tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年秋アニメの感想~その2

落ち着いて!皆さん!そんなに大量に買い込んでどうするつもりなの!?

12月から1月になるだけよ!

落ち着いて!落ち着いて!

そんなことを思いながら働いていた昨日の私の頭の中には、ずーっと『tulip』が流れていました。

帰ってから合同ライブのブルーレイでSideMの『tulip』を見たので満足です。

あと3日、長いな、おい。

 

本題だよ!

秋アニメ感想、続きです。早速どうぞ。

・『Dr.STONE

・・・続編制作おめでとうありがとう!『最終章』と紹介されていることに『ついにそこまで来たのか!』と興奮と共に一抹の寂しさを感じているのは、きっと私だけではないはず。作品のアニメが始まったのが2019年。それから来年で5年目を迎えるわけで・・・いやぁ、ついに、ついにここまで来たか!

どうなんでしょ?アニメの『最終章』は、原作ラストまでアニメ化されるのかな?2クールでギリギリと言う感はしないこともなく。もしかしたら1時間スペシャルみたいなのを挟むのかもしれない、とかいろいろ想像は膨らむのですが。

何はともあれ、本当に楽しみです!

 

てなことで3期となる今回も、もう本当に面白かったし胸熱でした。EDの演出も、もう『あぁぁぁぁ!なんて!なんて粋なことを!』と。色づいたEDを最初に見た時には、もう、感動に近い感情から鳥肌ぶわぁぁぁぁ、でしたよ。

3期も皆、どのキャラも頑張った。自分のできること、得意を活かして頑張った。そしてそれぞれが、誰かのできないこと、不得意をカバーしあいながら戦い抜いた。

だけど3期の主役を挙げるなら、私は真っ先にコハクちゃんをあげたい。銀狼と共に石化された時、傷ついた銀狼を抱きしめていた彼女の姿や思いを思うと、涙がぶわっ、です。かっこよくて優しくて強い、最高のキャラクター。

 

やっぱり続編作品ってシリーズが進むごとに、どうしてもその面白さにも慣れていく感が個人的にはあるのですよ。作品と私の間に熟年夫婦のような『偉大なるマンネリ』が生まれると言うか(笑)。それはそれで素敵なことだと思うし、そうであっても面白い作品は面白いんですが。

Dr.STONE』に関しては、それがない。ないと言うかあるんだけど、それが絶対的な安定感、安心感になっている上で、更にそれを上回るだけの面白さ、熱さが毎話、毎シリーズある。そこが本当に凄いなぁ、と。

これはほんと、原作の面白さがそうだからと言うのを踏まえたうえで、それを時間が空いてしまうアニメシリーズでも殺すことなく再現され続けている制作サイドの手腕によるところが大きいと、ひしひしと感じます。

 

あとキャラクターも、本当にいいですよねぇ。もう皆が好き。皆が愛おしい。この作品のキャラクターたちを見ていると、それこそ馴れ合いでも甘え合うのでも、依存しあうのでもない。正しく助け合う、正しくカバーしあう。その真っ当さ、まっすぐさに胸が熱くなるのです。最高。

また中の人の演技も・・・そうよね。もう初期から登場しているキャラクターは5年間、間隔はあれど演じ続けていらっしゃるんだもの。最高なわけですよ。

 

思いを託してつなげていく。それを人類は科学と呼ぶ。壮大な時も、壮大な願いもつなげていく。そうしていつか、実現できなかったことを、誰かが実現させる。

科学が持つ、その大いなる可能性とロマン。それがシリーズ通してしっかりと描かれているからこそ、作品としてのブレがないんですよね。確固たる芯が、常に存在し続けている。

 

得意、不得意に対する考え方とか。自分の得意を集団の中で、どう活かしていくかとか。あるいは時間をかけなければ。幾度なく失敗を繰り返さなければたどりつけないことが確かにあると言うこととか。いろーんなことを感じさせてくれる、だけどとにかく見ていて、読んでいて楽しい、まさに稀有な作品だと思います。

続編、本当に楽しみだ!

 

・『柚木さんちの四兄弟。』

・・・個人的、秋のダークホースに挙げたい作品。楽しみにしていた作品ではあったけれど、視聴し終えたらいい意味で予想を裏切ってくれた作品。『もう少し・・・もう少し話題になっても良い作品だと思うんだけど!』と心の中で幾度なく叫んだことか。BS11での放送日時が『呪術廻戦』とドン被りだったのが、やっぱり大きかったかなぁ。

今からでも遅くない。『呪術廻戦』でメンタルズッタズッタにされた方。是非ともこちらの作品で癒されて下さい!

 

最終回も実にこの作品らしかったですよね。最後まで良い意味での派手さも、突飛さもなかった。最後の最後まで、ご両親のお墓へ参ると言う出来事も含めて、四兄弟の日常。なんでもない、なんでもないからこそ特別で、愛おしくて、かけがえなくて尊い日常。一瞬、一瞬の積み重ねである、毎日の連続。

それを四兄弟の末っ子、岳の目を通して、日記をつけることになった、自分との対話をそこですることになった岳の目を通して、と言う構成もお見事。

ってかもう、兄弟間での愛情のやり取りが・・・可愛すぎんのよ・・・見ててにやにやが止まらんかったよ・・・愛い。そこに至るまでのそれぞれの葛藤と言うのも描かれていて知ってるからこそ、もう、なおのこと『はい!尊死!』の一言でした。

 

始まる前はもっと『お涙頂戴!』『暑苦しいまでのやさしさと情のぶつけ合い!』みたいな作品かな、と勝手に思っていたのですが。

いざ視聴してみたら、その辺りの描写の匙加減が絶妙な塩梅で。決して押しつけがましくなく。だからこそ『あぁ、わかる』と誰しもが、日常の、家族間に留まらず人間関係で味わったことが、経験したことがあるような出来事、感情の連続で。それ故に単純にポジティブなだけではない、言葉にできない、息苦しさを伴ったような感情も味わわせてくれる、それで胸を揺さぶってくるような作品だったと思います。

原作を私は読んでいないのですが。それでも、恐らくは原作通りの、この作品だからこその魅力が、アニメでも『そのまま』に描かれていたのは素敵なことだと思います。

 

家族であっても。他人であっても。『自分』とは違う『誰か』と一緒にいる、一緒に生きていくと言うのは、煩わしくて大変で。でも決して、そればっかりでもないんだよ、とやさしく教えてくれたような作品だったなぁ、と。

煩わしくて大変で。だからこそ家族であっても、他人であっても。正しく助け合うことが大切なんだよ、と。『ありがとう』と口にすることも。あるいは『助けて下さい』と口にすることも大切なんだよ、と。

 

柚木家四兄弟を演じられていた若手声優陣の演技も、もうそのハマり具合が最高でした。ナイスキャスティングの一言!その中でも個人的にはやっぱり、末っ子にして四兄弟一のしっかり者、岳を演じられていた寺澤百花さんの演技が、もう本当に可愛くて可愛くて・・・そりゃ湊も、ブラコンになるわ・・・。

また柚木家とゆるーくつながり合う霧島家を演じられていた声優さんの演技も、やっぱり最高でした。宇多ちゃんを演じられていた松岡美里さんは、どうかこれからも、そのままのお芝居で突っ走って下さい。好きです。

 

どうかなあ・・・続編とか・・・ないかなぁ。ほんと、岳の成長をこれからも見届けたいので、個人的にはとても期待しているのですが・・・。

 

・『ビックリメン』

・・・アリババくんを抱きかかえるヤマト。この絵面があまりにも神々しすぎて『あれ?私、今、宗教画が生まれた瞬間を目の当たりにした?』と真剣に思いました。

あとピーターくんのマリスに対する愛が、もはや天元突破。CV榊原優希さんのショタ生意気ボイスでの、大人キャラに対する愛を絶叫する演技は、いろんな意味で心臓に悪すぎます。ピーター、全裸になってまで頑張ったのに、目を覚ました瞬間、そこにいたのがマリスじゃなくて照光子だったの、心底、可愛そう(照光子に謝って)

フッドくん、可愛いよ、フッドくん。最後の最後までツンツンだったの、マジフッド。ナナカちゃんと早くくっついて!

なんだかんだ言いつつ、結局、フェニックスとマリスの共闘で世界は救われました!愛の力が全て!多分、違うけどそれでいいのだ!

 

大人組の不器用さが最後まで際立ちつつも。不器用は不器用なりに、大人として子どもたちを守った。そして子どもたちも子どもたちで、自分たちのやれることを精一杯やった。特に主人公、ヤマトの、あの状況下にあってのあの笑顔には『やっぱりあんたが主人公だよ!』と、その背中をバンバン、叩きたい衝動に駆られました。

 

はい。そんな具合で9話くらいから急転直下のシリアス展開。序盤の何でもありなわちゃわちゃ展開との落差に『温度差ァっ!』と叫ばずにはいられない私でしたが(笑)。

それでもあの序盤のわちゃわちゃ。その中で育まれていったヤマトたち3人の絆であったり、敵側キャラの関係性、物語であったり。はたまた『ビックリマン』のシールに対しての、人々の熱意であったり。それがあっての、この最終回だったんだろうなぁ。

 

いや・・・ってかもう、ブログでも再三、書いてまいりましたが。この作品に関しては、割ともう、初期の段階から腐りきった目線でしか見ていなかったので。

毎話、個性豊かな少年たちのわちゃわちゃする姿。そしてその中に時折、忍び込んでくる大人組の隠微な過去。その匂わせ。そう言うのにただただ癒され、ただただ腐った妄想を刺激され続けた1クールでした。

ありがとうございました!(土下座)

 

一言で言えば『面白かったです!』と言う感想。ただそれだけではあまりにも申し訳ない気がするので・・・えー、本作品で初主演を務められたヤマト役の梶田大嗣さん。

来年には『戦隊大失格』への出演も決まっている梶田さんですが。ほんと、梶裕貴さんのお声を彷彿とさせる、ナチュラル少年ボイスが印象的な役者さんです。アニメ映えするお声と言うのかな。それでいて、ヤマトの人の良さ、まっすぐさ、熱血さ。そうした部分の演技も最高だったので、これからのご活躍、期待しています!

 

・『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』

・・・続編制作おめでとうありがとう!『最初から決まってたんでしょ!』と言う気もするのですが、何はともあれ嬉しいです。

 

最終回もめちゃくちゃ面白かった。ってか最終回の冒頭よ・・・(笑)。大音量でアレを流してしまって、家族にいろいろと誤解をされた10代少年、絶対にいたと思う。素敵。

その結果、恋太郎の女装姿。それに興奮を隠しきれない彼女たち・・・わかるよ・・・可愛かったよね、恋太郎の女装。こー・・・いろいろ興奮しちゃうよね・・・。

そして恋太郎の風呂を覗き見せんと奮闘する羽香里たちと、それをどうにか阻止千と1人で健気で奮闘する静ちゃんの姿の、まぁ、実にバカバカしくて(笑)可愛らしかったこと。で、オチが、誰よりも純粋だった静ちゃんが恋太郎のアレを目の当たりにしてしまったと言うね。『麒麟さんが好きです。でも象さんの方がもっとが好きです』じゃないんだよ!(笑)

最終回であっても『この作品』のいつも通りが繰り広げられて、ゲラゲラ笑えて。

 

ただ恋太郎と羽々里のやり取りは、あれ、ずっこくなかったですか?ってか私は、あのシーン、恋太郎が羽々里に『心からの愛が2つあっちゃいけないなんて誰が言ったんですか』と語りかけて、そして羽々里にキスするシーン。

あそこもう、目にうっすら涙すら浮かんだんですけど。『あれ・・・おかしい・・・泣くような作品じゃないはずなのに・・・さっきまでどスケベ母娘と仲間たちの、汚れた欲望を叶えるための奮闘にゲラゲラ笑わされていたはずなのに・・・!』と思いながらも、なんかもう、すごい心を揺さぶられたんですけど。おかしい。

 

いや、でもそう言うことなんですよ(どう言うことだってばよ)。この作品、とんでもない設定ながら、全然、見ていて不快な気持ちにならないのは、ただ面白くて愛おしくて、そしてこうして時折、胸を揺さぶられるのは。それは主人公の恋太郎、そして彼のことが大好きな彼女たちの思いが、どこまでもまっすぐでひたむきで純粋だから。そこには相手を思う優しさがあるから。

まっすぐでひたむきで純粋だからこそ、やることなすことが面白い。作為なんてものが一切ないから、ただただ見ていて純粋に面白い。優しさがあるから胸を揺さぶられる。

素敵な作品だよなぁ。『人を純粋に思うこと』の時に激しくも、温かくて柔らかな温度を、ハイテンションに、コメディタッチで描き切った、そんな作品ですよね。

 

恋太郎を演じていらっしゃった加藤渉さんの演技。そして5人のヒロインを演じていらっしゃった声優さんの演技、お声も最高でした。5人のヒロインのCVの方に関しては『その声優さんが最も得意とされているであろう声域、演技』だったように私には思えて、だからこそ、魅力的なヒロインちゃんたちがより一層の魅力を持って、アニメで暴れまわっていたような気が。

いやぁ、これは2期に登場する新たなヒロインたちのCVを務められる方も、本当に楽しみだなぁ!

 

・『星屑テレパス

・・・毎週、きらめきしかなかった。尊さしかなかった。百合作品としてのそれは勿論なんだけれど、10代の少女たちの青春、学生生活、部活動、それを描いた作品としての魅力にも満ち満ちた作品だったなぁ、と。

きらめき、尊さと書くと、こー、ポジティブしかないように感じられる方もいらっしゃるかとは思うのですが。そうじゃないんですよね。

ともすればネガティブに思える、見える、そして事実、ネガティブであること。そうした『どうしようもない』ことに対しても、ぶつかる。ぶつかって、打ちのめされて、苦しんで。どうしていいかわからずにもがいて、時には逃げて。『もうこれでいいんだ』と諦めようとして。それでも諦めきれない思いが自分の中にあることに気が付いて。

『諦めたくないんだ』から始まる『だったら私は、どうしたらいいんだろう。どうするべきなんだろう。何ができるんだろう』と、よたよたと立ち上がって、その足で、歩みを進めていく。

主人公である海果のそんな姿。あるいは彼女のその姿を受けて、彼女と同じように様々な感情に胸を揺さぶられたのであろう他の登場人物の姿には、ほんと、ポジティブもネガティブも混ぜこぜになった、青春、10代だからこそのきらめき、尊さを感じ、ただただ胸が熱くなったのです。

 

『このままじゃだめだ』『このままじゃいやだ』そんな思いがあるのなら。そんな思いに突き動かされるなら『自分』が頑張るしかないんだよな。

ただ『自分』では踏ん張り切れそうにない、その時は、『自分』を支えてくれている人、応援してくれている人が差し出してくれている手を掴んでみる。そう言うことも必要なんだよな。

 

主人公、海果が振り切ったキャラクターだったからこそ『頑張る』『仲間の手を掴む』『でも最後は自分が踏ん張らなくてはいけない』と言った描写、流れもより一層、鮮明に伝わってきたように感じられました。

極端なキャラクターだったかもしれない。でも彼女の思いと言うか姿。あるいは作中で見せた心の揺れは、私には、私も含めた多くの人が共感できるものじゃないかなぁ、とも感じたのですが。

CVは船戸ゆり絵さん。成長していく海果に合わせて、その喋り方であったり声の強弱も変化していって。その演技は『凄い!』の一言!

 

とは言え最終回は、とびきりの百合爆弾が炸裂していましたね。明内さんのおでこは、海果のものです。この2人のおでこぱしーは、もはやおでこぱしーを超えた行為です。

わかるね?(圧)

だから最後に2人が見せたおでこぱしーは、もう実質、あれです(違)

はぁ、尊い

遥乃と瞬ちゃんの関係性も『尊い!』の一言で。はぁ、尊い

結論。尊い

 

はい。そんな具合で本日はここまでと言うことで。

予定としては明日の『その3』が年内はラストになります。

『川越ボーイズ・シング』の最終回放送日時は未定とのこと。

は、早めにお願いします(ぺこぺこ)

よろしければ明日もお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!