tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年冬アニメ開始!~第1話視聴感想 その5

はい!と言うわけで、本数の多さゆえ、5回に分けてアップせざるを得なかった、冬アニメ1話視聴感想記事も今回にて終了でございます。

いやぁ、我ながら長かったな。

冬アニメ、始まる前は、第1話とは言え、よもやこんなにたくさんの本数、視聴するとは思ってもいなかったよ・・・ふふ。

 

と言うわけで、第1話感想記事、今回はこちらの作品からスタートです。

・『怪物事変』

・・・諏訪部順一さんが『かっこいい大人』を演じているアニメは良作、と勝手に思っている私なので、今作は良作です(どーん)。尻尾生えてるけど!いや、ほんと、諏訪部さんのこういう『かっこいい大人』の役、良いよなぁ~。

そして主人公、夏羽を演じる藤原夏海さん!前々から私は『藤原さんは、田村睦心さんや三瓶由布子さんを脅かすような少年ボイスを得意とされる声優になる!』と思っていたのですが(笑)、いや、ほんと、素晴らしい、見入ってしまうような演技だったなぁ。無機質な性格で自分の感情にすら気がつけていないような夏羽のその無機質さと、隠神さんの言葉や態度に、自分でもよくわからない感情を覚えるその変化と言うのを、繊細に、丁寧に演じられていたなぁ、と。なんかこー、見る側に悲哀と、愛おしさと、小さな希望みたいなものを抱かせる、そんな演技だったように思うのです。はい。

と言うわけで、そんな夏羽くんが、隠神さんや、他の半妖の子供たち、またそれ以外のたくさんの人と関わっていくことで、どんな変化を遂げていくのか。その変化を、藤原さんがどんなふうに表現されるのか。そして『かっこいい大人』の隠犬さんが、その変化をどんなふうに受け止めていくのか。うーん、楽しみ。

 

あと作画が綺麗だったのも印象的だったなぁ。綺麗と言うか、作品の、原作の良さをアニメとしてそのまま、上手に再現されていたなぁ、と言う印象。そこに加えて絵としての安定感が見て取れました。制作は亜細亜堂と言うことで・・・最近だと『かくしごと』を手掛けた会社ですな。『かくしごと』もとても安定した作画だったので、作画と言う点に関しても今作は安心ですな。

 

・『ワンダーエッグ・プライオリティ』

・・・視聴している間、ずっと頭の中には、今はもう改名してしまいましたが欅坂46の曲『サイレントマジョリティー』が流れていました。この楽曲を作詞した秋元康さん、そして本作の原案、脚本を手掛けられている野島伸司さん、このおふたかたくらいの年代の男性にとって、10代少女の『見て見ぬふり』と言うのは、創作意欲や感性を刺激するような、何かしらの力がある要素なのかなぁ、と思ったり。

野島伸司さんのドラマって、どれくらいの年代の人までがピンとくるもんなんだろうかなぁ・・・今の10代、20代の方々は、あんまりピンとこないのかもしれないと思うのですが、どうなんでしょ?

 

と言うわけで個人的には、その昔、『高校教師』や『人間・失格』などで感じた、人間のどっろどっろした部分などを遠慮なしに描く、野島さんらしさが存分に感じられた第1話でございました。そして予定調和と言われればそれまでですが、しかし予定調和であるがゆえに、衝撃で、一切の救いがない展開も、野島さんらしいなぁ、と。

『見て見ぬふり』の結末、あるいはそれにひたすら追いかけられる、追い詰められる、と言うシーンは流血シーンもあったりして、本当に妙に残酷なのです。ただとにかく絵が、作画が綺麗で、キラキラしているのが、またこれ絶妙と言うか。リアリティがあるのに、どこかファンタジックさも感じさせつつ、綺麗で、でも残酷で痛々しい。目を背けたくなるのに、でもその美しさゆえ、見入ってしまうと言いますか。はい。

 

ミュージックレイン』3期生にして本作で初主演の相川奏多さん、そして楠木ともりさん、斉藤朱夏さん、矢野妃菜喜さんと言う、今、勢いのある女性声優さんが、この残酷で痛々しく、たけどどこか美しい、きらきらした世界で、人間臭い物語をどんなふうに繰り広げていくのか。そして野島さんがどんな物語を用意しているのか。いやぁ、こけは不安もありつつ、やっぱり楽しみだ。

 

・『Dr.STONE

・・・はい面白かった。1話視聴時の体感速度の速さで言えば、ナンバーワンでした。

と言うわけで待望の第2期、満を持しての登場でございましたが・・・いやぁ・・・熱かったなぁ・・・。千空とゲンの計画、そして思いを知ったクロムが、自分の思いをぶちまけて、そして3人が拳を突き合せるシーンなんか、もう痺れた!

 

ってかほんと、偶然なのであれなんですが。

今期『Re:ゼロ』といい『Dr.STONE』と言い、小林裕介さんが主演を務める2作品、少年同士の友情がめちゃめちゃ熱いですね。なんかほんと、見てて羨ましいくらいです。

 

話の構成もお見事で、2期1話で『ゲンが子供に聞かせている』と言う流れて1期のおさらいをさらっとして、その後にはアニメオリジナルを挟む。そこで『Dr.STONE』の話の筋を描いて、そして自然に原作の話に戻り、熱いところでEDを迎えると言う・・・かっはー・・・憎いわ、この構成!

さぁ!いよいよ本格的な幕切れとなった科学王国VS司帝国。科学王国の強い結束、それを作り上げる個性豊かなキャラクターの活躍、またそのキャラクターを演じられる声優さんの演技も本当に楽しみ!

そして勿論、対する司帝国のキャラクターの活躍、声優さんの演技も、もう想像するだけでわくわくが止まりません!中村悠一さんや石田彰さん、豊崎愛生さんと言った1期から登場されている声優さんは勿論なのですが、2期から新たに登場されるメンツが小野賢章さん、中島ヨシキさん、種﨑敦美さんと言うのが、もう強すぎる!

 

はいっ!と言うことで全5回にわたり書いてまいりました、冬アニメ1話視聴感想もこれにて終了でございます!

 

いや、ぶっちゃけると『蜘蛛ですが、なにか?』とか他に何本か、見たい作品もあることにはあるのですが・・・。

蜘蛛ですが、なにか?』に関しては、初回放送が、映画『パラサイト』の放送と被ったのがめちゃめちゃ痛かったです・・・。はい。

と言うわけで、この作品含めて、他に気になっている作品に関しましては、また別記事をたてたいと思いますので、よろしければお付き合い下さい。

 

まぁ、アレ。

気になっている作品って言っても、純粋な好奇心から気になっていると言うよりは、ちょっと歪んだ好奇心と言うか、ぶっちゃけると『EX-ARM エクスアーム』とか『回復術士のやり直し』とか何ですけどね・・・ええ(汗)

 

で、『蜘蛛ですが、なにか?』には榎木さんも出演されていますので、榎木さんカウンターが増えますね。9ですか?

 

9本!

しかも、役に大きいも小さいもない!とご批判を受けそうですが、そのほとんどがメインキャラクターですもんね?

 

これは凄いなぁ。冬アニメの中では、勿論、ぶっちぎり、ダントツの出演数のはずです。しかももしかしたら、今後、発表されていない役とかでも出演されるかもしれないことを考えると・・・まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのご活躍でございますな。

いや、でもわかる。

榎木さんとしての存在感を放ちつつ、だけど異なるキャラクターをしっかりと演じ分けていらっしゃる。そして何より、個人的には感情先行の演技と言うのは、時に胸をがつん、と打つんだよなぁ~。

 

はい。と言うわけで本日の記事はここまででございます!

冬アニメ1話視聴感想にお付き合いいただいた方、ありがとうございました!