tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

祝!お誕生日記念~細谷佳正さん

『吸血鬼すぐ死ぬ』のアニメの最新話が、もういつも以上にひどくて(誉め言葉)大笑いでした。

なにって、次から次へと性別問わず良いお声が、とんでもない言葉を口にする、その破壊力よ。甲斐田裕子さんの『性癖だ!』の破壊力よ・・・。

 

てなことで本日は、今作品にも出演されている細谷佳正さんのお話です。

ずいぶん遅くなりましたが2月10日は細谷さんのお誕生日でした!

細谷さん、お誕生日おめでとうございます!

 

てなことでアニメ情報サイト『アニメ!アニメ!』さんで行われているアンケート結果をもとに、やんややんやと語るシリーズ記事。

久しぶり、実に久しぶり、多分、去年の夏ぶり、およそ半年ぶりの(汗)登場です。

いや、ほんと、このシリーズ記事ももう少しコンスタントに投稿したいよね。うん。

 

『一番好きなCV細谷さんキャラは?』と題して行われたアンケート。毎年、取り上げさせて頂いておりますが、果たして今年度、最も支持を集めたのはどのキャラクターなのか・・・早速、結果を見てまいりましょう!

『おまえの記事なんか読みたくないわ!さっさと結果だけ教えろ!』と言う方は、こちらのリンクからどうぞ。

animeanime.jp

まずは3位から見てまいりましょうか。3位にランクインしたのは『テニスの王子様』の白石蔵ノ介。去年の5位から2ランクアップで、今年度はベスト3入りを果たしました!

テニスの王子様』自体、本当に、ほーんとに息の長いコンテンツ、そして常に動き続けているコンテンツと言う印象が個人的にはあります。1人の声優さんが、こんなにも長く1つの作品で、1人のキャラクターを演じ続けることができるって、なかなかないことですよね。

 

とか言いつつ、私は『テニスの王子様』、昔、ちょっとだけ漫画をあることがある程度の人間です・・・すまぬ。しかしCVを担当されている声優さんを通してキャラクターのことは知っており、白石のことも勿論、存じておりますとも!

吹き替え中心に活躍されていた細谷さんが、アニメでブレイクを果たされた、そのきっかけと言っても過言ではないキャラクターですよね。『初めて声を聞いた時、衝撃を受けた』と言う回答も寄せられていますが・・・わかるわかる。超わかる。

そしてそうか。細谷さんと言えば『方言を話すキャラが多い』と言う印象があるのですが、この白石も関西弁を喋るキャラクターと言うことで。

なんだろ。やっぱかっこいいお声なんだけど、ものすごくナチュラル、素朴さがあるから、制作側としては方言、『その土地』の雰囲気が強く滲む言葉、それを喋らせたくなるのかしら、とか勝手に思ったり。

・・・いつか『CV細谷さんの、方言話すキャラクターまとめてみました!』的な記事、作ってみたいなぁ。

 

続いて2位です。2位は去年から1ランクアップ、『ハイキュー!!』の東峰旭です!こちらの作品も原作は既に終了しましたが、アニメは劇場版の制作も決定しており、今なお熱い支持を受けている作品ですよね。

烏野高校男子バレー部の奮闘を描いた本作で、旭はバレー部エースと言う立ち位置にある少年です。立派な体格、そして老け顔。その外見から怖そうなイメージを持たれがちな彼ですが、実はその心はとても繊細で気弱。あることが原因で一時はバレーから離れていましたが、紆余曲折の経て、再び部に戻ってきたと言う経緯があります。

 

多分、私が初めて触れたCV細谷さんキャラは別作品の別キャラなのですが。初めて、細谷さんの演技にめちゃくちゃ心揺さぶられて、泣いて、『この人、なんて演技するの!?』と驚愕させられ、そこから一気に細谷さんの演技に、更には声優さんの演技にのめりこんでいった、そのきっかけを生み出してくれたのが、この旭です。

1期の8話『エースと呼ばれる人』ですかね。はい。そこでの、ある台詞です。この回を初めて見て、細谷さんの、この台詞の演技に触れた時の衝撃は、今もはっきり覚えているし、多分、この先も忘れることはないと思う。それくらい、私にとっては大切な、大切な記憶であり、瞬間なのです。

烏野高校男子バレー部のエースとして。ガラスのハートすら武器にして、どんどんどんどん成長していく旭。劇場2部作でも、その活躍、そして彼を演じられる細谷さんの演技が楽しみでなりません!

 

そして栄えある1位に輝いたのは・・・去年同様『文豪ストレイドッグス』の国木田独歩でございました!あれ?去年だけじゃなくて、一昨年もじゃなかったったけか?どうだったっけ?ちょっと記憶にないけど、でもとにもかくにも国木田、強し!

まぁ、でもそれも頷ける。現在第4シーズンが放送中の本作品も、やはり高い人気、熱い支持を受けていますものねぇ。原作がどうなっているのか、私はさっぱり知らないのですが、これこのまま原作ラストまでアニメ化されるんじゃないか、そんな予感を抱かせるほどの人気ですものね。

 

真面目で堅物・・・と来ると、CV細谷さん的には『そのまま自分で勝手に重荷を背負って、だけど誰にもそのしんどさを漏らさず、気が付いたら自縄自縛で闇落ち寸前に陥っている』と言うキャラクターが多いように思うのですが(あくまで個人的意見です(汗))、国木田に関しては、どうなんだろ?

私、アニメ、途中までしか見ていないからわかんないけど・・・でもなんか、探偵社の面々に頼られつつ、しかし同時、国木田もしっかり探偵社の面々を頼っている。そんなふうにも感じるのですが。

どんどん過酷な状況に追い込まれていく探偵社、その面々。作品を追いかけ続けていらっしゃる方にとっては、ますます目の離せない展開が続いていくのでしょうね。

 

はい。てなことで以上、ベスト3を振り返ってまいりました。

で、です。

個人的に注目して頂きたいのはですね。ベスト10の結果もそうなんですれど。それ以降、ベスト10以降の結果。ここにも是非、注目して頂きたいのです。先程のリンク先のページ、その2ページ目に移動するとベスト10以降の結果を確認いただけるのですが。

 

同率11位にランクインしたキャラクターの多さよ!

 

そうなんです。毎年、このアンケートを記事にしている私は、毎年、驚くんですけど。とにかく細谷さんのこのアンケート結果、同率で同順位にランクインしているキャラクターが、めちゃくちゃ多い!

一昨年?の結果とかも、確か、同率同順位だけでベスト10以降のランキング、埋まった、そんなだったように記憶しているのですが。

演じられているキャラクターが多い。そして実に多彩。それ故、アンケートを答えられた方、1人1人、『私がいちばん好きなCV細谷さんキャラはこの人!』と言うのが見事にわかれた。その結果の同率同順位の多さなんだろうなぁ。

これはひとえに、細谷さんの役者としての演じ分け。また引き出しの多さ。それが支持されているからこそですよね、ってか、もうそうに違いない(断言)。

わかる!わかる!

 

てなことでここからはベスト3ランクイン以外のキャラクターで、個人的に語りたいキャラクターについて語っていきましょうか。

・・・っても、もう、見ていた作品のキャラクターに関しては、ほんと、どのキャラクターも印象深いのだよ・・・。

4位『Free!』の山崎宗介、6位『進撃の巨人』のライナー、そして7位『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオルガ・・・あぁ、この並び、最高・・・。生真面目すぎるが故、自分で何もかもを抱え込んでしまおうとして、(まぁ、ライナーは多少、違いますが)その結果、落ちるところまで落ちそうになってしまう。それでもなお、その苦しさを抱え込んでしまう、その不器用さ。この辺りの生き方みたいなものが、細谷さんの演技によってめちゃくちゃリアルに伝わってきて、本当に胸を締め付けられるんですよね。うん。ほんと好き。

 

5位『組長娘と世話係』の霧島透、11位『風都探偵』の左翔太郎、17位『TRIGUN STAMPEDE』のニコラス・D・ウルフウッドと、最近のキャラクターがランクインしているのも嬉しいですな。

ウルフウッドに至ってて、本当に最近も最近、つい最近。このアンケートが実施された時には、多分、アニメ本編には登場していなかったんじゃなかったかな?いや、でも、いいですよね。関西弁がやっぱり最高。そして語弊はある言い方かもしれませんが、ガラが悪い演技、すっぱり斬り捨てる非情さ、だけどそれすらも彼なりの情の厚さだと感じさせる演技が、ハマりにハマってる。最高。好き。

 

そしてウルフウッドのあとに続いている3キャラクター、『妖狐×僕SS』の反ノ塚連勝、『No.6』のネズミ、『刀語』の鑢七花の並び。もうかれこれ放送後から10年は経過している作品のキャラクターがランクインしていると言うのも嬉しいですなぁ。

反ノ塚連勝は、多分、私が初めて知った細谷さんキャラですね。素朴なお声、自然体の演技が、反ノ塚にぴったりだった。好き。あと雪小路野ばら役の日笠陽子さんと歌唱されたキャラソンの破壊力も、凄まじかった。好き。

『No.6』あさのあつこさんの小説が原作。梶裕貴さん演じる主人公と、細谷さんが演じられたネズミとの『愛』と呼んでもいい絆。その透明感と切実さのようなものが、めゃくちゃ胸に染みた作品だったなぁ。

 

刀語』の七花は、特に生々しい細谷さんの演技が好きな方には、是非ともおススメした作品、キャラクターです。旅を通して、少しずつ、1人の人間としていろいろな感情を得ていく、取り戻していく、その様子がもうね、細谷さんの演技でえげつないまでに表現されているんですよ。また朴訥とした、だけどかっこいいお声が、ほんと原作通りの七花の声でした。ええ。

ちなみに『ノイタミナ』枠で放送されたこの作品。何度か再放送されているのですが、その再放送の際に行われたオーディオコメンタリー。その中で細谷さんが七花役に決定した、その理由を制作サイドの方がお話されていて。

オーデションした中で、他の人は七花の声にしてはかっこよすぎた。その中、細谷さんの声はかっこいいけれどかっこよすぎない。かっこよさの中にも、七花の素朴さ、熱さみたいなものがあり、そこが七花にぴったりだった、と言うような内容だったように記憶しているのですが。

いや、もう数年前の話なので、私が都合よく記憶しているだけかもしれませんが・・・すまぬ。でも『他の方はかっこよすぎた』『細谷さんの声は、かっこいいけどかっこよすぎなかった』と言うのは、流れとしては確かです。うん。

なんかその話を聞いた時も、もう私、ただただ『わーかーるー』と、頷きまくりでした。わかる。

 

なんだろ。細谷さんのお声って、属性的には土とか木って感じがする。

強くて、温かくて、素朴で、包み込むような優しさもあり。どっしりした感じがあって。

だけどだからこそ、表面からは見えなかった、気づけなかった怒りや脆さが爆発した時の破壊力とか悲しみとかも、また一層、凄まじいと言うか何と言うか。

私、声優さんのお声を属性分けするの、趣味なんだけれど(暇人)、土属性、木属性の声優さんって、めちゃくちゃ少ないんですよねぇ。うん。

 

ランキングに話を戻しますと・・・そうだなぁ。『彼方のアストラ』の主人公、カナタや『坂道のアポロン』の千太郎。『一週間フレンズ』の桐生くん、『田中くんはいつもけだるげ』の太田くん。『フブキ・ブランキ』のエピゾ、『さらざんまい』の阿久津、『ドロヘドロ』の心、そして『この世界の片隅に』の周作さんとかも、私は語りたいなぁ。好きだなぁ。ってかもう、CV細谷さんキャラ、みんな好き。

細谷さんの演技が好き。

 

はい。

てなことで改めてにはなりますが、細谷佳正さん、お誕生日おめでとうございます!

私の人生の『今』が『今』の形になっているのは、その理由、力のひとつは、間違いなく細谷さんの存在のお陰です。

これからもご自身の信じられる道、楽しいと思われる道を、ずんずん、切り開いて進んでいかれるのを楽しみにしています。そして応援しています。

なんだろ。ツィッターで細谷さんへのお誕生日お祝いメッセージ見たら、多くの方が『細谷さんの好きなように』とか『細谷さんが楽しいと思われるように』『細谷さんが信じる方に』とおっしゃっていたのが、めちゃくちゃ胸熱でした。

細谷さんも『僕を支持してくれている人は『細谷さんが楽しいならそれでいいです』って、受け止めて下さっている方が多い』って言われていたからなぁ~。

そりゃそうよ。推しが楽しそうに、幸せそうに人生、歩まれているのが、何よりよ。

 

てなことで最後に。

以前の『声優と夜あそびWEEKEND』にて、細谷さんが以前、所属されていた事務所、マウスプロモーションに所属するに至った経緯をお話されていたのですが。

それがとても素敵だなぁ、と感じたのでご紹介です。

 

マウスプロモーション附属俳優養成所に入所されたのち、細谷さんは、事務所所属をかけた所属試験を受けられます。所属試験に際して、その当時の事務所は、細谷さん曰く『即戦力になる若手が欲しい』との方針だったそうです。

所属事務所に際しては、事務所のマネージャーさんが試験受験者を判断されたとのこと。ただし当然、事務所のマネージャーさんは、その試験を受けられる方、つまりは事務所に所属されていない方の様子を普段から見ていた、と言うわけではなかったとのことです。

で、細谷さんは晴れてこの試験に合格。マウスプロモーションに所属と言う運びになったのですが、それに際して細谷さんは当時の事務所社長から呼び出され、次のような話をされたそうです。

事務所所属をかけた試験に際して、細谷さんを選んだマネージャーさんは1人もいなかった。だけど養成所での授業、それを見てくれていた講師の方々やミキサーさんは、細谷さんを選んだ。だから細谷さんは、事務所所属が決定した。

 

なんだろうなぁ・・・単純に『縁』と言う言葉の存在を、強く感じたお話だったなぁ。そして『即戦力が欲しい』と言う判断基準にはひっかからなかった、その判断基準で選考されたマネージャーさんには刺さらなかった細谷さんの、その当時の演技と言うのが、長年、現場でも活躍されている講師の方や、実際に声優さんの演技、声に携われてきたミキサーさんには刺さったと言うのが、なんかもう、最高オブ最高。

 

いや、ってか多分、マネージャーさんの中にも『『即戦力の若手が欲しい事務所で働いているマネージャー』としては落とさざるを得なかったけど、『1人の人間』としては、この人の演技、めっちゃ好き!ん゛ん゛っ、もどかしいっ!』って方、いらっしゃったと思うよ!

うひひ。

 

てなことで、これからもたくさんのキャラクターを通して、細谷さんのお声、演技に触れられますように!

 

そして冒頭にも書いたけれど、このシリーズ記事。

もう少しコンスタントに投稿できますように!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!