さぁ、始まりました!
2023年冬アニメ!
てなことで本日からお送りいたします、2023年冬アニメ、大体1話視聴感想記事です!
『大体1話』です。
実際に記事をアップする頃には1話以降が放送されている作品もあるでしょうし、もしかしたら1話以降、視聴している作品もあるかと思います。
が、細かいことは気にしないで下さい(にっこり)
『大体1話』の感想です。
人生、アバウトさが大事(でーん)
てなことで大体1話視聴感想記事のテーマは、ずばり『手あたり次第、とりあえず視聴できるだけ視聴した』です(笑)
そして個人的には2022年秋アニメの印象から、できるだけ原作ものよりはオリジナル作品を多く見ようと思って視聴作品を選んでいます。
ではでは、早速、スタートでございます!
・『トモちゃんは女の子!』
・・・ヒロインであるはずのトモちゃん演じる高橋李依さんの声より、男の子を演じているはずの天崎滉平さんの声の方が可愛い(笑)
そんなこんなで2023年冬アニメ、トップバッターを飾ってくれたのはこちらの作品でした。個人的に楽しみにしていた作品です。
いや、PV見た時から『おっ!』とちょっと驚きもありつつ楽しみにしていたのですが、トモちゃん役の高橋さんの声の、演技のはまり具合が素晴らしいこと。高橋さんの新たな代表作、代表キャラクターになりそうな気が、個人的にはしているくらいに、そのお声、演技には魅了されてしまいました。ボーイッシュでかっこいい、だけど内に秘めている乙女心がきらきらしているのが伝わってくる、その様が実に可愛い。
高橋さんもデビュー当時からずっと、そのキャリアを追いかけている声優さんのおひとりですが、いやほんと。いい役者さん、素晴らしい役者さんですよね。なんてかこー、役への向き合い方、作品への向き合い方が、演技を通して伝わってくる演者さんと言うか。うん。
そしてCV石川界人さんの淳一郎・・・罪作りな奴め・・・おのれ・・・とか思いつつ、いやいや、でもこれ、雨に濡れて透けたトモちゃんの制服を前にした反応を見る限りだと・・・ふへへ、これ淳一郎、相当、トモちゃんを意識しないように頑張ってる感じですよね。ふへへ。可愛い。トモちゃんも、淳一郎も、どっちも可愛い。
その他のキャラクターも1話にして既にどんな子なのか、それが声優さんの演技によって伝わってきて、なんかもう、1話以降のお話。彼女ら、彼らのキュンキュン、賑やかなお話がありありと想像できるのも最高でした。あとはキャロルちゃんのみか。彼女の登場も、今から楽しみだ。
てなことで、いや、良いですね。キュンキュン、にやにや。とても爽やかで、まっすぐな物語が楽しめそう。そう素直に感じられた1話でございました!
・『ツルネ』
・・・あぁ幸せ・・・弓が好きな君たちが好き。もうずっと見てたい。弓が好きな、弓を引きたいと言っている君たちが、私は好き。もう君たちをずっと見ていたい。ってか、何ならもう、私は弓になりたい。彼らに引かれる弓になりたい。矢になりたい。
あと皆、弓のこともそうだけど、マサさんのこと好きすぎ。そんな、皆が大好きなマサさん、私も大好きで、1話で登場した瞬間。番組開始約17分後、片肌露にして弓を引くマサさんが画面に映し出された瞬間『あぁ、これで4月までの3か月、私は生きる希望、糧を得た』と身震いするような思いがしました。
そしてそんな中、やっぱりマサさんに対してはいろんな思いがあるのでしょう。葛藤を隠そうともしない静弥が、ただただ愛おしかったです。1話、策士っぷりが際立ってたね。そして相も変わらず、湊セコムだったね、静弥。可愛いね。市川蒼さんのさ、ほんと、ちょっと癖のあるお声の、ちょっと青春の葛藤的な表現をされる演技、たまらんね。なんかもう、ぞくぞくする。最高だと思う。
ありがとうマサさん。ありがとう『ツルネ』。ありがとう京都アニメーション。
はい。そんなこんなで、いや、なんだ。楽しみにしていたってか、見ないと言う選択肢はない感じで、当たり前のように、息をするように見たんですけど、始まった瞬間、何と言うか、もう居住まいを正さずにはいられないような。身が引き締まるような、そんな思いになりましたよね。うん。ある意味、新しい年の幕開け、冬アニメに相応しいような、冷えて、でも爽やかな熱を孕んでいる凛とした空気。それが『絵』として描かれていて、そして画面を通してこちら側に吹き付けてくるような、そんな気持ちにさせられました。
さすがは京アニだ。もう本当に素晴らしい。素晴らしいの一言。
そして、いや、なんかもう、1期を経ての湊たち5人の関係性の変化とかが、ただただ見ていて微笑ましかったです・・・可愛すぎるよ・・・。妹尾ちゃんたち女子部員も可愛いよ・・・可愛い・・・私も風舞高校弓道部に入りたい・・・はう・・・。
なんでしょ。もう青春の、ありとあらゆる感情をひっくるめた果ての、瑞々しさ。それが詰めに詰め込まれているような1話だったな、と。見終わった後、ただただ至福のため息しか出てきませんでしたよ、ほんとに。ラスト、明らかにクソデカ感情こじらしているCV福山潤さんのキャラクターも、もう最高だった。ってかほんと・・・なんなのこのイケメンしかいないパラダイス・・・眼福。
あと、当たり前のことなんですけど。1話。冒頭のシーンと、マサさんの言葉を受けて皆が矢声を発したじゃないですか。あれが、当たり前なんですけど、本当に1人1人のキャラクターが発した、それぞれの矢声、それぞれの気合いの入れ方、それぞれの弓への向き合い方が出ていた発声で『声優さんって凄いな』と思いました。当たり前なんですけど。
はぁ~・・・てなことで、もう1話で既に胸いっぱいだ。それがこれから3か月も続くのかと思うと・・・はぁ・・・至福・・・生きる・・・私、頑張って生きる・・・。
・『文豪ストレイドッグス』
・・・もう第4シーズンですか。その人気の理由もわかると言うか。『ツルネ』もそうだったけど、この作品に関しても、とりあえず作品が始まって、何をどうこう思うよりも、もう視覚から入ってくる情報だけで『絵が綺麗。とても綺麗(うっとり)』って思わされていて、それでぐっ、と画面に、作品にひきつけられているんだよなぁ。
秋アニメ感想記事にもちょろっと書きましたが、やっぱりアニメにおいて作画は重要な意味を持つ。特に1話、『さぁさあ、これからこの作品の物語がスタートしますぜ!』と言う1話においては、正直、作画の如何がどれだけ視聴者を掴むかどうかにかかっていると言っても過言ではない気すらします。うん。いや、まぁ、『ツルネ』やこの作品に関しては続編ものなので、もうある程度の視聴者数は掴めるわけですが。
それでも『だからこそ』と言うか。続編に期待されるだけのクオリティを裏切らない、十分に満たしているだけのクオリティがそこにあるわけで、その象徴としての、この作品で言えばボンズの作画は『いや、お見事』の一言でした。
なんだろ。凄い極論、暴論とすら自分でも思うんですけど。なんかもう音声消して、絵だけ見ていても、ひとつの作品、鑑賞物としての楽しみを感じさせてくれるんだもんな。でもって、そこに個性豊かなキャラクターの生き様、そして彼ら、彼女らを演じる声優さんたちの熱演が加わって、絵とそれらが互いに互いの魅力を高め合うわけだから、いや、そりゃ面白いに決まってるよなぁ、と。
で1話。個人的には14歳、江戸川乱歩少年を演じていらっしゃった神谷浩史さんのショタボイスにめろんめろん(死語)でした。いや、なんだ。神谷さんもほんと、なんかすごい声を出される時がありますよね。うん。乱歩ボイス、可愛らしさもあるんだけど、でもそれだけじゃない。大人になった彼にそのまま引き継がれているような傲岸不遜な部分とか、一筋縄ではいかない部分とか。そう言う部分も伝わってきていたのが、また凄かったです。諭吉さんも、乱歩と組んじゃったのが運の尽きだったんだよ(苦笑)。
あー、そんな具合でどうしたものか。見たい気はあるんですが・・・この豊作冬クール、できれば続編物よりかは新作を優先したい気もあるので・・・迷いどころです。
・『スパイ教室』
・・・こちらも楽しみにしていた作品です。身も蓋もない言い方をするとCV梅原裕一郎さんの、その魅力やら破壊力やら存在感、あるいはその力みたいなもの。それをまざまざと見せつけられた、そんな1話だったなぁ、と言う感じです。
梅原さん演じるのは、本作の主人公。ってかそうか、彼が主人公なんだな。リリィちゃんではないのか。でもそうか、リリィちゃんを主人公にしたら、他のスパイの少女たちの物語の時とかにややこしくなるもんな。はい。
話を元に戻します。本作の主人公、クラウスを梅原さんは演じていらっしゃいます。長髪で少し物憂げな瞳が印象的な端正な男性。何事も『何となく』感覚的にこなしてしまう、こなせてしまうと言う天才であるため、卓越した技能を持つ一方で、それを他者に教えるのは壊滅的。なんだかよくわからない、前衛的と言うのはこういう芸術のことを言うのか、としか凡人の私には言えないような絵を描いている。
『お前は長嶋茂雄さんか』と突っ込んだのは、私だけではないはず。ある程度の年齢層の方なら、そうツッコまずにはいられなかったはずです(笑)
そして極め付きは、口癖が『極上だ』です。
そう、このクラウスと言う主人公。ギリギリなんです。創作物のキャラクターなのだから野暮なことを言うつもりはないけれど、それでももう、何と言うか、ギリギリ。設定のてんこ盛り具合とか、それによって一歩間違うと、それこそ『いや、単なる長嶋茂雄さんやん』と突っ込まざるを得ないんです。あるいは嫌みたらったらの存在になりかねないのです。多分だけどこの人、人気ないでしょ?
なのにそれが、そんなキャラクターが、CV梅原さんの声、演技によって、そのギリギリラインで踏みとどまり、それどころか逆に、そのギリギリっぷりがキャラクターとしての魅力になっているのが、これもう凄いな、と。
そのクールさも、天才なところも。嫌みたらしさがありながら、しかし完全な嫌みにはなっておらず、クラウスと言う青年の魅力になっている。あるいは妙に間の抜けているところも、教えるのが壊滅的と言うところも、ギリギリのところで、彼のチャームポイント的な味わいになっている。
常々、ブログでも書いてきましたが、私は梅原さんと言う声優さんは、その声が発せられた瞬間に、ある一定のキャラクター性を物語ってしまう。その声を聞いた人間に、ある一定のキャラクターの性格などを想起させる。そんな声、魅力を持たれている声優さんだと思っています。
その梅原さんの声優としての強みを、本作品の1話では改めて、めちゃくちゃ堪能させられた、実感させられた次第です。はい。凄いね。
そしてこのクラウスの、不幸にして教え子になってしまった(笑)スパイの少女たちを演じる7名の女性声優さんの豪華さも、大きな話題になりましたよね。1話で既に『あ、この子はあの人が演じていらっしゃるんだな』とわかる方もいらっしゃれば、いつもの印象とはちょっと異なる声、演技の方もいらっしゃって、その個性の出方の違いなんかもめちゃくちゃ面白かったです。
てなことでスパイの少女7人VSクラウスの真剣勝負。それがひいては、個性豊かなキャラクター7人を演じていらっしゃる、人気、実力ともにトップクラスの魅力的な女性声優さん7人。その7人を、1人で相手にする(笑)CV梅原さんの、その声、演技力の戦いのようにも個人的には感じられてわくわくします。
・『REVENGER』
・・・タイトルはこれ、英語表記が正式なのかしら?それともカタカナ表記が正式なのかしら?タグの付け方に迷うわ。
そんなこんなでこちら、個人的に楽しみにしていた作品です。オリジナル作品なので、その楽しみ具合はまたこれ、原作ものとは違った感じと言いますか。
で、1話。いや、もう期待した通りの面白さでした。一言で言うなら、皆さん、イメージされるかもしれませんが『必殺仕事人シリーズ』です。あの作品が好きな方なら、絶対に楽しめること間違いなしです。
ってか良いですね。『オリジナル作品はこうでなくっちゃ!』が詰まっていた、そんな1話だったと感じました。制作側が描きたいこと、訴えたいこと、それがストレートど真ん中で描かれていた。うん。
ちゃんと悪人側が苦しんで死んでいく、その描写があるのも良い。残酷だなんだと、何かとうるさいこのご時世にあの描写を出したところに、制作側、ちゃんとわかってる、って感じです。1人の1人の殺し方、悪人との向き合い方、成敗の仕方にも個性が出ていたのも、やはり『必殺仕事人シリーズ』を彷彿とさせているようで、個人的には好感大でした。やっぱり、こうじゃなくっちゃね!
そして本作で主役を務められているのは笠間淳さん!いや、もう最高。武士として、人として、あまりにも純粋であるがゆえに、騙され、取り返しのつかないことをしてしまった、その愚かな誠実さ、誠実な愚かさ。不器用さ。その果て、やっとの思いで果たした復讐すら、思いもしていなかったような結末を招いてしまった不器用さ。そこから来る身を焼くような後悔、怒り・・・そうした感情の演技が、もう静かなんだけど熱く、隠微な様もありつつだけど直情的でもあって最高でした。
あと本作品でも、やっぱり梅原裕一郎さんの声の力は絶大でしたね。ある種、雷蔵を演じる笠間さんの声と、彼を利便事屋へと引き込んだ幽烟を演じる梅原さんの声が、共に色気を孕んでいながら対照的であるのも、めちゃくちゃ面白いなぁ、と感じました。
この辺り、今後、雷蔵と幽烟、2人の男性が胸に秘めている思いであったり、目指すものであったり、信じるものであったり。そう言うものの違いとなって、より鮮明になっていくのかなぁ、と思うと、ますます今後への期待が高まるばかりです。
1話の最後。雷蔵の許嫁さんがああなった、そのことを幽烟は見越していたのか否か。そう考えるとこれほんと、最終的には2人が対峙する・・・ってこともあり得るのではないでしょうか。幽烟はキリスト教?を信仰しているようだし。その辺りも絡んでくるのかな。あぁ楽しみ。
また金元寿子さん、武内駿輔さん、葉山翔太さんの演技も、個々が演じられているキャラクターにぴったりとはまっていて、それぞれが最高の持ち味を出されていて見ていて、聞いていてめちゃくちゃ楽しいです。いいなぁ、なんか、こー、戦隊もので言うところの黄色とか緑とか。そう言う役どころで、声優さんのクセのある演技を見られるのって、個人的にはめちゃくちゃ楽しいんだよなぁ~。
2話以降、大塚芳忠さん、子安武人さん演じるキャラクターも出てくるだろうから、いや、もうその演技も楽しみで仕方ありません。
てなことで、基本的には悪を成敗する雷蔵たちの姿を痛快に、残酷に描きつつ。しかしそれだけでは終わらなさそうなのが『ストーリー原案・シリーズ構成 虚淵玄』に期待してしまうところです。
エンタメ作品としてど真ん中を描きつつ、同時、雷蔵たちをはじめとするキャラクターの、どうしようもない人間としての生き様。不器用な生き様。それがぶつかり合う様子。あるいは『悪とは、正義とは』『苦しみからの救いとは』と言った普遍的なこともシリアスに描いてくれるのだろうと思うと、いや、これはもう本当にこの先も楽しみ!
はい。てなことで2023年冬アニメ、大体1話感想その1、終了です。
6千文字オーバー(遠い目)
4作品で6千文字オーバー(遠い目)
ちなみにこの時点で『お兄ちゃんはおしまい!』と『お隣の天使様にいつの間にか駄目にされていた件』が、録画被りで見られていません。
でも何とかして、とりあえず1話だけでも視聴したいので頑張ります。
頑張ります(どーん)
てなことで大体1話視聴感想、まだまだ続きます。
よろしければ引き続き、お付き合い下さい。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!