『勇気爆発バーンブレイバーン』の予告、見た。
イサミが笑ってる・・・笑ってるだと・・・。
本題です。
特定の声優さんに対して、私がその方を知ったのはどの作品のどの役だったか。またどの作品、どの役で声優として意識するようになったかなどを振り返っていく記事です。
つい最近、島崎信長さんでこちらの記事をお送りいたしましたが。
『書ける時に書いておこう』と言うことで、本日もお送りします。
本日、記事にてやんややんやと語らせていただくのは白石晴香さんです!
白石さんと言えば、このブログ内でも再三、書いているのですが。
個人的には若手女性声優さんの中でも、圧倒的な助演としての強さ、存在感が光る。そんな役者さんのおひとりと言う印象があります。
『男性声優さんで言えば八代拓さん。女性声優さんで言えば白石さん』って感じです。
声の使い分け、そして確かな演技力で、どんな役でも見事に演じられる。演じ分けられる。だから事前にそうと知らなければ、役を通してだとまず白石さんだとわからない。EDクレジットを見て『白石さんだったのか!』と驚かされることがとても多い。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ではニカ・ナナウラを演じていらっしゃった宮本侑芽さん。その宮本さんの一時休養に伴い、めちゃくちゃ難しいタイミングでの代役登板となったわけですが・・・いや、事前にその旨を知っていたにもかかわらず、全然、わからなかったよ。本当に私はわからなかったよ。
EDで白石さんのお名前確認して、それでも『え?本当に代わられてた?』って思ったもん。
そして勿論、数多くの作品でメインキャラも演じていらっしゃいます。
今期の冬アニメに関して言えば、何と言っても『姫様"拷問"の時間です』の姫様がとにかく可愛い!
戦場での気高く、勇ましい姿の時の凛とした、あまりにもかっこよすぎるお声。それがあっての、そこから一転。次々と繰り出される拷問を前に、そのダメダメすぎる本性が露わになっていく際の、あの駄々っ子ボイス。あるいは拷問に屈した後の、幸せに屈した人間にしか出せないふにゃふにゃなお声。
見ていてひたすら、姫様と同じように拷問を浴びせられ、それに耐え、しかしそこに屈してしまう。その一連を味わっているような感覚に陥るのも、間違いなく白石さんの熱演があってこそだと思います。
その演じ分けが見てて楽しいの一言。そしてひとつの作品、ひとつの役で、白石さんの声優としての魅力をいくつも味わうことができる作品と言う点においても、めちゃくちゃ見ごたえのある作品だなぁ、と感じています。
更に冬クールで言えば『HIGH CARD』にて、ウェンディ・サトーも演じていらっしゃいます。一見するとクールでかっこよくて頼りになるお姉さん。しかし自我を持つ妖刀を憑依させるや否や、とんでもない戦闘狂になっちゃうと言う、その二面性の演じ分けもやはり見ていて楽しいし『お見事!』の一言なのです。
あとドジっ子モードが発動された時の演技も可愛すぎる。
はい。てなことで冬アニメも大活躍な白石さんを、私がどの作品で知って、どの作品、どの役で声優さんとして意識するようになったのか。
早速、見ていきましょう。
白石さんの声優としてのデビュー作は『コクリコ坂から』とのこと。こちらが2011年に公開された映画なのですが、キャリアとしてはそれ以前から、舞台を中心に活動されていらっしゃったのですね。
冬アニメとして放送されている『百千さん家のあやかし王子』は2015年に舞台化されているのですが、その際に主人公のひまりを演じていらっしゃいます。
で、テレビアニメとしては2012年の『カッコカワイイ宣言!』がお初と言うことなのかしら?
2014年にはスタジオジブリの宮崎吾朗さん監督作品『山賊の娘ローニャ』で、主人公のローニャを演じられました。ただ初主演となると前年、2013年の『ガラスの仮面ですがZ』の姫川亜弓になるのかな?
個人的に出世作のひとつではないかな、と思うのが2015年の『干物妹!うまるちゃん』での本場切絵かな、と思います。
ただ私としてはこの作品、見ていなかったので語りようがない・・・おっふ。
で、そこから少しずつ出演作品数も増えてきている印象があるのですが。
やはり、と言うか。この作品、この役で一躍、白石さんのお名前を知った方は増えたことでしょう。
2018年から放送がスタートされ、アニメとしての最終章の制作も発表された大人気作品『ゴールデンカムイ』のアシㇼパです!
とは言え、私はこの作品もまた見ていない・・・おっふ。アニメ1話は見たのですが・・・そこから先は見ていないので語りようがない。
ないのですがやっぱり印象としても『白石さんと言えば!』とアニメ、声優さんに詳しい方に聞いたら、多くの方がこの作品、そしてアシㇼパと言う役を挙げられるのではないかな。
それくらいに、見ていない私ですら、アシㇼパとしての白石さんの演技、そこに対する支持の高さみたいなものは感じられています。
で、私としては、この作品ですかね。同じく2018年、秋クール枠で放送された『うちのメイドがウザすぎる!』の高梨ミーシャ。
この役で『あぁ。『ゴールデンカムイ』でアシㇼパを演じていた方か』と白石さんのお名前を認識して、で、実際に作品も視聴した、そんな覚えがあります。
てなことで『うちのメイドがうざすぎる!』です。作者さん曰く『ピュア百合』とのことですが、その後に『『幼女っていいな、ぐふふ』と言う作品になってる気がします』と発言されており、アニメを見た私としても、『そっちの印象の方が強いよね。うん、強い』と言う感がある、そんな作品です。
ロシア人の血を引く小学2年生の主人公、ミーシャ。幼い頃に母親を亡くした彼女の家庭には、これまでに数多くの家政婦が雇われていました。
しかし亡き母を深く思うミーシャは、その麗しき外見を見事に裏切るがさつさ、乱暴な言葉遣い、そして嫌がらせをすることで、その家政婦たちをことごとく追い返してきていました。
ところが新たにやって来た元・空自と言う経歴の持ち主である家政婦、鴨居つばめだけは、ミーシャの言動、嫌がらせに屈することなく、それどころがミーシャに対して異常なまでの愛情を見せてきて、と言うお話です。
そしてこのつばめさん。空自時代に鍛え上げた鋼の肉体、鋼のメンタルを武器に、ミーシャとの距離を一方的に詰めていくつばめさんが、一言で言えばロリさんなのです。
筋金入りの幼女好き。ここにはとてもじゃないが書けませんが、学生時代、同性にもモテていて告白されるも『もはやドン引きやわ』としか言いようのない言葉で断り、その全てを断ってきたと言う、筋金入りの幼女好きさんなのです。
ロリってかもはや(以下自粛)
たまたま見かけたミーシャに一目惚れし、結果として家政婦として彼女に近づくことができたつばめさん。夢は彼女を愛し続けること。そして彼女と結婚することと言う。
『幼女っていいな、ぐふふ』と言う、作者さんの言葉の意味が、このつばめさんの作中における言動の数々を見ればご納得いただけるかと思います(笑)
ちなみにこのつばめさんを演じていらっしゃったのは、沼倉愛美さん。もはや変態の域に達していると言ってもいいつばめさんの幼女好き。その湿度の高さを、だけどつばめさんらしい生真面目さ、その生真面目さが滲んでいるからこその救いようのなさで、見事に表現されていた。
だからめちゃくちゃ笑ったし、『あぁ、この人、もうダメだ。完全に手遅れだ』と思わされた、そんな思い出があります。
一方、そのつばめさんを振り回しているようで振り回されている。つばめさんの、自身に対する執着、愛情の重さにドン引きしつつ、結果としてそのことによって生活、内面にも変化が訪れることになるミーシャ。
この記事を書くにあたって改めてPVを見てみましたが・・・あぁ、なんかなんだろ。ものすごい『正統派の美少女!幼女!』って感じの演技で、少し懐かしさすら感じたくらいです。
そうか・・・こんな感じだったかぁ~。どうだろ。当時は『『ザ・アニメ声!』って感じだなぁ』と思っていた記憶もあるのですが。
ただいずれにしても、沼倉さん演じるつばめさん。そのつばめさんの重すぎる愛。一方的すぎる執着に四苦八苦するミーシャを表現される白石さんの演技はただただ可愛かったし、その可愛さがあったからこそ、げらげら笑えたのは確かです。
『幼女っていいな、ぐへへ』と作者さん自らがおっしゃっている作品ではあり、確かにそうした面があるのは確かです。
ですが何だろ。百合作品でもあるので、この言葉から感じるほの暗さと言うのはなく。ただただつばめさんの変態的ミーシャに対する愛。そしてそれをぶつけられ、結果として少しずつ、知らなかった世界を知っていく。内面的にも成長を遂げていくミーシャの姿。2人の交流。そうしたものが賑やかにコミカルに、そして温かく描かれている作品だとも思います。
まぁ、でも、つばめさんはもう手遅れなんですけど(遠い目)
で・・・この作品から次と言うと。
2021年『86』のカイエかなぁ。出番としてはごく僅かなんですけれど。でも役割と言うか。戦場に散った彼女が、その後に果たした役割。その残酷さと言うのはめちゃくちゃインパクトがありましたよね。
その際の白石さんの演技。ここも凄かった。耳を覆いたくなるほどだった。
それから2022年『忍の一時』の紅雪も、私としては印象深い。と言うか、多分、それまで白石さんのお名前は、色んな作品で見かけていた。だけど『この役っ!』と言う印象が、色んな役を演じられているからこそなかった私にとっては、初めて『白石さん』であることを意識して視聴したのが、この作品の紅雪と言う役だったように思います。
忍の世界に足を踏み入れた主人公の幼馴染である紅雪。自身も忍者であることから、マスクで常に顔を隠しており、そしてそのお節介さから主人公からは距離を置かれていると言う彼女。しかし誰よりも主人公のことを思い、その身を案じ、時には自らの命を呈してでも主人公の身を守ろうとする、非常に健気な少女なのです。
『クール』を絵に描いたような紅雪に、白石さんの凛とした、少し低めのお声がぴったりで。主人公に対しての思い。その熱量、秘めた熱量を感じさせるお芝居はかっこよかったし、見ていて胸がきゅんきゅんしたのでした。
そして2023年の『HIGH CARD』、あとはそうです!『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のサラも2023年でしたね。
あと2023年と言えば。
『アイドルマスター』の合同ライブ。そこで私は『アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)』にもハマったのですが。
白石さんはこちらのコンテンツに登場する『放課後クライマックス』に所属する園田智代子を演じていらっしゃいます。
『クラスに一人はいる普通の女の子』と公式サイトでは紹介されている智代子ですが、こんな可愛くて『せや!甘いものも好きだし、名前にちなんでチョコ好きを売りにしたアイドルで行ったろ!』と自己プロデュース力が完璧な女の子(智代子はこんなこと言わない(土下座))が『クラスに一人はいる普通の女の子』なわけがない(笑)
ただしその明るさ。アイドルではあるけれど、良い意味でそれを感じさせないような親しみやすい雰囲気、性格は、確かに『クラスメイトにいてもおかしくはないよな』と感じさせる、智代子だからこその魅力だと思います。
可愛い(可愛い)
そして『チョコ好きを売りにしているアイドルですっ!』と言う健気さに滲む、ちょっとしたあざとさが、また最高なんだよ。
白石さんの智代子としてのパフォーマンスは『放課後クライマックス』が元気いっぱいなユニットだからと言うのもあるのですが、とにかく『弾けんばかりの元気!』、そのエネルギーがぶつかってくるようなそれです。
そして勿論、可愛い(可愛い)
智代子の親しみやすい可愛らしさ。それが甘々な歌声、あるいはにっこにこの表情、アイドルらしい、可愛さに振り切ったダンスから伝わってきて、やはり私は『こんな子が『クラスに一人はいる普通の女の子』のわけがない』と思うのです(笑)
ちなみに。白石さんはジャズダンス、バレエ、ダンスを特技とされています。つまりもう、めちゃくちゃごりっごりに踊れる方なのです。
ただしそんな踊れる、ごりっごりに、バッキバキに踊れる方だからこそ『『自分』で踊ってしまうと、どうしても智代子のダンスにはならない』『智代子として踊る、智代子のダンスを表現することの難しさ』、それに白石さんが悩まれ、とてもいろいろと工夫されている。
そんなお話を・・・これは『我儘なまま』の2日目、配信オーコメの時だったかな?有栖川夏葉役の涼本あきほさんが話されていたように記憶しているのですが・・・間違っていたら申し訳ない(土下座)
ただそのようなエピソードを『シャニマス』に参加されている声優さんのどなたかが話されていた。これだけは確かです!
この話を聞いた時『はぁ~!当たり前だけど、声優さんが体で、声で、パフォーマンスでアイドルを表現すると言うコンテンツだからこそ、役者さんは本当にいろいろなところに苦慮され、それを乗り越えるために様々な工夫をされているんだなぁ』と私はただただ感動にも近いような思いを抱いたのです。
こう言うコンテンツ、声優さんが役としてライブする。そのことに対しては『声優は顔出しするな!』『声優のアイドル化の証だ!』と言う手厳しい意見もあって、それもわからなくはないのですが。
ただこの白石さんのお話に限らず。『SideM』のブルーレイのオーコメなどで声優さんが話されているお話を聞く度、私としては『当たり前だけど少なくとも中の人は、浮ついた気持ち一切なしで、全身全霊でアイドルを演じていらっしゃるんだよなぁ』と言う気持ちになるのです。
だからどうって話ですね。すいません(土下座)
そんなこんなで本日のまとめとしましては。
私が初めて白石さんのお名前を知ったのは『ゴールデンカムイ』のアシㇼパ。もしくは『うちのメイドがウザすぎる!』のミーシャ。
そして声優さんとしてしっかり意識するようになったのは『忍の一時』の紅雪でございました!
絶賛放送中の冬アニメは勿論、その次に放送予定の春アニメでも、白石さんは2作品への出演が決定しています。
メインは勿論、サブキャラ、あるいはワンポイントリリーフ的な役としての出演も控えているだろうことを考えると、今年も白石さんのご活躍が楽しみの一言なのです。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!