腰が痛い・・・相変わらず腰が痛い・・・。
昨日のシフトは諸事情(いつも通りの人員不足)により最初のそれと変更になって、結果、私としては『命拾いしたぜ、ふぅ』と言う、大変ありがたいものだったのですが。
これで『はい!飲料出してくださーい!』『はい、じゃ、次はトイレットペーパー類の品出しもお願いしまーす!』と言われた日にゃ、私、耐え得る自信がない。
腰・・・元気な腰が欲しいです・・・おっふ。
本題です。
いろいろ落ち着きました。
その『いろいろ』のお陰でたまりにたまった秋アニメを、必死こいて消化している今日この頃です。
少し気を抜くと新規の録画ができないくらいにHDDの残量は、ギリギリです。
そんな感じで毎クール恒例の記事です。
そのクールに放送されているアニメ。そちらを彩る楽曲の中から、個人的に印象的な楽曲について語る記事です。
本日はOP、次回はEDです。
この秋クール、視聴作品本数としてはここ最近では最多になっています。
なので必然、いつものクール以上に『どの楽曲も印象的なんだよ!時間が許せば全曲、語りたいくらいだよ!』と思うのですが。
迷いに迷い決めた3曲はこちらです。
どうぞ!
・『レイジョアハンズ!! ~Raise Y/our Hands!!~』レイ&クレア
・・・ただただ一途な愛だけを胸に。虐げられても、罵倒されても、ひたすらハイテンションにひた走る。そのドM変態極まりない主人公の姿が実に清々しく愛おしい(笑)『私の推しは悪役令嬢。』のOPでございます。歌唱はレイ、CV芹澤優さんと、クレア、CV奈波果林さん。
『初めての共同作業ですよ!』とレイの歓喜の声が聞こえてきそうですけど。ちなみにEDもこの2人による、いわばキャラソンです。
いやぁ、なんだろ。初めて聞いた瞬間、にやにやしてしまいましたよね。昨今、アニメのOP、EDを飾る楽曲って本当に多彩で、そして楽曲としてのクオリティもめちゃくちゃ高い。その楽曲自体がもはや『作品の中のひとつの作品』的な存在感すら抱かせることもあるくらいで。
で、この楽曲に関してもそうなんです。そうした昨今のアニメ楽曲。そのクオリティの高さや存在感を放ちつつ、しかし『そうそう。アニソン、キャラソンと言えばこう言う感じよね!』とガッツポーズを握りたくなるような。思わず『にやり』とした笑みが込み上げてしまうような。そんな、どこか懐かしさを感じさせるような楽曲であるのがたまらない。それ故に一度、聞いたが最後、幾度なく聞きたくなるような、頭の中でずーっと繰り返させるような、とても中毒性の高い楽曲だと思います。
そしてキャラクターとして歌唱されている芹澤さんと奈波さんの、キャラソンとしての歌唱力、表現力も最高なんですよ。
当たり前だけれどおふたりとも、めちゃくちゃキャラとして歌唱されている。奈波さんのクレアの歌声は気品がありつつ、悪役令嬢としての素質・・・と言う言い方もおかしいですが、どこか意地悪な、ツンとした雰囲気もある。なのに可愛い。
芹澤さんのレイとしての歌声には『やり尽くしたゲームの世界だから、何もかも知ってるもんね!』と言うずるさが微かに滲みつつ、とにかく『そして私はクレア様が大好きです!んんっ、好き!愛してます!』と言う猪突猛進な思い、弾むようなその思いが感じられて。この辺りは芹澤さんの声優としては勿論だけど、アイドルとしてのキャリア、その中で培った表現力も私はめちゃくちゃ感じました!
歌詞も面白いんですよ。レイとクレアの心情が歌われているんですけれど、見事に噛み合ってない(笑)。にぎやかな曲調と相まって、この曲を聞くだけでも、この作品がどんな作品か。ある程度、察せられるのも素晴らしい!
・『大大大大大好きな君へ』花園羽香里、院田唐音、好本静、栄逢凪乃、薬膳楠莉
・・・『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』のOPです。本当は曲名の最後に『ハート』が入ります。こちらもキャラソンで順にCVは本渡楓さん、富田美憂さん、長縄まりあさん、瀬戸麻沙美さん、朝井彩加さんでございます。
いやぁ~、この作品もまぁ、面白い。1話からげらっげら笑いながら視聴しています。とんでもない設定、そこから『よくあるハーレムものなのかな?』と言うイメージで見始めたのですが、まぁ、とんでもなかった。
こんないろいろおかしな、おかしいけれどしごくまっとうでまっすぐな純愛もの、ありました?『君が好きだから好きなんだ!』を突き通し『君たち1人、1人を、全員、幸せにするよ!』と正々堂々、発言しちゃってる主人公が、まぁかっこいい。
そしてヒロインちゃんたちが、まぁ可愛い。そして皆が皆、純粋で真面目だからこそのとんでもない物語が、愛おしいし面白い!最高です!
そんなにぎやかで面白い、しかしやってる張本人たちはとてもまじめな作品の幕開けを飾るこのOP。良いですよね。この曲もまた『ザ・キャラソン!』って感じがして、初めて聞いた時から虜です。
一言で言うなら『てんこ盛り』です。『てんこ盛り』の後にやっぱり『ハート』を付けたくなるくらいに『てんこ盛り』です。メロディも歌詞も、そして流れる絵も『てんこ盛り』。それでいて当たり前だけれど『てんこ盛り』な作品の世界をしっかりと表現している。天才。
細かいんですよ、絵も。恋太郎の彼女たち。その1人の1人の個性が、ちゃーんと、細かく描かれている。そして恋太郎も。その狂気と紙一重の純粋さも(笑)。でもこのOPで描かれている恋太郎見たら、誰だって彼のこと好きになっちゃうはず!こう言う奴なんですよ!恋太郎って男は!
メロディライン、めちゃくちゃ忙しいなぁ。
そんなことを思いつつ作曲・編曲陣に名を連ねている方々を確認したら・・・成程。最初に飛び込んできたお名前に『成程。どうりで忙しい、ミュージカルのような曲になったわけだ』と1人、納得した次第です。ふふ。
そして本作品。登場する彼女ちゃんたちが本当に可愛らしくて、そこも魅力的なんですけれど。その理由のひとつには、彼女ちゃんたちを演じていらっしゃる声優さんの、その声の魅力に最もぴたり、とはまるような役を、それぞれの演者さん達が演じていらっしゃるから、と言うのもあると思うんですよ。
で、この楽曲はキャラソンなわけです。なのでそれぞれの声優さんの、声優としての声の魅力、強みが役を通して堪能できる!
最高じゃないですか!(語彙力)
だから当たり前のことなんですけれど、これだけ『てんこ盛り』で忙しい楽曲なのに、ちゃんと1人1人の彼女ちゃんたちの歌声が聞き分けられるのも、もうキャラソンとして完璧の一言なのです。
歌詞も良いよね。YouTubeのコメ欄でも絶賛されていますが『100分の1じゃない ×100の愛を浴びせて』って歌詞なんて、もうほんと、天才の所業。
・『点と線』伊藤美來
・・・『こういうのでいいんだよ・・・こういうので・・・。もう止め絵ですら尊いんだよ・・・尊いんだよ・・・』と毎週、その尊さに浄化されまくっている『星屑テレパス』のOPでございます。
今期、百合アニメ多いね!百合じゃなくても百合百合しい作品もあるから、ほんと、最高だよね!『欲を言えばもう少しビターな感じの。ドロドロな感じの百合も見たいんだけど』と言う気がしないこともないけど、でも甘々百合も良いよね。最高!
『星屑テレパス』、いつぞやの記事にも書きましたがもう少し、作中に登場する意思疎通の手段『おでこぱしー』が軽率に、ジャンル問わずあらゆるカプの間で流行りはしないものか。そう期待しているのですが、私の期待はどうでもいい。
コミュニケーションが極度に苦手な主人公。そんな彼女の前に現れたのは、宇宙人を名乗る少女。彼女との出会いによって主人公の世界が少しずつ変化していく、と言う本作品。百合的味わいは勿論ですが、本当に少しずつ、少しずつ、変わっていく主人公ちゃんの世界。また主人公ちゃんの考え方そのものの変化が、とても繊細に描かれているのも、私としてはものすごく胸が『ぎゅっ』となるのです。
また性格も、物事ひとつに対する考え方も全く異なる登場人物たちの関係。時にはぶつかりもするそれを描いていることで、青春ものとしての味わいもしっかりしている作品だなぁ、とも感じます。そんな本作品のOPを飾るのが声優としても活躍されている伊藤美來さんの楽曲です。
いや、もう何がってさ!曲の始まりがめちゃくちゃ好きなのよ!『宇宙』がひとつのテーマにもなっている本作品だからこその、このイントロだと思うんですが。
めっちゃ宇宙じゃないですか!(語彙力壊滅!)、このイントロ!静けさがありつつ、それでも何て言うのかな。『応答願う』と呼びかけているような、その思いを確かに感じさせるようなイントロで。
それがコミュニケーションが苦手過ぎる故、『この世界ではない、宇宙で。自分の言葉や思いが届く人に出会いたい』と切実に祈っていた主人公ちゃんの気持ちを表現しているようにも思えて。
もう毎週、このイントロを聞く度、切なさに発狂しそうになります。
何か調べてみたら、モールス信号?が使われているとか何とからしいです(いい加減)
そして伊藤さんの歌声もさ・・・もうめっちゃ可愛い。可愛いんだけど、当然ながら可愛いだけじゃなくて。歌詞のひとつひとつの言葉に込められている思い。それをものすごく感情豊かに、そして繊細に表現されているような歌声で、とにかく聞いていてやっぱり胸が『ぎゅっ』となるのですよ。
サビの部分の高音も、良い意味で突き抜けすぎていない。ふわっ、と包んだような優しさが、そして可愛らしさがあるから、すごく聞いていて心地いい。耳にやさしい。
『ぎゅっと』の歌い方、反則。
あとタイトル『点と線』も『天才か』と思ったけど、歌詞ももう・・・タイトルが『点と線』であることの意味が、この歌詞を読むともうめちゃくちゃ伝わってくると言うか。そして当たり前だけど、ちゃんと『星屑テレパス』の世界を、物語を。登場人物たちの気持ちを表現しているのも、素晴らしすぎる。
何と言うか、もう歌詞だけでもじっくりと味わいたい。味わうことで脳内に確かに『星屑テレパス』の世界が広がっていくのを感じたい。そう思わせるくらいの歌詞なんです。
はーい。そんな具合で3曲、語ってまいりましたが。
これもこの記事恒例。他にも気になる楽曲のいくつかを、少しずつではありますが語っていきたいと思います。
まずは少年少女たちのバトルロイヤルを描いた『カミエラビ』のOPです。こちらはELAIZAによる『スクラップ&ビルド』です。
ELAIZAが池田エライザさんであることを、今、知りました。
いや、とにかく歌声、めっちゃかっこいい。少し低めのクールでけだるげな歌声がめちゃくちゃかっこいいと思っていたので『どんな方が歌われているのかしら』と思っていたら。
めちゃくちゃ陽気な始まり・・・なんですけど、何と言うか『陽気すぎて逆に不安になってくる』みたいな雰囲気が終始あるのが最高。そしてそれが何より『カミエラビ』と言う作品を表しているように、私は思うのです。
楽曲としても先が読めない感じがあって、そこもまた作品とマッチしていますよね。
それから『柚木さんちの四兄弟。』のOPです。こちらはflumpoolが担当でタイトルは『泣いていいんだ』です。
はーい。もうこのタイトルからして反則だと思いまーす!
いや、もうずるいよね。うん。ずるい。このタイトルもずるいし、楽曲そのものもずるい。ボーカル山村さんの歌声もずるい。
歌詞も読みましたか、あなた。ずるいわよ。
ずるいのだ。もうこの楽曲、ただただ『人と人の、どうしようもなく面倒くさくて、大変なこともあって嫌になることもあるけれど。それでもその関係の中でしか生まれない尊い温かさ』が詰め込まれていて、ただただずるいのです。ええ、ずるい。
で、それが『家族って言ったって、全部が全部、わかりあえるはずもない。全部を全部、許せるわけでも、受け入れられるわけでもない。だけどそれでもやっぱり『家族』は唯一無二の関係であり絆なんだ』と言うことを描いているこの作品にぴったりすぎて、もう本当にずるいの一言なのです。
あと作品は見ていないけれど『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の逆転ストーリー~』のOP、上坂すみれさんの『ハッピーエンドプリンセス』も好きです。
アーティスト活動されている声優さんはたくさんいらっしゃいますが、こう言うテイストの曲を歌唱できるのなんて、上坂さんだけだと思います。作詞作曲は、アニソン界でもおなじみのあの方です。いつかセルフカバーも聞いてみたいなぁ。
MVもめちゃくちゃ可愛い。上坂さんの振りってかダンス、めちゃくちゃ独特で好き。
その他『アンデッドアンラック』のOP、女王蜂の『01』も好きです。
『ミギとダリ』のOP、そらるとりぶの『ユウマガドキ』も好き。
『魔法使いの嫁』のOP、JUNNAの『眠らされたリネージュ』も好きです。
『Helck』のOP、愛美さんの『HELP』も好きです。
結論、全部、好きです!
てなこと明日はED編をお送りします。よろしければ引き続き、お付き合い下さい。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!