既にへろへろなりかけている・・・(笑)
と言うことで、大作、注目作に話題作が続々、放送されている秋アニメ。
それら全部を視聴することは当然、無理ですが、とりあえず、とりあえずでも気になっている作品の1話は片っ端から視聴しよう、そしてその感想を書こう、と言うのがこの記事の趣旨です。はい。
てなことで、本日でその3です。今のところ、1記事につき3作品、取り上げているので、今回で9作品、視聴したことになるのか。
まだ9作品・・・でも少ないクールだと12、3本くらいしか視聴していないわけだから、それを考えると既にお腹いっぱい、へとへとなのも頷ける気が我ながらする。
そして恐ろしいのは(笑)、まだ1話放送されていない作品もあると言うところですよ・・・へへ。
はい。まぁ、あの、頑張れるところまでは頑張る。途中で『もうだめだ!』となった時は、一切を放棄します。ははははは。
そんなこんなで、その3はこちらの作品からスタートです。
・『takt op. Destiny』
・・・秋アニメ、注目作、話題作のひとつではないでしょうか。個人的にも楽しみにしていたのですが・・・いやぁ『海賊女王』と同じく、その期待をはるかに、軽々と上回る完成度の高さ、そして面白さがあった第1話でした。
放送翌朝、ツイッターでもまだ話題になっており『さすがはMAPPA、絵がめちゃくちゃ綺麗』『MAPPAはやっぱ凄いなぁ』と言う声を多く見かけたのですが・・・MAPPAだけじゃないのよ、皆さん!今作品は、MAPPAとMADHOUSEの共同制作なのよ!今期で言えば『吸血鬼すぐ死ぬ』、前期で言えば『Sonny Boy』のMADHOUSEも頑張っているのよ!と、個人的には心の中で叫んでいました(笑)
なんでしょ。MAPPAの繊細で秀麗な作画の美しさや動きと、MADHOUSEの色遣いやダイナミックさ、ある種の荒々しさのようなものが見事に融合していた、そんな作画だったなぁ。とにかく魅了されました。
そう考えると、こう言う言い方は厳しいと言われているアニメ制作業界に対して失礼になってしまうのかもしれないけど、それでも、アニメにおいて『作画』と言うのがいかに大きいかと言うのを、改めて思い知らされたような気がしました。ねー。やっぱり、こー、まずは目で見て感じる、入る、そういうコンテンツだからかなぁ。
はい。てなことて肝心のお話も、個人的には『めちゃくちゃ好き!』とにんまりしてしまうような。ちょっと己の中の中二心をくすぐるような、とでも言いますか。戦闘が始まってタクトの片腕が消失して、ムジカートちゃんの衣装がチェンジされて武器を片手に、という一連の流れが、もう、うはうはしちゃうくらいに好き。たまらん。
そう言う戦闘シーン、アクションシーンで見せる一方で、しっかりキャラクターが確立されていて、その掛け合いも面白い、その掛け合いで物語を進ませると言うのが感じられたのも良かったなぁ。
それぞれのキャラクターを演じられている声優さんの演技も、ばしっ、とはまっていたように私は感じました。
『運命』を演じる若山詩音さんは『SSSS.DYNAZENON』での、あの生々しいお芝居とはまた違ったお芝居で、いやいや、凄かったわ。
と言うことで、名だたるクラッシック名曲がモチーフとなったムジカートが、今後、続々、登場予定とのことで。その曲によってキャラクターの雰囲気も、そして戦闘の雰囲気、アクション、更には物語全体の雰囲気もがらっ、と変わりそうですから、そういう楽しみがあると言うのも期待大。『巨人』役は伊藤美来さん、『天国』と『地獄』役で、それぞれ水瀬いのりさんと上田麗奈さんが出演されるなんて・・・楽しみが過ぎる。
そう考えると作画の美しさ、視覚で感じる美しさと、各クラッシック楽曲の美しさや荘厳さ、個性、そうした聴覚で感じる楽しみと。そのふたつがハイレベルに実現している、とても贅沢な作品だなと思いました。先が楽しみです!
・『境界戦機』
・・・放送直前まで、その存在すら知らなかった作品。と言うか、ほとんどプロモーション活動、されていなかったんじゃなかろうか。ぎりぎりになって公開されたPV見ても、本編映像はあまり公開されていなかったような。故に『あれ、これはやばいやつちゃうん。やばいやつちゃうん』と勝手に思ったのですか。
蓋を開けてみれば、そんな不安はどこへやら、でした。まぁ、1話だけ、と言うのもあり得ない話ではないですが・・・どうなんでしょうね、知らんけど(知らんのかい)
はい。てなことで、どうでしょう。感覚としては『この秋クールじゃなければ、見ていたかもしれない』と言う感触の1話でした。『この超絶激戦の秋クールじゃなければ、まぁまぁ、先も楽しみなこともないから見ていたかもしれない』
しかし今秋クールは、超絶激戦クールです。殴り合いのバトルロイヤルです。
多分、正統派のロボットアニメになるのだと思います。主演は佐藤元さん。その相棒であり、マスコット的なキャラクターを務めるのは藤原夏海さん。勢いあり、かつ着実にキャリアを重ねているこのおふたりに加え、上村祐翔さんや石川由依さん、市ノ瀬加那さんに村田大志さんがメインキャラクターとして出演されているとなれば、とても見たい。
あと個人的に、対立するキャラクターに稲田徹さんと石上静香さんと言うのも、もうめっちゃツボでした。おふたかたとも、CV確認しなくても『あっ』とわかるほどの個性の強さよ(笑)
そしてまだ発表されていないだけで、今後、もっと敵対するキャラクターが出てくるのだと思うと、そのCVも楽しみ。
なんですが・・・そうだなぁ。1話は、1話過ぎたと言うか。いや、実に1話らしい1話と言えば、これ以上ないと言うほどに1話だったんですけど(何が言いたい)。
こー、物語の導入や説明としては完璧な1話だったと思うのです。が・・・それ故、ちょっとおとなしすぎたと言う感が否めないと言う気もしました。うむ。
で、これが今期秋クールじゃなかったら『ま、もう少し様子見てみようか』と悠長ことも言ってられたのでしょうが・・・ねー(遠い目)
あー・・・でもなぁ。佐藤さんの、鬱屈とした思いと、だからこその熱い思いが込められた演技、そして藤原さんの、某ネコ型ロボットを思わせるような(笑)演技、どちらも本当に良いんだよなぁ・・・うーん。確かに先が気になるのは気になるしなぁ。
どうしようか。
・『テスラノート』
・・・覚えてますか?皆さん。今年2021年、幕開けとなる冬クールに放送された『EX-ARM』と言う作品を。
今作品『テスラノート』のPVが発表され、それを見た時、私の脳裏には『すわ・・・これは『EX-ARM』の再来かっ!』と言う、恐れと期待、相反するその両方の気持ちがない交ぜになった感情が込み上げてきたんですけど。
でもどうやら、そんな感情を抱いていたのは私だけではなかったようで『2021年は『EX-ARM』で始まり『テスラノート』で幕を閉じる。そんなアニメにとって歴史的な1年になるかもしれんぞ』と言うネット上での書き込みを見た時は、思わず吹き出してしまったのですが。
そんなこんなで怖いもの見たさと、わくわく期待の気持ちを込めて1話見ました。
はい。結論から言うと『EX-ARM』のCGよりは、はるかにマシだと感じました。キャラクター、ちゃんと瞬きするし。お口も閉じてくれるし。声優さんの動きに合わせて表情も動作もそれなりに動くので安心しつつ、『・・・ちょっと『EX-ARM』を期待してたんだけどなぁ』と残念に思ったと言うのは内緒です。はい。
でも少なくとも、ほんと『EX-ARM』の時に感じた『ほんと、声優さんが気の毒でならない』と言うような、声優さんの熱演が浮きまくりと言う感じはしなかったので、そこはほんと、安堵しました。
てなことで小原好美さんと鈴木達央さん演じるキャラクターのコンビネーション、良い。小原さんの可愛さと気の強さ、鈴木さんの良い感じにちゃらい感じと負けず嫌いな感じの演技、それは見ていてほんと、楽しかったです。前野智昭さんと中井和哉さん演じるキャラクターのコンビネーションも、対比が鮮やかで楽しかった。
まー・・・でも、やっぱりだめだなぁ(苦笑)。うーん・・・なんでCGにしたのか。そうしなければならない理由が、この作品にあったのか。原作漫画は読んでいませんが、表紙絵を見る限り、むしろ手描きの方が圧倒的に良い、そんな作品だと思ったのですが。
うーん・・・なんだろ。まずCG部分とそうじゃない部分が同一画面に並んだ時の差が酷い。これ、ほんとどうにかならないものか。またその手描きの部分の作画がひどいもんだから『これもしかしたら、手描きするより楽っていう理由だけでCGになったんじゃないか』と言う、まったく何も知らない素人である私が思い込んでしまったくらいだよ(汗)
あと、重力を感じさせない動きが不自然で仕方ない(笑)。こー、力を抜いた動き、たとえば手足をふらふらさせながら歩くとか、そう言う動きは割と自然なんですけれど。逆に力が必要になる動きでは、まぁCGだと、とにかく不自然に感じられて仕方ない。
1話だといくらでもそう言うシーンはあったんですけど(汗)、特にラスト、牡丹ちゃんとクルマが高齢のご夫婦を助けるため、2人に体当たりするシーンがあるんです。
・・・笑っちゃったよね。あまりの重力を感じさせない体当たりに。『え?何?牡丹ちゃんもクルマも、このご夫婦も風船なん?中身、空気なん?』と思わせるくらいの、ふわーっ、とした体当たりで・・・これも何とかならないものか。
そして『EX-ARM』よりはマシ、とは言え・・・やっぱり表情の動きに関しても、なんかこー、のっぺりした感じは否めないんですよねぇ。
で、結果。もうそう言うのが気になってしまって、お話どころではないと言う。
ねー。どうしてCGにしたんだろう(哲学)
・『サクガン』
・・・やっぱり今期、おかしい(誉め言葉)。少なくとも作画と言う点だけで見ても、これだけクオリティの高い作品が続々、放送されているの、尋常じゃないよ!
はい。と言うことで、つくづくそんなことを感じさせられた冒頭。世界観の作りこみと言うか描きこみ具合とか、キャラクターの動きとか、作画が崩れていないところとか、素晴らしかったです。そしてこういう感想を書いた作品が、この作品だけではないと言うところが、やはり今期秋アニメ、おかしい(繰り返しの誉め言葉)。
なんだろ。ちょっと児童小説っぽいにおいのするキャラデザ、動きだなぁ、とも思ったのですが。とても親しみやすいと言うか、こー、問答無用でわくわくするような。いい塩梅での可愛らしさのある絵、と言いますか。はい。
てなことで、こちらも秋クール、注目作品のひとつではないでしょうか。確か放送前、結構、先行上映とかされていたはずだと記憶しているのですが、その割に評判が聞こえてこなかったので、はてさてどうなのか、期待と不安を抱きつつ見たのですが。
『どんな話?』『一言で言えば、壮大な父娘ケンカの話だよ!』と言うような1話でした(笑)。なので冒険活劇を期待していた私は、ちょっと肩透かしを食らったような気分にはなったのですが・・・1話のラストで、一気に物語は動き出します。てなことで、こちらも本格的な物語は2話からと言うことなのでしょうね、そうなると俄然、2話以降の展開が楽しみです。
あとこちら『Project ANIMA』準大賞作品なのですが、その部門が『SF・ロボットアニメ』部門とのことで成程、変な言い方ですが最初からロボットアニメとして作られていた作品だったのですね。知らなんだ。てなことで、今後はそのロボット、メカアクションも楽しみです。ダイナミックな冒険活劇が繰り広げられそうだなぁ~。
そしてその中心となる父と娘、ガガンバーとメメンプー、どっちも名前が可愛い(笑)。その2人を演じていらっしゃる天希かのんさんと東地宏樹さんの掛け合いが、実に相性抜群と言うか、見ていて楽しいと言うか。
天希さんは本作が初主演。『磁場の強い声優』を目指していらっしゃるとのことですが、いや、熱量溢れる、それでいて子どもであるメメンプーの可愛らしさ、幼さも十分に感じさせる演技で素晴らしかったです!
そして東地さんは・・・個人的に、こんなにも情けなくて、ダメダメな、それでいてたまに見せるかっこよさがたまらない、そんなCV東地さんのキャラクターを見たのは初めてのような気が・・・。いや、でもほんと、メメンプーに対する愛情、背中を押してやりたい気持ちと絶対にマーカーに進ませない、そんな危険には身を投じて欲しくないと言う、相反する気持ちの間で葛藤しているところとか、そんな葛藤も笑ってごまかすようなところとか、最高に最高。
凸凹で、でも互いが互いに引っ張り合って邁進していくような。そんな父娘コンビの勢いが、おふたりの演技からは感じられました。いやぁ、今後も楽しみだ。
はい!てなことで本日は4作品の1話視聴感想を書いてまいりました。
記事内でも書きましたが、ほんと、おかしい(誉め言葉)
今期秋アニメのクオリティの高さ、作品の濃密さなどなど、どう考えてもおかしい。
そして今んとこ、割とどの作品も甲乙つけがたいくらいに面白いのも、おかしい。
それがどんどん、ぽこぽこぽこぽこと放送されているの、おかしい。
おかしい(誉め言葉)
こんなクールもあるんですね・・・。
アニメ好きとしては『どうしてもう少し、放送時期が分散されなかったんだ!』と頭を抱えたくなる気もするのですが・・・ははははは。
まぁ、こればっかりは仕方ない。きっとコロナの影響とかもあって、こうなってしまったんでしょうな。
はい。
そんな具合ですが、まだまだ1話放送されていない作品はあります。
発狂しそう(笑)
ですが頑張って、1話視聴感想、続けてまいりますので、よろしければ引き続き、お付き合い下さい。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!