tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

世界一周がしたい!~行きたい場所をただただ語る。

去年がそうだったので。

今年もこの時期にBLの話題を連続してお送りする予定でした。

ところがどっこい諸事情により、それがお送りできなくなりました。

諸事情は良い事情です。はい。ま、ブログは逃げないのでまた後日にお送りします。

 

てなことで予定変更です。

以前に書いた、旅行欲が高まっている私が行きたいと思っている場所を書き殴るだけの記事を今日と明日、お送りします。

 

GWも間もなく終了ですしね。

旅行を楽しんだ方は勿論のこと、そうでない方も。

ぜひ、私と一緒にちょっとした旅行気分を楽しもうではありませんか。

 

旅は良いぞ~。

もう何十年も旅行らしい旅行なんて行ってないけど(白目)

 

てなことで早速、つらつら語っていくよ~。

本日はこちらの場所からです。

 

・ワイトモ洞窟

・・・洞窟である。ロマンの塊のような場所であり、同時、個人的にはホラー、ミステリーの舞台としても多く登場する。そんなイメージのある場所でもあるため『何が起きても、何が出てきても不思議ではない場所』と言う気がする場所でもあります。

なので憧れはあるのですが、正直、足を踏み入れる勇気はないと言うか。そもそもとして閉所恐怖症なので、足を踏み入れたことを考えただけで全身がぞわぞわします。

 

ただやっぱり、ロマンの塊のような場所ではあります。『何が出てきても不思議ではない』と言うのも、考えようによれば『ロマンじゃん!』ですしね。

 

てなことでこちらはニュージーランド北島にある鍾乳洞です。約3400万年前から約2300万年前の石灰石で形成されている洞窟です。

3400万年前。何年前なんだよ!意味がわかんないよ!ロマンだよ!

ja.wikipedia.org

観光地としても有名なこの洞窟。太古の昔から、気の遠くなるような時間を刻み続けている石灰石、鍾乳石が織りなす構造、その美しさは勿論のことなのですが。

青い光を発するヒカリキノコバエの幼虫であるツチボタルが生息していることでも有名な地であります。で、私が見たいのも、どちらかと言えばこのツチボタルの発光による幻想的な光景です。

真っ暗な洞窟の中。洞窟の壁面にへばりつくようにして生息しているツチボタルが放つ青い光。青と言うか、青と緑を白を掛け合わせたような、何とも形容しがたい色の光は、まさに夜空に広がる星、銀河を思わせるような美しさなのです。

ロマンチック!プロポーズにもうってつけだぜ!

 

ウィキでも説明されていますが、周辺の村の方にとっては大切な収入源にもなっているこの洞窟。大自然がありのままの姿で残されている一方、観光地としての整備もされている。その相反する要素がうまく共存しているような場所で輝くツチボタルの光、その広がりには、何か宇宙を思わせるような壮大さすら感じませんか!?

『哲学が光っている』とわけのわからない感想すら、私は抱くのですが。

あと、よくはわかんない。わかんないですが、多分、コロナ禍の時には観光客の方は激減したと思うんですよ。毎日、毎日、来る日も来る日もやって来ていた観光客、あるいはガイドの方。そうした人の姿が途絶えた時も、多分、ツチボタルの輝きはそこにあったのだろうと思うと、なんかもう、すごくエモい。ロマン(語彙力)

『最近、人間の姿、見ないよねぇ~』『え?もしかしてあいつら、滅亡した?』とかツチボタルちゃんたち、思っていたりしたのだろうか(笑)

 

セランゴール

・・・光る昆虫さんつながりです。こちらはマレーシアにある川で、マラッカ海峡につながっているとのこと。

 

すごくない!?マラッカ海峡だよ!もし、この川をクルーズしていて何かあった時には、最終的にはマラッカ海峡の藻くずになっちゃうかもしれないってことだよ!

自然、でかい!縁起でもない話だけど、自然がでかいのは確か!

現在でも、昔に比べると格段に減ったとは言うものの、海賊の脅威がある場所でもなかったっけか?

怖いな。海賊もロマンだけど、実際は怖いな。

 

tourismselangor.jp

そんなセランゴール川流域には多数のマングローブがあり、そのマングローブには多数の蛍が生息しています。ちなみにこちらの蛍は普通の蛍。私たちも見かけることがある、蛍光黄緑の光を発する蛍です。

マングローブの木に生息する無数の蛍。それが光を放つ様子は、上の観光局さんのHPの説明によると『クリスマスツリーのよう』だそうです。

夜、観光客は小さなボートに乗って、その様子を楽しむと言うのが、観光の目玉になっていると言うわけですね。

 

いろいろな写真で見ると、成程。マングローブの木々。それを飾るようにして、ぽつぽつぽつ、と。あるいはみっしりと。蛍の放つ蛍光黄緑の光は、ワイトモ洞窟のツチボタルの光とはまた違った趣があります。

なんだろ。蛍の光って、日本だと割と『儚い』と言うイメージを持たれていることが多いような気がするのですが。私も確かにそうだ。

でもこのセランゴール川の観光の様子。マングローブを彩る蛍の輝きを見ていると、雄大セランゴール川、みっちりと触手を伸ばすように存在しているマングローブの木。そしてマレーシアと言う国から、私が勝手に受けるイメージからか、不思議とこの蛍の輝きにも『生命力の強さ』と言うものを感じるのであります。

 

とは言え、どうなんでしょう。現地で実際にセランゴール川を、小さなボートでクルージングしながら、夜。この蛍の光る光景を目の当たりにした時には、やっぱり『あぁ、すごい儚い・・・蛍ちゃん、頑張って光ってる・・・』と胸が締め付けられるような思いがしたりするのかもしれないなぁ。

それを想像すると、マレーシアと言う国。あるいはこの川を吹き抜ける熱風。あるいはいろいろな物のにおいが混ざり合ったにおい。それが少し感じられるような気がして、もうわくわくがとまりません!

 

紅河ハニ棚田

・・・世界遺産の数で言えば、イタリアが1位なんです。文化遺産の数でめちゃくちゃ稼いでいる(言い方)。ただし自然遺産の数で言うと、2位の中国の方が圧倒的に多い。ってか、自然遺産の数だけで見ると中国が1位なんじゃなかったっけか?

だもんな。そりゃ、中国、広いもんな。でっかいもんな。

てなことでそんな中国からご紹介するのが、この紅河ハニ棚田です。

ja.wikipedia.org

棚田です。山間部などの傾斜面に段階状に作られた水田です。日本でも石川県の白米千枚田など、有名な棚田はいくつかありますね。

この紅河ハニ棚田は、雲南省の紅河ハニ族イ族自治州内に広がっている棚田です。複数の県にまたがっており、総面積は5万4千ヘクタール。

ねぇ、5万4千ヘクタールってどれくらいのヘクタール?『ヘクタール』って単位自体が日常であまり使わない、なじみがないもんだから、もうわけがわからない。想像の飛ばしようがない。

この地に移住してきたハニ族が8世紀ごろから作り広げてきたのが、この棚田なのであります。

 

8世紀。西暦で言うと701年から800年までの100年間ですね。それを聞いて『なくよ(794年)うぐいす平安京』としか思い出せなかった私の知識の無さを笑ってやって下さい。

でも、それくらいの年代です。いや、年代で言えばだいぶ後半の方だけど。それくらいの頃の、それより100年も前から、ハニ族の人たちが作り上げてきた棚田です。

 

凄くないですか?その当時の、ハニ族の人の寿命がどれくらいかだったなんて知る由もないですが。それでも100年の寿命だったとは考えにくいわけで、その人たちが、1人、1人が、ハニ族として、その地で生きていくために。生き残っていくために。後に続く人間たちにつなげるために、脈々と棚田を作り上げてきた。そして農業を営んできた。

それを考えると、もう、泣きそうになる。凄くない?

『息子よ・・・わしの寿命はここまでのようじゃ・・・。後の棚田作りは、お前に任せたぞ・・・お前たちの子どものためにも・・・頼んだぞ』って言うような親子のやり取り、絶対あったと思うの!

 

ロマン。人間の命が紡ぎ出すロマン・・・。

 

で、です。

この紅河ハニ棚田の写真。ぜひネットで検索をかけてごらんいただきたいのですが。

 

凄いんですよ。凄いの。『こんなもんを人が作り上げたとか、嘘やろ!』としか思えないくらいに凄いんです。

ほとんど間隔を置かずに一段、一段と刻まれている棚田。その曲線。

で、これはもう語弊しかない言い方だと自分でも思うんですけど。それでも最大限の賛辞として、私はこの言葉を口にするんですけど。

特にこの棚田を上空からおさめた写真から見ると、この曲線のみっちり加減が、少し不気味で、気味悪さすらあるくらいなんです。うねうねしていて、それこそもう、この棚田、曲線、それ自体が何かしらの生命体のようにすら感じさせると言うか。

ただただ『ほへー』と言う言葉しか出てこない。ってか心底、ハニ族の執念にも近いような思いすら、ここには感じるのです。

だからある日、突然、この棚田がむくっ、と起き出して歩き出したとしても。ハニ族の執念をエネルギーに立ち上がり歩き出したとしても、私には何ら不思議はない。

 

その時々の天候。あるいは四季によって、この棚田が見せる、あるいは棚田の水に映し出される表情、景色は全く異なる。多分、二度と同じような表情、景色を見ることは叶わない。そう思わせるだけの力強さ、あるいは悠久の時の流れを感じさせる、そんな魅力に溢れているのも、この棚田の魅力だと思います。

だからできれば、この地にがっつり、1週間くらい滞在したい。できればその1週間、天気は日替わりが良い。季節も日替わりが良い(そんな無茶な)。そして1日中、この棚田を見ていたい。この棚田の映し出す、一瞬、一瞬の表情を、光景を見ていたい。

 

ってかやっぱ中国はでっかいなぁ。そして『悠久の時の流れ』と言う言葉が本当にしっくり来る国だよなぁ~。

 

・グレート・ブルーホール

・・・海です。海は好きですか、皆さん。私は好きです。好きですが、同時、やはり洞窟同様『何が起きても不思議ではない。そして何が存在していても不思議ではない』と言う強いイメージがあります。だから『好き』と同時『怖い』と言う気持ちを抱いています。

それこそ海水浴なんて、子どもの頃にしたっきりだし、この先、する予定もないだろうしってかそもそもこの体形で水着を着るとかどんな罰ゲーム。

 

そんな海が見せる絶景も世界各地に溢れているのですが、その中から本日、ご紹介するのがこちらです。

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ブルーホールとは、かつては洞窟や鍾乳洞だったものが何らかの理由で海中に水没。それによって浅瀬にぽっかりと穴が開いたように見える地形のことだそうです。

カリブ海に面するベリーズには広大なサンゴ礁があるのですが、ここに存在しているのが、このグレート・ブルーホールです。直径およそ310メートルちょい。水深はおよそ120メートルから130メートル。

海水面が今よりもずっと低かった第四紀の氷河作用によって形成された洞が、その後、再び海面が上昇したことで海に水没してしまった、と言うのが、このグレート・ブルーホールができた背景らしいです。

 

どうよ。この写真。怖くね?

海の中にあって、周囲との色の違いが明らかに明らか過ぎて怖くね?

こんなもん、もうワープゲートじゃね?

まさしく『ぽっかり』と言う表現がぴったりな、このグレート・ブルーホール。

現地の人には『海の怪物の寝床』とも呼ばれているらしい。そんな話を今知って『だろうな』とひとりでにやにやしっぱなしでした。

 

いやぁ~・・・凄いよなぁ。そして面白いよなぁ~。もともとは地上にあった洞窟、鍾乳洞。それが水没してしまうと言う、その背景には、確かに地球は生きている。生きていて、その強大なエネルギーは時にすべてを一変させてしまうと言う事実を強く、本当に強く感じずにはいられませんよねぇ。

凄いよなぁ。なんかもう、わかるけどわからんし、そんな強大なエネルギーを秘めている地球の上で、よくぞまぁ、今日も生きていられるもんだ、生かされているもんだと言う気にすらなってくるよ。ほへー。

 

てなことで、この写真を見た時、最初の内は無邪気に『わぁ~。この中に潜ってみたい!ダイビングしてみたい!』とか思ったんですけどね。

冷静に考えたら無理だわ。せいぜいが、船で近寄るくらいが精いっぱいだわ。

ってか『グレート・ブルーホール』で検索したら、サジェストで『気が狂う』だの『怖い』だの、剣呑な言葉が出てきたのには、ただただひきつり笑いです。

 

いや、でもほんと。地球の、自然のでっかさ。それが作り出した絶景ですよね。

人類が滅んでも、このグレート・ブルーホールは何にも変わらず、ここで『ぽっかり』と口を開けたようにして存在しているんだろうなぁ。

ロマンだ。

 

てなことで本日はここまでにしておきましょうか。

いやぁ・・・個人的にはやっぱ、自然が作り出した絶景もさることながら、人間が脈々と作り上げてきた。それも建物ではなく、自然の中に、自分たちが生活をするために必要な場所として作り上げてきたハニ族の棚田。この光景を写真で見た時の衝撃たるや、凄かったなぁ~。

ワイトモ洞窟、そしてセランゴール川の昆虫ちゃんたちが見せる光景は、もう20代の頃からずっと憧れ続けている光景です。

 

20年。振り返ってみると長いけど、当然、地球の時間軸で考えたら、あっと言う間。

一瞬も一瞬なんでしょうね。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。