tsuzuketainekosanの日記

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2023年秋アニメ、1話視聴感想~その2

2023年秋アニメ1話視聴感想をお送りしているだけの記事、その2です。

記事アップ時には既に2話以降、放送されている作品もあることとは思いますが、感想はあくまでも1話のみ。1話視聴した後に書いたものです。

その後、どの作品を継続視聴することにしたのか否かに関しては、また後日。

 

てなことで本日は、自動車レースを主題にしている2作品の感想からスタートです。

いやぁ~、こんな偶然、あるんですね。面白いなぁ。しかも主人公の名前も『カナタ』と『ハルカ』です。漫才師か!

 

・『MFゴースト』

・・・主人公が『カナタ』の作品です。あくまで1話のみの視聴で、こんなことを書くのも恐縮なのですが。

・『頭文字D』を漫画でもアニメでも良いので、読まれていた方、見られていた方。

・走り屋たちによる熱き公道レースを楽しみたい方。

・車関連の情報に詳しい方。自動車にロマンを感じる方。

・ヒロインが自分のことを名前で呼ぶのを許せる方(笑)

以上の方は、こちらの作品がおすすめです。『頭文字D』に比べると原作の絵のクセみたいなのもの、うまーいことアニメに落とし込まれているなぁ、と言う印象を、私は受けました。

本格的なレースシーンは2話以降。と言うことで1話ではそれは描かれていなかったのですが、PV見た限り、そして何と言っても『頭文字D』の魂を受け継いでいるような作品ですから、その辺りの不安は無問題でしょう。

馬力の低い車でライバル車とレースを繰り広げる。車に詳しい方、そしてレース好きの方なら、きっと胸がわくわくするような、ロマン感じる設定なんだろうなぁ。

その辺り『車なんて乗れれば何でもいいじゃん!』と言う偏った考えの私にはいまいちピンとこなかったです。すまぬ・・・。

 

ただせめてレースシーンがどんなふうに、どんな迫力でもってして描かれているのかは見ておきたいなぁ。今後はレースの模様と並行して、主人公の父親のことやヒロインちゃんとの恋愛模様が描かれていくのかな。

とりあえず次に紹介する作品にも、やはりメカニックマンとして出演している畠中祐さんですが。若手で、あんな老けた外見の役をごく自然に演じられる演者さんなんて、畠中さんくらいなもんでしょう。

ちなみに八代拓さんも、この作品と次の作品に出演されています。

 

・『オーバーテイク!』

・・・主人公が『ハルカ』の方です。あくまで1話のみの視聴で、やはりこんなことを書くのは恐縮なのですが。

あおきえいさんの作品が好きだと言う方。

志村貴子さんの絵が好きだと言う方。

モータースポーツについては詳しくないから、ちゃんと説明をして欲しいと言う方。

・レースは勿論、そこに関わる人たちの物語も描かれて欲しいと言う方。

・新人声優さんの初主演作品は絶対にチェックしておきたいと言う方。

以上の方はこちらがおすすめです。志村さん原案のキャラデザ、その柔らかさが、作品の物語性に実にぴったり。あの柔らかなタッチだからこそ、主人公の抱える、抱えながらのらりくらりとかわしているトラウマであったり、主人公の頑なさ、脆さ。それがより際立つように感じられます。

 

てなことで先行上映で1話は見ていたはずなんですけれどね。やっぱり最後のあのシーン。主人公が大粒の涙を流しているシーン。それを目撃してしまった主人公が、だけどカメラのシャッターボタンを押すことができていたシーンで、私は胸を突かれたような衝撃を覚えて、涙がぶわっ、なのでした。

 

小学生の時。私は放送委員をしていまして。で、放送委員は運動会の時に実況を担当するのですね。私はリレーの実況を担当したのですが『○○チームの人、頑張って下さい』って実況したら、生徒からも生徒の両親からも『あいつは可愛い子はひいきするけれど、そうじゃない生徒には容赦ない』と言われていた男性教師に『頑張って走っている人に対して『頑張って下さい』は失礼だろ』と、その場で怒られたのであります。私1人だけ。他の子も言ってたのにね!

 

でも、おっしゃる通りです。その時も、そして今も、そう思います。頑張っている人に対して『頑張って下さい』と声をかけることは、本当に失礼だと思います。

ただ、です。この男性教師の教師として失格なところは『ならばそれでも純粋に本当に、本心から『頑張って欲しい!』と思うこの気持ちは、どんな言葉で伝えればいいのか』と言うことを、当時、小学生だった私に教えてくれなかったことです。

 

この作品を視聴していく中で、もしかしたらもしかして、その答えが見つかるのかもしれない。あるいはそれでも人はやっぱり『頑張れ!』『頑張って下さい!』としか言いようがないのかもしれない、言えないのかもしれない。それでいい、それしか正解はないのかもしれない。そんな諦め、ひどく前向きな諦めを掴むことができるのかもしれない、ともひそかに期待しています。

あとやっぱり、初主演の古屋亜南さんの演技には、ほんとに注目したい。

 

ちなみに。どちらの作品もロケーションって言うのかな?レースの舞台である地の描写がめちゃくちゃ綺麗で、ちょっとした旅行気分を味わえました。

音へのこだわりも熱い!

 

・『鴨乃橋ロンの禁断推理』

・・・『どうかなぁ』と期待半分、不安半分だったのですが、失礼ながら想像していた以上にアニメとしても面白い作品になっていたな、と私は思いました。

トト役の榎木淳弥さんは『やっぱり』と言う言い方も失礼なのかもしれませんが、こう言う役。ちょっと間が抜けていてお人よしだけれど、とにかく一生懸命な役が似合う。本当に似合う。そしてロン役の阿座上洋平さんもぴったりだった。落ち着いた色気のあるお声がぴったりだったし、尊大な部分も感じさせつつ、しかし『探偵としては致命的な欠陥』を抱えているが故の悲しみや葛藤の演技も、うまいなぁ、でした。

バディ作品として、声質の相性含めて、めちゃくちゃ良い配役。

 

ただそうか。やっぱりミステリー作品の宿命とも言うべきか。アニメになると、漫画以上に情報量の多さを感じたと言うか。なかなか絵も台詞も何もかも忙しさみたいなものを感じたと言うか。『成程なぁ。成程なぁ』って感じです(語彙力よ)。

絵は、1話だからと言う部分はあるのかもしれませんが綺麗でしたね。嬉しいし、やはり天野明さんの作品だもの。作画の美しさは、今後も維持されて欲しいなぁ。

 

・『とあるVRMMO活動期』

・・・冬クールだっけか?推しがこの制作会社が制作するアニメに出演するので。そして『青のミブロ』をこの会社が制作するとも聞いたので『ならば是非とも。いろいろと噂になっている制作会社だし。ここいらで作品、視聴してみっか』と視聴してみた。

 

我ながら酷い言い方だとは思うのですが、褒めるにも物足りず、さりとてけちょんけちょんに貶すにも物足りない。なんだかひたすら『あー・・・うん』と苦笑いを浮かべたくなるような。

 

作画は決して『崩壊!』と言うほどの酷さではない。ただ明らかにリソースが削られているのはわかるし、ちょいちょい『!?』と驚かされるところもあるんだけれど、でも『崩壊!』までは行ってない。

お話は原作があるからわかんないけど、演出も脚本も、いまいち何が伝えたいのか。何をメインに持ってきて訴えたいのかわかんない。けど、壊滅的にわからないわけではなく、一応、それとなくは把握できる。

ツッコミどころがないわけではないんだけど、1人でツッコむにはあまりにもツッコミどころとしては弱いと言うか何と言うかで。

結論。『これ、多分、ニコ生でコメントしながら視聴するのが正解だ』でした。

 

なんだろ。水。水をひたすら飲んでいる感覚に陥る、そんな作品でした。

 

『青のミブロ』のアニメ、この会社が制作するのか。そうか。何と言うか、今まで制作してきた作品とあまりにも毛色が違い過ぎる感が否めないのですが・・・どうなんだろうか。・・・どうなんだろうか。

 

・『でこぼこ魔女の親子事情』

・・・CV古賀葵さんの齢200歳オーバーのロリ魔女、アリッサがお母さん。そのロリ魔女が森の中で見つけ1人で育て、ナイスバディに育った16歳の娘、ビオラがCV水樹奈々さんです。

OPは水樹さんが担当。なんだろ。めちゃくちゃ『昭和!』って感じの楽曲なんですけど、これが不思議と作品とマッチしているのが面白い。

 

てなことで少し気になっていた作品なので見てみました。どうしよう。思っていた以上に面白かったよ!ってかこれ『血の繋がらない母娘もの』ってよりもはや『百合』じゃないですか!?そう思ったのは私だけ!?ビオラのアリッサに対する愛が重すぎる!

 

そんな娘からの重すぎる(笑)愛情に振り回されつつ、だけど時に厳しく、時にやさしく。何より温かくビオラに接するアリッサを古賀さんが可愛らしいお声ながら、だけど『母親』だからこその強さ。それを感じさせるお声で演じていらっしゃるのが、めちゃくちゃ可愛い。こっそりとツッコミ入れるシーンの演技も最高。

そして水樹さんのビオラも、めちゃくちゃ可愛い。アリッサに対する重めの愛を口にするシーンの演技とか、アリッサからいろいろと教えられて、それを素直に聞き入れて実践するシーンの演技とか、見てて胸が『きゅん』ってなりました。

 

見た目逆転母娘の繰り広げる日常の温かさみたいなものが、コミカルなタッチで伝わってくる素敵な作品。そんな印象を受けた1話でした。うーん。どうしようなぁ。この秋クールでなかったら、本数的に視聴できるんだけどなぁ。ぐぬぬ

 

・『Paradox Live THE ANIMATION』

・・・先生!西門先生の見た目がストライク過ぎて、授業に身が入りません!おまけに声も良すぎて、なんだかもういろんな意味でヤバいです!

ヤバいです!ヤバいです!

 

はい。そんなこんなで今の今まで不思議なくらいに触れてこなかったコンテンツ『Paradox Live』、アニメ1話でようやく本格的に触れました。

触れてこなかったとは言うものの、出演されている声優さんやある程度のキャラクターは把握していたので、すんなりと物語に入れました。

でもよもや、西門先生があんなにどストライクだとは・・・油断していたよ・・・竹内良太さんのお声、あかんよ・・・えっちすぎるよ・・・しかも眼鏡かけてるし・・・。

 

なんだろ。私がもしこのコンテンツのめちゃくちゃファンだったなら『ありがとう・・・素晴らしいアニメをありがとう・・・』とひれ伏したくなるくらいの、あくまで1話のみですが、完成度の高さだったなぁ、と思います。

とにかく絵が綺麗だった。絵が綺麗なら良い、などと言うつもりは毛頭ないのですが、やはりこの手のコンテンツのアニメ化に際しては『作画が綺麗であること』は重要なことだと私は思うので、その点に関しても、制作チームの気概みたいなものを感じた次第です。

お話もとても丁寧に、だけど話の流れとして自然に説明がなされていたので理解しやすかったし、とっつきやすかったです。ライブシーンも綺麗だったなぁ。

 

私は本当にお話に関しては何一つ知らなので、1話のラスト。アレンのただならぬ様子には『!?』ってなりました。なんだ、もしかして割とお話的にはシリアスな感じなのかな?

何はともあれ、ほとんど知識がないからこそ楽しめたし、1人1人の魅力が確立されているキャラクター。あるいはチーム。彼らが奏でる物語であったり音楽、その個性の違いも今から楽しみだし、演じていらっしゃる声優さんの演技も楽しみ。

とりあえず西門先生がえっちすぎませんか!?誰か助けて下さい!

あと双子もヤバイな。ヤバイわ。ヤバかった。

 

・『ミギとダリ』

・・・楽しみにしていた作品でしたが、いや、素晴らしかったです。原作読んでいないからわかんないけど、恐らくは原作の魅力。それが損なわれることなくアニメとして再現、表現されていた、そんな作品に仕上がっていたのではないかなぁ。

 

2人1役と言う、前代未聞の演技を披露することになった堀江瞬さん、村瀬歩さんの演技もさることながら、1話に関してはこの2人・・・もとい1人である秘鳥を引き取った園山夫婦。この夫婦を演じていらっしゃった三石琴乃さんと松山鷹志さんの演技が、もう最高でした。

いや、なんだろ。もう『くぅ~・・・うまいなぁ~!』と唸らされるような演技でした。さすがのベテランだなぁ!

三石さんに関しては『ジャンバラヤ』の言い方が・・・もう、何回、見返しても笑う。あとチェリーパイを作るシーン。あそこのツッコミとか『シット!』の言い方とか、もうやっぱり今、見返したけど笑いが止まらん。

そして松山さんに関しては、あの肩車のシーンですよ。もう笑えるやら、だけど少しでも秘鳥の思いに応えよう、応えたいと言う愛情。あるいはパパとしての矜持みたいなものが感じられて・・・なんか泣きそうになる自分がいたよ・・・。

素敵なおもひで・・・言い方、ずっこいわ(笑)

 

ミギとダリ。自由自在に・・・だけど裏ではめちゃくちゃ苦労して(笑)入れ替わる2人の動きのシュールさ。あるいは天使のような、純真と可愛さを絵に描いたような表情を見せたかと思えば、別のシーンでは美しくも冷たい表情、悪童そのもののそれを見せる、その変化っぷり。それに合わせた堀江さんと村瀬さんの『飴と鞭の使い分けが見事!』としか言いようのない演技。

いやぁ~・・・これは本当に続きが楽しみ。他のキャラクターの登場も、そちらを演じられている声優さんの怪演も楽しみが過ぎる!

 

EDの絵を見ると、ミギとダリ。2人は本当に、何があっても、どんな時でも、2人で1人として生きてきた。耐え抜いてきた。そんな印象を受けました。

2人であり、1人でもあるミギとダリ。大きな秘密と目的を抱えて、村に忍び込むことに成功した2人の、その物語の果てにはどんな光景が広がっているのか。個性豊かなキャラクターは、そこにどう関わってくるのか。いやぁ、楽しみ!

 

てなことで『その2』はここまでにしておきましょうかね。

まだまだ先は長い。秋アニメは始まったばかりだ。

 

そんな具合で秋アニメ1話視聴感想もまだまだ続きます。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!