tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2022年夏アニメ~大体1話感想 その2

はい。てなことで読書感想文と『このミステリーがすごい!』の振り返り記事をお送りした2日間でしたが、本日は夏アニメ、大体1話感想の記事をお送りいたします。

どうなんだろ。それこそ大体、1話の放送は終わった感じなのかな。

あぁ『最近雇ったメイドが怪しい』は7月末なのか。なんだ、この放送枠の夏アニメは遅いのが定期なのかな。『ジャヒー様はくじけない』もそうだったような気が。

まぁ、あの、ぼちぼちと感想記事、お送りしていこうと思います。

 

ではでは。本日はこちらの作品の感想からどうぞ。

・『異世界おじさん』

・・・OP(笑)。前島麻由さんのめちゃくちゃかっこいい楽曲、歌声に合わせて流れる映像の、溢れんばかりのレトロゲーム感。そしてあらゆるゲームを彷彿とさせるネタの数々・・・極めつけはおじさん、踊ってるじゃないか!笑うしかないわ!笑ったわ!

 

はい。てなことで『なんだこの作品・・・っ!』と言うのが正直な感想です。初っ端、17年、眠り続けていたおじさんが目覚めて、わけのわからないことを口走った時の、たかふみの絶望感たるや(笑)。それに対して、慣れてるんでしょうね。笑顔でかるーくあしらう看護師さんの対応には、思わず笑っちゃいましたよ。おじさんの処遇を巡って云々と言うところも、もうめちゃくちゃ生々しくて胸が塞がれるような思いがしていたのに・・・そのおじさんを利用して、広告収入を得るんかい!

 

その後もおじさんとたかふみの会話がだらだらと続くんですが・・・これ、このテンポ、すっごい独特ですよね。すっごい独特。なんだろ。2人の間に漂っている、ある種の倦んだような空気、その気だるさとかじっとりとした重さとか、そう言うのが伝わってくるようなテンポでありながら、でも決して重くなりすぎていない。ギリギリのところで、おじさんの心弾む様子とか、たかふみの興奮している様とかがテンポをさらり、と軽くしている。

すっごい独特。このテンポ感と言うか、この作り方は凄い、と個人的には思わされた1話でございました。これは癖になるわ~。

ってかそもそももう、おじさんが子安武人さん、そしてたかふみが福山潤さんと言うだけで面白い。2人の演技が、もう面白い。

そしておじさんの冒険譚よ・・・重いわ・・・重いけど、あのエルフちゃんは間違いなく、ツンのデレちゃんですね。CVは戸松遥さん。可愛すぎ。

 

はい。てなことで、どうなんだろ。2話以降もこの独特のテンポが続くのか。個人的には続いてほしい。そしていろんなキャラクターも登場するようなので、彼ら、彼女らがおじさんとどう絡んでいくのか。

絶望と希望の合間をたゆたうような、そんなおじさんの生き様が何とも癖になりつつ、身につまされるような感じ、『明日はどっちだ!?』的なハラハラ感もあり。いやいや、これは楽しみだ。

 

・『よふかしのうた』

・・・放送後のツイッターなどで知ってはいたけど。1話のED、最高でした。『来るぞ。来るぞ・・・』と言うドキドキ感からのCreepy Nutsさんの『よふかしのうた』が流れてきた瞬間、『来たあぁぁっ!』とそのドキドキが爆発したような感覚、そしてぶわっ、と全身にいい意味での鳥肌が立ちました。鮮烈、そんな言葉を光景として目の当たりにしたような。素晴らしかった。

ってかあのシーン、私は本気でコウになりたいと思っていました(笑)。あんなふうに夜を、夜の世界を浮遊したい。マジでコウが羨ましかった!ずるい!

 

はい。と言うわけで、いや、これはもうどうなんだ。期待以上の、素晴らしいクオリティでしたよね。1話なのでどの作品も力の入れ具合は半端ないのですが、それでもそれが群を抜いていた、そしてちゃんと面白かった、そんな1話だったと思いました。

まず夜の描写の美しいこと。夜のはずなのに、鮮やかでだけど幻想的な、様々な色遣いがとにかく美しく、またそれがコウの心理状態を表しているようでもあって。あるいは『よふかし』と言う言葉から来る、ある種の背徳感とか高揚、そうしたものを表現しているようにも思えて。

それからコウも、ナズナも可愛らしいこと!14歳、そりゃわかんないよね。わかんないし、わかっていたとしても、それを言葉にするの難しいよね。その繊細で瑞々しい感情を持つコウを、佐藤元さんは実に等身大に演じていらっしゃったように感じました。

そしてナズナよ・・・ちょろいぞ、この吸血鬼。可愛いぞ。そしてその服装はそれ、大事な部分、見えちゃうのじゃないのか。見せてるのか、どうなんだ!雨宮天さんの演技の、まぁ素晴らしいこと。時に艶っぽく、時に大胆。そうかと思えば時に純情で、時にめちゃくちゃ不器用で、でもばすっ、と言葉を言い切る時の、あのかっこよさったら。これはもう、雨宮さんの代表キャラクターになるな。なる、うん、なる(ひとり納得)。

そんな2人の繰り広げるやり取りの、まぁ、おかしいこと。そしてそのおかしさの中に、すっ、と忍び込んでくるような切なさが胸を締め付けること。そのあたりのバランスも、もう最高でした。

 

さぁ、これは今後への期待がますます高まったぞ。今日に満足できない人間たちの、自分を解き放つよふかしのうた。そして1人の少年の、初めての恋を描くよふかしのうた。うーん、先が楽しみだ!

 

・『それでも歩は寄せてくる』

・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああぁ!

可愛い。萌え死ぬ。キュンキュンする。なんならギュンギュンする。悶える。にやけちゃう。アマゾンプライムで視聴したんですけど、見終わった後、PC画面に映っている、気持ち悪いおばさんのにやけた顔に一気に現実に引き戻されたわい!

そう言う種の作品です。両片思いの思春期の少年少女が、無自覚にいちゃいちゃしているのが好きな方は、それを見て『羨ましいなぁ』と言う感情通り越して、もはや悦に浸って、ただただにやにやするしかない、そんな方は是非とも見て下さい。可愛さの過剰摂取、にやにやの波及攻撃、今年の夏もああ、幸せ(どーん)

 

・・・ってかそうか。両片思いってわけではないのか。少なくとも今作品に関しては、うるしちゃんが歩のことを好きなのかどうかは明言されていないっぽい?ですよね。そうかそうか・・・ってうるさいわ!こんなもん両片思いに決まってるだろ!(暴論)

 

てなことで、ほんとにね。私たちは一体、何を見せられていたのでしょうか?(笑)

こんなの、ただの高校生カップルのいちゃいちゃを見せつけられているだけの作品なんですよ!こんちくしょうめ!なのにたまらん!萌える、悶える、にやけちゃう!可愛いわ、もううるしちゃんも歩も、どっちも可愛い。

果敢に攻めていくも返り討ちにあったり、自爆しちゃってるうるしちゃんも、負け戦を重ねた末に(言い方(笑)結局、歩を喜ばせるような態度に出ちゃう、素直になれないツンデレなうるしちゃんも、ただただ可愛い。尊い

そして歩よ。貴様、作中でも突っ込まれていたけれど、もはやストーカーやぞ(笑)。純情でポーカーフェイス。おまけになかなかのイケメンって、これ、めちゃくちゃタチ悪いじゃんか!でも毎日、家に帰ってから、うるしちゃんの言葉とか表情とか思い出して、こっそりにやけてそう。思春期の男の子だもんね、うふふ、可愛い。尊い

いや、でもなんだ。1話のラスト。相合傘して帰る2人の姿とか、ほんと、何と言うか『二度と私が送ることのできない時間』みたいなものを感じて、そう言うのは山本崇一朗さんの青春ラブコメっぽいなぁ、と感じました。

良いな、良いな、青春っていいな。甘酸っぱいわ・・・。

 

そして中村カンナさんと阿座上洋平さんの、アニメでのかんなちゃん、歩もめちゃくちゃ良かったですよね!

てなことで、今年の夏のラブコメは今作で決まりだな。毎話、毎話、にやにやしよう。

 

・『ブッチギレ!』

・・・新撰組を題材にした作品は数あれど、ここまでごった煮の作品も珍しいのではなかろうか。しかし!少なくとも1話に関しては、私はめちゃくちゃ楽しかったです!面白かったとか、そう言う理屈抜き、そう言う理屈を考えさせない、感じさせないくらいに、ただただ勢いと熱量に溢れていて、見ていてとにかく楽しかった!

 

いやなんだ。近藤勇土方歳三沖田総司新撰組を良く知らない方でも名前くらいは聞いたことがあるであろう、この3人。この3人は勿論なんだけど、それ以外の隊士、山南敬助原田左之助斎藤一永倉新八、この4人のキャラクターの濃さが、もう最高。そしてそれぞれを演じられている声優さんの演技、もはや怪演と言っても差し支えないようなそれも最高。もうこれだけでもめちゃくちゃ楽しい。

『イケメンの若い男性』『細マッチョの引き締まった体形』と言う、これまでの作品で多く描かれてきた新撰組の隊員、それを裏切ってくれたのが、最高に最高。

私の好きな原田左之助が、まさかあんな暴食のおデブちゃんになろうとは!ってか落合福嗣さんの演技、ほーんと良い。

そして近藤勇の替え玉、主人公、一番星を演じる佐藤元さんの演技は、いやいやまぁまぁ。『よふかしのうた』のコウで初めて佐藤さんの演技に触れたと言う方は、このあまりの演技の差に度肝抜かれるんじゃなかろうか。いいわぁ、最高だわ。『ら』行の巻き舌とか、喉がちぎれんばかりの叫びとか、滲み出る単純でバカだけど熱くていい奴感とか、もう最高。にまにましちゃう。

それに対する土方歳三の替え玉、朔夜役の土岐隼一さんの、クールで理知的、だけど内に秘めた静かな狂気が時折、顔を出すと言った感じのお声も演技も最高。沖田総司の替え玉、白役の上坂すみれさんも、どこか少年っぽさのある凛々しいお声が、沖田総司のイメージにぴったり。

そしてアクションシーンですよ。なんだこれ、めちゃくちゃ動いてるじゃんか!なんか作画と言うか、色?が和紙を背景にした感じがあって、それがアクションシーンの激しさとか、この作品の埃っぽさとか土っぽさ、そこから来る生命力の力強さみたいなものにぴったりなのも、1話でひしひしと感じました。

 

荒唐無稽をまさしく絵に描いたような、そんな作品だと思います。それ故、とにかく『考えるな!感じろ!』を地で行く、ただただ勢いに任せて楽しめる、そんな作品だと思ったし、以降もそれが続くことを期待したい作品です。

それぞれの隊士、そして新撰組の末路は、既に歴史として動かざるものになっており、多くの方が知るところです。果たして本作品では、替え玉隊士たちの、替え玉新選組の末路はどのように描かれるのか。歴史に翻弄された新撰組の悲壮さ、無念さ、そうしたものが描かれるのかどうかも、個人的には気になります。

 

あ。あと。

CV八代拓さん(こちらも本当に良い演技だったわぁ~)の羅生丸ってこれ、どう考えても一番星の弟だよね?体の成長に合わせて、ストール?も長く成長してたもんね!

ね!

 

はい。てなことで本日は4作品の感想をお送りいたしました。

うーん、佐藤元さん祭り。

ってかほんと、マジで『よふかしのうた』のEDのシーンが好きすぎるのと、コウが羨ましすぎて、何回も見返して、見返している内に羨ましさのあまり涙が出てきた・・・。

私も、お空、飛びたい。

可愛いお姉さん吸血鬼にお姫様抱っこされて、夜空を飛翔したい・・・。

うぅ・・・。

 

アニメ大体1話感想はもう少し、続く予定です。

よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!