tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

『鬼滅の刃』~上弦の鬼のCV、全て解禁されましたね!

5日も前の話題ですけど。

あはははは!

 

そんなこんなでタイトル通りの話題です。

3日、節分の日に放送された鬼滅テレビ、ワールドツアー上映開幕SPの特番にて、上弦の鬼のCVを担当される方が発表されました!

 

『あれ!?半天狗とか玉壺とか黒死牟も今、明かしちゃうんだ!?特別だねぇ~』と情報解禁された直後は驚いたのですが。

絶賛公開中のワールドツアー上映の映画の中で、既にキャラクターが登場しているからなんですね。成程。

いいなぁ。映画、見に行きたいなぁ。

 

はい。てなことで今回の記事では、そのCV発表を受けて思ったことを、いつも通り好き勝手に語っていきます!

 

まずは既に発表されていた方からです。

みんな大好き、上弦の鬼、弐の童磨は宮野真守さんです。いやぁ~・・・もう何回、聞いてもぴったりが過ぎる。宮野さんと言えば個人的には、あの華やかなお声を武器に、エキセントリックな演技が光る、そして宮野さんのお声だからこその華やかで唯一無二の存在感をキャラクターに与える、そんな声優さんだと勝手に思っているのですが。

童磨もその宮野さんだからこその魅力が存分に堪能できるキャラクターで。でもそれだけじゃなくて、あのもう、わざとらしいくらいに感情がこもっているが故に全然、真意を感じさせないセリフ回しとか。ゆったりとした喋り口調からくる色気とかが、もう素敵すぎる。圧倒的に邪気がなくて、だからこそ邪気しかなくて、悪意しかなくて、でも本人はそれすらも何のことかさっぱりわかってない、凶悪すぎる無垢な色気みたいなのが感じられて、もう最高。

 

上弦の鬼、参である猗窩座は石田彰さん。いや・・・もうこれは、あの、猗窩座の過去の物語、人間であった時の物語がアニメ化された時のことを考えると、今から泣ける。既に泣ける。石田さんの演技によって、人間であった彼が『猗窩座』と呼ばれる鬼になるまでの物語が見られるのだと思うと、ほんと、震える。

猗窩坐の圧倒的な強さ。当初、炭治郎たちに向けていた慢心。けれど本当にストイックな部分。老いを憎み、それ故、人間を憎み、だからこそ強い人間に対しては敬意を払う部分。そうした猗窩座のすべてが石田さんの演技で、本当に細かい部分まで、機微と呼べるような部分まで表現されているように、私は感じています。こー、強い、ストイック、だけど、本人は見せまいとしているのだろうけれど、隠しきれていない揺らぎ。それが感じられると言うか。うん。最高。

 

さ、そしてここからは先日の番組内で解禁された情報の感想です。

 

まずは上弦の伍、刀鍛冶の里編で炭治郎たちの前に立ちはだかる敵の一人、玉壺です。こちらを演じられるのは鳥海浩輔さん!

『あの気持ちの悪い(笑)見た目に対しては、お声が良すぎない!?』と発表された直後は思ったのですが、いや、もうボイス聞いたらこちらもぴったりが過ぎたわ!

鳥海さんの、あの唯一無二の、独特のお声。それを感じさせつつ、だけど玉壺の気持ち悪さ(何度も言ってあげないで(笑))、そして何より、玉壺の歪み。傲慢さ。変態性。それもが既に、短いあの台詞の部分ですら感じられて、私はにやにやが止まりませんでしたよ!なまじ、鳥海さんのお声だからこそ、より歪みであったり傲慢さ、変態性、異常性が際立っているのも、もう最高。

また『美』と言うものに対して異常な執着があると言う部分も、ほんと鳥海さんの演技、お声、ぴったり過ぎるんだよ・・・もう聞かなくてもわかるよ・・・あぁ、楽しみ。本編で聞けるの、楽しみすぎる。

 

更に同じく、刀鍛冶の里にて炭治郎たちの前に立ちはだかるもう1人の鬼。上弦の鬼、肆である半天狗を演じられるのは、古川登志夫さんです!

正直、こちらも意外だった。なんてか、こー、もっと、うーん・・・表現が難しいけれど、トリッキーな声の方が担当されるのかなぁ、と勝手に思っていたからです。漫画を読んだ時から。トリッキーと言うか、難しいなぁ。何と言えばいいのか。語弊を恐れずに言えば、声自体が面白い、そんな方が担当されるのかなぁ、と言うか。うん。

でもそうなんだよな。よくよく考えたら、別に声自体がトリッキーで、面白くなくてもいい。そこを演技で、表現としてトリッキーに、面白く見せるのが声優なんだから。

古川さんの半天狗を聞いて、そんなことを思わされました。解禁PVでの半天狗の半天狗っぷり、もう凄かったわ。

あとね、個人的に言うと半天狗、めちゃくちゃ好きなんですよ。ネタバレになるので詳細は差し控えますが、こいつ、変身するじゃないですか。変身ってか分裂か。で、この分裂した後の姿ってのが、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。だからこの分裂した後の姿も、古川さんが、それはそれはもう素晴らしい演技で見せて下さるのかと思うと、今から私は胸がときめいてときめいて仕方ないのです。変幻自在な声、演技で見せて下さるんですよ!かっはー!絶対にめちゃくちゃかっこいいに決まってるやん、こんなの!

 

はい。残るはおひとりですが・・・その前に。

玉壺と半天狗について、ちょっと語りましょうか。

鬼滅の刃』に登場する鬼には、当然、人間だった時の過去があり、作中ではそれも描かれています。

どうして彼、彼女は『鬼』になったのか。その理由ともいえる彼らの過去は、本当に胸が苦しくなるものも多く『彼らのやったことは許せない。しかし、彼らが『鬼』になってしまったその理由、そこにはやっぱり同情を禁じ得ないよなぁ』と言う、何とも言えない切ない思いにも駆られるのです。

 

が、そんな中。玉壺と半天狗の過去と言うのは、ネタバレなので詳しくは書きませんが、実にいいんですよねぇ~(にやにや)

なんてか、同情の余地がない。『それはお前が悪い!』と一刀両断しても何ら問題がないくらいに、いっそ清々しいくらいに、人間の醜いエゴしかなくて。

でもだからこそ、私、この2人、好きなんですよねぇ。ほんと、他人とは思えないと言うか。同情はできない、でも共感しかないと言うか。

あとこの2人の存在があるからこそ『鬼滅の刃』って、単なるお涙頂戴物語に終わっていない。素晴らしい面もどうしようもない部分も含めた『人間』が描かれている、そんな深みある作品になっているとも思うのです。

 

また刀鍛冶の里編では、甘露寺蜜璃のほか、時透無一郎、不死川玄弥も満を持して登場します。無一郎と玄弥に関しては、無惨との最終決戦が描かれる物語において、コンビを組んで、この次に紹介する上弦の鬼と戦うんですよね。

作中の登場人物の中でも、若年にあるこの2人。『生きること』『老いること』『滅ぶこと』と言う作品のテーマであるひとつに対して、確固たる思いを抱いている2人の姿、その最終決戦での激闘は、見ていて辛く、しかし考えさせられるものがあります。

『生きること』、そこに何を託すのか。何を見出すのか。そしてそれを決めるのは誰なのか。

刀鍛冶の里編でも、その一端は描かれているので、その辺りも楽しみだなぁ。勿論、ハイパーキュートでパワフル、自分に正直な生き様を見せつけてくれる蜜璃ちゃんの活躍も楽しみ!

 

はい。では本題に戻りましょう。ラストはこの方。

上弦の鬼の壱、つまり無惨に次ぐ実力の持ち主である黒死牟です。演じられるのは置鮎龍太郎さん!

いやぁ・・・いや、なんだろ。黒死牟って、やはりネタバレなので詳しくは書きませんが。その過去、あるいは彼がその内に巣食わせていた感情って、もう何と言うか、ある種、人としての宿命みたいなものじゃないですか。老いること、滅ぶことに対しての恐れ。そして自分以外の存在に対しての、圧倒的な憎しみと、どうしようもない感情と。

その暗さ。彼が抱えに抱え、もはや彼自身と同化してしまったその感情の暗さ。底なしの暗さ。黒さ。一筋の光明、その兆しすら存在していない、拒む暗さ。黒さ。

それが置鮎さんの黒死牟、あの短い台詞から私はひしひしと感じられて。だからもうPVでそのお声聞いた瞬間『ぞわっ』としましたよね。背筋がぞわっ、として、私は鳥肌が立ちました。はい。何より、もうお声だけで『強い!』と思わせる、あの圧倒的な説得力、存在感よ。

あとなんだろ。これも詳しくは言えないんですけど。縁壱を井上和彦さんが演じられるではないですか。井上さんの縁壱さんとしての、深みある穏やかで明鏡止水を思わせるような良いお声と、置鮎さんの黒死牟としての、深みある暗く、暗く、どこまでも暗い怒りと絶望を思わせるような良いお声が、これ実に対照的だよなぁ、とも思ったのです。・・・こちらもやはり、過去の物語が楽しみすぎる・・・。

無一郎を演じられる河西健吾さんの、無垢なお声。そして玄弥を演じられる岡本信彦さんの、感情がそのままそれになったかのようなお声。そのどちらをも完膚なきまでに飲み込み、塗り潰し、消滅させるかのような、ただただ暗い声。

いやぁ・・・もう最高。最高。語彙力なくすわ。元からないけど。

 

はい。

 

ちなみに。

 

いろいろあって、場当たり的に上弦の鬼に昇格させられたにもかかわらず、本人は『俺が強いからだぞ!』と思い込んでいたに違いない(言ってやるな)、善逸の因縁の相手、獪岳は細谷佳正さんが演じられますよ!

推し声優さんなので推しとくよ!

獪岳もまた、めちゃくちゃ人間臭い、人間の愛おしくもどうしようもない部分を煮詰めたようなキャラクターだと思うので、それを細谷さんの演技で見られるのかと思うと、私はもうわくわくが止まりませんよ!

ま、最終決戦にならないとそこは見られないんですけどね!まだまだ先だね!

なんだろ。獪岳って、中島敦の『山月記』の李徴を思わせるんだよなぁ~。李徴の、更にどうしようもない感じと言うか。

 

また無惨様のお気に入り。まぁ、そうは言っても『その力が便利』と言う意味でのお気に入りでしかないんですけど。やはり諸事情から上弦の鬼に昇格することになる鳴女は、井上麻里奈さんが演じられます。

こちらは、あれ?もう既に発表されていたのかしら?全く記憶にないわ(汗)

謎多き鳴女。その人生、そして激闘が井上さんの存在感のあるお声と、キャラクターに寄り添った演技で見られるのも、やはり楽しみでしかありません!

 

と言うことでこれで上弦の鬼のCVが全員、発表されたわけですが。

12日には、無惨を含めた上弦の鬼、そのCVを担当されている声優さんが一堂に会する舞台挨拶が行われるとのことで。

凄いな。どんなこと話されるんだろう。そして強いな。何がどうとかもうわけがわかんないけど、なんてかただただ強いな、と感じました。この並びに、私がアニメ沼、声優沼にハマりかけたと同時期に主役に抜擢され、そこからずっとそのキャリアを追い続けている逢坂良太さんがいらっしゃるのが、個人的には胸熱。

 

ライビュもあると聞き、情報解禁直後、実施映画館のサイトにアクセスしようとしたけれど、つながりすらしなかったよね!

つながった時には、もうチケット完売してたよね!はは!

泣く。引きこもりオタク、珍しく『やってやんぞ!』とやる気になったのに。

まぁ、でも、これは仕方ないわ。ってか、私が住んでいる県でライブ実施される映画館・・・少なすぎるわ・・・泣く。片手でも足りるどころか、余る指の方が多いってどう言うことなのさ・・・こう言う時は、都会が羨ましい・・・。

・・・有料でもいいから、配信、やって下さらないかなぁ・・・。ぐすん。

 

はい。そんなこんなで『鬼滅の刃』、刀鍛冶の里編の放送は春アニメからと言うことで、もう少し先ですが、今から首を長くして楽しみにしていましょう!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!