tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年冬アニメ、大体1話視聴感想~その2

さぁさぁ、どんどん消化していかないと録画機の残り時間が足りないよ!

たまらんね。この追い詰められている感じ(笑)

 

2023年冬アニメ、大体1話視聴感想、その2です。

『大体1話』と言うのは、記事がアップされている時点では1話以降が放送されていると思う、だけど記事においては1話視聴時の感想である作品が多い、と言う意味です。

その辺りはアバウトに行って下さい(土下座)

 

ではでは。本日はこちらの作品からです。どうぞ!

 

・『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』

・・・気にはなっていたけれど正直、視聴するつもりはなかった。なんですけど、PV見てみたらあまりにも面白かったので『ええい!やはりここは1話だけでも視聴しておかねば!』と言う気持ちで視聴してみました。

結果。めちゃくちゃ面白かった。いや『面白そうだなぁ~。面白いだろうなぁ~』と言う、ある程度の気持ちはあったけれど、1話に関してはその気持ち以上の面白さでした。いや、これは嬉しい誤算だ。

 

てなことで設定勝ちと言う部分もあるのかもしれませんが。とにかく、その設定勝ちの肝を握っている実況の遠藤くんと解説の小林さん。この2人を演じる石川界人さんと花澤香菜さんの演技力が、素晴らしいこと素晴らしいこと。石川さんの圧の強い実況声、キャラクターの生真面目さ際立つ演技。花澤さんの可愛らしい声、そしてゲームや登場するキャラクターたちに対する愛が暴走する演技。この2人の実況と解説を聞いているだけでも、もうめちゃくちゃ面白かったし、ぐいぐいと物語の世界に引き込まれていきました。

一方、ゲームの世界のキャラクターもとても魅力的。そしてその魅力的なキャラクターを演じられている声優さんたちの演技も、ハマり具合が半端なくて素晴らしかったです。特にほんとはとてもピュアピュアで優しい子なのに、素直になれなくてツンツンしちゃうリーゼロッテ役の楠木ともりさんは、いや、ほんとうまい。抜群のツンデレ匙加減!平民でありながら魔法が使えちゃったゆえに、リーゼロッテ達と関わることになったフィーネ役の富田美憂さんも、もう第一声から可愛い!

ジークヴァルト役の中村悠一さんの演技は、もうずるい!これはずるい、ずるいぞ、ジークヴァルト!(CV石川さんボイスで)

また彼女たちを取り囲むイケメンたちも、実に個性的。かつ彼らを演じていらっしゃる声優さんの布陣も、これ、めちゃくちゃわくわくしませんか!?サブキャラだからこその、ちょっと個性的で、クセのある演技が楽しめるのだと思うと、早く彼らの物語も見たいぞ!

 

あと・・・リーゼロッテとジークヴァルトの恋の模様は勿論ですが、現実社会での、遠藤くんと小林さんの恋模様が発展していくのかどうか、と言うのもこの作品の見どころなんでしょうね。

そう言う意味ではげらげら笑いつつ、同時、様々な恋模様に胸をきゅんきゅん、にやにやさせられるような作品なんだろうなぁ。あぁ、これは続きが楽しみだ。

 

・『アルスの巨獣』

・・・オリジナル作品。ビジュアルやあらすじなどを見た限りではありますが、とても重厚で骨太なファンタジー作品と言う印象を受けたので、楽しみにしておりました。

てなことで1話の印象ですが・・・そうだなぁ。そつなくまとまっていたな、と言う印象です。これからの壮大な冒険を予感させるような、まさしく始まりに相応しい物語だったな、と。ただ個人的には、もう少し『がつん!』と来るようなインパクト、印象が欲しかったなぁ、と言う気もしたかな。

この辺りはオリジナル作品の難しさですよね。うん。1話です。まだ1話です。なので全然、慌てる必要はないわけですが(当たり前だ)、それでも、オリジナル作品の1話と言うには、ちょっとおとなしかったよなぁ、と言う気もしてしまいました。はい。

 

ただ絵は綺麗でしたよね。そしてめちゃくちゃ動いていた。あと各キャラクターの立ち位置や、どんな思いを抱えているのかと言った部分もしっかりと伝わってきました。

あれね。田丸篤志さんは、『キャラクターによっては石田彰さんに聞こえる時がある!』と思っていたのですが、この作品でもそうでした。非常にクセのあるキャラクターを、クセのある演技で演じていらっしゃって、いや、見てて面白かったです。

羊宮妃那さんの透明感あふれるお声、森川智之さんの、くたびれていてもやはりかっこいいお声。そして芹澤優さんのあざとさたっぷりのお声。それぞれの演技、その掛け合いの楽しさみたいなものも魅力的でした。この先、たくさんのキャラクターが登場するようなので、彼ら、彼女らを演じられる声優さんの演技も楽しみだよなぁ。

さぁ、てなことで続き、どうしようかなぁ。この冬クールでなかったら、もう少し様子見と言う判断なんだけどなぁ。何せ見る、見たい作品が多いので・・・うーん、でも気になるのは確かだしなぁ。迷いどころだ。

 

・『シュガーアップル・フェアリーテイル

・・・ドラマCDでは、シャルは櫻井孝宏さんが演じていらっしゃったんですって。私は、そのCV櫻井さんのシャルを聞いたことがないので、あくまで推測です。推測以外の何物でもないのですが。

CV櫻井さんから、テレビアニメにあたっては水中雅章さんに変わったと言うのは、とても意外な気がしました。おふたりの低音の域みたいなものって、多分、1オクターブくらい違う気がするし、何よりおふたりの低音から感じるイメージって、個人的には正反対のような気がするんですよね。

CV櫻井さんの場合、ツン、クール、あと皮肉。そう言うものがまず来る。小馬鹿にされている感が強い(笑)。なんだけどその後に、その裏側に隠されている優しさが来て、胸がキュンキュンなる。

対して水中さんの場合、とにもかくにも男らしい無骨さが来る。無骨さ、男らしさ。なんてか話を受け付けてもらえない感が強い。なんだけどその後に、不器用な優しさ、温かみが来て、胸がキュンキュンなる。

いや、このCV変更は面白いなぁ、と心底、感じさせられました。そして水中さんのお声、演技、やっぱり最高です。もう声が良すぎる。演技が素敵すぎる。なんだろ。ちょっと癖があるお声だと思うんだけど、その癖すら、キャラクターの無骨なまっすぐさみたいなのになっているのが素晴らしいと思います。あぁ、耳が幸せ。

そして主人公、真面目で正義感が強くて、自立を目指す女の子、アンを演じていらっしゃる貫井柚佳さんの演技も、めちゃくちゃ良い。ともすれば『良い子過ぎて嫌な感じ』になっちゃうアンちゃんを、実にまっすぐに、可愛らしく演じていらっしゃって、見ていてめちゃくちゃ好感しかなかったです。

あらすじ見た限りだと、この先、アンとシャルの間には甘酸っぱい感情も芽生えるみたいですけど、なんだろ。貫井さん演じるアンには、その説得力しかないとすら感じたと言うか。『そりゃ、こんな一生懸命で熱くて、頑張り屋な女の子。シャルみたいな無骨な男は、惚れるしかないわな』と納得しかないと言うか。うん。

 

はい。そんなこんなで楽しみにしていた作品のひとつでしたが、いや、もう、こちらも期待していた以上の面白さでした。絵の綺麗さ、そして人間と妖精、使役する側とされる側の歪な関係、その残酷さやシビアさ。また自立を目指すアンの、まっすぐな熱い思い。そうしたものが実にバランスよく描かれていたお話。そして先程も書きましたが、アンとシャルの掛け合い、ひいては貫井さんと水中さんの演技の掛け合いも、最高でした。目で、耳で、心で素直に楽しめた、そんな1話だったなぁ。

あと妖精のミスリルを演じていらっしゃった高橋李依さんの演技も、インパクト大でした。今期は高橋さん、縦横無尽のご活躍ですね。

 

アンとシャルの変わっていく関係性、キュンキュンしちゃうような恋模様。そして過去なんかを軸にしながらも、人間と妖精の、この物語の世界では当たり前になっている『使役する側とされる側』と言う残酷な関係性。その変化や、それがもたらす様々なドラマなどを描いていく、と言う感じなのかな。

ミスリルの本格的な登場は勿論、前野智昭さんや寺島拓篤さん、鈴木みのりさんと言った演者さんが演じられる魅力的なキャラクターの登場。そして彼ら、彼女らと共にアンとシャルが繰り広げる物語、そこに対する期待と楽しみがますます膨らんだ1話でございました。

 

・『Buddy Daddies』

・・・オリジナル作品。楽しみにしていた作品のひとつです。バディものとして『リコリス・リコイル』になるのか。それとも制作陣的に『Charlotte』『神様になった日』『東京24区』になるのか。前者だと良いですね、ほんとに!

はい。てなことで1話です。なんだ。放送前からそんな予感はしていたけど、なんかもう『あぁ、狙われてる・・・私のような妄想逞しい層が狙われているっ!』と言う気がひしひしとした1話でした(笑)。いや、だってもう・・・CV豊永利行さんのわけありな過去を持ったオカンキャラ、そしてCV内山昂輝さんの生活力皆無のイケメン殺し屋、その2人が同棲している。おまけに4歳の女の子を引き取って、慣れない育児に奮闘していく。でも2人は殺し屋。だからその生活には、人生には、常に予期せぬ『別れ』の香りが濃厚に漂っている・・・って、もう最高やん。最高やん(五体投地)

ってか甘やかしすぎだよ、一騎!何だかんだと言いつつ甘やかすから、零も成長しないんでしょうが!あとほんと、なんで猫はダメで人間の女の子は良いんですか!(猫好き過激派(笑)) 

 

はい。いや、でもそれぞれのキャラクターを演じられている豊永さん、内山さんの演技は、やはりと言うべきか、さすがでしたね。それぞれ、こんな言い方は良く無いかもしれませんが、得意とされているような、これまで数多く演じられてきたようなキャラクターを演じていらっしゃった。なのでちょっとおかしな言い方にはなるかもしれませんが、1話以前の、それまでの2人の歴史、バディとしての、居候関係の歴史、関係性も透けて見えるような。そんな感じすらした次第です。

そしてミリちゃん役の木野日菜さんの演技。もうめちゃくちゃ可愛かった。周りに4歳児がいないからよくわかんないけど、なんかもう、女児リアルさが詰めに詰め込まれていた、それでいて実に自然な演技だと思わされました。

CV森川智之さんの、眼鏡のイケメンも好きです(告白)。

 

てなことで『狙われてる!』感がひしひしした1話だったのですが、勿論、それだけじゃなく。何と言うか全体的に緩急のきいたお話だったなぁ、と言うのも感じました。

一騎と零のバディものとしての会話の妙。ミリちゃんと言う、想定外の存在に振り回される面白さ。そう言う部分と、そんな3人の生活に付きまとっている別れ、あるいは平凡な生活の破滅。幸せが、平凡が、穏やかさが幻想以外の何物でもなかったと突き付けられる瞬間が、常に傍にあると言うシリアスさ。ミリちゃんの存在、正体そのものが孕んでいる危うさのようなもの。そうした相反する要素が、うまーいこと混じり合って描かれていたなぁ、と。

なのでどうなんでしょ?この作品もまた、途中でがらっ、とシリアスが濃厚になるのかな。そこからどちらに舵を切るのか。そこが個人的には楽しみにしたいところであります。はい。最終的に2人が、九棋さんから切られても、何の不思議もないぞ!

あと今のところ、HPでも紹介されているキャラクターがこの4名のみなんですよね。でも物語的に考えても、この4名で済むわけはないでしょうから。新キャラクターの登場、そのCV、そしてそれぞれがどんなふうに関わっていくのか。そこからどんなドラマが生まれるのかも楽しみにしたいところです。

 

はい。てなことで本日はこの辺りで終了といたしましょうか。

ちなみにこの時点で放送枠から外れた『TRIGUN STAMPEDE』が気になっています。配信もあるようなので、こちらもなんとか1話だけでも見てみたい。

 

・・・いや、これやっぱ冬アニメ。

2022年秋アニメの比にならないくらい豊富でしょ。

おかしいよ、これ!(歓喜)

 

てなことで2023年冬アニメ、大体1話視聴感想、まだまだ続きます。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!