tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

あなたの○○はどこから?~山下大輝さん

はい。発表されました!

まつ毛ふぁっさぁ~、のこの方を演じられるのは、この方です!

www.animatetimes.com

あぁ、すごいわかる。すごいしっくり来る。『なんで思いつかなかったん!?』って自分をぶん殴ってやりたいくらいにしっくり来る。

12月からは4週連続でCV発表があるそうです。楽しみ。

 

てなことで本題でーす。

 

特定の声優さんと私との歴史を勝手に振り返る記事です。

『一体、いつから書いていないんだろう・・・あれ?もしかして今年初?』とか、非常に恐ろしいことを思ったのですが。

良かった。6月に能登麻美子さんでこちらの記事を書いていました。なので11月、2023年残り1か月にして『2023年お初です!』と言うことにはなっていないようです。

 

てなことで本日、取り上げさせていただくのは山下大輝さんです。

あれ?既にご登場いただいているとか?

そんなことはないですよね?ないはずだ(自己完結)

・・・ってか、だからあれだけ『書いた人はメモに記録しておけ』と言ったのに。

 

山下さんに関してはですね。『いつか、いつかこの記事で語ろう!』とずっと思い続けていた方なのですよ。『アイドルマスターSideM』の7thライブを見た直後にもそう思ったのですが。去年の話じゃんか!

ですが最近、7thのブルーレイを視聴したこともあって今回は勢いのまま、記事を執筆する運びとなりました。

 

てなことで。まずは私が初めて山下さんのお名前を知った作品、キャラについて調べていきましょうか・・・と言っても、これはもう調べなくても良いレベル。

弱虫ペダル』の小野田坂道ですっ!以上、解散っ!

 

小野田くんか、もしくは『ガイストクラッシャー』の白銀レッカ。このどちらかで山下さんのお名前を知った、と言う方が多いのではないかなぁ。

弱虫ペダル』に出演されている安元洋貴さんが、ツイッターで、この山下さんの主演ラッシュに言及されていた記憶もあります。不確かな記憶だけど(汗)

 

ウィキで見てみたら初めてオーディションで勝ち取った役で初主演は『ガイストクラッシャー』の方なんですね。

ただ作品の放送時期としては同時期。2013年の秋クール。『弱虫ペダル』は原作漫画も人気だったから、どうしても知名度的にはこちらの方が上と言う印象は否めない。それ故『弱虫ペダル』の小野田くんの方が先、と言う印象が、私の中にはあったのかな。

 

ガイストクラッシャー』は見ていないので語りようがないのですが『弱虫ペダル』は3期か4期くらいまでは見ていたはず。

そして今年の春クールまで第5期も放送されていたので、そうか。もう山下さん、小野田くんを演じ続けて10年になるんですね。

いやぁ~、これは役者冥利に尽きるだろうなぁ・・・凄いことだ。

 

原作漫画を私は読んでいないのですが、初めてアニメで作品に、そして小野田くんに触れた時。山下さんの演技、お声を耳にした時には『ぴったりやん!』と興奮しきりだったように記憶しています。あと『めっちゃ声、高い!可愛いな!』と思ったことも。

気が小さくて話すのが苦手。でも自分の好きなことになると前のめりになっちゃう。そうした小野田くんのキャラクターに、本当に山下さんのナチュラル少年ボイスはぴったりだったし、小野田くんの変化。自転車競技、たくさんの人との交流を通して変化していくその姿を表現される演技力と言うのも、今から振り返ってみても『新人とは一体』そのものだったように思います。

 

弱虫ペダル』と言う作品。小野田坂道と言う役で、私は山下さんを初めて知って、そして声優さんとしても認知したので、いつもの記事の流れとしてはここで終わり!

なのでここからは、個人的印象深い、『凄!』と言葉を失ったCV山下さんの役を振り返っていこうかと思います。

 

まずはこちら。この役もまた山下さんのキャリアを代表する役の1人と言っても過言ではないでしょう。『僕のヒーローアカデミア』の主人公、緑谷出久です!

こちら、アニメは2016年から放送されているのか・・・なので今年で演じ続けること7年目。多分、原作ラストまでアニメ化されるだろうから(何の根拠もないただの推測かつ希望)、この数字はきっと、どんどんと刻まれていくことでしょう。

 

ちなみに本作品。ジャンプ作品恒例、アニメ化される前にはVOMIC化、早い話がボイコミですね。こちらも公開されていたのですが、その時から山下さんはデク君を演じていらっしゃいました。

一方のかっちゃんこと爆豪勝己は、アニメでは岡本信彦さんが演じていらっしゃいますが、このボイコミの時には梅原裕一郎さんが演じていらっしゃったのですよ。

おお、かっちゃん、ずいぶんとまぁ、イケボだったんだね!(笑)

 

なんだろ。『ちょっと気は弱くて喋ったりするの苦手。だけど内に抱えている熱量の、その芯の強さの凄まじさ。そしてそれが爆発した時の、怖いほどの迫力』を見せてくる少年に、山下さんの声、ぴったりなんだよなぁ。トーン高めで、可愛らしさも感じさせるあのお声、ぴったりなんだよなぁ。

そしてそうした少年の言葉にならない気持ちを、だけど言葉で伝えなければならない。その役者としての演技力も、本当に素晴らしいんだよなぁ。素晴らしいってか、ほんと時々『なんでこの人、こんな演技できるんだろう』と素晴らしさに心揺さぶられ過ぎて、一周回って失礼極まりないことすら思っている私がいるくらいです。

すいません。全力ですいません(土下座)

 

あー・・・アレだ。デクくんも、そして後に挙げる役も。最初に挙げた小野田くんもそうだけど、山下さんの叫びの演技。

役の、その思いの丈が詰まりに詰まって、それでも全部、詰め込むことはできなくて、それ故に思いの丈が溢れて、零れて、ダダ漏れになってしまっている叫び。

この叫びの演技が、本当に凄いんですよ。

本当に役の感情を、そのままの熱量でぶつけてくる。剛速球でぶつけてくるかのような叫びと言うか。だから聞いていて、胸を締め付けられるような思いに駆られる。あるいはどうしようもなく心が揺さぶられて、居ても立ってもいられないような思いに駆られると言うか。

臨場感。そうです。臨場感です。

その言葉をまざまざと感じさせられるような演技だなぁ、と。

 

デク君に関しては長く続いている作品だからこそ、何度、この叫びの演技に心を穿たれるような思いを抱いたことか。

普段の、穏やかでぽわぽわしている時のデク君の演技も最高なんですよ。そこがしっかり、揺るがないからこそ、ヒーローとして活動している、その最中。様々な出来事に直面し、葛藤し、苦悶し、打ちのめされる。

だけどそれでも決して、決して諦めずに戦い抜こうとする、守り抜こうとする、そうした思いが炸裂している叫びが、まぁ、本当に凄いのよ・・・凄いのよ・・・。

山下さんの、特に叫びの演技に触れると『命を削るような思い』と言う言葉。そうして生み出されるものの凄まじさを目の当たりにしたような。そんな思いがするのです。

 

デク君同様、叫びが凄い(再三ですが叫びだけが凄いわけではないからね!)、印象的な役として挙げたいのが『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のナランチャです。

ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに関してはアフレコ時のカロリー消費量、熱量が半端ないことが、歴代の出演声優さんによって語られていますが。

確かにな。もう作品を見ていても、アフレコ時に声優さんたちから迸っているであろう汗がこちらにまで飛んできているような。そんな錯覚すら抱くくらいだもんな。

 

無邪気でチームの中でも特に子供っぽい性格、その一方で教育をまともに受けられなかったことに対して劣等感を抱いている。そのことについてからかわれると前後の見境なくキレてしまう、と言うのがナランチャと言う少年です。17歳。

山下さんのナランチャと言えば、全部、全部、凄かったんですよ!凄かったんですけど、やっぱり私としてはあのシーンですよ、あのシーン。

えげつないネタバレになるけど、アバッキオとの別れのシーンですよ。

 

ここでの山下ナランチャの叫びの演技は、もう、ほんと。涙腺、根こそぎ持ってかれたし、今、録画を改めて見返してみても、やっぱり涙がぶわっ、ですよ。

アバッキオを置いて先に進むしかない。その判断に対して頭では『そうしなければならないこと』がわかっていながらも、心がそれを受け入れない。受け入れられない。

その、ナランチャと言う少年の、何と言うかな。精神の脆さ。柔らかさ。そしてやさしさ。そうしたものが、もうあの叫びからは迸っていて。

なんかほんと『山下さん・・・ほんと・・・何者なのあなた・・・あなた・・・』と、言葉は正しくないかもしれませんが、凄さのあまり呆然自失に近いような思いをした記憶があります。

 

またこのナランチャの叫び。それがもう、あまりにもナランチャだったからこそ(語彙力)ジョルノたちが置かれている戦況の過酷さ。あるいはやはりジョルノたちもまた、アバッキオに対しての思いがないわけではない。だけどそれでも、あの場では、あの判断を冷静に、冷酷に下さなければならなかったのだと言うこと。そしてそれを下したジョルノやブチャラティの思い。

それらもまた、一層、際立って伝わってきていたように、私は思うのです。

演者さんの演技の応酬によって、演じていらっしゃる役の、その個性が際立つ。それってめちゃくちゃ素晴らしいことですよね。うん。

 

デク君、そしてナランチャなどの『叫び』が印象的な役は勿論なのですが。

あんさんぶるスターズ!』の朔間凛月に代表されるような、ちょっとクールな感じので、そっ、と言葉を発するような役の時のお声のトーン。演技も最高ですよね。何と言うか、めちゃくちゃ色気があると言うか。

熱く、一生懸命な少年役のイメージが強いからこそ、そう言う声のトーン、演技を耳に、目にすると、私としてはめちゃくちゃドキドキしてしまうのです。

 

そして山下さんと言えば、ご本人名義でアーティスト活動もされていますが。

個人的にはキャラソンの天才!

そんなイメージも非常に強い声優さんのおひとりです。

あくまでウィキ情報ですが・・・確か諏訪部順一さんのラジオにゲスト出演されていた時にも、そのようなことをお話されていたような記憶があります。

山下さん、ミュージカルがとてもお好きで、元々は歌を、と言う思いを持たれていたんですよね。で、その歌の勉強をしていく中で『お芝居がやりたい』と思うようになって、声優への道へと方向転換されたと言う。

 

だから、かどうかはわかりませんが、山下さんのキャラソン

キャラに合わせた変幻自在な声。歌い方。そして何より、歌を通してキャラクターの心情を伝える、その表現力みたいなもの。それらが聞いていてほんとに『うーん、うまいっ!』と唸らされるほどなのです。

それこそキャラクターが歌を通して、自分の思いを伝えていると言うお芝居を見ている。まさしくミュージカルを見ているような思いも抱かされるくらいで。

それでいて歌唱力も半端ない。安定感しかない。

 

弱虫ペダル』や『少年ハリウッド』、『あんスタ』『うた☆プリ』等々、それは数多くの作品、コンテンツでキャラソンを歌唱されている山下さんですが。

私としてはやっぱり『アイドルマスターSideM』の『彩』、猫柳キリオとしての歌唱は、もう山下さんのキャラソンの凄さを骨身に染み入るくらいに、いや誇張ではなく本当にそう思うくらいに、実感して頂けるのでは、と思っています。

 

CD音源だけでも、もう凄い。そもそもキリオの、あの、こぶしをきかせた歌声。クセありありの、あの歌い方。それを維持しながら、なおかつキリオの声として歌うって、もうちょっと意味がわかんない。

その上で、です。

 

ライブで、実際にキリオとして舞台に立たれている、パフォーマンスをされている山下さん、皆さん、ご覧になって下さいよ!

もうね、ほんとね、凄すぎて鳥肌立ちますよ。

『は、はっ・・・は・・・キリオが・・・猫柳キリオがそこにいる!』って、瞠目しちゃいますよ。

 

曲に合わせてころころと変わる表情も。舞台所狭しと動き、跳ねる姿も。こぶしをきかせた歌声も。どんな時も『楽しいでにゃんす!』と言う気持ちが伝わってくる、それらすべてが、マジで猫柳キリオなのです。

全身から迸るエネルギーが、もう猫柳キリオのそれ、そのもの。

7thライブで久しぶりに猫柳キリオとしてパフォーマンスされる山下さんの姿を見たわけですが。

『あー、凄いわ。やっぱこの人、凄いわ』とただただ脱帽。魅了されっぱなしでした。

 

この7thライブのブルーレイでは山下さん、オーコメにも参加されています。

本当にお忙しい方なので、SideMのライブに参加されること自体が久しぶりだったので、私としてはどんなお話が山下さんから聞けるのか。とても楽しみだったのですが。

 

一言で言えば『エモ・・・!』でした。今回のライブの中で、山下さんが『こうしたい!』と強くこだわりを持って実現されたアイディアとか。

『役の成長を見続けられるってとても嬉しい』と言う言葉も。

山下さんのSideMと言うコンテンツや『彩』と言うユニット、猫柳キリオと言うアイドルに対しての思いがひしひしと感じられて胸熱でした。

本当にお忙しいこととは思いますが、またライブにも出演して下さい・・・10th、10thにはまたメンバー勢揃いの『彩』が見られますように(願)

 

そんな具合で本日は山下大輝さんについて、やんややんやと語ってまいりました。

アニメなどでお見かけする山下さんの演技、その凄さは勿論ですが『キャラソン』と言う表現手段で味わえる山下さんの演技、その魅力にもぜひぜひ触れられて下さい!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!