tsuzuketainekosanの日記

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秋アニメ、印象的な声優さん~男性声優

毎クールお送りしているこの記事。

内容としてはそのクールに放送されているアニメ作品。その中で私が視聴している作品に限って、私が印象的だと思った演技をされていた声優さんをとりあげて、やんややんやと語ると言う内容だったのですが。

夏クールの時にも書いたのですが、どうも自分の中でこの内容に対して疑問に思う部分も出てきまして。『印象的な演技とは何ぞや』と。そんなつもりはなかったのですが、なんか自分の中で『それって声優さんの演技に優劣つけてない?』的な疑問が出てきまして。はい。

で、秋クール、どうしようかと迷った結果ですね。

 

とりあえず語りたい声優さんに関して、語ることにしよう。

そんな結論に落ち着きました。

文字通り『秋アニメ、印象的な声優さん』だと個人的に思う方をとりあげ、その方について語る、そんな感じです。

なんか今までのこの記事は、あれこれと考えてこねくり回した末にとりあげさせて頂く方を選んでいたり、記事を書いていたのですが。

今回からはそう言う難しいことは無し。『私がこのクールで、見ている作品で印象的だと思ったから、語りたいと思ったから語るの!』そんな感じです。

はい。

 

語りたい方はたくさんいらっしゃるのですが、あまりだらだら語ると、それはそれで通常の記事と大差なくなってしまう恐れもある。と言うことで、人数的にはこれまでのこの記事同様、3~4人の方で、と思っています。はい。

そんなこんなで本日は男性声優さん編です。

 

まずはこちらの方から。

水中雅章さん

・・・今、勢いのある男性声優のおひとり。そう言っても過言ではないのではないでしょうか。来年早々の冬クールでもメインキャラを演じられますし、『女神のカフェテラス』でもヒロインに囲まれる主人公を演じられることが決定しています。

で、今期は、私が視聴している作品のみで言えば『後宮の烏』で夏高峻を演じていらっしゃいます。

 

私が初めて水中さんのお声に触れたのは『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のPVですが、この作品は結局、見ないままだった。で、それから時を経て『東京リベンジャーズ』の場地圭介でがっつり、そのお声や演技に触れたのですが。

 

いや、もう多分、ここ最近、何十回と書いていると思うんですが。いいお声をされていますよね。主には低音ボイスに分類されるお声だとは思うのですが。低音ボイスで勝負されている若手男性声優さんは少なくないですが、その中でもちょっと被る人の少ないと言うか。独自の存在感を放っている、そんな低音だと思うのです。

具体的に言うと、そこはかとない色気がある。今の時代にこう言う言い方は眉を顰められる方もいらっしゃるかもしれませんが、『男らしい』無骨さとか優しさとか、不器用さとか。そう言うのが、やはりそこはかとなく、かつ絶妙のバランスでまじりあっているようなお声と言うか。これも前にも書きましたけれど、ほんと、個人的には小野大輔さんを彷彿とさせるんですよねぇ~。

で、そこに水中さんの演者としての確かな演技力が加わることで、キャラクターがキャラクターとしてしっかりと存在している。

 

後宮の烏』の夏高峻、良いですよね。即位間もない皇帝でありながら、カリスマ性、気高さがしっかりと感じられる。でもそれと同時、廃太子であった過去故の孤独、拭いきれない辛さのようなものも滲み出ていて、すごく深みのある演技だなぁ、と。そしてやっぱりお声が良いから、なんてかもう、聞き惚れちゃうんだよなぁ。

 

八代拓さん

・・・八代さんは多分、夏クールでも取り上げたはず。でも良いの。私がこのクール、語りたいと思ったから。

『今、いちばん『役者的に面白い』と思う声優さんは誰?』と聞かれたら(まず聞かれないだろうけど(笑))、私は真っ先に八代さんのお名前を挙げたい。

いや、八代さん。もう十分に売れっ子でいらっしゃるし、知名度もある方なんだけど。なんだろ。個人的にもっともっと活躍されていてもおかしくない、もっともっと評価されてもおかしくない、そんな声優さんだと最近、ふつふつと思っている(どーん)

 

今期、私が見ている作品で言えば水中さん同様『後宮の烏』に出演され、宦官である衛青を、そして『チェンソーマン』で荒井ヒロカズを演じていらっしゃるのですが。

 

私の中で八代さんは『事前にCV八代さんだと知らされていなければ、途中参加のキャラクターで八代さん当てることはほぼほぼ不可能』そんな声優さんのおひとりなのですよ。わかんないんですよ、声の幅が広すぎて。演技の幅が広すぎて。『このキャラター、八代さんだったのかよおぉぉぉぉぉ!』とこれまでも何度、驚かされたことか。

私が八代さんのお声に初めて触れたのは、多分『アイドルマスターSideM』の柏木翼だと思います。で、翼で言えば、とにかく可愛い感じの、ちょっとふわふわした感じの。『あぁ~、可愛いんじゃ~』と何もかもが退行してしまいそうなほどのお声なんですよ。でも芯の強さが出てきた時の、ぐっ、と力がこもった時のお声も最高で。

 

それ以降、ありとあらゆるCV八代さんキャラに触れたきたのですが。まぁ、ほんとありとあらゆるキャラクターを、だけど実に自然に演じられてきたなぁ、と言う印象。自然に。八代さんだと気が付けないほどに。若手でこんだけ、いろんなキャラクターを任せられてきた声優さんって、他にいないのじゃないかしら。キャラクター属性分類表みたいなの作ったら、八代さん、間違いなく1人で全制覇しちゃう勢いだと思う。

今期の衛青と荒井を見てみてもわかりますよね?荒井の声なんて、事前に八代さんだと知ってたから覚悟(何の?)できていたものの、多分、これ、知らされていなかったら、また『八代さんだったのかよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』ってなってたよ!実力不足だけど、でも気持ちは熱く、面倒見がよくて繊細、そんな荒井の性格が、もうその演技からびしびし伝わってきますよね。

衛青の、あの柔らかで、静寂で。それでいてある種の頑なさを感じさせるようなお声、演技も最高です。

八代さんは来年30歳になられるのか。ここいらでどかーん!と、爆発ブレイクされて欲しいな。いや、もうじゅうぶん売れっ子さんなんだけど。

 

あとおんなじ事務所、VIMS所属の鈴木崚汰さんも『ブルーロック』の鰐間兄弟で、めちゃくちゃ面白い演技されてましたね。VIMS、向こう10年は安泰やな。

てか若手男性声優の演技を堪能できる、と言う点で言えば『ブルーロック』はほんと、見てて楽しい。最高。

 

・戸谷菊之助さん

・・・『チェンソーマン』の主人公、デンジを演じていらっしゃいます。放送前から、アニメ化が発表された瞬間から、実に注目度の高かった作品。その主人公を演じられる、ほぼほぼ新人声優さんと言うことで、戸谷さんに対する注目度も一気に増したわけですが。

 

どうですか?『チェンソーマン』は。皆さんの感想はどんな感じなのでしょうか?私個人で言えばですね。これはCV発表された時、特にマキマ役の楠木ともりさんと、そしてデンジ役の戸谷さんに対して『ポジティブな意味で解釈違いなんだ』と書いた記憶があるのですが。

『アニメ『チェンソーマン』』と頭に『アニメ』としっかり付けたい。そんな思いが個人的にしているくらい、アニメの方の『チェンソーマン』は『アニメ』の『チェンソーマン』、そんな感想を強く抱いています。

それこそ漫画、原作の『チェンソーマン』とは一緒なんだけど明らかに別物と言うか。こー、見せ方とか雰囲気づくりとかが違う。それこそ『ポジティブな意味で解釈の違う『チェンソーマン』なんだ』と。そんな感想を毎話、抱いています。

 

だからこその、戸谷さんの演技と言うか。なんだろ。表現はめちゃくちゃ難しくなるのですが。『アニメ『チェンソーマン』』だからこその、戸谷さんの演技なんだろうなぁ、と毎回、思っていると言うか。難しいなぁ。

でもなんだろ。あの制作陣ではなくて、アニメの『チェンソーマン』が、漫画の『チェンソーマン』そのままに作られていたら、今とは違う解釈で制作されていたら多分、戸谷さんの演技も、あるいは表現ももっともっと変わっていたと、私は思っています。

 

だからこそ戸谷さん、プロの方なんだからこう言う言い方は失礼かもしれませんか、凄いなぁ、見事だなぁ、と言う演技を披露されていらっしゃる。『この制作陣で制作された、この解釈によって制作された作品に求められている演技』を、これ以上ないと言うほどに披露されている。新人声優であっても、選ばれて現場に立った時には、やるかやらないか以上に、できるかできないかで判断されるわけで。

そう言う意味では戸谷さん、ここからのご活躍がますます楽しみな演者さんのおひとりでございます。

 

ちなみに戸谷さん。来年冬クールに放送される多次元アイドルプロジェクト『UniteUp!』のアニメでは、コンテンツのセンター的キャラクターなのかな?歌うことが大好きな高校生を演じられます。感覚的にこちらは、がっつりアニメらしいアニメ、と言う感じなので、『チェンソーマン』とはまた違った演技が見られそうで楽しみ。

 

はい。そんなこんなで語りたい声優さんについて語ってまいりましたが。

あと他にも語りたい(でーん)

まずは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のグエル君を演じていらっしゃる阿座上洋平さん。前にも書いたけれど『クロムクロ』から知っている身としては、今年に入ってからの阿座上さんの本格的なブレイクっぷりが、ただただ嬉しい限りなのですよ。

グエル君。良いですよね。1話でのあの嫌われっぷりが、もはや遠い昔(笑)

特番でのナレーションも、さすがの一言でした。なんだろ。『さすがは青二ご所属だわ』とひしひしと感じましたよ。

来年は『文豪ストレイドッグス』に出演されるのか。こちら、好きな作品だから楽しみだなぁ~。

 

それから逢坂良太さん。私がアニメ、声優さん沼にハマるようになった2012年から現在に至るまで第一線でご活躍されている声優さん。そのキャリアをずっとリアルタイムで見続けていて、最初は王道主人公、そして近年は、主人公を取り囲む様々なサブキャラを演じられてきた、そんな印象があるのですが。

秋クール『忍の一時』と『恋愛フロップス』では、またベタな、ブレイク直後を彷彿とさせるような主人公を演じていらっしゃるのが、もう個人的にはめちゃくちゃ嬉しい。

何よりやっぱり逢坂さんも、演技がうまいなぁ、とひしひし思うのです。

私のアニメファン、声優ファンと共に歩んでこられた逢坂さんのキャリア。今後も追いかけ続けたいと思います!

 

そして梅原裕一郎さん。『BLEACH』でユーグラム・ハッシュヴァルトを演じていらっしゃるんですけれど。

なんだろ。梅原さんの、こう言うキャラクターのこう言うトーンのお声、演技もまた、ちょっと若手声優さんの中にはいらっしゃらないのでは、と改めて感じたのです。

すっ、とした、怜悧、理知的、静寂と言う言葉が似合うキャラクター。その存在感もまた、決して強い、前面に押し出てくるようなものではないはずなのに、そのキャラクターが一言、発した瞬間、場が静かに、しかし確かに、そのキャラクターに支配される。

そんなことをハッシュヴァルトに感じたのです。この記事を書いている段階では、まだそれほど、台詞数としては多くないはずなのに。ハッシュヴァルトが言葉を発した瞬間に『ひし』と、場が、その空気が支配される、その力を感じたと言うか。はい。

 

ラスト。ここまで若手声優さんが続きましたが。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のゲンゾーとドラゴンズ・ドリームを演じられていた麦人さんとチョーさん。

ずるかった(笑)。白熱した、緊張感あふれる戦いのはずなのに、なんかもうおふたりの声と演技の存在感が強すぎて、ただただずるかったです。

 

はい。そんなこんなで明日は女性声優さん編をお送りします。

よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!