tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

共演多い印象個人的No.1~逢坂良太さんと木村良平さんの共演作、見ていこう

上村祐翔さんと小野賢章さんの共演作を振り返る記事を書きましたが。

ずっと前から『このおふたり共演、多いよね?だから記事にしたいわ~』と思い続けていたおふたりのご登場です。拍手!

それこそ多分2年間くらい、ずっと思い続けていた気がする。

逆を言えば2年間、どうして記事にしてこなかったんだろうか(遠い目)

 

てなことでタイトルにも書きました。個人的には共演が多い印象No.1の逢坂良太さんと木村良平さんのコンビ(ではない)でございます。

早速、本題に入っていきたいのですが。その前に軽くおふたりのキャリア的なものを振り返っていきたいな、と。

まず逢坂さんです。逢坂さんは私がアニメ、声優沼にはまり始めたのと同時期にデビューされブレイク。今も活躍されていらっしゃいますが、2010年代前半ブレイク組を象徴する声優さんのおひとりだと、勝手に思っています。

一方の木村さんは子役としてのキャリアは一端、置いておくとして。声優としての本格的な活動、そしてブレイクは2007~2009年にかけて、と言う感じなのかな。

 

・・・そうか。正直、もっと年代的に差があるのかと勝手に思っていました。

尤も木村さんの場合、先にも書きましたが子役としての芸歴がおありですからね。それを踏まえての役者歴で考えると、やはり相当な年数差があると言うことにはなるわな。

 

はい。てなことでここからはおふたりが共演されてきた作品、そしてその中で演じられてきた役をどんどん振り返り、好き勝手に語っていきましょう。

 

・『革命機ヴァルヴレイヴ

・・・通称『ヴヴヴ』。みんな大好き、私も大好きな『ヴヴヴ』です。細かな作品情報については各自、調べて下さい。私のブログ内だと6月9日の記事で書いてます。ロボットアニメです。暴走するジェットコースターから振り落とされた挙句、それでも走り続けているジェットコースターを見つめ続ける、そんな楽しさを味わえる稀有な作品です。・・・褒めてるよ!

 

で、本作品で逢坂さんは主人公のハルトを、木村さんはハムエルフことエルエルフを演じていらっしゃいます。逢坂さんと木村さんの共演の歴史、その始まりの作品ではないでしょうか?

方や王道主人公(の面を被った周囲に振り回されている感じを装った振り回し系主人公)、方や凄まじい戦闘力を誇る冷酷な青年(の面を被ったツンデレ兼名言ならぬ迷言イケメン)と言うのが、CV逢坂さんとCV木村さん、おふたりの演者としての強み、個性が十二分に感じられる配役だなぁ、と私なんかは今でも思うのですが。

ただおふたりの演技力を知った今なら、逆の配役も面白そうだよなぁ、と言う妄想が膨らんでくるのもまた楽しい。

 

呪いの力と言は言えヒロインちゃんの1人をレ○プしちゃったり、温厚な性格と思いきや『!?』と驚かされるほどの激情っぷりを見せたり。そんな、妙にキャラクター性がふわふわした主人公も、しかしあの当時の、『王道主人公声優』と呼ばれ、次々と主人公を演じられていた逢坂さんのお声、演技だからこそ成立していた感が今となってはあるような。

そして『お前は、ハムエッグの黄身も愛した女もナイフで半分に切り分けるのか?幸せは半分こにできない!』に代表される迷言の数々が、それでも胸に妙に響いてくるのも木村さんのお声、演技があってこそ。

何よりこの『ヴヴヴ』と言う作品。思い返すとハルトとエルエルフと言う2人の少年の、その関係が激変していく。そうして最後には『友達』にまでその関係が昇華していく物語でもあるわけで、そんな作品が逢坂さんと木村さんの共演作の始まりなのだと思うと、これまた非常にエモいじゃないですか!

 

・『ブラッドラッド』

・・・で、『ヴヴヴ』放送と同年に放送されていたこちらの作品でも、おふたりは共演をされています。逢坂さんはやっぱり主人公、スタズを、そして木村さんはスタズの兄、ブラッズを演じていらっしゃいました。

ブラッズは天才。魔力向上と称してスタズに様々な実験を行っていたと言う経緯から、2人の中は推して図るべし、と言う関係性です。

ぶっちゃけると私、この作品は1話だけ見て切っちゃった記憶があります。なので何とも語りようがないのですが・・・なんだろ。『ヴヴヴ』もある意味では、なーんか兄弟っぽいと言えなくもない関係性なわけで、その辺り、おふたりの声質の違い、個性みたいなものが関係しているのかな。

 

ちなみに同年に放送された『僕は友達が少ない NEXT』でもおふたりは共演されていたようですが。こちらの作品、主人公は木村さん。ですが作品のウィキペディアを見てみても、逢坂さんが演じられていた役については紹介がないから・・・そんなに絡む感じではなかったのかな?

しかし当時も思ってたけど、今、こうして改めて見返してみると2010年代前半の逢坂さんのアニメ出演本数、メインキャラ率、半端ないなぁ。

 

・『テイルズオブゼスティリア』シリーズ

・・何はともあれ主張が強い『ヴヴヴ』の存在はさておいて、純粋に、最初におふたりの共演作で浮かんできたのが、私はこの作品だったりします。

2015年に発売されたゲームです。で、ゲーム発売に先駆けて単発アニメが放送されたのが2014年末。その後、2016年と2017年に2クールに分割する形でアニメが制作、放送されました。

 

これはほんと。詳細を知りたい方は是非ともネットで調べて下さい。当時の、ゲームに寄せられていた批判の嵐。大炎上。それを知っている身としては、アニメを見た際には、語弊ある言い方でしかないのですが『災い転じて福となす』を目の当たりにしたような。そんな気持ちにすらさせられたくらいです。

あのゲームがあって、批判、炎上が生まれたからこそ、アニメは『こうなった』と言う皮肉、そして奇跡よ。ちなみに制作はufotable、監督は『鬼滅の刃』でおなじみの外崎春雄さん。なのでクオリティは半端ないです。そしてお話も最高。『アニメが原作』と語り継がれる、その理由もわかりみしかない。

 

この作品で主人公のスレイを演じていらっしゃるのは木村さん。そしてスレイの幼馴染にして最大の理解者である青年、ミクリオを逢坂さんが演じていらっしゃいました。

純真で好青年、とても心優しく、それ故に自分の行動がままならぬこともあると言うスレイ。初めて木村さんのスレイの演技を聞いた時は『はぁ~・・・木村さん、こんな柔らかで、本当に純粋を絵に描いたような、まっすぐなお声も、演技もされるのかぁ』と驚いた記憶があります。ただその一方で、冷静沈着、物事に対して理性的に対処する一面もある、と言うのが、またこれCV木村さんっぽい。

 

一方のミクリオです。彼は天族、すなわち人々の信仰の対象であり、精霊や神と言った存在に相当する種族の青年です。本人もコンプレックスに思うほどの中性的な見た目。可愛い。可愛いよ、ミクリオ。クールで生真面目、未熟なスレイを支えると言うミクリオですが、実はスレイの行く末などに対して葛藤を抱いていると言う感情的な面も持ち合わせている青年です。

なんだろ。やはりミクリオも、初めてその声や演技を耳にした時には『逢坂さんなのか!今までと全然イメージが違うぞ!』と驚かされた記憶があります。

それまで王道主人公を演じられてきたからこその、ここに来てのクールで繊細で、複雑な思いを抱えている役どころと言うのも、個人的には新鮮だったなぁ、と。

 

ただやっぱり、今から考えてみても、ここはスレイはCV木村さんでなければしっくりこないし、同様にミクリオもCV逢坂さんでなければしっくりこない。そんな気持ちが強いです。

尤もそれぞれのキャラクターの性格なども、ゲームとアニメとではかなり異なるとのこと。あくまでゲームはプレイしていない、アニメしか見ていないオタクの意見ではあります。はい。

 

・『ハイキュー!!

・・・で、2015年には『黒子のバスケ』でも共演されていらっしゃいます。逢坂さんが黛千尋、そして木村さんが黄瀬涼太を演じていらっしゃいましたが、多分、直接、この2人が絡むようなシーンはなかったはず・・・あったらごめんなさい(土下座)

 

そして2015年に放送された『ハイキュー!!セカンドシーズン』から、逢坂さんが赤葦京治で、木村さんが木兎光太郎で共演されていらっしゃいます。

2人が所属しているのは東京強豪校の1つである梟谷学園高校バレー部。3年の木兎はその主将であり、全国トップ5にも入るエーススパイカー。ライバルに対してもアドバイスを惜しまない、実力者でありながらとても気さくな性格。その一方、特にコート上では感情の起伏が激しく、それがプレイに影響をもたらすこともしばしば。チームを引っ張るエースではなく、チームに引っ張られるエースではあるものの、だからこその魅力に満ちた人物です。

で、そんな木兎にいかに気持ちよくスパイクを打たせるか。それを常に考え、木兎の弱点をすべて把握して、そこから0.5秒先の彼の行動を予測できてしまうほどに彼の扱いに慣れている。2年生でありながらチームの副主将を務めるほどの、非常に高い技術力も持ち合わせているのが赤葦でございます。

 

いやぁ、ここもまた面白い。まず木村さんの木兎さんが、本当にかっこいいんだ。自由奔放、縦横無尽を絵に描いたような人で、その感情の起伏っぷりは困ったちゃんと評しても良いくらいなんだけど、でも、努力に裏付けされた実力。派手さだけではない、パワーだけではないプレイスタイル、そしてバレーに対する情熱。そこから来る圧倒的な魅力、スター性。

そうした木兎さんの魅力を、木村さんが本当に、自由に、楽しそうに、躍動感ある演技で、しかし締めるところはばしっ、と締める演技で見せていらっしゃって、本当にかっこいいんだ。単なるイケボではない、確かなキャラクター性を感じさせるお声、そして演技は本当に目を、耳を惹きつけられたよなぁ~。

 

一方、逢坂さんの赤葦もまたこれぴったりだったしかっこいいんだ。カリスマ性すら感じさせるほどの実力者であり自由人でもあり、だけど繊細さも持ち合わせている木兎。その彼に魅了される形でバレー部に入部した彼は、冷静沈着、木兎さんの調子を把握して、チームを影で支えている実力者。でも胸には熱い思いも秘めていて、だからこそ2年生でありながら副主将も任されている。

そんな赤葦を逢坂さんが本当に少し抑え気味の演技で、そして少し低めのお声で演じていらっしゃって。それがまた木兎演じる木村さんの演技、お声と実に対照的で、2人のコンビネーション、2人の相性みたいなものを感じさせると言うのが、またこれ最高。あとところどころ、逢坂さんの演技、『木兎を世話役であるけれど、でも確かに赤葦は木兎の後輩であり、木兎に魅了されてバレー部に入部した』と言う部分が確かに滲んでいるのも良いんですよ!

 

・『アオペラ-aoppella!?-』

・・・で、ラストはこちら。『『青春』×『アカペラ』純度100%の最強ボイスエンタテインメント』と銘打たれた、豪華声優陣によるキャラソン×アカペラを堪能できるプロジェクトでも、逢坂さんと木村さんは共演されています。

このプロジェクトでは現状3つの高校に所属する、3つのアカペラグループが搭乗しているのですが、おふたりが演じているキャラクターが所属しているのは『リルハピ』と言うグループです。

 

まず逢坂さんが演じていらっしゃるのが丹波燐。派手な見た目、口の悪さから非常に誤解を受けやすい少年だが、めちゃくちゃ情に篤く面倒見がよいため、自然とまとめ役、オカン的役割を担っている。ノリも良く誰に対しても打ち解けることができ、感覚も庶民的。ただ趣味や言動に時折、厨二病が滲んでいることもある。

そして木村さんが演じていらっしゃるのが鈴宮壱。普段はのんびり屋。しかし興味を持ったことに対する行動力には凄まじいものがあり、アカペラ部を設立したのも彼。THE自由人。そのため最近では燐たちが周りとのかけはしになっている。そして歌い出すと、普段の姿からは想像もつかないほどに印象が変わる。アカペラに対してぶれない姿勢、そして安定感抜群の歌唱力から、皆に頼りにされている。

 

またCV逢坂さんキャラが、CV木村さんキャラの世話役!

 

こちらのコンテンツ。YouTubeチャンネルでボイスドラマなどがたくさん公開されており『こ、こんなに無料で楽しませていただいていいのか』と言う気持ちになるコンテンツなのですが。

やはりアカペラが主になっていると言うことで、声優さんたちがキャラクターとしてアカペラで歌唱されている、その動画、MVにも是非とも注目して頂きたいのです。

 

で、まず逢坂さんの燐としての歌声は、本当に力強いんです。力強いんだけど彼の優しさとか、面倒見の良さ、困った人を絶対に放っておけないんだろうなぁ、と感じさせるくらいの、まっすぐな優しさ、温かみみたいなものも滲んでいて、そこがもうキャラソンとして最高!

何より逢坂さん、私は常々、結構前からわめいていたけど(笑)キャラソン、めちゃくちゃうまいんですよ。本当に『キャラクターが歌っている』と言うのを感じさせる歌い方をされると言うか。それでいて歌唱力も抜群だし、あと歌唱の際の滑舌、発音の美しさが尋常じゃないのよ。だから聞いていて、本当に心地いい。そんな逢坂さんの声優としての演技力、表現力を堪能できるのが、この燐の歌声だと思います。

『ファルセットは使えませんよ』『歌はうまくないですよ』ってご本人、スタッフさんに言われたとのことですが・・・どの口がそんなこと言ってんだ!

 

一方、壱としての木村さんの歌声も実に魅力的。木村さんのお声にしては、少し高めなのかな?だから初めて聞いた時には『なんて可愛らしい歌声・・・!』と胸がきゅんきゅんしたのですが。でもその可愛らしさすら感じさせるお声は、16歳と言う壱の年齢にぴったりの青さ、少年性、瑞々しさに満ち満ちて惹きつけられるんですよね。

そして歌によってその可愛らしさに切なさが滲んだり、溌剌として元気さが溢れたり。エモさが爆発していたりと、壱の歌声でありながら曲ごとに表情ががらり、と変わっている。そこにこそ壱の魅力、歌唱の時になると普段とは印象が異なると言う彼の魅力。はたまた皆に信頼されるゆえんがあるのだと感じさせられるし、ここにも木村さんの演技、表現の巧みさが表れているなぁ、と私なんかは感じるのです。

 

逢坂さん、そして木村さんをはじめとしてこちらのコンテンツ。他にもたくさんの声優さんが出演されています。そしてキャラクターとして、実に美しい歌声のハーモニー、アカペラを披露されていますので、是非とも『また聞いたことがないわ』と言う方はMVなどアクセスされてみて下さい。

『アオペラ-aoppella!?-』はいいぞ~。

 

はい。てなことで以上、個人的に印象深い逢坂さんと木村さんの共演作品、役を見てまいりましたが。

 

なんだろ。確か上村祐翔さんと小野賢章さんの共演作、役を振り返った時には『似ているけど真逆。困難とかを経て成長を遂げていく、その方向性が真逆みたいな関係性が多い』と言うようなことを書いたと思うのですが。

逢坂さん、木村さんに関してもやっぱり割と『正反対』と言う役柄が多いですよね?

『似ているけど真逆』じゃなくて『全然似てない。正反対』と言っちゃってもいいような、そんな役柄を演じられているなぁ、と言う印象を、改めて振り返ってみて受けたのですが。

片方が熱血暴走キャラなら、片方はクールな慎重派キャラ。片方がオカンなら、片方はそのオカンの監視下で思いっきり遊びまわる自由人、みたいな。

 

そして圧倒的にCV逢坂さんの役が、CV木村さんの役の世話役であることが多い!

なんだこれは!(笑)

うーん、これは面白いなぁ。いつか逆のパターン、CV逢坂さんの自由人が、思いっきりCV木村さんを困らせる、でも困らされてもCV木村さんのキャラはCV逢坂さんの世話役をやめられない的な。そんな配役も見てみたいなぁ!

 

なおこのおふたりに関しては後日、お誕生日おめでとう記念記事も挙げる予定ですので、よろしければそちらもお付き合い下さいませ。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!