調べるのにおよそ1時間を費やしました。
最初は正直『自分が好きでやってるからいいけど、なかなか大変だ』と言う思いしかなかったのですが、5分もしない内に『おっほ。これは楽しいぞ』とうきうきし始めて、振り返ってみたらあっという間の1時間でした。悦。
春アニメ『地獄楽』のヌルガイや『アイドルマスターシンデレラガールズU149』の結城晴などで、抜群の存在感を見せて下さっている若手声優の小市眞琴さん。
夏アニメでもその勢いが衰えることはなく『るろうに剣心』では明神弥彦を、『アンデッドガール・マーダーファルス』では馳井静句を演じられることも決定しており、どちらの作品も大好きな私はただただ楽しみなのですが。
小市さんと言えば圧倒的な少年ボイスが実に印象的な演者さんでございます。そのお声を武器に少年の心を宿しているような少女、女性を演じられると、その演技力も相まってもはや敵なし!と言った感があります。
そしてまたそうしたお声だからこそ、男性キャラクターの幼少期、少年時代も多く演じていらっしゃいます。
ってか良いですよね。男性キャラクターの幼少期、少年時代を別の声優さんが演じられるって、私、めちゃくちゃ好きです。
女性声優さんが演じられるのは勿論なんですけど、時には男性声優さんが演じられることもあって。そう言うの聞くと、なんかめちゃくちゃ胸がきゅんきゅんするのです。
ちなみに私の推し、細谷佳正さんの少年時代のCVに関しては『進撃の巨人』と『ドロヘドロ』の2作品で、共に榎木淳弥さんが演じていらっしゃって、これもなんもう胸がきゅんきゅんしました。ってかこのおふたりの演技の質感みたいなもの、似てるように感じるのは私だけでしょうか。
話を元に戻します。
そんな具合で男性キャラクターの幼少期をたくさん、担当されてきた小市さん。
そこで私は気になったのです。
『ふむ。ならば一体、小市さんがこれまで最も多く、幼少期時代を演じてこられたキャラクター、そのCVを担当されてきた男性声優さんはどなたになるのだろうか』と。
気になった。ならば調べてみようじゃないか。
そして記事にして盛り上がろうではないか!
そう言う経緯で完成したのがこの記事です。
てなことで調べてみました。
ウィキペディア、小市さんのアニメ出演作品一覧。そのキャラクターの中で『幼少期』『少年時代』とあるキャラクターのCVを、とりあえず全部、調べてみました。
調べ尽くしたつもりではあります。
が、もしかしたらもしかして抜け落ちている部分はあるかもしれません。そのような場合は『あぁ、この人、調べるの忘れてやんの』と生暖かい目で見守っていただければ幸いです。
あとウイキペディアの作品ページにて、そのキャラクター自体が紹介されていなかった場合。すなわちCVの方のお名前がなかった場合に関しては、ネットで検索をかけて調べております。その結果を私としては信じるよりほかないのですが、これももしかしたらもしかして間違いがあるかもしません。そのような場合もただただ生暖かい目で見守っていただければありがたいです。
そしてそのような間違いがあった場合に備えて、先に謝っておきます。
誠に申し訳ございませんでした(土下座)
ではでは。まずは小市さんが幼少期時代を務められたキャラクターと、その成長後のCVを担当されている声優さんのまとめ、どどん、と見ていきましょう!
・『レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~』アンディ
・・・CV桐本拓哉さん
・『七星のスバル』御門貴法・・・CV石川界人さん
・『カードファイト!! ヴァンガード』石田ナオキ・・・CV奈良徹さん
・『叛逆性ミリオンアーサー』ガイーラ・・・CV相馬康一さん
・『W’z【ウィズ】』岸和田凱・・・CV江口拓也さん
・『pet』ヒロキ・・・CV植田圭輔さん
・『モンスター娘のお医者さん』・・・CV土岐隼一さん
・『スケートリーディング☆スターズ』前島絢晴・・・CV内田雄馬さん
・『ホリミヤ』仙石翔・・・CV島﨑信長さん
・『さよなら私のクライマー』竹井薫・・・CV逢坂良太さん
・『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』丸末晴・・・CV松岡禎丞さん
・『転生したらスライムだった件』ベニマル・・・CV古川慎さん
・『TSUKIPURO THE ANIMATION2』篁圭人・・・CV中島ヨシキさん
・『NIGHT HEAD 2041』黒木ユウヤ・・・CV小野賢章さん
・『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』ルーグ・・・CV赤羽根健治さん
・『ヴァニタスの手記』ジャン=ジャック・・・CV濱野大輝さん
・『トモちゃんは女の子!』久保田淳一郎・・・CV石川界人さん
・『劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~』東谷准太
・・・CV小野友樹さん
はい!以上ですかね。先も書いた通り、もしかしたら見落とし、間違いがあるかもしれませんが、約1時間かけて調べて結果が以上でございます。
全部で27作品、27人のキャラクターでした。
さぁ、それでは。
果たして小市さんが幼少期を演じられたキャラクター。その成長後のCVを担当されている声優さんでいちばん多いのはどなたか。見てまいりましょう。
えー、そうですね。同数2票で3名の方がトップと言うことになるのか。
五十音順での紹介になります。まずは『七星のスバル』と『トモちゃんは女の子!』の石川界人さん。
それから『サンリオ男子』と『スケートリーディング☆スターズ』の内田雄馬さん。
ラストは『さよなら私のクライマー』と『はたらく魔王さま!!』の逢坂良太さん。
以上でございます。
ほっほー。以前は共に違う事務所に所属されていたけれど、現在は共にステイラックご所属なんですよね、小市さんと石川さん。だからどうしたって話なんですけど。
ってかこれ、石川さんと内田さんのCVが同票と言うのが、個人的にはめちゃくちゃ面白いです。いや、ずば抜けて多かったわけでなく、他の方たち1票、石川さんと内田さん2票なので、そんな票数に差があるわけではないんですけど。
石川さんと内田さんのお声、その声質みたいなものって似てません?
私は割とこのおふたりの声質、近いものがあると思っています。
色で言えば圧倒的な青、蒼。響きが硬くて頑なで、芯の部分に透明感があって、理知的、冷静、涼やかな印象がある。
そのうえで石川さんはインテリキャラ、がっちがちに真面目で時に融通が利かなくて、そのことに自分自身が縛められている節もある。そんなキャラクターを多く演じられている印象がある。
一方の内田さんは真面目で冷静な自分を隠すように、あえてツンツンしたような、あるいは粗暴な態度をとることが多い不器用で、そして熱い思いを秘めているようなキャラクターを演じられることが多い印象があります。
声質は似ている。そして一見すると似ているようなキャラクターを演じられることも多いんだけど、深く掘り下げていくとものすごく対になるような、正反対のキャラクターを演じられているのが、このおふたりではないかな、と。
そうか。
そんなおふたりがCVを務めていらっしゃるキャラクターの幼少期を、小市さん、演じていらっしゃるのか。
あー・・・でも、なんかわかる気がする。
『幼少期・声変わり前 CV小市さん』→『成長後・声変わり後 CV石川さん・CV内田さん』っての、めちゃくちゃわかる気がする。
『るろうに剣心』の新作アニメで小市さんが明神弥彦を演じられる、と発表された時。原作者、和月伸宏さんがコメントを寄せられていて。
それを調べに調べまくったんですけどどうしても出てこなかったので、もしかしたら盛大な勘違いをしているかもしれませんが(汗)
『小市さんの弥彦は、将来、いい男になる声』『東京府士族の品格の良さみたいなのが感じられた』と言うようなことをおっしゃっていたように記憶しているんですよ。
ほんと、間違ってたらほんと申し訳ないんですけど(土下座)
『品格の良さ』って言うのが、なんだろ。
すごいCV石川さんキャラやCV内田さんキャラの、その理知的でクールで。粗暴な部分もあったりするんだけど、何て言うのか、人間的には決して下劣ではない。自分自身を信じる、その心根の透明さ、強さ。そうしたものからくる品性の良さ、人間としての正しさみたいなもの。
そう言うものを感じさせるような気がして『成程・・・やはりCV小市さんの少年が成長したらCV石川さん、もしくはCV内田さんになるのは自然なことなんだ・・・』と1人、納得しておりました。
あとCV逢坂さんキャラも2票。これもわかるきがする。
演じ分けによって小市さんの少年ボイス。ほんと、キャラクターによっては『圧倒的王道主人公』、それを思わせるようなお声に感じる時、あるもんなぁ。
逢坂さんと言えば、勿論そればかりではありませんが、やはり主人公ボイス、主人公をたくさん演じていらっしゃることも多いですからね。
いや、でも先程も書きましたが、言うてこのお三方は2票ですからね。
ほとんど差はあってないようなものですよ。
全27名の男性声優さん。ずらりとお名前並べてみたら、実に声質もバラバラ、更に演じられているキャラクターもバラバラ(私が視聴したことのある作品に限った知識ですが)で、しかしこのバラバラなお声の声質の声優さん。
その方がCVを務めていらっしゃるキャラクターの幼少期を、小市さんおひとりが演じていらっしゃると言うのが、もう面白いし凄いの一言です。
ちなみに。
幼少期CVを調べている中、自然と小市さんがこれまで演じてこられたキャラクターも目に入ってきたのですが。
ごくごく当たり前のようにして『弟』とか『男児』とか。『少年』とかが並んでいるかと思えば、時折『母親』と言う文字も飛び込んできて、私は『!?』となりました。
面白いなぁ。これ、もう小市さんおひとりで一般的な核家族、全員、演じることができるんじゃないだろうか。ふふ。
これもまた声優だからこそ、の技、強みですよねぇ。
とは言え。
小市さん、少年ボイス以外のお声も実に素敵なんですよねぇ。
当たり前だけれど少女、女性キャラを演じられても、実にしっくりと来る。がらり、と少年ボイスの時とはまた違った一面を見せて下さる。
私としてはとにもかくにも冒頭にも書いた『アンデッドガール・マーダーファルス』のボイス入りPVを見た時に、戦うクールビューティーメイド、静句さんのお声に心底、驚かされたのですよ。
『これ、マジで小市さん!?』と。
なので夏アニメでは『るろうに剣心』で小市さんの少年ボイスを、そして『アンデッドガール・マーダーファルス』で凛とした女性ボイスを、その演技を楽しめるのが、今から本当に楽しみなのであります!
あとこの記事書いていて思ったのですが。
いつか田村睦心さんとか三瓶由布子さんと言った、幼少期CV担当されまくりの方のデータを今回のように調べてみても面白いだろうなぁ。
ただ調べる時間、1時間じゃ足りないだろうけれど。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!
追記・・・昨日『地獄楽』のアニメ最新話、見ました。典坐・・・泣く。小市さんのヌルガイの叫びも最高だったのですが・・・作画・・・。作画と小市さんの迫真の演技が釣り合ってなかったよ・・・そう悲しい思いを抱いたのは私だけでしょうか。
これが他の制作会社なら『致し方ない』と言う気もするのですが・・・MAPPAなだけに、なおのこと残念な思いが込み上げてくると言うか。
『地獄楽』どうもMAPPAらしからぬ作画の粗さ、崩れがあるような気がして、気になる。どうしたMAPPA!
てなことで誰か、結婚して初めての夜を迎えることになり、真っ赤な顔したヌルガイに押し倒されて『ダメっす、ダメっす!』とやはり真っ赤な顔して慌てふためく典坐をおさめたお話、書いて下さい。
以上、ただの願望でした。
こちらのインタビュー、内容がとても面白くかつ素敵だったので読まれてみて下さい。
典座とヌルガイの結婚式の場で、盛大にジョークをかまして場の空気を冷えさせる士遠先生も見てみたかったよね・・・泣く。