tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2022年春アニメ感想~その4

はい。

てなことで春アニメ感想、ラストでございます。

夏アニメも始まってますが、さてどうしたものか。

できるだけ視聴本数を絞りたいのですが・・・悩ましいっ!

 

ではでは。春アニメ感想、早速、こちらの作品からどうぞ。

・『薔薇王の葬列』

・・・1クール目で何度、途中離脱しようかと思ったのですが。2クール作品はこれだからわかんないんだよなぁ、を地で行くような感じで、2クール目から個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。面白かったってか、リチャードを中心としたケインツビー、バッキンガムとの三角関係(言い方!)が、もうたまりませんでした。

そして最終回。なんだろ。斎賀みつきさんはドラマCDからの続投で、今回、アニメでリチャードの生涯を演じ切られたわけですが。これってもう、めちゃくちゃ役者冥利に尽きることだろうなぁ、と最終回、視聴していてしみじみと感じました。なかなかこうして1人のキャラクターを、ドラマCDから、更にはアニメになっても最後まで演じることって、今日日ないじゃないですか。

でもこの役は本当に、役者としての斎賀さんの存在があってこそ、と言える部分もめちゃくちゃ大きい、それこそもう運命のような出会いと言ってもいいくらいだと思うんですよ。

だからほんと、最終回、なんか生き切ったリチャードに、リチャードの生涯を演じ切られた斎賀さんの思いをも見たような気がして。そう言うのは良くない見方なのかもしれないですが、でも、それも含めて本当に胸が熱くなりました。

 

私はとにかく2クール目からはケイツビーに感情移入しっぱなしだったんですけど・・・これ最終回も切なかったよなぁ・・・。ねー・・・ケイツビーだけが、明らかに違う世界に生きている。生きている。

リチャードが見た世界には、これから向かうだろう世界には、誰あろうバッキンガムもいた。リチャードが愛した人たちがいた。

今度こそ、と願ったケイツビーの願いを、だけどリチャードが叶えることはない(私はそう思った)わけで。

誰よりもリチャードに忠誠を、純粋な愛を持ち続け、常にリチャードの後ろに控えていたケイツビー。その彼が、最後の最後に見せた、リチャードの意思に対する反抗。

あー、切ない。あの後、ケイツビーがリチャードの死を(と私は思っている)どんなふうに知ったのか。見送ることはできたのか。それともそれすらできなかったのか。

それを考えると、もうほんと切ない。

でもこう言うの嫌いじゃない(でーん)

 

はい。てなことで。もし、リチャードが両性具有ではない、どちらかの性だとはっきり区別できる体で、そして心で生まれてきていたのなら。彼は、彼女はどんな人生を歩んだのだろう。

そんなことを感じずにはいられない物語だったように思うけれど、けれど同時、あの歴史の激動の中にあっては、たとえ男性であっても、女性であっても、その人生は波乱だったのではないかなぁ、とも思うのです。

ただその中にあっても、彼は、彼女は、迷いながら傷つきながら、それでも懸命に、自身の生を生きていこうとしていったんじゃないかなぁ、とも思ったり。

 

・『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティックチック-』

・・・あぁ・・・まさしく『ウルトラマンティック』でしたね・・・。あの光景を、たとえ今後、2人の関係がどうなっていくにしても、白銀もかぐやも、一生、忘れることはないんだろうなぁ、と思うとなんかもう、胸いっぱいで泣きそうになりましたよ。なのに最後の最後、2人のキスを目撃しちゃったかれんちゃんがビーム食らって卒倒、ルカによる福音書を詠唱したシーンは、声を出して笑ってしまいました。

この作品のこう言うところ、ラブコメディ作品として緩急がばっちばちにきいているところ、本当に好き。

あと白銀会長がこの日のために、この時のためにいじらしい、いっそ涙ぐましさすら感じさせる努力を積み重ねてきたのに、それを一言、『文化祭の私物化っ!』とばっさり言っちゃうのも、ほんと好き。

・・・まぁ、確かにな。言われてみればその通りだわな(笑)

いやいや、でも良いじゃないですか。ようやく、ようやく、ですよ。ここに至るまでのいろんな思い出が作中でも流されましたけど、アニメをずっと追いかけてきていた一視聴者としても、ほんと『あぁ、あんなこともあったなぁ、こんなこともあったなぁ』とこみ上げてくるものがありました。

尊い(尊い)

 

『好き』と言う言葉を決して口にすることも、させることもなく。最後の最後まで、なに不器用極まりないことやってんだ、と突っ込まざるを得ない異例の告白シーンも、もうこの作品ならではでしょう。

でも最高にピュアピュアじゃないですか。かぐやがどれだけ白銀会長のことを思っているのか。どんなところが好きなのか。そして白銀会長も含めた生徒会での日々に、どれだけ救われたのか。

その思いがめちゃくちゃ伝わってきて、なんかもう浄化されたような気持ちにすらなりましたよ・・・はぁ・・・。

 

そしてそれと同時、文化祭を通して各キャラクターの、いろんな思いが描かれていたのも、最終回らしくて良かったなぁ。個人的にはミコちゃんが石上にキャンプファイヤーの様子を見せてもらって喜んだシーン、あそこがめちゃくちゃぐっときました。

石上は子安先輩のこと、めちゃくちゃ好きだけど・・・ミコちゃんとくっついた方がお似合いだと思うんだけどなぁ(いらぬおせっかい)

今回に関しては、完全に思考がトンチキな方向に行っちゃってた(笑)石上も、最後の最後、やっぱりかっこいいところを見せてくれたなぁ。

そして見事に、白銀先輩の策略にはまって名探偵ならぬ迷探偵っぷりを見せてくれた藤原書記も・・・その天真爛漫っぷりと言うか、単純さと言うか、疑いを知らぬ心と言うのかアホさ加減と言うのか(笑)とにもかくにも愛おしいです。

 

いつか彼女ら、彼らが大人になった時。過ぎ去りし青春の日々に刻まれた思い出として、この文化祭のことは、どんな色を放っているのか。そうして彼女ら、彼らは、どんな気持ちでそのことを思い出すのか。

40になった今、それを考えるともう途方もなく、それこそ胸をかきむしられるような切なさにとらわれるのです・・・あぁ尊い

 

てなことでアニメ3期も最終回を迎えたわけですが、その直後には新作アニメ制作が発表されましたね。更に原作はあと14話で最終回を迎えると言うニュースも発表されたので・・・これは是非とも、原作最後までアニメ化して欲しいなぁ~。

3期になっても面白さは衰え知らず。むしろ新たな感動を味合わせてくれた、まさに青春ラブコメの金字塔とも言っていい、そんな作品でしょう。各キャラクターを演じられている役者さんの演技も最高、そのチームワークの良さも作品を通して伝わってくる、本当に大好きな作品です!

 

・『くノ一ツバキは胸の内』

・・・春アニメ感想、ラストを飾るのはこちらの作品です。はい。いや最終回も実に『らしい』にぎやかさ満載で、思わずにっこりしてしまいました。最後の最後までにぎやかで、可愛らしくて。同時にツバキちゃんの中の『男』に対する気持ちの変化とか、そう言う甘酸っぱい感情も描かれていて、いや、良かった。こう言うので良いんだよ、こう言うので!

てなことでストーリーが面白かった、作画もめちゃくちゃ綺麗で、出てくる女の子たちみんな可愛かったと言うのは勿論なんですけれど、個性豊かなくノ一たちを演じていた女性声優陣にも注目!と言えるのも、この作品の大きな魅力だと思います。

 

てなことで先生除いて36人ですか。その36人のくノ一たちを演じていらっしゃった女性声優さんは、勢いのある若手女性声優さんばかり。うーん豪華!

なかなか台詞数が少ない、出番が多くないキャラクターもいたので、声優さんとキャラクターを一致させるのが大変だったところもあったのですが、それでも逐一、HPで調べて『はっはー、この方が演じていらっしゃったのか』などと毎回、楽しんでいました。

 

何でしょ。いわゆる自分の勝負声と言いますか、たとえばアホな幼女演じさせたら天下一品な古賀葵さんのアジサイとか(可愛すぎんだろう!)、クール系イケボがたまらない大地葉さんのオニユリとか(君、絶対くノ一の中でももてるでしょ!)、凛々しいお声がたまらないファイルーズあいさんのスミレとか(たまんないね!)、もう一声、お聞きしただけで『あ、これは』とわかる方がいらっしゃった一方で。

たとえば『良い演技されるなぁ。そしてそうか、こんな感じのバリエーションもお持ちなのか』と驚かされたのが、ベニスモモ役の山根綺さん。いや、山根さんに関して私が知っているのは『ウマ娘』のゲーム内でのダイタクヘリオスだけなんですけれど。でも本当はとても優しくて、努力家なのに、それを表には出そうとしない。ツンツンしていて、実力も十分で、ツバキに対してライバル心剥き出しと言うベニスモモの演技は、本当に良かったなぁ、と感じたのです。

あとアサガオ役の鈴代紗弓さんも、うまいなぁ、と。鈴代さんのお声って、いい意味でそれほど強い個性がないと私は思うのです。だからこそ、どんなキャラクターにも合わせられて、どんなキャラクターでも演じられる。その鈴代さんの声優さんとしての強みが、今回もめちゃくちゃ生き生きと輝いていた、本当に元気いっぱいで抜けていて、でも憎めない、可愛らしいアサガオがいたなぁ、と。

 

勿論、他のキャラクターを演じられていた声優さんの演技も、本当にキャラクターにぴったりで、とにかく元気!そしてとにかく、個性豊かな可愛さに溢れています。なので『勢いのある若手女性声優さんを一気に知りたい!』と言う方にもおすすめの作品です。お話としてもめちゃくちゃ見やすいのでね。

 

てなことで、原作はまだ続いているとのことで・・・これ、最終的にはどんな結びになるのかしら。個人的にはやっぱりツバキちゃんが『男』と対峙して、そこからの切ない展開も読んでみたいような・・・でも一方で、この作品らしくにぎやかに、最後の最後まで『男!』『男?』『男(怖いけど会いたいけど会ったらやっぱり怖いけど、でもやっぱり一度は会ってみたいよ!)』と言う感情の堂々巡りに翻弄されるツバキちゃんを見ていたい気もする。

あとツバキちゃんじゃなくて、いきなりアサガオが男と鉢合わせ、と言う展開も面白そう・・・どうなるんだこれ(笑)

 

とにもかくにも終始、可愛らしいくノ一たちの賑やかな日常に楽しませてもらった、そんな作品でした!

 

はい!

てなことで以上で春アニメの感想、終了でございます!

『ツルネ』も見てましたけど再放送だし・・・まぁ、いいや。一言いうなら『マサさん好き!』です。再放送で見ても、やっぱりその色気は健在だったよ・・・そして何なんだよ、あの色気と、おっさんくささのギャップがたまらんのじゃよ・・・ほんと好き。

 

さ、そしてここからは夏アニメですね。

録画機、既に何本か溜まってる。始まったばかりだと言うのに、もう溜まってる(汗)

なんとか視聴本数を10本くらいに抑えたいと思っていたのですが・・・どうやら無理そうなんだよなぁ・・・まぁ、見られるうちは頑張って視聴しようと思います。はい。

その内、夏アニメ1話~3話くらい視聴した感想記事を挙げると思うので、よろしければお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!