tsuzuketainekosanの日記

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夏アニメ、印象的な声優さん~男性声優編

『東京リベンジャーズ』アニメ、無事、最終回を迎えたわけですが・・・。

なんて終わり方!(笑)

これはあかん。あかんと言うより、どう考えても2期をやること前提の終わり方ですよね?

ね?(圧)

 

これで2期ないとかだったら、どうしたらいいのかしら。

いや、もしかしたら『気になるでしょ?続き。じゃあ漫画で読んでね』と言うあれなのかもしれませんが・・・まさか、あんなところで終わり、と言うよりぶった切るとは思いもしていませんでした。思わず、笑っちゃったよね!

 

あとイヌピーやココと言った原作人気キャラも登場、榎木淳弥さんと花江夏樹さんがキャスティングされていることなども話題となりましたね。

そして柴八戒畠中祐さんとのことで、こちらも話題になったのですが・・・畠中さんは初期からキャスティングされておったんじゃよ・・・最終回までの全話通して、多分、ふたことみことくらいしか台詞、無かったような気はするんだけど(汗)、でも、初期から八戒役として、お名前も発表されておったのじゃよ・・・じゃよ・・・。

 

そんなこんなで、やろうね。2期(にっこり)

 

てなことで。

毎クール恒例、そのクールで放送されている作品に出演されている声優さんの中で、個人的に印象深い声優さんについて好き勝手語るこの記事。

先日の女性声優編に続いて、本日は男性声優編です。

開始早々、とってもずるい感じになってますが、まぁ、許して下さい。

 

てなわけでスタートです。

 

水中雅章さん、狩野翔さん、土岐隼一さん

・・・はい。チーム『東京リベンジャーズ』としてまとめて取り上げるという暴挙に出ました、ははは(汗)

いや、どなたかお一人だけ、とも思ったのですが・・・やっぱりそれぞれ、本当に印象深い演技を見せて、聞かせて下さっていたので、まとめて、と言う形で挙げさせていただきました。

 

まず水中さん。場地さんですね。いや、とにかくかっこよかった。そして独特の語尾、ちょっと力の抜けた感じのあの語尾に漂う色気ですよ・・・なんだろ、品もありつつ、だけど粗暴さも感じさせる、迫力のある低音ボイスは、小野大輔さんを髣髴させる感もあるなぁ、と私は思いました。

あとなんだろ。場地さん、めちゃくちゃずるい人じゃないですか。かっこよくて、そしてずるい。でも高校生なわけで、その高校生らしい、何と言うか青さとか、不器用さとか、そう言うのがもう、めちゃくちゃ伝わってきて、だからこそめちゃくちゃ切なかったのですよ。かっこいいんだけど、決してそれがスマートじゃない。

どこまでも不器用なかっこよさ、そんな場地さんを、水中さんは演技で見せて下さっていたように思います。

 

はい。で、狩野さんですね。千冬です。正直、千冬のビジュアル見た時は小野賢章さんとか、そう言う感じの、もう少し高めで、柔らかめの声の人が来るのかな、と勝手に予想していたのですけど。

でも狩野さんの千冬ボイス、演技、めちゃくちゃ良い。場地さんに釣り合うように、強くあろうとする少年の思いが声の強さとなって出ているように感じられたし、芯の強さも感じさせる声、演技で。そしてだからこそ、場地さんの名前を呼ぶ時に、ちょっと声が高くなる、まさしく尻尾ぶんぶん振っているわんこのような演技が、もうたまらん・・・可愛すぎんだろうよ・・・。

狩野さんの声、演技によって、あの柔らかな見た目とは異なる、だけどそれが彼の本質であろう、そんな千冬と言う少年の魅力が、アニメで表現されていたように思います。

あと狩野さん、声が良い。癖のない、正統派のイケボだと私は思いました。

 

そして土岐さん。一虎ですね。土岐さん、気が付いたらこう言う、ベクトルはそれぞれですが、とにもかくにもちょいとエキセントリックな役を演じられること、多くないですか?気のせいか。

いや、とにもかくにも土岐さんの一虎。何が凄かったって、不意に激高したり、戸惑いに駆られた時に悲鳴じみた声をあげるんですよ、一虎。その悲鳴が、とにかく聞いていて怖かった。なんか底なしの沼を覗いてしまったような、そんな恐怖を感じたんですね、個人的に。

あとこれまでに聞いたことがないような土岐さんの声、演技で『!?土岐さん、どっから声出してるの!?』と言う衝撃もありました。いや、凄かったわ。

 

なんでしょ。『東京リベンジャーズ』のキャスティングに関しては『声があってない』云々という意見も見かけたのですが・・・いや、でもどうよ。場地さんとか千冬、一虎を、それこそ『いつもの面々』である声優さんが演じていたら、それ、絶対に面白くなかったと思うんですよねぇ・・・うん。

失礼ながら、まだまだ知名度がさほど高くはない若手声優が演じるからこその面白さがある。そして知名度抜群の声優陣が、彼ら演じるキャラクターを取り囲むようにキャスティングされている。こう言うの、ほんと、私の中ではまさしく理想なんですよねぇ。

 

・・・私の理想なんざ知らんがな、という話ですが(汗)

とにもかくにもお三方の演技、それぞれ本当に印象深かったです。

 

上村祐翔さん

・・・役としてはとても難しい、だけどとても役者としては演じ甲斐のある、演じていてとにかく楽しい、面白い役だろうなぁ、と。そして巧みに過去と現在のみなとを演じ分けていらっしゃるなぁ、と感じずにはいられない、そんな『RE-MAIN』での上村さんの演技です。

のちのち夏クールアニメの感想の時にも書きますけれど『RE-MAIN』、予想していなかったような展開でめちゃくちゃ面白い。主人公が記憶喪失であること、そのことの意味が、ここにきて、こんなにも意味を持ってくるとは。

 

ねー・・・自分が忘れていた過去の自分を知ってしまった。その事実に打ちのめされて戸惑っていたら、今度は現在に、その過去の自分に戻ってしまった。波乱万丈すぎやしないか、と思うのですが、このあたりの展開は、本当に衝撃的でしたし、でもものすごく面白い。

 

で、その、1人だけど2人の、まるで別人のようなみなとを演じる上村さんの演技も、本当に見ごたえがあるのです。初期のみなとは、上村さんの柔らかボイスが生きる、本当に穏やかで、記憶喪失の戸惑いがありつつも、でもそれ故、なんでも受け入れ、頼もうとする、その姿勢が切実に、でも温かさを伴って伝わってくる。

ところがどっこい、本来の・・・と言う言い方は語弊があるかもしれませんが、本来のみなとは、傲慢さや冷徹さすら感じさせるほどの、孤高の存在と呼ぶにふさわしいような、そんな存在であり、そんな性格の持ち主だった。そのみなとの時の、嫌な感じ満載なんだけど(笑)、でも同時、なんとも寂しさすら伴っているような苛立ち、孤独さみたいなもの、そして戸惑いと言うのも伝わってきて、うまいなぁ、と。

 

あと、そんなみなとを取り囲むキャラクターを演じる声優さんの演技も、本当にいい。過去のみなとからのメッセージを受け、それぞれのキャラクターの性格なんかを今のみなとが思い出す、そんなシーンがありましたけど。

ほんと、それぞれの声優さんの演技、見事にみなとの言葉通りのキャラクターを表現していらっしゃって、泣けたし、いいなぁ、と。

特に木村昴さんね。木村さんの、こう言う役のこう言う演技は、もう抜群の安定感ではないでしょうか。ここ数年の飛躍的な活躍が、ちゃんと役者として、演技に還元されているな、と本当に感じさせる、懐の深い演技です。

 

石川界人さん

・・・『ヴァニタスの手記』でノエを演じていらっしゃるんですけど・・・最初、ノエは、いわゆね石川さんが得意、と言うか、これまでたくさん演じてこられた役だと思っていたんです。頭が固い、それ故、自滅しそうな危うさもはらんでいる。

うん。

 

ところがどうですか。蓋を開けてみたらノエ、確かにそういう一面もある。あるんですけど、同時に、なんかこー、可愛らしさみたいなものもありませんか?

キャラクター紹介みたら『自分の感情に対して素直に行動するタイプ』とあって、あぁ、成程、と。なんかそう言う子どもらしさじゃないですけど、紳士的な言動で頭もきっとよくて、自分なりの信念なんかも持ち合わせているはずだろうに、それを裏切るような、その感情に素直なところが、めちゃくちゃ可愛らしいな、と。

で、よくよく考えてみたら、なんか石川さんが『頭でっかちで頑固者だけど、でも自分の感情には素直に従っちゃう』そんな可愛らしいキャラクターを演じられるのって、とても珍しい、新鮮なような気がしたので、今回、挙げさせていただきました。

 

で、また、うまいんだ。お芝居が。声の良さ、それが存分に生かされている、ノエの理知的な一面と、熱い一面のお芝居は言わずもがな、その声だからこそ、あるいはノエとしての演技だからこそ生まれる、可愛らしい一面のお芝居の時のギャップ、その破壊力と言ったら、ほんと、うまいよなぁ、と。うまいし、あと本当に魅せる、見ているこちら側をぐっ、と作品やキャラクター側に引っ張り込む、そんな力のある演技だと思うのです。

 

あとやっぱり、ヴァニタス役の花江夏樹さんとの声の対比、そして演技の対比もいいなぁ、とにんまり。ヴァニタスとノエ、ある点ではとても似ているようで、でも最初に来る性格の部分と言うのが決定的に異なっている、と言うふうに私は思っていまして。

で、その『似ているけれど、でも決定的に異なる』と言う部分の演技を、花江さんも、そして石川さんも、演技でうまいこと表現されているよなぁ、と感じるのです。

だからそう言う、主役を務められる声優さんの、その声の対比や演技の違いなんかも面白いし、印象的だなと言うことで挙げさせていただきました。

 

ま、石川さんも花江さんも、別にこんな場末のブログで、今更、私なんざが挙げなくても、もうその実力は周知のことでしょう。

 

はい。てなことで以上3名、3名だよ!『チーム『東京リベンジャーズ』』と上村さんと石川さんで3名だよ!の声優さんを挙げてまいりましたが・・・。

 

こちらもまだまだ挙げたい声優さんはたくさん、いっしゃるのです。『小林さんちのメイドラゴン』でもはや『こう言うDTの役、演じられたらもはや右に出る人はいないだろうよ』と思わせる貫禄の演技、下野紘さんや(笑)『Sonny Boy』での、それほど数としては多くがないが故、その演技で言葉以外の何かを伝えようとしている、そんな演技が印象的な市川蒼さん、個人的に『この人にはこういう役を演じて欲しかったのだよ!』と言う小林千晃さん。更にラジタニ役の後藤ヒロキさんの、あの何とも言えない飄々とした雰囲気満載の演技も、とても印象的です。

『白い砂のアクアトープ』での土屋新葉さん、阿座上洋平さんもいい演技。

 

男性声優さんも、本当に毎クール、毎クール、素晴らしい演技をありがとうございますなのです・・・日々の活力になっていますことよ、本当に。

 

はい。てなわけで、もう間もなくスタートする秋クールアニメでも、きっと数々の素晴らしい声優さんの演技に触れられるはずでしょう。

うーん、楽しみだ!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!