tsuzuketainekosanの日記

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春アニメ、印象的な声優さん~男性声優

はい。てなことで昨日お送りした記事の続き。

今期、視聴しているアニメ作品の中で、個人的に印象的な声優さんについてやんややんやと語るシリーズ記事の男性声優さん編です。

 

ではでは早速、まずはこちらの方から。

山下大輝さん

・・・数多くの作品で等身大の少年を演じていらっしゃる、そんなイメージが強い山下さん。その演技力は今更、私がどうのこうの言わなくとも皆さん、ご存じのところだとは思うのですが。

個人的には山下さんの、演じていらっしゃるキャラクターの感情が爆発した時、感情のリミッターが外れてしまった時の演技が凄まじいと言う印象があります。

たとえば『僕のヒーローアカデミア』の出久くんの、戦いの中で感情を爆発させた時の、あの叫びとか。それから『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のナランチャ。彼がアバッキオの死に際して発した、あの悲鳴とか。勿論、それ以外の演技も素晴らしいんですけれど、その時の演技と言うのは演技なのにナチュラルさ、そのキャラクターだからこそのナチュラルさがあって、ものすごく胸を打たれる。自然にそのキャラクターの、その時の感情が伝わってきて、泣けるんです。

 

で、今期、山下さんは『ダンス・ダンス・ダンスール』で主人公の村尾潤平を演じていらっしゃるのですが。

このキャラクター、めちゃくちゃ忙しいキャラクターですよね。感情的に。こー、自分の感情にストレートに動く少年と言うか、その感情も一瞬、一瞬で変化を見せると言うか。落ち着きがないと言うか(笑)、頭ではなく感情で動いているキャラクターと言うか、いや、勿論、作中でも描かれていますがちゃんと考えている部分や、自らの感情も押し殺している部分もあるんですけど、でも、そう言う部分も含めて、感情的に、感情表現が忙しいキャラクターだと思うんです。

更にこの作品、ジョージ朝倉さんのあの特徴的な絵が、そのままアニメ絵として再現されている。加えて独特の演出もあり、作品的にはめちゃくちゃ濃い。

 

なんですけど、山下さんの演技は潤平の感情の忙しさを余すことなく表現されていて、かつ作品の濃さにも全然、負けていない。それどころか、その濃さに、あの演出に、原作絵に、村尾潤平と言う少年に説得力を持たせているとすら感じられる。

それがもう、毎話、毎話『すげぇな』と思うばかりなのです。

何て言うのか、冒頭に書いた、キャラクターの感情のリミッターが外れた時の演技。それを1話通じてされていて、視聴する側としては、それを毎話、毎話、見ているような感じと言いますか。なんか村尾潤平と言うキャラクターの、その生命力が全部、ぶつけられているような、そんな感覚にすら陥るのです。

 

いやぁ、なんだ。お芝居としてうまいと言うのは勿論なんですけど、なんかもう、そう言うのをぶち抜いちゃってただただ凄いお芝居だな、と思います。これは演じられるのに、すごくエネルギーを消費されていることだろうなぁ。凄いわ。

 

土屋神葉さん

・・・『群青のファンファーレ』にて風波駿を演じていらっしゃいます。土屋さんはここ数年、アニメでメインキャラクターを演じられることが多くなってきていますね。個人的には『ハイキュー!!』での五色工や『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の典元泉の演技が、とても印象に残っています。

そして『群青のファンファーレ』での駿ですが・・・土屋さんの演技がどうと語る前に本作品。なんかほんと、惜しいよなぁ、と言う気持ちしかわいてこないのが、個人的にはめちゃくちゃ残念だなぁ、と思うのです。騎手を目指す若者たちの物語と言う、その題材からめちゃくちゃ期待していたのですが・・・特に前半、なんか別に、騎手学校が舞台じゃなくても良いような物語ばかりが繰り広げられていたような気が・・・。

 

はい。まぁ、これ以上の感想はまた然るべき記事にて書くことにしまして。土屋さんの演技です。

いや、とにかく土屋さんのお声、非常に特徴的ですよね。あとその演技も、ちょっと他の声優さんとは毛色が違う感じが個人的にはします。初めて『ハイキュー!!』でそのお声、演技を聞いた時は、『!?』と軽い驚きを覚えたものです。こー、顔出しの役者さんが声優として演技されている時に感じるリアルさとか、生々しさとか、そう言うものがあると思うんですよね、土屋さんの演技って。

 

で『群青のファンファーレ』の駿においては、この特徴的なお声、そしてその演技が、駿と言う少年にめちゃくちゃはまっていると、つくづく感じるのです。大自然に囲まれて育ち、世俗にはほとほと疎く、屈託のない性格。その一方で馬と意思疎通を図れるような一面もあり、騎手学校においては高いセンスを発する・・・実にアニメらしい、アニメだから当たり前なんですけど(笑)、現実にはまずお目にかかれないようなキャラクターです。

でもそこを土屋さんが演じられることで、妙な説得力がある。天然さも、世俗に疎いところも。馬の声が聞こえると言うところも、センスを発揮して、それでもなお、にこにこと笑っている無邪気なところも。全部、なんか不思議な説得力がある。そこがとても個人的には印象的だったので、お名前を挙げさせて頂きました。

 

なんだろ。ちょっと男性声優さんで、こういう類の演技をされる方って珍しいような気がします。個人的意見ですが。

 

・「今週の『可愛い。』担当」

・・・おわかりいただけるだろうか。特定の声優さんではなく「今週の『可愛い。』担当」の男性声優さんである(どーん)

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』は毎週、CV金元寿子さん演じられる社畜さんこと伏原さんが、CV日高里菜さん演じる幼女の幽霊や、CV小原好美さん演じる化け猫のみゃーこに癒されまくり、その癒されっぷりが、もはや見ていて羨ましい限り。社畜になってこんな可愛らしい幼女幽霊たちに出会えるんなら、むしろ喜んで社畜になるわ、と言いたくなるくらいの作品なんですけど。

その作中にて登場するのが「今週の『可愛い。』担当」の声優さんたちです。幼女幽霊ちゃんたちに対して、伏原さんの『可愛いっ!』と悶えたくなるような、その抑えきれない感情を『可愛いっ!』と代弁するためだけに(正確には、それ以外の台詞を口にされることもありますが)本作品、毎週、違う男性声優さんをキャスティングされているのである。

 

なんとまぁ豪華な!

 

1話の前野智昭さんに始まって井上和彦さんや小林裕介さん、森久保祥太郎さんや小野大輔さんなどなど。今の今までそうそうたる面々が「今週の『可愛い。』担当」として登場されているのですが・・・。

いやなんだ、声優さん好き人間、CVでお名前を見ずにそのCVを予想して当てるのが趣味の人間としては、これ、めちゃくちゃ楽しい(笑)。勿論、この作品自体も本当に、それこそもう『う゛う゛ん!がわ゛い゛い゛!』ともはや濁点付きそうなくらいに悶えるしかないほどの可愛さに溢れていて(笑)、かつ切なさもあり、でもほっこり癒される作品なので楽しみなんですけど。

でもほんと、もうこの「今週の『可愛い。』担当」さんの第一声を耳にした瞬間『はい!わかった!○○さんだね!』と即答したり、あるいは『うーむ・・・これはちょっと迷うなぁ』と首を傾げたりするのが、めちゃくちゃ楽しいのです。

 

それでいてちゃんと『可愛いっ!』と言う伏原さんの抑えきれない感情を代弁する、その役割を果たされている、すなわちその部分を男性声優さんが演じることの意味があるのも、素晴らしいことだよなぁ、と。

私は「今週の『可愛い。』担当」の声が聞こえる瞬間は、『伏原さんの、あるいはこの作品を見て、幼女幽霊ちゃんたちの可愛さに悶えまくっているすべての人の中の『おっさん』が表出した瞬間』と思っています(笑)

 

誰の心にも『おっさん』は住んでいるのだよ・・・。

 

はい。と言うことでとても印象に残っているわけなのですが・・・これ、原作漫画ではどう言った感じになっているのでしょうか?

表記としては『可愛いっ!』と表記されているだけなのだろうとは思うのですが・・・と言うことでいろいろ調べてみたら。

成程!原作の場合は『可愛い』の下に、おそらくは作者さんと思しき方の手書きで『CV○○』と言うふうに書かれているのですね。と言うことは今回のこの「今週の『可愛い。』担当」と言うのは、いわばほぼほぼ原作通りと言うわけなんだ。成程。いや、これはめちゃくちゃ面白いし、ここまでしっかり、アニメでも再現されると言うのは嬉しいことだなぁ~。

 

はい。と言うことで男性声優さんも、以上3名・・・いや、最後の「今週の『可愛い。』担当」は正確には1名ではないのでアレなんですけど(ごにょごにょ)、とにもかくにも3名、お名前を挙げさせて頂きました!

 

勿論、女性声優さん同様、男性声優さんも他にもたくさんいらっしゃいます。

たとえば『薔薇王の葬列』でのリチャードを思い続ける2人の男性、似ているようで正反対な2人の男性を演じていらっしゃる杉田智和さんと日野聡さんの演技!もうたまんないよね!切なくて、その切なさが色気に直結していて、たまんないよね!

それから『かぐや様は告らせたい』の古川慎さんと鈴木崚汰さんの演技も。もう3期まで演じていらっしゃるわけですから、なんかもう、その演技と言う、キャラクター同士のコンビネーションと言い、抜群の安定感。なのに毎話、新鮮な笑いを届けてくれると言うのが素晴らしい。

そしてコンビネーションで言えば『エスタブライフ グレートエスケープ』にて、アルガとウスラを演じていらっしゃる速水奨さんと三木眞一郎さんの、凸凹コンビネーション、若い女の子たちに振り回されっぱなしコンビも最高です。

 

若者たちの夢を応援する、実にかっこいい大人を演じていらっしゃると言えば『パリピ孔明』での置鮎龍太郎さんと福島潤さんの演技も、本当に良いですよねぇ。なんてか、身近に1人でもこんな大人がいてくれたらなぁ、と40の、年齢だけ見れば大人のはずの私は思う(汗)。福島さんの演技の幅広さは、ほんと、凄いよなぁ。こんな渋くてダンデぃでかっこいいオーナー演じていらっしゃる方が、別の作品ではとんでもないゲス主人公を、実に生き生きと演じていらっしゃるんだもんなぁ~(笑)

 

あと『阿波連さんははかれない』でダイナミックとドジっ子の阿波連さんに驚かされながらも、彼女をやさしく見守る天然イケメン、ライドウを演じていらっしゃる寺島拓篤さんの演技も良いですよねぇ~。こー、ものすごく自然で。ライドウのやさしさとかが、さりげなく、でもちゃんと温かく伝わってくるのが最高。

そして『群青のファンファーレ』で言えば、桜庭惣司朗を演じていらっしゃる橘龍丸さんの演技も、いつの回だったかはちょっと忘れたけど(汗)めちゃくちゃ印象に残ってるんだよなぁ~。素直に『いい演技』と思ったのです。はい。

橘さんに関しては夏クール『惑星のさみだれ』にて重要なキャラクターの1人、アニムスを演じられます。めっちゃ楽しみ!

 

てなことで、このシリーズ記事、毎回恒例の締めにはなりますが。

全ての声優さんに、本当に、本当に感謝なのです・・・あなた方が素晴らしい演技を見せて、聞かせて下さることが、私の日々の活力のひとつになっています・・・ありがたや・・・ありがたや・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!