tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年夏アニメ感想~その2

朝夕、すっかり冷やっこい日々が続いていますね。

3時くらいにのっそりと起きて、その後、夜遊びしたねこさんが、明け方、5時くらいに『布団に入れて~』と起こしに来ます。

可愛いね。おばあちゃんだけど、ねこさん、まだまだ元気だね!

でも6時20分に嫌でも起きなきゃならない私は、5時に起こされるのはちょっと辛いよ。

でもいいや、可愛いからいいや!

 

夏アニメの感想、その2です。どうやらこの回でまとまりそうです。

2クール作品に関しては秋クール感想記事にて書きたいと思います。

 

ではでは。早速、こちらの作品の感想からどうぞ。

・『SYNDUALITY Noir

・・・途中、視聴している時に抱いた感覚にどこか既視感があって必死になって考えたら『あぁ、これ『HIGH CARD』見てた時に抱いていたような感覚や』と至りました。

確かに本筋に関係している話ではあり、なおかつ個々のキャラクターを掘り下げると言う意味においては、こう言う描写、こう言うお話も必要なのだろう、と。でもそれがわかっていても、何と言うか、間延びしている感が拭えないと言うか。そしてこのままで本当に終わるのだろうか、と言う不安感が込み上げてくる感じ。

 

『あぁ、これはアレだな。『HIGH CARD』と同じく分割2クール作品だな。まだ発表されてないけど』と途中から思い始めて、まさにその通りでしたね。

いや、偉そうに自慢することでも何でもないんですけど。

こう言うの先に『分割2クールです!』って言うのは、なかなか難しいのだろうか。いや、別にどちらでもいいんですけど。後出しでも良いんですけど。

どうしても個人的には、こー、後で『分割2クールでした!』と言われる作品だと、途中でいらぬやきもきを抱いてしまうことが多いんだよなぁ。そしてそれが『分割2クールでした!』とわかると、勿体なく感じられてしまうと言うか。

まぁ、あの、私の視聴方法が悪いだけですけど。すいません(土下座)

 

てなことで分割2クール、来年冬クールに続きが放送と言うことで。まさにそれにふさわしい、続きが気になる要素がばらまかれたままでの最終回でしたね。

ノワールちゃん。悪い子になっちゃったし。まさしくノワールちゃんになっちゃったし。でもこれはこれで可愛いよ。

てなことでお話に関しては続きを見ないことには評価が難しい。ただ大塚剛央さんの声と演技の幅広さには本当に驚かされたし、白ノワールちゃんと黒ノワールちゃんことミステルの演じ分けがお見事だった古賀葵さん。更に個性的なキャラクターを演じていらっしゃった声優さんたちの演技が、物語を多彩に彩っていた、そんな作品でもあったなぁ、と感じました。

 

ボーイミーツガール的な味わいもありつつ、ロボットアニメとしての面白さもあり。更に謎が謎を呼ぶ、そんな展開が緊張感ももたらしつつ、と言う物語ではなかったかな。さ、それではこの先、蒔いた種がどんな花を咲かせるのか。続きが楽しみです。

 

・『アンデッドガール・マーダーファルス』

・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!もう!なんなの!最終回の!あのOP!いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!もう何から何まで最高!最高!どうしよう!最高!

曲と歌詞と、作中のキャラクターの台詞と動きが、絶妙なタイミングではまっていくのとか、もう見てて気持ちよすぎたし、にやにやが止まらんかったし。これぞまさしく『監督・畠山守』の凝縮ですよ!かっはー!既にあのOPだけで10回は見返した。

女性キャラの咆哮、絶叫も、もう最高でしたよね。かっはー!

ってか最終回。あのOPだけで畠山監督、絵コンテ、どれだけ切ったのよ。最終回だけでどんだけ絵コンテ、切ったのよ・・・泣く。もう本当にありがとう(五体投地)

 

ちなみに最終回。作画監督は25名、クレジットされてました。嘘でしょ(感涙)

 

最高でしたね。なんかいろいろ語りたいんですけど、語れば語るほど薄味、魅力がちっとも伝わらなくなるのが私の感想文なので、ここはあえて語らない。そんなのもアリなのかな、と言うくらいに、そう思わされるくらいに、もう最高の一言でした。

なんかほんと。畠山監督、監督が率いるチームじゃなかったら、小説としても十分に面白く魅力的な本作品は、しかしアニメとしてその魅力がここまで生かされることは、生かされながら、しかし同時に増幅させられることはなかったんじゃなかろうか。

そんなことも感じています。畠山監督を引っ張ってきた人、天才。ありがとう。

 

あとシリーズ構成もお見事だったよなぁ。特に最終回に人狼編を持ってきた・・・と言うか、まぁ、原作小説的にもここが最新みたいなところもあるんですけど(わかるね、つまり原作ストックはほぼ無いに等しい。故に2期はどうあがいても、青崎先生の寡作っぷりを考えると、よほどのことがない限りは4~5年は待つ必要がありそうなのだよ(泣))とにもかくにもラストに人狼編が来ていたのも、実にうまいなぁ、と。

この話、最終回を見てから、1話。物語の始まり。真打津軽と鴉夜の出会いの物語。それを見返すと『怪物』と『人間』。その存在の違いから『本当に残虐、残酷なのはどちらか』と言ったことが浮かび上がってくる。あるいはどちらの存在にも付きまとう、生きる者としての悲しさみたいなもの。それが浮かび上がってくるんですよね。

その中で必死になってあがいていた少女たちの姿。それが1話の、津軽の姿と実に対照的でもあり、だけどどこか似通った部分も感じさせると言うか。

ただ、そのもの悲しさ。痛烈なメッセージを余韻深くも、だけど押しつけがましくなく。それ以上でもそれ以下でもなく。こちらに委ねるようにして、託すようにして、投げかけるようにして描いていたのも、この作品としては大正解だし、やっぱり『天才か』の一言でした。

 

1話。津軽が鴉夜、静句と出会ったのは夜のことだった。その中、街の暗い裏通りから明るく色鮮やかな表通りを歩くことが、津軽の心情の変化みたいなもの。それを表しているのではないか、と私は感想に書いた記憶があります。アニオリだったからね。

そこから最終話は夜明けの中、太陽が昇っていく中で、楽しそうに叫ぶ津軽の姿があった。その対比もまた鮮やかでしたよね。

それがすべて。何より津軽が、なんだかんだと言いつつも、心の中には相変わらずいろいろなものを渦巻かせながらも、本当に楽しそうなのが、私はただただ嬉しかった。

 

『鳥籠使い』の3人を演じていらっしゃった黒沢ともよさん、八代拓さん、小市眞琴さんの演技。もうこちらもただただ一言『最高』しかありません。

最高。ありがとう。他のキャラクターを演じられていた声優さんの演技も、もう最高。

 

あー・・・そうかぁ。来週からはこの3人とも会えなくなるのかぁ。そして2期は、どうあがいても数年は待たなきゃいけないのかぁ。

・・・と、とりあえず私のような『アンファルロス』に陥っているファンのために、カットされたヴィクター誕生を描いた物語。そちらをスペシャル版として制作して下さいませんかね・・・お願いします・・・お願いします・・・(土下座)

 

・『デキる猫は今日も憂鬱』

・・・泣くような作品ではないはずなのである。しかし最終回。幸来ちゃんと出会ってからの日々が諭吉目線で振り返られたパートで、私はぼろぼろ泣いた。

『誰かを思うこと』の一切合切が、あの流れの中には詰め込まれていたように感じたからです。そしてその温かさと切なさみたいなものに、どうしようもなく胸をぎゅっ、と掴まれたからです。

 

ただそれが諭吉目線だと『ツンツンツンツン、ちょいデレ』であるのが、この作品らしくて、それもまた最高でした。諭吉が幸来ちゃんのことを本心から思っているのは言うまでもないこと。

でもあくまで、諭吉にとっては『吾輩はデキる猫である』と言う自尊心と『あの人間に倒れられたら猫缶が食べられなくなるから』と言う危機感。それがあるから、と言う気持ち故の感情なのである、と言い聞かせるようにしているのが、実に『らしい』し、ステレオタイプながらも、実に『猫』だなぁ、と。

猫ちゃんの、こう言うところが私は好き。こう言うところも好き。全部好き。

そしてこの作品、外見的にも、二足歩行で巨大な諭吉を、だけどちゃんと猫として。猫の可愛らしさをちゃんと維持しながら描いていたのも最高でした。

 

そう言う諭吉のキャラクターを完璧に把握されているよなぁ、と心底、感じられた安元洋貴さんの演技も、そして幸来ちゃん役の石川由依さんの、本当に可愛くて等身大を思わせる演技も、その掛け合いも最高でした。

2人と、そして様々な人、猫ちゃんたちによって繰り広げられた『なんでもない日常』の物語。でも『なんでもない』からこそ『しあわせ』を絵に描いたような物語だったなぁ、と。

ほんと、面白くてほっこりして、でも『なんでもない』からこその、その尊さが時に泣きたくなるくらいに胸を締め付けてくる、そんな作品でしたね。

 

制作はGoHands、某作品でのトラブルからの復活をかけた感もあった今夏の2作品でしたが、蓋を開けてみれば『まだまだ俺たちは生きてるぜ!』と、その存在感を存分に見せつけることができたのでは、と感じました(偉そうな物言いですいません(土下座))

3DCGを駆使した美しすぎる背景描写、時にその意味を問いかけたくなるほどに(笑)動くカメラワーク。クセ強めのキャラデザ。

決して万人受けするとは言い難い、制作会社としての個性。それは作品によっては『うーん』と感じさせることもあるのだとは思います。私は『好きな子がめがねを忘れた』はダメだったよ、おっふ。

だからこそ『これじゃなきゃダメ!』と言うファンの獲得や、この『デキ猫』のように『え!なんか意外なくらいにマッチしてるんだけど!』と言う化学反応を起こす可能性を秘めている。そんな会社なのではないかなぁ、とやはり偉そうに思ったり(土下座)

何にせよ『生徒会役員共』や『K』、そして本作品で楽しませてもらった身としては、これからの社としての在り方も、陰ながら応援しておりますよ。

 

てなことで『デキ猫』もまた、語れば語るほど蛇足になっちゃいそうな。ただただこの胸に残る、あたたかくてきゅっ、とした切なさを伴っている感情を閉じ込めておきたくなるような。そんな作品だったなぁ。

原作的に2期はどうなのかしら?期待できる感じなのかな?また幸来ちゃんと『デキる猫』として完璧な諭吉の物語、アニメで見たいなぁ~。

 

・『うちの会社の小さい先輩の話』

・・・ラーメンですよ!ほんと!何だと思ったんですか!後輩くん、やらしいな!やらしいけど、先輩もまんざらじゃなかったでしょ!やらしいな!

いいぞ!もっとやれ!ってかもうこう言うの、永遠にやってて!

 

なんでしょ。先輩と後輩くんは勿論なんですけど。脇カプ好きな人間としてはですね。早川さんと主任。この2人の関係も気になって仕方なかったと言うか。もはや純情すぎるが故に無意識の内にバカップルと化している感すらかもしだしていた先輩と後輩くんよりも、早川さんと主任の関係の方に萌えている自分がいたと言いますか。

もう、何だ。皆まとめて幸せになれ。な。今もじゅうぶん幸せだろうけど。それで結婚したりしたら、またこれ『幸せ』の形も変容を余儀なくされるわけだから、結局、なんだかんだと言いつつも、その関係性にやきもきしているこの状況が、いちばん幸せってことなんだよ!

知らんけど!(知らんのかい!)

 

もはや甘々すぎて胸焼け通り越してやけくそにすらなっていないか、私よ(笑)。なんだろ。最終回に至ってなお、と言うあたりも、この作品らしかったなぁ、と。それでも一歩、2人にしてみれば大きな一歩、前進したわけで。

その後、履いていく靴や着ていく服に悩む2人の姿も、実に微笑ましかったです。

なんだろ。個人的には『こう言うのでいいんだよ、こう言うので』を煮詰めたような作品だったなぁ。こう言うのばっかりでも困るけど、出てくる人が皆、良い人。ただひたすら、にやにやできちゃう作品は、やはり1クールに1本はあって欲しい。

立花日奈さんの先輩の演技も、新祐樹さんの後輩くんの演技も、見ててとにかく微笑ましかったです。こう言う作品での、こう言う役の演技も、なかなかその塩梅加減が難しいことだろうけれど。おふたりとも最高でした!

 

・『BLEACH 千年血戦篇 訣別譚』

・・・全4クールでの放送が予定されている本作品。2クール目、無事、終了です。そして来年放送予定とされている3クール目のサブタイトルは『相剋譚』です。ビジュアルも公開されましたが・・・雨竜、かっこいいよ、雨竜。

1クール目も、そして2クール目も雨竜の出番らしい出番がいまいちないと言うか。まぁ、彼が抱えている本心のことを思うとこれもやむを得ないのですが。そこが雨竜ファンの私としては少し寂しい気がするのですが。

『相剋譚』ですもの。ここから大活躍なんですよ。ふふ。個人的には雨竜役の杉山紀彰さんと、ハッシュヴァルト役の梅原裕一郎さんの、まったく色合いも質感も異なるクールインテリボイス演技対決が、今から楽しみでならん!

あとそうか。3期では、あのキャラも本格的に復帰してくるはずですよね!楽しみ!

 

そんな具合で2クール目の感想です。いやぁ、相変わらず面白かったなぁ。そして1クール目のことを思うと、若干、作画面で不安な点が見えないこともなかったとは思うものの、それでも相変わらずのクオリティの高さで。

ずっとその役を演じ続けてこられている声優さんは勿論なんですけど。最終回で言えば零番隊、千寿丸役の佐藤利奈さんのお声、演技よ。あの『卍解』の言い方とか、その後の戦闘シーンでの台詞回しとか。もうぞわぞわが止まらんかったわ。

『星十字騎士団』の面々を演じていらっしゃった声優さん。いわばこの『千年血戦篇』から本作品に参加された声優さんの演技も最高じゃなかったですか?一言、二言くらいしか喋らない役も、めちゃくちゃ豪華な方々が演じていらっしゃって。

 

ってか、これ、私の勝手な思い込み以外の何物でもないのですが。

BLEACH』のアニメに出演して、あのおしゃれポエムを声優として披露する。演じるって、絶対、憧れ、目標としていらっしゃった声優さん、多いと思う。

今回、『星十字騎士団』で本作品に参加されて、ED後、あのポエムを担当された声優さん。本当に羨ましいなぁ!良いなぁ!良いなぁ!

 

あとアニメだからこその見せ方だったりオリジナル描写だったり。私は原作読んでいないので原作と比べようがないのですが、原作読まれている方からも大好評でしたね。

最終回もアニオリが炸裂していたようで。ネタバレになっちゃうから詳細は差し控えますが。ツイッターで『原作だと零番隊は『言われてるほどには強くないじゃん』って感想で終わったけど、今回のアニメの最終回だと『この零番隊相手に、よくぞユーハバッハ(以下省略)』と言うイメージになってるのが凄い』と言う感想を見かけた時に『これはアニメ制作チーム、嬉しいだろうなぁ』と思ったのでした。

ちゃんと原作の魅力、意図、展開を守りつつ、しかしアニメだからこその違った見せ方で、展開は同じでも違ったイメージを、感想をそこに持たせる。

『アニオリとはかくあるべし!こうあって欲しい!』を絵に描いたようなそれだったのではないでしょうか。

 

続きは来年。今までの放送ペースで考えると春クールの放送になるのかな?何はともあれ『相剋譚』、楽しみに待っておりますよ!

 

はい!てなことで無事、2023年夏クール作品の感想、お送りすることができました。

拍手!

お付き合いいただいた皆さん、どうもありがとうございました!

 

そんな具合で恐らく早ければ明後日。遅くても週末くらいからは、2023年秋アニメの1話視聴感想記事をどんどんと挙げていく予定です。

こちらもよろしければ、引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!