AnimeJapanのステージ、昨日、配信で追っかけ追っかけ見ていたんですが。
これ、ほんと、出演スケジュール綱渡り的な方もいらっしゃって。『10分前まで別ステージに出ていて、走ってここに来ました!』と言う方、次のステージまで20分しかないと言う方も見られて『うわぁ・・・売れっ子さん』と、うっすら感動すら抱いたくらいです。
確かに大変ではあるだろうけれど、いろーんな作品のいろーんな舞台に引っ張りだこになると言うのは、役者としてはめちゃくちゃ嬉しいことだろうなぁ。
てなことで、今回、この記事にお名前が出てきた方も、皆、売れっ子さんになっちゃえ!そんな思いでいっぱいでございます。
毎回、書いていますが『何をもってメインとするのか』の基準は曖昧です。
一応ウィキで調べて、出演歴に太字でキャラ名が書かれていれば『メイン』と言う認識をしていますが、アイドルものなど『メイン』のキャラがそもそもとして多い場合などは例外的に扱っていることもあります。
結論、その時々によると言うことです。
てなことで春アニメ。男性声優さんも、そして後日、お送りする女性声優さんも、純粋に『初メインです!』と言う方が多い印象があります。
なのでこんな前書きをだらだらと書いている場合ではないのです!(知らんがな)
ちなみに。春アニメ、男性声優さんに関しては割と出演本数がばらけているなぁ、と言う印象を受けました。
ただメインじゃない、サブ、キャスト欄で言えば5番手、6番手あたりに鳥海浩輔さんと逢坂良太さん、河西健吾さんのお名前が多く出てきているのは確かです。いいなぁ、メインは勿論、こう言う脇を固める役を任せられると言うのも、実に素敵ですよねぇ。
ではでは、早速まいりましょう。
春アニメで初メインを演じられる男性声優さんのご紹介、スタートはこの方からです!
・夏目響平さん
・・・『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のアニメにてプロデューサー役を演じられます。梶裕貴さん、八代拓さんなどがご所属のヴィムに所属されています。
ウィキを見る限りだと、アニメの初出演が2020年。コロナ禍真っ只中アフレコ世代だ。なので単純計算で行くと、今年で芸歴としては4年目なのかな?個人ではまだ、SNSも開設されていないっぽいです。いや、開設されていなくても全然いいんですけど。
過去の作品を見ると、私が見ていたアニメ作品にもメインではないものの名前付きの役で出演されていらっしゃいましたが・・・すまぬ、まったく思い出せぬよ(土下座)
『アイドルマスター』作品のプロデューサー役です。声優としては、細く長く続いていく大きな役を任せられたと言っても過言ではないでしょう。
そして『シャイニーカラーズ』のアニメに関して言えば、既に続編も決定しています。全ユニットをアニメで描くつもりならば、その先、3rdシーズンの制作もほぼほぼ確実なわけです。羨ましいね!
『ミリオンライブ!』のアニメPに抜擢された中村源太さん。同僚の方との名刺交換会、ライブ後の打ち上げ配信にも参加と、本当にP関連のお仕事に引っ張りだこと言う印象があります。そしてその度、泣いていると言う印象があります(笑)
そう言うことを踏まえると、今後、夏目さんの姿、お声を『アイマス』関連で見かけることも間違いなく多くなるんだろうなぁ。そしてそれが徐々に『アイマス』以外の作品でも増えていくんだろうなぁ、と私は勝手に期待しております。
てなことでいくつかの動画を見てみました。第3章公開記念舞台挨拶の動画を見た印象としては『クセのないイケボ』、そして『同僚の皆さんからも愛されそうな、実に爽やかで生真面目そうな雰囲気を持った方』と言う印象を受けました。
中村Pの時も思ったけど、この『同僚の皆さんから愛されそう』って言うの、本当に『アイマス』のアニメ、そのP役さんには絶対的に求められる部分だと思うのです。
新人声優さんらしい緊張感がありつつも、しっかり場を盛り上げつつ、語彙力あるコメントでしっかり自分の思いを語られていた姿が、実に頼もしい!
これはあれか。八代さんや浦和希さんが出演されている配信番組で鍛えられてきたからかなぁ?
一方、アニメ本編のP役としてのお声、演技も動画で視聴いたしましたが・・・あぁ、あの、ちょっと765Pの赤羽根健治さんを彷彿とさせるような感じがあるなぁ、と私は感じました。本当に、耳に、すっ、と馴染んでいく、青年らしい爽やかさと、Pさんとしての熱量、優しさ。そう言うものを感じさせるお声。
そしてあと、めちゃくちゃ瑞々しい。その瑞々しさがあるから、シャニのアイドル達。彼女たちの『アイドルとして、私は、どうありたいのか』と言う愚直なまでの真摯な迷い。そこにしっかり寄り添おうとする、そんなPの姿が、既に私にはひしひしと感じられています。
このPになら、私の王子様、白瀬咲耶も任せられるわ・・・!
なお夏目さん。いろいろ調べていくうちにたどり着いたサイトでは『自分の中で一番フレッシュだなと思うところは?』と言う質問に『心根』と答えられています。
単純、私はこの回答を見た時『凄いな』と思いました。凄いわ。
フレッシュな心根を武器に、素敵にシャニのPとしても、それ以外の役でも、どんどんとブレイクされるのを期待していますぞ!
・渡部俊樹さん
・・・第1期から計算すると実に16年ぶりの新作アニメとなる『黒執事 寄宿学校編』、こちらから登場するP4の1人、エドガー・レドモンドにて初メインを演じられます。
阪口周平さんやバトリ勝悟さんと同じ、アクセントに所属されています。ウィキを見る限りだと、吹き替えで活動されてきた経歴が長い方と言う印象を受けました。
『黒執事 寄宿学校編』のアニメ化決定が発表された時から『P4は誰が演じるんだい!』と、それはそれは盛んにCV予想が行われていたような気がします。
で、エドガーに関して言うと、その華やかで実に麗しい見た目。そして優雅で格調高い雰囲気。余裕すら感じさせるような鷹揚で寛大な性格。そう言う部分もあってのことでしょう。予想では、華やかでカリスマ性を感じさせるとある声優さん(あえて内緒にしておきますが)のお名前を挙げていらっしゃった方が非常に多かったように思います。
そしていざ、P4を演じられる全CVの方が発表されたのですが・・・正直、まことに失礼ながら、私はこの中で渡部さんのお名前だけ知らなかった。なのでエドガーの見た目、情報から、ある程度の声の方向性みたいなものは掴めたものの『じゃあ、渡部さんと言う方の、実際のエドガーとしてのお声はどんな感じなんだろう?』と、それはもう興味津々でキャスト解禁ボイス入りPVを視聴したのですが。
『ぴったりんこ!』ときゃぴきゃぴしたくなるくらいでしたよね。ええ(どんな)
『ぴったり』じゃないんです。もうそれを通り越しての『ぴったりんこ』なのです。
1回、視聴しただけで、そりゃもう、にやにやが止まりませんでしたよね!
華やかさ、格式の高さ。そこからくる風格ある余裕。おっとりとしている部分。そう言うものがしっかりと感じられる、エドガーの、あの美麗なビジュアルに負けていない、実に華やかで気品のあるお声。そして個人的には、華やかで気品があるお声ながらも、どこかしっかりとした太さや深さ。男性のお声だからこその魅力。それが感じられるお声なのも最高だな、と思ったのです。
単に華やか、気品、鷹揚さだけを感じさせるお声ではない。太さや深さがあるからこその、何かしらキャラしての含みみたいなものが感じられるのが、もうこれ最高。
ちなみに渡部さんご自身も『黒執事』の大ファンでいらっしゃるとのこと。今回の『寄宿学校編』のアニメに関しても、1人のファンとして単純に喜ばれていた。ところが縁あってオーディションに参加することになり、結果、オーディションで初めて勝ち取った役として、キーパーソンの1人であるエドガーを演じられることになった。
その喜びを、CV決定発表の際にもツイッターで呟かれていましたが、いやぁ、素敵な話ですよね。
『そう言うのは役柄とは、演技とは関係ないでしょ』と言うご意見はご尤もなのですが、やっぱりこう言う話は何度聞いても胸が熱くなるものです。素敵素敵。
あとこのP4。順当にアニメが続いていけば『青の教団編』では、アイドルとして歌って踊る姿を拝むこともできるのですよね。
それが単純に見たいので、どうか『黒執事』、ここからもアニメ制作、続いてほしいです!
てなことで、エドガー役を気に、渡部さんの知名度がうなぎ上りになっていくのは間違いないことでしょう!
アニメへの出演経歴が少ないからこそ、ここからどんどん渡部さんのお声、演技の魅力が広がっていってブレイクされるのが楽しみです!
・丹羽哲士さん
・・・まったく同じ漢字で同姓同名のチェーンソーアーティストの方がいらっしゃいます。なので最初、単純に『何と!声優の傍ら、そんな一面も持っていらっしゃるのか!』と混同してしまいました。別人でございました。
『喧嘩独学』にて主人公、志村光太を演じられます。初メイン。『Helck』でも名前付きの役を演じていらっしゃいましたが・・・すまぬ・・・まったく記憶にない(土下座)
関智一さんや榎木淳弥さん、木村昴さんなどと同じアトミックモンキーに所属されています。
クラスメイトと殴り合う様子が動画で世界中に配信されていた。ところがそれが思わぬ反響を呼び、動画再生数が金になることを知ったために、プロのいじめられっ子として、次々と格上の相手に喧嘩を挑んでいく。それが丹羽さん演じられる本作の主人公でございます。
母の入院費用を稼ぐために貧乏生活にも、そしてスクールカーストの最下層でいることにも、絶望を抱きながらも耐えてきた彼が、喧嘩と言う手段で成り上がっていく。動画配信で、自分をさらけ出していくことで成り上がっていく。
その爽快さ。あるいは熱さ。それを丹羽さんがどんなふうに演じられているのか。
そしてまたこのアニメ。主人公を取り囲むキャラクターが大勢いて、いずれも個性が強めなのですが、そちらを演じられる声優陣がめちゃくちゃ豪華。
人気、キャリア、そして実力、いずれも揃った、まさしく『猛者!』と呼ぶにふさわしいような方々の中。新人の丹羽さんが主人公として、その演技でどう存在感を示されているのかも、私としてはとても楽しみなのです。
てなことで早速、ボイス入り動画を視聴してみました。ちなみに、コミック宣伝のボイス入りPVでは、同役は小野友樹さんが演じていらっしゃいました。
そのイメージもあって『おお、予想していたより高い感じ?』と意外性もありつつ。線の細いお声、そして微塵も強さを感じさせない(笑)そのお声、喋り方がまさに『スクールカースト最底辺。貧乏にあえぎ、いじめられていて、何ひとつ希望を見いだせない』主人公の内面、それがそのまま表現されているように感じられました。
この作品の主人公だからこその、誰からも、また同じような境遇にあえいでいる人から共感を得やすい。思わず応援したくなるような、そんなお声であり演技で、これはもうナイスキャスティング!
そしてだからこそ、ここから主人公が這い上がっていく。プロのいじめられっ子として配信と言う手段でのし上がっていく。その主人公の変化、もみくちゃになりながらも鍛え上げられていくその精神、それが丹羽さんの演技で、お声で、どう表現されていくのか。そこがもう、めちゃくちゃ楽しみ!熱い作品が丹羽さんの演技によって、アニメならではの熱さに彩られていくこと間違いない、と既に勝手に確信しています(笑)
『喧嘩独学』に出演されている石川由依さんが、作品の魅力に触れつつ、そしてそれを入れ込みながら実に丹羽さんに対しても愛のあるコメントを寄せていらっしゃいます。
猛者役者さん達にもまれながらも、石川さんのコメント通り、主人公、志村くん同様、役者としての丹羽さんの成長。そしてブレイク、楽しみにしておりますよ!ってか、そうか、まだ23歳か!親に感謝されるなんて、なんて孝行息子!
・細田健太さん
・・・モンスター界最弱(まぁ、作品によってはそうでもないこともあるのですが)の存在、ゴブリン。そのゴブリンに転生してしまった主人公が、前世での特殊能力と知識を武器に、仲間たちと共に成り上がっていく姿を描いた『Re:Monster』にて、ミノ吉を演じられています。
浦田わたるさんや佐伯伊織さんなどと同じスワロウの、準所属でいらっしゃる細田さん。成程、アニメでは確かに初メインかもしれません。が、この方のお名前、私、見たことある。
そうです。『カリスマ』にて7人のカリスマの1人、猿川慧を演じていらっしゃいます。
このコンテンツ、全然、触れたことはなかったのですが。触れたことがない私ですら『なんか凄いらしい』『クセになるらしい』と言う、その雰囲気だけはひしひしと感じていたくらいには、何かと話題になることも多い、そんなコンテンツと言う印象があります。
せっかくなので細田さんのことを調べるにあたって、いくつかの楽曲を聞いてみました。成程。確かにクセになりそう。『カリスマ1週間』の中毒性、半端ないね!『カリスマピクニック』のMVも凝りすぎじゃない、これ!
エクスタシー!
『カリスマっていいな』、もはや日本の名曲と言っても過言ではない楽曲に、なんてアレンジを加えてくれてんだ!(笑)
はい。てなことで話を元に戻しますと。『Re:Monster』、最初は皆、ゴブリンなんです。でもそこからだんだん変化を遂げていく。なので見た目のビジュアルも変化していくのですね。
細田さん演じられるミノ吉も、主人公同様、最初はただのゴブリンだった。ところが最終的にはオーガ、大鬼に変化していきます。その見た目通り、主人公を上回る純粋な戦闘力の高さで、主人公の心の友として、また良き相棒として活躍していくと言うキャラクターです。
『カリスマ』で、先に細田さんの猿川慧としての歌声を聞いて。そして本作品のボイス入りPVでミノ吉としての細田さんのお声を聞いたのですが。
猿川の場合だと、おそらくは彼自身の、ちょっとツンツンした部分。その感情が入り混じっているがなり声。そしてミノ吉の場合だと、純粋に力強さ。不器用で物を考えるのが苦手だからこその、圧倒的な力強さ。それを感じさせるがなり声。それがめちゃくちゃ魅力的な声優さんだなぁ、と感じました。
そしてがなり声でない部分のお声も、私としてはめちゃくちゃクセになるお声。すごい好きな声かもしれない。どう表現すればいいのかわかんないけど。イケボともまた違う、独特の色を感じさせるお声。ちょっとふわっ、とした感じがあるのが最高。
あと本作品、主人公は佐藤拓也さんが演じられているのですが。その佐藤さんの、熱、力強さがありつつも、色気を感じさせるようなお声。そちらと細田さんのお声との対比もめちゃくちゃ鮮やかで、演じられる役が熱い友情で結ばれている、そしてまた良きライバルでもあると言う関係性であることを考えても、この対比は『ナイス!』の一言。
『カリスマ』を通して、既に広く知られていらっしゃる細田さん。でもこの作品を通して、ますますその活躍の場が広がることを楽しみにしております!
はい。てなことで以上、男性声優さん編をお送りいたしました。
あと冒頭にも書いたような曖昧な基準故に、そして人数の都合上、本編では取り上げなかったのですが。
『となりの妖怪さん』にて縁火山次郎坊を演じられる比嘉良介さん。あと『THE NEW GATE』でヴィルヘルム役を演じられる比留間俊哉さんも、『出演者全員がメイン』みたいなアニメ作品でメインは果たされていますが、それを除いては今回が初メインだと思いますので、追記と言う形ではありますが書いておきます。
比嘉さん、比留間さんの演技にも注目でございます!
そんな具合で次回は女性声優編をお送りいたします。
ぶっちゃけ女性声優編、めっちゃ数が多い。1回でまとまるかしら・・・。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!