さぁ、今日から『アイドルマスターSideM』7thライブの横浜公演、スタートですよ。
私は配信で参加する予定ですが。
本日・・・明日、出演予定の深町寿成さんと駒田航さんがサプライズで出演されて、梅原裕一郎さんと『VOY@GER』披露されないかなぁ、と期待している。
ワンチャン、ないかな、と期待している。
梅原さんが出演されるんだぞ!
この機会逃したら、次、いつになるかわからないじゃないか!
生きてる内に見たいじゃないか!
だから期待している(期待している)
まぁ、あれか。梅原さんだけオリメン、他2人は違うメンバーで、と言うのもそれはそれでアリだよなぁ。
はい。てなことで本題。
毎クール恒例の記事、昨日の男性声優さん編に続いて、本日は女性声優さん編です。
いつもは『演技が印象的』と言うくくりで語る方を選んでいたのですが、今回から『演技は勿論だけれど、とにもかくにも秋クールにおいて、今、私が語りたい声優さん!』と言うくくりで語る方を選んでいます。
『演技が印象的』と言うくくりが、どうしても個人的にしっくりこない、その感情が回を重ねるごとに大きくなっていったので、このような感じになりました。
はい。
と言うことで早速、まいりましょう。
この方からスタートです。
・稲垣好さん
・・・『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ!!-』にて主人公のせるふちゃんを演じていらっしゃいます。あと『機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、ふくよかな体形で男子からもてもてのリリッケちゃんも演じていらっしゃいます。そして私は知らなかったんですけれど『ウマ娘』のコパノリッキーも稲垣さんだったのですね。
ま、コパノリッキー、私の所にはいませんけど(ちーん)
いや、あのね。以前『アニゲーイレブン』にご出演されていらっしゃったんですけど。もうね。めちゃくちゃ可愛い方なの。番組MCの和氣あず未さんも、その可愛らしさにめろめろになられていたんですけど。なんかもう、ほんと、可愛いの!可愛いの!見ててにこにこしちゃうような、そんな可愛らしさに溢れた人なの!
で、せるふちゃんですよ。せるふちゃんも、もうめちゃくちゃ可愛いじゃないですか。でもその可愛らしさとかせるふちゃんの性格とかって、一歩、匙加減を誤ると、ものすごくわざとらしくなってしまう。そして『なんやねんこいつ』とイライラを覚える、そんな恐れもあると私は思うんです。
だけどもう稲垣さんの演技もお声も、微塵もその恐れを感じさせないほど、とにかく自然で、自然に可愛らしい。のんびりしていて、妄想大好きで、ドジで生傷絶えなくて、見ていてハラハラするけど、とにかく可愛い。
そんなせるふちゃんを、本当にあそこまで自然に、せるふちゃんとして表現されていることが、もうただただ素晴らしいなぁ、と感心しきりなのです。
ぶっちゃけ、主人公であるせるふちゃんを稲垣さんが演じられているからこそ、本作品の魅力がそのまま見る側に伝わってくる。そう感じさせるくらいに、とにかく稲垣さんの演技、最高。
稲垣さん・・・どうか売れっ子になられても、そのままのあなたでいて・・・。気持ち悪いオタクでほんと、申し訳ないけど。ほんと、あの純粋さと素朴さが輝いているような可愛らしさは、見てて汚れた魂が浄化されるような思いがしたのよ・・・。
・市ノ瀬加那さん
・・・で『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ!!-』にもご出演。また『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にて初の少女パイロットであるスレッタちゃんも演じていらっしゃる、今期、大活躍の市ノ瀬さんも語りたい。
市ノ瀬さんのお声って、個人的なイメージとしては『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ!!-』のぷりんちゃんのような、すっ、としたお声。それがイメージとしては強かったんですけれど、ただ今まで演じられてきたキャラクターを振り返ってみても、そのお声を武器に、クールなキャラクターは勿論のこと、それ以外の様々な性格のキャラクターを演じてこられた。
そしてそのキャリアの新たな1ページとして加わったのが『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のスレッタちゃんだと思うんですよねぇ。うん。
ぷりんちゃん。可愛いよね。うふふ。あのつんつんしちゃってるところ。どんどん、自分から離れていっている(とぷりんちゃんは思い込んでいるけれど、実は全然、そんなことないんだけどね!)せるふちゃんに対して、どうしても素直になり切れない部分。その、見ていていじらしくなるような、繊細で複雑で、でも本当はとても単純な感情、その表現の演技が本当に良いなぁ、と思うんです。
で、一方のスレッタちゃんです。『またしても何も知らないスレッタ』毎話、放送後、この単語がトレンド入りするくらいに(笑)、とにもかくにも激動の物語に、人間関係に翻弄されているっ!、そしてモテにモテているっ!と言うスレッタちゃんなのですが。
翻弄されながら、でもひとつずつ、確実に何かを得ている。それを糧にして、少しずつ、確実に成長を遂げている。そしてどれだけへこたれても、くじけても、逃げたとしても、絶対に芯の部分では折れない、その強さ。弱虫な部分と、精神的にとてもしなやかで、ぐっ、と力のこもった強さ、相反するそれを持ち合わせている少女を、伸びやかに演じていらっしゃるよなぁ、としみじみと感じさせられます。
市ノ瀬さんに関しては冬クールから放送が始まる『あやかしトライアングル』にてヒロインを演じられることが決定していますね。うふふ。ちょっとエッチなあやかしラブファンタジー!そこで市ノ瀬さんが、ヒロインとして(まぁ、作中『ハレンチ巫女』なんて呼ばれるようなヒロインですけど(笑))どんな演技を見せて下さるのか。作品共々、楽しみですね。
・Lynnさん
・・・いや、なんか市ノ瀬さんを挙げた後にLynnさんを挙げたら『『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のコンビで片付けようとしてるだろ!』と怒られる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないのです。偶然です。
とは言え同作のミオリネ、最高ですよね。7話で窮地に立たされたスレッタちゃんを前に『私があんたを守ってあげる』でしたっけ?そこからスレッタのお母さんに言われた言葉を思い出しながら、それでも力強く前へと進んでいく。その後、憎くて憎くてたまらない父親に対して、それでも自分のため、スレッタのために助力を求める行動を起こした。あそこ一連のシーン、私見ていて、もう涙がぶわっ、と滲んできまして。はい。
ミオリネと言う1人の少女。彼女がスレッタに出会ったことで、こんなにも成長して、こんなにも変化した、その証のようなシーンでしたよね。彼女の言葉、歩み、表情、そのどれもが本当に力強くて、もう本当に胸が熱くなってぐっ、と来たのです。
で、Lynnさんの演技も最高。柔らかさのある市ノ瀬さんと対になるような、キャラクターの対称性を表現しているような、とても凛としたお声、ミオリネの感情を表現される演技には心惹かれるのですが。
Lynnさんもまた私の中では『最初にCVを知らないと、まず誰だか当てることができない』声優さんのおひとりでございます。
私だけでしょうか?凛とした、一本、芯の通ったようなお声はされていますが。語弊を恐れずに言えば、それほど特徴的なお声ではないと私は思うんですよねぇ。なので本当にわからない。Lynnさんだと気が付けない。そしてだからこそ、声の力に頼らない演技力、表現力と言うものを感じさせられるのです、Lynnさんの演技には。
なんかミオリネの演技を耳にしていると、CVを明かされていない時のLynnさんのキャラクターやその演技が思い出されて、そして『声優さんって凄いなあ』としみじみと、何度も感じるので、なんか語りたくなった次第でございます。
今期、同じように感じた方がもうおひとりいらっしゃいまして、それが和氣あず未さんです。和氣さんは『アニゲーイレブン』で毎週、そのお声、多分、地声を聞いているのですが、やはり可愛らしいお声ではいらっしゃるけれど、そんなに個性が際立っているお声ではないのでは、と勝手に思っています。
なのでいろんな作品でCV和氣さんだと知らないまま、演じていらっしゃるキャラクターを見たり聞いたりすると『おおっ、和氣さんが演じていらっしゃったのか!』と驚くことが多いのです。
夏クールの『よふかしのうた』のハツカと『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ!!-』のたくみを同じ人が演じているなんて、信じられないですよね。
うふふ。
はい。と言うことで4名の方についてやんややんやと語ってまいりましたが。他にも語りたい方はいらっしゃるので、男性声優さんの時同様、手短に語ってまいりましょう。
まずは『チェンソーマン』でマキマを演じていらっしゃる楠木ともりさん。5話でしたっけ?デンジの手をいろんなことを説くシーン。あそこの演技、天才かと思った。天才かと思った。なんかもう、色んな感情からくる鳥肌がぶわっ、と立ちました。
ポジティブな解釈違いである『アニメ』の『チェンソーマン』。それにふさわしい、新たなマキマが、だけど原作通りのマキマが、楠木さんの演技によって生まれているような気すらします。
それから『夫婦以上、恋人未満。』の大西沙織さん。いや、あれだ。大西さんこそ、本当に声に特徴のない、だからこそどんな役でも確実に演技で表現される声優さんだと私は思うのですよ。いや『声に特徴のない』と言う言い方は失礼極まりないと思うんですけど(土下座)、でも声に特徴がないからこその強み、役者としての面白さもあると思うのです。
で、この作品での大西さんのお声、演技は、とにかく可愛い。なんだあのピュアピュアギャル!可愛すぎるぞ!ギャルってみんな、あんななのか!?あの囁き声とか、もうたまらんですよね!うん。可愛い。何てかほんと『大西さんって凄いなぁ。声優として、なんてか面白い存在だよなぁ』と思うのです。
また『後宮の烏』で初主演を務めていらっしゃり『ぼっち・ざ・ろっく!』にもご出演中の水中朔さんも語りたい。なんだろ、やっぱりちょっと、こー、クールと言うか、落ち着きのあるお声を得意とされているのかな、と言う印象を受けるのですが。
だからこそ『後宮の烏』の寿雪が、年相応の少女らしさを見せた時の演技。あそこには胸がきゅんきゅんしちゃうのですよ。めちゃくちゃ可愛いし、なんだろ。高峻と出会うまで、彼女が抱えてきていた、押し付けられてきていた孤独。そうしたものが浮かび上がってくるようで、胸が切なくなるのです。
そしてラストは佐藤利奈さん、ジェーニャさん、ユリン千晶さんを挙げておきたい。
萌えと暴力を描いた異色のお仕事アニメ『アキバ冥途戦争』にご出演中のお三方ですね。
佐藤さんとユリンさんの演技に関しては、なんだろ。もうメイドとして、人間として、『その生き方』しかできなかった、自分に許してこなかった、そんな女性の生き様の強さとどうしようもない悲しみ。それがひしひしと伝わってくるようで、ほんと、胸が熱くなるし切なくなるのです。
ってかユリン千晶さんって、『もしかして『スペース☆ダンディ』で、頭の軽い毒舌ハニーを演じていらっしゃった、あのゆりんさん?』と思って調べてみたら、その通りでした。
いや、ハニー、もとい本名、レディ・ノーブラ(ほんとなんだってば!)の時のお声は違い過ぎて、もはや驚くしかないわ。
広島の呉ご出身と言うことで、愛美さんの広島弁も本当に迫力、生々しさがあったし、愛美さんの生き様。それが演技でひしひし伝わってきて、彼女の死のシーンは、本当に目に涙が自然と浮かんできました。熱かったわぁ~。
そしてジェーニャさん。当たり前だけれど作中、怒涛の勢いで披露されたロシア語の圧倒的な生々しさと流暢さ。それがこの作品の勢いの良さと相まっているようにも感じられて、ゾーヤさん登場の回は、非常に印象に残っています。
なんでしょ。愛美を演じられたユリンさん然りですけれど、やっぱりその言葉、言語を長きにわたって口にされてきた方。その言葉、言語と共に生きてきた方が話すその言葉、言語って、良いですね。演技なんだけれど自然で、一気にそのキャラクターのこれまでの人生とか、その心情とかがこちらの心にも湧き上がるように感じられると言うか。そんなふうに思います。
ゾーヤを演じられることが明らかになった際の、ジェーニャさんのコメントも胸熱でしたよね。
はい。てなことで、この記事恒例の締めで終わりましょうか。
毎クール、毎クール、様々な演技を見せて下さっている声優さんには、ただただ感謝しかありません。
あなた方の演技に触れることで、私の感情は正しく生かされている、そんな気すらする今日この頃でございます。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!