tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

厚生年金、どうされますか?~個人的に思う厚生年金のメリットとデメリット

うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!

今日で過密シフト、4勤4勤5勤4勤4勤も終了!

明日から連休。それ以降は、長くても3勤しかない!

やっはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

頑張った、私、頑張った!

 

はい。そんなこんなで本当は10月上旬に挙げる予定の話題だったのですが。

なんか秋アニメのこともあり、かつ、もう基本、働いているような日々だったので、すっかり存在を忘れていたストックに登場していただきます(笑)

 

過密シフトのラストを飾るにふさわしい、労働にまつわる世知辛い話題だよ!

 

10月になってから数々の品が値上がりしましたね。

店で品出ししてても『おー、この商品、こんなに高くなったかぁ』と思うことも増えました。世知辛いなぁ~。

 

更に10月からは、厚生年金への加入条件も変わりましたね。

なんでしょ。40過ぎた身になった思うのは、ほんと、こう言う生きていき上で必要な経済的な知識、社会保障の知識と言うのは、絶対、義務教育で教えておくべきだ、と言うことです。ほんとに。

 

てなことで厚生年金です。厚生年金とはざっくり言うと、年金の1つです。20歳になったらほぼほぼ問答無用に自然に加入させられている(笑)国民年金とは異なり、厚生年金に加入するためにはいくつかの条件があります。

その条件が今年の10月からは変わった、と言うわけです。どう変わったのか、私が文章で書くとめちゃくちゃ長くなる自信があるので、詳細は以下を見て下さい。

https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2021/0219.html

 

今回、その条件が大幅に変わったのは短時間労働に該当する方です。フルタイム以外のパートさんやアルバイトさんですね。

1週の労働時間が20時間以上、そして月額報酬が8万8千円以上の方であれば、よほど従業員人数の少ない事業所で働いていると言う状態でない限り、加入できるようになったと言うわけです。

ちなみに2024年からはこの事業所規模と言うのが、更に縮小されます。50名だったかな?それを超える事業所に勤めている方で、先の条件を満たしている方であれば、パートであってもアルバイトであっても、社会保険加入対象になります。

 

さて。これを受けて、実際、パートやアルバイトで働いていらっしゃる方はどうされるのでしょうか?

私の店はですね。そもそもとして、フルタイムでのパートさん以外のパートさんの多くが『常時、フルタイムではない。だけど時々、フルタイムも入る』と言う働き方をされていらっしゃいます。

つまり、厚生年金をはじめとする社会保険に加入できる働き方をされていると言うわけです。そのため今回のこの変化で大きな混乱は起きていません。

 

が、ネットなどで今回の変化に対する意見を見てみると、やはり人によっては相当、悩まれている方もいらっしゃるようですね。

そりゃそうだよなぁ~。

 

厚生年金に加入することの、私が思うメリットとしては、次のことが挙げられます。

・将来的に受け取れる年金が増える(らしい)

・様々な保障を受けることができる

 

厚生年金は、その保険料は事業所、勤めている会社と折半です。ですが『国民年金+厚生年金』と言う扱いです。そのうえ、将来的に受け取ることができる年金は、国民年金分に厚生年金分が加算され多くなります。これは国民年金に加入しているより、ずっと大きなメリットだと言えますね。

また厚生年金に加入すると言うことは、自動的に健康保険にも加入すると言うことです。なのでそのことにより、病気やケガなどによって働けなくなった場合の補償が受けられたり、出産や育児に際しての補償が受けられるようになると言うのもメリットのひとつです。

 

ですが一方でデメリットもある、と私は思います。それが以下の点です。

・手取りは減る

・加算分は、特に給与が低ければわずかである

・本当に加算されるのか、疑わしい

 

はい。まずひとつめですが、厚生年金に加入すれば、自動的に健康保険、更に40歳以上の方であれば介護保険雇用保険にも加入することになります。

(ただし雇用保険単体に関しては、厚生年金保険以上に加入条件は緩いので、厚生年金に加入されていない方でも雇用保険は支払っていると言う方は多いと思います)

そしてそれらの保険料が、毎月、まとめて給料から引かれます。なので当然、手取りとしては減ります。

私の場合で言えば先月に振り込まれた給料は、元々は17万4800円でした。しかしそこから一切合切の保険と税金を引かれた結果、手取りとしては13万9676円にまで減っていました。ざっと3万5千円ばかし、諸々で差し引かれていたと言うわけです。おっふ。

ちょろっと調べてみたところ。月収10万円の方が厚生年金に、すなわち社会保険に加入した場合、諸々で大体1万5千円、引かれるらしいです。なので手取りとしては10万円が8万5千円にまで減るわけですね。

うーん・・・これは痛い。冒頭にも書きましたが、何もかもが値上がりしている現状、これは痛い・・・いくら将来のためとは言え厳しいものがあるなぁ。

 

『手取りは確かに減る!でも将来的にもらえる年金は増えるんだからいいじゃない!』と思いたいところですが。

この加算分が微々たる金額であると言うのも、私としてはデメリットだと思います。

正社員などである程度、まとまった金額のお給料が発生している。そう言う方であれば、当然、支払う厚生年金保険料の額も高くなるので必然、加算分も多くなります。

しかし私のような手取り月収12万~15万のラインを低空飛行している人間の場合、いい加減な計算ではありますが計算してみたところ、現状で将来的に加算される厚生年金額は年で2000円ちょっとだったように記憶しています。

月じゃないよ、年で2000円ちょっとだよ(白目)

ただし結婚されて配偶者がいらっしゃる方だと、この辺りは変わってくるはずなので、その辺りは調べてみて下さい(丸投げ)

 

そして何より、本当に加算されるのか疑わしくて仕方ない、そもそも年金制度が制度として維持できるのか、まったくもって信頼できないところがデメリットだと思います。

勿論、今すぐどうのこうの、と言うのはないと思います。

が、年金制度が『現役世代が年金受給世代を支える』と言う体制で成立している制度である以上、もはや絶望的なまでに少子高齢化が続いてきてしまっている、そして現在もそれは続いている、この先もそれが解消される望みは薄そうである日本において、これは制度としては成立不可能だろう、と思うのが自然な考え方ではないでしょうか?

 

最近、国民年金支給額を確保するため、厚生年金の保険料に不足分を穴埋めしてもらう、そう言う案が政府内で出ているみたいなニュースをネット上で目にしました。

もはやそこまでしないとどうにもならない危ういところまで来ているんだなぁ、とぼんやり思ったものですが(他人事(汗))

とにもかくにも年金制度が本当に制度として維持できるのかどうか。それに関しては本当に疑わしいところであり、厚生年金に加入しておいた方が良さそうなのは確かである。だけどそれが本当に『良かった!』と言う未来に繋がるかどうかは、残念ながら怪しいと言うのは、個人的にはあると思います。

 

とか言いつつ、でも結局は、漠然とした不安に駆られて、私は仕事選びする時も『厚生年金に加入させてくれるところが良いよなぁ』と思っているのですが。はは。

 

なんでしょう。結局のところ、ある頃から盛んに言われてきていた年金制度に対しての不安や不満が解消されていれば、今ほど大きなものになっていなければ、今回の条件緩和に際しても皆さん『わっ、それは嬉しいわ』『ウエルカムよ!』と言う具合になっていたと思うんです。

まぁ、保険料の負担が増える事業所の都合、思惑は知らんけど(知らんのかい)

だけどそれが一向に解消されないまま来ちゃったもんだから、今回の変更に際しても『えー、どうしようなぁ』と迷われる方が多いんじゃないかなぁ。ねー。

 

あと結局、長いこと保険料を支払い続けなければあんまり意味がない、と言う点も、個人的には『うーん』と言うか。

allabout.co.jp

こちらの記事を読んでいただくとわかりやすいかと思うんですが。

38年間、年収200万円の方の、ずーっと、一度たりとも厚生年金加入歴が途切れなかった場合ですら、厚生年金で加入される額と言うのは、この記事が書かれた時点で年間約43万円なのです。

でも今のこの世の中、働き方や人生に対しての歩み方においていろんな選択肢があって、それを選ぶことができる社会にあって『ずーっと、一度も厚生年金加入歴が途絶えさせない』と言うのは、なかなか酷なことではないかなぁ、と。

 

あるいは働きたくても、日本の社会情勢、景気的に、あるいは個人の諸事情によって、正規社員として働くことが叶わなかった。厚生年金に加入することも難しいまま、年齢を重ねてしまったと言う方も、決して少なくはないことでしょう。

そう言うことを考えると『ひと月たりとも厚生年金に加入しなかった時期がない!』と言う状況は、こー、時代に即していない面もあるのではないかな、とも思うのです。

 

いや、勿論、そうは言ってもそれを実現されていらっしゃる方もおられるわけで、そう言う方に対しては、個人的にはただただ頭が下がるような、尊敬の思いしかありません。それはそれで本当に素晴らしい、凄いことだと思います。

 

ただもう少し、こー、厚生年金に限らず、社会保障全体が柔軟に、時代や社会の変化に合わせたものになってもいいのではないかなぁ。

 

ってか・・・凄くね?

38年間、厚生年金を支払い続けても、加算される額は年間43万円なんですよ?

保険料は月15000円以上、徴収されているのに。年間で言えば厚生年金の保険料だけで20万以上、支払っているのに。

年収が高い方は、もっと徴収されていることでしょう。

でもその結果・・・年収200万の方の場合で、38年も納めても・・・年間40万ちょいしか増えないとか。

ま、でも年金に関しては、終身的に受けることができるので、そこはメリットではありますね。うん。

 

はい。てなことで、なかなか判断は難しいところだとは思います。

私がもし主婦でパートとして働いていたとしたら・・・今回の変更にどんなふうに対応していたかなぁ・・・。

 

現状、時々フルタイム入られる主婦の方の声を聞いていると、やっぱり家事とフルタイム勤務って、しんどいとのことで。

あと旦那さんのご両親と同居されている方だと、『そんな家計には困ってないのに、家のこともほったらかしにして、どうして働きに行くの!』と小言を漏らされることもあるようで。すごく気を遣うとのことで。

えー・・・それは・・・えー・・・えー・・・えー・・・(絶句)

 

何はともあれこの辺りのお金の話は、ほんと制度としてややこしいし、あちらを立てればこちらが立たず的な面もあるので、何とも悩ましいところですね。

 

はい。そんなこんなでそんなこんな。

ではでは。本日の記事はここまでです。読んで下さりありがとうございました!