tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2022年秋アニメ感想~その4

はい。そんなこんなで2022年秋アニメ感想、ラストでございます。

先に書いておこう。

異世界おじさん』は、ごめんなさい。

待てませんでした。

誰が悪いわけでなく、仕方ないとは言え・・・本作品に関しては、ほんと、放送時期がえらいことになってますね。

元は夏アニメだったはず、ってか夏アニメだったわけですが・・・気が付いたら、最後の最後、1話は冬アニメに突入しちゃいそうですよ。

いやぁ~、アニメが予定通りに予定通りの話数、放送されるって、当たり前のことじゃないんだなぁ、と改めて気が付かされたような思いです。

予定通りに予定通りの話数、放送するために尽力して下さっている関係者の方々には、改めて頭が下がる思いです。

 

はい。そんなこんなで感想、まいりましょうか。

まずはこちら。

・『チェンソーマン』

・・・正直に言おう。最後まで見てない。途中で止まっている。理由はふたつ。ひとつは配信での視聴だから。テレビ録画だと『あぁ、早く消化しないと後の予約が録画できなくなっちゃう』と言う、見なきゃと言う気持ちが出てくるものなのですが。配信だとそれがない。それがなくて『ま、また後で見られるし』となっちゃって、なった結果がこの有様です。

私の中では、姫野さんはまだ生きていらっしゃいます。

 

そしてもうひとつの理由。面白くないことはない。ないんだけど・・・うーん、どうでしょう、どうでしょう。なんか違和感と言うか、『これも素敵なんだけど、でも私が期待していたのはこういう感じじゃないんだよなぁ~』と言う感覚が、回を追うごとに大きくなっていったと言いますか。

更にその感覚が大きくなっていった結果『どうにも演出とかが鼻につき始める』と言う事態になったわけです。

 

これ以上は何も言わない。何も言わないけれど、要は好き嫌いの問題だと思います。『お腹いっぱいになることを期待して、がっつり系の定食が出てくると期待して入った街角の食堂。しかし出てきたのは、食堂の外観からは想像もできないくらいにおしゃれなコース料理だった。美味しかった。でもこれじゃない』

そんな感じです。

続きは、その内、見ようとは思っていますがわかりません。何度も言うように、好き嫌いの問題。私は、どうも受け付けなくなってきたと言う話です。はい。

原作のある作品のアニメ化って、成程、こう言う難しさもあるのか、と。ここに来て気が付かされたような、そんな気もしています。

静止画である漫画を、どう動かすか。どんなテンポで、どんなタイミングで、どんなふうに動かすのか。そう言うのってほんと、制作サイドによってめちゃくちゃ変わってるんだろうなぁ~。

 

ただ声優さんの演技は、あの作り、あの演出、このアニメの『チェンソーマン』だからこその素晴らしさがあって、このアニメの『チェンソーマン』においては大正解だと思います。

 

・『恋愛フロップス』

・・・楽しすぎる思い出があって、だけど、その思い出を共に作り上げてきた人との別れが眼前に迫ってきた時、別れが決定的なものになったその時。別れの怖さ故に、その人と出会わない方が良かったなんて、思うだろうか。

そんなことをふっ、と考えさせられました。

そしてその答えを、シンプルな答えを、とびきりの形で見せつけられたような最終回だったと思います。

やっとやっと素直になれた2人。一緒にいたい。ただそれだけの思いを最後の最後、大切な時に口に出せなかった2人の、その不器用さが、健気さが、でもめちゃくちゃ切なかったし、めちゃくちゃ理解できた。入院中に、朝がやって来るからって目の下を隠すためにお化粧するシーンとか、もうめっちゃ泣いた。

だからこそ、やっとやっと、最後の最後に素直になれて一緒にいることができて。夢を叶えることができて。

純愛やな。1話の、あのベタ過ぎるおバカでえっちなラブコメハプニングラッシュからは想像もできないくらいに(笑)、純愛でしたね。うん。

 

げらっげら笑わされた前半からは想像もつかないくらいに、最終回、泣かされました。そう言う点では『アキバ冥途戦争』と同じく『やられたなぁ』と言う感じです。

 

はい。そんなこんなで個人的には『オリジナルアニメが熱かった!』秋アニメらしい作品のひとつだと思います。

 

主人公やヒロインちゃんたちが置かれている状況、世界は果たして、と言うのが前半のひとつの肝。で、明かされたそれは、まぁ、ある程度は予想通りだったと言う方も多かったのではないでしょうか?さほどの目新しさはなかったと言うか。仮想空間、架空の存在。AIと人間。果たして彼女たちの感情は、それもまた作られたものでしか、プログラミングされたものでしかないのか否か。

 

でも前半の賑やかさ、バカバカしさ、ベタさ。そう言うものがあったからこそ、後半のシリアス展開が個人的にはめちゃくちゃ胸に来たし、前半の朝と彼女たちの物語が、また違った色や重みで胸に迫ってきたと言うか。

突拍子もないように見えた彼女たちの言動にも、しっかり意味があった。理由があった。だからこそ、その彼女たち1人1人が消滅していくシーンは、めちゃくちゃ切なかったし、泣いた。

 

おかしい。『アキバ冥途戦争』もこの作品も、泣かされるような、泣くような作品ではないはずだ(笑)

 

そう言う意味では構成がうまかった作品だなぁ、と言う印象もあります。前半の振り切り具合を、後半にしっかり生かした作品と言うか。前半があったからの、それを受けたからの後半、そのシリアス、ドラマ性が一層、生きてきた作品。それでいてその後半によって、前半の物語の意味もまた変わって見えてきた作品。うん。何より、登場人物1人1人、その思いが、より輝いて、強く訴えかけてきた作品になっていたよなぁ~。

 

最後も良かった。あのまま、一抹の切なさと寂しさを抱えたまま終わり、と言うのでも、それはそれで余韻があって良かったと思うのですが。

でもやっぱり、ご都合主義よと言われても、この作品には個性豊かでぶっとんでいて主人公のことが大好きすぎる女の子たちと、彼女たちに振り回されてへとへとになりながらも、彼女たちを大切に思っている主人公の姿が似合うのです。

 

はい。そんなこんなで・・・以上ですか?秋アニメの感想は。

機動戦士ガンダム 水星の魔女』と『僕のヒーローアカデミア』、そして『ブルーロック』は続きがあるので、全てが終わってから感想、お送りしたいと思います。

ってか『ブルーロック』は、なんか1クールものです!って言われてもおかしくないような終わり方だったような気がするんですが・・・続き、まだありますよ。ふふ。

 

どうでしょうか?秋アニメ。

私は何度も書いていますが、始まる前と終わった後の今では、ずいぶんと印象が変わった、そんな感じのするクールでした。

始まる前は『チェンソーマン』や『BLEACH』などの原作ものが強い、そして面白そうと言う印象だったのですが。

蓋を開けてみたら、勿論、それらも面白かったのは面白かった。けれどそれ以上に『アキバ冥途戦争』や『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』『恋愛フロップス』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』と言ったオリジナル作品が、めちゃくちゃ面白かった。想像していた以上に面白かった。

なんか『どや!これがオリジナルアニメやぞ!』と言うのを見せつけてくれるような作品ばかりで、個人的には『いや、胸熱やわ!』と嬉しくなりました。はい。

 

やっぱオリジナルアニメは、こうでなくっちゃね。原作がないからこそ、少々、尖り過ぎているくらいの方が良い。『これが!描きたいの!』と言う濃度100%、やりたいようにやっちゃっているくらいの方が楽しいです。

まぁ、それでハマらなかったら悲惨ですけど(遠い目)

 

そんなこんなで行きつく間もなく、冬アニメが始まりますね。わくわく。

こちらも1話視聴次第、感想記事をアップしたいと思いますので、よろしければ引き続きお付き合い下さい。

さぁ、果たしてどの作品が人気を集めるのか。楽しみだなぁ~。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!