tsuzuketainekosanの日記

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2023年春アニメ、大体1話視聴感想~その2

2023年春アニメ、大体1話視聴感想、その2でございます。

4月になったと同時に放送が始まった作品もありましたが、第2週、3週に入るといよいよ本格的に放送が始まったな、と言う感じになってきましたね。

 

それでは早速、こちらの作品からどうぞ!

・『Opus.COLORs』

・・・『スタミュ』制作陣による新作オリジナルアニメ。この宣伝文句が刺さるかどうかで、そこそこその方のオタク歴、年齢がわかっちゃいそうなのがすでに怖い。でも素敵。そしてこの宣伝文句だけで、この作品がどんなノリの、どんな雰囲気の作品であるのかがうっすらわかるのも、凄いことだと思うの。

てなことで『いや、でも言うてわからんぞ!もしかしたら『スタミュ』とは違う雰囲気で攻めてくるかもしれん!』とか思ってたんですけど。あはは。本放送開始前の予告を見た瞬間『あぁ・・・『スタミュ』や・・・』となりましたよね。

そしてその後の本編のノリも『急に歌うよ~』の流れも、何から何まで『スタミュ』でございました。ありがとうございました。

 

スタミュ』を視聴されてきた私のような方々にとっては、まさしく『実家のような安心感』を絵に描いたような世界が、ここには広がっています・・・最高かよ。ただ逆を言えば、厳しい言い方ではありますが若干、新鮮味には欠けてるよね、と言う気はしないこともないです。

でもやっぱり、このノリは嫌いじゃない。そして実力、勢いある若手男性声優さんがたくさん出演されていると言うのも楽しい。言い方はアレですが『若手男性声優さんの声を耳で覚えたい』と言う方にはおすすめです。確実に勉強になるよ!

 

あと個人的にはキャラソン祭りな作品であるのもありがたいのよ・・・。作中歌は勿論のこと、EDはこれ多分、ペアのデュエットソングになるんでしょ?1話みたいに。最高じゃん。各ペアのCV担当されている声優さんの組み合わせから見ても、最高じゃん。

 

・『勇者が死んだ!』

・・・オーイシマサヨシさんのOPが気になっていたのと、加藤渉さん、既に今年、ちょこちょことお名前をお見掛けしている声優さんですね。この方の演技を見てみたく1話、見てみました。

 

まずオーイシさんのOPです。楽曲のタイトルずばり『死んだ!』なのですが。いや、また思いのたけは後日、書きますが。改めて、改めてオーイシさんのシンガーとしての、そしてまたアニソンシンガーとしての特異っぷりを見せつけられたような、そんな楽曲だと思いました。凄いわ。

 

で、です。この作品、ざっくり説明すると『むっちり太もも大好きなトウカ(CV加藤さん)の魂が、不慮のアクシデントで死んでしまった伝説の勇者、シオン(CV土岐隼一さん)の蘇った体に移されてしまう』と言うお話です(どんな話(笑))

Bパート以降は『外面はシオン(死体が蘇った状態だから臭うし顔色も頗る悪い)だけど、中身はトウカ』と言う状態なのですね。

 

それでこの作品のえらいところは、これ以降、外側のシオンが喋る時は土岐さんが、そして内側のトウカが喋る時、モノローグなどですね、この時には加藤さんがCVを務めていらっしゃる、その細かい演じ分けを2人の声優さんに任せているところなのです。

いや、これは『よくやった!天晴!』と個人的には思いましたし、演者さんとしてもこれは楽しいだろうけれど面白い、演じ甲斐のある作品だろうなぁ、とにまにま。

 

また凄いのが、加藤さんと土岐さんのお声。全然、似てないんです。Aパート、それぞれが『トウカ』『シオン』として喋ってる時のお声は、全然、似てないんです。ところが『トウカとシオンが一心同体になっちゃった!』ってなったBパート以降になると、良い意味でおふたりの演じ分けが、ほとんどわからない。厳密に言うとわかるんです。わかるんですけど、大きな違和感がない。致命的な違和感がない。だから作品の世界、キャラクターとしての存在が壊されていない。

それでいて内面のトウカは相変わらずゲスいし、その内面に振り回される外側のシオンも、結局はゲスい台詞しか口にしないわけで、そこに違和感が生じないこの加藤さんと土岐さんの演技っぷりは、いやこれ、お見事でしょと感心しきりでした。

なんだろ。改めてAパートから聞いてみたけど。声は似てない。でもところどころの響きみたいなものが似てるのかな?とか思ったり。高めの土岐さんボイスを2オクターブくらい低くして、かつそこに土岐さんのお声の特徴でもある上品さ、高貴さみたいな成分抜いて、代わりにテンション高めな成分(どんな成分)を加えた感じが、トウカとしての加藤さんのお声なのかな、とも感じたのですが。

 

あとヒロイン勢の演技も楽しすぎる。このノリもハマる人にはハマると思います。原作は既に終了しているから、どうなんだろ。1クールでやっちゃうのかな?

 

・『神無き世界のカミサマ活動』

・・・榎木淳弥さんの主役率や今も凄まじいものがあるのですが、個人的に言うとそのCV榎木さんが演じられた主人公で、第一声から『ぴったり!』と感じたことってあまりない気がする私です。CV榎木さんの主人公って、と言うか榎木さんの演技って、多分、最初から『そこにいる』じゃなくて、じょじょに『そうなっていく』型の役が多い気がする、と言うのは当然ながら私の勝手な思いなのですが。

 

この作品に関してはユキトの第一声、嘆きの声を、演技を聞いた瞬間『ぴったり!はまってる!』と感じました。いいわ。無気力な感じとか。転生して以降、実は熱いものを抱えている、情に厚い青年であることがわかる部分とか最高だわ。ってかやっぱ、めちゃくちゃ叩かれてるのを目にしたりもするけど、私は榎木さんの演技、好き。

 

はい。てなことで突如、登場した怪獣だけがCGなのには思わず大笑いした本作品。事前情報から『めちゃくちゃシリアスな、シリアスかつもしかしたら不謹慎さすら漂わせているような作品』だと勝手に思っていた私は、CG怪獣にげらげら笑いつつ『なんか違う』と思っていたのも事実なのでした。

『このノリだと1話切りかなぁ』と言う思いと、しかしその『ちょっと違うノリ』の中に、時折、忍び込んでくる『これだよ、これ!これが私が期待していた感じだよ!』と言う、ひやりとしたシリアスな雰囲気。その両極端に振り回されて『うーん。どうしたものか』と悩んでいたところで、終盤のあの展開。

そしてラストの怒涛の展開に『はい、視聴決定!』となった次第です。

 

CV鬼頭明里さんのロリボクっ子、最高か。強いわ。『こんなもん!こんなもん!さして苦労しなくても簡単に信者、集めることできるでしょうよ!こんな可愛いロリで、しかもボクっ子が神様なんだぜ!』と私は思ったのですが。

そうなんですよね。そこがこの作品の肝。ユキトとミタマが生きる世界は、そもそも『神』や『信仰』『宗教』の概念すらない世界。その中で『この可愛いボクっ子は神なんです!』『信じると良いことがあります!』と言われても、『神・・・?何それ?』『信じるって、どう言うこと?え?ってか神を信じるって、え?』ってなっちゃうわけで・・・さぁ、これは大変だぞ。

 

てなことで死んだ魚の目をした青年と、可愛いロリボクっ子神様の奮闘記。始まり始まり。それに対する皇国側のキャラクター、その考えなども面白そうなんだけど・・・今、CV諏訪部順一さんのキャラクターのネタバレを食らって・・・え、何それ、そこまでアニメ化されたら、諏訪部さんのめっちゃ楽しそうな演技、見られそうじゃないの!

 

・『江戸前エルフ』

・・・『異世界からご神体として召喚されたのがエルフ。そのエルフ(駄女神)と巫女としての役割を引き継いだ女子高生の物語』と聞くと、いかにも色物的な雰囲気が漂っているように思われるかもしれません。

ってか私は少なくとも最初、あらすじを聞いた時にはそう思ってしまいました。『おうおう。とうとうご神体まで異世界から召喚される時代になったのか』と(笑)

 

ところがどっこい、1話見てみてたら。いや、個人的には『良作の予感!』と太鼓判を押したくなるような作品でした。

なんだろ。設定の突飛さを、だけどちゃんと生かしている作品。そして物語としてもしっかり作られている作品。物語で描きたいこと、描こうとしていることがぶれていない作品だな、と。いや、1話で既にそこがぶれていたら大変なんですけど。

 

温かくもまったりした雰囲気は週末、ゆっくり見るにぴったりだと思ったし、コメディ作品らしく『くすり』と笑わせてくるのも良い。あくまで『くすり』であって、その笑わせ方に無理がないのも素敵。1話のラストの『徳川家康くん』の下り、天才か。

そして異世界からご神体として召喚されたエルフ。今や駄女神となってしまったそのエルフの、エルフだからこその孤独。それが時折、垣間見える物語の構成、妙も『うまいなぁ』の一言だし、設定がしっかりと生かされているし。

 

皆から『変わらないもの』として慕われているエルフは、だけど『変わっていくもの』から1人、取り残されてしまっている。その孤独、寂しさ、辛苦が、ちらり、と。本当にちらり、と感じさせる、その塩梅がまた良い。

 

そのダメなご神体、エルフを演じていらっしゃるのは小清水亜美さん。小清水さんの声を張った、声を荒げた演技、大好きなんですけれど、今作品での力の抜けた、ふにゃふにゃお声での演技も最高。ずるいわ。

そして主人公を演じていらっしゃるのは尾崎由香さん。尾崎さんと言えば某サーバルちゃんで大ブレイクされた声優さんですが、私としてはその演技に触れるのは今作品が初めてなのですが・・・いや、もう振り回され感、等身大の女子高生の感じ、街に、かっこいい大人に憧れる、その可愛らしい感じがたまんない。

 

その主人公ちゃんが憧れる『白い人』、それが物語通して明かされていくのかなぁ、とか思っていたら・・・まさかまさかの展開。ひっそり、百合的な雰囲気もあって、私はにやにやしてしまいました。

いや、でもこれは本と良作の予感がするぞ。作画も綺麗だし。思わぬダークホース!

 

・『マッシュル-MASHLE-』

・・・だからチョーさんにこう言う役を演じていただくのは反則だってば!ずるいってば!面白くないわけがないんだから!

春アニメ・・・だけじゃもはやない感もあるのですが、大作ラインナップだらけのジャンプ作品、そのひとつである本作品です。

 

こちらボイコミにもなっていたはずで。その時にマッシュを演じていらっしゃったのは花江夏樹さんだったのです。で、今回のアニメ化にあたっては小林千晃さんに変更になって。それを知った時には『CV花江さんからCV小林さんへの変更って、結構、印象としてはがらっ、と変わる気がするなぁ』とか思ったんですけど。

いや、何だろ。マッシュと言う役。少年。シュークリーム大好きで(CV小林さんによる、シュークリームに対する愛を歌った歌の破壊力ね。可愛すぎんだろ・・・!)、マイペースで、一見すると感情が見えにくいと誤解されそうだけど。でも実はとても素直で、素直すぎるくらいの傾向もある少年に、こー、小林さんの低めのお声、ピッタリすぎやしませんでした!?

そしてその武骨、マイペースさ漂う演技と、養父を演じられていたチョーさんの、もうマッシュに振り回されて嬉しいやら困るやらの感情丸出しの演技の対比、めちゃくちゃ面白かったです。

 

ストーリーとしてもわかりやすいのですが・・・これ、私は原作、読んでいないんですけど。マッシュ、強すぎやしない?大丈夫?強すぎる主人公が出てくる作品にありがちな、強さのバランスの崩れとか狂いみたいなの、出てきてないですか?余計な心配かもしれませんが。

マッシュが、魔法をバレーのレシーブのごとく跳ね返しちゃったシーンには、笑っちゃったよ!

 

物語はこの後、マッシュが魔法学校に入学。そこでいろいろな人物に出会うことで本格的に動き出していくのでしょうね。そのキャラクターを演じられる声優さんも、実に豪華な面々。

バトル作品としての面白さは勿論のこと、武骨でマイペースなマッシュが、色んなキャラクターと出会うことでどう変わっていくのか。その辺りの青春学園ものとしての面白さも味わえそうな。そんな作品だなぁ、と感じました。

 

・『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』

・・・ただの鼻歌ですら、そのVo力団っぷりがさらけ出されてしまう。そんなCV古川慎さんのオタクが、オタク文化を守るためにたくさんのオタク、そして魔法少女たちと戦う、と言うお話です。

ってかCV古川さんのオタクヒーロー・・・時折、どうしようもないくらいの色気を発してくるの、やめてくれませんかね・・・こんなん好きになっちゃうよ・・・。ずるいわ、こんなんずるいわ・・・。

 

理不尽な弾圧にオタクたちが一致団結して戦いを挑む、と言う物語はこれまでにもあったような気がします。本作品でアナーキーちゃんを演じているファイルーズあいさんが出演されていた『逆転世界ノ電池少女』もそのようなストーリーでしたよね。

ただ本作品はそこに『魔法少女』と言う要素を組み合わせた作品なわけですが・・・1話見た限りだと、もう別に魔法少女じゃなくても良いような気もした(笑)

 

オリジナル作品らしい『好き!』『これっ!』と言う制作側の思い、それが詰めに詰め込まれた1話だったと思います。ただそれだけに、ちょっとテンポが悪かった、悪かったと言うか乗り切れていなかった感が無きにしも非ずで。

状況設定の説明とか吹っ飛ばしてもっともっと突っ走っても1話なんだし、こう言う作品なんだし良かったんじゃないかなぁ、と言う気もしたのですが。

 

ただ古川さん、ファイルーズさん、そしてブルー役の愛美さん。1話では登場されていませんが、残りの1人、ピンクを演じられる黒沢ともよさん。更には共に戦うオタクたち、彼らに対抗する敵側のキャラクターを演じる、個性豊かすぎる声優さんたちの演技、怪演。それも含めて、回を重ねるごとに絶対に面白くなる。そんな予感は強くある作品なので・・・うーん、1話できるには惜しい気がするから、もう少し様子見!

 

・『女神のカフェテラス』

・・・謎の光炸裂!全部見たい場合はブルーレイ買ってね!『そうはならんやろ!』の嵐、嵐、嵐!いいぞ!こう言う作品のお約束、開始早々、見せつけられたぞ!

『こう言う作品(開始早々、謎の光が炸裂する作品(どう言う説明)で水中雅章さんが主人公を演じられるって新鮮だよなぁ』とか思ってたんですけど、実はそうでもないわ。水中さんの出世作異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』もそうだったわ。そうだったわ!

個人的にここのところ、武骨で不器用、男らしい役で水中さんの演技に触れてきていた私としては、しかしこの作品での水中さんの演技。またこれ、役者としての新たな一面を見せていただいたようで新鮮だったし『やっぱうまいなぁ』と感じさせられました。いや、でも『クールでプライドも高い』でも『情が深い』ってキャラクターであるころに、CV水中さんである理由を感じた気がする。あとやっぱり声が良い。声が良い!

 

てなことで出てくるヒロイン5人が全員正ヒロイン候補。この記事を書いている段階ではまだ放送されていないのですが『六道の女たち』と連続してみたら、いろいろ違いがあって楽しそうだと思いました(笑)

5人の少女たちを演じる声優さんも、良い意味で『いつもの方々』ではないのも新鮮。でも当然ですが、それぞれの演者さんの声、そのものの魅力が生かされつつも、演技によってしっかり、1人1人のキャラクターが表現されているのが最高でした。

・・・山根綺さんの声帯はほんと、どうなっとんのや・・・。あと鈴代紗弓さんが、CV鈴代さんで安心しました。もはや職人芸の域に達してきていないか、鈴代さんのこう言うキャラクターの演技。

 

と言うことで『お約束』てんこ盛りの作品です。謎の光、全員、正ヒロイン候補の個性豊かな少女たちに振り回されたい方は、この作品によっといで!

 

よし。その2はここまでにしておきましょうか。

週末に放送される作品数がえげつなすぎて笑うしかないんですが、とにもかくにも春アニメ大体1話感想、まだまだ続きます。

その3もよろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!