さぁ、月末が近づいてまいりました!
私の仕事、まだ終わりません!ってか先週の休日出勤から1度も時間、割かれてません!昨日も本当はあったのですが『人が足りないので』と見事にぶっ潰れました!
どうなる、どうなる!
はい。本題です。
昨日の続きです。
秋アニメの視聴感想作品の紹介です。
この記事を書いている時点で視聴した話数の感想も書いています。
てなことで早速、本日はこちらの作品からどうぞ。
・『私の推しは悪役令嬢。』
・・・3話、めちゃくちゃ心揺さぶられました。異性愛者の、同性愛者に対する無意識の偏見。相手が『同性愛者』とわかった瞬間『同性である自分も性的な目で見られるのではないか』と言う思いを抱くと言う、その自意識過剰。それがどれだけ同性愛者に対する侮蔑になっているのか。その辺りが語られたシーンですね。
また『好きになった人がたまたま同性だった』のではなく、本作の主人公の場合の『そうではない。異性は恋愛対象にはならない』と言う在り方も含めて、ものすごく切り込んだ、深いところまで、真摯に描かれていて。
制作陣がこの作品に対して、原作に対して、原作に描かれていることに対して、しっかりと敬意を払っていること。その上でアニメを制作していることがひしひしと感じられて、本当に良い意味で衝撃を受けました。
今期、百合アニメがたくさんあって嬉しい限りなのですが。こちらの作品、とにかま主人公のレイがめちゃくちゃ魅力的。クレア様に対する愛情は、もはや変態の域にすら達している部分すらあるのですが(褒め言葉)。
そこも含めて一途に、一直線に、真面目にクレアのことを思っている。その気持ちのまっすぐさが見ていてただただ楽しいし、とても気持ちが良い。
そのレイを演じていらっしゃる芹澤優さんの演技も最高。個人的には芹澤さんのキャリアを代表する役になるのではないかしら、と思うほどです。
レイの猪突猛進、その有り余るエネルギーが作品を引っ張っているのは間違いないのですが、それだじゃない。その勢いだけでなく先にも挙げたように、人を好きになるとはどう言うことかとか。相手のことを本当に思うってどう言うことかとか。そう言った部分もしっかりと描かれているのも、作品として緩急、深みを感じます。
またここでも普段のトーンとは違った、可愛らしいお声はそのまま、だけど落ち着いたトーンでの芹澤さんの、レイとしてのお声、演技がめちゃくちゃ効いているんですよ。
これから先も、この作品ならではの緩急、深みの描写が楽しみだし、それによってレイとクレアの関係がどう変わっていくのかも楽しみです。
いやぁ、この作品。個人的には秋アニメ、ダークホースだったなぁ!
・『Dr.STONE』
・・・コハクちゃん、マジヒロイン。もうめちゃくちゃかっこいいし、めちゃくちゃ可愛いし最高。沼倉さんの、熱い思い溢れる演技も最高。13話となる『メデューサの素顔』の最後は涙、涙ですよ。怖い思いがないわけがない。だけどそれでもコハクちゃん、そして銀狼の千空たちに対する圧倒的な信頼感。それが切ないまでに伝わってきて、もうたまりませんでした。
てなことで相も変わらず『最高』の一言です。なんだろ。当たり前なんだけれど回を重ねていくごとに、物語が進んでいくごとに皆の、互いが互いに向ける信頼感。それが強くなっていく様子が手に取るように描かれていて、本有に胸が熱くなるのです。
そして1人1人が、自分の得意を、強みを存分に生かしている。それが何よりも、他者の役に立つことを知っていて、求められることを知っていて、自分にはそれしかできないと知っているからこそ、それでもって全力を尽くしている。その姿も、ひたむきさも、もう見ていてたまらないのです。
かっこいいよなぁ・・・ほんと、どのキャラクターもめちゃくちゃかっこいい。好き。
どうなんだろうなぁ。本作品も原作は終了しているのですが・・・どうか最後までアニメ化、して欲しいですよねぇ。各キャラクターを演じていらっしゃる声優さんの演技も最高の一言なので、ほんと、最後までアニメで見たいです!
・『柚木さんちの四兄弟。』
・・・2話も3話も涙なしでは見られませんでしたよ・・・。いや、このように書くと『『お涙頂戴』的な作品なのかな?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。決してそんなことはありません。
そう言うあざとさがある作品ではないからこそ、『兄弟』『姉妹』がいらっしゃる方なら誰しも一度は胸に抱いたことがあるであろう感情。生々しいまでの感情がストレートに、だけど柔らかく、温かみのあるタッチで描かれているからこそ、ものすっごい胸に染みてくる作品なんです。
あと前にも書いたけど、次男と三男の年齢差を11か月にしたの。ほんと設定として天才だと、2話を見て改めて感じました。
東京MX、そしてBS11放送だと、裏が『呪術廻戦』なんですよね。これがもう、本当に勿体ないなぁ、と。いや、こんな言い方は失礼かもしれないのですが。
もし、この激戦必至の秋クールでなかったなら。あるいは『呪術廻戦』と放送時間が被っていなかったなら。もう少し話題になっていたのは確実だろうなぁ、と私は思うくらいに、本当に素敵な作品です。
四兄弟、それぞれの個性も立っているし、その違いも愛おしい。そしてその個性、違いを若手声優さんがいきいきと演じていらっしゃるのも見ていて、聞いていて最高なのです。末っ子、岳くんを演じていらっしゃる寺澤百花さんの仙人ボイス、可愛すぎるよ。
そしてお話も、先にも書いた通り『兄弟』『姉妹』がいらっしゃる方なら、本と、四兄弟の誰かに共感できることは必至だし、だからこそ反発したくなるような思いを抱くこともあるかと思います。
ただその根底には『皆が皆、他の兄弟のことを思っている』と言う、とても温かな思いが溢れているからこそ、胸にじわり、と切ない思いが滲んでくるんですよね。
『家族』の、その厄介さと温かさを丁寧に描いた、本当にハートフルな作品だと思います。ほんと・・・もう少し、もう少し話題になっても良いと思うんだ!
・『カミエラビ』
・・・どうなんでしょ。やっぱり私の中では『日常』の時は演者さん、皆さん、あえてオーバー気味に、アニメアニメした演技をされているように思うんです。で、『戦闘』になった途端、それが消え失せて、ものすごく生々しい演技をされているように思うんです。感情むき出しの演技と言うか。
だからこそ『日常』の時と『戦闘』の時に抱くキャラクターに対しての印象。あるいはキャラクター同士の関係性に、ものすごく落差がある。そしてそのことによって『戦闘』の残酷さがより際立って伝わってくるような、そんな気がしています。
多分、私だけでしょうが。でも個人的にはそこにものすごく見ごたえを感じている作品です。
3話、アキツ役の内田修一さんの演技も良かったなぁ。『日常』での大仰なほどの軽妙さと『戦闘』の時の、他人のことのように自分のことを話す口ぶり。そのギャップからの、あのラストは卑怯だわ・・・。
てなことで。全体的に明と暗。そのバランスの綱引き加減がとてもクセになる作品だなぁ、と言う印象です。しかしその中、どんどん、どんどんと暗みに落ち込んでいくような、3話のラストでは唯一(以下ネタバレのため自制)になった主人公、ゴローの姿がただただ痛々しいと言うか、しんどいと言うか・・・。
しかしアキツが見た『唯一希望を感じた未来』とは、一体、どんなものなんだろう。アキツはそこに『どんな希望』を感じたんだろう。それによって今後、ゴローが歩む道も大きく変わっていくような気がするよなぁ。
アキツの感じた『希望』が、ゴローの感じる『希望』とはイコールじゃないかもれないわけだし。うーん、気になる。
3話で衝撃の展開を迎え、さぁ、ここから残りのキャラクターが本格的に参戦してくるわけですね。各キャラを演じていらっしゃる声優さんの演技含めて、怒涛の展開、期待しています!
・『ビックリメン』
・・・この作品については語れば語る程、私の爛れた性癖がだだ漏れになるような気がするので語らない方がいいような気がします。おっふ。
3話も最高じゃなかったですか?変身シーンはなかったけど『お約束』とでも言うべき、ヤマトと牛若、ジャック、その3人の関係性が確かなものになった、その物語が描かれていて『てぇてぇ』となりましたよ。おかしいね、百合じゃないはずなのに!
百合か。もはや百合か。ヤマトはほんとうにまっすぐで可愛いし、牛若はツンデレっぷりが本当に可愛いし、ジャックはその存在自体が可愛いの塊だし。
『ビックリメン』は百合!(違)
でもそんな少年組に混じって、えっちすぎる淑女みたいなコンビニ店長、フェニックスと、マリスとの『大人組の密会』みたいな秘密めいたやり取りも最高じゃなかったですか!最高でしたよね!
違うよ!この作品、こんな汚れた目で見ていい作品じゃないはず!
もっと健全な目で、清らかな熱き心で楽しむ作品のはず!
誤解しないでね!
この先の期待したい見所としては、中の人的にフッドくんがどれだけ苦悩を強いられるのか。中の人的にピーターがどれだけ神がかり的な煽りを見せてくれるのか。そしてやはり中の人的にアリババがどれだけその儚げな可愛らしさを見せてくれるのか。
ジャックVSアリババの可愛さ対決からは目が離せませんね!
ごめんね!この作品に関してはほんと、私、冷静なままで、理性を保ったままでは語れそうにないのよ。おほほほほ!
・『ひきこまり吸血姫の悶々』
・・・テラコマリ執筆の『いちごミルクの方程式』が番組公式サイトに公開されているぞ!ご丁寧にあとがきまでついていて、その語り口調が『あぁ、小説家書きあるあるだわ』と切なくなり、それを人目にさらされたテラコマリに同情を禁じ得なかったのは、きっと私だけではないはずだ!
そんなテンションで3話、視聴したんですが・・・『あ、あれ?視聴する作品、間違った?これ『ひきこまり吸血姫の悶々』で合ってますよね?』と思わず戸惑うほどのシリアスなお話でちょっと驚きました。
でも、驚いたけど、なんだろ。より一層、この作品のことが好きになった。勿論、終始、テラコマリの奮闘、ヴィルのテラコマリに対する愛ゆえの暴走。そう言った要素で突っ走るだけの作品でも私としてはじゅうぶんに満足。見ていて楽しいのだろうとは思うのですが。
ダメダメの烙印を押されているテラコマリが、でも実は全然、ダメじゃない少女だった。ひきこもりと言う手段を選んだのにもちゃんと理由があって、そしてそれを直視するのを避けながらも、恐れながらも、ヴィルのために。自分を一途に信じてくれていた、思ってくれていたヴィルのために、ちゃんと自分の足で立って、ミリセントに立ち向かっていこうとするその姿。
それがものすごく、なんだろ。親近感があって、だからこそ応援したくなって、それ故にこの作品がもっともっと好きになったのです。
今の今まで『百合作品だからこそのおちゃらけ要員』的な扱いでしかなかった(酷(笑))第七部隊の男子たちが、ここに来てめちゃくちゃ良い味を出していたのも、テラコマリに勇気を感じさせるような立ち位置として描かれていたのも熱かったなぁ。
そうか。単なるおちゃらけドタバタ百合作品ではなかったのか。いや、これは良い意味で裏切られました!テラコマリとミリセントの決着、今後どんな驚きの物語が待っているのか。更なるヒロインちゃんたちの登場も含めて、楽しみが多い作品です!
はい。てなことで以上、秋アニメ視聴決定作品のご紹介でした。
となるはずなんですけれど。
なんとびっくり。更に続きがあります(嘘でしょ!)
主には録画時間かぶりが理由でテレビでの視聴を断念せざるを得なかった作品。
しかしそうは言っても視聴しないのはあまりにも惜しすぎる。
だって1話、面白かったし!続き気になるし!
そんな理由から配信視聴と言う選択をとった作品が、いくつかあります。
その作品を後日、『薬屋のひとりごと』の感想と共にお送りいたします。
よろしければ引き続き、お付き合い下さい。
まぁ、あの、うん。
絶対に全作品完走はできないよね。できるはずがない(汗)
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!