tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

BLCD沼にはまって間もなく1年!~BLCDの感想です

休みですが通常記事を挙げまーす。もうすく有馬記念の出走時刻ですが眠いでーす。

ちなみに昨日は、一念発起(大げさ)してお部屋に掃除機をかけました。

目に見える部分だけかけました。物はどけてません!これでいいのだ!

年末の掃除、最低の最低の最低限はしたぞ。よっしゃ!

 

てなことで本題です。タイトル通りです。

ですよ。覚えていますか?

去年の今頃、何を思ったのか、YouTubeが『男子高校生、はじめての』の第15弾、佐藤元さん×伊東健人さんの作品の視聴動画をおススメしてきたのが全ての始まりでした。

 

ほんとYouTube、何を思ったんでしょうね(謎)

 

お陰様で無事、BLCD沼に足を突っ込んで1年が経過しようとしています。

おめでとう。ありがとう。数は多くないけど、確実にはまり具合はずぶずぶです。

 

そんな具合で久しぶりにお送りします、BLCDの感想記事です。

タイトルをタイトルに書けなかったのですが。

今回、感想をお送りするのは『男子高校生、はじめての』です。

 

笑う。初めてはまった沼から抜け出せない、私のこの、小心者っぷりよ。笑う。

もはや『今回、感想をお送りするのは』じゃなくて『今回、感想をお送りするのも』じゃないか。そんなツッコミが聞こえてきそうなレベルですね。ははははは。

ら、来年こそは冒険するもん!

ってか手元にある残り1作品は『だんはじ』じゃないもん!もん!

 

今回、聞いたのは、えーっと。8弾になるのか。『不釣り合いな恋の解釈』ですね。

山下誠一郎さん×小林裕介さん出演の作品です。本編じゃなくて、その続きを紹介するみたいな動画を視聴した時に『この2人だけ明らかに糖度が違う』『優しい光に包まれたお花畑が見えた』『私の知らないCV小林裕介さんがいた』と、非常に衝撃を受け『だんはじ』の中でも個人的聞きたい作品ベスト5に入る作品だったので購入しました。

 

てなことで早速、感想です。

全体的な感想としましては今までの作品の中でいちばん『男子高校生のはじめて』感が強い。そんな印象を受けました。

主に濡れ場において。

シーズンが違うので比較すること自体がナンセンスなのかもしれませんが。

14弾から16弾の攻め君。皆、手慣れ過ぎている感が結構、強かったじゃないですか。私の気のせいですか?

いずれもまぁ『そう言うのが自然なキャラクター』だったと言う面はあると思うので、それはそれで全然、違和感はないんです。だからそれはそれで良いんです。

ただ今作に限っては、とにかく攻めの八雲が『ものすごくスマートにやろうとしてるしやりたいんだけど、色んな感情が溢れまくった挙句、どうしてもうまくいかない』と言う感じ、不器用で不慣れな部分がダダ漏れで、そこが最高にいろんな意味で生々しかったな、と。

『愛い。これでこそ『男子高校生のはじめて』だ』と私はひとり、にやにやしっぱなしでした。

私が男子高校生の何を知っていると言うのでしょうか。謎。

 

八雲も江純も『自分と相手は釣り合うわけがない』と思い込んでいた。自縄自縛に陥っていたわけです。でもそれは、その思い込みの裏側にあったのは『自分が傷つきたくないから』と言う思い。『そう思い込まなければ『もしかしたら』と言う期待を抱いてしまいそうだから』と言う思いがあったからで。

だからもう、互いが互いに自縄自縛に陥っていることが、何よりも互いが互いに向けての気持ちの特別さ。それを証明しているんですよね。

だけどお互いに、やっぱりそれを自分では認めようとしない。

その辺りの不器用さも、やっぱりめちゃくちゃ『年相応!』って感じがして、だからこそ私は『愛い。可愛い』とにやにやしつつ、切ない思いにも駆られたのでした。

 

そう言う意味ではこの2人。『違う』って思い通しているけれど、めちゃくちゃ似た者同士なんですよね。うん。

 

で。

 

『だんはじ』に限らず、BLにおいて致している部分が持つ意味のひとつには『どれだけ相手に対してさらけ出せるか』『どれだけ何もかもぐずんぐずんになった姿を見せることができるか』そこから『どれだけお互いがお互いのことを思っているのか』を訴えかけるか。そう言う部分があると、私は勝手に思っています。

皆さんもそうでしょう(巻き込むスタイル)

早い話が『ぐちゃぐちゃになることで心底、相手に対しての思いが結ばれたのを実感する』と言う感じです。

 

で、14弾から16弾に関してはそれまでの行為がありつつ、その中でもうひとつの見せ場として、この『ぐちゃぐちゃになる』と言うやり取りと言うかシーンが登場していたように感じるんです。

そこでのキャラクターのやり取りを通して、改めて2人の気持ちが通じ合ったのを萌え萌えで見せつけられたと言うか。

行為を通してお互いの鎧が剥がれ落ちていく、みたいな。そこで剥き出しにされた互いの互いに対しての思い。その形。色。キャラクターによって全く異なる、それらのぶつかり合いみたいなものがたまらなかったと言うか。

 

14弾に関しては『むちゃくちゃにしてやる』『はい!』って感じ。

15弾に関しては『むちゃくちゃになっていいですよ』『なっていいのかよ。知らねぇぞ。・・・お前が言うなら、なってやるよ』って感じ。

16弾に関しては『むちゃくちゃになっていいのか』『いいって言ってるだろ、バカ!』って感じ。

どの受けも、ほんとに可愛いな、おい。

 

とにもかくにもそこで私としては『あぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!尊い!』とただただ悶えるしかない。そんな盛り上がりがあったんですわ。解放感と言うか。

 

ただ今作に限ってはもうお互いがお互いに『むちゃくちゃになろう。一緒に』だったんですよね。2人で一緒に笑ってさえいる。

『甘々じゃん』と。

もう大好きのラッシュで『私は何を見せられているんだろう』と言う思いもしつつ、まぁ、それを期待していた部分もあったので『いいぞ、もっとやれ』と言う思いもあったんですけど。

 

八雲と江純に関しては、本作に関しては、もう行為に至る前にちゃんと気持ちが通じ合っていたんですよね。変な言い方、そこでひとつ『完結』を迎えてしまっている。つまりやる前から、最初から2人は全裸だったわけです。鎧、脱いじゃってる。

だからこそのこの甘々具合なので、これはこれで正解なんだとは思います。

 

ただこの2人の『似た者同士の不器用さ』が醸し出す切なさ。

それを思うと、もう少し、もう少し粘って欲しかったなぁ、と言う思いもあったり。

特に八雲に関しては、もう『私が望むCV山下誠一郎さん!』と拍手喝采したくなるくらいの不器用、自縄自縛極まりないキャラだったので。

江純に対しての本当の思い。それを口にするまで、もうひと踏ん張りして欲しかった、粘って欲しかったなぁ、と言う思いがしないこともなく。

単純、そこで煩悶する山下さんのお芝居がもっと見たかった、聞きたかったと言うのもあるんですけど。すまんな!

 

なんだろ。私なら、それでも本当の思いを吐露しない八雲に対して、江純が自分の思いを見せつけると言う意味も込めて。

江純が八雲の指をしゃぶると言うプレイを入れる。

そんなことを思ったのは内緒です。

 

まぁ、でもここはオリジナルだからこその難しさでもあるし。

単純、尺の問題もありますよね。

 

でもお互い全裸のまんまで、この甘々さ具合だったからこその、冒頭にも書きました八雲の『かっこつけたいのに、かっこつけようとしてるのに、なんかもううまくいかない!』と言う感じ。それでいて、どこか楽しそうな、時折、男の部分を見せつけるような感じだったり。

はたまた江純の恐らくは無意識の内に出ちゃってる、ものすっごい淫らな部分。またナチュラルに煽ってくるような部分。それらが醸し出す、江純と言う少年だからこその背徳的な感じ。

それでいて八雲はどこまでも優しいし、江純はどこまでも可愛い。いちいち結局は優しいし、いちいち結局は可愛い。そして2人とも、とにもかくにも幸せそうで嬉しそう。はじめから最後まで幸せそうで嬉しそう。

そんな2人の、ドッタンバッタン大騒ぎ(もはやこの言い回しも懐かしい感すらあるね)だった初体験には、やっぱり私としてはただただ愛おしさみたいなものが込み上げてきたのでした。

 

ごちそうさまでした。優しい光に包まれたお花畑、今回も見えました。

ひたすらにそこは、天国でした・・・はぅ。

 

ではでは。ここからは声優さんの演技に対しての感想です。

まずは八雲を演じられた山下誠一郎さん。私がいちばんすきなCV山下さんキャラは、何度もブログでも書いてきましたね。『86』のライデンです。

こー、何と言うか。八雲の強がり。年齢からくる精神的な余裕、キャパの無さから来る不器用さ。あるいは未熟さ、はたまた相手が江純だからこその不器用さ。それを苛立ちと強がりでしか表現する、発散する、ぶつけることしかできないと言う演技が、もう最高でした。

序盤の台詞の言い回しとか。あくまで私がそう感じたと言う話なのですが。怒っている、苛立っていると言うよりも、少し拗ねたような色合いがあったんですよね。

そこがまた『かっこよくいたいのにそれを貫き通すことができない』八雲と言う少年の未熟さ、不器用さ、だけど人としての正直さ。そして江純に対しての思いの特別さ。そうしたものを感じさせて『この子、本当に可愛いな、おい』の一言でした。

 

山下さんのお芝居のうまさと言うのは、皆さん、ご存知のところだとは思うのですが。やっぱりこう言う『感情の頑なさ』から来る不器用さ、未熟さに振り回されているキャラの演技、私の大好物です。良いんだよなぁ~。

そしてそう言う山下さんの演技があったからこそ、ほんと八雲に関しては、今まで聞いてきた『だんはじ』作品に登場したどのキャラクターよりも、ポジティブな意味でストレートにわかりやすい『男子高校生』って感じが、私はしました。

 

致してるシーンでもその不器用さ、かっこつけようとしてるのに一生懸命な部分ダダ漏れ、そしてどこまでも江純に対して優しい部分の台詞回しとかも、山下さんの声の温かさみたいなものも手伝って『ふわぁ~・・・萌』の一言。

それでいてしっかり攻めとしての顔を感じさせる言葉での言い方とかも、めちゃくちゃ色気ありつつ、力強さもあって。そのギャップが『おっふ』の一言でした。

声が良い。ものすごく耳に馴染む低音だと思うんだよなぁ。それでいて芝居もうまいから、そりゃBLコンテンツにも引っ張りだこだと、改めて思いました。

 

そして江純を演じられた小林裕介さん。私がいちばん好きなCV小林さんキャラは『Dr.STONE』の千空と『Re:ゼロから始める異世界生活』のスバルを行ったり来たりしている状態です。どちらかなんて決められないよ!

小林さんに関してはこのトーンのお声は、本当に最初の視聴動画で耳にした時から驚きしかなく。今回、本編CDを聞いて当たり前ですが全編、このトーンでのお声だったと言うことに、改めて衝撃を感じました。

トーンとしては『アルスラーン戦記』のアルスラーンに近いものが、とも思ったのですが。そこにプラス、江純の可愛らしさ、純粋無垢さ、そこから来るどうしようもない色気、色気があるからこその聞いている者の心を惑わすような背徳みたいな色合い。そう言うものが感じられて『小林裕介、凄い!』でした。

声として、めちゃくちゃ綺麗なんですよね。透明感すら感じさせるようで。でもそこに、時折、特に喘いだ時に混じる掠れみたいなものが、もう最高オブ最高。

 

ってかあの、序盤。本格的な行為に入る前の『それいちばんはじめに言うことじゃないですか!』の言い方、可愛すぎじゃなかったですか!?

ほんと、さっきも書きましたけど江純っていちいち可愛いんですよ。お坊ちゃんだからこその、こー、ある種の厄介さ、罪深さみたいなものもひっくるめた、それでも最後には『もう!許しちゃう!』となっちゃうような可愛らしさ。

あざといと紙一重の、純粋培養の可愛らしさと言うか。これも私の感想ですが。

 

だからともすれば、塩梅を間違ったら、江純の可愛らしさって歪曲してとらえられかねないような気もするのですが。

その辺り、そうはなっていなかったのがさすがの一言。だからこそ、致してるシーンでのあのぐずぐず具合。ろれつが回っていない台詞の言い回しとかも、何か純粋にドキドキさせられました。

なんてか、ほんと。聞いてて『あぁ、江純、ほんとうに気持ちいいし嬉しいんだろうなぁ』とお花畑を見ながら、私は思っていました。

 

もはや強めの幻覚どころの話ではない。恐るべしCV小林裕介。だから小林さんに関しても、やっぱりBLコンテンツにたくさん出演されているの、納得しかなかったです。

 

で、ですね。

 

『だんはじ』に関しては、私は今回で4作品目になるのですが。

このシリーズの何が好きって、ちゃんとアフターストーリーでキャラクターの成長、心理的な変化を描いている。

そこが個人的にはめちゃくちゃ好きだし、素敵だよなぁ、と毎回、思うんです。オリジナルだからこそできることかもしれないけれど。

決して長くはない尺の中で、それでもちゃんとキャラクターの物語を描きたいと言う制作さんの思いが、めちゃくちゃ感じられて。

そしてまた、このアフターストーリーではキャラクターの語り口調の印象が、本編のそれとがらりと、良い意味で変わって聞こえてくることも少なくなくて。

そのことで声優さんの演技力を堪能できるって言うのも、声優ファンにとっては嬉しいことだよなぁ、とも思うんです。

 

今作に関してもやっぱりそうで。

特に『吐き出すもん全部吐き出した!』って感じの八雲の吹っ切れた、自分の気持ちに正直になった言葉、その言い方は聞いていて本当に胸が熱くなったし。

今の今まで『自分を守るための思い込み』で、飛び越えることができなかった。飛び越えることもしようとしなかった距離。

それを軽々と、ふわりと。でも確かな『ようやく』と言う思い、その思いの重さを感じさせるように放たれた江純の言葉、その言い方にも胸を締め付けられました。

 

『不釣り合い』だと恋を解釈していたのは、そこに自分の本音を隠していたから。

それを不器用に隠し続けていたから。

ずっと隠しておきたかったその本音を突き付けられて、ぶつけ合って。

そうしたやっと自分のその気持ちも、そして相手のその気持ちも、素直に認めることが、受け入れることができた八雲と江純の姿が、それこそ目に浮かぶようでした。

どうぞお幸せに・・・ってか、数年後の2人を紹介した動画の限りだと、甘々さにも磨きがかかっているようで。

 

ごちそうさま!いいぞ、もっとやって頂戴!

ってかこの2人関しては、もはや喧嘩している様子すらご褒美、みたいな感じ、ありますよね!

ふはははは!好き。

 

ただシーズンが違うので、5thシーズンではお馴染みだった締めのBGMが無かったのは、マジで寂しかったです(笑)

あのBGMは全作品共通のものじゃなかったんだね・・・寂。

 

てなことで。7月に購入したBLCDの感想。残るは1作品となりましたね。

 

どうしてこんな遅くになったんでしょう。

我ながら、もはや言葉がありません。

 

とにもかくにもBLCD沼にはまって間もなく1年。

『だんはじ』から抜け出し、来年もマイペースに、気になる作品などを聞いていけたらなぁ、と思っております。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!