tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年春アニメ、大体1話視聴感想~その5

皐月賞。ソールオリエンスの末脚、凄かったですね。しかも大外からの、あの追い込み。直線に入ってからの加速っぷりは、何度見ても惚れ惚れするくらい。

で、皆さんが教えて下さったんですけど、このお馬さん、キタサンブラックの産駒だそうで。いやぁ・・・強いなぁ。

あと今回のレースでも、ジョッキーカメラが導入されており、その映像が公開されています。まだ見てないけど、わくわく。またあの、臨場感あふれる映像が見られるのだと思うと、ただただわくわくです。

 

てなことで本題です。

 

春アニメ、大体1話視聴感想、本日がラストでございます!

『大体1話』とタイトルにはありますが振り返ってみたら結局、全ての記事に挙げた感想、見事に第1話のみでした。あはは!

なんだろ。『本来ならあの作品も、この作品も1話だけでも視聴したかったのに』と言う思いもあるのですが、正直『でももうお腹いっぱい!』と言う思いがあるのも事実です。

春アニメ、マジでヤバイ(毎クール言ってる)

 

そんな具合で本日はこちらの作品の感想からです。どうぞ!

・『THE MARGINAL SERVICE』

・・・第一弾ビジュアル、キャラクター全員全裸。更に出演が発表された声優陣の豪華さで話題をかっさらった感がある本作品。

これはいやがうえにも期待が高まるってもんでしょう。と言うことで1話、わくわくしながら見てみたのですが。

 

ふむ。なんだろ。良い意味でもそして悪い意味でも、お約束を絵に描いたような第1話だったな、と言う印象です。なので面白くないことはなかったし、キャラクターも、そして物語も全体を通してはめちゃくちゃわかりやすかった。そしてここから先、この作品が描こうとしているのであろう方向性みたいなものも、とても伝わってきた。

それは良いんだけれど・・・何と言うか。せっかくこの面々を揃えたのだし、オリジナル作品なんだし、もうちょっと派手に暴れても良かったんじゃなかろうか。そんな気がしたのも事実でして。はい。

 

全体的には洋画とか海外ドラマの雰囲気。そうしたものを目指している感じが伝わってきて、そこにぴたり、とはまる声優陣の演技はさすがの一言です。何と言うか、面々が面々なだけに、台詞数は少なくてもほぼほぼキャラクターとしての人となりがわかる、と言うのも強いしありがたかったです。

2話以降はこのキャラクターたちが本格的な活躍を見せつつ、同時にキョウカイジンの目論見なんかも明らかになっていくのでしょう。そしてキョウカイジン側のCVを務めていらっしゃる声優さんも楽しみじゃないですか!

あと個人的にはブライアンとゼノのバディものとしても楽しめそう。そんな予感もひしひしとするので継続して視聴したい気もあるのですが・・・何せこの春アニメ、他に見る作品があり過ぎるのも事実でして。

うーん、悩みどころ。

 

・『六道の悪女たち』

・・・太ももは誰にでもある!

 

はい。てなことであの、良い意味で、です。良い意味で令和のこの時代に、どうしてこの作品が、こんな作品がアニメ化されたのでしょうか。びっくらこいたわ(古)。

アレか。男らしさとか女らしさの概念が大きく変わりつつあるこの時代だからこそ、『守られる少年』『守る悪女』を描いたこの作品がアニメ化されたのかしら。そうよ!真の漢気は可愛かったのよ!

よくわかんない!よくわかんないけど1話、めちゃくちゃ面白かったです。私は好き!ノリとかテンポとか演出が絶妙に古い感じ、懐かしい感じなのが最高。作画も、この作品の魅力を損ねていない、変に整い過ぎていなくて、濃くて、作風とちゃんとマッチしているのも最高。

 

ってかそもそも、もう大佐CV浪川大輔さんと課長CV石田彰さんの時点で『こんなんずっこいやん』と笑うしかありませんでした。ずっこいやん。こんな老けた高校生、いてたまるか!でも妙に『いや、でもいそう。こう言う男子高校生、いそう』と思わせるリアリティを感じさせるのが、また浪川さん、石田さんのお芝居の凄さよ。

そして主役は佐藤元さん。いやぁ、まぁ、あのもうほんと。なんだろ。お見事ね。ほんと。前々から私は常々、佐藤さんのお芝居に関しては色々と語ってきたように思うのですが今期は出演作が多いと言うこともあって、改めて、佐藤さんの役者としての凄さみたいなものをひしひしと感じています。ねー。いやぁ、うまいわ。

 

また六道くんに次々と惹かれていく個性豊かすぎる悪女たち。その彼女たちを演じられている声優さんの演技も、これ注目ですよ。1話では乱奈役の上坂すみれさん、そしてつばき役の松岡美里さんの演技を目に、耳にすることができましたが・・・どちらも可愛いの。可愛いけど、怖いの。不良として、ヤンキーとして、悪女として確かに怖いの。でも六道くんに惹かれてからは、もうただただ可愛いの。

ナニコレ。これがギャップ萌えってやつか!

個人的にはアイムの女松岡、そう呼ばれて欲しい、松岡さんの演技が見られるのがめちゃくちゃ嬉しい!松岡さんもほーんと、良い演技をされる役者さんなのよ!

今後も怖くも可愛く、優しくも激しい悪女たちが続々、登場していくと言うことで、その彼女たちを演じられる声優さんの演技も本当に楽しみです。上田麗奈さんの1人3役、果たしてどうなっているんだろう!

 

冒頭『守られる少年』と『守る悪女』と書きましたが、でも考えてみると六道くん。確かにいじめられっ子で気も弱く、喧嘩も決して強くはないんだろうけれど。でも、めちゃくちゃ熱い心の持ち主。まっすぐな心の持ち主なんですよね。

あー、ここら辺が最高にCV佐藤さんやん・・・最高・・・。

だから悪女たちが六道くんに惹かれていった、その最初のきっかけは確かに巻物の力かもしれない。でもそこから六道くんのまっすぐさ、その心根のまっすぐさ。そこに悪女たちが気づいて、そこに惹かれていく。

その辺りの変化と言うか、六道くんのまっすぐな心根と悪女たちの素直な気持ちの交流。そこから広がっていく物語。そうしたものが楽しめそうな作品だなぁ、と言う予感。これは楽しみだぞ。

 

・『推しの子』

・・・初回はスペシャルだとは知っていて勝手に1時間だと思い込んでいたら1時間30分で途中『さすがに長い。1時間30分はさすがに長い』と思ったのも事実なのですが。

1話、その1時間30分を見終えた後には『この1話の物語を、通常の尺で4話かけて放送するのと、今回のように1話として放送するのとでは印象が全然違うし、今後の展開のスピード感も違ってくるんだろうな』と思わされていました。

原作で言うと第1章を今回、放送し終えた感じなのか。

 

てなことで個人的にも楽しみにしていたし、激戦必至の春クールの中でも非常に期待値の高い作品のひとつとして挙げられていた印象がある本作品でしたが・・・いや、1話に関しては、とにかく見終わった後の満足感と、良い意味での疲労感が半端なかった。

 

何ってもう、高橋李依さんのアイよ。演技よ。なんだろ。ものすっごい偉そうな言い方になってしまって本当に恐縮、申し訳ない限りなのですが、アイと言う人物。その深い、深いところまで理解していないと、その理解の末に導き出したものが正解かどうかは別として、本当に理解していないと、こんな演技はできない。

そう思わされるほどの演技で。高橋さんと言えば私の中では、もうキャラクターの人生を生き生きと演じられる、そこに繰り広げてくれる、そんな演者さんと言う印象があって。ただただ素晴らしい、演者さんとして本当に信頼のできる方。そんな思いがあったんですけど。

 

今回のアイに関してもそうで。アイと言う1人のアイドル、1人の少女、1人の人間。その生き様の表現が、もはや凄みを感じさせるくらいで。

愛をこめて嘘を吐く。人を愛することも知らない、わからない少女が、完璧な嘘を、愛を、プライドを持って吐き続け守り続け実現し続ける。

そのアイドルとしての空虚さ、悲しいまでの空虚さ。だけど完璧な姿。アイドル、偶像として完璧なその姿。その生き様。

でもだからこそ、歌も踊りも凡庸なのに人目をひきつけてやまない、あるいは人から忌み嫌われてしまうような『何か』をまとっているその姿。

それを表現される演技は見てて、聞いていてぞわぞわするくらい、ひやり、とした何かが背筋を貫くくらいで、それだけでも打ちのめされたのですが。

 

周りが喜んでくれるから。だから嘘を、完璧な嘘、愛を完璧に吐き続けて守り続けて実現し続けてきた彼女が、アイドルとしての彼女が、最期の最期に、アイドルとしてではなく1人の人間として、母親として、本当の愛を知った。嘘が真実になった、その瞬間、その喜びを知った。そしてこの世を去っていった。

ここの演技が、もう・・・もう、見てて涙が止まらなかったのです。『あぁ。高橋さんはアイとして生き切ったんだなぁ』と、そんな思いすら胸にわきあがってきたほどで。

いやぁ・・・高橋さん、凄いわ。

 

推しの子はアイドル。偶像。でも生身の人間。そこを通して様々な人たちの熱い思いが浮かび上がってくる物語はめちゃくちゃ見ごたえがありました。

アイの物語は勿論のこと、アクア、ルビー、2人の、その転生前の人の物語もだし、個人的にはアクアに打ちのめされた有馬かなの存在が強烈。潘めぐみさんの演技も、いや『絶対、こう言う子役、いそうだよね』と思わせる説得力があってお見事の一言。

 

そしてアイの物語は幕を閉じ2章からはアイが愛した、アイを愛した子どもたちの物語になるわけですね。成長した2人の姿は勿論、新たな人物、更にはかなの姿もあって、また1章とはがらり、と異なる緊迫感溢れる物語が展開されていきそうで、ただただ期待が膨らむばかりです。

えげつないほどに描かれている、芸能界の姿。嘘が嘘で塗り固められているようなその世界の中で、アクアとルビーはどんな『本物』を掴むことになるのか。

いやぁ、続きが楽しみだ!

 

・『青のオーケストラ』

・・・1話視聴ラスト作品。再放送で視聴いたしました。本放送は日5。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』と被っているのが、なんとも惜しいなぁ。

 

主人公は千葉翔也さんが演じられています。千葉さんの、こー、ちょっと感情を内に込めている、鬱屈とした思いを抱えている少年の演技、いいなぁ。青春の瑞々しさと青臭さ、だからこそそこに付きまとっているほの暗さみたいなものが、めちゃくちゃ伝わってくるんですよね。

そしてヒロインは加隈亜衣さんが演じていらっしゃるのですが、もう加隈さんに関しては、そのお声!その可愛らしいお声が物語る部分が、めちゃくちゃ大きいのよ!気が強くて、ちょっとツンツンしていて。でもまっすぐな女の子って言うのが、もう加隈さんのお声で伝わってくるのよ。それでいてその演技力も素晴らしい方だから、今作のヒロインちゃんに関しても、もう『あぁ、あぁ』ってにやにやしちゃいましたよね。

 

そんな2人の出会いを描いたところで1話は終了。この後、2人が親交を深めていき、更にはキャラクターも増えていって物語も広がりを見せていく、と言う感じなのかな。

『青のオーケストラ』のタイトルにふさわしい、青春の青さ。オーケストラを通じて奏でられていく、痛々しさすら感じさせるほどにまっすぐで眩い青。それに彩られた彼らの物語、是非とも追いかけたい、その気持ちだけはあるのですが。

・・・さぁ、どうしたものか!

 

はい。てなことで以上をもって大体1話視聴感想、終了です!

今、調べてみたらまだ1話が放送されていない作品もあるんですけど。

 

すまん!

もう無理だ!

もうお腹は満腹だ!

 

春クール、マジでヤバイ(だから毎クール、そう言ってる)

 

多分1話だけでも20作品くらい見たのかな?

この中から視聴継続作品を絞り込んでいきます。

うーん、本当に悩ましいぞ!

 

てなことで視聴決定作品に関しては、また後日、記事にしたいと思います。

よろしければお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!