『タイトル通りの内容を書こうと思っていたのに、あれ?なんか最終的には違う感じになってない?』『どうしてこうなったの!?ねぇ!誰か教えて!』と言う内容が多い私のブログにしては珍しく、最終的にはひとつの具体的な結論にたどり着いています。
素晴らしい。
ポジティブな意味での『どうしてこうなった』ですが、それにはいくつもの偶然の積み重ねがあったことをご報告しておきます。
『次はどんなBLCDを聞こうか』と言うわくわくを胸にDLsiteさんのドラマCDのページで、あれこれと検索をかけたりしている私なのですが。
す、すまぬ。
当たり前だけどもう数が多すぎて、ちょっとよくわかんない(汗)
声優さんのお名前で検索かけても、出てくる方はめちゃくちゃとんでもない数の作品数が出てきたりするし。
あと何と言うか、アニメ主食の私が、あくまで『アニメで接するその声優さんの演技』だけでBLCDを選んじゃうのは、なんかすごい勿体ない気がする。すごいする。
更にですね。なんだろ。私としては、やっぱりお話が私好み、と言うか。私好みでなくても良いから、何か『がつん』とひとつ、ぶつけてくるような。ぶつかってくるような。そんなお話の作品に、是非ともBLCDで触れてみたい。そんな思いもありまして。
そうなると世のBLCDの多くを占めているコミックを原作とするもの。それらに対しては『よし。これも気になった。ひとまずコミック、読んでみるか』と言う流れに傾いてしまって。
結局『聞きたいBLCDリスト作りの旅』に出かけたはずのBLCD沼新人の手元に現在あるのは『読みたいBLコミックリスト』だったりします。
笑う。
何だろ、私はとことん『読む』のが好きな人間なんだなぁ(言い訳)
『男子高校生、はじめての』みたいな。
オリジナルシナリオのBLCDって、ないのかしら?
調べてみた。ないことはないのか。あるのか。そうか。
そんな状態だったのですが。
5月21日に山下誠一郎さんがお誕生日を迎えられたではないですか。
で、そのお誕生日おめでとう記念の記事を書いたり、山下さんのお誕生日を記念してアップされた他の方の記事を読んでいた内にですね。
『山下さんが出演されているBLCDが聞きたい』と言う欲に、急激に駆られまして。
ただ山下さんが出演されているBLCDも結構な数になるわけで。
私のこんな欲求を見透かして下さったかのようにして(そんなはずはない)、山下さんが出演されているBLCDについて、ものすごく丁寧に、たっぷりな語彙力で紹介されている記事を読んだりしながら、『ふむふむ。これも気になるな』『あー、これは聞いてみたいかも』と胸を高鳴らせ『で、どっちもコミック原作だから、とりあえず読んでみようか』となりまして。
結果『読みたいBLコミックリスト』の作品数が、増えたよ!
やったね!
・・・いいのか、私。これでいいのか・・・。
いや、これはこれで楽しいからいいんですよ!(再びの言い訳)
先程、アニメ主食の私がアニメで触れている演技だけを、BLCDを選ぶ基準にしてしまっては勿体ない気がする、と書きましたが。
山下さんに関しては、その点は何の心配もない役者さんだと思うのは、私だけではないはずだ。
あとボイコミではありますが『愛追うふたり』、こちらでの山下さんの演技も、本当に本当に素晴らしかったので、そう言うのもあって『BLCD』の中で、山下さんの演技に触れてみたい、そう強く思ったのです。
なんだろ。ほんと、人間臭いお芝居されますよね。透明感と頑なさを感じさせるお声に、1人の人間のいろいろな思い、いろいろな顔。そう言うのを大げさになり過ぎない、けれど確かに伝わってくる、絶妙な強弱、バランスで滲ませることができる、そんな役者さんだと思うんです。
こー、キャラクターの人間としての体温。それが伝わってくる演技をされる役者さんだな、と。
そんな具合であれやこれやと迷った末『そうか。これはもはや『男子高校生、はじめての』の8弾、あれを聞くのが運命なのでは。そうだ、運命だ』と思いまして。
運命だね!
『私が聞きたい『男子高校生、はじめての』』と言う記事でも挙げていたと思うんです、この8弾に関しては。
やはり前にも書いたと思うけど『LOVERS UPDATE!』の動画。ここの2人、CV山下さんの八雲とCV小林裕介さんの瑞祈だけ、明らかにちょっとおかしくなかったですか?
良い意味で。良い意味でおかしすぎたと言うか。
いちゃいちゃしすぎだろうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(絶叫)
私、ほんとにこの動画、初めて視聴した時、目の前にお花畑が見えましたからね。
『あぁ、ここは天国か』と思いましたからね。
『そうだよ。CV山下さんも素晴らしいし、CV小林さんの演技も、ほんと、もう素晴らしすぎたんだよ。CV小林さんの受け、最高過ぎんだろ。ならばやはり、手元のBLCDを聞き終えたら次は『だんはじ』8弾に行こうか』
そんなことを思っていたんです。ってか今も思ってるんですけど。
ところで、ですね。
昨日、感想記事を挙げた『サハラの幸福者』を含む『サハラの黒鷲』シリーズ。
こちらもまたドラマCD化されており、『黒鷲』ことロキは熊谷健太郎さんが、そしてアルキルは佐藤拓也さんが演じていらっしゃいます。
誰も信じてくれないだろうとは思うけど、私は初めてこの作品を読んだ時『あ、アルキルは絶対にCV佐藤拓也さんや』と思ったんですよ。いや、ほんとに。
この作品で熊谷さんは初受け役を演じられたとのこと。でもすごくその演技力が評価されていて、このドラマCD自体も高い評価、人気がある。そんな認識が、私の中にはあります。
何よりこの作品、私は漫画でずっと追いかけている、本当に大好きな作品なんです。
だからそのストーリーも知っているし、熊谷さん、佐藤さんのお声がそれぞれのキャラクターにぴったりなのも、CDを聞いていなくても十分にわかると言うか。はい。
だからこのシリーズも聞いてみたいなぁ。そんなふうに思っていたんですけど。
それを実行に移していなかったのは他でもない。
『熊谷さん、佐藤さんはぴったりだ。文句なしにぴったりだ。だがしかし。他のキャラクターはどうなんだ』と。
そう言う不安があったためです。
『特に私が大好きなあのキャラクター。あの彼のCVは一体、どなたなんだ。ぴったりな方だといいのにな』と。
『そう言う不安があったのなら、調べればいいじゃない。他のキャラのCV』
そのツッコミはごもっともの一言です。
しかしですね。
大好きな作品の、大好きなキャラクター。
そのCVを知るって、なかなかに諸刃の剣だと思うんですよ、私は。
その方が自分の中でもしっくりくる、かつその演技力に関してはもはや信頼しかないと言う方だったら万歳三唱。これから漫画を読み続けていく中でも、その方のお声が自然に脳内で再生される、それは実に素敵で素晴らしく幸福なことです。
だからこそその逆だった場合のことを思うと、なんか自分一人で勝手に落ち込んじゃうことがその声優さんにとっても申し訳ないし(ほんとによ)、でもやっぱり『なんか・・・なんかイメージが違う気がする』と言う気持ちを拭えないし。
先程、私が『オリジナルシナリオのBLCDはないのか』云々と書いたのも、そう言う思いがあるからこそなんです。はい。
そう言う、実にどうでもいいつまらない私のこだわり故、あえて調べてこなかったんです。ええ。
『あの人だったらいいなぁ、と言う期待はあるの。でもいいの。これは私の胸にそっととどめておくの。人生にはね、知らなくてもいい真実ってのもあるのよ』的な実にうざったいテンションでいたんです。はい。
ところがどっこい(2回目)
先に挙げた、他の方が書かれた山下さんが出演されているBLCDについての記事。
その中に『山下さんが『サハラの黒鷲』シリーズに出演されている』『無骨キャラ』と言う一文を見つけましてね。
見つけちゃいましてね。ええ。
見つけちゃいましたよ、ええ。
『も、もしやこれは・・・もしかしてもしかして、そんなことがあるのか』と思って、勇気を出して調べたんですわ。
『サハラの黒鷲』シリーズのドラマCDのキャストさん。
調べたんですわ。
山下さん、イングルなのかよおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あ、あ。
あ(絶命)
私を、私を殺す気かあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あぁぁぁ、あ(膝から崩れ落ちた)
泣く。どうしよう。泣く。嬉しすぎて泣く。
そうなんです。
『サハラの黒鷲』シリーズ、個性豊かで魅力的なキャラクターがたくさん登場するのですが、その中でも私、イングルが本当にめちゃくちゃ好きなんですよ。ほんとに好きなんですよ。いちばん好きなんですよ。大好きなんですよ(わかったってば)
イングルと言うのは『黒鷲』の真名を知る数少ない人間の1人。『黒鷲』と幼い頃から仲が良く、傭兵として力強く『黒鷲』を守る青年です。
口数が少なく表情の変化にも乏しい。それ故、一見すると他人に誤解されやすい青年なのですが、無骨者なりにまっすぐに物事を受け止め考える人物で、情にも厚い人間です。
そんな彼を、まさか山下さんが演じていらっしゃったとは・・・。
はぁ~。
はぁ~(悦)
イングル!おまえ!素晴らしい役者さんに命、吹き込んでもらってるぞ!
良かったな!
何より私が嬉しいよ!
で。
このイングルと、彼が隻眼になった原因であり、イングルのことを思慕し続けている水売りの集落に住む青年、ビャク。
この2人の恋愛模様を描いたスピンオフ作品『サハラの隻眼狼』と言う作品も刊行されていて、イングル好き、更にはいわゆる『脇カプ大好物』な私にとっては、もはや『ありがてぇ、ありがてぇ』と手をすりすりしてお辞儀を繰り返したくなるくらいの作品なんですよ。ええ。
色恋沙汰に疎く(だろうね!)鈍感なイングルと、彼のことを不器用に、だけど一途に思い続けてきたビャク。
ビャクはイングルのことが好きで好きで、でも、肝心なところでは素直になれないんですね。そしてそんなビャクの気持ちがわからない。わからないけれど、それでもビャクのことを1人の人間として、1人の相手として信頼し、やがて『恋』とは何なのか。そのことに向き合っていくイングル。
この2人の、なんだろ。寡黙な大型犬×ツンデレ『好きな子には意地悪しちゃうぞ』的小学生男子系猫ちゃん的なカップリング、恋模様が、もう本当にたまらんのですよ。
ビャクの一生懸命さ、健気さ、器用に立ち回っているつもりでめちゃめちゃ不器用、でもその心根の強さみたいなもの、本当に可愛いし眩しいんです。
だからこそイングルがビャクに惹かれていったのもわかるし、そのことをビャクに伝えた、その言葉がまた実にイングルらしいのも、もう最高。
あとビャクの友達、白蛇ザザも表情豊かでめちゃくちゃ可愛い。
ああ。そんなこんなでそんなイングルの言葉が、山下さんのお声、演技で聞けるのかよ・・・。
最高かよ・・・最高だよ・・・。
たまらんのですわ。
あー、たまらん。
てなことで、ここまできたらもうわかりましたね。
そう言うことです。
『コミック原作なら、私が好きな『がつん』と来るお話の作品がいい』
『山下さんが出演されているBLCDが聞きたい』
『大好きな作品の大好きなキャラのCVが山下さんだった』
ならば導き出される結論はひとつ!
今、私が聞きたいBLCD。
それは『サハラの隻眼狼』です。
うーん、残念!
まだ発売されてないよ!
はっはー!
欲しいは正義!(両方ともCVはす!でお願いします)
『Dr.STONE』で言ってた!
そんなこんなでいつか、いつか『サハラの隻眼狼』のドラマCDが発売される日を楽しみにしつつ。
『イングルは山下さん。ならばビャクはどなたがいいかなぁ』とあれこれと想像を膨らませている私です。
どなただろ。どなたがしっくりくるだろう。あの方とかこの方とか、と今、何名かの声優さんが頭に浮かんできたのですが・・・最終的に絞り込んだ方は、やっぱり私の胸中、秘密にしておこう。
で。
本来ならここから『でも発売されていない以上、仕方ない。なのでここからは発売されている作品で気になっているBLCD、挙げていきます』と続けようとしたんですけど。
文字数。
てなことで恐ろしいことにこんな記事、続きます(汗)
『BLCD探しの度に出かけた結果、読みたいBLコミックのリストがどんどんたまっていくことになった』中でも『でもこのBLCDは、作品は気になるなぁ』と言うのを書き殴っただけの記事へと続きます。
無理せず、お付き合いいただけるようならお付き合い下さい。
私が喜びます。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!