tsuzuketainekosanの日記

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夏アニメ、印象的な声優さん~男性声優さん

はい。てなことで昨日の女性声優さん編に続きまして。

本日は、夏クールアニメ作品の中で個人的に印象的な声優さんについて語る、その男性声優さん編でございます。

女性声優さんの記事の中でも書きましたが、男性声優さんも同じです。

言わずもがな、どの演者さんの演技も本当に素晴らしいんだよ・・・。

 

アレだな。このシリーズ記事、毎クール書いているわけなので今までそこそこ書いてきましたが、そろっとリニューアルと言うか、内容を変更すると言うか。とにもかくにもそう言う感じで手を加えた方がいいような気がしてきました。はい。

どうなるかはわかりませんが、今のところ、そんなことをうっすらと考えています。

 

はい。てなことで男性声優さん編、参りましょうか。

やはり女性声優さん同様、今回は割と直感と言うか、もう『好き!』『良いっ!』、そんな感情を重視して選ばせていただきました。

ではでは、こちらの方からスタートです。

 

佐藤元さん

・・・夏クールが始まる前、私はひとりで『佐藤元さんの夏だぜ!』と盛り上がっていたのですが。夏クール、佐藤さんは『よふかしのうた』『ブッチギレ!』更には『惑星のさみだれ』にご出演されています。あくまで私が視聴している作品のみですが。あ、あと、スペシャルもの、単発ではありましたが『Dr.STONE』にも出演されていらっしゃいましたね。

で、なんでしょうね。なんかもう、私、佐藤さんの演技が大好きなんだと思う。いや、前々から、それこそ佐藤さんを初めて知った『Dr.STONE』でのクロム役の時から、そう思っていたんですけど。

 

なんでしょうね。佐藤さんの演技って、ほんと『まっすぐ』って言葉がこれ以上ないと言うほど、似合うんですよね。で、それは勿論、キャラクター自身の性格、そのまっすぐさと言う意味合いもあるんですけど。でもなんかもう、そう言うの抜きににしても、佐藤さんの演技そのものが、ひたすらにまっすぐ。がむしゃらでまっすぐ。めちゃくちゃ素直。なのでその、佐藤さんの演技としてのまっすぐさと、演じられるキャラクターの性格のまっすぐさ。そのふたつのまっすぐが重なり合って、もう見ていて本当に楽しいし、心揺さぶられるし『あぁ、好き』と思うんです。

あとクロムで佐藤さんのお名前を初めて知った時にも書いた記憶があるのですが。とにかくそのお声と相性の良い、そのお声の魅力を最大限に生かせる、そう言う役どころを演じられているところに、何と言うか役者としての引きの強さみたいなものを感じます。そしてそれが結果として、演じられている役の魅力を視聴者に余すことなく伝えることにつながっていると言うところに、佐藤さんの役者としての強さを感じます。

 

『よふかしのうた』ではまさしく思春期ど真ん中のコウ君を、本当に等身大の、もういじらしさ、可愛らしさすら感じるくらいのまっすぐさで演じていらっしゃる。『ブッチギレ!』での、あの熱さむき出し、感情むき出しの演技はもう佐藤さんだからこそと言っても良いほどでしょう。そして『惑星のさみだれ』での演技は、少なくとも私はこれまでに見たことがない佐藤さんの演技で、でもやっぱり見事に三日月と言うキャラクターに合致していて、ただただ驚かされました。

演じ分けが凄いのは当然のこと。その上で小手先の技術だけではない、臭い言い方にはなりますがハートや心の芯の部分、そうしたものを込めた演技で勝負できる役者さん。そうした部分で様々なことを乗り越えていくような、そんな役者さんなんだろうな。で、何が言いたいかと言うと私は佐藤さんの演技が好きなんだ(どーん)。

 

秋クールにも何作か出演が決定していますし、来年放送予定のアニメでも、既に2作品、主役を演じられることが決定しています。まっすぐな気持ちを武器に、今後もどんな演技を見せて下さるのか。いやいや、もう本当にこれからのご活躍が楽しみな役者さんのおひとりです。

あとなんだ、もうツイッターとか配信番組での言動が、ただただ可愛い、まっすぐすぎて、むしろ私の目には眩しすぎる。

 

・橘龍丸さん

・・・で、佐藤さんも出演されている『惑星のさみだれ』にて敵役、アニムスを演じていらっしゃるのが橘さんでございます。『惑星のさみだれ』いいですね。『ヤングキングアワーズ』作品らしい、エンジンがかかるのが遅い感じとか、でも一度、エンジンがかかってからの怒涛の面白さとか最高。これで作画とアクションがもう少し、もう少しだけでも安定してくれたら言うことないんだけど(遠い目)

 

はい。橘さんに関してはとりあえずお調べするたび、そのお顔立ちの綺麗さに見惚れそうになる私がいるんですけど(笑)、そうか、声優としてのデビューが2019年の『歌舞伎町シャーロック』の小林寅太郎だったんだな。義理人情に篤い苦労人、そんな彼を演じていらっしゃったのがデビューだったとは・・・いやいや、当時、作品をリアタイ視聴していた私は、全くそんなことは感じられませんでしたよ。

私の中では『群青のファンファーレ』での桜庭惣司朗、彼の演技の印象がめちゃくちゃ強くて。何話かは忘れてしまったのですが、特にそこでの演技が『あぁ、本当に良い演技だなぁ』と心の底から思ったくらいに印象に残っているのです。そしてまた当然のことですが、それが『歌舞伎町シャーロック』の小林とはまた一味も、ふた味も違うお声、演技だったからそこにも驚かされた。

で、今回『惑星のさみだれ』でアニムスを演じられると言うことを知って『さて、どんな一面を見せて下さるか』と楽しみにしていたのですが。

いや、初めてアニムスが登場して言葉を発した時『!?』とそれはそれは驚かされましたよね。うん。

 

アニムスに関しては事前のCV予想で、石田彰さんを挙げていらっしゃる方がネット上では多くて。で、橘さんのアニムスを聞いた瞬間『あぁ、成程』と思ったのです。語弊ある言い方かもしれませんが、そこには石田さんのお声、演技、いわゆる『悪役』を演じていらっしゃる時の石田さんのそれに近いものがあったんですよね。うん。

だからそれを、橘さんが表現していらっしゃると言うことに、まず驚かされた。

そして勿論、それだけではなくて。その中にそこはかとない色気があって。飄々とした感じ、人懐っこい感じ、でもどこか油断ならない感じ。多分、敵としてめっちゃ強いのであろう感じ。そう言うのがめちゃくちゃ滲んでいて『いや、うまいなぁ。私、原作は読んでないけど、めっちゃ声も演技もぴったりやん』と感心しきりだったのです。

 

声優デビュー3年で、数は多くはないとは言え、この役の演じ分けは本当にこれからが楽しみな、そんな声優さんだと個人的には思います。

事務所は浪川大輔さんが所属されているステイラック。なのでもう、社長や石川界人さんのバーターでもいいから(言い方!)どんどん、どんどん声優としての経験を積まれてほしいなぁ。

 

八代拓さん

・・・ウィキペディア見てみたら、八代さんのアニメ出演作品の筆頭に挙がっていたのが2013年の『銀の匙』でした。そうか、だから何だかんだ言いつつ、来年で八代さん、キャリア10年目に突入されるのか。そうかぁ~。

夏クール、八代さんは『異世界迷宮でハーレムを』にて主人公を演じていらっしゃり、『アオアシ』にもご出演されているのですが。私が視聴している、そして印象的だと感じたのは『ブッチギレ!』の羅生丸でございます。

 

なんでしょう。私が多分、八代さんを初めて知ったのは『アイドルマスターSideM』の柏木翼だと思うんですよ。だからあの、もう可愛らしさすら感じさせるくらいの甘々ふわふわボイス、だけど時折、そこに強い芯を感じさせるお声や演技。そうした印象が強かったわけなのですよ。

ところがどっこい(古)、いろんな作品で見る八代さんは、それこそ変幻自在と言いますか。多分、このブログでも散々、書いてきたと思うのですが、とにかく事前に八代さんだと知らないままだと、まず八代さんだと気が付けない。EDでCVを知って『え!あのキャラ、CV八代さんだったの!?』と驚かされることが多々ありまして。

勿論、主役もたくさん演じていらっしゃって、その作品も視聴していないわけではない。なんですけど、個人的には圧倒的に主人公を演じていらっしゃった八代さんの演技よりも、いわゆるサブキャラ、途中参加のキャラ、その時になってCVが発表されるようなキャラを演じていらっしゃる八代さんの演技の方が、印象としては強烈なのです。

こー、八代さんの声優としての面白さみたいなものが、そこには凝縮されているような気がして。あくまで個人的な意見ですが。勿論、主役の演技も良いんですけど(どっち)

 

そして『ブッチギレ!』の羅生丸です。やっぱり生き別れの弟だったじゃんか!と言う突っ込みはさておき(笑)、いや、良いよねぇ~。

どこだったかは忘れたのですが。ガラの悪い演技をさせたら最高な声優は、と言う問いかけに対して『若手なら八代一択』と言う書き込みを見かけた時、私としてはさほどピン、とは来なかったんですけど。今ならわかる。わかる。

お兄ちゃんであり物語の、表の主役を演じているのが佐藤さん。で、佐藤さんの演技のガラの悪さが『熱』とか『赤い炎』を思わせるそれなら、その弟であり、物語の裏の主役である羅生丸、彼を演じていらっしゃる八代さんの演技のガラの悪さは『冷』とか『青い炎』とか。そうしたものを思わせるんですけど、でも決して冷え切っていない、炎としての赤い部分は消え去っていない。その絶妙なバランス具合が、またこれ最高だな、と個人的には思います。

あと冒頭に書いた通り、私の中での八代さんと言えば柏木翼ボイス、その印象が強いもんだから『はっはー・・・八代さん、こんなお声も、こんな演技もされるのか』と言う驚きが衝撃的ですらあったと言うのも、八代さんを取り上げさせて頂いた理由です。

 

なんでしょ。八代さんのお声って、勿論、役や演技にもよりますが、時々、鈴村健一さんを思わせる時がありませんか?特に低音が強くなると、鈴村さんっぽさが増すと言うか。

鈴村さんと言えば、主役は勿論、脇を固めるキャラクター、それも癖のある役から正統派のイケメンまで、どんな役でも演じられる声優さん、そんなイメージがあります。

若手男性声優の中で、主役は勿論だけど脇を固めるキャラを、変幻自在に演じ分けるイメージがある方って、個人的にはあまりないのですよね。うん。なので八代さんには是非とも、その筆頭となるような、鈴村さんのようなオールラウンダー的声優さんになって頂きたいと思います!以上、私の願望でした!

 

高木渉さん

・・・『ブッチギレ!』では逆太郎を。そして『異世界おじさん』にも登場されていらっしゃいました。ってかもう、別に今期に限らず高木さん、毎クール、必ずその声を何らかの作品でお見掛けする、耳にする方だと思うんですけれど。ってかもう、キャリアも長い方なので、今更、私が、こんな場末のブログでやんや語るのも失礼な気もするんですけど。ってか今知った、高木さんと私の母、誕生日が一緒じゃないか!(どーん)

 

なんてかもうずるいんですよ。ええ。ずるい。なんだろ。CV高木さんキャラがひとたび、口を開いた瞬間、その場の空気が一瞬にしてCV高木さん色に支配されてしまう言うか。そんな気がしませんか?

でも、その空気の支配する感じが、あまりにも自然なんですよ。当然のことながら、ただCV高木さんのキャラクターが喋っただけなんだから、何も不自然なことはないんですよ。うん。自然に、一瞬にして空気がCV高木さん色に支配されてしまう。だからずるいし、だからもう、それってめちゃくちゃ凄いことだよなぁ、と。

『ブッチギレ!』の逆太郎もなんですけど、個人的には『異世界おじさん』の千秋が・・・あんなん笑うしかないわ・・・ずっこいわ。なんだろ。『異世界おじさん』自体、素材としてめちゃくちゃ面白い作品なんだと思います。でもそれがアニメ化されたことで、キャラクターに声がついたことで、ますますその面白さが増した。そのひとつの例が、この千秋を演じられた高木さんの演技だと思うくらいです。

笑うわ。あんなん、ずっこいわ(どーん)

 

高木さんのお声って非常に特徴的で、そのお声だからこその役と言うのもあるんだとは思います。だけど当然ながらそれだけではない。真面目で熱い青年も、トリッキーな役も、どんな役もCV高木さんとしての個性を存分に発揮しながら、巧みに演じ分けられる。その演技力への絶対的な信頼感があるからこその、長きにわたるご活躍なんだろうなぁ、と偉そうなことを思ったりしています(すいません)

そしてこの夏クール、個人的には高木さんと同じように、脇キャラではあるけれど、でも口を開いた瞬間、一瞬で場の空気を変えてしまう。そんな男性声優さんが多いような気が勝手にしています。

『ブッチギレ!』で言えば、逆太郎とコンビを組むことが多い某を演じていらっしゃる落合福嗣さん。落合さんの演技もほーんと、良い。更に同作品に出演されている三木眞一郎さん、上村祐翔さんの、癖が強いキャラ故の伸び伸びとしたような演技もめちゃくちゃ印象的です。

 

てなことで話は少し高木さんからずれてしまいましたが。これからも私は、CV高木さんのキャラが口を開くたび『あー、ずるい。ほら、一瞬で空気が支配されちゃったじゃんか!』と思うんでしょうね。ふふ。

でもそれってほんと、役者さんとして素晴らしい、凄いことですよねぇ~。

 

はい。そんな具合で以上4名の方を挙げさせていただきましたが。

女性声優さんの時同様、ほんと、どの作品の、どの声優さんの演技も素晴らしいのは言うまでもないことなんですよ・・・ええ。

 

なのでちょろっと、他にも語らせて頂きますと。

右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても良い声しか聞こえてこない、そんな『組長娘と世話係』に出演されていらっしゃる男性声優さん。ただ勿論、どなたもただ『声が良い』だけではない、それぞれのキャラクターの心情を丁寧に、時にそのキャラクターだからこその不器用さすら感じさせる程の演技で見せて下さっているのがたまらん。

あと『サマータイムレンダ』や『よふかしのうた』での名脇役っぷりが印象的なのが、小野賢章さんです。小野さんも演技の幅が広いと言うか、演じ分けがほーんと自然なんですよねぇ~。

そして!やはり相当なプレッシャーはあったことだろうと、勝手に思っているのですが。それでも無自覚に寄せてきちゃうイケメン後輩を、見事にぶっきらぼうに、かっこよく、そして純粋に演じていらっしゃる阿座上洋平さんの演技も挙げたいわ!好き!

 

はい。そんな具合で・・・このシリーズ記事、秋クールからはもう少し内容を変更して書こうと思います。

あくまで思っているだけですが(ちーん)

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!