tsuzuketainekosanの日記

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春アニメの1話も終わったことだし~印象的な1話の紹介と個人的意見

さぁ、本日は春の天皇賞

久し振りに私も、馬券を買いましたことよ!

300円分!ごめんね、しみったれた額で!

どのお馬さんの馬券を購入したか云々は、また後日の記事にて。

とりあえずどのお馬さんも、そして騎手の方も、アクシデントなく無事、ゴールまで帰ってくるのをただただ祈るばかりですよ。

 

本題です。

春アニメの1話、さすがに全作品、終わったところでしょうか。

まだ1話、放送されていない作品あったりするのかしら。

あったらごめんなさい(土下座)

 

てなことで今日はこれまで見てきたアニメの中で印象的だった1話のご紹介。そしてそれも含めて春アニメ、気になる作品のみではありますがずらーっと1話を見て、個人的に『1話』と言うものに思った意見なんかを書いていこうかと思います。

 

いや、1話って奥が深いわ。

 

それではまず印象深い1話のご紹介です。アニメオタクになって約10年、見てきたアニメ作品はそれこそ数えきれないくらいで、その中から『印象的な1話』と言うくくりで作品を絞り込んでいけば、それこそやはり相当な数になるのだと思います。

 

が。

とりあえずこの記事を書くにあたって『この作品の1話は強烈だったよなぁ』と何も考えることなく思い出せたのが、こちらの2作品でした。

 

・『キルラキル

・・・『強烈』と言う点で言えば別に1話だけじゃない、全24話(テレビ未放送の1話を含めると全25話)、その全部が『強烈』の塊みたいな作品なんです(笑)

アニメを制作される方。その方々について多少なりとも知識を得ている今なら『TRIGGER』『中島かずきさん』『今石洋之さん』『澤野弘之さん』と言う、この作品の制作に携わられた企業、方々の名前を見れば『はっ!』となるんですけど。

この作品が放送されていた当時は、まだそこまでの知識はなかった。ただネットで『これはやばいことになりそう』『面白いの確定』と放送前から騒がれていたので期待していたのですが。

 

いやぁ~・・・衝撃でしたね。いや、これもまた別に1話に限った話ではないんですが。1話、見た、見終えた時の衝撃たるや、今でもはっきりと覚えています。

情報の嵐、嵐、嵐!凄まじい量の情報を詰め込みに詰め込んだまま、その重荷の体のまま、しかし凄まじい速さで駆け抜けていく。『ついてけない奴は置いていくぜ!』と言わんばかりの、まるでこちらを翻弄しているかのようなその圧倒的なスピード感、濃厚すぎる熱量は、それまで私が見てきたアニメ作品の1話では決してないものだった。

そしてそうでありながら、『わけがわからないぜ!どう言うことだってばよ!』とツッコミしたくなる点はいくつもあったものの、大まかなストーリーとしてはちゃんと理解できる作りになっていたのがまたこれ素晴らしい。

『はぁ~・・・』でしたよね。もう見終わった後(笑)。『はぁ~・・・なんかよくわかんないけど、めちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃとんでもない作品が始まったっぽいぞ』と。期待していた以上の、その遥か斜め上をぶっちぎるようなものを見せつけられて凄い満足感と共に心地よい疲労感すら味わわせてくれた、そんな1話でした。

だからこの作品に関しては1話含めて、本当に印象深い作品です。個人的に。

 

そしてもう1作品は去年の秋クールに放送されたこちらの作品です。

・『アキバ冥途戦争』

・・・この作品もまた別に1話に限った衝撃、印象ではないんですけど。この作品に関しては放送前から『いやぁ・・・なーんか怪しいよね。これは単なるアキバで働くメイドさんたちの姿をそのまま描いただけの作品ではないっぽいよね』と言う予感はあったのです。

なので1話『さぁ、果たしてどうなっていることやら』とちょっと覚悟しつつ視聴した部分はあったのですが。

 

笑っちゃいましたよね。ええ。笑っちゃいました。『純情メイドぶっころ主KISS』に合わせて嵐子さんが銃をぶっぱなしメイドさんたちを銃○していく。そんな凄惨極まりないシーンなのに、曲の合いの手と嵐子さんが銃をぶっ放す動作がちゃんとかみ合っていると言う丁寧さ。

『あぁ』と。『あぁ。成程。この作品はこういう作品なんだな』と言うのが、1話の終盤も終盤に描かれたこのシーンで一気に、嫌と言うほどににわかったと言う(笑)

ってか悪趣味だと思うんです。ええ。メイドと言え度まだ少女たちが次々と銃で撃たれて命を落としていく。それをごりっごりの萌え曲、オタクの合いの手、パフォーマンスのリズムに合わせて描くなんて、普通に考えたら胸糞悪くなると思うんです。私も今、冷静に考えたらそう思うんです(今かよ、遅いな)。

ただそれでもやっぱり笑っちゃうんですよね。うん。そんなことどうでもよくなるくらいに笑っちゃう。そして『そんなことどうでもいいじゃん!』と思っちゃってる自分がいる。

 

『悪趣味上等!これは創作物ですからね、ははは!』『俺たちがこの作品で描きたいのはこう言うことで、そこから生まれる様々なドラマなんですよ!』『だからついていけない方はどうぞどうぞ、1話で尻尾巻いて逃げやがれ!』的な(あくまで主観です)。そんな制作陣の心意気、と言うと大げさかもしれませんが。

『その代わり俺たち、すっげぇもん、見せてやりますぜ』と言うような。そんな強気な姿勢をぶつけられたような。そしてそれと同時、作品についての自己紹介もされ尽くしていた、そんな1話だったように思います。

そしてこの作品もやっぱり1話のみならず、全話通して非常に印象に残っている作品です。大作揃いと言われた去年の秋アニメの中、No.1を挙げるなら私はこの作品を挙げますね。うん。

 

はい。

 

てなことでこうして振り返ってみると、個人的にはやっぱり『勢い』『熱量』『極端』『理屈を超えた面白さ』『考えるな!感じろ!』が詰め込まれた1話が好きなんだなぁ、と改めて気が付かされたような思いです。

わけがわからない。話の筋も、大まかなそれはわかるけれど細かな部分に至るとさっぱり。キャラクターの詳細もまだまだわかんない。

だけどとにかく1話を見ただけで『あぁ、成程。こう言う作品なんだな』と、体に叩きつけられるような、そうしてわからされるような1話が好きなんですね。

 

『こう言う作品なんだな』と言うのは、ストーリー云々の部分ではなくて、作品全体の雰囲気とか。その作品が何を描こうとしているのか。そしてそれをどう描こうとしているのか。そう言う部分での話です。

そう言うのが『こ・れ・で・も・かっ!』と言うくらい濃厚に、マックスの熱量で描かれている、そんな1話が私は好きなんだと思います。

 

ただアニメ作品における(別にアニメに限った話ではないと思いますが)1話は、言わずもがな非常に重要な位置づけにあり、重要な役割を果たすものでもありますよね。

その作品の世界観や登場人物たちの位置づけ、またその性格。関係性。更にはストーリーの全体像なんかも見ている人に紹介していかなくてはならない。

でも単に堅苦しい自己紹介だけで終わっちゃうわけにもいかない。そこに面白さを見出してもらえないと、魅力を感じてもらえないと、1クールで凄まじい本数のアニメが放送されている昨今ですもの。あっさり1話で切られてしまうこともざらにあるわけで。いわば『しっかり自己紹介はしろよ!おっと、でも自己紹介を聞いてくれている人の心を掴むのも忘れちゃいけないぜ』と言うようなことを1話ではしなければならないわけですから・・・そりゃ大変だわ。

 

また作品の性質上、あるいはその物語の性質上、なかなか1話では描くのが難しい。『これを1話で描いちゃうとネタバレになっちゃって、後々の面白さが薄れちゃうんだよなぁ』と言うこともあるでしょう。

魔法少女まどか☆マギカ』なんてその最たる例だろうし。冬アニメの『Buddy Daddies』もあの1話からの、登場人物3人が関係性を強めていく物語が描かれてきたからこその、終盤の追い込みっぷりだったわけだし。

そうなってくると制作側としては『1話で切らないで!3話、3話でめちゃくちゃ弾けるから、この作品!』と言う部分もあるかもしれないから、これまた難しいですよねぇ。

 

何でしょ。春クールアニメ、全体的にめちゃくちゃクオリティの高い、特に作画の乱れが目立たない作品が勢揃いしたなぁ、と言う印象を受けたのですが。

もしかしたらここには『1話でこの作品全体の良し悪しを決めるにはまだ早い!この作品はどんどん、回を重ねるごとに面白くなっていくんです!』『だから言い方は悪いけれど、とりあえず、とりあえずでも作画と言う目に見える部分で1話から、視聴者さんにインパクトを与えておこう!そして作品に興味を持ってもらおう』と言う制作サイドの思いが込められていたりもするのかなぁ、とも思いました。

あくまで推測ですが。

 

最後にその春クールアニメの中で印象に残っている1話を挙げるとすると・・・やっぱり『推しの子』ですかね。ただこの作品の1話に関しては、90分のスペシャル版であったと言うことの意味もめちゃくちゃ大きかったように思います。

あのクオリティ。そして90分と言う放送時間。だからこそのインパクト。

昨今、アニメの1話が1時間で放送されることも珍しくはないですが、やっぱり放送時間が通常より長いことで、1話でその作品、その物語の『つかみ』の部分を徹底的に描くことができると言うメリットが生まれますよね。

『推しの子』にしても、あの物語を20分×4話かけて放送するのと、まとめて90分で一気に放送してしまうのとでは全然、何もかもが違っていただろうし。

 

1話が1時間、スペシャルとして放送されたと言えば『Re:ゼロから始める異世界生活』もそうでしたよね。

そしてこの作品の1話を見た時にも『あー。これは確かに。2~3話に分けて放送するのとでは、多分、全然、この作品に対する印象も感じる面白さも違っていただろうなぁ』と心底、思ったものです。

 

なんだろ。そう言うことを考えると、特に原作がある作品のアニメに関しては『1話、20分尺におさめるのは難しいし。仕方ない。ここは改変だな』と言うことになってしまうくらいなら、1時間尺で、その作品の魅力が1話を見ただけでも十分に伝わるような作りにする。そんな流れが当たり前になって欲しいよなぁ・・・。

 

逆に春アニメ、『何だか惜しい!』と1話で思ったのがオリジナルアニメの2作品、『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』と『THE MARGINAL SERVICE』でした。

この2作品に関してはもしかしたら先程、書いたような作品なのかもしれない。1話ではなかなか全部を見せることが難しい作品。それ故、中盤から終盤で一気に巻き返してくる作品、なのかもしれないです。

 

が、個人的に1話を見終えた直後の感想としては『せっかくのオリジナル作品なんだしさ!両作品ともめちゃくちゃ個性の強そうなキャラクター、たくさん出てるんだし!もっと暴れて欲しかったよっ!私はそれを期待していたんだよ!』でした。

おとなしすぎだったよ。2作品とも。もっと暴れて欲しかったぜ・・・。

魔法少女マジカルデストロイヤーズ』なら、もう一切合切の説明抜きにして、ただひたすらにオタクたちとSSC側の戦いを、ド派手に過激に描いてみるのも良かったんじゃなかろうか。

『THE MARGINAL SERVICE』に関しては、これは難しいところだけど。ブライアンが最初から境界人と戦う、境界人相手に暴れまくるその姿を描いて。で、その中で各キャラクターやその関係性も描く。そして2話で、何故、ブライアンがマージナルサービスに所属することになったかを描く、そんな感じでもアリだったような気がしなくもないけれど。

 

見てるだけの人間だもの!

何とでも言えるわよね!

あはははは。

 

土下座。

 

はい。そんな具合で本日はアニメの1話について、やんややんやと好き勝手なことを書いてまいりました。

そしてそうです。1話について語ったと言うことは、明日は最終回についても語ります。冬アニメの最終回も終わったことだしね!

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!