特定の声優さんと私の個人的な歴史を振り返るシリーズ記事です。
今回、とりあげさせて頂くのは小清水亜美さんでございます!
夏アニメ『RWBY 氷雪帝国』や『リコリス・リコイル』で小清水さんのお声、演技を聞く機会があり、そのたびに思うのですが。
CV小清水さんキャラのいいお姉さん率、いい女率、高くないですか?
いや、いい女って書くと、なんか容姿がどうとかそう言う話になっちゃいそうなんですけど。容姿はまぁ、アニメなので良いのは当たり前なんですけど、こー、めちゃくちゃ『いい奴っ!』って言いたくなるようなキャラクターと言いますか。
ちょっとがさつで大雑把で、やさぐれてたり、素直じゃなかったりするところもあるんだけど、でも根はめちゃくちゃ情深くて、優しくて、純情。何と言うか、ものすっごい友人になって欲しいタイプの女性キャラが多いような気が、とてもするのであります。
勿論、そうしたキャラクターだけではなく、これまで様々なキャラクターを演じてこられた小清水さんですが、果たして私が初めて小清水さんを知ったのは、どの作品のどのキャラクターなのか。そして小清水さんを意識するようになった作品、キャラクターは何なのか。早速、見てまいりましょう!
ではでは・・・ウィキペディアで調べていきますよ~。
あら、小清水さん、アクセルワンを離れられてからずっとフリーだと思い込んでいたのですが、新たな事務所に所属されていたのですね。
しかも調べてみたらこちらの事務所、オフィス リスタートは、代表取締役は別の方ですが、小清水さんが立ち上げられた事務所だと言うことで。成程成程。今年年始に立ち上がったばかりの事務所と言うことで、いやいや、これはおめでとうございます!
小清水さんの出演作品を見ていきますと・・・やはり『明日のナージャ』のナージャ役が印象に強い、と言う方も多いのかもしれないなぁ。こちらは2003年、もうざっと20年前の作品ですか。かっはー!20年前だって!
でも私、こちらの作品は見てないんだよなぁ。ただ作品名と小清水さんの声優デビュー作にして、いきなりの主演作と言うのは知っている、と言うだけで。はい。
と言うことはあれか。小清水さん、現在36歳でいらっしやるから、現役の高校生の時から既に業界で活躍されていたんですね。これも調べて初めて知りましたよ。
なので2000年代前半からばんばんと活躍されていて、数々の作品でメインキャラクターも演じられていらっしいました。そうだったのか・・・。
で、私がアニメ、声優さんにはまりだした2011年、2012年を調べてみますと・・・まず2011年ですね。ゲームになりますが『ファイナルファンタジー零式』のクイーンですかね。
それからアニメで言うと・・・『コードギアス 反逆のルルーシュ』のカレン、そして『ペルソナ4』の天城雪子なんですけど、こちらはいずれにしても、特に『コードギアス』に関しては、リアタイでの視聴ではなかったと思うんだよな。うん。『ペルソナ』のアニメの方も、これ多分、第1期と第2期があって、私、第2期から先に見て『???』となった記憶があるんですよね(当然(汗))
なので、私が小清水さんのことを初めて知ったのは、お名前だけは存じていたけれどちゃんと演技に触れたのは『ファイナルファンタジー零式』のクイーンと言うことになると思います!
そうか。『ファイナルファンタジー零式』は、私にとっては、本当に声優さん沼にはまるきっかけのひとつにもなった、非常に思い出深いゲームなので。
そうか、小清水さんをちゃんと知ったのも、やはりこのゲームだったか、と言う気持ちです。
魔導院ペリシティリウム朱雀、クラスゼロの12名の生徒たち。クリスタルを巡る国家同士の熾烈な争いに巻き込まれながらも、必死に自分たちの生き方を模索する若者たちの姿を描いた『ファイナルファンタジー零式』。
小清水さんが演じられていたクイーンは、このクラスゼロの生徒の1人。清廉潔白でとてもまじめ。委員長タイプで雷魔法が得意な女子生徒です。
ちなみにこちらのゲームでは、キャラクター1人1人、使用武器が異なっています。クイーンが使用しているのはソード。てなことで、比較的、私の中では操作しやすいキャラクターだったと言う印象があります。
キャラクターによっては、ほんと、使用武器の特徴故に操作し辛くて、ついぞ1度も操作しなかったと言うキャラクターもいたのでね(汗)
先ほども書いたとおり、クイーンはとてもまじめで、不正は許さない、一本筋の通った女子生徒です。その凛とした感じ、頑な感じの小清水さんの演技は、とても印象に残っているなぁ。でもそれだけじゃない、たまに見せてくれる年齢相応の可愛らしさみたいな部分の演技にも、胸がきゅんきゅんしましたことよ。
で、こちらが2011年で、翌年2012年になりますと。
アニメで言えば『男子高校生の日常』や『氷菓』などにも小清水さんはご出演されていました。どちらの作品も私は見ていたのですが。
が。
その翌年、2013年の作品、キャラクターの方が、個人的には強く印象に残っておりまして。2013年、小清水さんがご出演されていた作品の中で、特に印象が強いのが以下の3作品、まずは『DEVIL SURVIVOR2 the ANIMETION』、それから『まおゆう魔王勇者』、そして『キルラキル』でございます。
それぞれ放送開始時期を見ていきますと『DEVIL SURVIVOR2 the ANIMETION』が4月からの春クール。『まおゆう魔王勇者』が1月からの冬クール。『キルラキル』が10月からの秋クール。
なので時期的に言えば、私が小清水さんを意識するようになったのは『まおゆう魔王勇者』と言うことになるのですが。
あかん。
もう『キルラキル』の印象が、インパクトが強すぎるんだよ(笑)
こちら、放送時期としては先ほども書いた通り、秋クールなんですけど。
個人的には2013年と言えば本作品。年明け早々、ぶっ放してくれたと言う印象しかないくらいの、とにかく衝撃的な作品だったのです。
なので私が小清水さんを意識するようになった作品は『キルラキル』と言うことにしておきます!記憶の改ざん、事実の改ざんです(どーん)
とは言え。
せっかくだもの。
2013年の3作品、それぞれ小清水さんが演じていらっしゃったキャラクターについて語りましょうぞ。
時系列に並べましょう。まずは年明け早々の放送だった『まおゆう魔王勇者』でございます。本来ならば敵対関係にあるはずの魔王と勇者、この2人がよりよい世界を作るための契約関係を結ぶと言う作品でございます。小清水さんは魔王を、そして勇者は福山潤さんが演じていらっしゃいました。
魔王らしい威厳も感じさせつつ、しかし種族を超えた問題解決を図りたい、世界を良くしたいと言う思いに溢れている、これまでの魔王から抱くイメージとは異なる魔王。妙齢の女性でもあるその魔王を、小清水さんはとてもチャーミングに演じていらっしゃったなぁ、と言う印象が残っています。
勇者との相思相愛っぷりも、今、思い出すとにやにやです。うふふ。
それから次が春クールの『DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION』ですね。同名ゲームをアニメ化したこちらの作品で小清水さんが演じていらっしゃったのは、九条緋那子と言う女性です。ダンスを得意とし、非常に正義感の強い女性と言うことで、もうこの『正義感の強い』と言うのが、何と言うか、CV小清水さんっぽいなぁ、と私なんかはにやにやしてしまうのであります。
そして秋クール『キルラキル』ですね。本作品で小清水さんは主人公、纏流子を演じていらっしゃいました。
TRIGGER制作、中島かずきさん、今石洋之さんなどが制作スタッフに名を連ねていらっしゃると言う時点で、ある程度の方はどのような作品か、想像がつくかと思います。
おおむね、それで間違いはないはずです(笑)
『考えるな!感じろ!』を地で行く、まさに力業と勢いの連続、怒涛の、嵐のような3分全2クールを突っ走った、それでいてエンタメ作品としての面白さを完膚なきまでに見せつけてくれた、稀代の傑作だと私は思っています。
小清水さんが演じていらっしゃった流子は、ぶっきらぼうで荒っぽい言動が目に付く少女ですが、その実、めちゃくちゃ純情で、めちゃくちゃ情に篤い17歳の少女。父を殺害した人物が残したと思しき片太刀バサミを背負い、父の仇を討つべく、巨大な敵に立ち向かっていきます。
いやぁ~・・・もう思い出さなくてもにやにやしちゃう。ほんと流子ちゃんの、ちょっと斜に構えたような物の言い方、だけど時折、めっちゃ初心な面が露呈してしまうところとか、何だかんだ言いつつ弱気を助けちゃうところとかの演技、ほーんと、最高オブ最高だったんですよねぇ~。
そして戦いのシーンでは、ただでさえ熱い作品なのに、小清水さんの演技、そして流子ちゃんに対する相手の方を演じていらっしゃる演者さんの演技で、更にその熱が増していくと言う。『この熱はどうしたらいいんだ!』状態でしたよ!
全2クール、主役として『昭和の不良娘』である流子ちゃんを演じ切られた小清水さんのあの演技は、作品の魅力含めて、本当にたくさんの人に触れていただきたいと思うのであります。
2013年以降だと、そうだなぁ。
個人的には2014年か。新たに制作された『美少女戦士セーラームーン』のアニメで木野まことを演じていらっしゃったのですが、これは当時、めちゃくちゃ嬉しかったなぁ。
セーラー戦士の中で私はまこちゃん、セーラージュピターがいちばん好きだったし、何より『わかる!小清水さん、まこちゃんにぴったりだよね!ねぇっ!』とわかりみしかなかったから、アニメ始まる前からめちゃくちゃ興奮したのを覚えています。
そして実際、新たに制作されたアニメを見てみたら・・・最高に可愛くてかっこいい、まこちゃんがそこにはいましたものね。感動したなぁ~。
あとは去年ですか。
『バック・アロウ』のフィーネも、印象としては強く残っているなぁ。
平和を愛する、国民から愛されている女性。何の疑いもなく愛を信じ、愛を説く、その口調とか声音が、なんかもう怖いくらいにただただ純粋で『凄っ!』となったのを覚えています。
だからこそ、彼女のもうひとつの人格、いわゆる裏人格が出てきて、口調も声音も何もかもが荒っぽいものになった時には『最高!』とにやにやしちゃいましたよね!こう言う荒っぽい演技が最高なのも、小清水さんの演者としての魅力だと、私は勝手に思っています。はい。
そんなこんなで今回の記事のまとめとしては、私が初めて小清水さんを知ったのは『ファイナルファンタジー零式』のクイーン。そして小清水さんを声優さんとして強く意識するようになったのは、若干の事実の曲解をして(笑)『キルラキル』の纏流子と言うことでございました。
夏アニメでも大活躍の小清水さん。出演されている作品は勿論のこと、CV小清水さんのキャラクターの今後も、本当に気になるところでございます!
あと放送時期は未定となっていますが『江戸前エルフ』、こちらの作品に小清水さんはエルダ役で出演されることが決定しています。
400年前に異世界から召喚された不老不死のエルフ。ひきこもりのオタクで、いつもだらだら過ごしていると言う残念過ぎるエルフ・・・PV見たのですが、あぁ、もう、こちらも小清水さんのお声や演技がぴったりすぎて『ふふっ』ってなりました。
力のある、張りのある、熱いお声に演技も最高なんですけど、こう言う、ちょっとふにゃっ、とした、だらっ、とした力の抜けたお声、演技も良いんですよねぇ~。なんか憎めない可愛らしさ、ダメさ加減が出ていて、最高です。
ではでは。本日の記事はここまででございます。
読んで下さりありがとうございました!