tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年冬アニメの感想~その4 +振り返り

2023年、冬アニメの感想記事です。

もう一度、言います。

2023年、冬アニメの感想です。

 

『『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』と『UniteUp!』の感想に関しては、そこら辺の記事に差し込む形で』とか言ってたんですが。

結局、1つの記事として書くに至ってのはですね。

 

『『UniteUp!』の最終回がいつまで経っても放送されないんだが・・・。一体、何がどうなってるのさ!』と番組の公式サイトを確認したその日に、BS11で最終回が放送されることを知り慌てたからです。

そして『ならばもう、ここまで出す機会を失っていた『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の最終回の感想と合わせて、1つの記事として出しちゃえ』となったためです。

 

やばかったよ!

あの日、たまたま番組サイト見てなかったら『Unite Up!』の最終回、すっ飛ばすところだったよ・・・やはり公式さんからの情報はこまめにチェックしておかねば・・・。

 

はい。そんな具合でめちゃくちゃ遅くなりましたが、2023年冬アニメとして放送されたこちらの2作品の感想、どうぞ!

 

・『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

・・・運命を知ることが覚悟になり、その覚悟こそが幸福であると言うプッチ神父の考えって、なんか個人的にはめちゃくちゃ同意できる気がします。ってか多分、私と同じような方、多いと思うんです。うん。

しかしこの場合の覚悟って、諦めと言い換えてもいいような気がします。

 

それに対してエンポリオは言い放ちます。『正義の道を歩むことこそ運命なんだ』と。この『運命』とはジョースター家の血、そのものを指しているようにも思えます。けれど徐倫と承太郎しか知らないエンポリオがこの言葉を口にしたことで、この『運命』と言う言葉は、6部で散っていった仲間たちのこと、すべての生き様、そこにあった『覚悟』を意味しているのだと、私は思うのです。

 

目の当たりにしてきた徐倫たちの生き方、生き様。あるいはジョースター家、そのを受け継いできた者たちの、そこに集った者たちの生き方、生き様。

運命を知らなくても生きていく。否、運命を切り拓きながら生きていく。生きていくことそのものが、運命を切り拓くことであると信じて生きていく。変えられると信じて、それだけが自分にできることだと信じて生きていく。

諦めそうになっても決して諦めない。ただ愚直なまでに信じて生きていく。命が燃え尽きる、その最後の一瞬まで、信じ、生きて、生き抜く。

『覚悟とは何ぞや』と言う、その答えを見せつけられたような。そしてまた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの、ある意味では集大成的な位置づけにある6部だからこそ、6部も含めたこれまでの物語全部で描かれた『覚悟』の熱量、すべてをぶつけられたような思いがした、そんな最終回でした。

 

これまでのアニメもそうでしたが、今回の特殊OPももう胸熱だったじゃないですか。あんなもん泣くわ。良い意味での鳥肌、ぶわー!でしたよ。毎回、そうだけど、本当に制作陣の『ジョジョの奇妙な冒険』に対する愛情と敬意をひしひしと感じます。

ありがたいし、嬉しいよなぁ・・・こう言うのはファンとしては本当に嬉しいよ。

 

人の出会いも重力。因縁を切れなかったプッチ神父ですが、孤独と言う点で言えば、全てが終わり、全てを知って、新たな世界でただ1人、生きることになったエンポリオの孤独も、また相当なものだっただろうなぁ。1人、歩いている姿なんて、もう見ているだけで辛かったもん。

それでも、のラストなんですよね。うん。賛否両論分かれるこのラストですが、私は凄い好きだし、なんだろ。アニメとして描かれ、キャラクターたちに声がついて、命が吹き込まれたことで、その演技力もあってめちゃくちゃ、めちゃくちゃ、原作で初めて読んだ時以上に温かさ、やさしさ、救いのあるラストになっているな、と感じました。

 

泣くわ。皆、声が優しいんだもん。優しいんだもん。何と言うか、元の世界では覚悟や強靭な意思の原動力のひとつになっていたのだろうと思われるその優しさが、この世界では『優しさ』の形のまんまで存在していることが、切なくもあり、だけど、彼女たちの置かれている環境の幸福さすら思わせることのようにも思えて。

泣くわ。皆さんの演技よ。泣くわ。

それに答えたエンポリオの、種﨑敦美さんの演技よ・・・。泣きだけじゃない、最終回は、って最終回だけじゃないんだけど、ほんと、種﨑さんの演技よ。あの涙には悲しみもあっただろうし、でも、この世界でも『彼女』たちに出会えたのだと言う、その喜びもあったのだろうし。その複雑な感情がすべて込められていて、ほんと泣いた。

 

対するプッチ神父役の関智一さんの演技も、めちゃくちゃ熱かった。

キャラクター同士の『正義』、熱いそれが激しくぶつかり合う様相そのまま、演者さんの演技の熱量も、相変わらず相変わらずで、もう言葉が出てこんよ・・・ありがとう。

 

そして最後は・・・奇妙な帽子をかぶったヒッチハイカーの姿も映し出されて。

なぁー・・・泣くわ。『運命でも断ち切ることができなかった因縁』の結果、あの車に集った面々は、わいわいと楽しい旅を繰り広げることになるんじゃないだろうか。そんな予感がひしひしとして、もうエンポリオじゃなくても泣くわ。

 

しかし・・・ウェザー・リポート、強いね。

強すぎやしないか(笑)

 

てなことで、いや、もう6部もただただひたすら『満足!』の一言でございました。

『これぞ『ジョジョの奇妙な冒険』!そのアニメっ!』と言うのを、今回も見せつけられて大満足。ただただ感謝しかありません。

そして気は早いですが、7部のアニメも楽しみでならない!

 

・『Unite Up!』

・・・見ていて良かった公式サイト(どーん)。はい。てなことでほんと、いつまで経っても録画予約の番組名が『『Unite Up!』第1話』のまんまだから『一体、いつになったら最終回、放送されるのだろう』と真剣に疑問に思っていたので。ほほ。

 

てなことで最終回は、こう言うジャンルの作品らしい最終回、ライブ回でしたね。CGを駆使した映像は、いや、作中でも何度か描かれていたのですが、やっぱり綺麗で見惚れてしまいました。あと各ユニットのパフォーマンス、その歌声も個性があって良かったなぁ、と。

普段は声優ではなく歌手、シンガーソングライターが主軸と言う演者さんの歌唱は、声優の時とはまた違った魅力に溢れていて、そこがキャラクターそのものの個性。こー、『普段はこうだけど、パフォーマンスの時になると、また別人みたいになるよね!』的な魅力につながっているように感じられたのも素敵です。

 

ただ、どうなんでしょ?大毅くんの過去云々の話は、割とあっさり終わっちゃったね、と言う気がしないこともないと言うか。いや、別に『もっと大毅くんに厳しい対処を!』などと言うつもりはないです。あれはほんと、軽い言葉になっちゃうかもしれませんが不幸な事故。不運が重なった果てのアクシデント以外の何物でもないので、それはいいんですけど。

なんか10話、11話あたりでなかなか結構、マスコミとかが騒いでいた描写もあったのに・・・やけにあっさり、収束しちゃった気がしないことはないのです。個人的に。

あー、でもアレか。これは、要は『マスコミが何と言おうが、何と騒ごうが関係ない。自分たちと、自分たちを応援してくれている人たちが本当のことを知っていればそれがすべて!』ってことなんですかね。

事実、この騒動によって各ユニットの結束が強くなったと言う流れだったので、そうか。これでいいのか。

 

これでいいのだ。

 

はい。と言うことで私としてはブログでも散々、書いてきましたが、とにかく演者さんたちの演技、その違いや個性みたいなのがめちゃくちゃ見てて楽しかったです。

あと各ユニットの楽曲も『あぁ、やっぱりこう言う作品は、どんどん楽曲を出してくれないとね!』と言う願望を叶えてくれて嬉しかったです。

絵も綺麗だしお話も、奇をてらった感のない、ストレートど真ん中、アイドル達の成長を描いていて好感が持てました。

 

7月には初のライブイベントが開催されるのか。Anelaの2人を演じていらっしゃった斉藤壮馬さん、中島ヨシキさんも参加決定と言うことで。

『この作品で声優が初!普段はごりっごりに踊って歌ってます!』と言う方の本業でありつつ、しかしキャラを背負っているライブにもなるわけで、ちょっと見てみたい気もします。

 

アイドルものと呼ばれるジャンルのアニメ作品はめちゃくちゃあるので致し方ない面はあると思うのですが。それでも個人的には、もう少し、もう少し話題になって欲しかったなぁ、と言う気がする作品でもあります。

YouTubeの番組チャンネルでは様々な楽曲が公開されていますので、ぜひぜひ、まずは楽曲から『Unite Up!』の世界に触れてみて下さい!

 

てなことで・・・残る1作品は『NieR:Automata Ver1.1a』ですが・・・こちらももう放送スケジュールがかなり乱れているようで・・・。

仕方ない。仕方ないけど・・・だいぶ待っている気がするよ(涙)

いや、でもほんと。こればっかりは仕方ない。制作サイドの方々、どうか無理をなさらずに、でも早めに(汗)続き、お願いいたします!

なのでこちらの感想は、放送再開、そして無事、最終回を迎えた時と言うことで。

 

ここからはちょろっと冬アニメを振り返っていきましょうか。

 

すごい!たった2、3か月前のことなのに、どの作品を見ていたか思い出せない私がいる!怖い!

えー・・・2023年冬アニメとして放送されていた作品を調べつつ、あぁ、さすがに作品名見たら思い出してきたわ。良かった。

 

そうですね・・・そうだな。やっぱり『もののがたり』と『Buddy Daddies』の追い込みっぷりが個人的には印象に残っています。

特に『Buddy Daddies』はほんと、序盤は『これは大丈夫かいな』と言う不安しかなかったので、中盤から終盤にかけての巻き返し、最終回への流れはお見事の一言。結果的には『めちゃくちゃ良い作品だった!』と拍手を送りたくなったくらいです。

あとそうか。『ツルネ』だ。『ツルネ』。今でも時々、録画したの見てるけど・・・なんかもう、何回見ても『はあぁぁぁ~』ってなります。『はあぁぁぁ~』って。青春の尊さ、満載。

その他『便利屋斎藤さん、異世界に行く』の独特の雰囲気、『大雪海のカイナ』が思っていた以上にボーイミーツガール作品だったと言うことが、今、鮮明に思い出されました!

 

はい。そんな具合で『ツルネ』の感想で『青春の尊さ』と言う言葉を出しましたが。

それで言えばこの春クールのアニメもまた『青春』を描いた作品、学生さんたちを描いた、学校を舞台にした作品、めちゃくちゃ多くないですか?

なんだろ。春だからかな?

・・・って、今、調べたら、そんなに『めっちゃ多い!』と言うわけでもないのか(汗)

いや、でも個人的にはそう思いたくなるくらい、『青春の尊さ、全部、詰め込みました!どうぞ!』と言う作品がこぞって面白いのですよ、春クール。

 

眩しい・・・青春、眩しい・・・。

青春が遠い日々になってしまったこの体に、この眩しさはこたえるのだよ・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!