tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

山下誠一郎さんと細谷佳正さんについて語ろう~好き勝手に語ってるだけです

この記事も多分、2、3か月前から『書きたい、書きたい』と思っていたものです。

 

この記事を書こうと思ったきっかけ、その1。

夏アニメとして放送されている『ホリミヤ-piece-』、その第1話、テレビ放送で言えば14分39秒くらいのところで、山下誠一郎さんが演じていらっしゃる石川透。彼が発した『そんなことがあったのか~』の言葉、その演技に私は『!』となったから。

またそもそもとしてこの石川。OVAの時に演じていらっしゃったのは、誰あろう、細谷さんなのです。

 

この記事を書こうと思ったきっかけ、その2。

『東京リベンジャーズ』の3期、10月から放送予定の『天竺編』から登場する鶴蝶のCVが山下誠一郎さんだと発表された時の、ネットの反応。その中に結構な数で『鶴蝶は細谷さんだと思ってた』と言うような反応が多かったから(ただしその後『でも山下さんも合う』とか『山下さんなら演技もうまいから嬉しい』と言う反応がほとんどだったことも書いておきます)。

また実際に『鶴蝶 CV予想』で調べてみたら、やはり細谷さんのお名前を挙げていらっしゃる方が多かった。

 

更に言えば実は前々から、薄々ではありますが『なーんとなくお芝居の質感とか。あと演じられる役の傾向とかが、山下さんと細谷さんって似ている気がしないこともないよなぁ』とひとりで勝手に思っていました。

なので今日は、思う存分、そのことについて語ります。

結論。好きな役者さんについて好き勝手語りつくしただけの記事です。万歳っ!

 

ではでは、早速。

まずは私が勝手に思っている、山下さんと細谷さん、ご両人の役者として似ているな、と思っているところを書いていきます。

異論は認めます。好きなことについて好きなように語っているだけなので。うへへ。

 

・お芝居が生っぽい。

・・・細谷さんは『テニスの王子様』などのアニメで本格的にブレイクされるまでは、外国映画、外画や海外ドラマの吹き替えを主軸として活躍されていました。

そんな細谷さんにとって『アニメは綺麗』なもので『外画は泥臭い』と感じるものだそうで、細谷さんは『外画の泥臭さが好き』なんだそうです。だから『なんで外画の泥臭さが、アニメでは表現できないのか』と思っていたとのこと。

そのため外画の吹き替えとは異なる演技を要求されるアニメの現場では、最初の内はちょっとした一言の台詞にすら、ダメ出しを受ける日々が続いたそうです。

でもそんな中、芽生えたある思い。

『だから泥団子を投げてやる。その反骨心だけでやってきた』と言う思いを、ずっと前の『声優と夜あそび』で話していらっしゃったのですが。

animeanime.jp

この回です。はい。

 

勿論、作品によります。全部の作品において、おふたりの演技が生っぽいと言うわけではないです。はい。ただ細谷さんに関しては、このお話を聞く以前から、『絶対に全部が全部、アニメ寄りの演技ではない』『100の内、絶対に1は生っぽい演技をぶち込んでくる』と言う印象があったのですが。

このお話を聞いてから、私は『あぁ、これが細谷さんお手製の泥団子攻撃か。ふふ』と思うようになったのです。

 

そうだなぁ。たとえば最近だと『大雪海のカイナ』のカイナの演技なんて、もう生っぽさの塊みたいな演技だったと私は感じました。

また私が細谷さんを役者として推すことになったきっかけでもある『ハイキュー!!』の東峰旭。この役の演技も、全編通して生っぽいわけではない。だけど私がまさしく細谷さんのお芝居に落ちた、1期の8話、9話あたり。旭がバレー部に復帰するきっかけが描かれていた回ですね。ここでのお芝居、その要所、要所、旭にとって大切な思いを吐露する台詞のお芝居なんて、めちゃくちゃ生っぽくて、だから私は『この人、なんて芝居をするんだ』となったわけなんですけど。

刀語』の主人公、鑢七花の演技も凄かった。それ故に『棒演技』だの『芝居下手かよ』と叩かれていたのも耳目にしたけど、いや、アニメであそこまで生の芝居を、それでいて鑢七花と言う青年に合ったお芝居を貫き通したって、凄くない?

ってか鑢七花は、細谷さんのあの演技じゃなきゃ、アニメで鑢七花として存在し続けることは不可能だったと思うの。

そしてウィキペディアにも書いてあるんですよ。

ナチュラルな芝居、表現力が持ち味である』と。ふふ。

 

一方の山下さんも『若手の中で生っぽいお芝居と言えば』と言う話になった時、必ずと言っていいほどお名前が挙がってくる演者さんではないでしょうか?

たとえば先程も挙げた『ホリミヤ』の1期、2期。私は1期のみしか全話、視聴しておらず、2期は1話のみの視聴なのですが。それでもこの作品、全体的に演者さんの演技が生っぽい。こー、ほんと。まさしく今、どこかの高校で繰り広げられていてもおかしくないような温度、質感でキャラクターたちが喋っている。ナチュラルな、自然な、リアリティのあるテンションでの会話劇。それを声優さんたちが演じている、そんな印象があります。

1期の時だったかなぁ?『アニゲーイレブン』のゲストで出演されていた時も、確か山下さんが『いわゆる生っぽいお芝居を求められる現場』と言うような発言をされていた記憶があります。ぼんやりとですが(汗)

冒頭に挙げたシーンでの山下さんのお芝居も、めちゃくちゃ生っぽかった。だから私は『!』となって『ほら!やっぱり!山下さんと細谷さんの、こう言う生っぽいお芝居の質感、めちゃくちゃ似てない!?似てない!?』と1人、興奮しきりだったのですが。

 

ただ当たり前ですが、山下さんのお芝居の質感と言うのも作品によります。すべての作品で終始、生っぽいお芝居をされているわけではない、と思います。

ですがなんだろ。総じて、私がこれまで見てきた山下さんのお芝居、アニメとボイコミ通してのみの感想で恐縮なのですが、そもそものお芝居の土台?みたいなもの。それが多分、とてもナチュラル、生っぽい方、そんな印象を持っています。

だからたとえば『歌舞伎町シャーロック』とか『天晴爛漫!』とかも、アニメっぽいお芝居なんだけど、要所要所で生っぽいお芝居が顔を出している。だからこその、その時のキャラクターの感情が、ものすごく胸を揺さぶってくると言うか。『86』のライデンもそう。『逆転世界ノ電池少女』とか『夫婦以上、恋人未満』のような、ちょっとコメディ色のある作品でも、所々で生っぽいお芝居が生きている。

そのお芝居によって、何と言うかなぁ。コメディ色の部分は勿論なんだけれど、それ以外の部分で表現される役の感情、一面みたいなもの。それがものすごく自然に、だけどふり幅を持って、とても人間臭く伝わってくるように、私は感じています。はい。

細谷さんのような『おりゃ!泥団子じゃ、食らえ!』的な反骨心ではなく(いや、知らんけどな(知らんのかい))、多分、これは山下さんと言う役者さんの強みであり、特徴なのだと勝手に思っています。

 

・声が男らしい、男くさい。

・・・昨今『男らしい』『女らしい』と言う表現には眉を顰める方もいらっしゃるかもしれませんが。私はエンタメの世界においては、ステレオタイプな『男らしさ』や『女らしさ』みたいなのは、むしろ誉め言葉として残されていて欲しいなぁ、とも思うのですが。

まぁ、そんな私の戯言はどうでもいい。

『声が男らしい、男くさいって当たり前じゃん。山下さんも細谷さんも男性なんだから』と言うツッコミは甘んじて受けてれます。ご尤も。

 

ただなんでしょ。男性声優さんの『男らしい声』『男くさい声』にも、またこれ、いろんなタイプがあると思うんですよ。はい。

で、私が思う山下さんと細谷さんのお声、男らしい声。男くさい声、そこに感じている共通点としてはですね、ずばり『朴訥さ』と『泥臭さ』が挙げられると思うんです。

勿論、これまた役柄にも寄りますが。

 

かっこいい声。なんですけれど、かっこよすぎない声、とでも言えばいいのかな?『イケボ!』と言われれば勿論、首肯したい思いしかないんですけれど、でも、私としてはこのおふたかたの声が『イケボ!』だけで判断されてしまうのは、ちと悔しい気もすると言うか何と言うか。

かっこいいお声なんです。だけど、ものすごく、これ言葉にするの難しいんですけど。何と言うか、こー、温かい大地とか力強い大樹、それを思わせるような素朴さと生命力みたいなものがあるなぁ、と言うか。そしてそういう印象からくる、人間的な泥臭さ、もっと言えば『男性が、男性として虚勢を張っている時、強がっている時』の泥臭さ、それを感じさせるのが、このおふたかたのお声の特徴ではないかな、と。

ただし再三、書いてきましたが、これも勿論、役にも寄ります。

 

だから、と言う部分もあるのかもしれないし、ないのかもしれませんが。

 

・いわゆる『頼られる役』『不器用な役』を演じられることが多い。

・・・『頼られる役』、もしくは『不器用な役』が多い気がする。いや、これもまぁ、結局は私が『山下さんと細谷さんって、役者として(以下略)』と言う目線で見ているからなのかもしれませんが、ってか絶対にそうなんですけど(苦笑)

ただまぁ『ホリミヤ』の石川然り。『頼られる』と言うのとはまた少し違うかもしれませんが、アニメを通して抱いた、私の彼に対する印象は『無自覚オカン系男子高校生』でした(笑)

一方、そこそこの方がCV予想に細谷さんのお名前を挙げていた『東京リベンジャーズ』の鶴蝶は、ネタバレ踏みに行ったら、この作品らしい、実に熱く、でも不器用な少年ではないですか。『あ~、だからきっと、多くの人が細谷さんを予想していらっしゃったんだろうなぁ』と私は1人、にやにやしてしまったのですが。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』、こちらの作品で細谷さんは、それこそ皆に頼られまく、でも自分は『かっこつけることがかっこいい』と思い込んでいるものだからなかなか誰も頼ることができなくて、結果としてどんどんと深みにはまっていく不器用極まりないと言う(あくまで私論です)オルガを演じていらっしゃいましたが。

本作品では、山下さんは昌弘・アルトランドを演じていらっしゃいました。この子もまた、仕方ないとは言えめちゃくちゃ、本当にめちゃくちゃ、哀しいくらいに不器用な少年でした。

 

細谷さんの『頼られる役』『不器用な役(そしてそこから自縄自縛に陥り苦悶する役(悦))』は挙げていくとキリがないのですが。

山下さんの『頼られる役』『不器用な役』の代表格として挙げられるのが『86』のライデンではないでしょうか。

この役は本と、山下さんの演技力。そして男くさくて泥臭い、人間的な素朴さを感じさせるお声。そうしたものがなければ、役としてあそこまでかっこよく、切なく成立することはなかったのでは、とすら私は勝手に思っています。

 

ただし勿論、当然ですが、いや本当に当然の話なのですが。

山下さんには山下さんの、そして細谷さんには細谷さんの声優としての、役者としての強みがあります。

そして同じように『頼られる役』『不器用な役』を演じられることが多いとしても、そこにはなかなかどうして、結構な違いがあるとも思っているので、その辺りはいずれ、またの機会に記事にしたいなぁ。

 

・広島ご出身。

・・・わお!ここに来て、だたの事実が出てきたよ!(笑)

今、調べて、今、知りました。そうか、そうかぁ。そうだったのかぁ。

ちなみに広島ご出身の声優さん。私が以前から知っていたのは、えー、Machicoさん、それから笠間淳さん、あと増田俊樹さんか。このお三方は知っていたのですが、他にも平田宏美さんや増元拓也さんなども広島ご出身とのこと。

・・・ヤダ、なにこの良い声連合。その中、圧倒的あざとさすら感じさせる可愛さボイスのMachicoさんセンターにして、なんかやって欲しい(笑)

 

そんなこんなで好き勝手なことを好きなように語ってまいりましたが、結論として『あぁ、この人、山下さんのお芝居も、細谷さんのお芝居も好きなんだなぁ』と言うのが伝われば、私はそれで満足です。

大満足です!

てなことで、いずれ機会があれば、この記事の続きを書きたい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!