去年の12月に開催されたアイドルマスターSideM、7thライブ横浜公演。
その2日間の公演の感想を、今頃、挙げています。
週末に開催される予定のアイマス5ブランド合同ライブに間に合っただけマシだと、誰か褒めて下さい、慰めて下さい・・・。
どうせ長くなるから前置きはここまで。
本題の感想です。本日はこちらのユニットから。
・神速一魂
・・・『タソガレドキ、Bluesy』と『ROUTE77』の2曲を披露してくれました。それぞれ雰囲気も、曲調も全く異なる楽曲だったわけですが、それ故、神速一魂のいろんな魅力を堪能できたなぁ、と大満足です。
ってかまぁ、あの、もうこれもいつものことなんですけど、かっこいい。とにかくかっこいい。『ザ・漢っ!』と声をかけたくなるような。漢気って言うんですか?もうそれがパフォーマンスを通じて、画面を飛び越えて、こちらにぶつかってくるようで、ただただ『かっこいい・・・』と見惚れていました。かっこいい。
神速一魂は、やっぱりライブ映えが半端ないユニットだよなぁ~。だからこそ、SideMを知らない方にも、まずは神速一魂のパフォーマンスを見て欲しい、と切に思う。
そしてまた、色気があるのがずっこいんだよ。これはやっぱり、それぞれのアイドルのCVを担当されている益山武明さんと深町寿成さんによるところが大きいと思うんですけど。こんな漢気に溢れていて、かっこよくて、その上、色気ダダ漏れの高校生がいてたまるか!
しっとりと聞かせてくれた『タソガレドキ、Bluesy』もさることながら『ROUTE77』のあの暴れっぷりと言うか。ダイナミックさすら感じさせるようなパフォーマンスなんて、いや、もう、ずるい。かっこよすぎ。
コロナの影響で距離を詰める演出がなかなか難しい。その中で2人組で、しかも距離を詰めるパフォーマンスが多かった神速一魂は苦労も多い、と言うような話が、確か6thのパッケージのオーコメでされていたように記憶しているのですが。
そんな中にあっても、今回のライブでは2人の変わらない、だけど信頼度が深まった分、あえて離れた距離感、それを意識した、思わせる演出もあったのが印象深いです。たとえば距離はある。だけど交わす視線でその距離をも超えて魅せている、みたいな。そうして互いににやっ、と笑い合うパフォーマンスなんて、もうかっこよすぎて『はう』ってなりました。朱雀としての、熱い熱い益山さんの歌声と、玄武としての、深町さんのすん、としたクールな歌声も、ぶつかり合った末にそれが重なり合った瞬間には、物理的な距離なんて消滅してるんですよねぇ~。
あぁかっこいい。そしてやっぱり熱い。
なのにやっぱり深町さんです。語り出すと長くなるから語らないけど、大体は深町さんのせいです。
深町さん、何者なんでしょうか?(哲学)
・・・『Rainy Memories』と『Change to chance』を披露してくれたのですが・・・いや、どのユニットもそうなんですよ。そうなんですけど、もうドラスタに関しては、歌声の安定感が半端ない。絶対的安定感って言うんですか?それしかない。歌が始まって、歌声の第一声が発せられた瞬間から、そこにはそのアイドルがいて、絶対的な安定感があって、それが崩れることもぶれることもないから、ただただ聞いていて、見ていて心地いいし、心奪われる。
あとですね。これももう再三、言ってることなんですけれど。仲村宗悟さん、内田雄馬さん、八代拓さんの、天道輝、桜庭薫、柏木翼としてのダンス。ここの個性の違いが、私は本当に大好きです。大好物です。王道を行くような、ナチュラルで、だけど抑えるところはしっかりと抑えている仲村さんの、輝としてのダンス。とにかく思いの丈をぶつけるような、激しさをも感じさせることがある内田さんの、桜庭先生としてのダンス。そしてとにかく長い手足を生かした、優雅さすら感じさせる、柔らかさが目を惹く八代さんの、翼としてのダンス。
歌声も、ダンスも、あるいは表情も。それぞれの個性が、本当に演じてていらっしゃるアイドルのそれそのままで、もう『はぁ~』と言う感嘆しか出てこないんですよ。
今回のライブは、ますますドラスタの進化であり深化。アイドルとしても、人としても成長し、円熟と言う言葉すら感じさせるくらいになっているドラスタの姿。変化。その歴史みたいなもの。それをものすっごい感じさせられました。
曲もそうだし、パフォーマンスもそう。そして中の人とアイドルを混同するな、と怒られそうですが、アイドル、曲の進化、深化に、仲村さん、内田さん、八代さんと言うお三方の役者としてのキャリア。それが重なっているのも、もはや奇跡だよな、とすら感じたのです。
『Change to chance』のまさしく『今』のSideMに相応しいとも言うべき楽曲。それを熱く、クールにパフォーマンスする姿もめちゃくちゃかっこよかった。『今』のSideMを象徴しているかのような、そして『今』の、『その地点』にまでたどり着いたドラスタだからこそ、歌える楽曲ですよねぇ。
そして『Rainy Memories』の時の、会場のPさんたちを見渡しながらのそれぞれのパフォーマンス、その表情が私は忘れられないのです・・・。
いやもうほんと。どなたかがおっしゃっていましたが、雨の中の公衆電話ボックスですよ。今の若い子に言っても、なにひとつ、通用しなさそうな例えだけど(汗)
三者三様の、しかしアイドルそのままの立ち居振る舞い、表情は、まさしくドラマや映画の一場面を見ているようでした・・・はぅ・・・。配信Pさんの中には『八代拓許さない』Pさんも多数、出現していらっしゃいましたが・・・わかるわわかる・・・八代さん・・・翼・・・許さない(天に召された)
まさに王道アイドルの、そしてSideMのセンターアイドルとしての貫禄すら見せつけてくれた。そんなドラスタのステージだったと思います。
・・・前半は『SEASON IN FIVE』を、そして後半パートでは『JOYFUL HEART MAKER』を披露して下さいました。
『JOYFUL HEART MAKER』の前は、大河タケルと牙崎漣のとんでもないソロ曲バトルが繰り広げられておりまして。で、このパフォーマンス、終了してからもPさんたちの拍手、鳴りやまなかったんですよ。なんですけど画面にハイジョ1人1人が映し出され、その話し合っている声も聞こえてきて。その流れ的に『え。まさか』と言う雰囲気が徐々にPさんたちの間に流れ出したのが感じられて。
そして曲のイントロが流れてきた瞬間の『まさかだよ!サブスク解禁なんて何の意味もない!未発表曲を出してきたよ!』と言う戸惑いと驚愕をよそに、トロッコに乗ったアイドル達が登場、と言うこの流れで、完全に場の空気、ステージの空気を自分たちのものにしてしまったのは、その色に染め上げてしまったのはお見事、さすがでした。
で、その『JOYFUL HEART MAKER』、いやぁ、新たなハイジョの魅力を感じさせてくれた楽曲でしたよね。ロックな青春と言うか。青春真っただ中にあるアイドルであるハイジョだからこその楽曲。『We Are JOKER!』とか『誰ひとり迷子になんてさせない』とかの歌詞も、もう最高にエモくて『楽しむことで皆を巻き込む。皆を引っ張っていく』と言うハイジョの、アイドルとしての所信表明みたいな楽曲だよなぁ、と。
サプライズもサプライズ。CDに至ってはまだ発売されていないわけですから(笑)
なのでライブではダンスなどの振り付けもなかったのですが・・・それでもめちゃくちゃかっこよかったこの楽曲。ならばここにダンスが付いた時には、どれだけかっこよくなっちゃうのかと、ただただ楽しみで仕方ありませんよね!そしてサビの部分では、ほんと、拳突き上げて声出したい!コールしたい!
『SEASON IN FIVE』は、セトリのせいで瀕死だったPさんたちを蘇生させてくれた感すらあります(笑)。雨に濡れ、永久凍土になった末のこの曲の温かさと言ったら・・・。久しぶりにハイジョ5人が揃ったこのライブでこの楽曲を、と言うのがまたにくいじゃないですか!
千葉翔也さん、永塚拓馬さん、渡辺紘さん、白井悠介さん、野上翔さん。それぞれがCVを担当されている秋山隼人、冬美旬、榊夏来、若里春名、伊勢谷四季。
移ろいゆく季節の、そのそれぞれの輝く魅力、個性。それを背負っているようなそれぞれのアイドルの個性と、彼らが過ごしている青春の煌めき。あるいは切なさのようなもの。それらを本当に、各声優さんが豊かな表現力で見せて下さっていて、いや、なんかもう『いいなぁ・・・いいなぁ・・・』と呟きまくりでした。
きっと私は、ハイジョのライブを見る度、ハイジョの皆と一緒に、私が送ってこなかった青春を体験しているんだと思う。
・S.E.M
・・・SideMと言うコンテンツにある『一生懸命の、輝く泥臭さ』。
それを真正面から今回のライブで、そのパフォーマンスで表現していたのがS.E.Mだと感じさせられました。
てなことで感想ラストは、2日目のライブ、お当番を務めたS.E.Mでございます。お当番と言うこともあって『Multiple Entertainment Show!』『Dance in the school!』『√EVOLUTION』の3曲を披露してくれました。
正直ね。もうほんと、それぞれのアイドルのCVを担当されている伊東健人さん、榎木淳弥さん、中島ヨシキさんへの負担がガチで、ガチで心配になるレベルの動きっぷり、ダンスで。アイドルとしても、割とSideMの中でも年長者が揃ってるユニットなのに・・・いちばん激しく動いてたやん・・・。
でもだからこそ、めちゃくちゃ伝わってきたのです。
ダサいのに、とんちきなのに、面白いことこの上ないのに、てんこ盛りすぎてもはや『インド映画』とコメントされるほどの盛り具合で(笑)大いに笑わせられるのに、それがかっこいい。そこに胸を熱くさせられる。
そこにあるS.E.Mと言うユニット、アイドルがいつも、いつも伝えてきたメッセージ、思い。元・教師と言う立場にあった人たちによるユニットだからこその『一生懸命の泥臭さ』その素晴らしさ、尊さ、愛おしさ。また、そうしないと見えてこない、感じられない景色や思いが必ずあるのだと言う、願いにも似た思い。
そして『君たちが君たちの目標、思いのために一生懸命の泥臭さを追いかけるなら、自分たちはどこまでもそれを応援する!』と言う熱い思い。
そうしたものがもう、がつんがつんと胸にぶつかってきて。
いやぁ、面白かったのにめちゃくちゃかっこよくて、大笑いしながらも目に涙が浮かんでくるくらいでした。
特に7thライブ、全ユニットパフォーマンスの最後を締めくくった『√EVOLUTION』は、その集大成のように思えて。
元々かっこいいS.E.M、アイドル3人、大人3人、元教師の3人の、一生懸命な泥臭さを一切、手を抜くことなくやり切ってきたからこその、楽しく一生懸命を見せ切ったからこその圧倒的なかっこよさ。説得力。存在感。それがもう、最後の最後にはなんのてらいもなくストレートに、自然に伝わってきた、そんなパフォーマンスだったなぁ。
『Multiple Entertainment Show!』もさることながら『Dance in the school!』の一切合切は、未だに瞼の裏に焼き付いていますことよ・・・。
他のユニットは普通にトロッコに乗せてもらえたのに・・・S.E.Mの時には『家庭訪問』って突っ込まれていたし(笑)。おまけにトロッコ、めちゃくちゃド派手に装飾されとったやん・・・ミラーボール、ぎらっぎらに輝いてたやん・・・あれもはや、ちょっとした見世物やで・・・。
なのにそんな中でも、熱く、真面目に顔でパフォーマンスしてくれた元先生たちの、本当にかっこいいことよ・・・なのに曲の最後のあの振り・・・何なの・・・。
だからS.E.Mはほんと、ずるいんだよ。面白いのに、その面白さがかっこいい。そしてそれが限界を超えた果てには、ストレートな、胸を打ち抜くようなかっこよさが待ち受けていると言う。ずっこいわ。こんなん、好きになるに決まってるやん。
何なん、S.E.M(笑)
元々、好きなユニットだったけれど、この横浜公演のパフォーマンス見て、ますます私は、S.E.Mが好きになりました!
伊東さん、中島さん、榎木さんの、それぞれ味のあるコメントも最高でした。何よりほんと、皆さん、お忙しいだろうに、あんな激しいダンス、ありがとうございました!あんな激しいダンスしながら、キャラクターとしての歌声でパフォーマンスされるって、もはや神業やないか!
はい。
そんなこんなで無事、アイドルマスターSideM、7thライブの横浜公演2日間の感想、お送りすることができました。
いやったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
正直、アップするタイミングが当初の予定よりかなり遅れに遅れてしまったと言う忸怩たる思いはあるのですが・・・それでも、冒頭にも書いた通り、週末開催予定の5ブランド合同ライブには間に合ったので、そこは本当に良かったの一言です。
てなことで・・・合同ライブ、配信、どうしようかなぁ~。
前にも書きましたが、ほんと、出演者が個人的に見事に両日に分かれていて『おっふ』と言う感じです。
おっふ。
SideMに関して言えば、語弊ある言い方かもしれませんが1日目、2日目、どっちでもいいんですよ。全ユニット好きだから。
SideM以外のブランドの出演者が・・・これ、本当に悩ましいんだよ。
2日目はとにかくシーズとスペシャルゲストのZWEIGLANZが個人的には強すぎる。なんだけど、でも1日目のTriad Primus、フォーリンシーサイド、ストロベリーポップムーン、放課後クライマックス、ストレスライトも見たい。とても見たい。765プロも2日目は釘宮理恵さんが参加されるし・・・ぐぬぬ・・・悩ましい。
あと公演時間も長いだろうから、配信買ってもあんまり回数、見られなさそうな気がするし。それを思うと潔くパッケージを買った方が、と言う気もするのですが。
3月にはSideMの朗読劇イベントもあるしなぁ~。
でもライブ、見たいしなぁ。
どうしよう、どうしよう。
あとあと。
この朗読劇で8thライブのアナウンス、されたりしないかぁ~。
うひひひひ。
あぁ、しかしアレですね。
なんかほんと、私がSideMを知り、本格的にハマっていったのが2017年の春ごろ。自業自得以外の何物でもないのですが、今のところ、人生で最もしんどい時期だったと言っても過言ではない頃でした。
なので本当にSideMの存在には元気をもらって、支えられた。あと『絶対にいつか、SideMのライブパッケージ、それを買うんだ!そのためにはお金がいる!だから最低限、働かなくては!』と言う気持ちにもされられた。
それを経ての今があるので、本当にただただ感謝しかないと言うか。
ライブを見る度、楽曲などに触れる度、その思いと共に楽しいの気持ちが溢れてくるのです。
ありがとうなのです。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!