予定作品を見てまいりましたが。

夏アニメ、主演と言う点から男性声優さんを見ていくと、石川界人さん、上村祐翔さん、川島零士さん、大塚剛央さん、村瀬歩さんのお名前が目立っていたなぁ、と言う印象なのですが。

一方でいつものクールに比べると、初主演を務められる男性声優さんが多いなぁ、と記事を書いていて思いました。

 

調べてみた。

・・・そんなことはなかった(苦笑)

春アニメも榊原優希さんや鵜澤正太郎さん、加藤渉さんが多分、初主演だったはず。

自信ないけど。

 

で、夏アニメも私調べだと3名の方が初主演を務められます。

多くないじゃん。春アニメと同じじゃん!

 

えー・・・そんな具合でタイトルに偽りありですが、ここまで来たら記事にせずにはいられない。と言うことで2023年夏クールにて初主演を務められる男性声優さん、お三方をご紹介させていただきます。

皆さん、ブレイクされると良いなぁ!

 

・中村源太さん

・・・アイドルマスター界隈では、既に『中村P』でおなじみの中村さんです。故に知名度と言う点では、既に一定数のものがあると言っても過言ではないような気が。

夏アニメ『ライアー・ライアー』で初の主演を務められます。そしてその3か月後の秋アニメではP役として『アイドルマスターミリオンライブ!』にもご出演と言うことで、非常に良い流れを掴まれているなぁ、と言う印象の若手声優さんです。『ライアー・ライアー』の主演に関しては、P役発表以前に決定、発表していたようで。

 

ちなみに中村さんは賢プロ所属。そして夏アニメ、同じく賢プロ所属の梅田修一朗さん、新祐樹さんも主演を務められます。賢プロ若手男性声優、ここに来て勢いが出てきた印象ですね~。いいぞ、いいぞ~。

 

さて『ライアー・ライアー』です。近年、アニメ作品において初回のみ1時スペシャル放送と言うのも珍しくなくなってきている感がありますが、この作品もそのひとつ。

しかも2話連続で1時間放送。これだけでももう、制作陣の気合がひしひしと伝わってくるような。『30分×4話じゃ、本当に面白いところまでの区切りができないんですよ!本当に面白い作品だし、その流れをぶった切らないためにも2話連続1時間放送、決定しました!』と言うようなこだわりも、私は感じました。これはなかなか凄いことでは。

ただ制作会社的に、若干、作画面が不安なのは内緒です。内緒になってないけど。

 

で、若手男性声優さんのブレイク、そのひとつの登竜門的位置づけにあるとも言えるラノベ作品での主役。中村さんが演じられるのは、偶然にも手にしてしまった学園内の地位を守るため、イカサマを駆使して頭脳戦を繰り広げていくと言う少年です。

キャラクターPV見た。『偶然、手にしてしまった最強の地位』の時と、『本当は地位としては最弱』である時の演じ分けがうまい。既に見ていて楽しかったです。

 

なんだろ。単なる偶然の積み重なりなんでしょうけれど。『中村P』(アイマスに出演されている声優さんには『なかむら』姓の方が多いため、一部の方からは『源太P』とも呼ばれていらっしゃいます)に選ばれる前から生粋のPだった。よって同僚さんからも既に『俺たち』と呼ばれるくらいの信頼感。そしてアイマスに関係する声優さんらしく、特定球団のファン。既にその縁で、アイマスに出演されている声優さんのラジオにもゲストで呼ばれている。初主演作がラノベの主人公。そしてその作品が2話連続の1時間スペシャル。

言い方は失礼になっちゃうかもしれないけど中村さん、ほんと持ってる気がする。あとはその強烈な追い風、運をその演技でブレイクにつなげていただきたいです!

 

・宮瀬尚也さん

・・・宮瀬さんは『夢見る男子は現実主義者』にて初主演を務められます。こちらもラノベが原作。宮瀬さん演じる主人公君は、クラスの美少女に思いを寄せアプローチを続けていた。しかしやがて、彼女に対する思いは分不相応なのでは、と思うようになり彼女と距離を置くことに。ところがどっこい、彼女は『あれ?私、もしかして嫌われた?』と勘違いしてしまったからさぁ大変、と言う。いわゆる『両片思い』の作品。

 

宮瀬さん演じられる主人公について調べてみたんですけど、作品のウィキペディアにも、アニメのHPの紹介ページにも、主人公君の性格らしい紹介がないぞ。『ヒロインに猛烈アピールをしていた』『けど突如、我に返り、身の丈に合った距離感をとるようになった』と言うことだけがわかる、逆を言えばそれしか伝わってこないよ!

 

てなことでPV見てみた。はっはー。成程。『ヒロインに猛烈アピールを仕掛けている俺』と『突如、夢から覚めて距離をとることにした俺』、その演じ分けが、短いPVからでもめちゃくちゃ伝わってきました。うまい。少なくとも、ここの演じ分けはお見事の一言。

『ヒロインに猛烈アピールを仕掛けている俺』は、ヒロインに少しでも振り向いてもらえるよう、そしてまた美少女のヒロインと少しでも釣り合えるよう、めちゃくちゃかっこつけてる感、かっこつけてるんだけどかっこつけてるなんて認めないぜ俺は、的な雰囲気が伝わってきたし。

そこから『一気に目が覚めました。所詮、彼女と釣り合うはずがないんです、俺なんて』モードでは、声色も話し方も一気にトーンダウン。それこそ『今まで夢を見ていた俺がバカでした。すいません』と謝り出しそうな雰囲気がひしひしと伝わってきたし。

なんだろ。ほんとタイトル通り『夢見る男子』だけど、だからこそその夢から覚めた時の『現実主義者っぷり』が徹底している、そんな主人公君なんだろうなぁ、と言うのが宮瀬さんの演技からは感じられました。これはなかなか見ごたえある演技をされそう。

 

ヒロインは『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の『放課後クライマックスガールズ』、有栖川夏葉役でおなじみの涼本あきほさん。そして脇を固める女性声優陣は花守ゆみりさん、小松未可子さん、石原夏織さんと実力、人気共に申し分のない方々。

原作的にもとても人気がある作品とのことなので、これを機にブレイクを期待したい若手声優さんのおひとりですね!

 

・赤坂柾行さん

・・・ラストは『てんぷる』にて初主演の赤坂さんです。調べてみましたら、今までもアニメにはご出演されていらっしゃったようですが、それ以上に洋画や海外ドラマの吹き替え。そちらを主として活動されていらっしゃる演者さんのようで。

『ならばさぞかし生っぽいお芝居が期待できそう!初主演となる作品も、そんな生っぽいお芝居がぴったりな、重厚な人間ドラマが繰り広げられるような作品なんだろうなぁ』と思ったそこのあなた!

『てんぷる』は、代々女好きの家系として周囲からも敬遠されてきた一族に生まれた少年が主人公。風評被害に悩み、自ら女性を遠ざけるようにして生きてきた主人公が、しかし偶然、出会った1人の少女に一目ぼれし煩悩に苛まれてしまう。『このままではいかん!』とある寺に出家することになった主人公だが、その寺には彼が一目ぼれした少女をはじめとする女性だけの寺、すなわち尼寺だったと言うお話です

 

漫画が原作。作者は『ぐらんぶる』でおなじみの吉岡公威さんと言えば、ある程度、お話の内容、テンションが想像つく方も多いのではないでしょうか!

 

この尼寺に住む3姉妹を愛美さん、芹澤優さん、山下七海さん、更にホームステイしている2人の少女を朝日奈丸佳さん、上坂すみれさんが演じられます。

またヘルプを務める雇われ僧侶にたかはし智秋さん、住んでいる猫ちゃんを安済知佳さんが演じられます。こちらもまた、人気、実力派勢揃いと言った女性声優陣。

そしてそんな女性声優さんたちが演じる可愛い女の子たちに振りまわされる主人公を演じられるのが、赤坂さんと言うわけですね。

尼寺ハーレムラブコメです。・・・意味がわかるような、わからないような・・・。

 

てなことでPVを見てみた。制作会社、聞いたことがない所だったのですが、成程。春アニメ『異世界ワンターンキル姉さん』を制作していた会社なのですね。で、この『てんぷる』が2作品目と言うことで・・・若干、PVの時点で作画が怪しいぞ。気のせいであってほしいけど。

 

で、赤坂さんのお声です。一言で言えば『男っ!漢っ!』です。若干、主人公君の年齢や容姿から考えると、身も蓋もない言い方で申し訳ないのですがちょっと老け声、男性過ぎる感が強いため違和感がないこともなかったのですが。これはあえて、そう言う方を選ばれたんだろうな、と言う気もしなくはない。

『女好きの家系に生まれた故に風評被害にさらされてきた』『だから女性を避けて今まで生きてきた』そんな主人公君の精神的な苦労、そこから来る、妙に、語弊はあるかもしれませんが年齢の割に老けちゃってるような感じを出したくてのことだったのかもしれない、と私は感じたのですが。

あとこんなごつい、『ザ・男。ザ・漢』を絵に描いたような声の主人公が、見た目も声も性格も可愛い個性豊かな女の子たちに振り回される、その面白さも期待してのことだとも、私は思いました。あくまで私の意見ですが。

 

いや、でもなんだろ。ここまでの中村さん、宮瀬さんの流れ。少年っぽさを感じさせる、こー、あまりクセのない、王道主人公的お声を聞いてきたからでしょうか。

赤坂さんのこのお声。この、なんだろ。本当に男くさい、漢全開と言わんばかりのお声は、なかなかに新鮮でした。ちょっとクセがある感じが、また個性的。

女の子たちに振り回されているお芝居も、女性を遠ざけてきたからこそのオーバーさがあって面白いと感じました。

 

若干の違和感。それを作品のハイテンションを体現するような、可愛い女の子たちに振り回されっぱなしの主人公のリアクションで見事に払拭してくれることを期待したい、そんな主演作です!

 

はい。てなことで中村さん、宮瀬さん、赤坂さん。夏クールで初主演を務められる男性声優さんお三方について、それぞれ語ってまいりました。

とは言え個人的には主演は勿論なんですけれど。

春アニメ『神無き世界のカミサマ活動』でロイを演じられた藤澤奨さんみたいな、サブキャラで強烈な印象を残す。そんな若手男性声優さんにも、是非とも注目したい!

 

いやぁ、しかし女性声優さんは勿論なんですけど。

やっぱりここ数年は男性声優さんの入れ替わりと言うか、新しい方が出てこられるスピードも速くなっている感があるなぁ。

ほんと、これ、生き残るの大変だわさ・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!