tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年夏アニメ~視聴決定作品ご紹介 前編

約30作品の1話を視聴したのですが、その中から視聴を継続するに至った作品を、この記事を書いている段階まで放送され視聴した話数の感想含めて、つらつらとご紹介してきたいと思います。

 

1つの記事で終わらせても良かった、と言うかそうすべきだとは思ったんですが、絶賛4連勤中だし、記事のストックを少しでも増やすために前編と後編にわけました。

長いだけで内容は薄いです。いつものことだね!

 

ではでは。こちらの作品からどうぞ。

 

・『デキる猫は今日も憂鬱』

・・・この夏クール、再起をかける気合入りまくりのGoHand作品の内、私はこちらを選択いたしました。『好きな子がめがねを忘れた』は、どうしても私の中では、作品の魅力、原作の作風とGoHandの作画の美麗さが噛み合ってない気がするんだよなぁ。

てなことでこの作品。もうすごい好き。2話、諭吉目線の回想で描かれていた諭吉と幸来ちゃんの出会いのシーンなんか涙腺崩壊ですよ。あかんわ。だめ。こう言う話は、もう猫ちゃん好きと言うかもふもふ好きとしては反則。だーめ。有罪。

 

また拾われた当時の諭吉の、まぁ可愛らしいこと。そして大きく育った、今の、オカンな諭吉CV安元洋貴さんも、実に可愛いこと。

そして頑張り屋で、それ故に疲れちゃって生活能力皆無な幸来ちゃんのCV石川由依さんの演技も、めちゃくちゃ可愛いし、めちゃくちゃ親近感しかない。

その諭吉が『猫缶のため』と言いながらも幸来ちゃんを思う気持ちと、拾ってきた諭吉に対して『いてくれて良かった』と涙ながらに言った幸来ちゃんの気持ちが、もう本当に温かくて、ぎゅっ、と胸が締め付けられるようでもあって、また泣きました。

シュールな笑いがありつつ、でも本当に心がほんわかと温かくなるような。そして何故か少しだけ切なくさせられるような。そんなハートウォーミングコメディだと思います。そしてCV小西克幸さんの織塚部長もかっこいいです。

ちなみに春クールの『カワイスギクライシス』やこの作品を見て『もし、ねこさんにCVがついたらどなただろう?』と考えた結果、榊原良子さんのお声が空から降ってきました・・・ね、ねこさん、声帯が強すぎるよ!(笑)

 

・『呪術廻戦 懐玉・玉折』

・・・やっぱ本気出したMAPPAは凄いなぁ。見ごたえあるなぁ。見惚れちゃうなぁ。そんな失礼なことを思いながら見ています。MAPPAに謝れ。はい、申し訳ございません。

いや、でもほんと作画はめちゃくちゃ綺麗だし、動きも超絶細かいし滑らかだしダイナミックだし、画面上における陰と陽の描き分けも見事だし、色彩のバリエーションも豊かだし。何より登場人物の顔が一切、崩れない。アップに耐えうるだけの造詣の美しさがしっかりと保たれている。

やっぱりMAPPAには、どの作品であってもこうであって欲しいよなぁ~。

 

で、この記事を書いている段階では2話まで放送されています。五条と夏油が理子ちゃんと出会って、理子ちゃんの限られた青春模様も描かれた、そんなお話でしたね。

尊い。もうひたすらに眩しい。眩しいの一言。その眩しさを、眩しさであると、眩しいと気が付かないままに(理子ちゃんは恐らく気が付いてはいるんだろうけれど)当たり前のように享受して謳歌して突っ走っている五条と夏油の姿が、既に眩しさ、そのもの。ちょっと何言ってるかわかんないんですけど。

何がって、五条と夏油を演じられている中村悠一さんと櫻井孝宏さんの声は勿論、演技が、本当に『高専時代の』彼らでしかないんですよね。自信しかなくて、世界に敵なしと言わんばかりで、弱者や強者、正しさ云々に対して青臭い考えを持っていて、その青臭さに全身全霊で従いながら、だけど本人たちはそのことに気が付いていない。そう言う、もう『あの年齢層』だからこその要素、若さゆえの盲目さみたいなの。それらをありありと感じさせるおふたりの演技が、もう本当に素晴らしいの一言なんですよ。

また理子ちゃん役の永瀬アンナさんの、可愛らしくも不思議な生命力の強さを感じさせるお声、演技も素晴らしいの一言だし。『眩しさ』も『青臭さ』も、全て遠き過去のものとなり、ただただ倦んだ日々を沈むように生きているくたびれたおっさんたちを演じていらっしゃる安元洋貴さん、子安武人さんの演技も良いわぁ。最高。

 

この記事が公開された時点では3話も放送終了しているので、残り2話ですか。この眩しさが砕け、散り、その身を傷つけんばかりに降り注ぐガラスの欠片と化すまで。

それを思うと切なさが一層、募るような。でもそれがあったからこその、今の五条と夏油の関係性、それが出来上がったのだと思うと、ぞくぞくしちゃうような。うひひ。

 

・『シュガーアップル・フェアリーテイル

・・・シャルに出会えた嬉しさをミスリルに話しちゃうアンちゃん、可愛すぎやしないか。もう声がうきうきるんるんで『どんだけシャルのことが好きなの!あんっ、もうっ!』と見てて聞いてて胸がきゅんきゅんしちゃいました。

アン役の貫井柚佳さんの演技が本当に良いんだよなぁ~。シャルへの思い、その表現ひとつとっても、とても繊細に演じ分けされていらっしゃるし、職人として真摯に仕事のことを考えている時、仕事に向き合っている時とかの演技とのメリハリも実にお見事。

そしてシャル役の水中雅章さんの演技も良いのよ。いわゆる『男らしい』不器用さとかやさしさ、そしてシャルとしての情の深さ。それらが声で、そして少し抑えられ気味の演技だからこそ、めちゃくちゃ伝わってくるんですよね。

アンちゃんとシャル・・・めちゃくちゃ推せる・・・幸せになってくれ・・・。

 

シャルを自由にするため。そして職人としての腕を更に磨くために。新たな工房で奮闘することになったアン。そこで働いている新キャラクターも登場して、物語としてはますますにぎやかになりつつも、アンとシャルの甘酸っぱい感情×お仕事作品と言う、本作だからこその魅力は相変わらず健在。しっかりと描かれているのが本当に嬉しい。だからこその見ごたえ、だからこそ甘酸っぱさにきゅんきゅんされられつつ、いろいろと考えさせられつつある作品なんですよね。

そしてまた『女性が働くこと』をそこはかとなく描いているのも、この作品の凄いところだなぁ、と感心しています。そう言う意味では、ある種、アンとは正反対の立場にあるブリジットの今後。心情がどう描かれていくのにも注目したいです。ブリジットは、多分、アンになりたいんだろうなぁ。アンのように生きてみたいんだろうなぁ。

 

・『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-

・・・旧アニメとのキャラデザの比較を見た時、いちばん感じたのはキャラクターの顔の造詣。そこにおける余白の在り方でした。旧アニメのキャラデザは、顔が小さい。そしてその中に目鼻口、そして剣心においては頬の傷がぎゅっ、と配置されていると言う印象。顔部分における余白が少ない。それに対して新アニメの方は、顔が大きい(この言い方もどうかと思うんですけど(汗))。そしてその中に、余裕をもってパーツが配置されていて、余白も感じさせる。あと顔全体の輪郭、線が柔和。

『そうか。だから私は、新アニメのキャラデザには、旧アニメよりも柔らかさみたいなものを感じたのかな』と思い、『だからその柔らかさには、やはり斉藤壮馬さんのお声が合うのかな』とも思ったのでありました。

 

旧アニメをリアタイで視聴していた身としては、ただただこの年になって、生まれ変わった『るろ剣』をアニメで見られていると言うのが、もう嬉しくてたまらない。

現状、2話まで視聴しましたが・・・小市眞琴さんの弥彦よ・・・初登場時は10歳。10歳の少年だからこその、ちょっとした可愛らしさを感じさせるお声でありつつ、だけど弥彦としての気の強さ、まっすぐなところもそこからは伝わってきて、もう『あぁ・・・この弥彦は将来、絶対いい男になる・・・間違いない』と感動しきりでした。事実、いい男になるんですけどね!

作画も作風に合った、非常に温かみを感じさせる綺麗さであり、あと色遣いの鮮やかさも印象的。剣心が生きている世界、そこに『今の』彼が感じる心情みたいなもの。それを伝えてくるような色遣いがされているなぁ、と思うのです。

さ、あとは連続2クールでどんなふうに物語を描いていくのか。そこですね。『京都編』と『人誅編』が見たいのは勿論なんですが、エピソードカットに次ぐカット、改変に次ぐ改変で描かれるくらいなら、いっそそっとしておいて、ですし。

・・・実は既にアニメ続編制作決定してるとかないかな(気が早い(笑))

 

・『うちの会社の小さい先輩の話』

・・・視聴決定作品のリスト見てみたら、この夏クール、私の中の『尊さに溢れた無自覚いちゃあまラブコメが見たいんやあぁぁぁぁぁぁぁ!癒されたいんだあぁぁあぁ!』と言う欲求を満たしてくれそうな作品は、こちらに一手に任されることになりそう。

先輩が可愛い。本当に可愛い。頼むから片瀬先輩、店に来て。可愛い。癒して。本当に可愛い。小動物的な可愛らしさがたまんない。でもそんな片瀬先輩を振り回しつつ振り回されている篠崎くんも可愛い。尊い

可愛い×可愛い=可愛いに溺れて溺死。幸せだね!

 

3話で篠崎くんの面接に立ち会う片瀬先輩が描写されていたけれど。『男の子ですか?女の子ですか?』って片瀬先輩が聞いていたじゃないですか。

もしそこで片瀬先輩が『男の子ですか?』と聞くだけで終わってたら私、どうしようかと内心、ちょっと焦ってたんですけど、勝手に。

片瀬先輩に限って、そんなこと、あるわけないだろうがぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁあぁ!

片瀬先輩は多分、後輩が女の子でも、篠崎くんに接するのと同じような感じで接するんだろうなぁ。本当に『後輩』ができるのが、いてくれるのが、そして一緒に仕事できるのが嬉しくて仕方なかったんだろうなぁ~。あぁ尊い

私、片瀬先輩の後輩になりたいです!はい!はいはいはいはいっ!全力立候補します!

ただその上で、やっぱり一緒に過ごしていったうちに『篠崎くんだからこそ』の思いが芽生えていっている部分もあるわけで・・・はー・・・たまらん。たまらん。尊い

立花日奈さんのふわふわ甘々ボイス、演技、ただただ可愛い。久川凪で立花さんに落ちた身としては、そのギャップに『声優、凄い』です。そして新祐樹さんの振り回され演技も最高。だからこそ、無自覚に片瀬先輩を振り回しちゃう時のイケボ、ずっこいぞ!

あーん、もう、私も2人が務めている会社に転職したい。片瀬先輩の後輩になるのが無理ならば、せめてこの2人の様子を眺めていたい。ずっと見ていたい。尊い

ってか我ながら、私、ほんとこう言う作品、好きね(笑)

 

・『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』

・・・私は原作漫画、途中までしか読んでいないし、アニメも一部の話数しか見ていないのです。なのにそんな私ですら『BLEACH 千年血戦篇』を見た時には『これこれこれこれこれ!これなんだよ!これこそが『BLEACH』なんだよ!これを私は求めていたんだよ!』と言う高揚に駆られたのです。原作もアニメも中途半端な私ですら!

そしてその高揚は『訣別譚』に入ってから更に強くなり、15話、『見えざる帝国』の面々と護廷十三番隊の面々との戦いが描かれてからは、『見えざる帝国』の面々を担当されている声優さんの演技も。そしてアニメ初期から、一部の方を除いては、ずっと護廷十三番隊の面々を演じられている声優さんのお声も、演技も。

緊迫感ある戦い。その中、時折、挟まれるコメディタッチな描写。あるいは非常にシニカルな言い回しであったり、技名をちゃんと叫ぶところであったり。

そう言う一切合切、何もかもがもう『んあぁぁぁぁぁぁぁぁ!これだよ、これえぇぇぇぇぇぇぇぇ!んあぁぁぁぁぁ!』と声にならない叫びをあげるしかないくらいに、ただただ『これなんだよ、これ!』と言う感情しかなくて、もう興奮しっぱなしでした。

語彙力どうした(いつものこと)

最高。その一言に尽きます。最高。『BLEACH』中途半端勢の私ですら、こんな感じなんですもの。ずっと追いかけ続けてきた方にとっては、もうたまらんでしょうね。大丈夫ですか?命は無事ですか?

 

『マユリ様 あぁ眩しいよ マユリ様』そんな15話でしたが(笑)、砕蜂隊長はかっこいいし、稀千代めっちゃ頑張ってるし(涙)、京楽さんは色気しかないし、七緒ちゃんはかっこいいし、日番谷乱菊ペアのコンビネーションも最高だし。

『見えざる帝国』の面々も、バスビーはただただ楽しそうだし、アスキンはかっこいいし、バンビエッタちゃんは可愛いし、蒼都はめっちゃ良い声だし。CVは倉富亮さんと言う方。名前、覚えた。何が凄いって、『見えざる帝国』の面々のCVもまた、護廷十三番隊の面々のCVの方々と同じくらいに、もう違和感0なのよ。原作通りなのよ。何なのよ。もうたまらんわ。たまらんわったらたまらんわ(ほんとに語彙力)

はい。そんなこんなで、こんな『たまらん』感じを毎週、味わえるのかと思うと、それこそ至福の一言です。ありがとう(土下座)

 

・『私の幸せな結婚』

・・・上田麗奈さん、石川界人さんの演技が素晴らしいのは1話の感想でも散々書いたんですけど、植田佳奈さん、佐倉綾音さん、西山宏太朗さん、そして桑島法子さん等々の、脇を固めていらっしゃる演者さん達の演技も、まぁ素晴らしいのよ。物語を覆っている色みたいなもの。そこに強弱を見事につけるような、そして何よりも役の存在感、それを印象付けるような演技で。

脇を固める登場人物、そちらを演じられている役者さんたちの演技があるからこそ『美世と清霞』の物語であると同時、描かれることは少ないかもしれないけれど、それでも『1人1人』の物語なのだと、改めて感じさせられたのです。

美世、清霞も含めた1人1人の思い、様々な思いが絡み合って、物語は進んでいく。そう言うことを感じさせられたと言うか。はい。

 

てなことで2話まで視聴。相変わらず美世の自虐的な、なにひとつ自分のことを肯定できない姿が、仕方がないとは言え辛いし悲しいしやるせないし。そしてだからこそ、清霞に朝食の味を褒められた時の反応。『いつぶりだろう。誰かに褒められたのなんて、誰かに認められたのなんて』とモノローグで語られた時の、あの上田さんの演技よ。

嬉しくて嬉しくて仕方がないんだけど、その喜び方すら奪われてしまった、思い出すことがなかなか叶わなくて、でも人間としての本質として『喜ぶ力』、彼女の中に残っていた、そのわずかな力が振り絞られて今の彼女にできる最大限の喜び方。感情。そんなことを思わせるような演技で、もうほんと、言葉が出てこないわ。

そして坊ちゃん、いえーい!坊ちゃん、いえーい!なんだこいつ、ただのツンデレじゃないか!嫌だよ!『人前で呼ぶな』って言ったって、私は坊ちゃんって呼んでやるぞ!

石川さんの演技の素晴らしさは、また後日、語ろう。

少しずつ、少しずつ。本当に少しずつ。美世と坊ちゃんの距離が変わっていく。それに伴って変わっていく2人の心境。それが本当に丁寧に、美しい絵と作品の雰囲気を決して壊さない演出で描かれていて、心に沁み込んでいくような、そんな作品です。

1クールなのか・・・原作のキリの良いところまで、と言う感じなのでしょうが。早くも続きを望んでいる私がいる・・・気が早い・・・。

 

はい。そんなこんなで本日は視聴決定7作品をご紹介してまいりました。

後編も引き続き、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!